JPH0415111Y2 - - Google Patents

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JPH0415111Y2
JPH0415111Y2 JP1987114691U JP11469187U JPH0415111Y2 JP H0415111 Y2 JPH0415111 Y2 JP H0415111Y2 JP 1987114691 U JP1987114691 U JP 1987114691U JP 11469187 U JP11469187 U JP 11469187U JP H0415111 Y2 JPH0415111 Y2 JP H0415111Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は浴室収納具に関する。さらに詳しく
は、浴室内で使用するシヤワー、石けん、ブラシ
などを収納しておく収納具に関する。
[従来の技術] 従来の浴室収納具には、3本または4本の支柱
で支えて、床上に置いておくものがある。
また吸盤により壁面に固定する石けん入れやタ
オル掛け、あるいはタイル面にタイル用プラグを
埋め込み、そこにねじ止めすることにより棚など
を固定することが知られている。
[考案が解決しようとする問題点] 前記従来の床置き形の収納具では棚が2段ぐら
いまでであり、収納量が少ないという問題があ
る。また収納量を多くしようとして幅や奥行を大
きくすると、設置スペースを大きくとり、浴室内
が狭くなるという問題がある。また棚の段数をふ
やして高くすると不安定となり、安全性に欠け
る。
一方、吸盤を用いるものでは、吸盤が支持しう
る重量が限られているため、棚の大きさに限界が
ある。さらにねじ止めするものはもつとも安全で
あるが、専用の工具などが必要であり、一般の消
費者では簡単に取りつけることができないという
問題がある。
本考案はかかる事情に鑑み、設置スペースが少
なくても収納量を大きくすることができ、安全
に、しかも簡単に浴室内に設置しうる浴室収納具
を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案の浴室収納具は、それぞれ上下方向に直
線状に延び、その下端が足になつていると共に、
軸方向の圧縮力に耐える2本の支柱と、該2本の
支柱に高さを違えて取りけられる複数のトレイ等
と、トレイ等に側壁に取りつけられた吸盤とから
なり、前記支柱の足を浴室の床につけるとともに
少なくともに、少なくとも上下2個のトレイ等の
左右の両端近辺が、その前後の中心近辺で前記支
柱にそれぞれ取りつけられており、かつ前記上下
2個のトレイ等のそれぞれの背面側の側壁に、左
右一対で取りつけられた吸盤を浴室の壁面に吸着
させて浴室内に取りつけうるように構成されてい
る。
本考案の「2本の支柱」には、たがいに分離し
た2本の支柱のほか、それぞれの上端部がたがい
に連結された支柱も含まれる。
[作用] 本考案では、少なくとも2個のトレイ等の吸盤
によつて高さの違う位置で浴室の壁面に吸着さ
れ、支柱の足は浴室の床につけられる。このよう
に上下方向を支柱の足で支えて垂直方向の支持力
を大きくし、さらに壁面に対し垂直な方向に大き
い抵抗力を発揮する吸盤で前後方向を支えている
ので、取付状態が安定している。とくに吸盤は横
方向の外力に対してはすべりやすいがまつすぐに
外ずそうとする外力に対してはきわめて大きい抵
抗力を示すと共に吸盤の着力点は高さ方向に少な
くとも2点あるので、前後方向の外力に対して強
く、収納具の高さを高くし、収納量を多くしても
安全である。さらにタイル面に工事を要しないの
で、一般の消費者でもきわめて簡単に設置するこ
とができる。
[実施例] つぎに本考案の実施例を説明する。
第1〜2図は本考案の一実施例にかかわる浴室
収納具の正面図および側面図、第3図は本考案の
他の実施例にかかわる浴室収納具の斜視図、第4
図は第1〜3図に示されたトレイ保持枠の背面か
らみた斜視図、第5図は吸盤の断面図、第6図は
第4図における−線断面図、第7図は第4図
に示されたトレイ保持枠の側面図、第8図は同保
持枠の部分平面図、第9図は第8図の−線断
面図、第10図は締付け片の底面図、第11図は
締付け片およびロツクナツトの部分拡大断面図、
第12図はロツクナツトの底面図、第13図は第
12図の−線を断面で示した側面図、第14
図はロツク機構のロツク状態を示す底面図、第1
5図はトレイ等の斜視図、第16図は第15図の
−線要部断面図、第17図は第15図の−
線要部断面図、第18図はロツク状態を示す締
付け片の縦断面図、第19図は前記ロツク機構の
他の適用例を示す斜視図である。
第1〜2図において、1は支柱、2はトレイ
等、4は吸盤である。
支柱1は2本あり、上端部でたがいに接続され
ており、2本の足が床Fについている。支柱1の
途中には種々の形態のトレイ等2が取りつけられ
ている。なお、トレイ等2は一般に保持枠2aと
収容皿2bとから構成されるが、一体のものであ
つてもよい。これらのトレイ等2は適宜のロツク
機構3で支柱1に止めるとともに、裏面に取りつ
けた吸盤4で壁面Wに吸着されている。
図示の実施例は支柱1が長いタイプであり、ト
レイ等2が4段取りつけられている。そして各ト
レイ等の背面にある吸盤4が壁面Wに吸着してい
る。このように上下に何段も吸盤4で吸着してい
ると、前後方向の力に対して強く、多少の外力で
は吸着が外れることがない。吸着個所は少なくと
も上下で2か所あればよいが、3個所以上であれ
