JPH0353908B2 - - Google Patents

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JPH0353908B2
JPH0353908B2 JP2526482A JP2526482A JPH0353908B2 JP H0353908 B2 JPH0353908 B2 JP H0353908B2 JP 2526482 A JP2526482 A JP 2526482A JP 2526482 A JP2526482 A JP 2526482A JP H0353908 B2 JPH0353908 B2 JP H0353908B2
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mycelial
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N1/00Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
    • C12N1/005Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor after treatment of microbial biomass not covered by C12N1/02 - C12N1/08
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23KFODDER
    • A23K30/00Processes specially adapted for preservation of materials in order to produce animal feeding-stuffs
    • A23K30/10Processes specially adapted for preservation of materials in order to produce animal feeding-stuffs of green fodder
    • A23K30/15Processes specially adapted for preservation of materials in order to produce animal feeding-stuffs of green fodder using chemicals or microorganisms for ensilaging
    • A23K30/18Processes specially adapted for preservation of materials in order to produce animal feeding-stuffs of green fodder using chemicals or microorganisms for ensilaging using microorganisms or enzymes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C05FERTILISERS; MANUFACTURE THEREOF
    • C05FORGANIC FERTILISERS NOT COVERED BY SUBCLASSES C05B, C05C, e.g. FERTILISERS FROM WASTE OR REFUSE
    • C05F11/00Other organic fertilisers
    • C05F11/08Organic fertilisers containing added bacterial cultures, mycelia or the like
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
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    • Y02W30/40Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse
