JPH0352610A - エアフィルタ用濾材 - Google Patents

エアフィルタ用濾材

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JPH0352610A
JPH0352610A JP18609789A JP18609789A JPH0352610A JP H0352610 A JPH0352610 A JP H0352610A JP 18609789 A JP18609789 A JP 18609789A JP 18609789 A JP18609789 A JP 18609789A JP H0352610 A JPH0352610 A JP H0352610A
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layer
filter medium
filter
porous membrane
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青木 邦廣
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洋 高橋
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野1 本発明は、気体中に含有される微粒な粉塵を効率良く除
去し、清浄な気体を得るための高性能エアフィルタ(H
EPAフィルタ)用濾材及び超高性能エアフィルタ( 
ULPAフィエルタ)用濾材に関するものである. 更に詳細には有機物のみからなり、ガラスを含まず、弗
酸等の薬品蒸気との接触による性能の劣化が無く、ガラ
スの発塵の危険の無い、また焼却による減容が可能なH
EPAフィルタ用濾材及び超高性能エアフィルタ( U
LPAフィルタ)用濾材に関するものである。 〔従来の技術〕 気体中に含まれる微粒子を除去するための高性能フィル
タ用濾材としては、径の細いものが比較的安価に製造で
きること等の理由から、ガラス繊維を利用したものが多
く使われている.しかしガラスの極細繊維を用いた濾材
では、1)使用時に濾材中に含まれる微細なガラス繊維
の脱落が避けられず、特に濾材の振動等による濾材自体
からの発塵が顕著であるために発塵を嫌う高性能濾材と
しての用途や食品製造等の安全衛生上問題となる用途で
の使用が制限されること、2)ガラス自体が弗酸等の薬
品に対して耐性を有しないため酸蒸気にさらされる可能
性のある用途での使用が制限されること、 3)焼却による減容ができない為原子力用途等での利用
に限界があること 等の問題があつk. これらの欠点のうち濾材自体からの発塵を防止する目的
で特開昭62−277119号公報、特開昭63−16
019号公報、特開昭63−91116号公報にはそれ
ぞれ多孔質膜をマイクロガラス繊維からなる濾材の濾過
気流の下流側に配したものが提案されている. 一方、ガラスの極細繊維を用いた濾材の欠点を解決する
ものとしてフィブリル化された有機繊維を用いた濾材が
開発されている(特開昭59−9201 1号公報、特
開昭63−232814号公報、特開昭63−2365
12号公報)。 〔発明が解決しようとする課題] しかしながら特開昭62−277119号公報等に記載
された濾材では、弗酸に対する抵抗性、焼却減容性等の
ガラス素材に起因する欠点は何等解決されていない. 又、後者のフィブリル化された有機繊維を用いた濾材で
は、繊維が柔軟であることから、マイクロガラス繊維を
用いた濾材に比べ密度が高く、そのため圧力損失が高く
なってしまうという欠点が有り、この欠点は捕集効率の
高い物程顕著になる.またこれらフィブリル化された有
機繊維を用いた濾材では、一般のマイクロガラス繊維か
らなる濾材で繊維の欠落を防止するために用いられてい
るバインダーを使用すると濾過性能の著しい低下を招く
ため、そのようなバインダーを用いることができない点
も問題である. 〔課題を解決するための手段〕 本発明者らは前記問題点を解決すべく鋭意検討を重ねた
結果、有機繊維からなる濾過層Aに有機重合体からなる
低圧力損失多孔質膜Bを積層することによって、ガラス
繊維濾材と同等の圧力損失、捕集効率、寿命を有するオ
ールプラスチック製高性能濾材が得られることを見い出
し、本発明を完成するに至った. すなわち本発明の要旨は、有機繊維のみからなる濾過層
Aと有機重合体からなる多孔質膜Bとを有し、 多孔質膜Bが平均孔径0.2〜10μm、開口率35〜
