JPH0354245Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0354245Y2 JPH0354245Y2 JP8895086U JP8895086U JPH0354245Y2 JP H0354245 Y2 JPH0354245 Y2 JP H0354245Y2 JP 8895086 U JP8895086 U JP 8895086U JP 8895086 U JP8895086 U JP 8895086U JP H0354245 Y2 JPH0354245 Y2 JP H0354245Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealant
- legs
- cover
- leg
- joints
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、シーリング工事現場等において用い
るシーリング材を施した目地のカバーに関する。
るシーリング材を施した目地のカバーに関する。
なお、本明細書において「目地」なる語は、構
築物の壁面、床面等における本来の目地だけでな
く、壁面と床面とが交叉する部分等であつてシー
リング材付与が要求される如き部分をも含む意味
で使用される。
築物の壁面、床面等における本来の目地だけでな
く、壁面と床面とが交叉する部分等であつてシー
リング材付与が要求される如き部分をも含む意味
で使用される。
従来技術とその問題点
シーリング工事現場において構築物の壁面、床
面、天井面、或は壁面と床面とが交叉する部分等
における目地にシーリング材を施した場合、その
シーリング材が硬化するまでに、冬期は３〜４日
間、夏期でも１〜２日間要するのが普通であり、
その硬化までの間に、しばしば人手が触れて表面
が疵となつたり、汚れるなどして完工検査までに
修理が必要となることがあり、また、人手等が触
れない場合でも、砂ぼこりがシーリング材表面に
付着して該シーリング材が汚れたり、水性シーリ
ング材の場合は施工直後に雨に打たれると流失す
ることもあつた。しかしながらこのような事故を
防止する適当な手段は従来みあたらなかつた。せ
いぜい床目地等についてベニヤ板を切り貼りする
程度であつた。
面、天井面、或は壁面と床面とが交叉する部分等
における目地にシーリング材を施した場合、その
シーリング材が硬化するまでに、冬期は３〜４日
間、夏期でも１〜２日間要するのが普通であり、
その硬化までの間に、しばしば人手が触れて表面
が疵となつたり、汚れるなどして完工検査までに
修理が必要となることがあり、また、人手等が触
れない場合でも、砂ぼこりがシーリング材表面に
付着して該シーリング材が汚れたり、水性シーリ
ング材の場合は施工直後に雨に打たれると流失す
ることもあつた。しかしながらこのような事故を
防止する適当な手段は従来みあたらなかつた。せ
いぜい床目地等についてベニヤ板を切り貼りする
程度であつた。
そこで本考案の目的は、斯かる事故からシーリ
ング材を保護するための簡便な目地カバーを提供
することにある。
ング材を保護するための簡便な目地カバーを提供
することにある。
問題点を解決するための手段
本考案の前記目的は、シーリング材を施した目
地の両外側に沿つて配置されるべき長く延びた一
対の脚部と該脚部の頂部間に渡し設けられた帯部
とを備え、前記両脚部の外側面は、その仮想延長
面が前記帯部上方で90°又は略々90°で交叉するよ
うに傾斜していることを特徴とするシーリング材
を施した目地のカバーにより達成される。
地の両外側に沿つて配置されるべき長く延びた一
対の脚部と該脚部の頂部間に渡し設けられた帯部
とを備え、前記両脚部の外側面は、その仮想延長
面が前記帯部上方で90°又は略々90°で交叉するよ
うに傾斜していることを特徴とするシーリング材
を施した目地のカバーにより達成される。
実施例
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
する。
図示のカバー１０は、硬質の塩化ビニル樹脂を
押出し成形し得たものであり、長く延びた一対の
脚部１と、両脚部頂部間に一体的に渡し設けられ
た帯部２とからなつている。
押出し成形し得たものであり、長く延びた一対の
脚部１と、両脚部頂部間に一体的に渡し設けられ
た帯部２とからなつている。
各脚部１の下面１１は帯部２と平行又は略々平
行に延びている。
行に延びている。
また、各脚部１の外側面１２は脚下端から頂部
へかけて脚下端面１１に対し45°又は略々45°で傾
斜しており、両脚部の外側面１２の仮想延長面
は、帯部２の中央上方位置で90°又は略々90°で交
わつている。従つて換言すると、カバー１０の横
断面は左右に対称又は略々対称となつている。
へかけて脚下端面１１に対し45°又は略々45°で傾
斜しており、両脚部の外側面１２の仮想延長面
は、帯部２の中央上方位置で90°又は略々90°で交
わつている。従つて換言すると、カバー１０の横
断面は左右に対称又は略々対称となつている。
