JPH0353303A - プログラマブルコントローラのプログラム入力装置 - Google Patents
プログラマブルコントローラのプログラム入力装置Info
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- JPH0353303A JPH0353303A JP18752989A JP18752989A JPH0353303A JP H0353303 A JPH0353303 A JP H0353303A JP 18752989 A JP18752989 A JP 18752989A JP 18752989 A JP18752989 A JP 18752989A JP H0353303 A JPH0353303 A JP H0353303A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
本発明は、プログラマプルコントローラのプログラム入
力装置に関し、詳しくはプログラマプルコントローラが
実行するシーケンスプログラムを入力するプログラム人
力装置に関する。 【従来の技術] 従来のこの種のプログラム入力装置ではシーケンスプロ
グラムが−シーケンス回路を構成する図形記号コードで
キーボードから人力されると、この図形記号コードを、
プログラマブルコントローラを駆動用するためのシーケ
ンス命令に変換(コンパイル)し、この変換したシーケ
ンス命令をプログラマブルコントローラに送信している
。またこのシーケンス命令をプログラム人力装置の表示
器に表示させるときはプログラマブルコントローラから
上記シーケンス命令を受信し、図形記号コードに逆変換
(逆コンパイル)した後、図形記号によりシーケンス回
路図の形態で表示画面上にシーケンス命令を表示し、こ
れCより操作者に入力のシーケンス命令の内容を報らせ
ている。 さらに、またキーボードから上記のシーケンスプログラ
ムが人力されたときにプログラム人力装置内で文法チェ
ックがなされ、正しいシーケンスプログラムのみがプロ
グラム人力装置において受付けられるようにしている。 [発明が解決しようとする課題] けれども、シーケンスプログラムを表示するときには、
文冫去チェックを行なっていないので、プログラマブル
コントローラからプログラム人力装置ヘシーケンスプロ
グラムを転送する際に雑音によりデータ破壊が生じると
、データが破壊されたシーケンス回路は表示されなかっ
たり、あるいは別個のシーケンス回路が誤って1つの回
路として表示されてしまうという不具合が従来のプログ
ラム人力装置にはあった。 この一点についてさらに詳しく説明する。 第9図は表示情報の転送順序を示す。 第9図において、プログラム人力装置に設けられている
シーケンスプログラム人力用のプログラムメモリに、プ
ログラマブルコントローラから表示対象の第1回路〜第
m回路のシーケンスプログラムが格納される。 このシーケンスプログラムは、プログラマブルコントロ
ーラ駆動のため、プログラムの命令コード形態となって
いる。そこで、表示器に表示するために、中央演算処理
装置(CPtl)は第1回路から順に、シーケンスプロ
グラムを命令コードから図形記号コードに変換(逆コン
パイルと称する)してゆく。 第n回路〜第n+2回路を図形表示する場合は、第n回
路〜第n千2回路の逆コンパイルされたシーケンスプロ
グラムを表示器用ファイルに転送する. CPUが第n回路の図形記号コードを表示器用ファイル
から表示器に転送すると、表示器では図形記号コードを
、この図形記号コードと対応するドット形態の図形記号
パターン(画像パターン.フォントパターンとも称され
る)に変換した後、表示画面に図形記号パターンを組合
せた回路図の形態でシーケンスプログラムを表示する。 以下、表示画面の更新指示に応して次の第n+1回路が
表示される。 しかしながら、第n+1回路の中の、複数ビットで構成
されるプログラム命令がノイズなどにより破壊された場
合、逆コンパイルエラーが生じるので、第n回路のみが
