JPH0353874B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0353874B2
JPH0353874B2 JP60005145A JP514585A JPH0353874B2 JP H0353874 B2 JPH0353874 B2 JP H0353874B2 JP 60005145 A JP60005145 A JP 60005145A JP 514585 A JP514585 A JP 514585A JP H0353874 B2 JPH0353874 B2 JP H0353874B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bimol
piezoelectric
piezoelectric flexible
elements
flexible body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60005145A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60234477A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Publication of JPS60234477A publication Critical patent/JPS60234477A/ja
Publication of JPH0353874B2 publication Critical patent/JPH0353874B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y15/00Nanotechnology for interacting, sensing or actuating, e.g. quantum dots as markers in protein assays or molecular motors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
    • H02N2/101Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors using intermittent driving, e.g. step motors

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は表面科学(Surface science)及び微
小製造技術等に使用するための、円弧状変位の精
度が秒のオーダーである様な圧電回転装置に係
る。
[従来技術] 原子レベルの表面の特徴を分解しうる走査トン
ネリング顕微鏡(Scanning Tunneling
Microscope)の発明などの表面科学に於ける並
びに1μm以下の表面構造がデバイスの製造に於い
て制御される様な製造技術に於ける発展によつ
て、例えば電極の様な物体もしくは器具をミリメ
ートルないしはセンチメートルのオーダーで変位
させる事が出来、しかもナノメータの範囲の再現
可能な精度が得られる様な位置付装置が必要にな
つてきた。線形変位を行なう置付装置に加えて、
回転位置付装置の需要も大きい。
上記の様な寸法の構造体を含む全ての表面の特
性の調査及び製造工程に於いて、ごみ及び湿度に
よる汚染を完全に回避する事が必要であるという
事実からして、これらの応用面に用いられる位置
付装置は真空を用いる環境に適合する事並びに約
500゜Kまでの加熱に耐えうるものである事が必須
である。更に原子レベルまで特性を分解しうるた
めには、位置付装置は極めて高度に振動しないも
のでなければならない。即ち装置は外界から機械
的に隔離されなければならない。これらの要件は
電位によつて制御される圧電素子と共に動作する
位置付装置によつて満足させる事ができる。
長手方向に物体を並進移動する圧電位置付装置
は公知であつて、例えばIBM Technical
Disclosure Bulletin(TDB)、Vol.22、No.7、
p.2897に開示されており、H形状の圧電部材がチ
ヤネル壁部に対して対になつた脚部を交互に留
め、その中央部分を伸縮させる事によつて樋状の
チヤネル内を移動しうる装置が示されている。真
直ぐなチヤネルでは線形の運動しかできない事は
云うまでもない。
更に、より融通性のある運動ができる様にチヤ
ネルを回避する他の種類の圧電位置付装置が公知
である。IBM TDB、Vol.23、No.7B、p.3369に
示される位置付装置はテーブル状の形態を用いて
いる。テーブルが8個の圧電脚部に乗つており、
それらのうちの4個がテーブルの内部のセクシヨ
ンへ接続されており、残りがその外部のセクシヨ
ンへ接続されており、これらのセクシヨンが圧電
素子によつて連接されている。上記群の脚部を持
