JPH0352362A - 電子電話帳サービス制御方式 - Google Patents

電子電話帳サービス制御方式

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Publication number
JPH0352362A
JPH0352362A JP18612289A JP18612289A JPH0352362A JP H0352362 A JPH0352362 A JP H0352362A JP 18612289 A JP18612289 A JP 18612289A JP 18612289 A JP18612289 A JP 18612289A JP H0352362 A JPH0352362 A JP H0352362A
Authority
JP
Japan
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telephone directory
service
dial
telephone
dial number
Prior art date
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Pending
Application number
JP18612289A
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English (en)
Inventor
Akihiko Obata
明彦 小幡
Katsuyoshi Yamaguchi
山口 勝好
Minoru Miyazaki
実 宮崎
Shinichi Ono
晋一 小野
Masayo Hatanaka
雅代 畠中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0352362A publication Critical patent/JPH0352362A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概  要] 多機能電話におけるワンタッチダイヤル用の電子電話帳
のサービス制御方式に関し、 電子電話帳を各サービス毎に設けて管理することにより
、電子電話帳により、ワンタッチで電話番号が入力でき
る確立を向上させることを目的とし、 ダイヤルキーの他に、転送、会議等のサービスを選択す
るためのサービス選択ボタンと、内蔵の電話帳からワン
タッチでダイヤル番号を選択できるワンタッチダイヤル
ボタンを有する多機能電話において、サービスの種別を
判別しダイヤル番号人力が必要なサービスを検出するサ
ービス検出手段と、個々のサービス毎に別の電話帳を生
成し管理するサービス別電話帳管理手段と、前記サービ
ス検出手段によってダイヤル番号入力が必要なサービス
が検出されると、前記サービス別電話帳管理手段が管理
しているサービス別の電話帳のうちの該サービスの電話
帳を表示する電話帳表示手段とを有するように構戒する
〔産業上の利用分野〕
本発明は、多機能電話におけるワンタッチダイヤル用の
電子電話帳のサービス制御方式に関する。
(従来の技術〕 多機能電話機には、従来の電話機能のほかに、電話の転
送や、3台以上の電話で話し合いができる会議、内蔵の
電話帳のなかからワンタッチで電話番号を選択するワン
タッチダイヤル等の機能が付加されている。
第4図は多機能電話機の操作盤の例である。
操作盤上には、通常の電話機に存在するハンドセット4
1およびダイヤルキー42のほかに、各種のサービス機
能を選択する機能ボタン43(例えば転送43−1、会
議43−2、保留43−3、ハンズフリー43−4L電
話機に内蔵の電話帳44の一部または全てを表示するデ
ィスプレイ45、ディスプレイ45に表示される電話帳
44に1対1に対応するワンタッチダイヤルボタン46
等がある。
機能ボタン43は、ボタンを押すことによって各サービ
スが提供される。転送43−1は、かかってきた通話回
線を他の通話回線(内線回線)とつなぎ変える機能、会
議43−2は、2台で通話中の通話回線に別の第3の内
線を加えた3台以上の電話間で話し合える機能、保留4
3−3は通話中の通話回線を切ることなくオンフック(
ハンドセット41を電話機のフックにかける)する機能
、ハンズフリー43−4はオンフック状態で多機能電話