表示用ファイルに格納され、以降の回路は格納されない
。したがって、表示器には第n回路のみが表示されるの
で、操作者は第n+1回路.第n+2回路は無いと錯覚
してしまうという不具合があった。 さらにプログラム命令以外の例えば、第n+1回路の終
了を示す制御コードが破壊された場合は第n+1回路と
第n+2回路が1つの回路として表示されてしまうとい
う不具合も生じていた。 このため、従来装置では表示画面上では、どの回路にエ
ラーが生じたのか操作者は特定できないという解決すべ
き課題があった。 そこで、本発明の目的は、このような不具合を解消し、
シーケンスプログラムにデータエラーが生じたとききに
は、そのデータエラーが生じた回路を自動的に検出し、
操作者に報らせることか可能なプログラマブルコントロ
ーラのプログラム人力装置を提供することにある。 【課題を解決するための手段1 このような目的を達成するために、本発明は、プロブラ
マブルコントローラから受信したプログラム言語の形態
のシーケンスプログラムを図形形態のシーケンスプログ
ラムに逆変換しながら、当該プログラム言語の形態のシ
ーケンスプログラムの文法チェックを行なうことにより
当該プログラム言語の形態のシーケンスプログラムの中
の破壊されたデータおよび当該破壊されたデータを含む
回路の識別番号を検出するデータ異常検出手段と、該デ
ータ異常検出手段により検出された前記破壊されたデー
タを含む回路の識別番号を表示する表示手段とを具えた
ことを特徴とする。 [作 用1 本発明は、データが破壊されたシーケンスプログラムが
文法エラーを生しることに着目し、表示のためにシーケ
ンスプログラムをプログラム言語形態から図形形態に逆
変換するときにシーケンスプログラムの文注チェックを
データ異常検出手段により行なうようにしたので、破壊
されたデータを検出すると共に、その破壊されたデータ
を含む回路が検出できる。また、データが破壊された回
路の識別番号が表示手段に表示されるので、操作者は異
常回路を特定することができる。 [実施例] 以下、図面を参照して本発明実施例を詳細に説明する。 第1図は本発明実施例の基本構成を示す.第1図におい
て100はプロブラマブルコントローラから受信したプ
ログラム言語の形態のシーケンスプログラムを図形形態
のシーケンスプログラムに逆変換しながら、当該プログ
ラム言語の形態のシーケンスプログラムの文法チェック
を行なうことにより当該プログラム言語の形態のシーケ
ンスプログラムの中の破壊されたデータおよび当該破壊
されたデータを含む回路の識別番号を検出するデータ異
常検出手段である。 200は該データ異常検出手段により検出された前記破
壊されたデータを含む回路の識別番号を表示する表示手
段である。 第2図は本発明実施例のプログラム人力装置の全体の外
観を示す。 第2図において、プログラム入力装置lOとプログラマ
ブルコントローラ20とは伝送ラインl5により結合さ
れており、この伝送ラインを介して、プログラム人力装
置lOのキーボード5から図形記号コードで人力後、シ
ーケンス命令コードに変換されたシーケンスプログラム
をプログラマブルコントローラ20に送信し、またプロ
グラマブルコントローラ20から受信してプログラマブ
ルコントローラ20の動作状態を表示器6でモニタする
。 第3図は第2図に示すプログラム人力装置の回路構成を
示す。 第3図において、データ異常検出手段として動作するC
PUI, リードオンメモリ(ROM) 2 ,ラン
ダムアクセスメモリ(RAM) 3 ,インターフェー
ス4.キーボード5.表示器6がバス7に共通接続され
ている。CPUIはROM2に格納されている種々の制
御プログラムを実行し、装置全体の制御を実行する。 110M2にはプログラム人力装置に関する周知の制御
プログラムの他、本発明に関わる逆コンパイルプログラ
ム2−2、エラー検出プログラム2−3が格納されてい
る。逆コンパイルプログラム2−2はシーケンスプログ
ラムを命令コード形態から図形記号コード形態に変換す