ち上げたり、降下させたりするのを制御する事に
よつて並びに連続素子の適当な伸縮によつて、直
交方向にテーブルを動かすことができる。
圧電テーブルに3つの脚部を設け、脚部の底面
に静電クランプ装置が設けられ、それによつてベ
ンチに対する脚部の選択的クランプが可能な他の
形態のテーブルも公知である(EP−A1−
0071666)。テーブル及び脚部に於ける付勢電圧を
適当に制御する事によつて装置は線形にあるいは
その脚部の1つのまわりに動く事ができる。
この場合、回転運動が可能であるが、3つの脚
部を用いるので、その回転は厳密には円弧状では
なく、1度保持した位置の再発見が極めて困難で
ある。
更の他のタイプのステツピング・モータが
IBM TDB、Vol.16、No.6、p.1899に開示されて
いる。この場合、キヤプスタンの周辺が圧電的に
駆動さる棒状体に係合しており、棒状体は圧電変
換器によつて接線方向に移動しうる。このモータ
ーによつて、そのキヤプスタンはテープの駆動に
適した小さい回転ステツプを呈する。しかしなが
ら科学的な応用面もしくは製造技術に於ける応用
面という点からすると正確性もしくは再現性に欠
ける。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明が解決しようとする問題点は、前記の環
境条件(超高真空、耐熱、無振動)に適合し且つ
連続回転の際にもナノメータのオーダーの解像度
(精度)を呈する、円弧状の経路に沿う変位が可
能な圧電回転装置を提供する事にある。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点は、一端を軸回転する様に支持し他
端がクランプ・シユーを持つ、少くとも1個の圧
電可撓部と、上記クランプ・シユーとの係合のた
めに配置した少くとも1つのクランプ部材を夫々
が有する少くとも1対の圧電可撓部と、上記第1
の圧電可撓部を付勢すると共に可撓部を屈曲形状
にするための並びに上記の第1の可撓部がその屈
曲した形状になつた時に第2の圧電可撓部の対を
付勢して上記第1の可撓部をその位置に捕捉(以
下クランプという)するための回路とを含む圧電
回転装置によつて達成される。
[実施例] 第1図は支持プレート1に取付けた回転装置の
第1実施例を示す。軸ピン2の間にブロツク3が
配置されている。ブロツク3は圧電可撓部即ちい
わゆるバイモル素子4を支持する。その電極に電
圧が印加されると、付勢されてバイモル素子4の
右手端部が第1図の紙面から上方へ持ち上がる様
になる。ブロツク3には調整ねじ5が設けられて
いる。このねじは、バイモル素子4、該素子の自
由端に設けたクランプ・シユー6並びに該シユー
が担持する荷重体7の質量を釣合わせるために用
いる。例えば荷重体7は検査もしくは処理のため
に移動させねばならない物体あるいは器具ないし
電極(走査トンネリング顕微鏡のチツプなど)で
ある。軸ピン2は支持プレート1上に設けたアン
グル部8及び9に於いて支持されている。第2図
はこれらの配置を側面から示す図である。
1対のバイモル素子10及び11が夫々支持体
12及び13(支持プレート1に固定されてい
る)に支持されている。バイモル素子10及び1
1はクランプ・シユー6及びブロツク3を含むバ
イモル素子4の全長に沿つて配置されている。
(バイモル素子10及び11は夫々より短いバイ
モル素子であつてもよい。)バイモル素子10及
び11は夫々端部にクランプ手段14,15及び
16,17を担持している。バイモル素子10及
び11の電極に電位が印加されない場合には、ク
ランプ手段14及び16はブロツク3の上に乗つ
ており、クランプ手段15及び17はクランプ・
シユー6に乗つている。第1図はバイモル素子1
0及び11の右半分に対して電位が印加されてク
ランプ部材15及び17がクランプ・シユー6か
ら離れた状態を示す。電圧が印加されると、バイ
モル素子4は上方へ屈曲し(第3図)、円弧状の
径路に沿つてホーム・ポジシヨンより高い位置ま
で荷重体7を持ち上げる。
バイモル素子10及び11に対する電圧をカツ
トすると、クランプ手段15及び17は再びその
ノーマル・ポジシヨンへ戻り、バイモル素子4の
持ち上げられているクランプ・シユー6をクラン
プする。次にバイモル素子10及び11の左手の
部分に電位を印加すると、クランプ部材14及び
16がブロツク3から離れる。バイモル素子4に
於ける電位をカツトすると、このバイモル素子は
伸びて、第5図に示す状態を呈する。即ちブロツ
ク3が軸ピン2のまわりを軸回転する事になる。
種々のバイモル素子によつて呈せられる屈曲量
は印加される電圧の振幅に厳密に依存する事は云
うまでもない。従つて、上述の手順の1つのステ
ツプに於いて、荷重体7を1秒の何分の1の弧に
沿つて持ち上げる事が可能である。このステツプ
は所望の偏向状態が達成されるまで反復する事が
できる。更に、より大きな振幅を用いる事によつ
