JPH0354501Y2 - - Google Patents

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JPH0354501Y2
JPH0354501Y2 JP15190686U JP15190686U JPH0354501Y2 JP H0354501 Y2 JPH0354501 Y2 JP H0354501Y2 JP 15190686 U JP15190686 U JP 15190686U JP 15190686 U JP15190686 U JP 15190686U JP H0354501 Y2 JPH0354501 Y2 JP H0354501Y2
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JP
Japan
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gutter support
board
gutter
substrate
main body
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JP15190686U
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JPS6358124U (ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、這樋を屋根に沿つて取り付けるため
に用いる樋支持具に関する。
(従来の技術) 従来、這樋支持具としては、例えば実開昭59−
181147号公報に記載されているようなものが知ら
れている。
この従来の這樋支持具は、基板の上面に樋支持
部が設けられたもので、この這樋支持具は前記基
板を上側本体瓦と下側本体瓦との間に差し込んで
挾着させることで屋根に取り付けられていた。
尚、基板をフラツトにすることで本体瓦との密
着性を高め、水の浸入を防止しようとしていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の這樋支持具に
あつては、基板と本体瓦との間に長時間に亘つて
水が浸透するいわゆる毛細管現象が生じ、水が屋
根に沿つて上つてくるという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題点を解決すること
を目的としてなされたもので、この目的達成の目
に、本考案では、上側本体瓦と下側本体瓦との間
に差し込みにより挾着される基板と、該基板の上
面に固定され、屋根に沿つて設置される這樋を支
持する支持部と、を備えた這樋支持具において、
前記基板に複数の切欠溝が形成されている這樋支
持具とした。
(作用) 本考案の這樋支持具では、基板に、複数の切欠
溝を形成したたため、毛細管現象で本体瓦と這樋
支持具の基板との間に水が浸透し始めても、その
水は少し差し込み方向に進んだ時点で切欠溝で止
められてそれ以上先に進むのが防止される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図及び第2図に示す第1実施例の構
成を説明する。
実施例の這樋支持具Aは、第1図に示すよう
に、基板1と支持部2と、を主要な構成要素と
し、ステンレス等の金属により形成されている。
前記基板1は、長尺のフラツトな板であつて、
左右側縁から差込先端に向かつて斜めに切欠溝1
1が形成され、先端には、上側瓦本体Bの頭縁部
に係止可能な係止片12が下方に屈曲形成されて
いる。この係止片12によつて基板1の抜けが防
止されるだけでなく基板1を差込む際にも、この
係止片12と上側本体瓦Bとが係合する時にカチ
ツと音がして基板1が正しい差込位置にセツトさ
れたのが確認できる。
前記切欠溝11は左右交互に等間隔で配列さ
れ、左右それぞれ3箇所づつの6箇所に形成され
ており、かつ、右側の切欠溝11はその先端が基
板1の差込方向中心よりも左側に位置し、左側の
切欠溝11はその先端が差込方向中心よりも右側
に位置する長さに形成されている。
また、前記支持部2は、前記基板1の基端部上
面に固定され、下部の受け側部材21と上部の止
め側部材22とで形成されており、内面形状が這
樋Aの外面形状にほぼ一致して形成されている。
また、受け側部材21と止め側部材22とは、
ヒンジ部23により回動可能に連結され、かつ、
受け側部材21の端部には嵌合耳24、止め側部
材22の端部には嵌合突起25が互いに嵌合可能
に形成されている。
次に実施例の作用を説明する。
以上説明してきたように、実施例の這樋支持具
Aにあつては、上側本体瓦Bと下側本体瓦Cとの
間に基板1を差し込むことにより、係止片12が
下側本体瓦Cの頭縁部に係止されて抜け防止状態
で屋根に取り付けられる。
また、実施例の這樋支持具Aでは、基板1に、
左右交互に6本の切欠溝11を形成したために、
使用時、毛細管現象で本体瓦B,Cと這樋支持具
