JPH0354441Y2 - - Google Patents

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JPH0354441Y2
JPH0354441Y2 JP7001987U JP7001987U JPH0354441Y2 JP H0354441 Y2 JPH0354441 Y2 JP H0354441Y2 JP 7001987 U JP7001987 U JP 7001987U JP 7001987 U JP7001987 U JP 7001987U JP H0354441 Y2 JPH0354441 Y2 JP H0354441Y2
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antenna
broadcast
radio wave
circuit
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JP7001987U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車外で発信されている電波を自
動車室内で受信するようにした自動車用電波受信
器に関する。
〔考案の概要〕
本考案は、自動車外で発信されている電波を自
動車室内で受信するようにした自動車用電波受信
器において、専用のアンテナ、受信回路及びスピ
ーカを具備させて、交通情報放送等の特定で単一
の放送電波を受信できるようにすることにより、
自動車のラジオの特別なチユーニング操作を何ら
行う必要なしに、交通情報放送等を常に確実かつ
安全に受信できるようにしたものである。
〔従来の技術〕
周知のように、最近、自動車のドライバーに交
通渋滞や交通規制等の情報を伝える交通情報放送
(路側通信)が行われている。この放送は、幹線
道路に設けられた感知器が集めた情報を交通管制
センターのコンピユータにより処理し、所定の場
所に設置された送信装置によつて特定で単一の放
送電波(例えば1620KHz)を送信するようにした
ものである。そしてドライバーは、放送地域内で
自動車のラジオを前記特定の周波数にチユーニン
グ操作することによつて、そのラジオから交通情
報放送を聴取することができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、交通情報放送は自動車のラジオによ
つて受信するものであるから、その放送を聴取す
ることができる放送地域内を走行する際に、ドラ
イバーはその都度、ラジオのスイツチを入れて前
記特定の周波数のチユーニング操作を行う必要が
ある。このため、放送聴取にあたつては操作が非
常に煩わしい上に、走行中の操作は極めて危険で
もあり、重要な交通情報を往々にして聞き逃して
しまうことがあつた。
そこで本考案は、自動車のラジオの特別なチユ
ーニング操作を何ら行う必要なしに、交通情報放
送等を常に確実かつ安全に受信できるようにする
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の自動車用電波受信器は、交通情報放送
等の特定で単一の放送電波のみを受信するアンテ
ナ、受信回路及びスピーカを有し、自動車室内に
取付けるための取付部を設けてなるものである。
〔作用〕
本考案によれば、交通情報放送等の特定で単一
の放送電波が発信されていると、その放送電波が
専用のアンテナ及び受信回路によつて自動的に受
信され、その放送がスピーカから発せられる。従
つて、自動車のラジオの特別なチユーニング操作
を何ら行う必要なしに、交通情報放送等を常に確
実かつ安全に受信することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
まず、第1図及び第2図に示すように、この電
波受信器のケース1は薄形長方形箱状をなし、そ
れぞれ合成樹脂によつて成形された正面カバー2
及び背面カバー3を互いに嵌合させて複数本のビ
ス等にて結合したものである。そして正面カバー
2の前面には、長方形状をなす平面のミラー4が
接着等によつて取付けられている。また背面カバ
ー3の後面には、ケース1を自動車室内に設けら
れているバツクミラー5(第6図参照)に取付け
るための取付部6が設けられている。従つてこの
電波受信器は、ケース1全体が既設のバツクミラ
ー5に着脱自在のバツクミラーとして使用できる
ように構成されている。
次に、第1図及び第2図に示すように、ケース
1には、第1のアンテナ11及び第2のアンテナ
12と、第1の受信回路13及び第2の受信回路
14が形成されたプリント回路基板15と、スピ
ーカ16とが設けられている。なお第1のアンテ
ナ11及び第1の受信回路13が本考案でいうア
ンテナ及び受信回路であり、これらによつて交通
情報放送の特定で単一の放送電波(例えば1620K
Hz)のみを受信できるように構成されている。ま
た第2のアンテナ12及び第2の受信回路14に
よつて、自動車の進行方向ほぼ前方から発信され
ているレーダ電波を受信できるように構成されて
いる。そしてまず、第1のアンテナ11は、正面
カバー2の上面一端部に取付けられた伸縮及び回
