JPH0354000B2 - - Google Patents
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- JPH0354000B2 JPH0354000B2 JP59236684A JP23668484A JPH0354000B2 JP H0354000 B2 JPH0354000 B2 JP H0354000B2 JP 59236684 A JP59236684 A JP 59236684A JP 23668484 A JP23668484 A JP 23668484A JP H0354000 B2 JPH0354000 B2 JP H0354000B2
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- Japan
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- human waste
- sludge
- biological treatment
- activated sludge
- screen
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、生し尿(し尿浄化槽汚泥を含む)な
どに含まれるし渣と、除渣し尿を生物処理する際
に発生した余剰活性汚泥の両者を効果的に脱水
し、低含水率の脱水ケーキを得る方法に関するも
のである。
どに含まれるし渣と、除渣し尿を生物処理する際
に発生した余剰活性汚泥の両者を効果的に脱水
し、低含水率の脱水ケーキを得る方法に関するも
のである。
し尿の生物処理工程および生物処理水の凝集分
離工程から発生する余剰汚泥は、極めて難脱水性
の汚泥として周知のところである。
離工程から発生する余剰汚泥は、極めて難脱水性
の汚泥として周知のところである。
従来、この余剰汚泥を脱水するのに各種の脱水
方法が実施されているが、FeCl3、Ca(OH)2など
の無機薬品を多量に使用するフイルタプレス脱水
法以外に、含水率60%台の脱水ケーキを得ること
は困難であつた。
方法が実施されているが、FeCl3、Ca(OH)2など
の無機薬品を多量に使用するフイルタプレス脱水
法以外に、含水率60%台の脱水ケーキを得ること
は困難であつた。
また、生物処理工程で処理する前に、生し尿中
の繊維分等の夾雑物をスクリーンで除去してお
り、除去された夾雑物はし渣とよばれ、前記余剰
汚泥とは別個の脱水機によつて脱水されたのち処
分されていた。
の繊維分等の夾雑物をスクリーンで除去してお
り、除去された夾雑物はし渣とよばれ、前記余剰
汚泥とは別個の脱水機によつて脱水されたのち処
分されていた。
前記余剰汚泥のフイルタプレス脱水法では、無
機薬品を多量に使用するため、脱水ケーキ量が多
くなり、焼却する場合には焼却灰の発生量も多く
なるなどの問題点があつた。
機薬品を多量に使用するため、脱水ケーキ量が多
くなり、焼却する場合には焼却灰の発生量も多く
なるなどの問題点があつた。
また、し渣には生し尿中の汚物が多く含まれて
おり、取り扱う際極めて非衛生的であり、臭気の
面でも問題があつた。
おり、取り扱う際極めて非衛生的であり、臭気の
面でも問題があつた。
本発明は、無機薬品を使用することなく、余剰
汚泥をし渣と共に効果的に脱水し、低含水率のし
かも非衛生的でない脱水ケーキを得、し渣専用の
脱水機を不要にし、作業環境をも良好にしようと
するものである。
汚泥をし渣と共に効果的に脱水し、低含水率のし
かも非衛生的でない脱水ケーキを得、し渣専用の
脱水機を不要にし、作業環境をも良好にしようと
するものである。
本発明は、生し尿を微細目スクリーンに流入さ
せてし渣を除去したのち生物処理する方法におい
て、前記し渣に前記生物処理工程の活性汚泥スラ
リを混合したのち、さらに微細目スクリーンに流
入させ、得られたスクリーンろ液を前記生物処理
工程に返送する一方、分離されたし渣を前記生物
処理工程で発生した余剰活性汚泥に混合して機械
脱水することを特徴とするし尿処理方法である。
せてし渣を除去したのち生物処理する方法におい
て、前記し渣に前記生物処理工程の活性汚泥スラ
リを混合したのち、さらに微細目スクリーンに流
入させ、得られたスクリーンろ液を前記生物処理
工程に返送する一方、分離されたし渣を前記生物
処理工程で発生した余剰活性汚泥に混合して機械
脱水することを特徴とするし尿処理方法である。
