JPH0352913B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0352913B2 JPH0352913B2 JP60241129A JP24112985A JPH0352913B2 JP H0352913 B2 JPH0352913 B2 JP H0352913B2 JP 60241129 A JP60241129 A JP 60241129A JP 24112985 A JP24112985 A JP 24112985A JP H0352913 B2 JPH0352913 B2 JP H0352913B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- section
- time constant
- output
- detection device
- constant circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 16
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 7
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 6
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は車両等に設けられて、近接する物体を
検出することによつて、衝突事故、人身事故など
を防止するための近接検出装置に係るものであ
り、特にはその検出に高周波と静電容量を利用す
るものである。
検出することによつて、衝突事故、人身事故など
を防止するための近接検出装置に係るものであ
り、特にはその検出に高周波と静電容量を利用す
るものである。
[従来の技術]
従来この種の静電容量型近接検出装置は第2図
に回路を示すようなものであり、高周波発振器1
の出力を抵抗器Rsを介して導電体によつて適宜
な形状に形成されたセンサ部2に印加すると、近
接した物体3との間に生じる浮遊容量Csによつ
て電流の変化を生じ、前記抵抗器Rsによつて電
圧変化を生じる。この高周波を、高周波増巾部5
で増巾し、検波部6で検波して直流出力として、
更にコンデンサCtと抵抗Rtによる時定数回路に
よつて電圧変化部分を取り出す機能も含む低周波
増巾部7により増巾し、検出部8によつて、検出
出力を得るものである。
に回路を示すようなものであり、高周波発振器1
の出力を抵抗器Rsを介して導電体によつて適宜
な形状に形成されたセンサ部2に印加すると、近
接した物体3との間に生じる浮遊容量Csによつ
て電流の変化を生じ、前記抵抗器Rsによつて電
圧変化を生じる。この高周波を、高周波増巾部5
で増巾し、検波部6で検波して直流出力として、
更にコンデンサCtと抵抗Rtによる時定数回路に
よつて電圧変化部分を取り出す機能も含む低周波
増巾部7により増巾し、検出部8によつて、検出
出力を得るものである。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、前記で説明した従来の近接検出
装置においては、例えば近接して来る物体3の近
接する速度は予想することは出来ない性質のもの
であるので、出来るだけ低い変化分すなわち低周
波まで増巾することが前記で説明した低周波増巾
部に求められ、その結果時定数回路の時定数は大
きい事になる。このことは、前記Rt、Ctの値が
大きいものであることを示すものであり、従来の
近接センサは、第2図にVdで示した点の電位の
低下により物体の近接を検出するものであるが前
記抵抗器Rt、コンデンサCtによる時定数が大き
いことが原因して、第一に近接物が無くなつた時
に前記コンデンサCtの点Vdの対極である点Viの
電位が本来の電位まで復帰するのに長い時間(数
秒)を必要とし、そのために連続して生ずる物体
の近接の検出が出来ない事があるという問題点、
第二にはこの点Viの電位の復帰は抵抗器Rtを介
して電源より行われることになるので一時的に点
Viの電位が低下するため、物体の近接と同じ現
象となり、物体の近接もないのに検出部に出力を
生じ誤報するという問題点を含むものであつた。
装置においては、例えば近接して来る物体3の近
接する速度は予想することは出来ない性質のもの
であるので、出来るだけ低い変化分すなわち低周
波まで増巾することが前記で説明した低周波増巾
部に求められ、その結果時定数回路の時定数は大
きい事になる。このことは、前記Rt、Ctの値が
大きいものであることを示すものであり、従来の
近接センサは、第2図にVdで示した点の電位の
低下により物体の近接を検出するものであるが前
記抵抗器Rt、コンデンサCtによる時定数が大き
いことが原因して、第一に近接物が無くなつた時
に前記コンデンサCtの点Vdの対極である点Viの
電位が本来の電位まで復帰するのに長い時間(数
