JPH0352332B2 - - Google Patents

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JPH0352332B2
JPH0352332B2 JP58175707A JP17570783A JPH0352332B2 JP H0352332 B2 JPH0352332 B2 JP H0352332B2 JP 58175707 A JP58175707 A JP 58175707A JP 17570783 A JP17570783 A JP 17570783A JP H0352332 B2 JPH0352332 B2 JP H0352332B2
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JP
Japan
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parison
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male
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female
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JP58175707A
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Tsugio Yoshizawa
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Original Assignee
Placo Co Ltd
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Publication of JPH0352332B2 publication Critical patent/JPH0352332B2/ja
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    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/42Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C49/48Moulds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29C49/18Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor using several blowing steps
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    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/08Biaxial stretching during blow-moulding
    • B29C49/16Biaxial stretching during blow-moulding using pressure difference for pre-stretching, e.g. pre-blowing
    • B29C49/1602Biaxial stretching during blow-moulding using pressure difference for pre-stretching, e.g. pre-blowing pre-blowing without using a mould

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業分野〕 押出成形機の押出しダイから射出されたパリソ
ンを雌雄金型間で閉じ込め、吹込んだエアにより
パリソンを膨出成形し、アタツシユケース、コン
テナ、浴槽などの二重壁の深さのある、特に深絞
りした中空成形品を製造する方法及びその装置に
関する。
〔従来技術〕
この種の二重壁成形品を製造する先行技術とし
ては、溶融状態の球状パリソンは、吹込み成形の
開始から終了まで雌雄金型の対向空間内に閉じ込
められ、特に雌金型においては、パリソンの上下
端部は先ず雌雄型の縁に接触し、接触部分のパリ
ソンは、それ以後の膨出延伸時には全く移動せ