て、可撓体がより大きなステツプを呈する様にす
る事も可能である。例えば長さ25mmの可撓体は約
1μm/V動く事ができる。これは、第1図ないし
第5図の例に於いて、およそ10秒の弧/Vに相当
する。即ち、1mVによつて10-2秒の弧の変位が
生じ、約200Vの最大許容電圧によつておよび
1/2度(30゜)の角度変位が生じる。第1図な
いし第5図の実施例を設計する場合の最大の総偏
向量は約15度である。
第6図は第1図ないし第5図の実施例の動作に
於いて生じる各ステツプの順序を図式的に説明す
るタイミング図である。時間t0に於いて、バイモ
ル素子10及び11の電極に於ける電位U1及び
U2は0であるので、ブロツク3及びクランプ・
シユー6はクランプされた状態にある。時間t1
於いてU1が立上がると、クランプ手段15及び
17が開き、t2に於いてU3印加されるとバイモル
素子4が屈曲する。よつて荷重体7はt1及びt2
間に於いて第1の回転ステツプを呈する。t3に於
いて、U1はオフ状態に切換えられ、よつて荷重
体7はその到達した位置に捕捉される。t4に於い
て、U2が印加され、ブロツク3が解放されて軸
ピン2まわりに回転し、U3がオフ状態にスイツ
チされてバイモル素子4が伸長した状態を呈す
る。t5に於いてU2がオフ状態に切換えられ、クラ
ンプ3はその軸回転した位置にクランプされる。
これによつて第1回目の回転ステツプが完了す
る。t6に於いて新しいサイクルをスタートさせる
事が出来、t7及びt8の間に於いて第2回目の回転
ステツプが行われる。
調整ねじ5によつて回転装置がバランスされる
ので、逆にバイモル素子4に於ける電位U3をま
ず逆転し、そしてバイモル素子10及び11に於
いてU1及びU2をオンにする事によつて荷重体7
をその元の位置へ戻す事ができる。
本発明の変形を第7図及び第8図に示す。これ
らの図は無制限回転を呈する様に設計された圧電
回転装置を示している。この変形は、回転体の形
状にするため、第1図の実施例のブロツク3に対
応するハブ23にシヤフト18を取付け、そのシ
ヤフトの左側にもう1つのバイモル素子47を取
付けて、更にクランプ手段14,15,16,1
7を夫々円板状のクランプ・リング19及び20
に置換することによつて構成された。
シヤフト18に対して固定されたハブ23にバ
イモル素子24が取付けられている。バイモル素
子24の自由端部はクランプ・シユー25を担持
している。リング21及び22はシヤフト18に
対して空転する様に取付けられている。各リング
は夫々複数(例えば6個)のスポーク状のバイモ
ル素子26ないし31並びに32ないし37(説
明の便宜上図示されていない番号を含んでいる事
を理解されたい)を担持している。バイモル素子
26ないし31はリング19及び21の間に設け
られており、バイモル素子32ないし37はリン
グ20及び22の間に設けられている。バイモル
素子26ないし37の各々はその素子の中心に於
いて円形リブ38,39で支持されている。リブ
38,39は夫々ハウジング42の下半分40及
び上半分41と一体になつた部分を構成してい
る。リブ38,39は第1図ないし第5図に示さ
れる実施例の支持体12,13に相当する。バイ
モル素子26ないし37の電極は、各バイモル素
子の半分を各々独立して付勢しうる様にリブ38
及び39に対して取付ける位置に於いて分割され
ている。
この変形及び次の変形におけるバイモル素子の
制御は本発明に属さない適当な電子回路によつて
実施され、制御電位の印加は公知の図示しない滑
り接点リングを用いて実施する事ができる。
リング19及び20はシユー25から離隔して
保持されているが、リング21及び22はこれら
の間にハブ23をクランプしている。バイモル素
子24の電極に電圧を印加する事によつて、この
素子が屈曲し、リング19及び20に関してシユ
ー25が円弧状に僅かな変位を呈する。次にバイ
モル素子26ないし37の分割した電極に電圧を
印加する事によつて、リング19及び20がこれ
らの間にシユー25をクランプし、リング21及
び22の間からハブ23を開放する。以上に於い
てはシヤフト18の回転は生じていない。バイモ
ル素子24に於ける電圧がオフ状態になると、バ
イモル素子24は真直ぐに伸び、同時にシヤフト
18がハウジング42に関して1ステツプ回転す
る。これで次のサイクルを反復させる事ができ
る。
屈曲する時にバイモル素子26ないし37の長
さと端部の配列状態がわずかに変わるので、これ
らの素子はブレーキがかかるのを回避するために
リング19ないし22に形成した溝部43ないし
46の中でゆるく支持される。バイモル素子及び
クランプ・リングの間に於ける相互の円形変位を
防止するために適当な手段を設けるべきであるこ
とは云う迄もない。
動作中の第7図及び第8図の回転装置はシヤフ
ト18及びハウジング42間の相対的な回転変位
を生じる。トルクはシヤフトもしくはハウジング
