JPH0353300Y2 - - Google Patents

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JPH0353300Y2
JPH0353300Y2 JP7649783U JP7649783U JPH0353300Y2 JP H0353300 Y2 JPH0353300 Y2 JP H0353300Y2 JP 7649783 U JP7649783 U JP 7649783U JP 7649783 U JP7649783 U JP 7649783U JP H0353300 Y2 JPH0353300 Y2 JP H0353300Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は電気毛布或いは電気カーペツトのヒー
タ等の負荷にスイツチング素子を直列接続すると
ともに温度センサーからの検出電圧を検出して前
記スイツチング素子を制御する温度検出回路を備
えた温度制御装置に関する。
(従来の技術) この種温度制御装置に用いられる温度センサー
としてのセンサーワイヤーは、交流で使用しなけ
ればならないので、一般的には交流電源に直列抵
抗等を介して接続した状態で使用される。このた
め、センサーワイヤーは雷あるいは他の機器等か
らの外来サージによる悪影響を受け易く、このセ
ンサーワイヤーの端子電圧を入力信号として受け
るように構成された温度検出回路のICが上記外
来サージにより破損されることがある。
この対策としては、ICの入力端子にコンデン
サを接続し、サージ電圧をバイパスさせることが
有効であり、この場合、コンデンサの容量が大き
い方がバイパス効果に優れ、ICの保護が良好と
なる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、コンデンサの容量リアクタンスX
は、 X=1/2πc (:周波数、c:容量) で表わされ、周波数の大きさに応じて変化する
ので、前述の場合において、例えばコンデンサの
容量を大きくすると、電源周波数が50Hzの地域と
60Hzの地域とでは温度検出回路を構成するICの
入力端子に与えられるセンサーワイヤーからの検
出電圧も大きく異つてしまい、制御温度にも差が
生じてしまう不具合がある。
そこで、センサーワイヤーの端子電圧を抵抗と
コンデンサの直列回路で受け、これら抵抗及びコ
ンデンサのインピーダンス及び容量リアクタンス
が略等くなる程度にコンデンサの容量を定め、電
源周波数の差によつて制御温度に差が生じないよ
うにすることが考えられる。
ところが、このように設定した場合には、例え
ばそのコンデンサの端子接続部分が半田付け等の
接触不良或は断線等を起こしてコンデンサとして
の機能が果たせなくなつた時に、その前後での検
出電圧の変動が大きくないため、このことを検出
することができなくなり、ひいては外来サージに
対する保護ができなくなる不具合がある。
本考案は上記事情鑑みてなされたものであり、
その目的は、外来サージをバイパスさせるコンデ
ンサを、電源周波数の変動による制御温度の差を
極力制御するようにその容量を設定した場合で
も、そのコンデンサの接続端子部分が断線したと
きには確実にこれを検出してヒータ等の負荷への
通電を断つことができ、安全性の向上を図れる温
度制御装置を提供するにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、交流電源にヒータ等の負荷とスイツ
チング素子を直列接続し、該スイツチング素子の
開閉により負荷を通断電制御するようにした温度
制御装置を対象とし、2個の検知電極間に感熱抵
抗体を介在させ前記交流電源に接続された温度セ
ンサーと、この温度センサーの検出電圧を入力と
し交流電源からのサージ入力をバイパスさせるコ
ンデンサを備えたサージ吸収回路と、このサージ
吸収回路の出力電圧を直流化して基準電圧と比較
する温度検出回路と、この温度検出回路の出力に
