JPH0353854Y2 - - Google Patents

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JPH0353854Y2
JPH0353854Y2 JP1984160651U JP16065184U JPH0353854Y2 JP H0353854 Y2 JPH0353854 Y2 JP H0353854Y2 JP 1984160651 U JP1984160651 U JP 1984160651U JP 16065184 U JP16065184 U JP 16065184U JP H0353854 Y2 JPH0353854 Y2 JP H0353854Y2
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JP
Japan
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handle
tile
guide rod
cut
eccentric cam
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JP1984160651U
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JPS6177211U (ja
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  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、案内杆に沿つてタイルに切割目を
施した後、その切割目の両側を押圧することによ
りタイルを所望寸法に切断するタイル切断機に関
するものである。
(従来技術) 一般に、タイルを所望の幅に切断する場合は、
タイル表面に案内杆に沿つて摺動されたダイヤモ
ンド刃等で切割目を施し、その切割目を境にその
両側のタイルを押圧して切割目より切断するもの
であるが、切断すべきタイルの肉厚は多種にわた
り、その肉厚に応じた多種類のタイル切断機が必
要であつた。
そこで従来、実開昭54−148658号公報に開示さ
れる技術がある。
この従来技術は、刃物取付本体の上側面に当接
せしめた偏心カムを回動することにより、ばねに
抗して刃物取付本体をハンドル下端より突出する
突出量を変化させ、これによりタイルの種別や厚
さに応じて刻切刃の最適なる突出量を選択するも
のである。
(考案が解決しようとする問題点) このような従来技術にあつても一応突出量は可
変できるのであるが、その偏心カムはハンドルに
配設された孔に軸着されていることにより、組立
時や分解修理時あるいは偏心カムの取換(偏心量
の違うカムと交換)時等には、容易に組立や変換
ができないという問題点があつた。
即ち、左右に分割されたハンドル片を組合せる
ことにより形成されたハンドルの内部に偏心カム
を配設し、しかもその偏心カムをハンドルの外側
より回動自在にしなければならないので、従来
は、一方のハンドル片に貫通孔を配設し、その孔
にカムに固定された軸をハンドル片の内側方向よ
り挿通し、外側よりその軸にカムハンドルを螺着
して形成しており、ねじ止め作業や交換の度にハ
ンドルの分解等が必要であるという問題点があつ
た。
(問題点を解決するための手段) このような問題点を解決するために、この考案
によれば、ベース本体1、該ベース本体1に架設
された案内杆2、該案内杆2に揺動及び摺動自在
に挿嵌され下端にタイル押圧部3を有するハンド
ル4、該ハンドル4に軸着されると共に弾発体8
により上方に弾発された刃物取付本体6、該弾発
された刃物取付本体6と当接する偏心カム9、上
記刃物取付本体6の下端部に軸着された刻切刃7
とから成り、切断すべきタイル15上面に切割目
を施した後その切割目を境に切断するタイル切断
機において、偏心カム9がハンドルに切欠状に配
設された開口溝13に挿嵌されたことを特徴とす
るタイル切断機が提供される。
上記構成において、刃物取付本体6は、案内杆
2に嵌合する摺動部5を一体に有したものとする
ことができる。
このようにした場合には、刻切刃7が直接案内
杆2に沿つて案内されることにより、より精度が
向上できると共に、摺動部5も容易に交換や修理
ができ、より精度維持の向上ができる。
(実施例) この考案の一実施例を図面について説明すれ
ば、1は切断すべきタイル15等に応じた所望寸
法を有したタイル切断機のベース本体であり、該
ベース本体1は、両端部に一対の支柱17を一体
に有している。
2は金属製から成る案内杆であり、該案内杆
は、上記一対の支柱17,17の上部間に架設さ
れている。
4は右ハンドル部4aと左ハンドル部4bとに
より挟持するごとく上記案内杆2に遊嵌されたハ
ンドルであり、該ハンドル4は、その下端部に左
右下方に向けて漸次傾斜するタイル押圧部3を一
体に有している。
また、このハンドル4は、下方に一対の取付孔
14,14が配設されていると共に、少なくとも
その取付孔14の一方内側端面に連続し外側に開
口された凹条部12が形成されている。
更に、このハンドル4は、下記に示す偏心カム
9を回動自在及び着脱自在に取着するために切欠
状に設けられた開口溝13が配設されている。
6は「く」の字形状を有しその中央部に本体軸
孔16が配設され、その上部に摺動部5が一体に
形成された刃物取付本体であり、該刃物取付本体
6は、本体軸10により上記ハンドル4の取付孔
14,14に揺動自在に取着されていると共に、
その揺動部5は、予め上記案内杆2の肉厚に対応
した溝状に形成されており、案内杆2に摺動自在
に嵌合されている。
また、刃物取付本体6は、その下端部に刃物軸
11により刻切刃7が回動自在に取着されている
と共に、その外側面には弾発体8の一端部を埋設
状に配設する係合溝22が設けられており、その
弾発体8の他端部が上記ハンドル4の凹条部12
と係合していることにより、刃物取付本体6は本
