JPH035401Y2 - - Google Patents

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JPH035401Y2
JPH035401Y2 JP3224986U JP3224986U JPH035401Y2 JP H035401 Y2 JPH035401 Y2 JP H035401Y2 JP 3224986 U JP3224986 U JP 3224986U JP 3224986 U JP3224986 U JP 3224986U JP H035401 Y2 JPH035401 Y2 JP H035401Y2
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upper girder
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JP3224986U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は工作機械用防塵装置の開口部構造に関
する。
[従来技術] マシニングセンタのような立て型の工作機械に
おいて、切削チツプやクーラントの水平方向への
飛散防止及び危険防止のために工作機械を四方か
ら囲む防塵装置が設けられている。その防塵装置
の上部には覆いを設ける必要はなく、開いたまま
にされている。
また、その防塵装置の囲みの一部には被加工物
の搬入、搬出のための開口部を設けて扉が装着さ
れている。
従来、この種の防塵装置としては、例えば、特
開昭60−150943のように、扉を装着するための開
口部において、その上部が完全に開放されたもの
がある。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、そのような防塵装置の開口部に
外側に開閉する扉を付けるものでは、扉を開けた
際に扉に付着していた切削チツプ等が床面に落下
して不都合である。
これに対して、防塵装置の開口部に横開き式の
扉を装着する場合、防塵装置の開口部の上部に桁
が形成されていない上記引例のようなものでは横
開き式の扉の上部の支持が不十分となり、かつ、
防塵装置全体の強度も低下する欠点がある。
他方、防塵装置の開口部に桁を形成したもので
は、被加工物の搬入、搬出の際に上部桁が邪魔に
なつてクレーン等の吊り下げ運搬設備を使用でき
ないという問題がある。
防塵装置のその上部桁を飛び越えて被加工物を
搬入、搬出するには、工場の天井高さが十分でな
ければならず、また、工作機械の構造上高所から
の搬入等が困難な場合が多い。
[問題点を解決するための手段] 開口部に横開きの扉のための案内板を備える工
作機械用防塵装置において、その開口部の上部桁
の少なくとも一端を防塵装置に螺着固定し着脱自
在とした。
これにより、工作機械の防塵装置の上部桁は通
常は防塵装置に螺着固定され、横開きの扉の案内
として作用し、かつ、防塵装置開口部を補強する
のに役立つ。
一方、クレーン等の吊り下げ運搬設備を使用し
て被加工物を搬入、搬出する際には一時的にその
上部桁を取り外すことができる。
[実施例] 本考案による工作機械用防塵装置の開口部構造
が実際上どのように具体化されるかを実施例によ
つて説明する。
第1図〜第3図は本考案による防塵装置開口部
構造の実施例を示すもので、第1図は正面図、第
2図は要部の断面図、第3図は要部の背面斜視図
である。
第1図において、工作機械のテーブルTの周囲
に防塵装置1が設けられている。工作機械の正面
に対応して防塵装置の正面には開口部2,3,
4,5が形成され、該開口部には内側において横
開きスライド式に開閉できる一対の扉6,7が配
設されている。
前記開口部の上部桁8はその両端8A,8Bで
防塵装置1から分割された構造となつており、後
述のように、防塵装置1から分離させることがで
きる。
第2図は防塵装置1と上部桁8との結合構造を
示すもので、防塵装置1と上部桁8はネジ杆9
a,9bとナツト10によつて互いに結合され
る。また、上部桁8にはステム11、スペーサ1
2とネジ13によつて、扉6,7のための案内板
14,15が取付けられている。扉6,7の下部
は図示していないが公知の手段で支持、案内され
ている。
第3図において、防塵装置1と上部桁8との着
脱方法を説明する。防塵装置1には上部桁8のた
めのネジ杆9a,9bが接合されており、その上
部桁の端縁折曲げ部16にはネジ杆の間隔に対応
して一端を開口したネジ孔17が形成されてい
る。
したがつて、ナツト10を緩め、又は締めるこ
とによつて、上部桁8を防塵装置1から離脱させ
得る。このように、扉6,7を開き、上部桁8を
外側に向かつて取り出すことによつて、開口部が
完全に開き、搬入、搬出の際にクレーン等の吊り
下げ運搬設備を使用することが容易になる。
なお、上部桁の両端をネジ固定してもよいが、
第1図のように、上部桁の他端には蝶番18を取
付けても同様の目的を達するものである。
[考案の効果] 以上述べたように本考案によれば、防塵装置開
口部の上部桁を取外し、又は開くことによつてそ
の開口部の上部を完全に開放できるから、工作機
械へのワークの搬入、搬出作業が極めて容易とな
り、しかも、通常は上部桁は防塵装置及び扉案内
板の補強として役立つ効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による防塵装置の開口部構造の
正面図、第2図、第3図は要部詳細図である。 図において、1は防塵装置、6,7は扉、8は
上部桁、14,15は扉案内板をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 工作機械の水平方向にのみ囲いを備え、その
    囲いの一部の開口部に横開きの扉のための案内
    板を備える工作機械用防塵装置において、その
    開口部の上部桁の少なくとも一端を防塵装置に
    螺着固定し着脱自在としたことを特徴とする工
    作機械用防塵装置の開口部構造。 (2) 上部桁の他端を蝶番にて固定したことを特徴
    とする第1項記載の工作機械用防塵装置の開口
    部構造。
JP3224986U 1986-03-06 1986-03-06 Expired JPH035401Y2 (ja)

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JPS62144143U JPS62144143U (ja) 1987-09-11
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003226341A (ja) * 2002-01-30 2003-08-12 Yoshino Kogyosho Co Ltd 摘み付きコルク栓

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JPH0623403Y2 (ja) * 1987-10-13 1994-06-22 大阪機工株式会社 スプラッシュガードのドア用ガイド

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JP2003226341A (ja) * 2002-01-30 2003-08-12 Yoshino Kogyosho Co Ltd 摘み付きコルク栓

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