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    • Y10S435/8215Microorganisms
    • Y10S435/822Microorganisms using bacteria or actinomycetales
    • Y10S435/853Lactobacillus

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、醗酵的に形成されたペニシリン製造
培地から、サイロ条件(Silierungsbedingung)
の保持下に嫌気性バクテリアの消化によりペニシ
リン残留物を除去する、ペニシリンを含まない菌
糸体物質の製造法に関する。さらに本発明は、サ
イロ生成物を、動物の飼料、とくに豚及び牛のた
めの飼料の一成分として、ならびに肥料として使
用することに関する。
抗生物質ペニシリンの微生物的製造の際に、醗
酵の間に厄介な副生成物として大量の青カビ菌糸
体が生じる。青カビ菌糸体は、ペニシリンを形成
する菌、Penicillium chrysogenumの菌物質であ
る。それは、ペニシリンの製造プロセスにおいて
たとえば過、遠心分離によつて培養液から分離
され、そしてなお、用いられれる洗滌の有効性に
依存して種々の量の残留のペニシリンを含む。培
養液の液中にペニシリンが存在し、これは溶液
の抽出により分離される。この醗酵プロセスにお
いて不可避的に得られる菌糸体の処分又は利用
は、特にその残留ペニシリン含量により阻げら
れ、その無害な除去は多くの処分又は利用可能性
のための重要な前提である。約80〜90重量%の水
含量で多くの場合刃物の通らないコンパクトな形
で生じる、いわゆる湿つた菌糸体の量は、100m3
の培養液当り約25〜35トンである。それは、たと
えばベルトプレスによる強力な、後に行う圧縮に
より乾燥物質を約25〜30重量%にされることがで
きる。この乾燥物質(Trockenmasse=TM)
は、平均して下記の組成を持つ: 91重量%の有機物質、そのうち44重量%は粗蛋
白、 9重量%の無機物質、 残留ペニシリン含量は約2000〜5000mg/KgTM その高い水含量の故に、得られる粗菌糸体生成
物(好ましくは約10〜30重量%の乾燥物質を含
む。)は、極めて容易に傷む。僅か一日後に、そ
れは急速に始まる腐敗の結果として悪臭のする物
質に変る。このことは、菌糸体が短時間内に処分
されるか又は適当な使用に供せられなければなら
ないことを意味する。
かつてペニシリンの微生物的製造が比較的小さ
な量で行われていた時には、大きな困難なくたと
えば廃棄場に積むこと又は動物に飼料として与え
ることによつて菌糸体を片づける実際的方法があ
つた。しかし近時、そのような処分法はもはや不
可能となつた。廃棄場に積むことは、非常に大量
たとえば一日当り約30トンの菌糸体が近時の大規
模プラントで得られ、そしてそれから強烈な臭が
発するので、禁じられている。従つて環境汚染の
理由から、菌糸体生成物全体は他の方法たとえば
それを高希釈で生物学的処理プラントに通すこと
によつて処分されなければならない。しかし、こ
れは莫大な費用を要する。
動物の飼料としての使用もまた、残留ペニシリ
ンの故に今日では許されない。
その窒素含量の故に菌糸体を農業で肥料に用い
ることが既に試みられた。しかし一年を通して毎
日利用できる十分に広い土地を見つけることは困
難である。この場合にも悪臭は避け難く、そして
残留ペニシリンがまた存在する場合には動物及び
人におけるペニシリンへの耐性が生れる危険があ
る。
ドイツ民主共和国特許第139083号明細書に、た
とえば肥料又は動物の飼料として用いられ得るペ
ニシリン不含の菌糸体乾燥生成物を作る方法が記
載される。そこでは5より小さいPH値に酸性化さ
れた菌糸体の水性懸濁物が、150〜300℃でスプレ
ー乾燥に付され、そしてこれによつて含有ペニシ
リンが破壊される。
米国特許第3928642号明細書に、加圧下で140〜
200℃に菌糸体物質を加熱しそして続いてそれを
