JPH0352317B2 - - Google Patents

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JPH0352317B2
JPH0352317B2 JP56181741A JP18174181A JPH0352317B2 JP H0352317 B2 JPH0352317 B2 JP H0352317B2 JP 56181741 A JP56181741 A JP 56181741A JP 18174181 A JP18174181 A JP 18174181A JP H0352317 B2 JPH0352317 B2 JP H0352317B2
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JP
Japan
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game
voice phrase
game machine
pinball game
pinball
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Kichihei Niiyama
Koji Ito
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Sophia Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、遊技店に設置された弾球遊技機に関
して発生する所定の特定状態を検出して、遊技者
に対してその特定状態を、人が口から発生する声
を模して電子的に作つた音声のフレーズ(以下、
「音声フレーズ」と言う)で報知するようにした
弾球遊技機に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
弾球遊技機としては、一般にパチンコ遊技機や
賞球の代りに賞コインにより遊技を行うコイン式
遊技機(例えばアレンジボール機、雀球機等)が
知られているが、ここでは最も普及しているパチ
ンコ遊技機について説明する。
通常、パチンコ遊技機においては、例えば打ち
止め時や受皿が満杯となつた場合および上タンク
が空になる完了時で玉補給が必要となつた場合に
は、突然遊技不能状態となつて遊技客に不安感を
与えることが少なくなく、また一方、不安感を抱
いた遊技客に呼び出されて一々説明しなければな
らない遊技店の係員の労苦も多大であつた。
本発明の目的は、このような欠点を解消して、
遊技中に所定の特定状態が発生した場合には、そ
の状態を識別検知した後、音声フレーズによつて
該特定状態を遊技者に知らせることにより、上述
したような遊技客の不安と係員の労働を著しく軽
減せんとするものである。
また、最近のパチンコ遊技機にはマイクロコン
ピユータ制御による大型のゲーム装置を備えたも
のが多く、遊技効果を狙つた多種類のゲーム装置
が使用されているが、そのゲーム内容に多様で凝
つたものが多くなつてきているので、遊技中の遊
技者がゲーム方法について戸惑うことも少なくな
い。
本発明の他の目的は、このような場合、音声に
よつてゲーム方法についての適切な説明やアドバ
イスを適切な時点で遊技者に与え、それによつて
パチンコ遊技に不慣れな遊技者をしても戸惑うこ
となく安心して遊技を楽しませんとすることにあ
る。
さらに、遊技店に設置された各パチンコ遊技機
は総合管理室からの制御により自動化されている
ために、営業中は殆ど係員の手を煩わすことがな
いが、時々スイツチ類が故障を起こしたり、或い
は閉店後において保守点検作業をしなければなら
ない。
そこで、本発明の更にもう一つの目的は、上記
のような場合、係員が音声フレーズの発生を任意
に抑止可能として、遊技店の営業中や閉店後の上
記各種作業において音声フレーズが耳障りとなら
ないようにすることである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、弾球遊技機に於ける遊技過程
で発生する所定複数種類の特定状態を各々検出す
る複数個の特定状態検出手段と、前記各特定状態
に応じた複数種類の音声フレーズを記憶し、指令
に基づき音声フレーズ信号を出力する音声フレー
ズ合成制御手段と、前記各特定状態検出手段の出