るプログラムであり、エラー検出プログラム2−3は、
シーケンスプログラムのデータエラーを検出するための
プログラムである。 RAM3にはシーケンスプログラムを一時記憶するユー
ザプログラムメモリ領域3−1および表示ファイル領域
3−2が設けられている。ユーザプログラムメモリ領域
3−1はキーボードから人力されたシーケンスプログラ
ムやプログラマブルコントローラ20から送信されてき
たシーケンスプログラムを一時記憶する。 表示ファイル領域3−2は表示器6の表示画面と対応さ
せたアドレスに表示すべきシーケンスプログラムの図形
記号コードを一時記憶する。 表示ファイル領域3−2の格納情報がCPU2により、
表示器6に転送され、表示画面にシーケンス回路(ラダ
ー図)が表示される。 次に、シーケンス命令とラダー図との関係を第4図を参
照して説明する。 第4図において、1個のシーケンス命令は命令部31−
1,接点番号部31−2,縦接続情報部3l−3の3つ
の部分から構成される。命令部31−1は接点番号部で
指示される接点やコイルに対する接続や情報出力等の各
種指示命令A−Cが予め定めたコードテ構成される.接
点番号部3l−2はシーケンス回路を構成する各部に対
して割当てられた識別コードで構成される。 この識別コードはプログラマブルコントローラに記憶さ
れる接点情報やコイル情報の格納アドレスと対応する。 縦接続情報部3l−3は、接点部の右下に縦接続(ラダ
ー図32参照)が存在するか否かの情報とその接点位置
が一列の最終位置にあるか否かを示す情報で構成される
。たとえば、縦接続なしは、”0“、縦接続なし、一列
終了は“1”、縦接続有りは“2”となる。 次に、第3図に示す回路の動作を第7図のフローチャー
トを参照して説明する。 第7図はプログラマブルコントローラからインターフェ
ース4を介して受信したシーケンスプログラムのデータ
異常の有無をチェックするための制御手順を示す。 ここで、第5図に示すシーケンスプログラムのステップ
番号5の正しい縦接続情報“1”がノイズ影響により“
2”となった場合(第6図参照)のデータエラーの検出
を例に取り説明する。 第7図において、キーボード5からデータチェックの指
示を人力すると、CPtllでは内部のアドレスカウン
タIの値をプログラムメモリ3−1の先頭アドレス“O
”に設定する。また、シーケンスプログラム内の回路の
識別番号を計数する内部カウンタKの値を“1”に初期
化する。 次に、アドレスカウンタ■を順次に更新しながらユーザ
ープログラムメモリ領域3−1からシーケンス命令を1
個ずつ読み出し、そのシーケンス命令の中の回路終了コ
ードを識別することにより1回路分のシーケンス回路の
アドレス範囲を検出する(ステップ53〜S4)。 次に、この検出されたアドレス範囲のシーケンス命令を
逆コンパイル用制御手順(不図示)を用いて、順次シー
ケンス命令コードを第5図に示すような各接点.接続線
等の図形記号コードに変換し、表示位置と対応させて、
RAM3の表示ファイル領域3−2に記憶させる。 このシーケンス命令の逆コンパイルを実行するときに、
第8図の制御手順を実行し、シーケンス命令の文法チェ
ックを行う。この文法チェックは1回路を構成するシー
ケンス命令の行数や、横幅方向の点数が所定数以下であ
るか否かの判定やシーケンス命令を構成する命令部31
−1,接点番号部3l−2および縦接続情報部3l−3
の情報内容が、規定のフォーマットに合致kているか否
かの判定を行う。 このような文法エラーのチェックを行うことにより、デ
ータエラーが検出されて、そのエラー判定の結果がCP
UI内のエラー判定フラグレジスタに格納される.本例
の場合のように、縦接続無しを意味する縦接続情報“1
”が縦接続有りを示す“2“に変形されたときは、第5
図にデータ変形前のラダー図、第6図にデータ変形後の
ラダー図を参考として図示したように、1回路を構成す
る行数が異なってくるので、行数チェックでデータエラ
ーが生じたことが検出される(ステップ55〜S6)。 第7図に戻り、1回路分の逆コンパイルが終了すると、