乾燥することによる残留ペニシリンを破壊するた
めの方法及び動物の飼料としての生成物の使用が
記載される。
しかしこの二つの方法は、装置的に費用がかか
り、高いエネルギーコストを必要とし、そして実
際には極めて不経済である。
従つて本発明は、大規模な工業スケールで得ら
れる菌糸体物質から単純かつ経済的方法でその残
留ペニシリンを除き、そしてその価値ある蛋白質
含量を持つ菌糸体生成物をたとえば低価格の動物
の飼料として特に家畜の肥育において、或いは肥
料として、出来るだけ完全に更に利用し得るとこ
ろの質で得るという目的に基づく。
本発明者は驚ろくべきことに、醗酵により形成
された水を含むペニシリン製造培基(=湿つた菌
糸体)中の残留ペニシリン含量は、通常の量の残
留ペニシリン、好ましくは1Kgの乾燥物質当り約
2000〜5000mgのペニシリンを含む青カビ
(Penicillium)の粗菌糸体物質をペニシリン耐性
の乳酸菌(Lactobacilli)を用いて嫌気的乳酸醗
酵に付すと、事実上完全に除去され得ることを見
い出した。このプロセスにおいて菌糸体は分解さ
れて、サイレージ生成物に変る。
また、それ自体ペニシリン感受性である乳酸菌
は、たとえば通常の量の残留ペニシリンを含む粗
菌糸体物質の少量中で、醗酵的に乳酸に転化しう
る糖の添加下に嫌気的に培養されることによりペ
ニシリンに対して馴化することを見い出した。そ
の際乳酸醗酵で菌糸体の分解及び管状に見える菌
糸構造の部分的破壊のもとに残留ペニシリンは破
壊される。そしてペニシリンを含まず乳酸を含み
そしてそれにより安定にされた、ペニシリン耐性
の乳酸菌を含んでいる菌糸体サイレージ生成物が
得られ、これは他の粗菌糸体のサイロ充填物を嫌
気的に乳酸醗酵してペニシリンを破壊し、その経
過自体中でペニシリン耐性乳酸菌の形成を続行す
るための接種素として著しく適している。
ペニシリン耐性乳酸菌を得るためには、たとえ
ば公知のバクテリア的乳酸形成物、たとえば好ま
しくは嫌気的乳酸醗酵で作られた農業醗酵サイレ
ージたとえば牧草のサイレージ、青物のトウモロ
コシのサイレージ、ビート葉のサイレージ等中に
大量に存在するものから出発することができ、こ
の場合、このサイレージ生成物又はサイレージ汁
を乳酸菌接種素として用いることができ、又は
我々を取囲む大気中に通常十分な量で存在するも
のから出発することができ、この場合、接種され
るべき粗菌糸体の少量を数時間空気中に放置す
る、たとえば過プラントにおけるフイルタープ
レスからはずしたフイルターケーキを開放貯蔵す
る。
従つて本発明の対象は、通常の量の残留ペニシ
リンを含む、醗酵的に形成された、水を含有する
ペニシリン製造培地(湿つた菌糸体)から、残留
ペニシリンを除去してペニシリン不含有の菌糸体
物質を作る方法において、残留ペニシリンを含む
青カビ(Penicillium)粗菌糸体物質を、ペニシ
リン耐性の乳酸菌を用いて嫌気的乳酸醗酵に付す
ことを特徴とする方法である。
上述の方法の一態様としてさらに、まず自体公
知の条件下で少量の青カビ粗菌糸体物質でもつて
嫌気的乳酸醗酵を行い、その際ペニシリン耐性の
乳酸菌を得かつ粗菌糸体物質をペニシリン不含の
菌糸体サイレージ生成物に転化し、これを次に接
種素として粗菌糸体物質の主部に加えそして前述
の主プロセスの嫌気的乳酸醗酵に付す方法も本発
明の範囲に入る。
本発明に従い、乳酸醗酵は元のコンパクトな粗
菌糸体出発物質の著しい液化をもたらしポンプで
汲み出せるサイレージ物質を形成し、そして乳酸
形成の結果としてそのPH値を4.5以下、好ましく
は4.2〜4.5、特に4.4に下げ、このことから、通常
黄土色の菌糸体サイレージ生成物に保存作用がも
たらされ、このものは常温で嫌気的条件たとえば
サイロの中で数ヶ月貯蔵できる。本発明に従い作
られたサイレージ生成物は、好ましい、僅かにす
つぱい、酵母芳香様の臭を持つ。それは、動物、
特に家畜、好ましくは肥育牛及び肥育豚に好んで
食べられ、そして特に高蛋白飼料成分として又は
他の高カロリー飼料と共に飼料の一成分として優
れた肥育結果をもたらす。この菌糸体サイレージ
生成物は、なかんずくアミノ酸であるリシン、メ