動調整自在のロツドアンテナ17と、プリント回
路基板15に取付けられたバーアンテナ18とが
併用されている。そしてロツドアンテナ17はリ
ード線19によつてプリント回路基板15の第1
の受信回路13に接続されている。一方、第3図
に示すように第2のアンテナ12は、中央に受信
用開口12aを有するほぼ直方体状のものであ
り、背面カバー3に一体成形された突出部21の
傾斜面21aに内側からビス等によつて固定され
ている。そして第2のアンテナ12は複数のリー
ド線22によつてプリント回路基板15の第2の
受信回路14に接続されている。なお傾斜面21
aはミラー4に対して角度θで傾斜しており、こ
れによつて第2のアンテナ12の受信面12bが
ミラー4に対して角度θで傾斜するように構成さ
れている。
次に、プリント回路基板15に形成された第1
の受信回路13及び第2の受信回路14を第4図
によつて説明する。まず第1の受信回路13にお
いては、前記交通情報放送の特定で単一の放送電
波である周波数1の電波が第1のアンテナ11で
あるロツドアンテナ17及びバーアンテナ18に
よつて受信され、高周波増幅回路25を経て局部
発信回路26を介して中間周波増幅回路27及び
低周波増幅回路28によつて増幅される。そして
この放送がスピーカ16から発せられる。一方、
前記レーダ電波である周波数2の電波は第2のア
ンテナ12によつて受信され、パルス発信回路3
0から増幅回路31を経て局部発信回路32にて
発信される周波数3のパルスとミキサ33によつ
て混合され、その差32の受信周波数となる。
これはいわゆるスーパヘテロダインの構成であ
る。そして信号は中間周波増幅回路34及び検波
回路35を経て増幅回路36によつて増幅され、
受信した電波の強弱に応じてレベルメータ表示器
37が発光表示される。また検波回路35からの
信号は低周波増幅回路38を経て制御信号発生回
路39によつて制御信号とされ、警報回路40を
経てスイツチ41にて切換えられてメロデイー音
またはブザー音がスピーカ16から発せられる。
なお音声合成ICによる合成音声がスピーカ16
から発せられるようにしてもよい。さらにこの第
2の受信回路14ではパルス波も受信できるよう
に構成されており、低周波増幅回路38からの信
号のうちパルス波信号が受信信号選別回路43に
て選別され、これがパルス波増幅回路44及び制
御信号発生回路45を経てパルス波受信表示器4
6によつて発光表示される。そしてこのパルス波
信号が前記信号と干渉しないように、制御信号発
生回路45の信号は相互干渉防止装置解除回路4
7及び相互干渉防止装置48を経て前記制御信号
発生回路39に帰還されている。
なお、前記レベルメータ表示器37は複数の発
光ダイオードが用いられ、また前記パルス波受信
表示器46も発光ダイオードが用いられている。
そしてこれらは第1図に示すようにプリント回路
基板15にマウントされ、正面カバー2の下部で
前方に露呈されている。また前記スイツチ41も
プリント回路基板15にマウントされている。な
お51は前記放送音、メロデイー音またはブザー
音の音量調整用ボリユーム、52は受信感度調整
用ボリユーム、53は放送の受信スイツチ、54
は電源スイツチ、55は電源供給用ジヤツクであ
る。さらに前記スピーカ16もプリント回路基板
15にマウントされ、その基板15に形成された
円形状の開孔57を通して背面カバー3に形成さ
れたスリツト孔58と対向している。
次に、第2図及び第5図に示すように、前記取
付部6は背面カバー3の中央部左右にそれぞれ上
下一対ずつ設けられており、上側の脚部60は背
面カバー3にほぼコ字状をなして一体成形され、
この脚部60にゴムブロツク61が固着されてい
る。また下側の脚部62はほぼL字状の板金63
にゴムブロツク64が固着されたものであり、こ
の板金63が背面カバー3の内面に設けられたス
リツト65内に上下に摺動自在に嵌合されてい
る。そして板金63は引張コイルばね66によつ
て上方に摺動付勢されている。そして取付部6に
よつてケース1をバツクミラー5に取付ける際に
は、脚部62を引張コイルばね66に抗して下方
に押し下げ、上下両脚部60,62によつてバツ
クミラー5を上下から挟み付ける。これによつ
て、ケース1は極めて簡単かつ確実にバツクミラ
ー5に取付けられ、またその取外しも簡単に行え
る。
上述のように構成された電波受信器は、第6図
に示すように、そのケース1が取付部6によつて
自動車室内の既設のバツクミラー5に取付けられ
る。そしてケース1をバツクミラー5のヒンジ5
aを中心にそのバツクミラー5と一体に回転させ
て自動車の進行方向(矢印a方向)に対して傾斜
させ、ミラー4が自動車の進行方向後方を写し出
すように調整してバツクミラーとして使用する。
ここで、第1のアンテナ11及び第1の受信回
路13が交通情報放送の特定で単一の放送電波の
みを受信できるように構成されているので、受信
スイツチ53をオンした状態で交通情報放送が行
われている地域に自動車がくると、その放送電波
が自動的に受信され、その放送をスピーカ16か
ら聴取することができる。従つて、自動車のラジ
オの特別なチユーニング操作を何ら行う必要なし