95%の膜面に対して実質的に垂直に開口した孔を有す
る微細孔層と、微細孔層の孔より大きな孔径の孔を有す
るボイド層とからなり、 濾過層Aが多孔質@Bのボイド層側に積層されている ことを特徴とするエアフィルタ用濾材である.濾過層A
は、繊維の一部分又は全部が径1μm以下にフィブリル
化された繊維と、他の繊維とを混合させて構成すること
ができる. 濾過層Aの構成に用い得る、繊維の一部分又は全部が径
1μm以下にフイブリル化された繊維(1本の繊維が部
分的に、もしくは全体的に径lμm以下にフィブリル化
された繊維)としては、例えば以下の各種方法によって
得られる繊維等を挙げることができる。 l)合成高分子溶液な該高分子の貧溶媒中に剪断力をか
けながら流下させ、繊維状フィブリルを沈澱させる方法
(フィブリッド法、特公昭35−11851号公報). 2)合成モノマーを重合させながら剪断をかけフィブリ
ルを析出させる方法(重合剪断法、特公昭47−218
98号公報). 3)二種以上の非相溶性高分子を混合し、溶融押し出し
または紡糸し、切断後機械的な手段で繊維状にフィブリ
ル化する方法(スブリット法、特公昭35−9651号
公報). 4)二種以上の非相溶高分子を混合し、溶融押し出し又
は紡糸し、切断後溶剤に浸漬して一方の高分子を溶解し
、繊維状にフィブリル化する方法(ボリマーブレンド溶
解法、米国特許3, 382, 305).5)合或高
分子をその溶媒の沸点以上でかつ高圧側から低圧側へ爆
発的に噴出させた後、繊維状にフィブリル化する方法(
フラッシュ紡糸法、特公昭36−16460号公報)。 6)ポリエステル系高分子に該ポリエステルに非相溶の
アルカリ可溶成分をブレンドし、成形後アルカリにより
減量加工後叩解し、繊維状にフィブリル化する方法(ア
ルカリ減量叩解法、特開昭56−315号公報). 7)ケブラー繊維等の高結晶性、高配向性繊維を適当な
繊維長に切断後、水中に分散させ、ホモジエナイザイー
、叩解機、サンドミル等を用いて、フィブリフ化する方
法(特開昭56−100801号公報、特開昭59−9
201 1号公報、tls−4761203)等の方法
. 具体例としては、ケブラー繊維を均質化装置でフィブリ
ル化したもの(MFC−400 、ダイセル社製)、ア
クリロニトリルホモボリマーから成るフィブリル繊維(
カシミロンFCA、旭化成工業社製)をリファイナー等
により叩解したもの、アルカリ減量叩解法によって得ら
れたポリエステルパルブ等が挙げられる. これらフィブリル化された有機繊維の濾過iAへの配合
量は、5〜40重量%が適当であり、より好ましくは1
0〜30重量%であり、5重量%未満では十分な捕集効
率が得られず、また40重量%を越えると濾過抵抗が高
く実用に適さない.濾過層Aの構成のために上記フィブ
リル化された繊維と混合される他の繊維としては、木材
パルブ:麻バルブ:エスパルト:木綿織維:ポリエステ
ル繊維、ビニロン繊維、アクリル繊維、ポリエチレン繊
維、ボリブロビレン繊維、ボリアミド繊維、レーヨン繊
維等の合成繊維や再生繊維:等が例示される.これら繊
維のうち発塵性、耐薬品性等の点から、合成繊維が好ま
しく用いられる.これらの他の繊維の形態等は特に限定
されないが、最大投影径5μm以上の異形断面繊維と直
径1〜5μmの極細繊維のブレンド物であることが好ま
しい. 本発明でいう異形断面繊維とは、例えばT型、X型、Y
型、星型などの異形断面を有する繊維であり、異形断面
繊維を用いることで濾過層の圧力損失を低下させる効果
が生じる. 尚、最大投影径とは繊維の側方から平行光線をあてなが
ら繊維軸を中心として繊維を一回転させたときに形成さ
れる投影径のうちの最大値をいう. 異形断面繊維の具体例としては、2デニール及び4デニ
ールのY型断面を有するビニロン繊維(ビニロン繊維V
PY203、クラレ製)、2デニールのT型断面を有す
るポリエステル繊維(ポリエステル繊維T927、クラ
レ製)等が挙げられる。 異形断面繊維の径の上限は特に限定されないが、粉塵捕
集効率の点から、40μm以下が好ましい。これら異形
断面を有する繊維の濾過層Aを構、成する繊維成分への
配合量は、30〜90重量%が適当であり、より好まし
くは40〜75重量%であり、配合量が30重量%未満
では通気抵抗が高くなってしまい、また配合量が90重
量%を越えると十分な粉塵捕集効率が得られない. 本発明で言う、繊維径1〜5μmの極細繊維とは、例え
ば0.2デニール以下のポリエステル繊維、ポリビニル