力に応じて、前記音声フレーズ合成制御手段が記
憶する複数種類の前記音声フレーズの中から一つ
を選択的に有効化する駆動制御手段と、前記弾球
遊技機毎に設けられ且つ前記音声フレーズ合成制
御手段が出力する信号に基づき前記音声フレーズ
を放声するスピーカとを具備することを特徴とす
る弾球遊技機が提供される。
〔実施例〕
以下、図面に示す本発明の一実施例につき詳説
する。
第1図はパチンコ遊技機1の正面図を示し、通
常のパチンコ遊技機が備えているようなガイドレ
ール2、チユーリツプ4、特定入賞口6、ゲーム
装置8、打球入賞装置10、アウト穴12、発射
装置14、操作ダイヤル16、供給皿18、受皿
20、補給樋22、回収樋24、遊技部25およ
び障害釘26等を有している。
補給樋22を通つて補給される玉は、補給シユ
ート28を通つて補給装置30に達し、補給装置
30に取付けられ玉を一個づつ検出する補給玉検
出器32で補給個数が検出された後上タンク34
内に収容される。上タンク34内の球が所定数以
下になると玉不足検出器36によつて玉不足が検
出される。打球が遊技部25内の各種入賞装置に
入賞すると、賞球排出装置38が作動し、玉を二
列に整列する導出シユート40内の球は賞球導出
路42を通つて供給皿18に排出される。供給皿
18に収容しきれなくなると賞球はオーバーフロ
ー樋44を通つて受皿20に導出されるが、受皿
20に所定量以上に蓄積されると過大貯留検出器
46がそれを検出する。48は入賞球を検出する
入賞検出器、49は特定入賞口6への入賞により
ゲームの開始を検出するゲーム開始検出器、52
は打球供給装置、54は開閉パネル、56はゲー
ムを停止させるストツプスイツチ、そして、58
はスピーカである。
パチンコ遊技機1は遊技店内の通称「島」に複
数台列設され、店の一隅に設けた総合管理室60
(第2図参照)の総合管理用制御装置62によつ
て、各遊技台および全遊技台の玉の補給、玉の抜
取り、および玉の打止めを自動的に制御し、かつ
出玉率の演算、売上の演算、打止台のピツクアツ
プおよび打止台数の計算値等をプリントアウト、
またはデイスプレイ等を行うよう管理されてい
る。
第2図は、総合管理室に設置される各遊技台ご
との打止制御回路64と各パチンコ遊技機1に設
置される前述の各種検出器と後述する音声合成制
御回路66とゲーム装置制御回路68との相互接
続関係を示すブロツク回路図である。尚、打止制
御回路64は総合管理室60でなく各遊技機自体
に取付けることも可能である。
第3図は第1図に示したゲーム装置8の詳細を
示すもので、周壁を有するベース盤81の内部中
央には、スロツトゲームとして機能するから
まで表示可能な数字表示LED82が設けられて
おり、またそのLED82の囲りには、ランプ基
板83に設けられた10個のランプ84のそれぞれ
によつて照明されるからまでの表示部85
が、ルーレツトゲームの機能を有するものとして
配設されている。
第4図は打球入賞装置10の詳細を示すもの
で、横長のベース枠101に前後に傾動自在に軸
着した扉102は、ソレノイド103の作動によ
り扉102の作動片104に係合する連結ロツド
105を介して開閉駆動される。
このゲーム装置8による遊技方法は例えば次の
ようなものである。打球が特定入賞口6に入賞す
るとゲーム開始検出器49で先づこれが検出さ
れ、ゲーム装置8が下記のごとく作動する。即
ち、スロツトゲーム装置としての数字表示LED
82はからまでの数字を順次可変表示し、ル
ーレツトゲーム装置としての表示部85も同様に
からまでの数字を上述スロツトゲーム装置の
数字とは別個独立に順次点滅移動表示する。所定
時間が経過するとその時点の数字のままで変化を
停止するが、遊技者はストツプスイツチ56を押
して表示の変化を任意時に停止させることもでき
る。つまり遊技者は、スロツトゲームのとルー
レツトゲームのを狙いながら、タイミングを見
計らつてストツプスイツチ56を操作することも
できる。狙いどおり・となると「大当り」で
打球入賞装置10が30秒間開放され、スロツトゲ
ームかルーレツトゲームのうちの何れか一方が
となると「中当り」で、打球入賞装置10は10秒
間開放され、どちらのゲームも以外の数字とな
つた場合には「外れ」として5秒間だけ開放され
るものである。
第5図は、特定状態が検出されて音声フレーズ
