JPH0352518A - ループ系統保護継電装置の異常対策回路 - Google Patents

ループ系統保護継電装置の異常対策回路

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JPH0352518A
JPH0352518A JP18548089A JP18548089A JPH0352518A JP H0352518 A JPH0352518 A JP H0352518A JP 18548089 A JP18548089 A JP 18548089A JP 18548089 A JP18548089 A JP 18548089A JP H0352518 A JPH0352518 A JP H0352518A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A,産業上の利用分野 本発明は、ループ系統保護継電装置の異常対策回路に関
する。
B.発明の概要 本発明は、ループ系統における線路保護および母線保護
に当り対象保護区間の各端子CTからの電流を導入し、
各区間毎に動作する電流差動リレーを主保護リレー要素
とするループ系統保護継電装置において、ループ系統の
電源端子に設置するループ内の短絡または地絡事故検出
用の短絡リレーまたは地絡リレーと、前記CTよりの電
流情報を導入するリレー入力回路に不具合が生じた場合
に不具合検出信号に基づき不具合リレー入力回路電流で
動作する短絡要素または地絡要素の電流差動リレーをロ
ックし、前記電流差動リレーを正常なリレー入力回路電
流情報のみによって動作する短絡過電流リレーまたは地
絡過電流リレーもしくは地絡方向リレーである異常対策
リレーに切替える手段と、前記事故検出用リレーの出力
信号によって起動される異常対策タイマーの出力信号と
前記異常対策リレーの出力信号と、前記不具合検出信号
との論理積によってしゃ断器をトリップさせるAND回
路とで構成することにより、不要遮断を防止するように
したものである。
また、電流差動リレーもしくは前記異常対策回路のトリ
ップ信号と前記事故検出リレー出力信号との論理積出力
信号で起動されるしゃ断器不動作対策タイマーの出力信
号を不具合しゃ断器の電源測隣接しゃ断器へ送出するこ
とにより、しゃ断器が不動作状態となっても1つ電源側
のしゃ断器をトリップしうるようにしたものである。
C.従来の技術 ループ系統は、従来、第3図に示すように、各区間毎の
遮断器112〜121をトリップする機能を有す。複数
の主保護リレー101〜109と、当該系統の電源変電
所POに接続された2箇所の送り出し遮断器112.1
21をトリップする機能を有す後備保護リレー122,
123によって保護される。主保護リレー要素としては
、当該保護区間の全端子の電流を入力する電流差動原理
のリレーが用いられ、後備保護リレー122.123に
は電源変電所の母線電圧と電源変電所に接続された2箇
所の送り出し端子A,Hの電流を入力とする短絡距離リ
レー又は短絡過電流リレーや地絡方向リレーなどが用い
られる。
D.発明が解決しようとする課題 (1)リレー入力回路の不具合発生時 電流差動原理の主保護リレー要素はキルヒホッフの第一
法問を応用したリレーであり、保護区間内に流れこむ電
流のベクトル的な総和を動作量とする。保護区間内の事
故ではこの動作量が事故電流に相当する量となり、保護
区間外の事故ではこの動作量が0となるので、動作量を
ある所定の判定レベルと比較することで、保護区間の内
外部事故を見分けるものである。従って、この主保護リ
レー要素の電流入力回路に何らかの不具合が生じた場合
、主保護リレーで内外部判定を正確に行うことは不可能
となる。各相電流が入力される短絡主保護要素も零相電
流が入力される地絡主保護要素もリレー入力電流の相が
異なるのみで基本的に何ら変わるところはないので、以
下第3図について短絡主保護リレーで説明する。
イ点の入力回路(CTも含む)が不具合となり、入力電
流が常に0のままとなったケースでループ内に事故がな
い場合とあった場合で説明する。
(i)事故がない場合 イ点を通過する負荷電流がある場合は、常時この負荷電