機に組み込まれたスビーカとマイクを使って相手と通話
する機能である。
このような電話機でダイヤル番号入力が必要なのは、通
常の発信と、かかってきた電話を他の電話とつなぎ変え
る転送43−1、および第3の電話を加えた3者以上の
間で話し合う会議43−2である。ダイヤル番号を入力
する際には、ダイヤルキー42で番号を一つ一つ入力す
る方法と、ワンタッチダイヤルボタン46を押す方法が
ある。
ワンタッチダイヤルボタン46を使う方法では、ユーザ
はディスプレイ45に表示された電話帳を見て所望のか
け先に対応するワンタッチダイヤルボタン46を押せば
よい。例えば電話帳44のなかの上から4番目(営業1
課 70049231)をダイヤルしたいならばワンタ
ッチダイヤルポタン46のなかの上から4番目のボタン
を押す。選択されたダイヤル番号に対して電話機内部で
発信操作を行なう。ワンタッチダイヤル機能はユーザが
多くの電話番号を記憶する負担をなくし、また操作を簡
単化する利点がある。
ところで、このワンタッチダイヤル機能には問題点が2
点ある。第1点は、電話帳44への電話番号登録の問題
である。最初は電話帳には何も登録されていないので登
録作業が必要である。登録したい相手先の名称とダイヤ
ル番号をいちいち登録する作業は非常に煩雑で労力がか
かる。また第2点は発信したい相手先が電話帳に登録さ
れている確率(以後ヒット率と呼ぶ)が時間経過ととも
に低下するという問題である。これは電話帳44に1回
登録すると登録を変更しない限り相手先が固定され、発
信したい相手先は時間経過とともに変化していくのに電
話帳44が更新されないことによって起こる。
以上二つの問題点に対しては従来、ある程度の解決策が
講じられている。すなわち第1点の登録の問題に関して
は、ユーザがダイヤルキー42を使って入力したダイヤ
ル番号を自動的に電話帳44に登録する方法が、第2点
のヒット率低下の問題に関しては、ユーザが発信したダ
イヤル番号を新しい順に優先的に電話帳に記憶し、電話
帳を更新する方法が既に考えられている。
第5図は従来の電話帳生或管理アルゴリズムである。
このアルゴリズムは、電話機に内蔵され表示される電話
帳44のほかに、この電話帳44の基になる電話帳デー
タベースが存在することを前提とする。電話帳データベ
ースは、例えば企業内の部署名とその内線番号を登録し
たデータベースで、多機能電話が接続されているディジ
タル構内交換機(ディジタルPBX)内部の記憶領域や
、多機能電話に接続しているコンピュータの記憶領域中
に保管される。第6図は電話帳データベースのデータ構
或である。部署等の名前と電話番号で構或される。
第5図に沿って従来方式のアルゴリズムを説明する。
まず、電話帳44に何も登録されていない初期状態では
電話帳に登録されている件数pを初期値0に設定する(
351)。次に、電話帳の生或管理は通常ユーザがダイ
ヤル番号を入力した時点で処理されるので、ユーザがダ
イヤル番号を入力するのを待機する(S52)。ユーザ
はダイヤルキー42またはワンタッチダイヤルボタン4
6を使ってダイヤル番号を人力してくる。
ワンタッチダイヤルボタン46の場合(353)には、
ディスプレイ45に表示されている電話帳44に所望の
相手先が存在していたことになり、そのダイヤル番号を
電話帳の先頭に挿入し、電話帳を更新する処理を行なう
この更新処理を第7図の電話帳更新の説明図(a)ワン
タッチダイヤルボタンの場合を使って説明する。
電話帳には最大n個のデータD(i:lが格納でき、今
p個のデータ(D(i)、i=1、2、・・、p)が格
納されているとする。各データD(i)はダイヤル番号
である。モしてD(p)に最新のデータが格納される。
すなわちD〔1〕に最も古い(使われない)データが格
納されることになる。
まず、ワンタッチダイヤルボタン46の押下によって決
定された相手先のダイヤル番号が電話帳44の何番目に
登録されているのか調べる(354)。ここではk番目
に登録されているものがワンタッチダイヤルボタンによ
って選択されたものとする。電話帳の更新処理では、k
から後Pまでのデータ(D(k+13、・・・D(p)
)を一つずつずらしてk,k+1、・・・p−tの位置
にそれぞれ格納し(S55、第7図(a)の■の処理)
、さらにD (k)を最新データとしてpの位置に格納
する(356、第7図・(a)の■)。