ず、残りのパリソンが、雌金型の底部に向け膨脹
するに従い雌金型面との接触面積が拡がり、順次
雌金型面と接触したところは伸展が拘束され、雌
金型面に接触していないところのみが膨脹させら
れ、雌金型の隅角部まで倣うように吹込成形され
るため、雌金型の内壁の底面、特に隅角部に位置
するパリソンは他の部分より薄肉となり、均一厚
さの中空の二重壁成形品を得ることはできず、特
に成形品の隅角部が弱くなる欠点があつた。(第
1図参照) 〔目 的〕 本件出願に係る発明は、前記従来技術の欠点を
改善し、雌金型の形状、特に周壁を数個の周壁部
材に分割した形状とすることにより、予備吹込み
成形した球形パリソンを無拘束状態で雌雄金型に
倣つて変形させた後、雌雄金型間にパリソンを閉
じ込み、パリソン内の空気圧を調整しパリソンを
固化し所望形状で、隅角部も薄肉化させないで強
度のある中空二重壁成形品を製造することを主目
的とする。
〔構 成〕
前記主目的を達成するために、第1番目発明の
製造方法は、押出成形機より射出された溶融状態
の筒状パリソンを上下で挾持し、上下何れかの挾
持部分より空気をパリソン中に吹き込み、製造す
べき二重壁成形品の表面積とほゞ同等の表面積を
有する球形状に予め膨らませる第1工程。
次に前記上下挾持位置の中間位置において、先
ず雄型を側方より前記球形状パリソンの一側膜に
当て所定位置まで前進させ、このパリソンの一側
膜を雄金型面に倣い変形若しくは変位させると共
に、反対側から各谷型稜線位置で分割された数個
の周壁部材と底面部材とよりなる雌金型を、前記
各周壁部材が外側へ傾斜しハ字状に展開した状態
でパリソンに接近させ、前記球形状パリソン反対
側膜を拘持する如く、この反対側膜に前記底面部
材の底型面及び数個の周壁部材の各内周壁面を接
触させる第2工程。
次にこのパリソン内圧をパリソンが破裂しない
ように調整しつつ、前記周壁部材の各内周壁面が
雄金型の周壁面と接近するまで、前記周壁部材を
周壁部材同志及び底面部材側へ寄せ、所期の雌金
型形状とし、この雌金型形状にパリソンの反対側
膜を倣い変形若しくは変位させ余剰のパリソンを
雌金型の分割した前記稜線位置で隣接する周壁部
材間及び周壁部材と底面部材間に挾み込むと共
に、前記雌雄金型間とパリソン上下挾持位置に喰
み出させる第3工程。
次に雌雄金型を更に相接近接合し、その周縁に
より、前記喰み出したパリソンを切断し、これら
雌雄金型内に閉じ込められたパリソンの内側膜に
前記雄型側より小孔を穿ち、この小孔を通しパリ
ソン中の空気圧を調整しパリソンを固化した後、
雌雄金型を相互離反させ、所期二重壁成形品を取
出す第4工程。
以上第1乃至第4工程からなることを特徴とす
る。
第2番目発明の製造装置は、押出成形機の押出
ダイから射出された溶融パリソンを相接近離反自
在の雌雄の金型間で挾持し、このパリソン内に吹
き込まれるエア圧によりパリソンを雌雄の金型内
面に添わせて同一方向へ膨出成形し固化させて内
外二重壁よりなる物品に成形加工する装置におい
て、 前記両金型の接近離反通路外で間隔をおいてパ
リソンを予備吹込み可能に挾持する一対の挾持顎
が上下に二組設けてあり、前記雌金型は、各谷型
稜線位置で分割された数個の周壁部材と底面部材
よりなり、各周壁部材は、底面部材との稜線より
も外方位置でこの稜線と平行な枢軸で底面部材に
枢支され、これら周壁部材は、一斉に底面部材に
対して外側へ傾斜しハ字状の展開位置と、稜線に
おいて隣接する周壁部材同志及び底面部材と当接
し所期雌金型形状を形成する位置との間で揺動可
能に装備され、前記二組の挾持顎の一方に空気給
排用ノズルが設けてあり、雄金型には、両金型間
に閉じ込められたパリソンに孔を穿つ穿孔具付き
の空気口が設けてあり、これらノズルと空気口は
各々空気圧調整装置に接続されており、雄金型の
内面成形部材は、雌金型の底面部材と相対向し、
雌金型の周壁面部材先端との共同で喰み出したパ
リソンを切断する雄金型周縁部材に対して移動可
能に配備されていることを特徴とする。
次に、本件製造方法発明を実施する本件製造装
置発明の代表的な実施態様を、図に基ずき詳述す
る。
第2図乃至第8図において、Pは、押出成形機
の押出ダイ10から射出された溶融状態の円筒状
パリソンであり、Pの上下端を挾持する一対二組
の挾持顎20,30は、雌雄金型40,50の接
近離反通路外で、パリソンPの変形時にパリソン
Pの喰み出しP0が当らない間隔をおいて上下に
設けてある。
前記雌金型40は、第8図に示す如く平面四角