流分に相当する動作量がリレー107とリレー108に
表われる。従ってこの時リレー107とリレー108の
判定レベルの大きさによっては誤動作することが考えら
れる。
(ii)事故があった場合 例えば、第3図のF,点の事故でリレー105が動作す
ることは当然であるが、事故電流がイ点を通過する場合
はリレー107とリレー108の判定レベルと通過電流
によってはリレー107とリレー108が誤動作する。
保護継電装置は一般的に単一のリレーの動作のみで遮断
器にトリップ信号を出力することはなく、他の動作原理
からなるリレーの出力とのAND構戊とする。ループ系
統保護リレーでは短絡主検出リレー101〜109は電
源変電所の不足電圧リレー20とのANDで遮断器11
3〜120に対してトリップ信号を出力する。
従って、前記(i)のケースでは第3図に示すF,点で
事故が発生し、リレー110が動作した場合にリレー1
07とリレー108が誤動作していれば遮断器118,
119,120,121が誤遮断されることがある。こ
こで遮断器121が遮断されるのはF3やF4点の事故
があった場合の対策として、リレー108動作時には遮
断器118〜121を遮断するためである。リレー10
7のみの誤動作では、遮断器118,119が誤遮断さ
れる。
(2)リレー出力回路乃至遮断器不具合時例えば、F1
点事故でリレー105からは遮断器116と117にト
リップ信号を出力するがこの時、遮断器117に関係す
るトリップ信号出力回路や遮断器117本体が不具合と
なって、遮断出来ない場合は、遮断器121点に設置さ
れた後備保護リレーが動作し、遮断器121が開放され
ので、区間Bs. (!4. B4, I2sが全て停
電となる。
本発明は、以上の問題点にかんがみなされたらのであり
、リレー入力回路の不具合発生時に電流差動リレーを正
常リレー入力回路の電流データのみによって動作する異
常対策リレーへ切替えしゃ断器の不要しゃ断を防止し電
流供給信頼度の大幅向上をはかることを目的とする。
E.課題を解決するための手段 リレー入力回路の不具合発生時には、主保護要素である
ところの電流差動原理のリレーの内短絡要素については
正常箇所の各相電流で働く短絡過電流リレーに、地絡要
素については正常箇所の零相電流が働く地絡過電流リレ
ーもしくは正常箇所の零相電流と電源変電所POで検知
される零相電圧で働く地絡方向リレーに切り替える手段
と、ル一ブ内事故検出要素で起動される異常対策タイマ
一を組み合わせることで対策する。
この電流差動リレーから異常対策リレーへの切り替えは
、 ■電流差動リレーと異常対策リレー(短絡過電流リレー
または地絡過電流リレーもしくは地絡方向リレー)とを
併置しておき、リレー入力回路の不具合が発生すると、
不具合入力回路の電流データを0とし、電流差動リレー
をロックし、電流差動リレーから、正常入力回路の電流
データによって動作する異常対策リレーへ切替える。(
2つのリレーの切替方式) ■電流差動リレーと異常対策リレーとの併置は行なわず
に、機能変更を行なわせることにより電流差動リレーを
異常対策リレーに切替える。即ちリレー入力回路の不具
合が発生すると、不具合入力回路の電流データを0とし
、電流差動リレーの機能をロックし、正常入力回路の電
流データで動作する機能の異常対策リレーに切替える。
(1つのリレーの機能を変更する方式) ことにより行う。
リレー出力回路乃至遮断器不具合時には、ループ内事故
検出要素の出力と主保護要素である電流差動リレーの出
力あるいは前述の入力回路の不具合対策を施されたリレ
ーの出力と組み合わせることで対策する。
F.実施例 本発明の実施例とその作用について図面を参照しながら
説明する。
(1)リレー入力回路が不具合となった場合第1図にイ
のリレー入力回路が不具合となったときに関与するシー
ケンス回路を示す。(他のリレー入力回路が不具合とな
ったときにシーケンスも同様な構成となるが、ここでは
省略している。)第1図において、POは電源、CB.
〜CB.は夫々各区間端に設けられた遮断器、DFS−
2 (DPG−2>.DFBS−2 (DFBG−2)
,DFS−3 CDI”G−3)は夫々区間■,2B.