アルコール、アクリル等の繊維が挙げられる.極細繊維
の濾過層Aを構成する繊維成分への配合量は5〜30重
量%が適当であり、5重量%未満では十分な粉塵捕集効
率が得られず、また湿紙のワイヤーからの剥れが悪い等
の製造上の問題を生じ、30重量%を越えると濾過抵抗
が高くなり実用に適さない. 濾過層Aの密度は特に限定されないが、0.2g/cm
’以下とすることが好ましく、この密度を越えると濾材
の濾過抵抗が高くなるため実用上の問題を生じる. また、濾過層Aの秤量は特に限定されないが、フィルタ
ーユニットの加工性の点から50g/m”〜150g/
m”の範囲が好ましく、50g/m2未満では折り加工
が困難となり、また150g/m”を越えるとユニット
あたりの濾過面積が制限されてしまう.濾過層Aは一般
紙や湿式不織布を製造するための抄紙機、例えば長網抄
紙機、丸網抄紙機、傾斜ワイヤー式抄紙機等により製造
することができる. 本発明の濾過層Aには、必要に応じ、濾過層Aの特性を
阻害しない範囲で、アクリル系エマルジョン等のバイン
ダー、フッ素系やシリコン系等の撥水剤、粘剤、歩留り
向上剤、界面活性剤、染料等の一種又は二種以上の添加
剤を保持させることができ、これらの添加剤はスプレー
法、含浸法等によって濾過層に保持させることができる
.特に好ましい添加剤としては}ILB値が10〜20
のノニオン系界面活性剤を挙げることができ、全繊維1
00重量部に対して0.1〜5.0重量部程度に添加す
ることが好ましい. 尚、ノニオン界面活性剤の作用機構は明らかではないが
、濾過層Aの脱水、乾燥時のフィブリルの集束を防止す
る効果があるものと推定される.HLB値が10以上2
0未満のノニオン性界面活性剤としては、例えば、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル系界面活性剤、ポリオ
キシエチレンアルキルフエニルエーテル系界面活性剤、
ポリオキシエチレンポリスチリルフェニルエーテル系界
面活性剤、ボリオキシエチレンーボリオキシブロピレン
グリコール系界面活性剤、ポリオキシエチレンーボリオ
キシブロビレンアルキルエーテル系界面活性剤、多価ア
ルコール脂肪酸部分エステル系界面活性剤、ボリオキシ
エチレン多価アルコール脂肪酸部分エステル系界面活性
剤、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル系界面活性剤、
ポリグリセリン脂肪酸エステル系界面活性剤、ポリオキ
シエチレン化ヒマシ油系界面活性剤、脂肪酸ジエタノー
ルアミド系界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルア
ミン系界面活性剤、トリエタノールアミン脂肪酸部分エ
ステル系界面活性剤、トリアルキルアミノキサイド系界
面活性剤等を挙げることができる. 本発明の有機重合体からなる多孔質膜Bは、膜面に対し
て実質的に垂直に開口した孔(以下「ストレート孔」と
いう)を有する層(ストレート孔層)、及び、このよう
なストレート孔より大きな孔径を有するボイド層とから
なる低圧力損失、高捕集効率の非対称膜からなる. なお、ストレート孔とは、膜面と垂直な任意の切断面に
おいて曲路比が1.0〜1.2で変化比が0.6〜1.
7である孔をいう.ここで、曲路比とは、前記切断面に
現われた一つの孔についてその孔の中心部を通る曲また
は直線をLとし、ストレート孔層の厚みをLsとしたと
きのL/L.の比をいう.また、変化比とは、前記切断
面に現われた一つのストレート孔について膜外部表面(
ストレート孔開口面)における孔の幅をdとし、ストレ
ート孔層の内部における任意の位置の孔の幅をd0とし
たときのd/doの比をいう.変化比が前記範囲より小
さいと圧力損失が増加するので好ましくなく、前記範囲
より大きいと隣接する孔間の距離が極端に小さくなり開
口率を上げることが難しいので好ましくない.曲路比が
前記範囲より大きいと圧力損失が増加するので好ましく
ない。 なお、細孔の曲路比、または変化比が前記範囲からはず
れる部分は当然ストレート孔ではなく、この非対称膜は
通常ストレート孔層とボイド層における孔の径が両層の
界面から徐々に、または急激にボイド層側方向に増大す
る構造を有している。 この多孔質膜において、ストレート孔層の膜外部表面に
存在する孔(以下「表面孔」という)は、形状が楕円形
(円形を含む)であって長径と短径の比は1,0〜2.