秒)を必要とし、そのために連続して生ずる物体
の近接の検出が出来ない事があるという問題点、
第二にはこの点Viの電位の復帰は抵抗器Rtを介
して電源より行われることになるので一時的に点
Viの電位が低下するため、物体の近接と同じ現
象となり、物体の近接もないのに検出部に出力を
生じ誤報するという問題点を含むものであつた。
[問題点を解決するための手段]
本発明は上記した問題点を解決する具体的手段
として物体の近接による静電容量の変化により高
周波出力電圧の変化を生じてなる静電容量型近接
検出装置において、物体の近接と遠離を判別する
判別部を設け、前記遠離の時には低周波部の時定
数回路に並列に設けたスイツチ部で、前記時定数
回路の時定数を低減することを特徴とする静電容
量型近接検出装置を提供することによつて、時定
数回路の復帰を早くすると共に誤報を無いように
して従来の問題点を解決したものである。
として物体の近接による静電容量の変化により高
周波出力電圧の変化を生じてなる静電容量型近接
検出装置において、物体の近接と遠離を判別する
判別部を設け、前記遠離の時には低周波部の時定
数回路に並列に設けたスイツチ部で、前記時定数
回路の時定数を低減することを特徴とする静電容
量型近接検出装置を提供することによつて、時定
数回路の復帰を早くすると共に誤報を無いように
して従来の問題点を解決したものである。
[実施例]
つぎに本発明を第1図に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。尚、理解を容易にするため
に、従来例と同じ部分については同じ符号を付し
て説明し、重複する部分については説明を省略す
る。
て詳細に説明する。尚、理解を容易にするため
に、従来例と同じ部分については同じ符号を付し
て説明し、重複する部分については説明を省略す
る。
図中で符号1で示す発振部から符号8で示す検
出部までは、従来例で夫々に示したものと基本的
に同じものであり、より具体的な配線図で示して
ある。本発明においては、前記低周波増巾部7の
出力に前記検出部8を接続するのと同時に並列に
前記検出部8と例えばオペレーシヨナルアンプの
入力端子を逆にした逆相の増巾器をもつて形成し
た判別部9を接続してある。この点をさらに詳細
に説明すると、前記において説明したように、前
記検出部は前記検波部6の出力すなわち点Vdの
電位が降下する時に出力を発生する回路であるの
に対して前記判別部9は前記点Vdの電位が上昇
する時に出力を生ずることになり、換言すれば被
検出物体がセンサ部2から離れて行く時に出力を
生じることになる。この判定部9の出力はスイツ
チ部10のアナログスイツチSW1に印加され
て、該アナログスイツチSW1と並列に接続され
ている低周波増巾部7の時定数を定める抵抗Rt
を短絡する。
出部までは、従来例で夫々に示したものと基本的
に同じものであり、より具体的な配線図で示して
ある。本発明においては、前記低周波増巾部7の
出力に前記検出部8を接続するのと同時に並列に
前記検出部8と例えばオペレーシヨナルアンプの
入力端子を逆にした逆相の増巾器をもつて形成し
た判別部9を接続してある。この点をさらに詳細
に説明すると、前記において説明したように、前
記検出部は前記検波部6の出力すなわち点Vdの
電位が降下する時に出力を発生する回路であるの
に対して前記判別部9は前記点Vdの電位が上昇
する時に出力を生ずることになり、換言すれば被
検出物体がセンサ部2から離れて行く時に出力を
生じることになる。この判定部9の出力はスイツ
チ部10のアナログスイツチSW1に印加され
て、該アナログスイツチSW1と並列に接続され
ている低周波増巾部7の時定数を定める抵抗Rt
を短絡する。
[作用]
本発明により、被検出物体がセンサ部より、離
遠して行く時に出力を生ずる判定部と、該判定部
の出力によつて投入されるスイツチ部を設け、前
記スイツチ部によつて低周波増巾部の時定数回路
の抵抗を短絡することによつて、被検出物体が離
遠して行く時には時定数が極度に短縮されたもの
となる。具体的には、前記時定数回路の抵抗Rt
が1MΩであり、スイツチ部の導通した時の抵抗
が500Ωであれば、その時定数は1/2000となる
ので同じ時定数回路のコンデンサCtの充電も速
に行われ、該コンデンサの出力側の極(点Vdに
接続した極と反対側の極)も、入力側の極と実質
的に同じ動作となる。これによつて、被検出物が
離遠して行く時にはコンデンサCtは離遠の終了
した時点では、ほぼ同時に充電が完了されて検出
出来る状態に復帰していると共に、その途上の状
態においても、充電電流によつて出力側の極の電
位が低下する現象を防止することができる。
遠して行く時に出力を生ずる判定部と、該判定部
の出力によつて投入されるスイツチ部を設け、前
記スイツチ部によつて低周波増巾部の時定数回路
の抵抗を短絡することによつて、被検出物体が離
遠して行く時には時定数が極度に短縮されたもの
となる。具体的には、前記時定数回路の抵抗Rt