■に設けた電流差動リレーで、イのリレー入力回路の不
具合が検出されると、短絡過電流リレー(以下、単にQ
C−2,OCB−2.0C−3)と呼ぶ)と、地絡過電
流リレーもしくは地絡方向リレー(以下、単にDG−2
,DGB−2,DG−3と呼ぶ)に切り替える。
このリレーDFS−2 (DFG−2),OC−2 (
DG−2)およびDFS−3 (DFG−3),QC−
3 (DG−3)は、夫々遮断器CB3, CB,およ
びCB.,CB.の2点遮断を行ない、リレーDFBS
−2 (DFBG−2).OCB−2(D G B −
 2 )は夫々遮断器CB3,CB.,CBs,C B
 sの4点遮断を行う。
LPDS−A (LPDC−A).LPDS−B(LP
DG−B)は、夫々のA端.B端に設けられた事故検出
用の短絡リレー(地絡リレー)を示す。BU−A,BU
−Bは、夫々後備保護リレーを示す。
第1図及び第2図中のLPDS−A’ (LPDG−A
’).LPDS−B’ (LPDG−B’ ),DFS
−2’  (DFG−2’),、DFBS−2’(DF
B−2’),DF’S−3’ (DFG−3’),QC
−2’ (DG−2’),OCR−2’ (DGB−2
’,QC−3’ (DG−3’)は、夫々継電器LPD
S−A (LPDG−A),LPDS−B (LPDG
−B),DFS−2  (DFG−2),DFBS−2
  (DFBG−2),DFS−3  (DFG−3)
,QC−2  (DC−2).QC−3  (DG−3
)の出力信号、LPDST−A (LPDGTA),L
PDST−B (LPDGT−B)は、夫々出力LPD
S−A′(LPDG−A’),LPDS−B’ (LP
DG−B’)を遅らせてOR回路lに入力させる異常対
策タイマー 第2図ブロックAの否定子付AND回路6には、出力信
号DFS−2’ (DF’G−2’),イのリレー入力
回路の不具合信号NGが入力され、AND回路7には、
出力信号QC−2’ (DG−2’),第1図のOR回
路1の出力,不具合信号NGが入力される。また、ブロ
ックBの否定子付AND回路9には、出力信号DFBS
−2’(DFBG−2′),不具合信号NGが入力され
、AND回路10には、出力信号OCR−2’ (DG
B−2’),第1図のOR回路lの出力,不具合信号N
Gが入力される。また、ブロックCの否定子付AND回
路l2には、出力信号DFS−3’(DFG−3’).
不具合信号NGが入力され、AND回路l3には、出力
信号QC−3’(DG−3’),第1図のOR回路lの
出力,不具合信号NGが入力されるようになっている。
前記AND回路6.7の出力はOR回路8,2.3を通
ってブロックCBF(1),(2)の一方の入力端2に
接続され、AND回路9.10の出力は、OR回路If
,2,3,4.5を通ってブロックCBF(1)〜(4
)の一方の入力端2に接続され、AND回路12.13
の出力はOR回路14,4.5を通ってブロックCBF
 (3),(4)の一方の入力端2に接続されている。
OR回路2とOR回路3の出力信号は、遮断器CBs,
CB.にトリップをかけ、OR回路4とOR回路5の出
力信号は、遮断器CB.,CB6にトリップをかけるよ
うになっている。
また、前記OR回路2.3,4.5の出力信号は、事故
検出リレー(LPDS (LPDG))動作時、即ちL
PDS−A’ (LPDG−A’).LPDS−B’ 
(LPDG−B’)とのAND出力によって遮断器不動
作対策タイマーCBFT.〜CBFT.を介して遮断器
CB,,CB5,CB.,CB?ヘトリップをかける。
次に、第l図の動作について説明する。イのリレー入力
回路に不具合が発生すると、U電器DFS−2 (DF
G−2),DFBS−2 (DFBG−2)は、QC−
2 (DG−2),OCR−2(DGB−2)に切り替
わるとともに、不具合信号NGがOR回路Iに出力され
る。
ここで、 a)BTJ−A及びLPDS−A (LPDG−A)は
、故障電流■いて動作でき、かつ、BU−B,LPDS
−B (LPDG−B)は故障電流IrBで動作できる
という条件下での故障を想定する。
上記の条件より、区間■で系統故障Fか発生すルト、継
電50G−2 (D(,−2)h<動作し、継電器LP
DS−A (LPDG−B)で故障を検出してタイマー
LPDST−A (LPDGT−A)をカウントさせ、
継電器LPDS−B (LPDG−B)でも故障を検出
してタイマーLPDSTB (LPDGT−B)をカウ
ントさせる。タイマーLPDST−A (LPDGT−
A)がタイムアップすると、AND回路7で、不具合信
