JPH0353090Y2 - - Google Patents
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- JPH0353090Y2 JPH0353090Y2 JP7819487U JP7819487U JPH0353090Y2 JP H0353090 Y2 JPH0353090 Y2 JP H0353090Y2 JP 7819487 U JP7819487 U JP 7819487U JP 7819487 U JP7819487 U JP 7819487U JP H0353090 Y2 JPH0353090 Y2 JP H0353090Y2
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- Expired
Links
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Landscapes
- Sliding Valves (AREA)
- Multiple-Way Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案はセラミツクススライド弁、詳しくは酸
素用、医療用等の異物の混入を嫌い潤滑材を使用
できないスライド弁に関するものである。
素用、医療用等の異物の混入を嫌い潤滑材を使用
できないスライド弁に関するものである。
従来技術
所定数のポートを有するセラミツク製基台と、
該基台を固定する本体と、該本体中の中空室内に
前記基台に接触摺動可能に配置されるセラミツク
製弁体と、該弁体を往復動する駆動ピストンとを
有し異物の混入を嫌う流体に使用するセラミツク
スライド弁はすでに公知である。この従来のスラ
イド弁においては本体、例えばアルミダイカスト
製の本体に対しセラミツク弁体例えばアルミナセ
ラミツク製弁体が摺動することにより本体に摩耗
を生じるという問題があつた。
該基台を固定する本体と、該本体中の中空室内に
前記基台に接触摺動可能に配置されるセラミツク
製弁体と、該弁体を往復動する駆動ピストンとを
有し異物の混入を嫌う流体に使用するセラミツク
スライド弁はすでに公知である。この従来のスラ
イド弁においては本体、例えばアルミダイカスト
製の本体に対しセラミツク弁体例えばアルミナセ
ラミツク製弁体が摺動することにより本体に摩耗
を生じるという問題があつた。
通常の産業用の弁等においてはグリース等の潤
滑剤を塗布することにより摩耗を防止することが
できるが、酸素用や医療用の管路に用いる弁の場
合には潤滑剤は酸素等の液体を汚染する原因にな
るので使用できない。
滑剤を塗布することにより摩耗を防止することが
できるが、酸素用や医療用の管路に用いる弁の場
合には潤滑剤は酸素等の液体を汚染する原因にな
るので使用できない。
更に医療用等の場合には摺動による摩耗粉が混
入する事が特に嫌われる。
入する事が特に嫌われる。
目 的
本考案は従来の上記の問題点を解消し、潤滑剤
を用いる事なく又摩耗粉を生じることのないスラ
イド弁を提供することを目的とする。
を用いる事なく又摩耗粉を生じることのないスラ
イド弁を提供することを目的とする。
構 成
本考案は上記の目的を本体と弁体との間の摺動
間隙にセラミツクに対して耐摩耗製の板を挿入す
ることにより達成した。
間隙にセラミツクに対して耐摩耗製の板を挿入す
ることにより達成した。
本考案の構成及び作用の詳細を図に示す実施例
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
第１図〜第３図において、本体１、例えばアル
ミダイカスト製本体に適当数の、例えば５個のポ
ートを有する基台２が固定される。本体１の中空
室３内には弁体４が収容され、該弁体４は基台２
に接触摺動される。基台２には例えば吸入ポート
Ｐ、２つの出力ポートＡ，Ｂ、２つの排気ポート
R1，R2が形成され、弁体４には２つのポート間
を連通する流路を形成する凹部５，６が形成され
る。
ミダイカスト製本体に適当数の、例えば５個のポ
ートを有する基台２が固定される。本体１の中空
室３内には弁体４が収容され、該弁体４は基台２
に接触摺動される。基台２には例えば吸入ポート
Ｐ、２つの出力ポートＡ，Ｂ、２つの排気ポート
R1，R2が形成され、弁体４には２つのポート間
を連通する流路を形成する凹部５，６が形成され
る。
本体１の両端に形成されるシリンダー７，８に
摺動可能に挿入される２つのピストン９，１０は
ブリツジ１１により連結されて１つの駆動ピスト
ン１２を形成する。駆動ピストン１２は本体１内
に組付けられたとき２つのピストン９，１０が弁
体４を両方から挟持するように形成される。ブリ
ツジ１１に形成された凹部１３にばね１４が装着
され、該ばね１４は弁体４を基台２に押圧する。
摺動可能に挿入される２つのピストン９，１０は
ブリツジ１１により連結されて１つの駆動ピスト
ン１２を形成する。駆動ピストン１２は本体１内
に組付けられたとき２つのピストン９，１０が弁
体４を両方から挟持するように形成される。ブリ
ツジ１１に形成された凹部１３にばね１４が装着
され、該ばね１４は弁体４を基台２に押圧する。
本体１の両端は第１蓋１５と第２蓋１６とによ
り閉鎖される。第２蓋１６側にはピストン１０の
中空部１７に挿入される小ピストン１８が形成さ
れ、該小ピストン１８とピストン１０との間には
圧縮ばね１９が張設される。
り閉鎖される。第２蓋１６側にはピストン１０の
中空部１７に挿入される小ピストン１８が形成さ