体軸10を中心に上方即ち、取着された刻切刃7
が常時案内杆2の方に弾発されている。
9は一体に形成された軸部がハンドル部4aの
開口溝13に挿嵌されることにより配設された偏
心カムであり、該偏心カム9は、上記弾発された
刃物取付本体6に当接し、予め固着されたカムハ
ンドル18を手指等で回動することにより、当接
する偏心距離を変えて刻切刃7の位置高さを調節
するものである。
19は本体軸10を取着されたベアリングであ
り、該ベアリング19は、その外周が案内杆2の
下端縁と当接して転動し、タイル15に切割目を
施す作業においても刃物取付本体6をより滑らか
に摺動させるものである。
21は刻切刃7の摺動位置下方に設けられた受
具であり、該受具21は、逆「T」字形に折曲さ
れた金属板から成り、ベース本体1に取着されて
いる。
20は上記受具21の左右のベース本体1上に
敷設されたゴムベースであり、該ゴムベース20
の上面に切断すべきタイル15を載置して、その
タイル15の上面に、ハンドル4を下方に押し下
げると共に摺動することにより刻切刃7を押圧
し、切割目を施すものである。
この切割目を施した後に、タイル15にハンド
ル4のタイル押圧部3を当接して更にハンドル4
を下方に押し下げれば、上記受具21を境いに即
ち、切割目を境いにタイル15が切断できるもの
である。
本考案は上記実施例に限定されるものではな
く、例えば、ハンドル4は、全体を左右に二分割
または下方半分を二分割にしてねじ止めにより一
体にしてもよくあるいは、合成樹脂等により不可
分一体に成型されたものでもよく、また、刃物取
付本体6は、縦方向即ち摺動部5と平行に二分割
されたものをねじ止め等により予め一体に形成し
たものでもよく任意である。
(考案の効果) 以上に説明したように、本考案は、偏心カムを
孔に挿通して取着する必要がないので、ハンドル
を分解することなく取着できると共に単に溝に挿
嵌するだけで着脱でき、組立や保守交換等が容易
にできるものである。
また、挿嵌だけで着脱できることにより、ハン
ドルは左右に分解可能とする必要はなく一体成形
とすることができると共に、偏心カムもカムハン
ドルと一体に合成樹脂等で成形することもでき、
より組立が容易となると共に安価に提供できる等
の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案によるタイル切断機の一実施例
を示すものであり、第1図は一部を破断にした要
部側面図、第2図は要部縦断面図、第3図は要部
分解斜視図である。 図面において、1はベース本体、2は案内杆、
3はタイル押圧部、4はハンドル、4aは右ハン
ドル部、4bは左ハンドル部、5は摺動部、6は
刃物取付本体、7は刻切刃、8は弾発体、9は偏
心カム、10は本体軸、11は刃物軸、12は凹
条部、13は開口溝、14は取付孔、15はタイ
ル、16は本体軸孔、17は支柱、18はカムハ
ンドル、19はベアリング、20はゴムベース、
21は受具、22は係合溝を示すものである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ベース本体1、該ベース本体1に架設された
    案内杆2、該案内杆2に揺動及び摺動自在に挿
    嵌され下端にタイル押圧部3を有するハンドル
    4、該ハンドル4に軸着されると共に弾発体8
    により上方に弾発された刃物取付本体6、該弾
    発された刃物取付本体6と当接する偏心カム
    9、上記刃物取付本体6の下端部に軸着された
    刻切刃7とから成り、切断すべきタイル15上
    面に切割目を施した後その切割目を境に切断す
    るタイル切断機において、偏心カム9がハンド
    ルに切欠状に配設された開口溝13に挿嵌され
    たことを特徴とするタイル切断機。 2 刃物取付本体6が、案内杆2に嵌合する摺動
    部5を一体に有したものであることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のタイル
    切断機。
JP1984160651U 1984-10-24 1984-10-24 Expired JPH0353854Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984160651U JPH0353854Y2 (ja) 1984-10-24 1984-10-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984160651U JPH0353854Y2 (ja) 1984-10-24 1984-10-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6177211U JPS6177211U (ja) 1986-05-23
JPH0353854Y2 true JPH0353854Y2 (ja) 1991-11-26

Family

ID=30718575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984160651U Expired JPH0353854Y2 (ja) 1984-10-24 1984-10-24

Country Status (1)

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JP (1) JPH0353854Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54148658U (ja) * 1978-04-05 1979-10-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6177211U (ja) 1986-05-23

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