斯かるカバー１０は適当長さに裁断され、それ
が壁面３のシーリング材Ｓを施した目地３１（第
２図参照）や床面４のシーリング材Ｓを施した目
地４１（第３図参照）などに用いられる場合に
は、カバー両脚部下面１１が目地３１，４１の両
外側に接触せしめられ、クラフトテープ等からな
る片面粘着テープ５等で該壁面３や床面４に固定
される。
が壁面３のシーリング材Ｓを施した目地３１（第
２図参照）や床面４のシーリング材Ｓを施した目
地４１（第３図参照）などに用いられる場合に
は、カバー両脚部下面１１が目地３１，４１の両
外側に接触せしめられ、クラフトテープ等からな
る片面粘着テープ５等で該壁面３や床面４に固定
される。
また、第４図に示すように壁面３や床面４の交
わるコーナ目地のシーリング材Ｓをおおう場合に
は、カバー脚部外側面１２を、該カバー１０にて
シーリング材Ｓをおおいつつ壁面３および床面４
に当接させ、粘着テープ等で固定する。
わるコーナ目地のシーリング材Ｓをおおう場合に
は、カバー脚部外側面１２を、該カバー１０にて
シーリング材Ｓをおおいつつ壁面３および床面４
に当接させ、粘着テープ等で固定する。
前記実施例の各部寸法はほぼ次のとおりであ
る。
る。
全体幅Ｗ＝45mm
脚幅ｌ＝５mm
脚高Ｈ＝４mm
帯部肉厚ｈ＝２mm
前記実施例では、カバー材質は硬質塩化ビニル
樹脂であるが、要は人が少し踏みつけた程度では
壊れない材料で製作されておればよく、安価な材
料であればなお望ましく、そのような材料とし
て、更にポリプロピレン、ポリエチレン、ポリス
チレン等を挙げうる。
樹脂であるが、要は人が少し踏みつけた程度では
壊れない材料で製作されておればよく、安価な材
料であればなお望ましく、そのような材料とし
て、更にポリプロピレン、ポリエチレン、ポリス
チレン等を挙げうる。
前記実施例カバーは粘着テープ５等で固定され
るが、予めカバー脚部の下面１１及び（又は）外
側面１２に感圧性接着剤等を付与しておいてもよ
い。この場合には該接着剤を離型紙でおおつてお
く。
るが、予めカバー脚部の下面１１及び（又は）外
側面１２に感圧性接着剤等を付与しておいてもよ
い。この場合には該接着剤を離型紙でおおつてお
く。
考案の効果
かくの如く本考案によると、シーリング材を施
した目地を、該シーリング材を保護するように覆
うことができ、合成樹脂押出し成形等により大量
に安価に製作することが可能な簡便なカバーを提
供することができる。
した目地を、該シーリング材を保護するように覆
うことができ、合成樹脂押出し成形等により大量
に安価に製作することが可能な簡便なカバーを提
供することができる。
第１図は本考案の一実施例の斜視図、第２図か
ら第４図はそれぞれ第１図に示すカバーの使用状
態説明図である。 １０……カバー、１……脚部、１１……脚部下
面、１２……脚部外側面、３……壁面、４……床
面、５……粘着テープ、Ｓ……シーリング材。
ら第４図はそれぞれ第１図に示すカバーの使用状
態説明図である。 １０……カバー、１……脚部、１１……脚部下
面、１２……脚部外側面、３……壁面、４……床
面、５……粘着テープ、Ｓ……シーリング材。
Claims (1)
- シーリング材を施した目地の両外側に沿つて配
置されるべき長く延びた一対の脚部と該脚部の頂
部間に渡し設けられた帯部とを備え、前記両脚部
の外側面は、その仮想延長面が前記帯部上方で
90°又は略々90°で交叉するように傾斜しているこ
とを特徴とするシーリング材を施した目地のカバ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8895086U JPH0354245Y2 (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8895086U JPH0354245Y2 (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62201206U JPS62201206U (ja) | 1987-12-22 |
| JPH0354245Y2 true JPH0354245Y2 (ja) | 1991-11-29 |
Family
ID=30947498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8895086U Expired JPH0354245Y2 (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0354245Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-06-11 JP JP8895086U patent/JPH0354245Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62201206U (ja) | 1987-12-22 |
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