チオニン及びシステインを含む。
従つて本発明の対象は、本発明に従つて作られ
たペニシリン不含の菌糸体サイレージ生成物を含
有する飼料、ならびに動物とくに家畜用の飼料、
好ましくは牛及び豚の肥育飼料としてのそれの使
用を包含する。
本発明の別の対象は、肥育用家畜に通常の方法
で、本発明により作られたペニシリン不含の菌糸
体サイレージ生成物を含む混合飼料を与えること
を特徴とする、牛及び豚の肥育のための方法を包
含する。
本発明により作られたペニシリン不含の菌糸体
サイレージ生成物は、従来知られていずまた文献
に記載されていないので、これもまた本発明の対
象として包含される。
本発明に従うペニシリン不含の菌糸体サイレー
ジ生成物の別の有利な使用可能性は、特にそれの
窒素含量の故に、どこででも使用できかつ環境問
題のない肥料として、例えば果樹栽培、園芸及び
ブドウ栽培において、農業及び林業において、並
びに望ましい環境植物の育成のために、それを用
いることにある。その際、生成物の液状の粘性と
ポンプで汲める事は、施与及び撤布の際に著しく
有利であり得る。なかんずくそれをたとえばパイ
プラインを用いて傾斜地や温室に移送しスプリン
クラーで土壤に撤布することができる。
本発明に従う方法は、全ての公知の醗酵的に形
成されたペニシリン製造菌糸体に使用できる。ペ
ニシリンG及びVの製造からの菌糸体が好まし
い。特にペニシリンG製造のアオカビ属菌糸体が
好ましい。
適当な分析が示すように、本発明により作られ
た菌糸体サイレージ生成物は、最も敏感な検査法
及び検出法を用いてもペニシリンはもはや検出さ
れない。
当業者に長い間、乳酸菌で起こされる乳酸醗酵
とくにたとえば酪農業で実施される種々の醗酵
は、ペニシリンによつて実際上完全に阻止されう
ることが知られていた故に、上述の結果は正に驚
ろくべきことである(Max Schultz著、
“Dasgrto Be Molkereilexikon(酪農大辞典)、
Volkswirtschaftlicher Verlag Kempten,第
巻(第4版)、1965,第895ページ参照)。さらに
本発明に従う方法は、従来知られている菌糸体処
理方法のどれよりも経済性の点で著しく優れてい
る。
本発明に従うサイロ処理方法は、回分的にたと
えば醗酵樽又はサイロで行い、あるいは連続的に
たとえばサイロの頂部から原料を供給し、出来上
つたサイレージ生成物を、たとえば円錐状にせば
められた底部に備えられることができる排出装置
から連続的に又は所与の時間間隔で取り出すよう
円筒形であることができるサイロ塔中で行われ得
る。連続的方法が好ましいが、これはサイロ処理
容器中で最小滞留時間を必要とし、この時間はそ
の都度維持される処理条件、たとえば温度、糖含
量、残留ペニシリン含量、バクテリア活性のもと
での望む乳酸醗酵の経過のための必要時間により
決められる。それは、たとえば12m3のサイロ処理
塔では、20〜25℃で好都合な条件下で約6日間で
あることができる。もし得られた菌糸体サイレー
ジ生成物が次に貯蔵されるべきならば、その貯蔵
は嫌気的条件下で行われなければならず、その
際、貯蔵温度は有利には常温を越えてはならな
い。
醗酵的に乳酸に転化される糖としては、たとえ
ば農業における飼料のサイロ処理においても用い
られるようなものが用いられる。それは、特に蔗
糖−又はグルコース製造からの糖みつ(糖含量約
50重量%)、ジヤガイモ−又はとうもろこし澱粉
からのヘキソース、グルコース、ラクトース、蔗
糖たとえば甘蔗糖又は甜菜糖、転化糖及びデキス
トロースである。しかしまた全ての他の公知の糖
及び糖含有廃棄物、たとえば糖みつ化した乾燥砂
糖ビートチツプ、糖混合物及び糖シロツプ生成物
及び場合によりこれらの誘導体(これらが醗酵的
に乳酸に転化できるなら)、又はこれらの水性溶
液つまり希釈物も用いられ得る。特に糖みつが好
ましい。
嫌気的乳酸醗酵のために用いられる粗菌糸体物
質中の糖割合は、粗菌糸体乾燥物質に対して好ま
しくは約5〜10重量%である。ここで、この割合
は、臨界的な上限を持たず、一般に経済的観点か
ら選択される。これに対して、糖割合の下限は任