による放声がなされるまでの動作を示すブロツク
回路図であつて、打止制御回路64、音声合成制
御回路66およびゲーム装置制御回路68の動作
関係が明らかにされている。第5図中点線で示す
部分は「一定数補給方式」において必要となる諸
機能である。
第2図との関連で第5図を説明すれば、第2図
は「タレ流し補給方式」におけるパチンコ遊技機
と総合管理用制御装置62との接続関係を示して
おり、弾球遊技機すなわちパチンコ遊技機1には
音声合成制御回路66とゲーム装置制御回路68
が、また総合管理用制御装置62には各パチンコ
遊技機ごとの打止制御回路64が設けられてい
る。入賞玉とアウト玉を検出する打込玉検出器5
0からの信号と補給装置30の補給玉検出器32
からの信号とは打止制御回路64に入力され、第
5図の差数演算回路90で両信号の差が演算さ
れ、その差と打止数設定部91に設定されている
所定の打止数との比較が比較回路92で行われ、
その差と打止数とが一致した場合に比較回路92
から出力信号が発せられる。第5図のブロツク回
路のさらに詳細な動作を各特定状態ごとに以下説
明する。
先づ、前述した打止め状態について述べると、
現在のパチンコ遊技機では例えば3000個又は5000
個で打止めとなるように総合管理用制御装置62
に設定されていて、打止めになると打止表示ラン
プが点灯し打球供給装置52は強制的に停止され
る。そして適宜係員が場内放送で「打止め」を知
らせているのが実情である。しかしパチンコ遊技
に不慣れな初心者や女性客は、打止め時発射操作
が不能となるので打止め表示ランプの点灯表示が
あるにも拘らず、故障と勘違いして係員を呼んで
しまう不都合が多かつた。また、打止めの場内放
送も、客が満員で店内が騒がしい状態では聞き取
り難いのが実情であつた。
本発明によれば、音声合成LSIを利用して各パ
チンコ遊技機ごとに設けたスピーカから打止めに
なつたことを知らせる音声フレーズを流すように
して、初心者でもその特定状態が容易にかつ確実
に分かるようにして前述の不都合が解消されるも
のである。放声、即ち音声フレーズの内容として
は例えば女性の声で、「ピンポンパン!おめでと
うございます。予定数完了打止めとなりました。
別の台でお遊び下さいませ。」と流せば、遊技者
に爽快感を与えることができると共に、前述した
係員の場内放送の手間を省くことも可能となる。
この放声と共に例えば「蛍の光」の曲を併用すれ
ばなお一層効果的となる。
この打止め状態を音声フレーズで知らせる場合
の動作につき以下述べる。先づ、上タンク34が
空になると玉不足検出器36でそれが検出され、
補給装置30を駆動して随時玉の補充を行う通称
「タレ流し補給方式」の場合には、前述した比較
回路92からの出力信号で打止機構93が作動し
て発射装置14を作動停止せしめると共に、該出
力信号と玉不足検出器36からの信号とがアンド
ゲート94の2つの入力に印加される結果、アン
ドゲート94からの出力がインタフエース95を
介して駆動制御回路96に入力され、音声フレー
ズ合成制御回路に内蔵されている打止め用回路
(LSI)が選択的に作動され、その回路からの出
力信号がアンプ98で増幅された後スピーカ58
から前述したような音声フレーズとして放送され
る。一方、「一定数補給方式」の場合、すなわち
第1図に点線で示される還元機120を設け、打
込玉が還元機の受箱121へ落込み、上タンク3
4の玉が不足するとそれを還元機駆動スイツチ1
22が検知し還元機120を駆動させて玉を上タ
ンク34に還元する循環動作を行うと共に、上タ
ンク34および還元機の受箱121の双方が空に
なると、玉不足検出器36からの玉不足信号に基
づき自動的に一定数例えば500個または400個のパ
チンコ球が補給される「一定数補給方式」の場合
には、第5図の玉不足検出器36からの信号によ
つて点線124で示す経路で駆動制御回路126
が駆動され、該回路はパルス1個を出力する。こ
のパルスによつて補給装置30が駆動されて上タ
ンク34に一定数のパチンコ球が補給されると同
時に前記パルスによつて乗算回路128が駆動さ
れる。この乗算回路128には一回の補給動作で
補給されるパチンコ球数が設定されており、前記
パルス1個が入力されるたびにこの乗算回路12
8は、上記供給パチンコ球数に相当するデータを
