JPH0354629A - 文書レイアウト編集処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明はミクストモード端末装置特有のレイアウト構造
を有する文書のレイアウトオブジェクト編集処理方法に
関するもので、レイアウトオブジェクトの、該レイアウ
トオブジェクトが属する上位のレイアウトオブジェクト
におけるそろえ機能を持たせ、編集処理の効率化を図ろ
うとするものである． （ロ）　従来の技術 従来、公衆回線を使用したドキュメント通信にはキャラ
クタを扱うテレテックスと、イメージを扱うファクシミ
リとがある。これとは別に、キャラクタとイメージとを
同時に処理することができ１ るミクストモード通信（昭和６０年郵政省念示第１９８
号）がある． このミクストモード通信においては、文書をブロックに
分割し、最小単位のブロック、ブロック若しくはフレー
ムからなるフレーム、ブロック若しくはフレームからな
るページ、ページ若しくはページセットからなるページ
セット、ページ若しくはベージセットからなる文書とい
ったレイアウト構造をとってひとまとまりの文書を構成
するようにしているので、キャラクタ情報とイメージ情
報が効率的に扱える。これらのブロック、フレーム、ペ
ージ、ページセット、文書をレイアウトオブジェクトと
いう。

ミクストモード文書を扱う端末装置はキャラクタ文書を
作戒、編集することができるように構成されていて、い
わゆる「ワープロ機能」を有している． （ハ）発明が解決しようとする課題 上記告示に従うミクストモード文書はレイアウトオブジ
ェクトと呼ばれる情報により文書の楕遣を例えば第２図
のようにツリー構造として構成している． 従来のワープロには，このミクストモード文書における
ようなフレーム及びブロックの矩形領域の概念はなく、
物理的なページの矩形領域内に文書を作成しているのが
一般的である．このような文書の場合、センタリング、
右寄せ、左寄せ機能は、インデントなどの機能を用いな
ければ、その物理的なページのセンター、右端、左端に
行単位で移動させる． 一方、ミクストモード文書においてはこの従来のワープ
ロにおける上記各機能は文字ブロック内の行単位でのセ
ンタリング、右寄せ、左寄せ機能となる．矩形領域を有
するフレーム或いはブロック単位でそれらの機能が必要
である．また異なる文字ブロックにおいてたとえ行ピッ
チ、文字ピッチなどの属性が等しくてもブロックの位置
がずれていれば、それぞれのブロックの行、又は文字の
進行にずれを生じるという問題点がある。

（二）　課題を解決するための手段 本発明は上記告示に示されているようなレイアウト構造
を持つ文書を編集処理する装置に利用され、操作者（編
集者）が文書のレイアウト編集を容易に行うことができ
る文書レイアウトｍ集処理方法を提供しようとするもの
であり、イメージ情報とキャラクタ情報をレイアウト情
報によって管理するミクストモード端末装置の文書レイ
ア９ト編集処理方法において、矩形領域を有するレイア
ウトオブジェクトの、該レイアウトオブジェクトの上位
オブジェクトの矩形領域内でのそろえ機能を有すること
を特徴とするものである。このそろえ機能は、上位オブ
ジェクトの矩形領域内で、該上位オブジェクトに属する
直ぐ下位のレイアウトオブジェクトであってそろえ対象
となるレイアウトオブジェクトがセンタリング、右寄せ
、左寄せ，指定位置への移動等を実行することをいう。

（ホ）作用 本発明では、上位オブジェクトの矩形領域内において、
該上位オブジェクトの直ぐ下位のそろえ対象のレイアウ
トオブジェクトを，オブジェクト蛍位でセンタリング等
のそろえ処理を行うことができるので，編集操作の効率
化がはがれる。