Aの基板1との間に水が浸透し始めても、その水
は少し差し込み方向に進むと一番基端側位置の切
欠溝11で止められてそれ以上先に進むのが防止
される。また、この切欠溝11をよけて先端側に
進んだ水は、次の切欠溝11に止められてそれ以
上先に進むのが防止される。この切欠溝11によ
る水切り作用が基板1のどの位置においても最低
限3回繰り返されることで、水はほとんどいずれ
かの切欠溝11で止められて基板1より上に進む
ことが防止される。
次に、第2実施例及び第3実施例について説明
する。
尚、第2実施例及び第3実施例を説明するにあ
たり、第1実施例と同様の構成には同じ符号を付
けて説明を省略する。また、作用についても第1
実施例と同様の作用は説明を省略する。
まず、第3図及び第4図に示す第2実施例につ
いて説明する。
この実施例は先端部に係止片を形成するかわり
に、切欠溝11の先端側縁部に形成された鋭角爪
を下側に湾曲させて係止爪13を形成した例であ
る。
従つて、この実施例では、係止爪13が基板1
の基端側を向いていることで、本体瓦B,C間へ
の差し込み時に係止爪13が下側本体瓦Cに引掛
つて抜けが防止される。
つぎに、第5図に示す第3実施例について説明
する。
この実施例は、基板1の切欠溝14を、左右側
縁から差込方向中心側に向かう右側切欠溝14a
及び左側切欠溝14bと、基板1の中央に位置し
巾方向に長い中央切欠溝14cと、を組み合わせ
ることで、基板1のあらゆる差込方向断面に溝が
あらわれるように形成した例である。
尚、右側切欠溝14aと左側切欠溝14bは左
右対向位置に形成され、この両切欠溝14a,1
4と中央切欠溝囲14cとは基板1の差し込み方
向に交互に配列されている。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があつても本考案に含まれる。
例えば、実施例では、這樋支持具の素材を金属
としたが塩化ビニル等の剛性樹脂であつてもよ
い。
また、切欠溝の形状及び配列も実施例で示した
形状及び配列に限られない。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の這樋支持具
にあつては、基板に、複数の切欠溝を形成したた
めに、毛細管現象で本体瓦と基板との間に浸透し
てきた水を切欠溝で止めてそれ以上先に進まない
ように防止することで、屋根への取付時に水漏れ
のない這樋支持具を提供することができる。
また、実施例にあつては、基板1のあらゆる差
込方向断面に溝があらわれるように複数の切欠溝
が形成されているために、水をジグザグ方向にし
か進むことができなくして、更に水漏れ防止効果
を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例の這樋支持具を示す
斜視図、第2図は第1実施例の這樋支持具の取付
状態を示す断面図、第3図は本考案第2実施例の
這樋支持具を示す斜視図、第4図は第2実施例の
這樋支持具の取付状態を示す断面図、第5図は第
3実施例の這樋支持具を示す斜視図である。 A……這樋支持具、B……上側本体瓦、C……
下側本体瓦、D……這樋、1……基板、11,1
4……切欠溝、2……樋支持部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 上側本体瓦と下側本体瓦との間に差し込みに
    より挾着される基板と、該基板の上面に固定さ
    れ、屋根に沿つて設置される這樋を支持する支
    持部と、を備えた這樋支持具において、前記基
    板に複数の切欠溝が形成されていることを特徴
    とする這樋支持具。 2 切欠溝が左右側縁から基板の差込先端に向つ
    て斜めに形成されている実用新案登録請求の範
    囲第1記載の這樋支持具。 3 切欠溝の差込先端側縁部を下方に曲げ係止爪
    を形成した実用新案登録請求の範囲第2記載の
    樋支持具。
JP15190686U 1986-10-01 1986-10-01 Expired JPH0354501Y2 (ja)

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JP15190686U JPH0354501Y2 (ja) 1986-10-01 1986-10-01

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JP15190686U JPH0354501Y2 (ja) 1986-10-01 1986-10-01

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Publication Number Publication Date
JPS6358124U JPS6358124U (ja) 1988-04-18
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