より前記スイツチング素子を制御する制御回路
と、前記交流電源の電圧と前記サージ吸収回路の
出力電圧との位相差を検出しその位相差が所定値
以下のときには前記温度検出回路の検出動作を無
効化して前記制御回路を停止させる位相検出回路
とを設けて構成したところに特徴を有する。
(実施例) 以下、本考案を電気毛布の温度制御回路に適用
した場合の一実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
電気的構成を示す第1図において、1は電気毛
布本体で、この内部に過熱感知発熱体2及び温度
センサーとしての感熱体3が配設されている。こ
の過熱感知発熱体2は、第2図に具体的に示すよ
うに、芯糸2aに負荷としてのヒータ線2bを巻
き、その上から所定の温度で溶融するナイロン層
2cを被覆して、さらに過熱感知線2dを巻いて
その外側に電気絶縁被覆2eを施したものであ
る。また、感熱体3は、第3図に具体的に示すよ
うに、芯糸3aに一方の検知電極である導体3b
を巻き、その上に塩化ビニル等のインピーダンス
特性が負の温度係数を有する感熱抵抗体たる感熱
層3cを設け、さらに他方の検知電極である導体
3dをその上に巻いてその外側に電気絶縁被覆3
eを施したものである。
4,5は一対の交流電源端子であり、これらの
間にヒータ線2b、スイツチング素子としてのサ
イリスタ6、温度ヒユーズ7の直列回路が接続さ
れている。8は温度設定用の可変抵抗、9は固定
抵抗で、これらは感熱体3の感熱層3c、感知線
2d、温度ヒユーズ7を加熱するヒータ10及び
温度ヒユーズ7を介して交流電源端子4,5間に
接続されている。導体3b,3dには抵抗11,
12,13及びコンデンサ14からなるサージ吸
収回路15が接続されている。このサージ吸収回
路15は、交流電源端子4,5を介して入力され
るサージ電圧をコンデンサ14を介してバイパス
させるようにしたもので、後段の回路に故障、破
壊等の悪影響を及ぼさないように設けられたもの
である。そして、この場合、コンデンサ14の容
量は、容量リアクタンスXcの値が抵抗13のイ
ンピーダンスR13と略等しくなるように、比較
的小容量に設定されている。
16は直流電源回路で、抵抗17、ツエナダイ
オード18,ダイオード19及び20、コンデン
サ21及び22からなるもので、16Aはプラス
電源線、16Bはマイナス電源線である。23は
同期回路で、4個のダイオード24a乃至24d
からなる全波整流器24、抵抗25乃至29、ト
ランジスタ30及び31からなる。
32は直流化回路で、ツエナダイオード33及
び34、オペアンプ35、ダイオード36、コン
デンサ37からなる。38はサンプリング用のゲ
ート回路で、ツエナダイオード39と抵抗40乃
至42、トランジスタ43からなる。44はオペ
アンプで、これの出力端子は「L」レベル出力の
時オンされてアースされ、「H」レベル出力のと
きオフされてオープンされる。45はサンプリン
グ用のゲート回路で、3個のダイオード46a乃
至46cと抵抗47,48からなる。49はオペ
アンプ、50及び51は抵抗であり、以上説明し
た直流化回路32、ゲート回路38,45及びオ
ペアンプ44,49により温度検出回路52が構
成されている。
53はサイリスタ6のオン・オフを制御する制
御回路で、トランジスタ54、抵抗55乃至57
及びトリガー用コンデンサ58からなる。59は
サイリスタ6のゲート・カソード間に接続した漏
れ電流バイパス用の抵抗である。60及び61は
雑音防止用の抵抗及びコンデンサ、62は温度ヒ
ユーズ7を加熱するヒータ、63はダイオードで
ある。
64は位相検出回路で、オペアンプ65、ダイ
オード66及び67、抵抗68からなる。しかし
て、同期回路23、温度検出回路52、制御回路
53のトランジスタ54、位相検出回路64を含
む破線A内の回路の各素子はIC化されて一個の
パツケージ内に収納されている。
次に上記構成の作用について説明する。