0、その孔径変動係数はO〜50%であることが望まし
い.また、その平均孔径は0.2〜10μmの範囲であ
る.ここに、各々の表面孔についての長径と短径の相加
平均値をその表面孔の孔径といい、表面孔の平均孔径と
はN個の表面孔の孔径の相加平均値をいう.通常Nの値
は100が採用される.また、孔径変動係数とは表面孔
の孔径について以下の式で示される値をいう. (標準偏差/平均孔径)XIGO(%)平均孔径が0.
2μmより小さいものは捕集効率は高いが、圧力損失も
著しく高くなるので好ましくなく、10μmより大きい
ものは捕集効率が低く実用的ではない.平均孔径は5μ
m以下であることが好ましく、3μm以下であることが
特に好ましい.孔径変動係数はO〜40%であることが
より好ましい. 長径と短径の比及び平均孔径は走査型電子顕微鏡によっ
て測定することができる. ストレート孔層の厚みは濾過効率と圧力損失を考慮する
と1〜50μm程度であればよく、3〜20μm程度で
あることがより好ましい.又、多孔質膜B全体の膜厚は
10〜200μm程度であればよい. また、開口率とは前記表面孔全面積の膜外部表面の表面
積に占める割合をいい、該開口率は35〜95%である
.開口率が35%未満であると圧力損失が高くなるので
好ましくなく、また95%を越えると多孔質膜の強度が
低下し損傷され易いので好ましくない.開口率は40〜
80%であることがより好ましい。 多孔質膜B全体の空孔率(vol%)は50〜95%で
あればよく、空孔率が前記範囲より小さいと圧力損失が
増加するので好ましくなく、前記範囲より大きいと多孔
質膜Bの機械的特性が低下するので好ましくない.多孔
質膜B全体の空孔率は65〜95%であることがより好
ましい. なお、空孔率は水銀ポロシメーターによって求めること
ができる. 多孔質膜Bの機械的強度は積層加工時の取扱性や折り込
み加工時の強度の問題等から、破断強度が10g/cm
幅以上であることが好ましい.前記範囲より小さいと膜
の欠陥部の発生等が生じ、信頼性が低下するので望まし
くない. 多孔質膜Bの素材となる有機重合体は特に限定されず、
例えばボリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチ
レン系共重合体、トリフルオロエチレン等のフッ素系重
合体、ボリスルホン、ポリエーテルスルホン、ボリカー
ボネート、ポリエーテルイミド、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリメチルメタクリレート、ボリブチル(メタ
)アクリレート等のポリ(メタ)アクリル酸エステル、
ポリアクリロニトリル、酢酸セルロース、硝酸セルロー
ス等のセルロースエステル類、ポリエチレン、ポリ−4
−メチル−1〜ベンテン、ポリブタジェン等のボリ才レ
フィン、ポリ酢酸ビニル、ボリスチレン、ボリーα−メ
チルスチレン、ポリ−4−ビニルピリジン、ポリビニル
ピロリドン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、シ
リコン系ボリマー、ポリフェニレン才キサイド等の重合
体、あるいはこれらの共重合体を挙げることができる。 しかしながら、積層加工時の取扱性や熱融着による接着
加工性の点から熱可塑性高分子重合体であることが望ま
しい.又、これらの中でも多孔質膜の構造を微妙にコン
トロールすることが容易な(メタ)アクリル酸エステル
系重合体単独または(メタ)アクリル酸エステル系重合
体と他の重合体とのブレンド物であることが好ましく、
他の重合体はフッ素化ポリオレフィンまたは二種以上の
フッ・素化オレフィンの共重合体であることが好ましい
。 このような多孔質膜Bは湿式凝固法や湿式凝固法と荷電
粒子照射法の併用等によって製造可能であるが、好まし
い方法として特開昭63−267406号公報記載の水
蒸気凝固法を挙げることができる。 本発明のエアフィルタ用濾材は前述の濾過層Aと多孔質
膜Bが積層されたものであるが、HEPAクラス用とし
ては濾過層Aと多孔質膜Bの積層体の圧力損失(ΔPA
.*)と捕集効率(RA.!l )が下式を満足する範
囲にあることが好ましい.○圧力損失 ΔPA*@≦6
0mm}laO(線速5. 3crn/sec) ○捕集効率 RAIII≧99. 97%(線速5.3
cm/sec, 0.3μm粒子)また、さらに高性能
のULPAクラスの高性能濾材として利用する場合には
、下記の範囲にあることが好ましい. ○圧力損失 ΔPA*B≦80mm}ItO(線速6.