形の底面部材41と、4つの周壁部材42からな
り、これら底面部材41と周壁部材42は、各谷
型の稜線位置43a,43bで相互に分割され、
接離自在としてあり、各周壁部材42は、底面部
材41との稜線43aよりも外方位置で、この稜
線43aと平行な枢軸(ピン)44により底面部
材41に枢支され、これら周壁部材42は、一斉
に空圧又は油圧シリンダ装置45の作動により、
底面部材41に対して外側へ傾斜したハ字状の展
開位置と、稜線43a,43bにおいて隣接する
周壁部材42同志及び底面部材と当接し所期雌金
型形状を形成する位置との間で揺動可能に装備さ
れている。
前記雄金型50は、周壁部材42の先端切断封
鎖縁42bと共同し両金型40と50間から喰み
出したパリソンP0を切断する平面矩形の角筒周
縁受部材(受台)51と、この周縁受部材51に
対して移動可能で、雌金型40の底面部材41と
相対向して設けた内面成形部材52と、この内面
成形部材52を周縁受部材51に対し移動変位さ
せる空圧又は油圧シリンダ装置53とを有してい
る。
前記上下二組の挾持顎20,30のうち、下側
の一対挾持顎30に設けた空気給排用ノズル60
および、雄金型50の内周成形品部材52に設け
られ、両金型40と50間に閉じ込められたパリ
ソンPに孔を穿つ穿孔具70a付きの空気口70
は、各々空気圧調整装置80に各々接続されてい
る。
90は、両金型40,50内に設けたパリソン
冷却水通路である。
前記空気口70は、内面成形部材52に設ける
代りに、前記周縁部材51に設けてもこの製造装
置発明としては同一であり、前記空気給排用ノズ
ル60を、押出ダイ10側、即ち上側の一対の挾
持顎20に設けても良い。
〔作 用〕
前記のように構成した本件製造装置発明のの作
用を本件製造方法と併せて説明する。
先ず、製造すべき二重壁中空成形品に見合う量
の溶融状態にある筒状パリソンPを、押出成形機
の押出ダイ10から射出した後、直ちにこのパリ
ソンPを上下端で前記一対二組の挾持顎20,3
0により挾持し、下側の一対挾持顎30に設けた
空気給排用ノズル60からパリソンP内に空気を
吹込み、球形状にパリソンPを予備吹込み成形加
工し、その球形状のパリソンPの全表面積を、製
造すべき二重壁成形品の全表面積とほゞ同等とす
る。
次に、前記一対二組の挾持顎20,30により
挾持した上下2つの挾持位置の中間位置におい
て、前記左右の雌雄金型40,50を高速で相接
近させ、雄金型40全体を側方より前記球形状パ
リソンP1の一側膜に内面成形部材52の頂面5
2aを当て、更にそ中央部の前記内面成形部材5
2を空圧又は油圧シリンダ53の作動により雌金
型40の底面部材41に向け、周縁受部材51に
対して前進移動させ、雄金型面に倣つてパリソン
P1の一側膜、即ち成形品の内面側となる側面を
変形させ深絞りすると共に、ハ字状に外側へ個斜
し展開した雌金型40の周壁部材42と底面部材
41で、パリソンP1の外側膜となる反対側の側
面を抱持するように雌金型40をパリソンP1
反対側から接近させ、パリソンP1の反対側面、
即ち成形品の外面側となる側面表面を前記底面部
材41の底型面41aと、数個、図示の場合には
4個の周壁部材42の各内周壁面42aに接触さ
せる。
この際、前記空気圧調整装置80の作動により
前記空気給排ノズル60を通してパリソンP1
の空気を適宜排気し、雄金型50の前記パリソン
内側膜の深絞り加工時のパリソンP1の内圧増大
に伴うパリソン破裂を防止するために、加工に適
合する圧力にパリソンP1内の空気圧を調整する。
また前記パリソンP1の反対側膜への雌金型40
の接触においては、底面部材41を先ず接触後、
外側へ展開したハ字状の周壁部材42を接触させ
ても、ほゞ同時に全ての部材41,42をパリソ
ンに接触させても、本件製造方法発明としては同
一であり、要は、周壁部材42が底面部材41に
先行してパリソンP1に接触しなければ良い。
前記両金型40と50のパリソンP1への接触
時に、各金型40,50と上下一対二組の挾持顎
20,30間に位置するパリソンの一部は、金型
40,50の動きに素直に追従して変位乃至変形
し、伸展はしない。
このようにパリソンP1の他側面に接触し前記
ハ字状に展開した雌金型40の複数の周壁部材4
2を空気圧又は油圧シリンダ45の作動により枢
軸44を中心として雄型50の周壁面に向け一斉
に揺動接近させ、各周壁部材42の内周壁面42
aを雄金型50の周壁面に間隙をおいて平行に位
置決めし、隣接する周壁部材42同志を水平な稜
