JPH0352663A - プラズマ溶射装置 - Google Patents

プラズマ溶射装置

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JPH0352663A
JPH0352663A JP18574089A JP18574089A JPH0352663A JP H0352663 A JPH0352663 A JP H0352663A JP 18574089 A JP18574089 A JP 18574089A JP 18574089 A JP18574089 A JP 18574089A JP H0352663 A JPH0352663 A JP H0352663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plasma
chamber
microwave
powder
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP18574089A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Iwamoto
岩本 正幸
Koji Minami
浩二 南
Kaneo Watanabe
渡邉 金雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH0352663A publication Critical patent/JPH0352663A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は粉体状態の原料をプラズマにより溶融させ、こ
れを被加工物の表面に噴射して該表面上に膜を形成させ
るプラズマ溶射装置に関する。
〔従来技術〕
プラズマにより例えば金属,金属化合物,または半導体
材料等の粉体を溶融し、これを被加工物の表面に噴射さ
せて該表面に薄膜を形成させることをプラズマ溶射、こ
れに用いる装置をプラズマ溶射装置という。プラズマ溶
射及びそれに用いる装置については例えばThin S
olid Films 119(1984)pp. 6
7〜73+ Applied Physics Let
ters vol.52+No.12 pp.1011
 〜1013に開示されている。
第2図は従来のプラズマ溶射装置の模式的縦断面図であ
り、図中31はチャンバである。チャンバ31の一側壁
の上部には希釈ガス導入口32が、チャンバ31の土壁
の他側壁寄りの位置にはその排気口33が夫々設けられ
ている。またチャンバ31内の前記希釈ガス導入口32
寄りの位置には直流電源34の正極と接続した筒形のプ
ラズマ溶射用のノズル35が配されている。該ノズル3
5の土壁の前記希釈ガス導入口32寄りの位置には図示
しないプラズマガス供給部と連結し、ノズル35内にプ
ラズマガスを導入するプラズマガス導入口37が、ノズ
ル35の土壁のプラズマガス出側寄りの位置には図示し
ない粉体供給部と連結し、ノズル35内に粉体を供給す
る粉体供給口38が夫々設けられている。またノズル3
5のプラズマガス入側からノズル35内の中央部近傍ま
で挿入させた態様で先端が尖った形状の電極36が配さ
れている。該電極36は直流電源34の負極と接続して
いる。更にノズル35のプラズマガス出側と対向する位
置には基板39が配されている。
而して上述し′たプラズマ溶射装置において、チャンバ
3l内に希釈ガス導入口32から雰囲気ガスとして希釈
ガスを導入すると共に、直流電源34の正極をノズル3
5に、負極を電極36に接続し、ノズル35を陽極、電
極36を陰極としノズル35内に直流放電を形或する。
そしてプラズマガス導入口37からプラズマガスをノズ
ル35内に導入してノズル35内にプラズマを生せしめ
る。一方、粉体供給口38から原料たる粉体をノズル3
5内に導入し、導入した粉体をプラズマにより溶射し、
これを基板39表面に噴射させて薄膜を形戒する。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで従来のプラズマ溶射装置において、チャンバ3
1内で放電によりプラズマを生せしめるためには、チャ
ンバ31内を低真空度(20〜200Torr)にする
必要があり、チャンバ31内にはCu+ A l + 
Fe,Ni等の金属の不純物、O,N等の気体の不純物
、雰囲気ガスが混在する。従ってプラズマにより溶融さ
れた粉体がその温度をノズル35出側近傍での1000
0℃から基板39表面に到達する時点での500℃程度
にまで低下させる過程において、前記粉体に多くの不純
物が混入する。このため従来のプラズマ溶射装置により
半導体を製造すべく基板39上に多結晶Si薄膜を形成
させた場合、多結晶Si薄膜中に多くの不純物が混入し
、戒品の品質が悪く、良質の半導体を得るためには後工
程での処理が必要となり半導体製造工程が繁雑であった
。従って、従来のプラズマ溶射装置は膜中に不純物が混
入しても支障が生じない!!1縁膜のコーティングとし
ての用途にほぼ限られていた。
本発明は斯かる事情に鑑みなされたものであり、その目
的とするところはECR励起を利用して高真空度(10
−”Torr以下)にてプラズマを生成し、生或したプ
ラズマにより粉体を溶融させることにより不純物の膜へ
の混入が抑制されるようにしてあるプラズマ溶射装置を
提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るプラズマ溶射装置にあっては、プラズマに
より粉体を溶融し、これを被加工物の表面に噴射して該
表面上に膜を形成させるプラズマ溶射装置において、E
CR励起によりプラズマを生成するプラズマ生戊室を有
し、生戊されたプラズマにより粉体を溶融すべくなして
あることを特徴とする。
(作用〕 本発明に係るプラズマ溶射装置にあっては、前記プラズ
マ生成室内にてECR励起により高真空度にてプラズマ
が生威され、生或されたプラズマにより粉体を溶融し、
これを被加工物の表面に噴射させて該表面に膜を形成さ
せるので、該膜に不純物が混入しない。
〔実施例〕
以下本発明をその実施例を示す図面に基づき具体的に説
明する。
第1図は本発明のプラズマ溶射装置の模式的縦断面図で
