JPH0354256Y2 - - Google Patents

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JPH0354256Y2
JPH0354256Y2 JP1212286U JP1212286U JPH0354256Y2 JP H0354256 Y2 JPH0354256 Y2 JP H0354256Y2 JP 1212286 U JP1212286 U JP 1212286U JP 1212286 U JP1212286 U JP 1212286U JP H0354256 Y2 JPH0354256 Y2 JP H0354256Y2
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JP
Japan
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water return
plate
rain gutter
gutter
board
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JP1212286U
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JPS62124130U (ja
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  • Building Awnings And Sunshades (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、板幅が調節可能な雨樋用水返し板に
関する。
(従来の技術) 従来の雨樋用水返し板としては、例えば、実開
昭55−89722号公報に記載されているようなもの
が知られている。
この従来の水返し板は、下端部に雨樋の耳部に
嵌合する嵌合部が形成され、左右両端部にそれぞ
れ連結凹部と連結凸部とが形成されたもので、連
結凹部に他の水返し板の連結凸部を挿入すること
により水返し板同士を連結できるようになつてい
た。
従つて、使用場所に適した板幅に最も近い幅が
得られる数だけ水返し板を一連に連結させ、連結
された水返し板の嵌合部をそれぞれ雨樋の耳部に
嵌合させて水返し板全体を取り付けていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の雨樋用水返し
板にあつては、水返し板全体の板幅をひとつの水
返し板の幅単位でしか採択することができず、適
合性に欠けるという問題点があつた。
また、全体の板幅を広くするほど水返し板の数
を増やさなければならず、雨樋への取付作業も面
倒になり手間を要するといつた問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題点を解決すること
を目的としてなされたもので、この目的達成のた
めに本考案は、雨樋の耳部に沿つて取付けられる
固定板と、該固定板に案内されて雨樋の長手方向
へスライド可能に設けられる可動板とを備えた水
返し板とした。
(作用) 従つて、本考案の雨樋用水返し板では、可動板
を雨樋の長手方向へスライドさせることにより水
返し板全体の板幅を取付場所に適した任意の長さ
に採択して調節することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
尚、この実施例を述べるにあたり、屋根の入隅部
分に設置される水返し板Aを例にとつて説明す
る。
まず、第1図〜第3図に示す実施例についてそ
の構成を説明する。
水返し板Aは第2図に示すように、軒樋Cの耳
部30に沿つて取付けられ、屋根Dから流れ落ち
た雨水を曲り樋B及び軒樋Cに流し込むもので、
合成樹脂を素材として成形され、固定板10と1
対の可動板20とを備えている。
前記固定板10は、曲り樋Bに沿つて軒先側に
270°折曲されており、上端を軒先側へL形に折曲
させることによりレール溝12が形成されている
と共に、下端を軒先側へL形に折曲させることに
より固定側折曲縁13が形成されており、また、
左右両端には、固定側折曲縁13と対向させてバ
ネ片14,14が形成されている。
前記可動板20,20は、それぞれ固定板10
の右部及び左部に配置され、軒樋Cの耳部30に
取り付けられるもので、固定板10のレール溝1
2に案内されて軒樋Cの長手方向にスライド可能
に設けられている。
この可動板20は、下端には、前記固定側折曲
縁13に面当接する断面L形の可動側折曲縁22
が形成されていると共に、固定側折曲縁13と断
面形状が同形である係止折曲縁24が形成され、
かつ、係止折曲縁24と対向させてバネ片25が
形成されている。
更に、軒先側には可動側折曲縁22と係止折曲
縁24との境界位置に、止水板23が突設されて
いる。
従つて、本考案実施例の水返し板Aを設置する
際には、まず固定板10のバネ片14を弾性変形
させながら耳部30をバネ片14と固定側折曲縁
13との間に押し込み嵌合させて固定板10を軒
樋Cに取り付ける。
次に、可動板20の上端部を固定板10の溝部
12に差し込んだ状態で耳部30をバネ片25と
係止折曲縁24との間に押し込み嵌合させて可動
板20を軒樋Cに取り付ける。
そして、可動板20,20を固定板10に沿つ
てスライドさせることにより水返し板A全体の板
幅を取付場所に適した広さに調節する。
尚、適当な板幅は取付場所の屋根勾配や屋根の
形状によつて異なるが、本実施例の水返し板にあ
つては、取付場所に応じて板幅を任意に採択する
ことによつて、水返し幅をあらゆる取付場所に適
合させることができる。従つて、水返し板が必要
以上に広く軒先の美観を損なうといつたこともな
い。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があつても本考案に含まれる。
例えば、実施例では固定板が軒先側に270°折曲
された入隅用の水返し板を示したが、固定板を平
板状に形成させて直線部分用の水返し板に適応さ
せてもよいし、固定板を軒先側に90°折曲させて
出隅用の水返し板に適用させてもよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の雨樋用水返し板
では、可動板を雨樋の長手方向へスライドさせて
板幅を任意の長さに採択して調節することができ
るために、取付場所への適合性に優れた水返し板
を提供することができる。
また、部品の追加なしに水返し板全体の板幅を
広くすることができるため、板幅を広くすること
で雨樋への取り付けが複雑化するといつたことも
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の雨樋用水返し板を示
す斜視図、第2図は実施例の雨樋用水返し板の取
付状態を示す斜視図、第3図は実施例の雨樋用水
返し板の取付状態を示す断面図である。 C……軒樋(雨樋)、10……固定板、20…
…可動板、30……耳部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 雨樋の耳部に沿つて取付けられる固定板と、該
    固定板に案内されて雨樋の長手方向へスライド可
    能に設けられる可動板とを備えたことを特徴とす
    る雨樋用水返し板。
JP1212286U 1986-01-29 1986-01-29 Expired JPH0354256Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1212286U JPH0354256Y2 (ja) 1986-01-29 1986-01-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1212286U JPH0354256Y2 (ja) 1986-01-29 1986-01-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62124130U JPS62124130U (ja) 1987-08-06
JPH0354256Y2 true JPH0354256Y2 (ja) 1991-11-29

Family

ID=30799959

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JP1212286U Expired JPH0354256Y2 (ja) 1986-01-29 1986-01-29

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JP (1) JPH0354256Y2 (ja)

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JPS62124130U (ja) 1987-08-06

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