号NG,出力信号OC−2′(DG−2’),LPDS
−A′(LPDC−A’)のAND条件が成立し、OR
回路8.2を通して遮断器CB3を、OR回路8,3を
通して遮断器C B 4をトリップさせようとする。ま
た同時に継電器OCR−2 (DGB−2)も動作して
いるので、AND回路10で、不具合信号NG,出力信
号OCB−2′(DGB−2’).LPDS−A’ (
LPDG−A’)のAND条件が成立し、OR回路11
,2,3,4.5を通してC B 3, C B 4 
. C B s , C B eをトリップさせようと
し、トリップ条件が成立すれば系統故障Fを除去できる
以上のような動作をするシーケンス回路をもつことによ
り、リレー入力回路の不具合時でも、電成差動リレーに
よる誤動作を防止でき、系統故障による影響を最小範囲
に留められる。
なお、他のリレー入力回路が不具合となった場合でも、
上記と同様な対策を施されることはいうまでもない。
以上、シーケンス回路の動作を示した。ここで電流差動
リレーのみを用いた保護方式の課題に対して、本発明の
動作について述べる。
第1図の■でリレー入力回路に不具合が発生した場合、
電流差動リレーDFS−2 (DFG−2),DFBS
−2 (DFBG−2)では負荷電流と判定レベルの大
きさ、またリレー入力匣路の不具合の状態によっては、
誤動作する可能性がある。そこで、正常に動作できるか
どうか不明なDFS−2 (DFG−2),DFBS−
2 (DFBG−2)はロックし、O.Qのリレー入力
回路だけで正常に動作できる。OC〜2 (DG−2)
.OCR−2 (DGB−2)の異常対策継電器に切り
替えることにより負荷電流で動作しないようにする。
■のリレー入力回路が不具合時に■区間で系統故障F1
が発生した場合、DFS−3 (DFG〜3)が動作す
ることは当然であるが、DFS2 (DFG−2).D
FBS−2 (DFBG−2)に故障電流が流れた場合
、故障電流と判定レベルの大きさ、またはリレー入力回
路の不具合状態によっては誤動作する可能性がある。上
記と同様正動作を期待できない継電器DFS−2 (D
FG−2),DF’BS−2 (DPBG−2)をロッ
クし、O,Oのリレー入力回路だけで正常に動作できる
QC−2 (DC−2),OCB−2 (DGB−2)
に切り替える。なお、故障電流の大きさによっては切り
替わった継電器OC−2 (DG−2),OCB−2 
(DGB−2)が動作するが、タイマーLPDST (
LPDGT)による遅れがあるので、タイムアップする
前にDFS−3 (DFG−3)により系統故障F1を
除去しようとする。
通常、単一の継電器の動作のみで遮断器にトリップをか
げることはしない。本発明でも4M電器UVと継電器D
FS(DFG),DFBS(DFBG)のAND条件成
立で遮断器をトリップさせる。
ここで、■のリレー入力回路が不具合時にループの外に
系統故障F,が発生した場合継電器UVが動作し、継電
器DFS−2 (DF’G−2),DFBS−2 (D
FBG−2)が誤動作すれば、遮断器CB3,CB4,
cBs,CB.が誤遮断することがある。そこで正動作
を期待できない継電器DFS−2 (DPG−2),D
F’BS−2 (DFBG−2)をロックし、ロ,ハの
リレー入力回路で正常に動作できるQC−2 (DG−
2).QC13−2 (DGB−2)に切り替える。F
,点はループ外にある故障なので方向性をもつ継電器L
PDS (LPDG)は動作せず、タイマーLPDST
 (LPDGT)もカウントしない。よってLPDS 
(LPDG)でハドメをかけることにより、oc−2 
(DG−2).OCB−2 (DGB−2)が動作する
ことによる誤遮断を防止している。
(2)遮断器が不動作の場合 第1図のCB3か不動作状態となり、■のリレー入力回
路は正常なものと想定する。系統故障Fが発生すると、
区間■の継電器DFS−2 (DFG−2)とLPDS
−A (LPDG−A)が動作する。不具合信号NGは
出されていないので、AND回路6が成立し、OR回路
8,2.3を通って遮断器CB3とC B 4にトリッ
プをかける。また、AND回路l5で、OR回路2の出
力,l!電器LPDS−A (LPDG−A)の出力信
号LPDS−A’ (LPDG−A’)のAND条件も
同時に成立する。C B 3が不動作状態となっている
ため、系統故障Fは継続となる。AND回路15の出力
も継続となって、タイマーCBFT,がタイムアップし
、電源変電所側の継電器CBtをトリップさせる。遮断