意に下げられることができない。それはむしろ、
得られる菌糸体サイレージが、形成された乳酸に
より4.5より小さいPH値をとり、それによつて安
定になりかつ貯蔵できるような範囲まで乳酸醗酵
を可能にする最少量のオーダーである。もし糖含
量があまりにも低いと、あまりに少い乳酸が形成
されること、意図しない醗酵が起りたとえばブタ
ン酸及び酢酸が形成されうること及び残留ペニシ
リンが完全に破壊されず従つてサイレージは傷ん
で飼料として用いられ得なくなることという危険
が生れる。従つて、用いられる粗菌糸体物質は水
含有粗菌糸体物質の総重量に対して好ましくは少
くとも1.5重量%、特に1.5〜5重量%の糖(たと
えば約3〜10重量%の糖みつに相当する。)を含
むことが有利であると判つた。さらに、後に接種
素として用いられるところのペニシリン耐性乳酸
菌培地の最初の培養においては、有利にはバクテ
リアに出来るだけ高い糖栄養素含量を供給しかつ
上述の範囲の上限内の糖含量でもつて実施するこ
とが有利であることが見い出された。この際に好
ましくは、水含有粗菌糸体物質の総重量に対して
3.5〜5重量%つまり粗菌糸体乾燥物質に対して
25〜35重量%の糖を用いる。本発明に従う、菌糸
体の分解、残留ペニシリンの破壊及び菌糸体サイ
レージの保存を行う酸性化を伴う嫌気的乳酸醗酵
のプロセスは、常温の少し上ないし少し下の温
度、好ましくは約20〜25℃で行われる。醗酵の開
始後、好ましい醗酵条件下で2〜3日後ですでに
4.5〜4.2の範囲のPH値が達成され、これによつて
酸性生成物は嫌気性条件及び常温下でたとえばサ
イロ塔の中で数ヶ月間、貯蔵安定のままである。
しかし、残留ペニシリンの完全な破壊を達成でき
るためには好ましい醗酵条件下で少くとも6日間
の全醗酵時間を必要とする。
顕微鏡で容易に見られるように、本発明に従う
菌糸体のサイロ処理は、管状に見える菌糸体構造
の部分的崩壊を伴つて進む。この菌糸体の分解に
よつて、サイレージ生成物は、出発物質としての
粗菌糸体に比べて動物の飼料として良く消化さ
れ、動物がよく食べそして従つて飼料としてより
良く用いられうる。
仕込む粗菌糸体物質に、通常の醗酵サイレージ
の製造で仕込まれるサイロ処理できる飼料成分た
とえば牧草、青物のトウモロコン、ビートの葉、
ビートチツプ、及び特に穀物のわらを好ましくは
小さく切断した形で加えることは、場合により、
得られる菌糸体サイレージ生成物をポンプで汲め
るようにするために、可能であることと判つた。
そのような飼料成分の添加量は、自体、臨界的で
はない。形成されるサイレージ生成物がポンプで
汲める形態で得られるべきである場合には、場合
により好ましくはその量は、水含有粗菌糸体物質
の総重量に対して最大15重量%までである。
豚と牛における給餌実験から、これら動物は本
発明に従うサイロ処理した菌糸体生成物を好んで
食べ、その際、牛は場合により短期間の初期馴化
段階を要することが判つた。実験した牛は、さら
に、対照群よりもいく分良い体重増加を示した。
生成物の消化性は、非常によい。
本発明に従う菌糸体サイレージ生成物は低価格
の、蛋白質に富む飼料成分として、慣用の他の高
カロリー飼料及び場合により補助飼料と組合せて
牛及び豚の肥育に特に好ましく用いられ、その場
合、顕著な肥育結果が得られる。
本発明を、下記の実験例でより詳しく説明す
る。但しそれは本発明を限定するものではない。
比較例 1 ペニシリンG製造からの青カビの湿つた菌糸体
(コンパクトなもの)(TM=11重量%、ペニシリ
ンG含量=2350mg/KgTM)の1Kgを、30gの殺
菌した澱粉糖溶液(グルコース含量=50重量%)
と滅菌条件下で混合し、該混合物を2の滅菌し
たコニカルフラスコ中で室温(23℃)で他の感染
なしに嫌気的条件下に放置する。その際、フラス
コ中の残留酸素は、窒素導入により除かれる。フ
ラスコの栓として、蒸留水を満たされた小さな醗
酵管を持つゴム栓が用いられる。
7日間後にフラスコ内容物の乳酸含量と残留ペ
ニシリン含量を調べる。
ペニシリンの測定は、ペニシリナーゼ試験と組
合せた寒天拡散試験により行われる。