に、交通情報放送を常に確実かつ安全に受信する
ことができる。
また、自動車の進行方向ほぼ前方からレーダ電
波が発信されていると、このレーダ電波が第2の
アンテナ12及び第2の受信回路14によつて受
信され、レベルメータ表示器37が発光表示され
ると共に、メロデイー音またはブザー音がスピー
カ16から発せられる。ところでこの際、ケース
1内の第2の受信アンテナ12はその受信面12
bがミラー4に対して傾斜して配置されているの
で、ケース1を傾斜調整した時に受信面12bが
自動車の進行方向ほぼ前方から発信されている指
向性の強いレーダ電波を常に確実に受信できるこ
とになる。
ところで上述したように、本実施例の電波受信
器は交通情報放送の放送電波とレーダ電波とを共
に受信できるようにしたものであるが、特にこの
場合、第1の受信回路13と第2の受信回路14
とを一枚のプリント回路基板15に形成すること
ができ、これらの電源も共用化することができ
る。さらにスピーカ16も共用化することができ
て一個で済む。しかも本実施例では、これらをバ
ツクミラー式のケース1に設けたものであるか
ら、2つの電波受信機能とバツクミラー機能との
3つの機能を有する電波受信器が非常にコンパク
トに得られる。なお放送の受信スイツチ53と電
源スイツチ54とが共にオンの場合は、放送電波
とレーダ電波の両方が共に受信され、放送音及び
メロデイー音またはブザー音が同時にスピーカ1
6から発せられる。
以上、本考案の一実施例に付き述べたが、本考
案は実施例に限定されることなく、本考案の技術
的思想に基づいて各種の有効な変更が可能であ
る。
例えば、実施例では電波受信器のケースの前面
にミラーを設けて、自動車室内でバツクミラーと
して使用できるようにしたが、ケースを自動車室
内のダツシユボード等に取付けるようにしてもよ
い。また特定で単一の放送電波は交通情報放送に
限られることなく、各種の用途が考えられる。
〔考案の効果〕
本考案は、専用のアンテナ、受信回路及びスピ
ーカによつて、交通情報放送等の特定で単一の放
送電波を受信できるようにしたものであるから、
その放送を聴取することができる放送地域内を自
動車で走行する際に、その都度自動車のラジオの
特別なチユーニング操作を行う必要は全くなく、
交通情報放送等を常に確実かつ安全に受信するこ
とができて、極めて便利なものである。
また本実施例のように、交通情報放送の放送電
波とレーダ電波とを受信できるようにした場合に
は、それら2つの受信回路を一枚のプリント回路
基板に形成することができ、これらの電源も共用
化することができる。さらにスピーカも共用化す
ることができて一個で済む。しかも本実施例では
ケースをバツクミラーとして使用できるようにし
たので、2つの電波受信機能とバツクミラー機能
との3つの機能を有する極めて便利な電波受信器
が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は前方から見た全体の分解斜視図、第2図
は後方から見た全体の分解斜視図、第3図は第2
のアンテナの配置状態を示す断面図、第4図は第
1の受信回路及び第2の受信回路の回路ブロツク
図、第5図は取付部の断面図、第6図は使用状態
の概略図である。なお図面に用いた符号におい
て、 1……ケース、4……ミラー、5……バツクミ
ラー、6……取付部、11……第1のアンテナ、
12……第2のアンテナ、13……第1の受信回
路、14……第2の受信回路、15……プリント
回路基板、16……スピーカ、17……ロツドア
ンテナ、18……バーアンテナである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交通情報放送等の特定で単一の放送電波のみを
    受信するアンテナ、受信回路及びスピーカを有
    し、自動車室内に取付けるための取付部を設けて
    なる自動車用電波受信器。
JP7001987U 1987-05-11 1987-05-11 Expired JPH0354441Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7001987U JPH0354441Y2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7001987U JPH0354441Y2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63178931U JPS63178931U (ja) 1988-11-18
JPH0354441Y2 true JPH0354441Y2 (ja) 1991-12-02

Family

ID=30911271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7001987U Expired JPH0354441Y2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11

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