CP旧ではエラー判定フラグレジスタの値を参照して、
回路のエラーが有るときには、カウンタKに記憶されて
いる回路番号やエラーの内容を表示器6に表示して、操
作者に報らせる(ステップS!1》。 回路エラーがないときにはカウンタKおよびアドレスカ
ウンタ■の値を更新して次の回路の逆コンパイルおよび
エラー検出処理を繰り返し実行し、最終回路まで上述の
処理を繰り返す。エラーが検出されなかったときは異常
回路無しの旨を表示器6に表示する。(ステップ59〜
510)。 以上、説明したように、本実施例ではシーケンスプログ
ラムの異常診断要求に応じて作成済のシーケンス命令の
文法チェックを行うことによりシーケンスプログラムの
異常を検出することができ、その結果が表示されるので
、操作者はエラーの生じた回路や異常の無しを知ること
ができる。 本発明の他の実施例としては次のことが挙げられる。 (1)本実施例では異常診断要求に応じて、第7図およ
び第8図の制御手順を実行しているが、(2) (3) シーケンスプログラムのラダー図形態での表示を行うと
きは逆コンパイル処理を行うので、シーケンスプログラ
ムの表示を行うときに、自動的に上述のエラー検出処理
をも実行してもよい。 本実施例の文法エラーチェック処理の中に、例えば、バ
リティチェックなどで知られる通信データの異常検出処
理を含めると、文法エラーの他、数字,記号コードにつ
いてのデータエラーをも検出すことができる。 本実施例では、回路の異常を検出した後は、第7図に示
すエラー検出のための制御手順を終了させているが、異
常の回路のシーケンス命令についてはこれまでに変換さ
れた図形記号コードを表示ファイル領域3−2から消去
し、回路異常の警告表示を行った後に、次の回路の図形
記号コードを表示ファイル領域3−2に記憶させる制御
手順としてもよい。 この場合は回路異常により回路表示の更新がストップす
ることなく、正常な回路を表示することがでるという利
点がある。 〔発明の効果] 以上説明したように、本発明では、ノイズ影響によりシ
ーケンスプログラムのデータ破壊が生じた場合でも破壊
されたデータを含む回路の識別番号が表示手段に表示さ
れるので、操作者はを特定することができる.またシー
ケンスプログラムの図形への逆変換を行ないながら文法
がチェックされるので、メモリに一時記憶された表示対
象のSH−ケンスプログラムの読出し回数も一回でよく
、表示処理を迅速じ行なうことができるという効果も得
られる.
力装置に関し、詳しくはプログラマプルコントローラが
実行するシーケンスプログラムを入力するプログラム人
力装置に関する。 【従来の技術] 従来のこの種のプログラム入力装置ではシーケンスプロ
グラムが−シーケンス回路を構成する図形記号コードで
キーボードから人力されると、この図形記号コードを、
プログラマブルコントローラを駆動用するためのシーケ
ンス命令に変換(コンパイル)し、この変換したシーケ
ンス命令をプログラマブルコントローラに送信している
。またこのシーケンス命令をプログラム人力装置の表示
器に表示させるときはプログラマブルコントローラから
上記シーケンス命令を受信し、図形記号コードに逆変換
(逆コンパイル)した後、図形記号によりシーケンス回
路図の形態で表示画面上にシーケンス命令を表示し、こ
れCより操作者に入力のシーケンス命令の内容を報らせ
ている。 さらに、またキーボードから上記のシーケンスプログラ
ムが人力されたときにプログラム人力装置内で文法チェ
ックがなされ、正しいシーケンスプログラムのみがプロ
グラム人力装置において受付けられるようにしている。 [発明が解決しようとする課題] けれども、シーケンスプログラムを表示するときには、
文冫去チェックを行なっていないので、プログラマブル
コントローラからプログラム人力装置ヘシーケンスプロ
グラムを転送する際に雑音によりデータ破壊が生じると
、データが破壊されたシーケンス回路は表示されなかっ
たり、あるいは別個のシーケンス回路が誤って1つの回
