JPH0354208Y2 - - Google Patents

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JPH0354208Y2
JPH0354208Y2 JP2932388U JP2932388U JPH0354208Y2 JP H0354208 Y2 JPH0354208 Y2 JP H0354208Y2 JP 2932388 U JP2932388 U JP 2932388U JP 2932388 U JP2932388 U JP 2932388U JP H0354208 Y2 JPH0354208 Y2 JP H0354208Y2
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water
water storage
storage tank
water supply
box body
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JP2932388U
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、天災等の災害発生時あるいは水道工
事等による一時的な断水時において、一時的に飲
料水及び生活用水を安全に確保する貯水器に関す
るものである。
(従来の技術) 従来、一般家庭等には天災等の災害発生時にお
いて、水道管路が破断して断水された場合、とく
に飲料用水を確保する設備が無かつた為に、大変
不便を感じ、生活に与える被害も甚大であつた。
また、水道工事のような不慮の断水でなくと
も、一時断水時期を不注意で忘れてしまうことも
あり、このため飲料用水及び水洗式便所等の水を
確保し忘れ不便を感じる等の問題点も有してい
た。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は天災等の災害発生時あるいは水道工事
等による一時的な断水時において、飲料水及び生
活用水を安全に確保し、確実に供給する構成をも
つた貯水器を提供することを解決すべき課題とす
る。
(課題を解決するための手段) 上記課題は、一般水道の配水設備において、給
水引込口と給水出水口との間に、断熱材で構成さ
れた箱体の中に挿入支持した貯水用タンクを連結
させた貯水器であつて、前記配水設備の該給水引
込口側と該箱体との間に、ある一定水圧以下で自
動的に通気する空気用自動通気栓を備え付けたこ
とによつて解決される。
(作用) 上記構成の貯水器によれば、水を確保する貯水
用タンクが配水設備の給水引込口と給水出水口と
の間に頑丈に配管設備されているために、貯水用
タンク中を常時水が流れ、断水時においても新鮮
な水を安全に確保できる。また、空気用自動通気
栓が給水引込口側に備え付けられているために、
断水時においても水圧低下により自動的に通気栓
が開き水を確実に供給できる。
さらに、貯水用タンクは断熱材によつて囲まれ
ているために、寒暑を問わずいつでも適温の水を
供給できる。
(実施例) 次に、本考案の第1実施例を第1図、第2図及
び第3図によつて説明する。
第1図は貯水器1を天井裏等の高い場合に配管
設置する場合の水道配管概略図である。給水引込
口2からの給水管8と水道水蛇口26及び水洗式
便所用タンク24側からの給水管21の間には、
仕切弁10,20を介して貯水器1が連結固定さ
れている。また、仕切弁10と継ぎ手14の間に
は空気用自動通気栓12がある。
なお、4はメータ装置6の止水栓であり、22
は水洗式便所用仕切弁である。
この貯水器1は複数本の貯水用タンク30(本
例では4本の場合を例示した)と同タンク30を
収納する箱体29とから構成され、この貯水用タ
ンク30は例えばステンレス綱板あるいは合成樹
脂により所定の径を有する円筒形状に形成される
とともに、その両端は漏斗形状の接続部30aが
形成されて所定容量の水を収容可能に形成されて
いる。また、箱体29はウレタン等から成る断熱
材32により、複数本の貯水用タンク30を収納
可能に枠組み形成されている。このように設けら
れた貯水タンク30を箱体29内に納めるには、
同箱体29内の図示左側の両側には短尺の支持金
具41aが立設され、また、図示右側の両側に
は、若干長尺の支持金具41bが立設されるとと
もに、複数本の貯水用タンク30はその左右端が
タンク支持バンド40を介して所定の間隔で並列
状に締付け固定され、同タンク支持バンド40の
端部を支持金具41a及び支持金具41bの頂部
間に締結部材等により取付けられ、これにより各
貯水用タンク30は給水管21側に所定の角度で
下傾状に取付けられている。このように配設され
た貯水用タンク30の両端に形成された接続部3
0aは接続用パイプジヨイント37により連通接
続され、その中央部には箱体29の側方へ延出す
