JPH0353647A - ハンズフリー電話機 - Google Patents

ハンズフリー電話機

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Publication number
JPH0353647A
JPH0353647A JP18905189A JP18905189A JPH0353647A JP H0353647 A JPH0353647 A JP H0353647A JP 18905189 A JP18905189 A JP 18905189A JP 18905189 A JP18905189 A JP 18905189A JP H0353647 A JPH0353647 A JP H0353647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
input signal
echo
echo canceller
Prior art date
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Pending
Application number
JP18905189A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Fujisaki
久司 藤崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0353647A publication Critical patent/JPH0353647A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はマイクロホンおよびスピーカを使用して通話を
行う際にハウリング抑圧およびエコーの抑圧のために音
響エコーキャンセラーを用いるハンズフリー電話機に関
し、特に自動車の車室内のように残響時間の短い空間で
使用される自動車電話用ハンズフリー電話機に関するも
のである。
(従来の技術1 自動車の車室内は第4図に示す自動車内のスピーカ・マ
イクロホン間のインパルス・レスポンスのように通常は
残響時間(最大振幅が60dB減衰する迄の時間)が2
0〜50mS程度しかないために、ハンズフリー電話機
を使用した場合に受話音響信号の音量感や明瞭度が著し
く損なわれている。
一方、lO〜30mS程度遅延させた信号を受話音響信
号の一部としてスピーカより再生することにより残響時
間の長い部屋で聴いたのと同等の効果が得られ、音量感
や明瞭度が向上する。
[発明が解決しようとする課題] しかし、単に遅延させた信号をスピーカから再生する方
式では、受話音響信号がマイクロホンヘ廻り込む信号も
同じ遅延時間が追加されるため、残響時間が長くなった
のと等価である。従って、音響エコーキャンセラーによ
るエコーの消去量を遅延信号を付加しない場合と同一に
するためには、擬似エコー発生回路に必要な信号遅延回
路の遅延段数を増加させなければならず、メモリー容量
の増加と演算処理量の増加をもたらすことになり、価格
・消費電力・大きさ等あらゆる面で不利になる。
本発明の目的は前記課題を解決したハンズフリー電話機
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達或するため、本発明に係るハンズフリー電
話機は受話音響信号の残響時間を等価的に長くする信号
遅延回路と、受話音声入力信号と受話音声入力信号を遅
延した信号とを合成する合成回路と、その合成した信号
を入力信号とする擬似エコー発生回路とを有するもので
ある。また、本発明は受話音響信号の残響時間を等価的
に長くする信号遅延回路と、前記信号遅延回路で遅延さ
れた信号をスピーカの特性に応じて補正する有限長イン
パルスレスポンス形フィルターと、そのフィルターの出
力と受話音声入力信号とを合或する回路と、その合成し
た信号を入力信号とする擬似エコー発生回路を含むエコ
ーキャンセラーとを有するものである。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
(実施例l) 第1図は本発明の実施例1を示すブロック図である。
図において、l1はマイクロホン、2lはマイクロホン
アンプ、l2は送話出力端子、22は送話出力アンプ、
l3はスピーカ、23はスピーカアンプ、25は受話入
カアンプ、26は合成回路、31は信号遅延回路、41
は音響エコーキャンセラー、42は回線エコーキャンセ
ラーである。
回線もしくは自動車電話の場合には受信機からの受話音
声入力信号は受話入力端子l5より入力された後に回線
エコーキャンセラー42を有する場合はそれを通ったあ
とで2分され、一つはlO〜30mSの遅延時間を有す
る信号遅延回路3lに加えられる。
ここでいう信号遅延回路31としては、BBD, CO
D等のアナログ信号をある時間間隔でサンプルし、シフ
トレジスターである段数シフトした後に出力する形の素
子が使用可能である。0.ImS間隔(IOKHZ)で
サンプルすれば300段で30mSの遅延時間を得られ
る。入力および出力にはサンプリングによる歪と折り返
し雑音を低減するためにローパス・フィルタを付加する
場合もあるが、入力信号自体が帯域制限されていたり、
出力段までの周波数特性が適当なものであれば不要とな
る。
また音声信号をGODECにてディジタル化し、ディジ
タルメモリーにストアするとともに一定時間間隔後にリ
ードして再生することによっても信号遅延回路を構戒で
きることはいうまでもななく、このようにするとエコー
キャンセラー自体をディジタル信号処理で実行する場合
にはわざわざアナログに戻す必要がなくなる。この場合
は例えば一aw8b i tのCODECを使用して8
 KHzでサンプリングすれば、1920bitのメモ
リーで3 0 m Sの遅延時間を得られる。
信号遅延回路31の出力は遅延を受けていない2分され
たもう1つの受話音声入力信号と合成回路26により合
成される,合成された信号は第3図に詳細を示した音響
エコーキャンセラー4lのM似エコー発生回路414,
 413に入力されるとともに、スピーカアンブ23に
より増幅された後、スピーカl3より受話音響信号とし
て再生される。
一方、マイクロホンl1より入力された送話音声信号お
よび受話音響信号の廻り込み成分はマイクロホンアンプ
2lを通った後、音響エコーキャンセラー4lのエコー
キャンセル回路411へ入力され、擬似エコー発生回路