のいずれに於ていも得る事ができる。
単一のバイモル素子24を用いた場合、回転装
置が発生するトルクは相当小さい。しかしなが
ら、夫々ハブ23に取付けた、クランプ・シユー
25を担持する参照番号47,48で示す様な2つ以
上の放射バイモル素子を用いる事によつて、より
大きなトルクを得る事ができる。
同様の簡略化した、無制限回転を得るための回
転装置の変形を第9図及び第10図に示す。
シヤフト49にバイモル素子50が取付けられ
ており、その自由端にはクランプ・シユー51が
担持されている。ハブ25及び53はシヤフト4
9に空転する様に取付けられている。各ハブは
夫々複数(例えば6個)のスポーク状のバイモル
素子54ないし59並びに60ないし65を有し
ている。バイモル素子54ないし59はリング6
6へ接続され、バイモル素子60ないし65はリ
ング67へ接続されている。
動作中、電圧が印加されないと、リング66及
び67はこれらの間にシユー51をクランプす
る。バイモル素子50の電極に電圧が印加される
と、バイモル素子50が屈曲して、シヤフト49
のわずかな回転が生じる。シヤフト49が適当に
保持されているものと仮定すると、バイモル素子
54ないし65を付勢した場合、リング66及び
67がシユー51を開放する。バイモル素子50
の脱勢によつて該素子は再び伸長する。そしてシ
ユー51は元の位置に関してわずかに前進した位
置を呈する。この時点で次のサイクルを反復させ
る事ができる。
ハブ52及び53はハウジング70の上半分6
8及び下半分69(フランジ71,72に於いて
相互に密封されている)によつて相互に接続され
ている。
第7図及び第8図の変形に於ける様に、リング
66及び67の内側に溝部73及び74が設けら
れ、よつてブレーキがかからない様にバイモル素
子54ないし65がその長さを変えそしてわずか
に屈曲する事が可能である。
第9図及び第10図は回転位置付装置のための
トルクを発生する単一の圧電バイモル素子50し
か示していないが、トルクを増すためにクラン
プ・シユーを備えた複数のバイモル素子を用いて
もよい事は明らかであろう。
第11図のタイミング図は、時間t0に於いてク
ランプ・シユー51がリング66及び67によつ
てクランプされる事を示す。t1に於いて、バイモ
ル素子50の電極に印加される電圧U4によつて
素子50が屈曲し、シヤフト49がt1及びt2の間
に於いて回転する。t2に於いて、バイモル素子5
4ないし65に電圧U5が印加され、シユー51
はリング66及び67から開放される。次にU4
及びU5がオフ状態にスイツチされて、バイモル
素子50が伸長し、リング66及び67がクラン
プする。この時点に於いて、新規なサイクルを開
始しうる。
第3図に戻ると、クランプ・シユー6及び荷重
体7は、バイモル素子が付勢される場合、わずか
に傾斜する。この問題は、バイモル素子4の電極
を分割し、バイモル素子4の一部を上方に屈曲さ
せ、他の部分を下方に屈曲させる様にそれらの電
極を付勢し、屈曲したバイモル素子の端部を並行
に保つ事によつて回避する事ができる。7:3の
割合でバイモル素子4の電極を分割する事によつ
て屈曲の際にバイモル素子が呈する長さ変化の問
題のほとんどを処理できる事が分つた。同じ関係
が、夫々第7図、第8図、第9図及び第10図の
変形のバイモル素子26ないし37並びに54な
いし65にも適用できる。
第12図は本発明による回転装置の他の変形を
示す。回転を生じるバイモル素子のクランプは第
8図及び第10図に示すものとは異つた方法で行
われる。第12図に於いて、シヤフト75及びバ
イモル素子76,77よりなる回転装置は、フラ
ンジ80及び81に於いてねじ止めしうるハウジ
ングの上半分78及び下半分79の中に納められ
ている。バイモル素子76及び77はこれらの自
由端にブロツク82及び83を担持している。こ
れらのブロツクは夫々圧電棒状体(管状体でも
可)84及び85を備えている。圧電棒状体8
4,85は通常の状態では両端部がハウジングの
上半分の部分78及び下半分の部分79に接して
おり、よつてブロツク82,83が変位しない様
に捕捉されている。棒状体84,85が付勢され
ると、棒状体が縮み、ハウジングの上下の部分7
8,79との係合から開放される。所望の回転を
うるためにバイモル素子76,77並びに棒状体
84,85を適当に付勢する適当な制御装置を創
作する事は容易であろう。更にこの実施例に於い
ては、シヤフト75もしくはハウジングに於いて
バイモル素子76及び77が伸長される際にその
一方もしくは他方を捕捉するためにロツク用のメ
カニズムが必要とされる事も明らかであろう。同
じ事が第8図及び第10図の変形に於いても云え
る。夫々シヤフト18及びハウジング42並びに
シヤフト49及びハウジング70は、達成された
回転がバイモル素子の脱勢時に逆転するのを回避
するためにバイモル素子が伸長する際に相互のロ