る引込口ソケツト36及び送水口ソケツト38が
取付けられている。かくして形成された貯水器1
は給水を容易にするため、例えば家屋の天井裏側
に固定用支持取付金具28により配設固定される
とともに、引込口ソケツト36側には給水管8
が、また、送水口ソケツト38側には給水管21
がそれぞれ接続配管されている。
次に、本実施例の作用について説明する。上記
構成の貯水器1によれば、貯水用タンク30には
常時流水の通路となつているために、水道水蛇口
26及び水洗式便所用タンク24を使用する毎に
新鮮な水が供給されていることになる。また、空
気用自動通気栓12が給水引込口側に備え付けら
れた構成となつており、ある一定水圧以下で自動
的に通気する仕組みとなつている。さらに、貯水
用タンク30はウレタン等からなる断熱材32に
よつて囲まれているため、寒暑を問わず水は適温
に保たれている。
従つて、天災等の災害発生時あるいは水道工事
等による断水時において水圧が低下すると、前記
空気用自動通気栓12が作動し、通気状態とな
り、断熱材32で囲まれた貯水用タンク30に溜
つている適温の新鮮な水を確実に供給できる。
次に、第2実施例について第4図及び第5図に
よつて説明する。なお、第1実施例と同一部材に
ついては同一番号を付して説明を省略する。
第4図は貯水器3を家庭内の壁等に立て掛けて
設置配管する場合の水道配管概略図である。第5
図は貯水器3の断面図であり、貯水用タンク30
を懸垂させた状態で組付配管され支持固定されて
いる。従つてこの場合は、支持金具41aと41
bは同尺となる。上記構成の第2実施例も第1実
施例とほぼ同様の作用、効果を得ることができ
る。
なお、貯水用タンク30の形状は、貯水容量を
大きくする目的で例えば蛇行状にしてもよい。
(考案の効果) 本考案は上記構成としたことにより、貯水器の
貯水用タンクには常時新鮮な流水が通過し、断水
等の水圧低下により、空気用自動通気栓が自動的
に作動する。また、貯水用タンクは断熱材で囲ま
れているため、寒暑を問わず、水は適温に保たれ
ている。従つて、天災等の災害発生時及び水道工
事等による断水が生じたとしても、貯水タンクに
溜まつている新鮮な水を確実に供給できることに
より一時的には飲料水及び水洗式便所の使用には
不便を感じないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の貯水器を天井裏
等の高い場所に設置した場合の水道管配管図、第
2図は第1実施例における貯水器の上平面図、第
3図は第1実施例における貯水器の横断面図、第
4図は第2実施例の貯水器を室内壁等に設置した
場合の水道管配管図、第5図は第2実施例におけ
る貯水器の横断面図である。 1……貯水器、2……給水引込口、24……水
洗式便所用タンク、26……水道水蛇口、30…
…貯水用タンク、32……断熱材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一般水道の配水設備において、給水引込口と給
    水出水口との間に、断熱材で構成された箱体の中
    に挿入支持した貯水用タンクを連結させた貯水器
    であつて、前記配水設備の該給水引込口側と該箱
    体との間に、ある一定水圧以下で自動的に通気す
    る空気用自動通気栓を備え付けたことを特徴とす
    る貯水器。
JP2932388U 1988-03-04 1988-03-04 Expired JPH0354208Y2 (ja)

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JP2932388U JPH0354208Y2 (ja) 1988-03-04 1988-03-04

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JPH01138960U JPH01138960U (ja) 1989-09-22
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JP4947808B2 (ja) * 2004-11-12 2012-06-06 クボタシーアイ株式会社 貯水槽
JP2006274767A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Kaiho Giken:Kk 貯水装置
JP2015229909A (ja) * 2014-06-06 2015-12-21 千鶴子 有村 貯水システム

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JPH01138960U (ja) 1989-09-22

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