路として表示されてしまうという不具合が従来のプログ
ラム人力装置にはあった。 この一点についてさらに詳しく説明する。 第9図は表示情報の転送順序を示す。 第9図において、プログラム人力装置に設けられている
シーケンスプログラム人力用のプログラムメモリに、プ
ログラマブルコントローラから表示対象の第1回路〜第
m回路のシーケンスプログラムが格納される。 このシーケンスプログラムは、プログラマブルコントロ
ーラ駆動のため、プログラムの命令コード形態となって
いる。そこで、表示器に表示するために、中央演算処理
装置(CPtl)は第1回路から順に、シーケンスプロ
グラムを命令コードから図形記号コードに変換(逆コン
パイルと称する)してゆく。 第n回路〜第n+2回路を図形表示する場合は、第n回
路〜第n千2回路の逆コンパイルされたシーケンスプロ
グラムを表示器用ファイルに転送する. CPUが第n回路の図形記号コードを表示器用ファイル
から表示器に転送すると、表示器では図形記号コードを
、この図形記号コードと対応するドット形態の図形記号
パターン(画像パターン.フォントパターンとも称され
る)に変換した後、表示画面に図形記号パターンを組合
せた回路図の形態でシーケンスプログラムを表示する。 以下、表示画面の更新指示に応して次の第n+1回路が
表示される。 しかしながら、第n+1回路の中の、複数ビットで構成
されるプログラム命令がノイズなどにより破壊された場
合、逆コンパイルエラーが生じるので、第n回路のみが
表示用ファイルに格納され、以降の回路は格納されない
。したがって、表示器には第n回路のみが表示されるの
で、操作者は第n+1回路.第n+2回路は無いと錯覚
してしまうという不具合があった。 さらにプログラム命令以外の例えば、第n+1回路の終
了を示す制御コードが破壊された場合は第n+1回路と
第n+2回路が1つの回路として表示されてしまうとい
う不具合も生じていた。 このため、従来装置では表示画面上では、どの回路にエ
ラーが生じたのか操作者は特定できないという解決すべ
き課題があった。 そこで、本発明の目的は、このような不具合を解消し、
シーケンスプログラムにデータエラーが生じたとききに
は、そのデータエラーが生じた回路を自動的に検出し、
操作者に報らせることか可能なプログラマブルコントロ
ーラのプログラム人力装置を提供することにある。 【課題を解決するための手段1 このような目的を達成するために、本発明は、プロブラ
マブルコントローラから受信したプログラム言語の形態
のシーケンスプログラムを図形形態のシーケンスプログ
ラムに逆変換しながら、当該プログラム言語の形態のシ
ーケンスプログラムの文法チェックを行なうことにより
当該プログラム言語の形態のシーケンスプログラムの中
の破壊されたデータおよび当該破壊されたデータを含む
回路の識別番号を検出するデータ異常検出手段と、該デ
ータ異常検出手段により検出された前記破壊されたデー
タを含む回路の識別番号を表示する表示手段とを具えた
ことを特徴とする。 [作 用1 本発明は、データが破壊されたシーケンスプログラムが
文法エラーを生しることに着目し、表示のためにシーケ
ンスプログラムをプログラム言語形態から図形形態に逆
変換するときにシーケンスプログラムの文注チェックを
データ異常検出手段により行なうようにしたので、破壊
されたデータを検出すると共に、その破壊されたデータ
を含む回路が検出できる。また、データが破壊された回
路の識別番号が表示手段に表示されるので、操作者は異
常回路を特定することができる。 [実施例] 以下、図面を参照して本発明実施例を詳細に説明する。 第1図は本発明実施例の基本構成を示す.第1図におい
て100はプロブラマブルコントローラから受信したプ
ログラム言語の形態のシーケンスプログラムを図形形態
のシーケンスプログラムに逆変換しながら、当該プログ
ラム言語の形態のシーケンスプログラムの文法チェック
を行なうことにより当該プログラム言語の形態のシーケ
ンスプログラムの中の破壊されたデータおよび当該破壊