ツキングを必要とする。シヤフト18,49,7
5を捕捉するための非常に簡単な装置を第12図
の回転装置に関連して示す。シヤフト75の一端
に金属製のデイスク86を取付ける。このデイス
クに誘電材層87を被覆する。デイスク86は金
属プレート88からわずかに離して維持する。デ
イスク86及びプレート88間に電圧を印加する
事によつて電界が生じ、その静電力によつてデイ
スク86が回転しない様に引きつけられ、固定さ
れる。デイスク86のために非常に薄い、可撓性
のシート状金属を選択する事によつて、この装置
の効果を相当増強し、公差を緩和させる事が可能
である。
第8図、第10図及び第12図の変形は、バイ
モル素子に印加される電圧の極性を反転し、上記
ロツキング機構を適当に逆転させる事によつて両
方向に回転させる事が容易である。
[発明の効果] 本発明によりナノメータのオーダーの精度の円
弧状の径路に沿う変位が可能な圧電回転装置が提
供される。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の回転装置の第1
実施例を説明する図、第6図は第1図ないし第5
図の回転装置の動作のタイミング図、第7図及び
第8図は本発明の変形を説明する図、第9図及び
第10図は本発明の別変形を説明する図、第11
図は別変形の動作タイミング図、第12図は他の
変形を説明する図である。 1……支持プレート、2……軸ピン、3……ブ
ロツク、4……バイモル素子、5……調整ねじ、
6……クランプ・シユー、7……荷重体、8,9
……アングル部、10……バイモル素子、12…
…支持体、14,15,16,17……クランプ
手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一端がブロツク3に取付けられ他端がクラン
    プ・シユー6を担持する様構成されて、電圧供給
    のオン・オフによつて支持プレート1の上面に対
    し凸形になるような屈曲状態又は復帰状態を取る
    少くとも1つの第1圧電可撓体4と、 上記支持プレートの上面に並行な軸で軸回軸し
    うるように、上記ブロツク3を軸支する手段2,
    8,9と、 上記支持プレートの上面に並行に上記第1圧電
    可撓体をはさんでその両側に配設された少くとも
    1対の圧電可撓体であつて、夫々両端間で支持体
    12,13によつて上記支持プレート上に支持さ
    れ、上記支持体をはさんで夫々の右半分(U1)
    及び左半分(U2)に対して独立的に電圧を供給
    しうるようになつており、電圧供給のオン・オフ
    によつて夫々の両端が上記第1圧電可撓体から遠
    ざかる方向に屈曲し又は復帰する第2圧電可撓体
    10及び第3圧電可撓体11とを備え、 上記クランプ手段14,15,16,17は第
    2及び第3圧電可撓体への電圧供給がオフのとき
    夫々ブロツク3及びクランプ・シユー6を不動状
    態に捕捉する様になつており、 上記第2及び第3圧電可撓体の右半分(U1)
    を夫々オンにし、上記第1圧電可撓体4をオンに
    し、上記第2及び第3圧電可撓体の右半分(U1)
    を夫々オフにし、上記第2及び第3圧電可撓体の
    左半分(U2)をオンにすると共に上記第1圧電
    可撓体をオフにし、その後上記左半分(U2)を
    オフにすることにより、第1圧電可撓体の上記他
    端を円弧状の経路に沿つて移動させることを特徴
    とする圧電回転装置。
JP60005145A 1984-05-03 1985-01-17 圧電回転装置 Granted JPS60234477A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP84104926.5 1984-05-03
EP84104926A EP0160707B1 (en) 1984-05-03 1984-05-03 Piezoelectric stepping rotator

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2037530A Division JPH0744857B2 (ja) 1984-05-03 1990-02-20 圧電回転装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60234477A JPS60234477A (ja) 1985-11-21
JPH0353874B2 true JPH0353874B2 (ja) 1991-08-16

Family

ID=8191914

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60005145A Granted JPS60234477A (ja) 1984-05-03 1985-01-17 圧電回転装置