線43aで、かつ周壁部材42と底面部材41を
稜線43bで当接し、即ち周壁部材42を周壁部
材同志及び底面部材41側へ寄せ、所期の雌金型
形状とし、余剰のパリソンは前記稜線43a,4
3b位置で隣接する周壁部材42間及び周壁部材
42と底面部材41間に挾み込まれると共に、雌
雄金型40,50間とパリソン上下挾持位置間に
パリソンの一部P0は喰み出し、周壁部材42の
移動に伴い、このパリソンPの反対側膜は、その
周壁部材42の内周壁面42aに連なつたまゝ移
動変形し、何んらその移動を阻害されず、また雄
金型周壁面に倣い変形させれたパリソンP1の一
側膜と対応し、所定の間隙をおいて局部伸展する
ことなく、パリソンP1の反対側膜は、雌金型面
形状に倣い変形加工される。
この際、このパリソンP1の反対側膜の変形加
工に伴うパリソンP1内の空気圧力の増大による
パリソンP1の破裂を防ぐため、前記同様、空気
給排ノズル60からパリソンP1内の空気を排気
し、その内圧も調整する。
このようにし、所期雌金型形状を閉じた周壁部
材42と底面部材41により形成した後、両金型
40と50を更に低速で相接近接合し最終的に型
締めの作業を完了し、雌金型40の相互に稜線4
3aで突合わせた各周壁部材42の先端切断鎖縁
42bを雄金型50の前記周縁受部材51に当接
させ、、この当接により、前記喰み出したパリソ
ンP0を切断封鎖し、両金型40と50内にパリ
ソンP2を閉じ込める。
この閉じ込められたパリソンP2の内側膜に、
雄金型50に設けた前記空気口70穿孔具70a
を突き刺し、パリソンP1内に空気を吹込み又は
排気しこのパリソンP2内の空気圧を調整し、か
つ、金型とパリソン間の残存空気を金型の吸引孔
71から抜き、パリソンP2を雌雄金型面に完全
に沿わせ、各金型40,50に設けた冷却水通路
90に通した冷却水により今だ溶融状態のパリソ
ンP2を固化させる。この際、、前記稜線43a,
43bの位置に生じたバリBも固化する。
パリソンP2の固化後、空気口70からの空気
吹込み又は排気を停止し、雌雄金型40と50を
相互離反させ、雌金型40の各周壁部材42を空
圧又は油圧シリンダー装置45の作動により外側
へ展開しハ字状位置へ復帰させた後、両金型40
と50を高速で相離反させ、型開きを完了した状
態で雄金型50の内面成形部材52を後退させ、
少くとも隣接する周壁部材42の稜線43a位置
に相応する隅角部にバリBのある中空二重壁成形
品Fを雄金型50から取外し、バリ取りをして最
終成形品とする。
この取外しと前後して、上下一対二組の挾持顎
20,30を各々相離反させ、両金型40,50
周縁から喰み出し切断されたパリソン屑P3,P4
を各挾持顎20,30間から分離する。
次いで、新たなパリソンFを押出ダイ10から
所定量射出させ、前記作用を繰り返し、連続して
中空二重壁成形品を吹込み成形加工する。
前記押出ダイ10から射出されるパリソンPと
しては、単一の合成樹脂製円筒体でも、2枚のシ
ートを平行に押出しこれらを相互溶着し円筒体と
してもこの製造方法の発明としては同一である。
〔効 果〕
前記構成し作用する本件発明の効果は次の通り
である。
本件製造方法発明において、射出された前記パ
リソンPを上下で挾持した状態で、パリソンPを
前記球形状に予備吹込み加工により予め膨らま
せ、次いで、このパリソンP上下挾持位置の中間
位置で、パリソンPは前記の雌雄金型40,50
により成形加工されるため、雄金型50の前進に
伴い二重壁中空成形品の内面側となるパリソン一
側膜の成形加工時に、パリソンPの一側膜を円滑
に雄金型面に倣い変形若しくは変位させることが
でき、雄金型50とパリソン挾持位置間のパリソ
ンもその変形若しくは変位に伴れて変形、変位
し、前記成形品の内面成形を迅速に行なえる。
前記成形品の外面側となるパリソンPの反対側
膜の成形においては、前記雌金型40の各周壁部
材42を外側へ傾斜しハ字状に展開した状態で、
雌金型40をパリソンPの反対側膜に接近させ、
この反対側膜を抱くようにこの反対側膜に前記底
面部材41の底型面41a及び数個の周壁部材4
2の各内周壁面42aを接触させた後、これら周
壁部材42を前記稜線位置で当接し雄金型50の
周壁面に接近させ、これら周壁部材42と底面部
材41により所期の雌金型形状を形成し、この雌
金型形状にパリソン反対側膜を倣わせ変形若しく
は変位させるため、周壁部材42の外側から内向
きへの移動時に、パリソンPの反対側膜は、この
内周壁面42aに連なつたまゝ周壁部材42の移