されたデータを含む回路の識別番号を検出するデータ異
常検出手段である。 200は該データ異常検出手段により検出された前記破
壊されたデータを含む回路の識別番号を表示する表示手
段である。 第2図は本発明実施例のプログラム人力装置の全体の外
観を示す。 第2図において、プログラム入力装置lOとプログラマ
ブルコントローラ20とは伝送ラインl5により結合さ
れており、この伝送ラインを介して、プログラム人力装
置lOのキーボード5から図形記号コードで人力後、シ
ーケンス命令コードに変換されたシーケンスプログラム
をプログラマブルコントローラ20に送信し、またプロ
グラマブルコントローラ20から受信してプログラマブ
ルコントローラ20の動作状態を表示器6でモニタする
。 第3図は第2図に示すプログラム人力装置の回路構成を
示す。 第3図において、データ異常検出手段として動作するC
PUI, リードオンメモリ(ROM) 2 ,ラン
ダムアクセスメモリ(RAM) 3 ,インターフェー
ス4.キーボード5.表示器6がバス7に共通接続され
ている。CPUIはROM2に格納されている種々の制
御プログラムを実行し、装置全体の制御を実行する。 110M2にはプログラム人力装置に関する周知の制御
プログラムの他、本発明に関わる逆コンパイルプログラ
ム2−2、エラー検出プログラム2−3が格納されてい
る。逆コンパイルプログラム2−2はシーケンスプログ
ラムを命令コード形態から図形記号コード形態に変換す
るプログラムであり、エラー検出プログラム2−3は、
シーケンスプログラムのデータエラーを検出するための
プログラムである。 RAM3にはシーケンスプログラムを一時記憶するユー
ザプログラムメモリ領域3−1および表示ファイル領域
3−2が設けられている。ユーザプログラムメモリ領域
3−1はキーボードから人力されたシーケンスプログラ
ムやプログラマブルコントローラ20から送信されてき
たシーケンスプログラムを一時記憶する。 表示ファイル領域3−2は表示器6の表示画面と対応さ
せたアドレスに表示すべきシーケンスプログラムの図形
記号コードを一時記憶する。 表示ファイル領域3−2の格納情報がCPU2により、
表示器6に転送され、表示画面にシーケンス回路(ラダ
ー図)が表示される。 次に、シーケンス命令とラダー図との関係を第4図を参
照して説明する。 第4図において、1個のシーケンス命令は命令部31−
1,接点番号部31−2,縦接続情報部3l−3の3つ
の部分から構成される。命令部31−1は接点番号部で
指示される接点やコイルに対する接続や情報出力等の各
種指示命令A−Cが予め定めたコードテ構成される.接
点番号部3l−2はシーケンス回路を構成する各部に対
して割当てられた識別コードで構成される。 この識別コードはプログラマブルコントローラに記憶さ
れる接点情報やコイル情報の格納アドレスと対応する。 縦接続情報部3l−3は、接点部の右下に縦接続(ラダ
ー図32参照)が存在するか否かの情報とその接点位置
が一列の最終位置にあるか否かを示す情報で構成される
。たとえば、縦接続なしは、”0“、縦接続なし、一列
終了は“1”、縦接続有りは“2”となる。 次に、第3図に示す回路の動作を第7図のフローチャー
トを参照して説明する。 第7図はプログラマブルコントローラからインターフェ
ース4を介して受信したシーケンスプログラムのデータ
異常の有無をチェックするための制御手順を示す。 ここで、第5図に示すシーケンスプログラムのステップ
番号5の正しい縦接続情報“1”がノイズ影響により“
2”となった場合(第6図参照)のデータエラーの検出
を例に取り説明する。 第7図において、キーボード5からデータチェックの指
示を人力すると、CPtllでは内部のアドレスカウン
タIの値をプログラムメモリ3−1の先頭アドレス“O
”に設定する。また、シーケンスプログラム内の回路の
識別番号を計数する内部カウンタKの値を“1”に初期
化する。 次に、アドレスカウンタ■を順次に更新しながらユーザ