JP2037530A Expired - Fee Related JPH0744857B2 (ja) 1984-05-03 1990-02-20 圧電回転装置

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2037530A Expired - Fee Related JPH0744857B2 (ja) 1984-05-03 1990-02-20 圧電回転装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4600854A (ja)
EP (1) EP0160707B1 (ja)
JP (2) JPS60234477A (ja)
DE (1) DE3474380D1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6162370A (ja) * 1984-08-31 1986-03-31 Tokyo Juki Ind Co Ltd ピエゾモ−タ
US4734610A (en) * 1986-03-25 1988-03-29 Canon Kabushiki Kaisha Vibration wave motor
US4890027A (en) * 1988-11-21 1989-12-26 Hughes Aircraft Company Dynamic motor controller
US5247222A (en) * 1991-11-04 1993-09-21 Engle Craig D Constrained shear mode modulator
US5631824A (en) * 1994-05-26 1997-05-20 Polytechnic University Feedback control apparatus and method thereof for compensating for changes in structural frequencies
US6154000A (en) * 1994-09-07 2000-11-28 Omnitek Research & Development, Inc. Apparatus for providing a controlled deflection and/or actuator apparatus
US5604413A (en) * 1994-09-07 1997-02-18 Polytechnic University Apparatus for improving operational performance of a machine or device
JPH0947927A (ja) * 1995-08-07 1997-02-18 Toyota Motor Corp 回転アクチュエータ及びそれを使用したネジ締め機
US5945772A (en) * 1998-05-29 1999-08-31 Motorla, Inc. Damped resonant piezoelectric alerting device
SE0004733D0 (sv) * 2000-12-20 2000-12-20 Piezomotor Uppsala Ab Double bimorph electromechanical element
US6590208B2 (en) * 2001-01-19 2003-07-08 Veeco Instruments Inc. Balanced momentum probe holder
GB0113350D0 (en) * 2001-06-01 2001-07-25 Pbt Ip Ltd A rotary actuator mechanism
US7161580B2 (en) * 2002-04-25 2007-01-09 Immersion Corporation Haptic feedback using rotary harmonic moving mass
US7369115B2 (en) * 2002-04-25 2008-05-06 Immersion Corporation Haptic devices having multiple operational modes including at least one resonant mode
CN1913329B (zh) * 2006-07-20 2010-11-10 清华大学 压电双晶片驱动的精密转动机构及其装置
DE102008013782A1 (de) * 2008-03-12 2009-06-25 Robert Bosch Gmbh Piezoelektrischer Biegewandler
US8777179B2 (en) * 2008-11-24 2014-07-15 Hess Innovation Gmbh Drive mechanism for the movement of an object along an axis of motion and micro-valve