動に追従して移動変形し、何らその移動を拘束さ
れず、雌金型形状に忠実に倣いパリソン4の反対
側膜を変形又は変位させることができ、雄金型8
0の周面に倣い加工したパリソンPの一側膜と間
隙をおいて相対向する位置にパリソンPの反対側
膜を変形することができる上、前記一側膜の成形
と同様に、雌金型40とパリソン上下挾持位置間
のパリソンは、雌金型形状にパリソンの反対側膜
が倣い変形加工される時に、雌金型40の周壁部
材42の移動に素直に追従して変位乃至変形し、
既に雌型と接触しているパリソンを、その接触位
置で引張ることなく、部分的な伸展も起さず、次
工程である雌雄金型40,50内にパリソンを閉
じ込めることができ、均一厚さの二重壁中空成形
品を製造できる。
この雌金型形状に倣い変形するパリソンPの反
対側膜において、成形に余剰のパリソン部分は、
特に周壁部材同志の稜線43aに沿い周壁部材間
にバリとなつて残存し、成形した二重壁中空成形
品の隅角部にバリが存在することとなり、隅角部
の肉厚を補充し、隅角部が強化された成形品を得
ることができ、深さのある二重壁中空成形品を高
精度で能率良く製造できる。
パリソンPの前記金型40と50間に閉じ込め
る以前においては、パリソンPは上下挾持位置の
みで挾持されるのみで、金型40,50の相接近
移動に素直に追従移動し、このパリソンPの変
形、変位に伴うパリソンP内の空気圧増加は、パ
リソンP内の空気を排気することにより緩和さ
れ、その空気圧の調整により、パリソンPの変形
加工時にパリソンPが破裂することを防止でき
る。
このようにして雄金型50、雌金型40の内面
形状にパリソンPをほゞ倣い変形させた状態で、
更に両金型40と50を相接近接合させ、その周
縁により、金型40,50から喰み出した余分な
パリソンP0を切断し、両金型40,50内に閉
じ込められ、ほゞその内面形状に既に倣つている
パリソンP2内に、雄金型50側よりパリソンP
の一側膜に穿設した小孔から空気を吹込み又は排
気し、パリソンP2中の空気圧を調整し、パリソ
ン内外膜を金型40,50の内面形状に完全に倣
わせるため、このパリソンP2内への空気吹込み
により変形させられるパリソンP2の変形、変位
量は、前工程で既に両金型面にパリソンP2
ほゞ倣い変形しているため、わずかな量となり、
大きな吹込み空気圧を必要とせず、パリソンP2
を局部伸展なく両金型40,50の隅角部まで行
きわたらせることができ、所期形状の二重壁中空
成形品を得ることができる。
本件製造装置発明の効果としては、前記製造方
法の発明を完全実施でき、製造方法発明から生じ
る前記全ての効果を発揮することができる上、各
周壁部材42は、底面部材41との稜線43bよ
りも外方位置で、この稜線43bと平行な枢軸4
4により底面部材41に前記のように揺動可能に
支持されており、非作動時においては、外方ハ字
状に傾斜展開しているため、パリソンPの押出ダ
イ10からの射出作業時に、従来の周壁非分割型
のコ字形金型に比べ、その往復動ストロークが短
かくて良く、支障なくその射出作業が行なえ、か
つ製造した成形品を容易に取出せ、かつ作動位置
へ移動時には、この枢軸回りで周壁部材42を揺
動することで、底面部材41及び隣接する周壁部
材42と稜線43a,43b位置で確実に当接
し、パリソンPの反対側膜の余剰部分を各稜線位
置で挾み込み、補強用のバリBを必要に応じ生成
することができる。
一方の挾持顎20又は30に設けた空気給排用
ノズル60と、雄金型50に設けた穿孔具70a
付きの空気口70は、空気圧調整装置80に各々
接続されているため、パリソンの成形加工中に、
パリソン中の空気圧を適正に調整でき、パリソン
の破裂を未然に防止でき、内外壁が所定寸法離間
された二重壁中空成形品を製造できる。
この雄金型50の内面成形部材52は、前記周
縁受部材51に対して移動可能に設けてあるた
め、パリソンP1の一側膜を2段階に分けて変形、
絞り加工できるため、無理な伸展力を伴うことな
くパリソンP1を深絞り加工できる。
前記空気口70には穿孔具70aが設けてある
ため、パリソンP2への小孔穿設と同時に圧力空
気を両金型40と50間に閉じ込められたパリソ
ンP2内へ吹込むことができる。
〔実施態様の効果〕
製造方法の発明の実施態様において、パリソン
P1の一側膜を、前記の様に2段階に分け変形す
れば、無理なくパリソンPを深絞り加工できる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明に係るもので、第1図は、従来の