バキユームカーなどでし尿処理場に搬入された
生し尿1は、図示しない粗目スクリーンでビニー
ル片などの粗大異物が除去されたのち、第1微細
目スクリーン2に導かれ、トイレツトペーパーな
どの紙を主体とするし渣3が回収される。この第
1微細目スクリーン2の目開きは、2mm以下、好
ましくは0.7〜1mm程度とし、ロータリースクリ
ーンを利用するのが便利である。例えば、目開き
0.7mmのロータリースクリーンで、し渣3の回収
量は生し尿1Kl当たり4〜5Kgdry solidに達す
る。し渣3が回収された除渣し尿4は、例えば公
知の無希釈タイプの生物学的硝化脱窒素プロセス
を採用した生物処理工程5に導かれて生物処理さ
れる。
生し尿1は、図示しない粗目スクリーンでビニー
ル片などの粗大異物が除去されたのち、第1微細
目スクリーン2に導かれ、トイレツトペーパーな
どの紙を主体とするし渣3が回収される。この第
1微細目スクリーン2の目開きは、2mm以下、好
ましくは0.7〜1mm程度とし、ロータリースクリ
ーンを利用するのが便利である。例えば、目開き
0.7mmのロータリースクリーンで、し渣3の回収
量は生し尿1Kl当たり4〜5Kgdry solidに達す
る。し渣3が回収された除渣し尿4は、例えば公
知の無希釈タイプの生物学的硝化脱窒素プロセス
を採用した生物処理工程5に導かれて生物処理さ
れる。
回収されたし渣3は、生し尿中の汚物が多量に
含まれ、悪臭が強く、寄生虫卵も含まれており、
極めて非衛生的な状態となつている。したがつ
て、水道水などの清水でし渣3を洗浄することが
考えられるが、洗浄排水が多量に発生し、これを
生物処理するために生物処理工程5に流入する汚
水量が増加し、し尿の無希釈処理が不可能とな
る。したがつて、その打開策を追究した結果、生
物処理工程5内の活性汚泥スラリ6を一部ポンプ
7にて引き抜き、混合槽8にてし渣3に混合する
ことによつて、し渣3中の汚物が効果的に活性汚
泥に吸着し、洗浄効果が高くなることを見出し
た。混合槽8における混合は、特に制限されるも
のではないが、ブロワ9を利用したエアレーシヨ
ンによるものが好ましい。この結果、水道水など
の清水を使用することなく、し渣3から汚物を効
果的に除去することができ、しかもし尿の無希釈
処理も容易に可能となる。
含まれ、悪臭が強く、寄生虫卵も含まれており、
極めて非衛生的な状態となつている。したがつ
て、水道水などの清水でし渣3を洗浄することが
考えられるが、洗浄排水が多量に発生し、これを
生物処理するために生物処理工程5に流入する汚
水量が増加し、し尿の無希釈処理が不可能とな
る。したがつて、その打開策を追究した結果、生
物処理工程5内の活性汚泥スラリ6を一部ポンプ
7にて引き抜き、混合槽8にてし渣3に混合する
ことによつて、し渣3中の汚物が効果的に活性汚
泥に吸着し、洗浄効果が高くなることを見出し
た。混合槽8における混合は、特に制限されるも
のではないが、ブロワ9を利用したエアレーシヨ
ンによるものが好ましい。この結果、水道水など
の清水を使用することなく、し渣3から汚物を効
果的に除去することができ、しかもし尿の無希釈
処理も容易に可能となる。
しかして、混合槽8から流出したし渣3と活性
汚泥スラリ6の混合物10は、ポンプ11によつ
て第2微細目スクリーン12(第1微細目スクリ
ーンと同一機種を使用)に送られ、洗浄後の洗浄
し渣13と汚物を吸着した活性汚泥スラリからな
るスクリーンろ液14に分離される。このスクリ
ーンろ液14は、再び生物処理工程5にリサイク
ルされ、し渣3から除去された汚物は生物処理工
程で生物学的に浄化される。
汚泥スラリ6の混合物10は、ポンプ11によつ
て第2微細目スクリーン12(第1微細目スクリ
ーンと同一機種を使用)に送られ、洗浄後の洗浄
し渣13と汚物を吸着した活性汚泥スラリからな
るスクリーンろ液14に分離される。このスクリ
ーンろ液14は、再び生物処理工程5にリサイク
ルされ、し渣3から除去された汚物は生物処理工
程で生物学的に浄化される。
次に、生物処理工程5から流出するスラリは遠
心分離機15などで汚泥16が分離され、生物処
理水17となるが、分離された汚泥16は大部分
生物処理工程5へ返送され、その余剰分は余剰活
性汚泥18として排出される。この余剰活性汚泥
18(生物処理水17をさらに凝集分離する場合
には、その凝集汚泥と余剰活性汚泥18の混合汚
泥)に、洗浄し渣13を添加し、さらにカチオン