れ、該小ピストン１８とピストン１０との間には
圧縮ばね１９が張設される。
第１蓋１５には駆動ピストン１２のピストン９
に作用する圧力流体を供給する流路２０が形成さ
れる。該流路２０には切換弁２１を介して吸入ポ
ートＰより流体が供給される。流路２０に対する
流体を切換弁２１により切換えることにより、流
体圧と圧縮ばね１９との作用により駆動ピストン
１２が往復動され、この往復動は弁体４に伝達さ
れる。
に作用する圧力流体を供給する流路２０が形成さ
れる。該流路２０には切換弁２１を介して吸入ポ
ートＰより流体が供給される。流路２０に対する
流体を切換弁２１により切換えることにより、流
体圧と圧縮ばね１９との作用により駆動ピストン
１２が往復動され、この往復動は弁体４に伝達さ
れる。
弁体４は2000万回程度の往復動においても本体
に摩耗粉を発生することなく使用できることが要
求される。
に摩耗粉を発生することなく使用できることが要
求される。
弁体４が往復動すると本体１との間に摺動を生
じ本体１は摩耗する。弁体４と基台２との間にも
摺動を生じるが、弁体４も基台２もセラミツク製
であるので硬度が大であり摩耗は生じにくい。
じ本体１は摩耗する。弁体４と基台２との間にも
摺動を生じるが、弁体４も基台２もセラミツク製
であるので硬度が大であり摩耗は生じにくい。
本体１の摩耗を防止するために本体１と弁体４
の側部との間の摺動間隙２２にはセラミツクに対
して耐摩耗性のある材料よりなる薄板としての耐
摩耗板２３を挿入する。
の側部との間の摺動間隙２２にはセラミツクに対
して耐摩耗性のある材料よりなる薄板としての耐
摩耗板２３を挿入する。
耐摩耗板２３は、例えばジルコニア（ZrO2）
の前記間隙より薄い板、例えば0.1mmの板、超耐
熱ポリイミド成形体製の板、弗素樹脂製（商品名
テフロン等）板、又は銅製薄板にアルミナセラミ
ツクを蒸着させたもの等により形成される。耐摩
耗板２３は更に具体的にはセラミツクの硬度
HR85〜90に近いかそれ以上の硬度の材料が選択
される。
の前記間隙より薄い板、例えば0.1mmの板、超耐
熱ポリイミド成形体製の板、弗素樹脂製（商品名
テフロン等）板、又は銅製薄板にアルミナセラミ
ツクを蒸着させたもの等により形成される。耐摩
耗板２３は更に具体的にはセラミツクの硬度
HR85〜90に近いかそれ以上の硬度の材料が選択
される。
効 果
本考案により本体と弁体の間の間隙にセラミツ
クに対する耐摩耗製材料よりなる薄板を挿入する
という簡単な構成により摩耗粉の発生を防止し、
本体の耐摩耗性を高めることが可能になつた。
クに対する耐摩耗製材料よりなる薄板を挿入する
という簡単な構成により摩耗粉の発生を防止し、
本体の耐摩耗性を高めることが可能になつた。
第１図は本考案に係るスライド弁の正面断面
図、第２図は第１図の−断面図、第３図は分
解傾斜図である。 １……本体、２……基台、３……中空室、４…
…弁体、１２……駆動ピストン、２３……耐摩耗
板。
図、第２図は第１図の−断面図、第３図は分
解傾斜図である。 １……本体、２……基台、３……中空室、４…
…弁体、１２……駆動ピストン、２３……耐摩耗
板。
Claims (1)
- 所定数のポートを有するセラミツク製基台と、
該基台を固定する本体と、該本体中の中空室内に
前記基台に接触摺動可能に配置されるセラミツク
製弁体と、該弁体を往復動する駆動ピストンとを
有し、異物の混入を嫌う流体に使用するセラミツ
クスライド弁において前記本体と前記弁体との間
の摺動間隙に該間隙より薄いジルコニア系の耐摩
耗板を挿入してあることを特徴とするセラミツク
スライド弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7819487U JPH0353090Y2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7819487U JPH0353090Y2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63187777U JPS63187777U (ja) | 1988-12-01 |
| JPH0353090Y2 true JPH0353090Y2 (ja) | 1991-11-19 |
Family
ID=30926909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7819487U Expired JPH0353090Y2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0353090Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2896279B1 (fr) * | 2006-01-13 | 2008-02-29 | Dosatron International | Machine hydraulique, en particulier moteur hydraulique, et doseur comportant un tel moteur. |
-
1987
- 1987-05-26 JP JP7819487U patent/JPH0353090Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63187777U (ja) | 1988-12-01 |
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