点線129で示すように差数演算回路90に出力
する。このようにして、前にも述べたように差数
演算回路90と打止数設定部91の両出力が一致
した場合には比較回路92から出力信号が出て、
前述「タレ流し補給方式」の場合に述べたと同様
にスピーカ58から前述の音声フレーズによる放
声が行われる。
次の特定状態として過大貯留すなわち受皿20
の満杯状態について以下述べる。供給皿18が賞
球で満杯になると、下方の受皿20にオーバーフ
ローする構造となつているが、この受皿20が満
杯になると過大貯留となつて、賞球排出装置にま
で賞球が詰まるという故障が発生する。受皿20
の賞球を抜き取つて満杯状態を解消しない限り遊
技不能状態が続くが、遊技客は故障と勘違いして
係員を呼んでしまう不都合か少なくない。
本発明によれば、かかる受皿の満杯状態を検知
し、それをスピーカを通して音声フレーズにより
遊技客に知らせ、もつて前述の不都合を容易に解
消することができるものである。放声する音声フ
レーズとしては例えば「ピンポンパン!受皿が満
杯になりました。玉箱に移し変えて下さいませ。」
とすることができ、同時に例えば「ドレミの歌」
などのメロデイーを流すことで一層効果を上げる
ことができよう。
第5図において、過大貯留検出器46から信号
が発せられると、その信号はインタフエース95
を介して前述した通り駆動制御回路96に入力さ
れ、音声フレーズ合成制御回路97の過大貯留用
回路(LSI)が選択的に作動され、その回路から
の出力信号が増幅された後スピーカ58から前述
したような音声フレーズとして放声される。
次の特定状態として玉の要補給状態について説
明する。上タンク34が空となつて発生する「完
了」時、玉が補給される間は「完了」という状態
で打球供給装置52がその機能を停止し、僅かの
時間(例えば30秒程度)ながら発射不能となり、
前記の打止表示ランプが点灯されて遊技者に知ら
せるようになつてはいるが、遊技者にとつては
「打止め」との区別が判断し難く、またパチンコ
遊技機の故障と間違つて係員を呼んでしまうこと
が少なくなかつた。また、補給設備が完全自動化
されていなく、「完了」のパチンコ台が発生する
と総合管理室の台番号表示盤を点灯させて補給を
促すという手動式の補給システムを採用している
遊技店では、係員が総合管理室に必ず居るとは限
らず玉の補給が迅速に行われない場合も少なくな
く、それによつて遊技者に焦燥感を与える不都合
があつた。
本発明によれば、このような特定状態の場合に
は、放声として例えば「ピンポンパン!玉を500
個補給しますので少しお待ちくださいませ。」と
いう音声フレーズを流して前述不都合が解消され
るものである。
第5図において、玉不足検出器36からの信号
はアンドゲート99の一方の入力に印加される
が、完了時は前述した打止めの場合と相違して比
較回路92は出力信号を出さないので、点線13
0で示す接続線に接続されたアンドゲート99の
反転入力側には高レベルの信号が印加されること
になる。従つてアンドゲート99からの出力はイ
ンタフエース95を介して駆動制御回路96に入
力され、そして音声フレーズ合成制御回路97の
完了用回路(LSI)が選択的に駆動され、その回
路からの信号によつてスピーカ58からは前述の
ような音声フレーズが放声されるものである。
尚、前述「タレ流し補給方式」ではこの「完了」
状態は発生しない。
次の特定状態としてゲーム装置の場合につき説
明する。ゲーム装置によるゲーム方法については
すでに述べたが、パチンコ遊技機のゲーム装置は
年々複雑化かつ多様化する傾向にあり、初心者や
年輩者にとつては遊技方法が判り難くなじみ難い
という批判がある。そのため、遊技機の前面ガラ
スなどに遊技方法を説明したカードを挿入設置し
ている遊技店もあるが、カードの文字は小さいの
で読み難く煩しいものであつた。
本発明によれば、ゲーム装置のゲーム方法の簡
単な説明や、ゲームによる入賞結果等を音声フレ
ーズで放声することにより前述した不都合が解消
されるものである。すなわち、打球が特定入賞口
6に入賞した場合、例えば「・を狙つてスト
ツプスイツチを押して下さい。」または「頑張つ
て!頑張つて!」などの音声フレーズを放声する
ことができる。第5図のゲーム開始検出器49の
出力を実線132で示すようにインタフエース9