ープログラムメモリ領域3−1からシーケンス命令を1
個ずつ読み出し、そのシーケンス命令の中の回路終了コ
ードを識別することにより1回路分のシーケンス回路の
アドレス範囲を検出する(ステップ53〜S4)。 次に、この検出されたアドレス範囲のシーケンス命令を
逆コンパイル用制御手順(不図示)を用いて、順次シー
ケンス命令コードを第5図に示すような各接点.接続線
等の図形記号コードに変換し、表示位置と対応させて、
RAM3の表示ファイル領域3−2に記憶させる。 このシーケンス命令の逆コンパイルを実行するときに、
第8図の制御手順を実行し、シーケンス命令の文法チェ
ックを行う。この文法チェックは1回路を構成するシー
ケンス命令の行数や、横幅方向の点数が所定数以下であ
るか否かの判定やシーケンス命令を構成する命令部31
−1,接点番号部3l−2および縦接続情報部3l−3
の情報内容が、規定のフォーマットに合致kているか否
かの判定を行う。 このような文法エラーのチェックを行うことにより、デ
ータエラーが検出されて、そのエラー判定の結果がCP
UI内のエラー判定フラグレジスタに格納される.本例
の場合のように、縦接続無しを意味する縦接続情報“1
”が縦接続有りを示す“2“に変形されたときは、第5
図にデータ変形前のラダー図、第6図にデータ変形後の
ラダー図を参考として図示したように、1回路を構成す
る行数が異なってくるので、行数チェックでデータエラ
ーが生じたことが検出される(ステップ55〜S6)。 第7図に戻り、1回路分の逆コンパイルが終了すると、
CP旧ではエラー判定フラグレジスタの値を参照して、
回路のエラーが有るときには、カウンタKに記憶されて
いる回路番号やエラーの内容を表示器6に表示して、操
作者に報らせる(ステップS!1》。 回路エラーがないときにはカウンタKおよびアドレスカ
ウンタ■の値を更新して次の回路の逆コンパイルおよび
エラー検出処理を繰り返し実行し、最終回路まで上述の
処理を繰り返す。エラーが検出されなかったときは異常
回路無しの旨を表示器6に表示する。(ステップ59〜
510)。 以上、説明したように、本実施例ではシーケンスプログ
ラムの異常診断要求に応じて作成済のシーケンス命令の
文法チェックを行うことによりシーケンスプログラムの
異常を検出することができ、その結果が表示されるので
、操作者はエラーの生じた回路や異常の無しを知ること
ができる。 本発明の他の実施例としては次のことが挙げられる。 (1)本実施例では異常診断要求に応じて、第7図およ
び第8図の制御手順を実行しているが、(2) (3) シーケンスプログラムのラダー図形態での表示を行うと
きは逆コンパイル処理を行うので、シーケンスプログラ
ムの表示を行うときに、自動的に上述のエラー検出処理
をも実行してもよい。 本実施例の文法エラーチェック処理の中に、例えば、バ
リティチェックなどで知られる通信データの異常検出処
理を含めると、文法エラーの他、数字,記号コードにつ
いてのデータエラーをも検出すことができる。 本実施例では、回路の異常を検出した後は、第7図に示
すエラー検出のための制御手順を終了させているが、異
常の回路のシーケンス命令についてはこれまでに変換さ
れた図形記号コードを表示ファイル領域3−2から消去
し、回路異常の警告表示を行った後に、次の回路の図形
記号コードを表示ファイル領域3−2に記憶させる制御
手順としてもよい。 この場合は回路異常により回路表示の更新がストップす
ることなく、正常な回路を表示することがでるという利
点がある。 〔発明の効果] 以上説明したように、本発明では、ノイズ影響によりシ
ーケンスプログラムのデータ破壊が生じた場合でも破壊
されたデータを含む回路の識別番号が表示手段に表示さ
れるので、操作者はを特定することができる.またシー
ケンスプログラムの図形への逆変換を行ないながら文法
がチェックされるので、メモリに一時記憶された表示対
象のSH−ケンスプログラムの読出し回数も一回でよく
、表示処理を迅速じ行なうことができるという効果も得
られる.