そして更新された電話帳のデータ(ダイヤル番号)をキ
ーにそのダイヤル番号に対応する名前を前述の電話帳デ
ータベース(第6図)から検索し、D(p)から逆順に
(i=p,p−1、p−2、・・)ディスプレイに表示
可能なデータ数だけ対応する名前およびダイヤル番号を
表示する(S57)。これによって更新後は更新前にワ
ンタッチダイヤルボタンによって選択されたk番目のデ
ータがディスプレイ45に表示される電話帳の先頭に表
示されることになる。これでワンタッチダイヤルの場合
の更新処理が終了し、ダイヤル番号入力待ち状態に戻る
(352)。
一方、ダイヤル番号入力待ちの状態(352)でダイヤ
ルキー42によってダイヤル番号が入力された場合(S
58)は、ディスプレイ45に表示される電話帳44に
はユーザ所望の相手先が登録されていないことになり、
ユーザがダイヤルキー42によってダイヤルしたダイヤ
ル番号を電話帳44に新たに登録することになる。この
場合、電話帳44に登録する空き領域があるか否かで処
理方法が異なる。
電話帳44にまだ空き領域がある場合(p<n)は、電
話帳に登録されている件数pを1増やし(S59)、p
番目の位置にそのダイヤル番号を登録する(S56、第
7図(b)の■ノ。その後、前述と同様に電話帳データ
ベースから名前を検索し名前とダイヤル番号をp番目か
ら逆順にディスプレイに表示し(357)、次のダイヤ
ル番号待ち状態に入る(S52)。
電話帳44に空き領域が既にない場合(p=n)は、最
も古い(使われていない)データを電話帳から消去し、
今ダイヤルした番号を登録する処理を行なう。まず電話
帳の第2番目からp番目までのデータ(D (2L D
 (3)、・・・、D〔p〕)を一つずつずらして1番
目から順にp −l番目までの領域に移し(S60、第
7図(c)の■)、次にp番目の位置に新たなデータを
登録する(S56、第7図(C)の■)。そして前述と
同様に電話帳データベースから名前を検索し、ディスプ
レイ45に電話帳44を表示したうえで、次のダイヤル
番号入力待ち状態に戻る(S52)。
この処理によって、更新前の電話帳のなかで最も古い(
使われない)D(1)のデータは自動的に失われること
になる。
以上のようなアルゴリズムで電話帳の生或更新処理を行
なうことによって、前述した二つの問題点、すなわち一
つ一つのダイヤル番号を予め電話帳に登録する労力がか
かるという問題、および電話帳が更新されないためにヒ
ット率が低下するという問題には対処できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述の方式は発信操作に限って有効な方
式と考えられ、多機能電話の場合に前述の方式で電話帳
を更新すると電話帳が更新されすぎてヒット率が低下す
るという問題が生じる。
すなわち、多機能電話の場合には通常の発信以外にもダ
イヤル番号入力が必要なサービスがある。
例えば、転送や会議のようなサービスである。転送サー
ビスならば、機能ボタン43によって転送を選択した後
、ワンタッチダイヤルボタン46あるいはダイヤルキー
42を使って転送先のダイヤル番号を入力する。同様に
会議サービスの場合にも、機能ボタンで会議を選択した
後にワンタッチダイヤルボタン46あるいはダイヤルキ
ー42によって話し合いを行なう第3の相手先のダイヤ
ル番号を入力する。
ここで、通常の発信と、転送、会議の相手先は異なるカ
テゴリに属すると考えられ、従来の電話帳更新方式によ
ると、ヒット率が向上しないという問題が生じる。すな
わち、かける頻度の高い相手先は各サービスで同一のこ
ともあるが異なる場合が多く、各サービス毎にかける頻
度の高い相手先のカテゴリがある。従来方式によると、
例えば発信操作によるダイヤル番号入力が連続した場合
、転送や会議でかける頻度の高い相手先は電話帳内の優
先順位が下がり、ついには電話帳から抹消され、ヒット
率が低下してしまうのである。
これは、複数のサービスがあるにもかかわらず一つの電
話帳で相手先のダイヤル番号を管理していることに起因
している。
本発明は、電子電話帳を各サービス毎に設けて管理する
ことにより、電子電話帳により、ワンタッチで電話番号
が入力できる確率を向上させることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第l図は、本発明の機能ブロック図である。本発明は、