まず、交流電源端子4,5間に交流電源電圧
VACが印加されると、可変抵抗8、固定抵抗、感
熱層3c、加熱感知線2d及びヒータ10の直列
回路に微小電流が流れ、導体3b,3d間には、
感熱層3cにて分圧された交流検出電圧Vsが生
成される(第4図a参照)。この交流検出電圧Vs
は、サージ吸収回路15の入力され、抵抗11乃
至13及びコンデンサ14により分圧され検出電
圧Viとして出力され、その出力はオペアンプ3
5の非反転入力端子及びオペアンプ65の反転入
力端子に与えられる(第4図b参照)。また、感
熱層3cのインピーダンスは電気毛布本体1の温
度に追従して変化するから、導体3b,3d間に
発生する交流検出電圧Vs及びサージ吸収回路1
5から出力される検出電圧Viは電気毛布本体1
の温度に追従したものとなる。
この場合、検出電圧Viは、コンデンサ14を
介して交流電源端子5と接続されているので、電
源電圧に対して位相差が生じている。尚、この位
相差は、殆どコンデンサ14の存在に依存してい
るもので、感熱層3cの容量成分により生ずる位
相差は無視しても差支えない程度であるので、以
下、感熱層3cの容量成分による位相差はないも
のとして説明する。
次に、サージ吸収回路15を介して温度検出回
路52に入力された検出電圧Viは、オペアンプ
35にて緩衝増幅され、これがダイオード36に
て整流されると共にコンデンサ37にて平滑され
て直流化され、直流検出電圧Vdとなる(第4図
c参照)。従つて、直流検出電圧Vdは電気毛布本
体1の温度に追従した電圧となる。例えば電気毛
布本体1の温度が設定温度のとき、交流検出電圧
Vsは約AC50Vとなり、検出電圧Viは約AC1.5V
となり、直流検出電圧Vdはプラス電源線16A
に対して約AC−2.1Vとなるようにサージ吸収回
路15の抵抗11,12の抵抗値及び抵抗13の
インピーダンス及びコンデンサ14の容量リアク
タンスが設定されている。
一方、ツエナダイオード18の両端には最大値
が一定化された交流電圧が発生し、プラス電源線
16A及びマイナス電源線16B間にはダイオー
ド20にて整流され且つ電解コンデンサ21にて
平滑された低圧の例えば−6.3Vの直流電圧(Vcc
−Vee)が印加される。そして、同期回路23の
トランジスタ30のベース・エミツタ間には全波
整流器24にて直流化された電圧Vaが印加され
るから、該トランジスタ30は交流電源端子4,
5間に印加された交流電源の零電圧近傍にてその
交流電源に同期して遮断し、トランジスタ31は
トランジスタ30の導通時に導通してコレクタが
「L」レベル(Vee)となり、また、トランジス
タ30の遮断時に遮断して「H」レベル(Vcc)
となる。
トランジスタ43はベースに「H」レベルが与
えられた時に導通してコレクタが「L」レベルと
なり、この時に、ゲート回路38の出力端子たる
ツエナダイオード39と抵抗41の共通接続点は
ツエナダイオード39の順方向電圧降下によりプ
ラス電源線16Aの電圧Vccに対して所定電圧の
低い第1の基準電圧−Vr1となる。また、このト
ランジスタ43はベースに「L」レベルが与えら
れた時に遮断してゲート回路38の出力端子が
「H」レベル(Vcc)となる。そして、トランジ
スタ43のベースには同期回路23の出力が与え
られるから、第1の基準電圧−Vr1が同期回路2
3によりサンプリングされ、ゲート回路38の出
力端子に第4図cに示すサンプリング結果信号
V1が出力される。
そして、直流化回路32から出力される直流検
出電圧Vdがオペアンプ44の非反転入力端子に
入力され、且つゲート回路38のサンプリング結
果信号V1がオペアンプ44の反転入力端子に入
力されて、両者が該オペアンプ44にて比較され
る。
而して、直流化回路32から出力される直流検
出電圧Vdは、回路が正常に作動している時には、
電気毛布本体1の温度が室温程度のときでも第1
の基準電圧−Vr1より高い値を出力するようにな
つており、従つてV1=−Vr1となつてVdが−