ばなお吸着力が強くなるので好ましい。トレイ等
2を2個備え、上下に2個所で吸着するようにし
た実施例が第3図に示されている。
各実施例においてトレイ等2の形状には特別の
制限なく、長方形に近い形状の保持枠2aに深皿
状のトレイ2bや浅皿状のトレイ2bを入れた
り、また2個に分割されたトレイ2bを入れるも
のなどがある。さらに円形の保持枠2aにコツプ
状のトレイ2bを入れたものや棒状のものなどが
あるが、これらに限られず種々の形態のものを用
いることができる。
ともあれ本考案は、上下方向を支柱1の足で支
え、前後方向を高低2段以上の位置で吸着させた
吸盤4で支えているので、安定して浴室内に取り
つけることができる。そのため収納具2の高さを
高くすることができるので、収納量を多くするこ
とができる。しかも設置スペースを大きくとるこ
とがない。さらに一般の消費者が簡単に設置しう
る利点がある。
つぎに吸盤4の取付構造について説明する。
第4図には前記トレイ等2の保持枠2aの背面
が示されている。保持枠2aの背面の側壁2cに
は2個の取付穴が、たがいに離間して一直線上に
形成されている。それぞれの取付穴は横方向に延
びる長穴6とその一端の挿通孔7を有している。
一方、第5〜6図に示されるように、吸盤4は
本体11の裏面中央に取付軸12を有している。
この取付軸12はボス13と軸部14と頭部15
から構成されており、頭部15は軸部14より直
形が大きく形成されている。
第4図に示される挿通孔7は吸盤4の頭部15
を通しうる大きさであり、長穴6の幅は吸盤4の
軸部14を通し、頭部15が抜けない大きさであ
る。また長穴6の上下の縁8は側壁2cよりやや
高くなつている。
第6図には長穴6に吸盤4を取りつけた状態が
示されている。軸部14が長穴6内を通り、側壁
2cの裏面に頭部15が表面にボス13が位置し
ている。このように、頭部15とボス13とで長
穴6の上下の側壁2cを挟んでいるので、吸盤が
脱落することはない。しかし、挿通孔7を通すと
きは頭部15を自由に出し入れできることはもち
ろんである。
本実施例では長穴6が横方向に長く延びている
点に特徴がある。第4図に示されるように、2個
の長穴6,6間に最小スパンはlであり、最大ス
パンはLである。この間隔内で長穴6に軸部14
を挿入された吸盤4は横方向に自由に動かせるの
で、長穴内で動かすことにより吸着位置を自由に
選択することができる。したがつて浴室内のタイ
ル壁の目地なども、まず例外なくそれを避けるこ
とができる。
前記ロツク機構3の詳細をつぎに説明する。
第4図において、3は、トレイ保持枠2aの両
端部に設けられたロツク機構である。5はロツク
部本体であり、そのほぼ中央には支柱1を通すた
めの挿通孔9が形成されている。該挿通孔9の周
囲には本体5から下へ伸びるように、締付け片1
6,17,18が形成されており、該締付片1
6,17,18の外周にはロツクナツト20が嵌
挿されている。これらの部材はいずれもABS樹
脂、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレ
ンなどの汎用の合成樹脂を射出成形することによ
り作製されている。
第7図に示されるように、各締付け片16,1
7,18は挿通孔9の周囲の円周を3等分した幅
よりもやや狭い幅を有しており、細長いスリツト
22によつて区分され、それぞれ内側へ撓みうる
ようになつている。
各締付け片16,17,18は第10図に示さ
れるように、円周方向に沿つてしだいに幅が広く
なるように形成されたカム面を有している。また
第11図に示されるように、先端部の外周面31
は外方に突出して、ロツクナツト20のカム面2
6,27,28と摺接しやすくされている。
第12〜13図にはロツクナツト20が示され
ている。このロツクナツト20の内面には、締付
け片16,17,18の中央部付近に位置する胴
部25と締付け片16,17,18の先端部に摺
接するカム面26,27,28とが形成されてい
る。各カム面26,27,28はロツクナツト中
心からの半径が徐々に変化して円周方向に沿つて
勾配が形成されている。
このロツクナツト20を締付け片16,17,
18のまわりに嵌挿した状態が第11図および第
14図に示されている。ロツクナツト20を矢印
R方向に廻し、そのカム面26,27,28で各
締付け片16,17,18を締め付けると各締付
け片16,17,18は内側へ撓められて、支柱
1の外周面に強く密着させられる。ロツクナツト
20を反対方向へ廻せばカム面26,27,28
と各締付け片16,17,18の外周面との間に
隙間ができるので各締付け片16,17,18も
元のように直立姿勢に復帰し、その結果支柱1と
の間にも隙間ができるようになる(第10図参
照)。
このように本実施例のロツク機構では、ロツク
ナツト20をわずか数10度回転させるだけで、ロ
ツクしたりロツク解除することができるので、取
り扱いが非常に楽であり、しかも締付けにカム機
構により各締付け片を全周より撓ませるので締付
け力が強いという利点がある。
以上のほかに、保持枠2aを支柱1に取りつけ
るには、つぎのようなロツク機構3を使うことも
できる。
第15図に示されているように、ロツク部本体
5のほぼ中央には挿通孔9が形成されている。挿
通孔9の周囲には4枚の締付け片16,17,1
8,19が設けられており、本体4の外にはノブ
21が設けられている。これらの部材はいずれも
先に説明したロツク機構3と同様の合成樹脂を射