 3cm/sec) ○捕集効率 R A*8≧99. 9999%(線速5
.3cm/sec. 0.3μm粒子)このようにエア
フィルタ用濾材の捕集効率の水準は使用目的に応じて適
宜選択してやればよいが、圧力損失ΔPA411はHE
PAクラス用、ULPAクラス用共に501111TI
820以下であることがより好ましい。 なお、本発明のエアフィルタ用濾材のような積層体の圧
力損失(ΔpA.iと捕集効率(RA.a)は、濾過層
A,多孔質膜B単独の圧力損失ΔP A %ΔP B 
、捕集効率RA,R@と下式の関係にあり、実験値と良
く一致することが知られている. ○ΔPA*6=ΔPA+ΔPa ○R A.B = {l− (1〜 R A/100)
X (1〜 R a /100)}x 100したがっ
て特定のΔPA+@%RA*@を得るための濾過層Aと
多孔質IIWIBの組み合わせは様々な例を挙げること
ができ、通常は濾過層Aと多孔質膜Bの各々の捕集効率
が90%以上の組み合わせが採用されるが、フィルタ寿
命を考慮すると濾過層Aの捕集効率が99%以上である
ことが好ましい.本発明における濾過層Aと多孔質膜B
の積層方法としては種々の方法を採用しつるが、多孔質
膜Bに熱可塑性素材を採用した場合は、多孔質膜Bをス
ポット的に加熱し、濾過層Aに圧着することにより容易
に接着することができる. 又、必要に応じて後述の部分融着性繊維を有する網状体
Cを濾過層Aと多孔質膜Bの中間にはさんで加熱圧着し
てもよい. 尚、本発明において多孔質w!4Bのボイド層側に濾過
層Aが積層されるのは、濾過層Aを通過した微粒子や濾
過層A自体からの脱落繊維を予め多孔質膜Bのボイド層
で濾過し、次いでストレート孔層で確実に濾過するため
であるが、積層加工時の多孔質膜Bの開口率の低下を抑
制できるという効果もある. 網状体Cの構成には、直径2μm以上の部分融着性の繊
維が利用できる.この部分融着性の繊維とは、およそ1
50℃以下の比較的低い温度での加熱処理もしくは湿熱
処理により溶融接着するポリエチレン、プロピレン系共
重合体もしくはポリエステル系共重合体等の成分とこれ
らの加熱処理により溶融しないポリエステルやボリブロ
ビレン等の高融点成分との2成分から或る複合型繊維で
あり、代表的な形態として芯鞘型(Sheath an
dcore type) %並列型(Side by 
side type )等の構造を有する繊維を挙げる
ことができる.尚、網状体Cの素材として部分融着性繊
維の代わりにポリエチレン等の融着性繊維を用いると加
熱処理によって繊維全体が溶融して繊維形態が変化し、
各繊維間の空間が減少して通気抵抗の大きいものしか得
られないという不都合が生じる.部分融着性繊維の具体
例としては、芯鞘型バインダー繊維
【メルティータイプ
4080、メルティータイプ208Q (以上ユニチカ
社製)、ダイワボウNBF (大和紡績社製)、ETi
維(チッソ社製)]、並列型バインダー繊維[ES繊維
、EA繊帷(以上チッソ社製)]等が挙げられる.これ
ら部分熱融着性の繊維の配合量は濾過層との接着強度の
点から30重量%以上が必要であり、これ以下では十分
な表面強度、接着強度が得られない.又、網状体Cの秤
量は製造上最低5 g/m”必要であり、秤量の上限に
は特に制限は無いがコスト、圧力損失、加工性の点から
50g/m”以下であることが好ましい. 網状体Cの素材としては必要に応じて部分融着性繊維以
外の非融着性繊維を用いることができるが、このような
繊維としては、ポリエステル繊維、ビニロン繊維、ナイ
ロン繊維、アクリル繊維、ボリブロビレン繊維、ボリア
ミド繊維、レーヨン繊維等の合成繊維や、木材パルブ、
麻パルブ、エスパルト、木綿繊維等の天然繊維、レーヨ
ン繊維、アセテート繊維等の再生及び半合成繊維等が挙
げられる.これら繊維のうち発塵性、耐薬品性等の点か
ら、合成繊維が好ましく用いられる. 網状体Cは濾過層Aと同様に抄紙機等で抄造し乾燥する
ことによって得られるが、単独で抄造乾燥してもよく、
濾過層Aと共に2層に抄き合わせて乾燥してもよい. 本発明のエアフィルタ用濾材においては必要に応じて多
孔質膜Bの表面の損傷防止等を目的として多孔質膜Bの