ある。
プラズマ生或室lは中空円筒形をなし、周囲壁を2重構
造にして冷却水の還流路1aを備え、上部壁中央にはマ
イクロ波導入口2が設けられている。
該マイクロ波導入口2にはマイクロ波導波管3の一端部
が連結されている。該マイクロ波導波管3の他端部は図
示しないマイクロ波発振器に接続され、該マイクロ波発
振器で発せられたマイクロ波をマイクロ波導入口2を経
てプラズマ生或室l内に導入するようにしてある.また
、プラズマ生成室1内にはガス供給管4によりAr. 
H t,He, F 2等のプラズマ生成にあずかるプ
ラズマガスが供給されるようになっている。更にプラズ
マ生成室1の周囲にはプラズマ生成室l及びこれに連結
されたマイクロ波導波管3の一端部にわたってこれらと
同心状に電磁石5が周設せしめられている。
また前記プラズマ生成室lの下部壁中央には前記マイク
ロ波導入口2と対向する位置にプラズマ引出窓1bを備
えており、これに臨ませて威膜室6が配設されている.
該威膜室6の内部には前記プラズマ引出窓1bの直下に
これと対向させて粉体供給口7が配設されている。また
該粉体供給口7の下方にこれと対向させて基板設置治具
8が配されており、該基板設置治具8上に前記粉体供給
口7と対向させて被加工物たる基板9が配されている。
上述の如き本発明のプラズマ溶射装置において、プラズ
マ生成室1及び或膜室6を10− ”Torr以下の高
真空度に設定した後、ガス供給管4を通じて前記原料ガ
スをプラズマ生或室1へ供給し、電磁石5に直流電流を
通流すると共に、マイクロ波発振器からマイクロ波導波
管3.マイクロ波導入口2を通じてマイクロ波(2.4
5GHz)をプラズマ生成室1内に導入する。プラズマ
生成室1内に導入されたマイクロ波はプラズマ生或室1
内で共振状態となり、ECR励起によりプラズマガスを
電離せしめてプラズマが生成される.生或されたプラズ
マは電磁石5にて形成される発散磁界によって威膜室6
内に導入される。一方、前記粉体供給口7には図示しな
い粉体供給部から原料たる粉体が供給され、該粉体は粉
体供給口7を通じて前記発散磁界に沿って放出される。
そしてこの粉体はECR励起にまり生威されたプラズマ
の高エネルギーにより励起・電離,溶融され、基板9表
面に到達し、戒膜が施される. 以下に本発明のプラズマ溶射装置を用い、基板9近傍の
磁場強度を200Gaug ,威膜室6内の圧力を2 
〜5 +mTorr,基板9の温度を700℃とし、マ
イクロ波電力を(1)IOOW. (2)500W, 
(311000−に変化させて多結晶Si薄膜の製造を
行った場合の多結晶Si粒径の変化及び移動度変化を第
1表に示す(但し、移動度はn型半導体でドーピング率
が5X10”〜2 XIO”(am−’)のサンプルで
測定したものである。) 第1表 第1表に示す如く本発明のプラズマ溶射装置によるとマ
イクロ波電力を変化させることにより、多結晶Siの粒
径及び移動度を変化させることができる. また以下に示す第2表は本発明及び従来のプラズマ溶射
装置により製造した多結晶St薄膜中の不純物量(pp
m)と原料であるSi粉体中の不純物量(ppm)とを
示したものである。
第2表 第2表により明らかな様に、従来のプラズマ溶射装置に
より製造した多結晶Si薄膜中の不純物量は原料である
Si粉体中に含有される不純物量と比べて4〜470p
pm+増加していた.一方、本発明のプラズマ溶射装置
により製造した多結晶St薄膜中の不純物量の増加量は
2〜40ppmのみであり、本発明のプラズマ溶射装置
によると製造過程において薄膜中に混入する不純物量が
大幅に減少し、従来と比べて戒品の品質が向上した。
〔効果〕
以上詳述した如く本発明のプラズマ溶射装置にあっでは
、ECR励起により高真空度にてプラズマを生成し、生
成された高エネルギーのプラズマにより粉体状態の原料
を溶融し、これを被加工物の表面に噴射させて該表面に
膜を形成させるので該膜への不純物の混入が抑制される
。これにより本発明のプラズマ溶射装置を例えば多結晶
Sin膜を形成させる半導体製造装置として適用させる
ことが可能となり、膜室の良い薄膜を得ることができる
等優れた効果を奏する.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のプラズマ溶射装置の模式的縦断面図、
第2図は従来のプラズマ溶射装置の模式的縦断面図であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、プラズマにより粉体を溶融し、これを被加工物の表
    面に噴射して該表面上に膜を形成させるプラズマ溶射装
    置において、ECR励起によりプラズマを生成するプラ
    ズマ生成室を有し、生成されたプラズマにより粉体を溶
    融すべくなしてあることを特徴とするプラズマ溶射装置
JP18574089A 1989-07-18 1989-07-18 プラズマ溶射装置 Pending JPH0352663A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18574089A JPH0352663A (ja) 1989-07-18 1989-07-18 プラズマ溶射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18574089A JPH0352663A (ja) 1989-07-18 1989-07-18 プラズマ溶射装置

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JPH0352663A true JPH0352663A (ja) 1991-03-06

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ID=16176032

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JP18574089A Pending JPH0352663A (ja) 1989-07-18 1989-07-18 プラズマ溶射装置

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