VR1より高い時にオペアンプ44はオフとなり、
その他のVdが−Vr1より低い時にオペアンプ4
4はオンとなる。一方、オペアンプ65の非反転
入力端子にはダイオード66の順方向電圧降下
(約0.7V)によりプラス電源線Vccに対して約
0.7V低い第3の基準電圧−Vr3が与えられてお
り、反転入力端子にはサージ吸収回路15から出
力される検出電圧Viが与えられており、従つて
該オペアンプ65の出力端子の電圧Vpは検出電
圧Viが−Vr3よりも低い時に「H」レベルとな
り、検出電圧Viが−Vr3より高い時に「L」レベ
ルとなる(第4図d破線参照)。
即ち、コンデンサ14が正常で、サージ吸収回
路15からの検出電圧Viが交流電源VACに対して
所定の位相差がある時には、電圧Vpの「H」レ
ベル期間の末期が交流電源VACの零電圧近傍に合
致するが、コンデンサ14の接続端子部分が断線
等をおこしてサージ吸収回路15からの検出電圧
Viが交流電源VACに対して位相差がなくなると、
オペアンプ65の出力端子の電圧Vpが交流電源
VACの零電圧近傍で「L」レベルとなる(第4図
d期間T3参照)。
そして、ゲート回路45のダイオード46cと
抵抗47の共通接続点は3個のダイオード46a
乃至46cの順方向電圧降下(約0.7V×3)に
よりプラス電源線16Aの電圧Vccに対して約
2.1V低い第2の基準電圧−Vr2となつているが、
コンデンサ14が正常でオペアンプ65出力端子
の電圧Vpが交流電源VACの零電圧近傍で「H」
レベルになる時にはゲート回路45の出力端子即
ち抵抗48とオペアンプ49の反転入力端子との
共通接続点がオペアンプ44の出力により交流電
源VACの零電圧近傍でサンプリングされ、第4図
dに示すサンプリング結果信号V2が出力される。
この信号V2は交流電源の零電圧近傍で、−Vr2と
なり、それ以外の時Veeとなる。そして、オペア
ンプ49の反転入力端子に信号V2が入力され、
オペアンプ49の非反転入力端子に直流検出電圧
Vdが入力されて両者がオペアンプ49にて比較
される。
そして、電気毛布本体1の温度が設定温度より
低くて、直流検出電圧Vdが信号V2のピーク電圧
(電圧−Vr2)よりも低い期間T1においては、オ
ペアンプ49の出力電圧Vo1が交流電源の零電圧
近傍にて電圧Vee迄立ち下がる波形となり、ま
た、電気毛布本体1の温度が設定温度より高く
て、直流検出電圧Vdが電圧−Vr2よりも高い期
間T2においては、オペアンプ49の出力電圧
Vo1が電圧Vccと等しい一定電圧波形となる(第
4図e参照)。この出力電圧Vo1がトランジスタ
54のベースに抵抗56を介して入力されるか
ら、期間T1において、電圧Vo1が「L」レベル
の時(電圧Veeと等しい時)にトランジスタ54
は導通し、電圧Vo1が「H」レベルの時(電圧
Vccと等しい時)にトランジスタ54は遮断す
る。このトランジスタ54の遮断時に抵抗59、
コンデンサ58、抵抗57を順に介して第1図に
Icで示すように電流が流れ、該コンデンサ58に
負荷が貯えられ、該トランジスタ54がオンした
時に該トランジスタ54のコレクタとコンデンサ
58の共通接続点の電圧Vcが上昇するから(第
4図f参照),サイリスタ6のゲートに第4図g
に示すように交流電源の零電圧近傍でコンデンサ
58に貯えられた電荷がゲート電流Igとして流れ
込んで、該サイリスタ6が交流電源の正の半サイ
クル期間導通し、以つてヒータ線2bの両端に第
4図hで示すように交流電圧Vhが印加され、ヒ
ータ線2bが発熱するようになり、また、期間
T2においては、サイリスタ6が遮断される。
一方、コンデンサ14の接続端子部分が断線す
ると、検出電圧Viは高くなり直流検出電圧Vdは
低くなるが、抵抗13のインピーダンス及びコン
デンサ14の容量リアクタンスが略等しく設定さ
れているから、抵抗12の断線や過熱感知線2d
がヒータ線2bに短絡した場合に比べて電圧上昇
が低く、従つて直流検出電圧Vdが第1の基準電