通常のダイヤルキー2のほかに、複数のサービスを選択
するサービス選択ボタン3と、ワンタッチでダイヤル番
号を選択できるワンタッチダイヤル4を有する多機能電
話1において、ダイヤル番号を登録した多機能電話1内
蔵の電話帳8を管理することを前提とする。
サービス検出手段5は、ダイヤル番号入力が必要なサー
ビスを検出する。
サービス別電話帳管理手段6は、各サービス毎に設けら
れた電話帳8を生成、管理する。すなわち、ワンタッチ
ダイヤル4またはダイヤルキー2によってダイヤル番号
が入力される毎に、その時点のサービス種別の電話帳に
新たなダイヤル番号を登録する処理、または登録順序を
変更し、電話帳のダイヤル番号の並びを新しく使われた
順に整理する処理を行なう。
電話帳表示手段7は、前記サービス検出手段5によって
ダイヤル番号入力が必要なサービスが検出されたときに
、その時点のサービス種別の電話帳を新しく使われたダ
イヤル番号順にダイヤル番号と対応する名前とともに出
力する。
〔作  用〕
ユーザは、通常の発信を行なう場合、まず電話機のハン
ドセットを上げオフフッタ状態にした後、ダイヤルキー
2またはワンタッチダイヤルポタン4によってダイヤル
番号を入力する。また多機能電話1が有する転送、会議
、保留、ハンズフリ一等のサービスを利用する場合には
、まずサービス選択ボタン3によってサービスの種類を
選択し、その後ダイヤル番号入力が必要ならばダイヤル
キー2またはワンタッチダイヤルボタン4によってダイ
ヤル番号を入力する。
サービス検出手段5は、オフフックあるいはサービス選
択ボタン3の押下によってユーザからのサービスの依頼
を検出し、ダイヤル番号入力が必要なサービス種別か否
かを判断する。ダイヤル入力が必要ない場合は次のサー
ビス依頼の入力を待ち、ダイヤル人力が必要な場合には
、電話帳表示手段7にサービス種別を付してその旨を通
知する。
電話帳表示手段7は、前記サービス検出手段5からの通
知を受けて、該サービス種別の電話帳8を表示する。
ユーザは表示された電話帳8を見て、所望の相手先がそ
のなかに存在すれば対応するワンタッチダイヤルポタン
4によってダイヤル番号を入力する。一方、表示された
電話帳8に所望の相手先が存在しない場合はダイヤルキ
ー2を使ってダイヤル番号を入力する。
ダイヤル番号が入力されると、電話機はそのダイヤル番
号の相手先と通話回線を接続する処理を行なう。これに
加えて、サービス別電話帳管理手段6は、入力されたダ
イヤル番号を基に電話ffl8を更新する処理を次のよ
うに行なう。
ワンタッチダイヤルボタン4によってダイヤル番号が入
力された場合には、該サービスの電話帳に既に該ダイヤ
ル番号が存在することを意味する。
そのため、該サービスの電話帳の格納順序を変更し、該
ダイヤル番号のデータを一番優先して格納する。すなわ
ち電話帳8には、ダイヤル番号データが新しくかけられ
た順に格納されることになる。
一方、ダイヤルキー2によってダイヤル番号が入力され
た場合には、該サービスの電話帳に該ダイヤル番号が登
録されていないことを意味する。
そこで、該サービスの電話帳の一番優先する位置に該ダ
イヤル番号を格納し、それ以外のダイヤル番号データを
順次繰り下げる処理を行なう。
〔実  施  例〕
以下、第2図乃び第3図を参照しながら実施例を説明す
る。
第2図は、本発明の一実施例のシステム構威図である。
本実施例は、まず、全体的な構成として、多機能電話機
21と、多機能電話機21を含む複数の電話機が接続さ
れ、企業内等の内線および外線の電話回線23の交換処
理を行なうディジタルPBX22から或る。多機能電話
のサービスの種類としては、例えば、転送、会議、保留
、ハンズフリ一等がある。
多機能電話機21は、通常の電話機が持つハンドセット
24およびNCU (網制御装置)25や、多機能電話
機21が提供する複数のサービスのなかからサービス種
別を選択するためのサービス選択ボタン13やダイヤル
キー12、ワンタッチダイヤルボタン14の制御を行な
うボタン制御回路26、CPU27、メモリ28、ディ
スプレイ29、ディスプレイ制御回路30から或る。N
CU25は、ハンドセット24およびCPU27、メモ
リ28、ボタン制御回路26とつながり、さらにディジ
タルPBX22に接続される。