5に導くことにより、前に述べたように駆動制御
回路96および音声フレーズ合成制御回路97を
作動させ、上述したような音声フレーズをスピー
カ58から流すことができる。
さらに、前述した大当りとなつた場合には例え
ば「大当り!扉が30秒間開きます。」、中当りや外
れではそれぞれ「中当り!扉が10秒間開きます。」
「外れ!扉が5秒間開きます。」との音声フレーズ
を流すことが可能である。大当りと中当りは確率
的にその発生率が低いので、この時だけ音声フレ
ーズを発生させるようにすれば騒がしくもなく、
ゲーム方法に不慣れな遊技者にとつて安心してゲ
ームを楽しむことが可能となる。
第5図において、ゲーム開始検出器49からの
出力信号によつてゲーム駆動制御回路134は起
動され、所定の時間例えば30秒経過すると自動的
に作動を停止するが、遊技者の操作するストツプ
スイツチ56によつても任意の時点でその作動を
停止させることができる。ストツプスイツチ56
からの信号を受けると、ゲーム駆動制御回路13
4はルーレツトランプ85および数字表示LED
82の表示をその時点で固定すると共に、その表
示状態がどのような内容であつたか、つまり例え
ば・の大当りか、・などの中当りか、ま
たは・などの外れかの判定が表示状態判定回
路136によつて行われ、その判定回路136の
出力はインタフエース95を介して駆動制御回路
96に入力され、前述したと同様に音声フレーズ
合成制御回路97の選択的作動により、上記判定
回路136の出力に対応した音声フレーズがスピ
ーカ58から放声される。一方、表示状態判定回
路136からの出力は駆動回路138に入力され
て打球入賞装置10を駆動するので、打球入賞装
置10の扉102(第4図参照)が前述したよう
にゲーム結果(大当り、中当り、外れ)に対応し
た所定時間だけ開放されることになる。
第5図のブロツク回路図において、音声発生を
随時遮断するための、音声信号抑止手段としての
音声電源スイツチ140をインタフエース95に
接続しておけば、パチンコ遊技機の保守点検およ
び修理の際、又は閉店後の玉抜き作業時等には、
その必要に応じて音声信号を強制的に抑止せしめ
ることが可能となる。
第1図においてスピーカ58は弾球遊技機に取
付けられたが、音声合成制御手段と共に「島」の
一部に各パチンコ台ごとに設けることも可能であ
る。そうすれば、新台交換に際してスピーカ等は
「島」設備に残し得ることとなつて経済的に有利
となる。
なお、前述した音声電源スイツチ140は、
個々のパチンコ遊技機の保守点検及び修理等の際
に便利なよう各パチンコ遊技機ごとに設けること
に加えて、閉店後の玉抜き作業時等の一斉作動時
に便利なように総合管理室にも設けておくことが
好ましい。さらに、音声信号抑止手段も音声電源
スイツチ140に限定されることなく、適宜な手
段を採用できる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明は弾球遊技機の遊技
に於ける所定の特定状態が発生した場合、その状
態の音声フレーズをスピーカより遊技者に対して
直接的且つ迅速に放声させてその状態を報知せし
めることができるので、従来のような不安感や不
信感がなくなり弾球遊技について不慣れな遊技
者、特に初心者や女性でも安心して遊技を楽しむ
ことができると共に、故障と勘違いして呼び寄せ
た係員とのトラブルも解消でき、更には係員にと
つても無意味に呼びつけられることがなくなり係
員の労苦を軽減させることができる。
さらにまた、速やかに音声フレーズの放声によ
つて与えられる爽快感により、より一層臨場感が
高められて遊技を楽しくさせる効果を期待できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すパチンコ遊技
機の正面図、第2図は上記実施例における各種検
出器等と総合管理用制御装置との相互接続関係を
示すブロツク回路図、第3図および第4図は上記
実施例におけるゲーム装置および打球入賞装置の
詳細をそれぞれ示す斜視図、そして第5図は上記
実施例の回路構成を示すブロツク回路図である。 図において、1……弾球遊技機、8……ゲーム
装置、10……打球入賞装置、32……補給玉検
出器、36……玉不足検出器、46……過大貯留
検出器、50……打込玉検出器、58……スピー