器cBt,CB.をトリップさせることにより、系統故
障Fを除去する。以上のような対策を施すことにより(
1)と同様、系統故障の影響を最小範囲に留めることが
できる。
なお、遮断器CB2〜C B tに対しても同様な対策
が施されている。
G.発明の効果 本発明は、前述の通り構成されているので、次に記載す
る効果を奏する。
■リレー入力回路が不具合となり、必要な電流情報が当
該リレーに導入できなくとも、電流差動原理をロックし
、正常箇所の電流で動作できる短絡過電流リレーと地絡
電流リレーもしくは地絡方向リレーに切り替えることに
より、不要遮断を防止し、系統故障の影響の波及範囲を
最小に押さえることができる。
■遮断器が不動作状態となっても、1つ電源変電所側の
遮断器をトリップさせることにより、系統故障の影響の
波及範囲を最小に押さえることができる。
■ ■,■項の対策によってループ系統全体の供給信頼
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すシーケンス回路図、第2
図(イ)〜(二)は夫々第1図の各ブロックの詳細を示
す回路図、第3図は従来ループ系統保護リレー装置を示
すシーケンス回路図である。 A A−c,CBF (1)〜(4)・・・シーケンス
ブロック、CB.−CBs・・・遮断器、DFS−2 
(DFG−2),DFBS−2 (DFBG−2),D
ps−3(DFG−3)−・・電流差動継電器、OC2
 (DG−2),OCR−2 (DGB−2),QC−
3 (DC−3)・・・異常対策継電器、LPDS−A
 (LPDG−A),LPDS−B (LPDG−B)
・・・故障検出のための短絡継電器(地絡継電器)、B
U−A.BU−B・・・後備保護継電器、LPDST−
A (LPDGT−A),LPDSTB (LPDGT
−B)−・・異常対策タイマー、CBFT.−CBFT
.・・・遮断器不動作対策タイマー外2名 第2図 「

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ループ系統における線路保護および母線保護に当
    り対象保護区間の各端子CTからの電流を導入し、各区
    間毎に動作する電流差動リレーを主保護リレー要素とす
    るループ系統保護継電装置において、 ループ系統の電源端子に設置するループ内の短絡または
    地絡事故検出用の短絡リレーまたは地絡リレーと、 前記CTよりの電流情報を導入するリレー入力回路に不
    具合が生じた場合に不具合検出信号に基づき不具合リレ
    ー入力回路電流で動作する短絡リレー要素または地絡リ
    レー要素の電流差動リレーをロックし、前記電流差動リ
    レーを正常なリレー入力回路電流情報のみによって動作
    する短絡過電流リレーまたは地絡過電流リレーもしくは
    地絡方向リレーである異常対策リレーに切替える手段と
    、前記事故検出用リレーの出力信号によって起動される
    異常対策タイマの出力信号と前記異常対策リレーの出力
    信号と、前記不具合検出信号との論理積によってしゃ断
    製をトリップさせるAND回路とで構成されることを特
    徴としたループ系統保護継電装置の異常対策回路。
  2. (2)ループ系統における線路保護および母線保護に当
    り対象保護区間の各端子CTからの電流を導入し、各区
    間毎に動作する電流差動リレーを主保護リレー要素とす
    るループ系統保護継電装置において、 ループ系統の電源端子に設置するループ内の短絡または
    地絡事故検出用の短絡リレーまたは地絡リレーと、 前記CTよりの電流情報を導入するリレー入力回路に不
    具合が生じた場合に不具合検出信号に基づき不具合リレ
    ー入力回路電流で動作する短絡要素または地絡要素の電
    流差動リレーをロックし、前記電流差動リレーを正常な
    リレー入力回路電流情報のみによって動作できる短絡過
    電流リレーまたは地絡過電流リレーもしくは地絡方向リ
    レーである異常対策リレーに切替える手段と、前記電流
    差動リレーもしくは前記異常対策回路のトリップ信号と
    前記事故検出リレー出力信号との論理積出力信号で起動
    されるしゃ断器不動作対策タイマーの出力信号を不具合
    しゃ断製の電源変電所側隣接送出することを特徴とした
    ループ系 統保護継電装置の異常対策回路。
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