JPH0352424Y2 - - Google Patents

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JPH0352424Y2
JPH0352424Y2 JP1987111160U JP11116087U JPH0352424Y2 JP H0352424 Y2 JPH0352424 Y2 JP H0352424Y2 JP 1987111160 U JP1987111160 U JP 1987111160U JP 11116087 U JP11116087 U JP 11116087U JP H0352424 Y2 JPH0352424 Y2 JP H0352424Y2
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JP
Japan
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lock nut
tightening
locking device
tray
cam
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JP1987111160U
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JPS6416838U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は浴室収納具のロツク装置に関する。さ
らに詳しくは、浴室内で使用するブラシ、石ケン
などの諸用具を収納しておくトレイ等を支柱に止
めておくためのロツク装置に関する。
[従来の技術] 従来のロツク機構としては、支柱に直接雄ネジ
の先を押しつけて固定するものがほとんどであ
る。
[考案が解決しようとする問題点] ところが前記従来例では、支柱に雄ネジの押し
つけた傷がついたり、また締めつけ力が弱いと
か、雄ネジのノブが出つ張つて体裁が悪いという
問題がある。
本考案はかかる事情に鑑み、支柱を傷つけるこ
とがなく、締め付け力が強く、ノブも小さくてよ
いロツク機構を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、浴室収納具の支柱にトレイ等を止め
ておく合成樹脂製のロツク装置であつて、トレイ
等に形成されたロツク部本体の支柱挿入孔の周囲
にスリツトで均等に区分され、全体として円筒状
を呈する数枚の締付け片が片持ち状態に設けら
れ、かつ締付け片の外周に嵌挿されるロツクナツ
トが設けられ、前記各締付け片の先端近辺の外周
面に円周方向に沿つて半径が漸増するように外側
へ突出する第1カム面がそれぞれ形成されてお
り、該第1カム面の上側が上方向に向かつて半径
が漸減しており、前記ロツクナツトの内径側の上
端近辺が上方向に向かつて直径が漸増されてお
り、かつロツクナツト内周面の下側が前記突出し
た第1カム面と係合しうるように段差を介して内
径が大きくされ、該大径部に円周方向に沿つて半
径が漸増する、前記第1カム面と同一個数の第2
カム面が形成されており、ロツクナツトを一方向
に回転させると締付け片を挿入孔内側へ撓ませる
ように構成されたことを特徴とする。
[作用] 本考案では、締付け片を介して支柱を締付ける
ので支柱を傷つけることがない。ロツクナツトは
支柱の外周に円環状に取りつけられるので、出つ
張りが生じず、体裁がよい。さらにカム面を利用
して締付け片を撓ませるので、ロツクナツトをわ
ずかに回転させるだけで締付け力が強くなり、し
かもロツクナツトをロツク部本体にワンタツチで
着脱できるので扱いやすい。
[実施例] つぎに本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例にかかわるロツク装
置を具備するトレイ保持枠の斜視図、第2図は浴
室収納具の斜視図、第3図は第1図に示されたロ
ツク装置の側面図、第4図は同ロツク装置の平面
図、第5図は第1図および第4図の−線断面
図、第6図は締付け片の底面図、第7図は締付け
片およびロツクナツトの部分拡大断面図、第8図
はロツクナツトの底面図、第9図は第8図の−
線を断面で示した側面図、第10図はロツク装
置のロツク状態を示す底面図である。
本考案が適用される浴室収納具の一例を第2図
に基づき説明する。1は支柱、2はトレイ等であ
る。支柱1はたとえば逆U字状の形態をしてお
り、2本の足が床Fについている。支柱1の途中
には種々の形態のトレイ等2が取りつけられてい
る。なおトレイ等2は一般に背面側にタイル壁な
どに固定される吸着盤Vを備えたトレイ保持枠2
aなどの取付枠2aと、その取付枠内に嵌められ
る収納皿2bとから構成されるが、一体のもので
あつてもよい。これらのトレイ等2は以下に詳述
するロツク機構3で支柱1に止められている。
第1図にはトレイ保持枠2aの両端部に設けら
れたロツク装置3が示されている。4はロツク部
本体であり、そのほぼ中央には支柱1を通すため
の挿通孔5が形成されている。該挿通孔5の周囲
には本体4から下へ伸びるように、締付け片6,
7,8が形成されており、該締付け片6,7,8
の外周にはロツクナツト11が嵌挿されている。
これらの部材はいずれもABS樹脂、ポリスチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの汎用の
合成樹脂を射出成形することにより作製されてい
る。
第3図に示されるように、各締付け片6,7,
8は挿通孔5の周囲の円周を3等分した幅よりも
やや狭い幅を有しており、細長いスリツト12に
よつて区分され、それぞれ内側へ撓みうるように
なつている。
各締付け片6,7,8は第6図に示されるよう
に、円周方向に沿つてしだいに幅が広くなるよう
にカム面を有している。また第7図に示されるよ
うに、カム面を構成する先端部の外周面13は外
方に突出して、ロツクナツト11のカム面16,
17,18と摺接しやすくされている。さらにそ
の突出したカム面は、上側がなだらかな球面状に
されているので、ロツクナツト11をワンタツチ
で本体4から取り外すことができる。
第8〜9図にはロツクナツト11が示されてい
る。このロツクナツト11の内面には、締付け片
6,7,8の中央部付近に位置する胴部5と締付