カ、60……総合管理室、64……打止制御回
路、66……音声合成制御回路、96……駆動制
御回路、97……音声フレーズ合成制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 弾球遊技機に於ける遊技過程で発生する所定
    複数種類の特定状態を各々検出する複数個の特定
    状態検出手段と、 前記各特定状態に応じた複数種類の音声フレー
    ズを記憶し、指令に基づき音声フレーズ信号を出
    力する音声フレーズ合成制御手段と、 前記各特定状態検出手段の出力に応じて、前記
    音声フレーズ合成制御手段が記憶する複数種類の
    前記音声フレーズの中から一つを選択的に有効化
    する駆動制御手段と、 前記弾球遊技機毎に設けられ且つ前記音声フレ
    ーズ合成制御手段が出力する信号に基づき前記音
    声フレーズを放声するスピーカと、 を具備することを特徴とする弾球遊技機。 2 特許請求の範囲第1項記載の弾球遊技機にお
    いて、前記特定状態検出手段が賞球導出路途中に
    位置し受皿に連通するオーバーフロー樋下部に設
    けられた過大貯留検出器であり、かつ前記音声フ
    レーズ合成制御手段が「受皿の満杯」状態を報知
    する音声フレーズを記憶・出力することを特徴と
    する弾球遊技機。 3 特許請求の範囲第1項記載の弾球遊技機にお
    いて、前記特定状態検出手段が上タンクと連設す
    る導出シユート底部に設けられた玉の有無を検出
    する玉不足検出器であり、かつ前記音声フレーズ
    合成制御手段が「玉の補給」状態を報知する音声
    フレーズを記憶・出力することを特徴とする弾球
    遊技機。 4 特許請求の範囲第1項記載の弾球遊技機にお
    いて、前記特定状態検出手段が弾球遊技機又は総
    合管理室に設けられ、遊技者が獲得し得る賞球が
    所定の数に達したことを検出する打止制御回路で
    あり、かつ前記音声フレーズ合成制御手段が「打
    止め」状態を報知する音声フレーズを記憶・出力
    することを特徴とする弾球遊技機。 5 特許請求の範囲第1項記載の弾球遊技機にお
    いて、前記特定状態検出手段が遊技盤に設けられ
    たゲーム装置に関連し、特定入賞口に対して設け
    られたゲーム開始検出器および前記ゲーム装置に
    おけるゲーム結果を判別するゲーム装置制御回路
    を含み、かつ前記音声フレーズ合成制御手段が
    「ゲーム方法」又は「ゲーム結果」を報知する音
    声フレーズを記憶・出力することを特徴とする弾
    球遊技機。
JP56181741A 1981-11-14 1981-11-14 弾球遊技機 Granted JPS5883976A (ja)

Priority Applications (1)

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JP56181741A JPS5883976A (ja) 1981-11-14 1981-11-14 弾球遊技機

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JP56181741A JPS5883976A (ja) 1981-11-14 1981-11-14 弾球遊技機

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Publication Number Publication Date
JPS5883976A JPS5883976A (ja) 1983-05-19
JPH0352317B2 true JPH0352317B2 (ja) 1991-08-09

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ID=16106069

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JP56181741A Granted JPS5883976A (ja) 1981-11-14 1981-11-14 弾球遊技機

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