が1MΩであり、スイツチ部の導通した時の抵抗
が500Ωであれば、その時定数は1/2000となる
ので同じ時定数回路のコンデンサCtの充電も速
に行われ、該コンデンサの出力側の極(点Vdに
接続した極と反対側の極)も、入力側の極と実質
的に同じ動作となる。これによつて、被検出物が
離遠して行く時にはコンデンサCtは離遠の終了
した時点では、ほぼ同時に充電が完了されて検出
出来る状態に復帰していると共に、その途上の状
態においても、充電電流によつて出力側の極の電
位が低下する現象を防止することができる。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によつて被検出物
体の離遠を検出する判定部と、その判定部の出力
によつて動作するスイツチ部で時定数回路の抵抗
を短絡して、前記した離遠の時には低周波増巾部
の時定数を極度に短縮したものとしたことによつ
て、回路の復帰を早くして、連続する近接にも対
応するものとすると共に離遠の時に生じた誤報も
無しくて、静電容量型近接センサの実用性を高め
る大きな効果を奏するものである。
体の離遠を検出する判定部と、その判定部の出力
によつて動作するスイツチ部で時定数回路の抵抗
を短絡して、前記した離遠の時には低周波増巾部
の時定数を極度に短縮したものとしたことによつ
て、回路の復帰を早くして、連続する近接にも対
応するものとすると共に離遠の時に生じた誤報も
無しくて、静電容量型近接センサの実用性を高め
る大きな効果を奏するものである。
第1図は本発明による静電容量型近接検出装置
の一実施例を示す回路図、第2図は従来例を示す
略示的な回路図である。 1……発振部、2……センサ部、6……検波
部、7……低周波増巾部、8……検出部、9……
判定部、10……スイツチ部、Rt……抵抗、Ct
……コンデンサ。
の一実施例を示す回路図、第2図は従来例を示す
略示的な回路図である。 1……発振部、2……センサ部、6……検波
部、7……低周波増巾部、8……検出部、9……
判定部、10……スイツチ部、Rt……抵抗、Ct
……コンデンサ。
Claims (1)
- 1 物体の近接による静電容量の変化により高周
波出力電圧の変化を生じてなる静電容量型近接検
出装置において、物体の近接と遠離を判別する判
別部を設け、前記遠離の時には低周波部の時定数
回路に並列に設けたスイツチ部で、前記時定数回
路の時定数を低減することを特徴とする静電容量
型近接検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60241129A JPS62100681A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 静電容量型近接検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60241129A JPS62100681A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 静電容量型近接検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62100681A JPS62100681A (ja) | 1987-05-11 |
JPH0352913B2 true JPH0352913B2 (ja) | 1991-08-13 |
Family
ID=17069712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60241129A Granted JPS62100681A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 静電容量型近接検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62100681A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4505812B2 (ja) * | 2005-04-15 | 2010-07-21 | 日本ビクター株式会社 | 接近センサー装置 |
JP4687882B2 (ja) * | 2005-07-29 | 2011-05-25 | スタンレー電気株式会社 | 静電容量式施錠スイッチ |
-
1985
- 1985-10-28 JP JP60241129A patent/JPS62100681A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62100681A (ja) | 1987-05-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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