ポリマーを添加してフロツク形成したのち、スク
リユープレス脱水機19にて脱水すると、洗浄し
渣13が脱水助剤として作用し、含水率55〜63%
程度の低含水率の脱水ケーキ20が得られる。
心分離機15などで汚泥16が分離され、生物処
理水17となるが、分離された汚泥16は大部分
生物処理工程5へ返送され、その余剰分は余剰活
性汚泥18として排出される。この余剰活性汚泥
18(生物処理水17をさらに凝集分離する場合
には、その凝集汚泥と余剰活性汚泥18の混合汚
泥)に、洗浄し渣13を添加し、さらにカチオン
ポリマーを添加してフロツク形成したのち、スク
リユープレス脱水機19にて脱水すると、洗浄し
渣13が脱水助剤として作用し、含水率55〜63%
程度の低含水率の脱水ケーキ20が得られる。
この場合、汚物の含有率が少なくなつている洗
浄し渣13を脱水助剤として利用するため、脱水
ケーキ20は非衛生的なものではなく、そのまま
肥料としても問題がない。し渣3を直接余剰活性
汚泥18の脱水助剤として利用する方法では、脱
水機19で脱水する際に強い悪臭(し尿臭)が発
生するのは避けられないばかりでなく、脱水機を
点検する場合に直接汚物を触れる機会が多いた
め、運転担当者にとつて著しく作業環境が悪い
が、本発明によりこのような欠点は改良される。
浄し渣13を脱水助剤として利用するため、脱水
ケーキ20は非衛生的なものではなく、そのまま
肥料としても問題がない。し渣3を直接余剰活性
汚泥18の脱水助剤として利用する方法では、脱
水機19で脱水する際に強い悪臭(し尿臭)が発
生するのは避けられないばかりでなく、脱水機を
点検する場合に直接汚物を触れる機会が多いた
め、運転担当者にとつて著しく作業環境が悪い
が、本発明によりこのような欠点は改良される。
なお、スクリユープレス脱水機19にて分離さ
れた分離水21は、そのまま生物処理工程5に流
入させて処理してもよいが、第2微細目スクリー
ン12の前にリサイクルすることによつて、し渣
の洗浄効果を高めることができる。
れた分離水21は、そのまま生物処理工程5に流
入させて処理してもよいが、第2微細目スクリー
ン12の前にリサイクルすることによつて、し渣
の洗浄効果を高めることができる。
また、前記実施例では、第1、第2微細目スク
リーン2,12を使用しているが、し尿処理場で
夜間等運転を停止するところでは、し渣3の洗浄
をその運転停止中に行うことで、前記生し尿1か
らのし渣3の回収及び洗浄し渣13の分離を1台
の微細目スクリーンで兼用させることができる。
リーン2,12を使用しているが、し尿処理場で
夜間等運転を停止するところでは、し渣3の洗浄
をその運転停止中に行うことで、前記生し尿1か
らのし渣3の回収及び洗浄し渣13の分離を1台
の微細目スクリーンで兼用させることができる。
また、前記スクリユープレス脱水機19は、必
ずしもこれに制限されることなく、洗浄し渣13
が脱水助剤としての役目を果たし、剥離性もよく
なるため、ろ布を用いた脱水機でも使用すること
ができる。
ずしもこれに制限されることなく、洗浄し渣13
が脱水助剤としての役目を果たし、剥離性もよく
なるため、ろ布を用いた脱水機でも使用すること
ができる。
以上述べたように本発明によれば、次に列記す
るような極めて有益なる効果を奏するものであ
る。
るような極めて有益なる効果を奏するものであ
る。
脱水ケーキの含水率が低く、かつ非衛生的で
ないから、そのまま肥料として有効利用でき、
乾燥又はコンポスト化処理が不要になる。
ないから、そのまま肥料として有効利用でき、
乾燥又はコンポスト化処理が不要になる。
脱水機からの悪臭の発生がなく、作業環境も
よい。
よい。
回収されたし渣を洗浄するのに清水を使用す
る必要がないから、節水効果があるほか、し尿
の無希釈処理も容易に可能になる。
る必要がないから、節水効果があるほか、し尿
の無希釈処理も容易に可能になる。
回収されたし渣から汚物を洗浄除去するの
に、生物活性の高い生物処理工程内に生息する
活性汚泥そのものを利用するので、洗浄効果、
悪臭除去効果が高い。
に、生物活性の高い生物処理工程内に生息する
活性汚泥そのものを利用するので、洗浄効果、
悪臭除去効果が高い。
図面は本発明の一実施態を示す系統説明図であ
る。 1……生し尿、2……第1微細目スクリーン、
3……し渣、4……除渣し尿、5……生物処理工
程、6……活性汚泥スラリ、7……ポンプ、8…
…混合槽、9……ブロワ、10……混合物、11