乳酸醗酵つまり乳酸形成は起つていず、かつ残
留ペニシリン含量も実質上減少していないことが
判つた。
比較例 2 ペニシリンG製造からの青カビの湿つた菌糸体
(コンパクトなもの)(TM=10重量%、ペニシリ
ンG含量=2520mg/KgTM)の1Kgを、30gの殺
菌した澱粉糖溶液(グルコース含量=50重量%)
及び100gの凝乳(乳酸菌接種素として)と滅菌
条件下で混合し、該混合物を滅菌した2のコニ
カルフラスコ中で室温(23℃)で他の感染なし
に、比較例1と同様に嫌気的条件下に7日間放置
する。続いてフラスコ内容物の乳酸含量とペニシ
リン含量を調べる。
乳酸醗酵つまり乳酸形成は起つていず、かつペ
ニシリン含量も実質上減少していないことが判つ
た。このことは、凝乳で接種した乳酸菌が、残留
ペニシリンを含む湿つた菌糸体物質中で乳酸醗酵
を起せないことを示す。
比較例1及び2で用いた青カビの湿つた菌糸体
の乾燥物質(TM)は、下記の組成を持つ: 91重量%有機物質、そのうち44重量%は蛋白
質、 9重量%無機物質、 残留ペニシリンGの含量、2350又は2520mg/Kg
TM。
実施例 1 ペニシリンG製造からの青カビの湿つた菌糸体
(コンパクトなもの)(TM=18重量%(有機物質
91重量%、無機物質9%)、ペニシリンG含量=
2060mg/KgTM、PH=5.6)の0.5Kgを、50gの澱
粉糖溶液(グルコース含量=50重量%)及び0.5
Kgの湿つた青物トウモロモシサイレージと混合
し、混合物を2のコニカルフラスコにつめる。
フラスコ中の残留酸素を窒素導入により除き、そ
してフラスコを、蒸留水を満たされた醗酵管を持
つゴム栓で密閉する。嫌気的条件下で23℃で12日
間放置した後、フラスコ内容物の乳酸含量、残留
ペニシリン含量及びPH値を調べる。
ペニシリンの測定は、ペニシリナーゼ試験と組
合せた寒天拡散試験により行われる。PH測定は、
ガラス電極で行われる。乳酸含量は、滴定により
測定される。
12日間のサイロ処理後の分析: サイレージ生成物のPH値 4.4 サイレージ生成物中の乳酸含量 3.6重量% ペニシリンG残留含量(用いられた菌糸体の乾燥
物質に対して) 検出できず(0.05mg/Kg菌糸体
乾燥物質より小) 得られた黄土色のサイレージ生成物は、液体状
の粘度を持つ。それは、すつぱい、好ましい酵母
様の臭を持ち、ペニシリン耐性の乳酸菌を含み、
そして別の新しい粗菌糸体サイロ処理仕 込物のための乳酸菌接種素として用いられる。計
数により測定されたバクテリア数は、107〜108
酸菌/(1gの湿つたサイレージ生成物)であ
る。
実施例 2 ペニシリンG製造からの青カビの湿つた菌糸体
(コンパクトなもの)(TM=15重量%(有機物質
91重量%、無機物質9%)、ペニシリンG含量=
4000mg/KgTM、PH=5.9)の2Kgを、ペニシリ
ン醗酵タンクの収集ラインの終りで、フイルター
布の上に約5cmの層厚さで拡げそして乳酸菌感染
のためにこの形態で処理プラント内で2時間大気
にさらし放置する。
上述の特性値を持ち、空気でバクテリア感染さ
れた青カビの湿つた菌糸体1Kgを、100gの澱粉
糖溶液(グリコース含量=50重量%)と混合し、
そして該混合物をコニカルフラスコ中で実施例1
と同様に嫌気的条件下で18日間放置すると、サイ
ロ処理が起る。フラスコ内容物の検査を、実施例
1のように行う。
18日間のサイロ処理後の分析: サイレージ生成物のPH値 4.3 サイレージ生成物の乳酸含量 4.2重量% ペニシリンGの残留含量(用いた菌糸体の乾燥物
質に対して) 検出できず(0.05mg/Kg菌糸体乾
燥物質より小) 得られる黄土色のサイレージ生成物は、液状の
粘度を持つ。それは、すつぱい、好ましい酵母様
の臭を持ち、ペニシリン耐性の乳酸菌を含み(そ
の多くは顕微鏡で見うる。)、そして別の新しい粗
菌糸体サイロ処理仕込み物のための乳酸菌接種物
質として用いられる。
バクテリア数は、1〜5×108乳酸菌/(1Kg
の湿つたサイレージ生成物)である。
実施例 3 合成樹脂(ガラス繊維強化)から作られ、直径
1mの、12m3容量の円筒状サイロ塔は、底部で円