外表面側に部分融着性繊維を有する網状保護層Dが積層
配置されていてもよく網状保護層Dとしては網状体Cと
同様のものを用いることができる. 又、微生物の増殖防止や湿ったガス中に曝露された時の
濾過性能維持等を目的として濾材全体をフッ素系やシリ
コン系等の撥水剤で撲水処理してもよい. 〔実施例〕 以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれ
らに何等限定されるものではない.実施例、比較例中の
%、部はそれぞれ重量%、重量部を意味する.なお、実
施例及び比較例における圧力損失及び粉塵捕集効率は多
孔質膜Bのある側を濾過気流の下流側とし、以下の方法
で測定した.圧力損失:濾材に空気を流速5. 3cm
/秒で通気させた時の通気抵抗を差圧計により求めた.
粉塵捕集効率:平均粒径0.3μmのジ才クチルフタレ
ート粒子を発生させ、この粒子を含有する空気を流速5
. 3cm/秒で濾材を通過させ、濾材の前後でサンプ
リングした空気中の粒子数を光散乱式粒子計数器(KC
−11 ,り才ン株式会社製)を用いて測定し、下記の
式を用いて算出した.粉塵捕集効率(%)= 実施例l ノニオン性界面活性剤(エマノーン3299、ポリオキ
シエチレン脂肪酸エステル系、花王社製)を全繊維重量
に対して3.0%となるように溶解した水溶液にケブラ
ー微細繊維(MFC−400 、ダイセル社製)20%
、ポリエステル繊維(旭化成社製、0.1デニールX 
3 +11111%直径約3gm)12%、Y型ビニロ
ン繊維(クラレ社製、2デニールX6mm、最大投影径
約20μm ) 68%を混合して水性スラリーを作成
し、このスラリーから標準角形手抄き抄紙機を用いて秤
量80g/m”となるようにシートを形戊した後、軽く
プレスをし、乾燥して濾過層Aとした. ポリエステルバインダー繊維(メルティータイプ408
0、2デニールx 5 mmbユニチカ社製)70%、
ポリエステル繊lm(テピルスTM04N SD、0.
5デニールX 5 mmb帝人社製)25%、及びボリ
エステル繊維(テビルスTKO4N SD, 0.1デ
ニールX3mm、帝人社製)5%からなる水性スラリー
を作成し、このスラリーから標準角形手抄き抄紙機を用
いて秤量10g/m”となるようにシートを形成した後
、軽くプレスをし、乾燥して網状体Cとした。 多孔質膜Bは以下のようにして製造した.テトラフル才
ロエチレン/フッ化ビニリデンが20/ 8G (mo
l/mat)からなる共重合体40部をメチルメタクリ
レート60部に溶解させ、更に2.2゜−アゾビス(2
−メチルブロピオニトリル)0.03部を加え、60℃
で15時間保持し、次いで120℃で2時間保持してメ
チルメタクリレートを重合し、重合体組成物を得た.こ
の重合体組成物70部をメチルエチルケトン930部に
溶解することによって重合体溶液を調整し、続いてフィ
ルム作或用アプリケーターを用いてガラス板上に厚み2
50μmで約20cm四方に流延し、重合体溶液の薄膜
状物を形成した. 次いで3 kg/c−の飽和水蒸気を有する配管のバル
ブを開き、水蒸気流量を20. 0kg/hrに設定し
、水蒸気ノズルから20cmの位置に該薄膜状物を置き
、表面に水蒸気流を2分間接触させて重合体を凝固させ
た.次に該薄膜状物をガラス板より剥離し、流水中に1
時間浸漬して洗浄を行なった.さらに該薄膜状物を60
℃の真空乾燥機に1時間入れて乾燥を行なった. このようにして得られた多孔質IIKBは第1表に示す
性能を有しており、一方の表面側にストレート孔層な有
する非対称膜であった. これに濾過層Aと多孔質膜Bとの間に網状体Cを介在さ
せ、多孔質膜Bのストレート孔層が外側となるようにし
て重ね合わせた状態で110℃に設定したシリンダー乾
燥機によって加熱一体化して本発明のエアフィルタ用濾
材を得た. 実施例2 実施例1の網状体Cと同様にして得られた網状体保護層
Dを用いその他の条件は実施例lに準じて濾過層A,網
状体C、多孔質膜B及び網状保護層Dがこの順に積層さ
れたエアフィルタ用濾材を得た。 このエアフィルタ用濾材の捕集効率は99. 9999
3%、圧力損失は72. 3mmHzOであり、耐擦れ