414, 413の出力を差し引くことにより、廻り込
み成分はキャンセルされる。412は誤差増幅制御回路
である。その後、回線エコーキャンセラー42を有する
場合はその擬似エコー発生回路に入力されるとともに、
送話出力端子l2から回線、もしくは自動車電話の場合
には送信機への変調入力として送出される。受話音声入
力信号と受話音声入力信号を遅延した信号とを合成した
信号を擬似エコー発生回路の入力信号としているために
同一のエコー消去量を得るのに必要な擬似エコー発生回
路の信号遅延回路414の遅延段数および演算処理回路
413の演算処理量は、遅延した信号を付加しない場合
とまったく同一でよい。
(実施例2) 第2図は本発明の実施例2を示すブロック図である。
本実施例は受話音声信号を遅延回路31で遅延した信号
をスピーカアンブl3とは異なるスピーカl4より出力
するものである。
本実施例では音響エコーキャンセラー4lの入力信号と
して、受話音声入力信号と、受話音声入力信号を遅延し
た信号をFIR(有限長インパルスレスポンス)形のフ
ィルター43を通した信号とを合成回路26で合成して
得ている。
FIR形フィルター43はエコーキャンセラー4lの誤
差増幅制御回路412の制御を受けて、スピーカl3と
マイクロホン11との伝達特性とスピーカl4とマイク
ロホン11の伝達特性との差を補正する役割を果たす。
このような構或をとることにより、FIR形フィルター
43として少ない遅延段数を有するものを追加するだけ
で、音響エコーキャンセラー41本体の擬似エコー発生
回路は遅延した信号を付加しない場合と全く同一ですむ
なお、信号遅延回路31により付加する信号の遅延時間
は30mSに限ったものではなく、例えばIOmSの遅
延時間を有する信号と30mSの遅延時間を有するもの
を、遅延を受けていない受話音声入力信号と加える方式
により複数個の信号を合成してもよい。また、例えばI
Omsの遅延時間を有する信号は遅延を受けていない信
号と比べ、振幅が−6dB,30mSの遅延時間を有す
る信号は振幅が−10dB等のレベル差をつけて合成す
ることがより自然な感じを与えるために好ましい。
本発明では機能ブロック図で説明したが、すべてディジ
タル信号処理で実現できることはいうまでもない。
〔発明の効果] 以上説明したように本発明によるハンズフリー電話機で
は受話音声入力信号をlO〜30mS遅延させた信号を
受話音声入力信号とともに受話音響信号として再生する
ことにより残響時間の長い部屋で聴いたのと同等の効果
が得られ、音量感や明瞭度が向上する。
また、受話音声入力信号と遅延した信号とを同一のスピ
ーカより音響信号として再生する場合には、合成した信
号を擬似エコー発生回路の入力信号とすることにより、
また、異なるスピーカより再生する場合には遅延した信
号をFIR形フィルターを通し、受話音声入力信号と合
成した信号を擬似エコー発生回路の入力信号とすること
により、音響エコーキャンセラーに必要とされる回路規
模や演算処理量の増加を最小限に抑えることが可能とな
り、価格・消費電力・大きさ等の面で有利なハンズフリ
ー電話機を構威することが可能となる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例lを示すブロック図、第2図は
本発明の実施例2を示すブロック図、第3図はエコーキ
ャンセラー回路の詳細ブロック図、第4図は自動車内の
スピーカ・マイクロホン間のインパルスレスポンスの測
定例を示す図である。 11・・・マイクロホン    l2・・・送話出力端
子13, 14・・・スピーカ    l5・・・受話
入力端子2l・・・マイクロホンアンプ 22・・・送
話出力アンプ23.34・・・スピーカアンブ 25・
・・受話入力アンプ26・・・合成回路      3
l・・・信号遅延回路4l・・・音響エコーキャンセラ
ー 42・・・回線エコーキャンセラー 411・・・エコーキャンセル回路 412・・・誤差増幅制御回路 413・・・演算処理
回路414・・・信号遅延回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)受話音響信号の残響時間を等価的に長くする信号
    遅延回路と、受話音声入力信号と受話音声入力信号を遅
    延した信号とを合成する合成回路と、その合成した信号
    を入力信号とする擬似エコー発生回路とを有することを
    特徴とするハンズフリー電話機。
  2. (2)受話音響信号の残響時間を等価的に長くする信号
    遅延回路と、前記信号遅延回路で遅延された信号をスピ
    ーカの特性に応じて補正する有限長インパルスレスポン
    ス形フィルターと、そのフィルターの出力と受話音声入
    力信号とを合成する回路と、その合成した信号を入力信
    号とする擬似エコー発生回路を含むエコーキャンセラー
    とを有することを特徴とするハンズフリー電話機。
JP18905189A 1989-07-21 1989-07-21 ハンズフリー電話機 Pending JPH0353647A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18905189A JPH0353647A (ja) 1989-07-21 1989-07-21 ハンズフリー電話機

Applications Claiming Priority (1)

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JP18905189A JPH0353647A (ja) 1989-07-21 1989-07-21 ハンズフリー電話機

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Publication Number Publication Date
JPH0353647A true JPH0353647A (ja) 1991-03-07

Family

ID=16234470

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JP18905189A Pending JPH0353647A (ja) 1989-07-21 1989-07-21 ハンズフリー電話機

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