け片6,7,8の先端部の外周面(カム面31)
に摺接するカム面16,17,18とが形成され
ている。各カム面16,17,18はロツクナツ
ト中心から半径が徐々に変化して円周方向に沿つ
て勾配が形成されている。また、胴部15の上端
近辺は、上方向に向かつて内径が漸増されてい
る。したがつてロツクナツト11は締付片6,
7,8の下端側からワンタツチで装着しうる。
このロツクナツト11を締付け片6,7,8の
まわりに嵌挿した状態が第7図および第10図に
示されている。ロツクナツト11を第10図の矢
印R方向に廻し、そのカム面16,17,18で
各締付け片6,7,8を締め付けると各締付け片
16,17,18は内側へ撓められて、支柱1の
外周面に強く密着させられる。ロツクナツト11
を反対方向へ廻せばカム面16,17,18と各
締付け片6,7,8の外周面との間に隙間ができ
るので各締付け片6,7,8も元のように直立姿
勢に復帰し、その結果支柱1との間にも隙間がで
きるようになる(第6図参照)。本実施例では締
付け片6,7,8のカム面の上側をなだらかな球
面状としたが、それに限定されることはなく、た
とえばテーパ状にしてもよい。またロツクナツト
11の胴部15の上端近辺をテーパ状にしたが、
これもたとえば球面状にしてもよい。
このように本実施例のロツク装置では、ロツク
ナツト11をワンタツチで本体4に着脱すること
ができ、さらに装着後はロツクナツト11をわず
か数10度回転させるだけで、ロツクしたりロツク
解除することができるので、取り扱いが非常に楽
であり、しかも締付けにカム機構により締付け片
を全周から撓わませているので締付け力が強いと
いう利点がある。
なお本考案において、トレイ等の形状は何ら本
考案の要旨を変更するものでなく、種々の形状の
トレイ等に本考案のロツク装置を適用することが
できる。
[考案の効果] 本考案によると、支柱を傷つけることなく、高
い締付け力がえられるので種々のトレイ等を確実
に支柱に取りつけることができる。またロツクナ
ツトをロツク部の本体にワンタツチで着脱するこ
とができ、さらに装着後はほんの少し回転させる
だけでロツクとロツク解除ができるので、取り扱
いが簡便である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかかわるロツク装
置を具備するトレイ保持枠の斜視図、第2図は浴
室収納具の斜視図、第3図は第1図に示されたロ
ツク装置の側面図、第4図は同ロツク装置の平面
図、第5図は第1図および第4図の−線断面
図、第6図は締付け片の底面図、第7図は締付け
片の部分拡大側面図、第8図はロツクナツトの底
面図、第9図は第8図の−線を断面で示した
側面図、第10図はロツク装置のロツク状態を示
す底面図である。 図面の主要符号、1:支柱、2:トレイ等、
3:ロツク機構、4:ロツク部本体、5:挿通
孔、6,7,8:締付け片、11:ロツクナツ
ト、16,17,18:カム面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴室収納具の支柱にトレイ等を止めておく合成
    樹脂製のロツク装置であつて、トレイ等に形成さ
    れたロツク部本体の支柱挿入孔の周囲にスリツト
    で均等に区分され、全体として円筒状を呈する数
    枚の締付け片が片持ち状態に設けられ、かつ締付
    け片の外周に嵌挿されるロツクナツトが設けら
    れ、前記各締付け片の先端近辺の外周面に円周方
    向に沿つて半径が漸増するように外側へ突出する
    第1カム面がそれぞれ形成されており、該第1カ
    ム面の上側が上方向に向かつて半径が漸減してお
    り、前記ロツクナツトの内径側の上端近辺が上方
    向に向かつて直径が漸増されており、かつロツク
    ナツト内周面の下側が前記突出した第1カム面と
    係合しうるように段差を介して内径が大きくさ
    れ、該大径部に円周方向に沿つて半径が漸増す
    る、前記第1カム面と同一個数の第2カム面が形
    成されており、ロツクナツトを一方向に回転させ
    ると締付け片を挿入孔内側へ撓ませるように構成
    されてなる浴室収納具のロツク装置。
JP1987111160U 1987-07-20 1987-07-20 Expired JPH0352424Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987111160U JPH0352424Y2 (ja) 1987-07-20 1987-07-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987111160U JPH0352424Y2 (ja) 1987-07-20 1987-07-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6416838U JPS6416838U (ja) 1989-01-27
JPH0352424Y2 true JPH0352424Y2 (ja) 1991-11-13

Family

ID=31348962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987111160U Expired JPH0352424Y2 (ja) 1987-07-20 1987-07-20

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JP (1) JPH0352424Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4819777U (ja) * 1971-07-17 1973-03-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4819777U (ja) * 1971-07-17 1973-03-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6416838U (ja) 1989-01-27

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