性も良好であった. 実施例3 ノニオン性界面活性剤(エマノーン3299、ポリオキ
シエチレン脂肪酸エステル系、花王社製)を全繊維重量
に対して3.0%となるように溶解した水溶液にケブラ
ー微細繊維(MFC−400 、ダイセル社製) 16
%、ポリエステル繊維(旭化成社製、0.1デニールX
3+nnb直径約3um)12%、Y型ビニロン繊維(
クラレ社製、2デニールX6mm、最大投影径約20μ
m)72%を混合して水性スラリーを作成し、このスラ
リーから標準角形手抄き抄紙機を用いて秤量80g/m
”となるように濾過層シートを形成した.同様にしてポ
リエステルバインダー繊維(メルティータイプ4080
、2デニールX5mm、ユニチカ社製)50%、ポリエ
ステル繊維(テビルスTM04N S0, 0.5デニ
ールX 5 mms帝人社製)45%、及びポリエステ
ル繊維(テビルスTKO4N SD, 0.1デニール
X3mm,帝人社製)5%から成る水性スラリーから標
準角形手抄き抄紙機を用いて秤量10g/m”となるよ
うに作威した接着層シートを湿潤状態のまま前述の濾過
層シートに重ね合わせ、シリンダードライヤーで乾燥し
、さらに弗素系撥水撥油剤(スミレーズFP210、住
友化学工業社製)の水分散液を固形分で0. 5g/m
”となるように含浸し、乾燥させて濾過層Aと網状体C
が一体化されたシートを得た. このシートに実施例1で用いたと同様の多孔質膜Bを重
ねて110℃のシリンダーで加熱一体化してエアフィル
タ用濾材を得た. このエアフィルタ用濾材は第2表の性能を有しており耐
擦れ性と撥水性は共に良好であった.実施例4 ケブラー繊維、ポリエステル繊維及びY型ビニロン繊維
の組或比をそれぞれ18%、12%及び70%としそれ
以外の条件は実施例lと同様にして濾過層A用のシート
を製造した.又、多孔質J[iBは、製膜時の水蒸気供
給量を5. 0kg/hrとする以外は実施例1と同様
にして製造した. 次いで、濾過層Aの一方の表面に縦横それぞれ2cm間
隔でエボキシ系接着剤セメンダインl500(セメンダ
イン社製)約1 0mgずつをスポット的に塗布し、そ
の上に多孔質膜Bを積層し接着した.このようにして得
られたエアフィルタ用濾材は第2表の性能を示し、圧力
損失増加率は市販のHEPAフィルタ(13%)より低
かった.実施例5 ケブラー繊維、ポリエステル繊維及びY型ビニロン繊維
の組成比をそれぞれ19%、12%及び69%としそれ
以外の条件は実施例1と同様にして濾過HA用のシート
を製造した.又、製膜時の水蒸気供給量を35. 5k
g/hrとし、それ以外の条件は実施例1と同様にして
多孔質膜Bを製造した.次いで実施例4と同様にして両
層を積層し、第2表の性能を有するエアフィルタ用濾材
を得た.圧損増加率は市販のULPAフィルタ(19%
)と同程度であった. 【発明の効果】 本発明のエアフィルタ用濾材は濾過層と特定された非対
称構造の多孔質膜の積層タイプであるため、その相乗効
果によってそれぞれの単独層では得られない高い捕集効
率、低圧損を示すものであり、濾過寿命もマイクログラ
ス繊維からなる従来のHEPAフィルタ、ULPAフィ
ルタ並みの性能を有している.又、各素材が有機重合体
からなりガラス質を含まないためガラス微粒子による発
塵性の問題がなく、濾過層Aから有機繊維が脱落しても
下流側の多孔質膜Bによって阻止可能である.更に耐弗
酸性に優れ、焼却処分も容易である.更に、部分融着性
繊維を含有する網状体を、濾過層と多孔質膜の間に配置
したものは、多孔質膜との接着一体化において微細孔の
閉鎖がないことから、一体化による捕集効率の低下や、
圧力損失の増加が無くそれぞれの層の特性を最大限に発
揮できるとい利点を更に有する.又網状体中の部分融着
性繊維がシート表面で均一に分布し、濾過層及び多孔質
膜と接着されているため均一強固に−体化され、フィル
タユニット加工時等での剥れを生じることが無く良好な
加工性を示すものである. 又、濾過層Aとしてラテックスバインダーその他の接着
剤を更に一切含有しないものは、バインダーの造膜に起
因する圧力損失の増加及び捕集効率の低下が少ないもの
である.