圧−Vr1よりも低くなることはなく(第4図c参
照)、オペアンプ44のオン・オフは正常時と同
様に行われる。ところが、この場合には、前述し
たようにオペアンプ65の出力端子の電圧Vpが
交流電源VACの零電圧近傍で「L」レベルになる
期間T3においては、オペアンプ44がオフとな
つてもサンプリング結果信号V2は「L」レベル
のままとなり、オペアンプ49の出力電圧Vo1が
電圧Vccと等しい一定電圧波形となり、従つて、
サイリスタ6は点弧されず遮断される。
このように上記構成によれば、サージ吸収回路
15のコンデンサ14の接続端子部分が断線した
時には、位相検出回路64の作用によつて電気毛
布本体1の温度と無関係に温度検出回路52の検
出動作を無効化すると共に、ヒータ2bへの通電
を断つことができるので、外来サージに対する機
能が停止した状態のまま動作されることがなくな
り、非常に安全性に優れたものとなる。また、位
相検出回路64は同時に交流電源VACの正負を判
別するから、サイリスタ6に順方向電圧が印加さ
れる時のみ該サイリスタ6にゲートパルス信号を
与えることができる。
[考案の効果] 本考案は以上の説明から明らかなように、温度
センサーの検出電圧を入力とするサージ吸収回路
の出力電圧を直流化して基準電圧と比較する温度
検出回路を設け、この温度検出回路の出力により
スイツチング素子を制御する制御回路を設けたも
のにおいて、交流電源の電圧と前記サージ吸収回
路の出力電圧との位相差を検出しその位相差が所
定値以下の時のみ前記温度検出回路の検出動作を
無効化して前記温度制御回路による制御動作を停
止させる位相検出回路を設け、コンデンサの接続
端子部分の断線時に温度検出回路の検出動作を無
効化するようにしたものであるから、温度センサ
ーに加わる外来サージによつて温度検出回路が破
損されることを防止するためのサージ吸収回路の
コンデンサの容量を小さくして電源周波数が変化
した時の制御温度の差を極力小さくできるように
した場合でもコンデンサの接続端子部分の断線を
確実に検知してヒータ等の負荷への通電を断つこ
とができ、安全性を向上できる温度制御装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は電気的構成図、第2図は加熱感知発熱体の
内部構成図、第3図は感熱体の第2図相当図、第
4図は各部の電圧また電流波形を示す作用説明図
である。 図面中、1は電気毛布本体、2は加熱感知発熱
体、2bはヒータ線(負荷)、3は感熱体(温度
センサー)、6はサイリスタ(スイツチング素
子)、14はコンデンサ、15はサージ吸収回路、
16は直流電源回路、23は同期回路、32は直
流化回路、52は温度検出回路、53は制御回
路、64は位相検出回路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流電源にヒータ等の負荷とスイツチング素子
    とを直列接続し、該スイツチング素子の開閉によ
    り負荷を通断電制御するようにしたものにおい
    て、2個の検知電極間に感熱抵抗体を介在させ前
    記交流電源に接続された温度センサーと、この温
    度センサーの検出電圧を入力とし交流電源からの
    サージ入力をバイパスさせるコンデンサを備えた
    サージ吸収回路と、このサージ吸収回路の出力電
    圧を直流化して基準電圧と比較する温度検出回路
    と、この温度検出回路の出力により前記スイツチ
    ング素子を制御する制御回路と、前記交流電源の
    電圧と前記サージ吸収回路の出力電圧との位相差
    を検出しその位相差が所定値以下のときには前記
    温度検出回路の検出動作を無効化して前記制御回
    路による制御動作を停止させる位相検出回路とを
    具備してなる温度制御装置。
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