出成形することにより作製されている。
第16〜17図に示されているように、締付け
片16,17,18,19は挿通孔9の周囲の円
周を4等分した幅よりもやや狭い幅を有してお
り、細幅のスリツト22を隔てて等間隔に設けら
れている。それらのうち3枚の締付片16,1
7,18は本体5の上下の板に連結されて両端支
持となつている。そして残る1枚の締付け片19
は下端のみが本体5の下の板に連結されて一端支
持となつている。
本体5の側壁には雌ネジ23が固定されてお
り、それに雄ネジ24が螺合されている。雄ネジ
24の先端は締付け片19に当接しており、その
基端にはノブ21が固定されている。したがつ
て、ノブ21を廻せば雄ネジ24が進んで締付け
片19を内側に撓ませることができる。
第18図に示されるように、各締付け片16,
17,18,19はその両端部をテーパ面36に
し、挿入口を若干広くしておくのが、支柱1を挿
入しやすくするので好ましい。また中央部材37
を三角形状の凹部に形成すると、2個所の山形状
凸部38が支柱1に接触するようになる。そして
雄ネジ24をねじ込むと中央部37近辺が撓めら
れて支柱1の表面に密着するようになるので、強
い支持力がえられる。
以上のように本実施例では強い支持力がえられ
るので、雄ネジ24を廻すノブ21も小さくてす
み、そのため自由な形状にデザインすることがで
きる。たとえば大きさを小さくし、形状に丸みを
つけることができるので、外観上の見栄えもよく
なる。
第19図にはロツク機構3の他の適用例が示さ
れているが、ロツク機構3自体は以上に説明した
のと同様である。トレイ保持枠2aの形状だけが
第15図のものと違つているが、種々の形状のト
レイ等2に適用できることの一例として示してい
る。
[考案の効果] 本考案によれば、浴室内で設置スペースを大き
くとることなく、多くの浴室用品を収納すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜2図は本考案の一実施例にかかわる浴室
収納具の正面図および側面図、第3図は本考案の
他の実施例にかかわる浴室収納具の斜視図、第4
図は第1〜3図に示されたトレイ保持枠の背面か
らみた斜視図、第5図は吸盤の断面図、第6図は
第4図における−線断面図、第7図は第4図
に示されたトレイ保持枠の側面図、第8図は同保
持枠の部分の平面図、第9図は第8図の−線
断面図、第10図は締付け片の底面図、第11図
は締付け片およびロツクナツトの部分拡大断面
図、第12図はロツクナツトの底面図、第13図
は第12図の−線を断面で示した側面図、第
14図はロツク機構のロツク状態を示す底面図、
第15図はトレイ等の斜視図、第16図は第15
図の−線要部断面図、第17図は第15図の
−線要部断面図、第18図はロツク状態を示
す締付け片の縦断面図、第19図は前記ロツク機
構の他の適用例を示す斜視図である。 図面の主要符号1……支柱、2……トレイ等、
3……ロツク機構、4……吸盤、6……長穴、1
6,17,18,19……締付け片、20……ロ
ツクナツト、21……ノブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. それぞれ上下方向に直線状に延び、その下端が
    足になつていると共に、軸方向の圧縮力に耐える
    2本の支柱と、該2本の支柱に高さを違えて取り
    つけられる複数のトレイ等と、トレイ等の側壁に
    取りつけられた吸盤とからなり、前記支柱の足を
    浴室の床につけるとともに、少なくとも上下2個
    のトレイ等の左右の両端近辺が、その前後の中心
    近辺で前記支柱にそれぞれ取りつけられており、
    かつ前記上下2個のトレイ等のそれぞれの背面側
    の側壁に、左右一対で取りつけられた吸盤を浴室
    の壁面に吸着させて浴室内に取りつけうるように
    した浴室収納具。
JP1987114691U 1987-07-27 1987-07-27 Expired JPH0415111Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987114691U JPH0415111Y2 (ja) 1987-07-27 1987-07-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987114691U JPH0415111Y2 (ja) 1987-07-27 1987-07-27

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Publication Number Publication Date
JPS6419669U JPS6419669U (ja) 1989-01-31
JPH0415111Y2 true JPH0415111Y2 (ja) 1992-04-06

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JP1987114691U Expired JPH0415111Y2 (ja) 1987-07-27 1987-07-27

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60117792U (ja) * 1983-11-30 1985-08-09 矢内 太郎 壁掛けかご

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