また、CPU27は、NCU2 5、メモリ28、ディ
スプレイ制御回路30、ボタン制御回路26と接続され
、ボタン制御回路26から送られるサービス種別信号を
もとに、各種のサービスを実行する。メモリ28はCP
U27が実行する各種サービスのプログラムや、各種サ
ービス毎の電話帳が格納されている。例えば、通常の発
信用の電話帳や転送サービス用の電話帳、会議サービス
用の電話帳が格納される。電話帳に格納されているダイ
ヤル番号はCPU27からNCU25に入力される制御
信号に従ってNCU2 5に送られる。ディスプレイ制
御回路30は、CPU2 7およびメモリ28、ディス
プレイ29と接続され、CPU27からの制御信号に従
ってメモリ28から電話帳データを取り込み、ディスプ
レイ29に出力する。
一方、ディジタルPBX22は、多機能電話21を含む
内線と外部の電話回線23間の交換処理を行なう時分割
スイッチ(通話路)31およびCPU3 2、メモリ3
3、入出力インタフェース35等から或る。多機能電話
21のNCU2 5からの信号のうち音声信号は時分割
スイッチ31に、制御信号はCPU3 2に接続される
CPU3 2はディジタルPBX22が提供するサービ
スを実行する。メモリ33にはCPU32が実行するプ
ログラムが格納される。また多機能電話21の電話帳の
基になる電話帳データベース(図6)をこのメモリ33
内に置くことができる。
電話帳データベースをディジタルPBX22内のメモリ
33に置く場合、電話帳データベースのデータは多機能
電話機21内のCPU27からNCU25を介してディ
ジタルPBX22内のCPU32に入力される制御信号
に従ってメモリ33から多機能電話21に送られる。
次に、このシステムの動作を説明する。
通常の発信を行なう場合、ユーザは、まずハンドセット
24を取りオフフッタ状態にしてからダイヤルキー12
またはワンタッチダイヤルl3によってダイヤル番号を
入力する。
オフフッタ状態になると、それをNCU25が検出し、
その旨の信号をCPU2 7に送る。CPU27は、デ
ィスプレイ29に通常の発信用の電話帳を表示するため
、ディスプレイ制御回路30にメモリ28から発信用電
話帳の表示用データを読み込み、ディスプレイ29に出
力するよう指示する。ディスプレイ制御回路30は、C
PU2 7の指示に従って発信用電話帳データを読み込
み、ディスプレイ29に表示する。
ユーザは、ディスプレイ29に表示された電話帳から所
望の相手先を見つけ、そのデータと1対1に対応してい
るワンタッチダイヤルボタンl3を押し、ダイヤル番号
を入力する。一方、表示された電話帳に所望の相手先が
ない場合には、ダイヤルキー12を使ってダイヤル番号
を人力する。
ワンタッチダイヤルボタン12を押すと、ボタン制御回
路26がどのボタンを押したかを判断し、相手先のダイ
アル番号を確定してNCU2 5に入力し、NCU2 
5がそのダイヤル番号への発信処理を実行する。また確
定したダイヤル番号はボタン制御回路26からCPU2
7へも送られる。CPU27は、このダイヤル番号をも
とにメモリ28内の発信用電話帳のデータ格納順序を更
新する.すなわち、該ダイヤル番号のデータを優先順位
の最も高い格納位置に移動し、前の該ダイヤル番号の優
先順位よりも高いダイヤル番号データを一つずつ優先順
位の低い格納位置に移動する。
一方、ダイヤルキー12によってダイヤル番号を入力す
る場合には、入力されたダイヤル番号をボタン制御回路
26がCPU2 7に送り、CPU27はそのダイヤル
番号を発信用の電話帳の最優先順位の格納位置に格納す
る。また、CPU2 7はNCU25を介してディジタ
ルPBX22内のメモリ33に格納されている電話帳デ
ータベースを検索する命令を送る。すなわちディジタル
PBX23のCPU3 2が多機能電話2lからの命令
を受けて、該ダイヤル番号をキーにそのダイヤル番号に
対応する名前を検索し、検索結果を多機能電話21に返
送する。多機能電話21のCPU27は、その名前を該
ダイヤル番号の電話帳データとして格納する。
ユーザが、転送や会議等のダイヤル番号入力を必要とす
るサービスを選択する場合には、まずサービス選択ボタ
ン13でサービス種別を選択する。
ボタン制御回路26はユーザが選択したサービス種別を
CPU27に送る。CPU27は、該サービス種別の電
話帳をディスプレイ制御回路30を介してディスプレイ