第1図は本発明実施例の基本構成を示すブロック図、
第2図は本発明実施例の外観を示す斜視図、
第3図は本発明実施例の具体的な回路構成を示すブロッ
ク図、 第4図は本発明実施例のシーケンス命令とラダー図の対
応関係を示す説明図、 第5図は本発明実施例のチェック対象のシーケンスプロ
グラムの一例を示す説明図、 第6図は雑音影響によりデータ変形を生じたときのラダ
ー図を示す説明図、 第7図および第8図は第3図に示すCPUIが実行する
制御手順を示すフローチャート、 第9図は従来例の表示情報の転送順序を示す説明図であ
る。 1・・・cpu , 2・・・ROM 、 3・・・RAM , 4・・・インターフェース、 5・・・キーボード、 6・・・表示器。 ,本、発θ月笑旋例の基本填成″5L示すブロンク図第
1図 $,発朗実1flク11の外It示す斜子范図第2図 1 命令 木、発B月実7ffl!fl1つシーγ冫ス命令とラタ
゛一図の月応関係もホ′t説明図 第4図 フ゜ログラムをラタ゛一図て゜表示し7こイ列と不す店
兄明図第6図 第8図 木発朗実施例りフロー千↑一ト
ク図、 第4図は本発明実施例のシーケンス命令とラダー図の対
応関係を示す説明図、 第5図は本発明実施例のチェック対象のシーケンスプロ
グラムの一例を示す説明図、 第6図は雑音影響によりデータ変形を生じたときのラダ
ー図を示す説明図、 第7図および第8図は第3図に示すCPUIが実行する
制御手順を示すフローチャート、 第9図は従来例の表示情報の転送順序を示す説明図であ
る。 1・・・cpu , 2・・・ROM 、 3・・・RAM , 4・・・インターフェース、 5・・・キーボード、 6・・・表示器。 ,本、発θ月笑旋例の基本填成″5L示すブロンク図第
1図 $,発朗実1flク11の外It示す斜子范図第2図 1 命令 木、発B月実7ffl!fl1つシーγ冫ス命令とラタ
゛一図の月応関係もホ′t説明図 第4図 フ゜ログラムをラタ゛一図て゜表示し7こイ列と不す店
兄明図第6図 第8図 木発朗実施例りフロー千↑一ト
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)プロブラマブルコントローラから受信したプログラ
ム言語の形態のシーケンスプログラムを図形形態のシー
ケンスプログラムに逆変換しながら、当該プログラム言
語の形態のシーケンスプログラムの文法チェックを行な
うことにより当該プログラム言語の形態のシーケンスプ
ログラムの中の破壊されたデータおよび当該破壊された
データを含む回路の識別番号を検出するデータ異常検出
手段と、 該データ異常検出手段により検出された前記破壊された
データを含む回路の識別番号を表示する表示手段と を具えたことを特徴とするプログラマブルコントローラ
のプログラム入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18752989A JPH0353303A (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | プログラマブルコントローラのプログラム入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18752989A JPH0353303A (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | プログラマブルコントローラのプログラム入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0353303A true JPH0353303A (ja) | 1991-03-07 |
Family
ID=16207683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18752989A Pending JPH0353303A (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | プログラマブルコントローラのプログラム入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0353303A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040046142A (ko) * | 2002-11-26 | 2004-06-05 | 정태옥 | 행주/위생 물수건 탈수 및 살균장치 |
JP2021018590A (ja) * | 2019-07-19 | 2021-02-15 | 株式会社川本製作所 | 制御装置および給水装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58144913A (ja) * | 1982-02-23 | 1983-08-29 | Omron Tateisi Electronics Co | プログラマブル・コントロ−ラにおけるユ−ザプログラムの回路図化出力装置 |
-
1989
- 1989-07-21 JP JP18752989A patent/JPH0353303A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58144913A (ja) * | 1982-02-23 | 1983-08-29 | Omron Tateisi Electronics Co | プログラマブル・コントロ−ラにおけるユ−ザプログラムの回路図化出力装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040046142A (ko) * | 2002-11-26 | 2004-06-05 | 정태옥 | 행주/위생 물수건 탈수 및 살균장치 |
JP2021018590A (ja) * | 2019-07-19 | 2021-02-15 | 株式会社川本製作所 | 制御装置および給水装置 |
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