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1071648A (en) * 1964-11-06 1967-06-07 Standard Telephones Cables Ltd Position control device
US3684904A (en) * 1969-04-24 1972-08-15 Gennady Vasilievich Galutva Device for precision displacement of a solid body
JPS5112497B1 (ja) * 1971-04-21 1976-04-20
JPS5315060A (en) * 1976-07-28 1978-02-10 Hitachi Ltd Inching device
SU604057A1 (ru) * 1976-12-01 1978-04-25 Предприятие П/Я Р-6324 Пьезоэлектрический двигатель угловых перемещений
JPS5548832A (en) * 1978-10-04 1980-04-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd Magnetic recording and reproducing unit of rotary head type
EP0071666B1 (en) * 1981-08-10 1985-02-06 International Business Machines Corporation Electric travelling support
US4435667A (en) * 1982-04-28 1984-03-06 Peizo Electric Products, Inc. Spiral piezoelectric rotary actuator
JPS5976184A (ja) * 1982-10-22 1984-05-01 Hitachi Ltd アクチユエ−タ

Also Published As

Publication number Publication date
DE3474380D1 (en) 1988-11-03
JPH02262876A (ja) 1990-10-25
JPS60234477A (ja) 1985-11-21
EP0160707B1 (en) 1988-09-28
US4600854A (en) 1986-07-15
EP0160707A1 (en) 1985-11-13
JPH0744857B2 (ja) 1995-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0353874B2 (ja)
US4422002A (en) Piezo-electric travelling support
US5089740A (en) Displacement generating apparatus
EP0166499B1 (en) Precision moving mechanism
US4578607A (en) Piezoelectric precise rotation mechanism for slightly rotating an object
JPH0373236B2 (ja)
US20020048057A1 (en) Scanner for precise movement and low power consumption
JPS61159349A (ja) 微小変位移動装置
JP2000009867A (ja) ステージ移動装置
KR100660185B1 (ko) 마이크로 구동기와 그 구동방법
JP3173261B2 (ja) 静電アクチュエータ
JPS63274894A (ja) 送り装置
JPH0527034Y2 (ja)
JPH0412838B2 (ja)
KR100609884B1 (ko) 3 자유도 미소변위 구동장치
JPS60214361A (ja) 微動回転装置
JPH041512B2 (ja)
JP2773781B2 (ja) 精密微動ステージ装置
JPH01186178A (ja) 静電アクチュエータ
JPH02235123A (ja) 微動装置
KR20060121457A (ko) 미소변위 회전구동장치
JPH0284085A (ja) 圧電モータおよびその駆動方法
JPS62220893A (ja) 微小回転装置
JPS5983581A (ja) 回転微動機構
JPS63226710A (ja) 微細位置決め装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term