29に表示する。ユーザは、このディスプレイ29に表
示された電話帳データを参照して、所望の相手先がその
なかに存在すればワンタッチダイヤルボタン13でその
相手先のダイヤル番号を選択する。また所望の相手先が
電話帳のなかに存在しない場合は、ダイヤルキー12を
使ってダイヤル番号を人力する。
ワンタッチダイヤル13およびダイヤルキー12を使っ
て入力されるダイヤル番号を基にした電話帳の更新方法
は、前述の通常の発信の場合と同様である。ただし、そ
れぞれのサービス種別の電話帳を更新する。
第3図は本実施例の動作フローチャートである。
同図に沿って、サービス別電話帳の更新処理の流れを説
明する。
この説明で使う記号を説明する。サービスの種別を示す
番号をSとする。例えば、通常の発信をs=1、転送を
s=2、会議をs=3のように設定する。各サービス種
別の電話帳の大きさをそれぞれn,とし、その中に登録
済みの件数をp (s)とする。また各サービス種別の
電話帳のデータをD(s,i)、i=1、2、・・・、
p (S)とする。新しく入力されたダイヤル番号デー
タDNを常に電話帳の第p (s)番目に入れるように
することによって、D(s,i)のデータはiの値が大
きいほど最近かけられたダイヤル番号データということ
になる。
まず、各サービス種別毎の電話帳に何も登録されていな
い初期状態では、各電話帳に登録されている件数p (
s)を初期値Oに設定する(S31)そして、ユーザが
何らかのサービスを選択するのを待つ(332)。次に
ユーザの選択したサービス種別Sを判別する(S33)
。すなわち、ユーザがハンドセット24を上げてオフフ
ックすれば通常の発信、サービス選択ボタン13のなか
の転送ボタンを押すと転送、会議ボタンを押せば会議、
保留ボタンを押せば保留、ハンズフリーボタンを押せば
ハンズフリーのサービスが選択されたと判定する。
゜サービス種別Sが決定すると、そのサービス種別が次
にダイヤル番号人力を必要とするか否かを判定する(3
34)。例えば、通常の発信や転送、会議サービスはダ
イヤル番号入力を必要とし、保留はハンズフリーサービ
スは必要としない。ダイヤル番号入力の必要がないサー
ビス種別の場合は、ユーザが他のサービスを選択するの
を待つ状態(S32)に戻る。一方、ダイヤル番号入力
を必要とするサービス種別の場合には、そのサービス種
別Sの電話帳データD(s、1)、D (S,2)・・
・、D (s, p (s))  (名前とダイヤル番
号で組をなすデータ群)をディスプレイ29に出力する
(335)。そしてユーザがダイヤル番号DNを入力す
るのを待つ(S36)。
ユーザはディスプレイ29に表示された電話帳に所望の
相手先が登録されていればワンタッチダイヤルボタンl
3でダイヤル番号を入力し、登録されていなければダイ
ヤルキー12でダイアル番号を入力する。次に電話帳を
入力されたダイヤル番号をもとに更新するが、その方法
はワンタッチダイヤルで入力した場合と、ダイヤルキー
で入力した場合で異なる。
ワンタッチダイヤルの場合(337)、所望のダイヤル
番号が電話帳に既に登録されているので、その格納順を
更新する処理を行なう。まずそのダイヤル番号DNがサ
ービス種別Sの電話帳の第何番目に格納されているかを
調べる(338)。今第k番目に格納されているとする
(D (s,k)=DN)。次にkより優先順位の高い
位置に格納されているデータD(s,i)、i =k+
 1、k+2、・・・、p (s)のデータの順位を一
つずつ下げて、それぞれk,k+1、・・・、p (s
)−1の位置に格納し(339)、最上位のp (s)
の位置にユーザが今回入力したダイヤル番号DNを格納
する(S40)。これで更新処理が終了し、ユーザが次
のサービス選択を行なうのを待つ状態(S32)に戻る
一方、ダイヤルキー12でダイヤル番号DNを入力した
場合(341)には、所望のダイヤル番号DNが電話帳
に登録されていないことを意味する。そこで、ダイヤル
番号DNを登録する処理を行なう。この場合、サービス
種別Sの電話帳に空き領域がある場合(p (s)<n
,)と空き領域がない場合(p (s)=n.)で異な
る処理を行なう。
まず空き領域がある場合(p (s)<n,)には、サ
ービス種別Sに登録される電話帳データの件数が1増え
るのでp (s)の値を1増やす(S42)。そして第