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有機繊維のみからなる濾過層Aと有機重合体から
    なる多孔質膜Bとを有し、 多孔質膜Bが平均孔径0.2〜10μm、開口率35〜
    95%の膜面に対して実質的に垂直に開口した孔を有す
    る微細孔層と、微細孔層の孔より大きな孔径の孔を有す
    るボイド層とからなり、 濾過層Aが多孔質膜Bのボイド層側に積層されているこ
    とを特徴とするエアフィルタ用濾材。
  2. (2)濾過層Aが、繊維の一部分又は全部が径1μm以
    下にフィブリル化された繊維と他の繊維からなる濾過層
    である請求項1に記載のエアフィルタ用濾材。
  3. (3)濾過層Aに5〜40重量%のフィブリル化繊維が
    含まれる請求項1または2に記載のエアフィルタ用濾材
  4. (4)他の繊維が最大投影径5μm以上の異形断面繊維
    と直径1〜5μmの極細繊維である請求項1〜3のいず
    れかに記載のエアフィルタ用濾材。
  5. (5)濾過層Aが、5〜40重量%のフィブリル化繊維
    、90〜30重量%の異形断面繊維及び5〜30重量%
    の極細繊維からなる請求項1、2または4に記載のエア
    フィルタ用濾材。
  6. (6)濾過層AがHLB値10〜20のノニオン性界面
    活性剤を含む請求項1〜5のいずれかに記載のエアフィ
    ルタ用濾材。
  7. (7)多孔質膜Bが(メタ)アクリル酸エステル系重合
    体単独物又は(メタ)アクリル酸エステル系重合体と他
    の重合体のブレンド物である請求項1〜6のいずれかに
    記載のエアフィルタ用濾材。
  8. (8)他の重合体がフッ素化ポリオレフィン又は二種以
    上のフッ素化オレフィンの共重合体である請求項7に記
    載のエアフィルタ用濾材。
  9. (9)部分融着性繊維を有する網状体Cが濾過層Aと多
    孔質膜Bの中間に配置されてなる請求項1〜8のいずれ
    かに記載のエアフィルタ用濾材。
  10. (10)網状体Cが直径2μm以上の部分融着性繊維を
    30重量%以上含有する秤量5g/m^2以上の網状体
    である請求項9に記載のエアフィルタ用濾材。
  11. (11)部分融着性繊維を有する網状保護層Dが多孔質
    膜Bの外表面側に配置されてなる請求項1〜10のいず
    れかに記載のエアフィルタ用濾材。
  12. (12)網状保護層Dが直径2μm以上の部分融着性繊
    維を30重量%以上含有する秤量5g/m^2以上の網
    状保護層である請求項11のエアフィルタ用濾材。
  13. (13)空気流速5.3cm/secに対する圧力損失
    が60mmH_2O以下で、0.3μm粒子の捕集効率
    が99.97%以上である請求項1〜12のいずれかに
    記載のエアフィルタ用濾材。
  14. (14)空気流速5.3cm/secに対する圧力損失
    が80mmH_2O以下で、0.3μm粒子の捕集効率
    が99.9999%以上である請求項1〜12のいずれ
    かに記載のエアフィルタ用濾材。
  15. (15)撥水処理されてなる請求項1〜14のいずれか
    に記載のエアフィルタ用濾材。
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