（へ）実施例 第１図は本発明に係る文書レイアウト編集処理方法を実
行するミクストモード端末装置の概略構成図である． （１）はスクリーンを有するＣＲＴなどの表示手段、（
２）はこの表示手段の表示制御を行う表示制御回路、（
３）は表示手段上への表示データが格納されるＶＲＡＭ
などのメモリ、（４）はイメージ情報の入力手段として
のイメージスキャナ、（５）はキャラクタの入力や編集
指示などの入力手段としてのキーボードで、このイメー
ジスキャナ（４）とキーボード（５）はインターフェー
ス（６）を介して制御回路（７）に接続されている。（
８）は出力手段の１つであるプリンタ、（９）は公衆回
線等の回線と接続される通信回路、（１０）は装置全体
の制御を司る制御回路（７）のシステムプログラムが格
納されているシステムメモリ、（ＩＩ）は編集した又は
受信したレイアウト構造の文書が格納されている文書メ
モリである。

第２図はミクストモード文書で作戒した場合のツリー構
造の１例を示し、図中の、Ｂｕｎは文書、Ｐはページ、
Ｂ，、Ｂ２、Ｂ３はブロック、Ｕ１、Ｕ２、Ｕ，はテキ
ストユニットである。ベージＰは３つのブロックＢ１、
Ｂ２、Ｂ，を下位オブジェクトとして持ち、ブロックＢ
，はタイトルを格納し、ブロックＢ２、Ｂ，は内容を格
納する文字ブロックである。

第３図は第２図の構造の文書の、編集前のスクリーン上
でのレイアウト例を示し、第４図は第２図の構造の文書
の、編集後のスクリーン上でのレイアウト例を示してい
る。

第４図では、第３図の表示例に比べて、タイトルブロッ
クＢ，をセンタリングし、更に、ブロックＢ２とＢ！の
先頭行を揃えるという編集を行っている． 第５図はレイアウトオブジェクトのセンタリング、右寄
せ、左寄せなどを実行する処理手順を示したフローチャ
ートである。この処理は、センタリング、右寄せ、左寄
せを選択指示するキー操作をすることによって起動され
る。そして、編集対象であるブロック図８１をマウスな
どで指定する．これにより、対象ブロックＢ１の上位オ
ブジェクト（親）であるベージＰを検索し、その大きさ
とブロックＢ１の大きさからブロックＢ１の新たな位置
を計算し、その位置へのブロックＢ，の移動処理を実行
する。即ち、キー操作でセンタリングを指定したとき、
ブロックＢ，はベージＰの矩形領域（実施例ではスクリ
ーンサイズ）のセンターにブロック単位で移動される。

キー操作が右寄せ或いは左寄せを選択すると、それに応
じてブロックＢ，はスクリーンの右端或いは左端にブロ
ック単位で移動される． 第６図は１つの上位オブジェクト内の直ぐ下位のレイア
ウトオブジェクトの位置そろえを実行する処理手順を示
したフローチャートである。この処理は、上揃え、下揃
え、左揃え、右揃えなどを選択指示するキー操作をする
ことによって起動される．第３図において、文章内容を
格納するブロックＢ２とＢ，の位置がそれらの上位のオ
ブジェクトであるベージＰの矩形領域（スクリーンサイ
ズ〉内で上下にずれているため、行並びがブロックＢ２
，Ｂ）でずれている。これらのブロックＢ２，Ｂ，の上
揃えを行うために、オブジェクト上揃えキーを選択し操
作する。これにより、第６図に示す処理手順が起動され
る。先ず、績集者はスクリーンを見て、揃え位置（例え
ば第３図に示す点Ａ）をマウスなどで指定する．次に、
揃える対象となるレイアウトオブジェクト（例えばブロ
ックＢ２）を指定する。この対象オブジェクトが移動で
きる領域はそのオブジェクトの上位オブジェクトの矩形
領域に限られる。従って、その揃え位置《点Ａ〉が上位
オブジェクトの矩形領域内に存在するか否かを調べ、存
在すれば上揃え処理を実行する。この結果ブロックＢ２
は第３図の位置から第４図の位置に、即ちブロックＢ２
の上縁が点Ａを含むラインと一致するように変位する．
更に、上揃えしたいオブジェクトがあれば、そのオブジ
ェクトを対象オブジェクトとして指定する．実施例では
ブロックＢ，が更に対象オブジェクトとして指定される
。揃え位置《点Ａ》がブロックＢ３の上位オブジェクト
の矩形領域内に存在するので、このブロックＢ，に対す
る上揃え処理が実行される。その結果、ブロックＢ，は
第３図の位置から第４図の位置に、即ちブロンクＢｉの
上縁が点Ａを含むラインに一致するように変位される。