p (s)番目にダイヤル番号DNを登録する(S40
)。このとき、デイジタルPBX22のメモリ33に格
納されている電話帳データベースをダイヤル番号をキー
に検索し、ダイヤル番号DNに対応する名前を見つける
。そしてその名前とダイヤル番号DNと組として電話帳
に格納する。これで登録処理を終了し、次のサービス選
択入力待ち(S32)に戻る。
一方、サービス種別Sの電話帳に空き領域がない場合(
p (s)=n.)は、ダイヤル番号DNを最優先順位
p (s)の位置に登録し、それまでの電話帳データの
順位を一つずつ下げる処理を行なう。まず、今まで第2
番目から第p (s)番目に格納されていた電話帳デー
タD(s,i)、i=2、3、・・・・、p (s)の
順位を一つずつ下げて、第1番目から第p(s)−1番
目に移す(S43).そして次に最優先順位p (S)
番目に電話帳データベースを検索して得た名前とともに
ダイヤル番号DNを登録する(S40)。これで登録処
理が終了し、次のサービス選択入力待ち(S32)に戻
る。
以上に説明した動作フローチャートに従って処理するこ
とによって、個々のサービス種別毎に用意した電話帳の
生或更新処理が可能になる。
本実施例では、電話帳データベースをディジタルPBX
22内のメモリ33に置いたが、多機能電話2l内のメ
モリや、多機能電話21やディジタルPBX2 2に接
続される電子計算機内のメモリに置くことも可能である
〔発明の効果〕
本発明は、多機能電話が持つ種々のサービス種別のなか
でダイヤル番号の入力を必要とするサービスについて、
個々のサービス種別ごとに電話帳を生成し、必要なとき
に必要なサービス種別の電話帳を表示し、さらにユーザ
が入力したダイヤル番号が優先順位の高い格納位置に格
納されるように電話帳を更新することによって、電話帳
からワンタッチダイヤルでダイヤル番号を選択する場合
のヒット率を、どのサービス種別においても時間経過と
ともに低下させることなく向上させることを可能にした
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の機能ブロック図、 第2図は一実施例のシステム構或図、 第3図は一実施例の動作フローチャート、第4図は多機
能電話機の操作盤の説明図、第5図は従来の電話帳生戒
管理アルゴリズム、第6図は電話帳データベースのデー
タ構戒図、第7図(a). (b). (C)は電話帳
更新の説明図である。 l・・・多機能電話機、 2・・・ダイヤルキー、 3・・・サーボス選択ボタン、 4・・・ワンタンチダイヤルボタン、 5・・・サービス検出手段、 6・・・サービス別電話帳管理手段、 7・・・電話帳表示手段、 8 ・電話帳.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ダイヤルキー(2)の他に、転送、会議等のサービ
    スを選択するためのサービス選択ボタン(3)と、内蔵
    の電話帳(8)からワンタッチでダイヤル番号を選択で
    きるワンタッチダイヤルボタン(4)を有する多機能電
    話(1)において、サービスの種別を判別しダイヤル番
    号入力が必要なサービスを検出するサービス検出手段(
    5)と、 個々のサービス毎に別の電話帳を生成し管理するサービ
    ス別電話帳管理手段(6)と、 前記サービス検出手段(5)によってダイヤル番号入力
    が必要なサービスが検出されると、前記サービス別電話
    帳管理手段(6)が管理しているサービス別の電話帳(
    8)のうちの該サービスの電話帳を表示する電話帳表示
    手段(7)とを有することを特徴とする電子電話帳サー
    ビス制御方式。 2)前記サービス別電話帳管理手段(6)は、ダイヤル
    キー(2)またはワンタッチダイヤルボタン(4)によ
    って入力されるダイヤル番号を、新しい順に優先的に個
    々の電話帳に記憶し、自動的に電話帳(8)を更新する
    ことを特徴とする請求項1記載の電子電話帳サービス制
    御方式。
JP18612289A 1989-07-20 1989-07-20 電子電話帳サービス制御方式 Pending JPH0352362A (ja)

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