……ポンプ、12……第2微細目スクリーン、1
3……洗浄し渣、14……スクリーンろ液、15
……遠心分離機、16……汚泥、17……生物処
理水、18……余剰活性汚泥、19……スクリユ
ープレス脱水機、20……脱水ケーキ、21……
分離水。
る。 1……生し尿、2……第1微細目スクリーン、
3……し渣、4……除渣し尿、5……生物処理工
程、6……活性汚泥スラリ、7……ポンプ、8…
…混合槽、9……ブロワ、10……混合物、11
……ポンプ、12……第2微細目スクリーン、1
3……洗浄し渣、14……スクリーンろ液、15
……遠心分離機、16……汚泥、17……生物処
理水、18……余剰活性汚泥、19……スクリユ
ープレス脱水機、20……脱水ケーキ、21……
分離水。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 生し尿を微細目スクリーンに流入させてし渣
を除去したのち生物処理する方法において、前記
し渣に前記生物処理工程の活性汚泥スラリを混合
したのち、さらに微細目スクリーンに流入させ、
得られたスクリーンろ液を前記生物処理工程に返
送する一方、分離されたし渣を前記生物処理工程
で発生した余剰活性汚泥に混合して機械脱水する
ことを特徴とするし尿処理方法。 2 前記し渣と活性汚泥スラリとの混合をエアレ
ーシヨンによつて行うものである特許請求の範囲
第1項記載のし尿処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59236684A JPS61114799A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | し尿処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59236684A JPS61114799A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | し尿処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61114799A JPS61114799A (ja) | 1986-06-02 |
JPH0354000B2 true JPH0354000B2 (ja) | 1991-08-16 |
Family
ID=17004240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59236684A Granted JPS61114799A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | し尿処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61114799A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5990494A (ja) * | 1982-11-15 | 1984-05-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | オ−デイオ装置 |
JPH0330899A (ja) * | 1989-06-29 | 1991-02-08 | Sumitomo Jukikai Envirotec Kk | し尿処理法 |
JP2782673B2 (ja) * | 1995-06-23 | 1998-08-06 | 関西日本電気株式会社 | 電界発光灯 |
JP4671780B2 (ja) * | 2005-06-22 | 2011-04-20 | 三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社 | 有機性廃水の処理方法及び該システム |
CN109336351A (zh) * | 2011-04-26 | 2019-02-15 | 水翼株式会社 | 污泥浓缩方法及装置 |
-
1984
- 1984-11-12 JP JP59236684A patent/JPS61114799A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61114799A (ja) | 1986-06-02 |
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