錐状に狭められ、そしてゆるくはまる被い板によ
り空気が入らぬように密閉された排出装置を備え
る。
ペニシリンG製造からの青カビの湿つた菌糸体
(コンパクタなもの)(TM=15.5重量%(有機物
質91重量%、無機物質9重量%)、ペニシリンG
含有=3500mg/KgTM、PH=5.6)の10000Kg+糖
みつ(糖含量=50重量%)300Kg+ペニシリン耐
性乳酸菌を含む接種素サイレージ(実施例1に従
い作られたもの)400Kgを交互に層状にサイロ塔
に詰め、そしてサイロを、ゆるくはまる蓋で密閉
する。サイロ処理期間は、20〜25℃で7日間であ
る。サイレージ生成物の検査を実施例1のように
行う。
7日間のサイロ処理後の分析: サイレージ生成物のPH値 4.4 サイレージ生成物の乳酸含量 2.7重量% ペニシリンGの残留含量(用いた菌糸体の乾燥物
質に対して) 検出できず(0.05mg/Kg菌糸体乾
燥物質より小)。
得られた黄土色のサイレージ生成物は、液状の
粘度を持ち、ポンプで汲める。それはすつぱい、
好ましい酵母様の臭を持ち、ペニシリン耐性の乳
酸菌を含む(その多くは顕微鏡で見える。)。比較
的少い乳酸含量は、粗菌糸体物質に添加された同
様に比較的少い糖の割合に対応する。サイレージ
生成物は、通常の嫌気性条件下で良好に貯蔵され
うる。
実施例 4 実施例3に対応する12m3容量のサイロ塔でのサ
イロ処理。
出発物質である湿つた菌糸体の乾燥物質含量を
高めるために、湿つた菌糸体をウインクラー・ベ
ルトプレス(Winkler belt press)で圧縮してさ
らに脱水し、得られた高い乾燥物質含量でもつて
下記のようにサイロ処理を行う: 圧縮した、ペニシリンG製造からの青カビの湿
つた菌糸体(コンパクタなもの)((TM=26.5重
量%(有機物質91重量%、無機物質9重量%)、
ペニシリンG含量=2800mg/KgTM、PH=5.8)
10000Kg+糖みつ(糖含量=50重量%)300Kg+ペ
ニシリン耐性の乳酸菌を含む、実施例3に従い作
られた接種素サイレージ1000Kgをサイロ塔に交互
に層状に詰め、そして実施例3のように20〜25℃
で7日間サイロ処理し、サイレージ生成物を検査
する。
7日間のサイロ処理後の分析: サイレージ生成物のPH値 4.5 サイレージ生成物の乳酸含量 3.0重量% ペニシリンGの残留含量(用いた菌糸体の乾燥物
質に対して) 検出できず(0.05mg/Kg菌糸体乾
燥物質より小) 得られたサイレージ生成物は、実施例3に記載
したサイレージ生成物と事実上同じの外観と類似
の特性を持つ。それは、液状であり、ポンプで汲
める。
実施例 5 実施例3及び4で記載したサイロ処理を、サイ
ロ塔で連続的に行うこともできる。そのために、
サイレージ生成物の詰まつたサイロ塔から一日当
り2m3の出来上つたサイレージを下方から取り出
し、そして糖みつ+10重量%のペニシリン耐性乳
酸菌含有接種素サイレージと共に新しい粗菌糸体
2m3を上方から供給する。接種素サイレージとし
て、下方から取り出されたサイレージを用いる。
約20〜25℃でサイロ処理されるべき菌糸体物質の
サイロ塔内での最小滞留時間は、約6日間であ
る。連続的に得られたサイレージ生成物は、実施
例3及び4に記載されたのと類似の特性を持ち、
そして同様にペニシリンGの残留含量は完全に無
い。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 醗酵的に形成された、水を含む、通常の量の
    残留ペニシリンを含むペニシリン製造培地から、
    残留ペニシリンを除去してペニシリンを含まない
    菌糸体物質を作る方法において、残留ペニシリン
    を含む青カビ(Penicillium)の粗菌糸体物質を、
    ペニシリン耐性の乳酸菌を用いて嫌気的乳酸醗酵
    に付すことを特徴とする方法。 2 まず自体公知の条件下で少量の青ガビ粗菌糸
    体物質でもつて嫌気的乳酸醗酵を行つてペニシリ
    ン耐性乳酸菌を得かつ粗菌糸体物質をペニシリン
    不含の菌糸体サイレージ生成物に転化し、これを
    次に接種素として粗菌糸体物質の主部に加えるプ