成形時におけるパリソンの変形状態を示す概略
図、第2図乃至第8図は、本件発明の代表的実施
態様を示すもので、このうち、第2図乃至第7図
は、このパリソンの製造工程を説明する一部省略
縦断面図、第8図は、底面部材を上向きとした雌
金型の概略平面図である。 図中の主な記号の説明、40……雌金型、41
……底面部材、42……周壁部材、50……雄金
型。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 押出成形機より射出された溶融状態の筒状パ
    リソンを上下で挾持し、上下何れかの挾持部分よ
    り空気をパリソン中に吹き込み、製造すべき二重
    壁成形品の表面積とほゞ同等の表面積を有する球
    形状に予め膨らませる第1工程。 次に前記上下挾持位置の中間位置において、先
    ず雄型を側方より前記球形状パリソンの一側膜に
    当て所定位置まで前進させ、このパリソンの一側
    膜を雄金型面に倣い変形若しくは変位させると共
    に、反対側から各谷型稜線位置で分割された数個
    の周壁部材と底面部材とよりなる雌金型を、前記
    各周壁部材が外側へ傾斜しハ字状に展開した状態
    でパリソンに接近させ、前記球形状パリソン反対
    側膜を抱持する如く、この反対側膜に前記底面部
    材の底型面及び数個の周壁部材の各内周壁面を接
    触させる第2工程。 次にこのパリソン内圧をパリソンが破裂しない
    ように調整しつつ、前記周壁部材の各内周壁面が
    雄金型の周壁面と接近するまで、前記周壁部材を
    周壁部材同志及び底面部材側へ寄せ、所期の雌金
    型形状とし、この雌金型形状にパリソンの反対側
    膜を倣い変形若しくは変位させ、余剰のパリソン
    を雌金型の分割した前記稜線位置で隣接する周壁
    部材間及び周壁部材と底面部材間に挾み込むと共
    に、前記雌雄金型間とパリソン上下挾持位置間に
    喰み出させる第3工程。 次に雌雄金型を更に相接近接合し、その周縁に
    より、前記喰み出したパリソンを切断し、これら
    雌雄金型内に閉じ込められたパリソンの内側膜に
    前記雄型側より小孔を穿ち、この小孔を通しパリ
    ソン中の空気圧を調整しパリソンを固化した後、
    雌雄金型を相互離反させ、所期二重壁成形品を取
    出す第4工程。 以上第1乃至第4工程からなることを特徴とす
    る二重壁成形品の製造方法。 2 第2工程において雄金型を溶融パリソンの一
    側面に当接する際に、雄金型の内面成形部材の頂
    面をパリソンに一度当接後、内面成形部材を更に
    雌金型に向け押出し、パリソンの一側面を2段絞
    り加工する特許請求の範囲第1項記載の二重壁成
    形品の方法。 3 押出成形機の押出ダイから射出された溶融パ
    リソンを相接近離反自在の雌雄の金型間で挾持
    し、このパリソン内に吹き込まれるエア圧により
    パリソンを雌雄の金型内面に添わせて同一方向へ
    膨出成形し固化させて内外二重壁よりなる物品に
    成形加工する装置において、 前記両金型の接近離反通路外で間隔をおいてパ
    リソンを予備吹込み可能に挾持する一対の挾持顎
    が上下に二組設けてあり、前記雌金型は、各谷型
    稜線位置で分割された数個の周壁部材と底面部材
    よりなり、各周壁部材は、底面部材との稜線より
    も外方位置でこの稜線と平行な枢軸で底面部材に
    枢支され、これら周壁部材は、一斉に底面部材に
    対して外側へ傾斜しハ字状の展開位置と、稜線に
    おいて隣接する周壁部材同志及び底面部材と当接
    し所期雌金型形状を形成する位置との間で揺動可
    能に装備され、前記二組の挾持顎の一方に空気給
    排用ノズルが設けてあり、雄金型には、両金型間
    に閉じ込められたパリソンに孔を穿つ穿孔具付き
    の空気口が設けてあり、これらノズルと空気口は
    各々空気圧調整装置に接続されており、雄金型の
    内面成形部材は、雌金型の底面部材と相対向し、
    雌金型の周壁面部材先端との共同で喰み出したパ
    リソンを切断する雄金型周縁受部材に対して移動
    可能に配備されていることを特徴とする二重壁成
    形品の製造装置。
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