そして、ブロックＢ２とＢ，は第４図に示すように各ブ
ロックの上縁がーライン上に並ぶように編集される． （ト）発明の効果 本発明は矩形領域を有するレイアウトオブジェクトを、
そのレイアウトオブジェクトの上位オブジェクトの矩形
領域内で、オブジェクト単位で、移動させることができ
るので、即ちセンタリング、右寄せ、左寄せの揃え機能
や、上位オブジェクトの矩形領域内の任意位置に対する
、上、下、右、左揃え機能を有しているので、レイアウ
ト編集処理の操作性を向上させ、効率的かつ精密に編集
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１は本発明に係る文書レイアウト編集処理方法を実行
するミクストモード端末装置の概略楕戒図である．第２
図はミクストモード文書のツリー構造図である．第３図
と第４図は第２図の文書の編集前と編集後のスクリーン
上のレイアウト図である。第５図はレイアウトオブジェ
クトのセンタリング、右寄せ、左寄せなどを実行する処
理手順を示したフローチャート図、第６図はレイアウト
オブジェクトの位置揃えを実行する処理手順を示したフ
ローチャート図である。 （１）・・・表示手段、（２）・・・表示制御回路、（
４）・・イメージスキャナ、（５）・・・キーボード、
（７）・・・制御回路、（１０）・・・システムメモリ
、（１１）・・・文書メモリ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、イメージ情報とキャラクタ情報をレイアウト情報に
   よって管理するミクストモード端末装置の文書レイアウ
   ト編集処理方法において、矩形領域を有するレイアウト
   オブジェクトの、該レイアウトオブジェクトの上位オブ
   ジェクトの矩形領域内でのそろえ機能を有することを特
   徴とする文書レイアウト編集処理方法。 ２、イメージ情報とキャラクタ情報をレイアウト情報に
   よって管理するミクストモード端末装置の文書レイアウ
   ト編集処理方法において、スクリーン上に表示されてい
   るレイアウトオブジェクトであつてそろえの対象となる
   レイアウトオブジェクトを指定するステップと、この対
   象オブジェクトの親（上位のオブジェクト）を検索する
   ステップと、対象オブジェクトのセンタリング、右寄せ
   、或いは左寄せというそろえ機能の１つを指定する機能
   指定ステップと、親の領域と対象オブジェクトの領域か
   ら新たな位置の計算をしその計算結果に基づき前記機能
   指定に従がう処理を実行するステップとを有する文書レ
   イアウト編集処理方法。 ３、イメージ情報と、キャラクタ情報をレイアウト情報
   によって管理するミクストモード端末装置の文書レイア
   ウト編集処理方法において、スクリーン上に表示されて
   いるレイアウトオブジェクトであってそろえの対象とな
   るレイアウトオブジェクトを指定するステップと、この
   対象オブジェクトのそろえ位置を指定するステップと、
   前記対象オブジェクトの親（上位のオブジェクト）を検
   索するステップと、前記対象オブジェクトの前記指定位
   置におけるそろえ内容（上、下、左、右揃えのいずれか
   ）を選択するステップと、前記対象オブジェクトが前記
   親の矩形領域内にあるとき選択されたそろえ内容に従が
   う処理を実行するステップとを有することを特徴とする
   文書レイアウト編集処理方法。