    ロセスを前段階として伴う特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 3 乳酸菌接種素として醗酵飼料サイレージを、
    前段階の少量の青カビ粗菌糸体出発物質に加える
    特許請求の範囲第2項記載の方法。 4 前段階の少量の青カビ粗菌糸体出発物質を数
    時間空気にさらすことにより接種する特許請求の
    範囲第2項記載の方法。 5 得られるペニシリン不含の菌糸体サイレージ
    生成物が4.5より小さいPHを持つ特許請求の範囲
    第1〜第4項のいずれか1項に記載の方法。 6 用いられる青カビ粗菌糸体物質が10〜30重量
    %の乾燥物質割合を持ち、残部が主として水であ
    るところの特許請求の範囲第1項〜第5項のいず
    れか1項に記載の方法。 7 ペニシリンGの製造の青カビ粗菌糸体物質を
    用いる特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれか
    1項に記載の方法。 8 青カビ粗菌糸体に農業の醗酵飼料サイレージ
    又はその出発成分又は穀物のわらを加える特許請
    求の範囲第1項〜第7項のいずれか1項に記載の
    方法。 9 乳酸菌により乳酸に転化されうる糖が粗菌糸
    体物質中に、水含有粗菌糸体物質に対して1.5〜
    5重量%の割合で存在する特許請求の範囲第1項
    〜第8項のいずれか1項に記載の方法。 10 糖が糖みつ糖である特許請求の範囲第9項
    記載の方法。 11 連続的プロセスで行う特許請求の範囲第1
    項〜第10項のいずれか1項に記載の方法。
JP2526482A 1981-02-23 1982-02-20 Preparation of mycelium substance not containing penicilin from penicilin producing culture medium formed fermentably Granted JPS57155987A (en)

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DE19813106649 DE3106649A1 (de) 1981-02-23 1981-02-23 "verfahren zur herstellung von penicillinfreien myzelmassen aus fermentativ gebildeten penicillinproduktionskulturen und ihre verwendung als tierfutter und duengemittel"

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JPH0353908B2 true JPH0353908B2 (ja) 1991-08-16

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EP (1) EP0060407B1 (ja)
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DE (2) DE3106649A1 (ja)
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ES509638A0 (es) 1983-01-16
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IE52982B1 (en) 1988-04-27
DE3261495D1 (en) 1985-01-24
IE820358L (en) 1982-08-23
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EP0060407A3 (en) 1982-12-29
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