JPH03522Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH03522Y2 JPH03522Y2 JP1986042737U JP4273786U JPH03522Y2 JP H03522 Y2 JPH03522 Y2 JP H03522Y2 JP 1986042737 U JP1986042737 U JP 1986042737U JP 4273786 U JP4273786 U JP 4273786U JP H03522 Y2 JPH03522 Y2 JP H03522Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- spiral spring
- side plate
- wall portion
- drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02N—STARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02N3/00—Other muscle-operated starting apparatus
- F02N3/02—Other muscle-operated starting apparatus having pull-cords
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Springs (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は作業機械や船外機の動力源としての内
燃機関等に用いられるリコイル装置に関する。
燃機関等に用いられるリコイル装置に関する。
従来の技術
従来のリコイル装置は、第3図に示したように
一側部が開いているケーシング1内に渦巻ばね2
を配置し、渦巻ばね2の一端をケーシング1に係
止し、渦巻ばね2の両側部を側板4,5で押えて
ケーシング1との間に渦巻ばね2を浮出し不能に
保持し、ケーシング1の中央ボス部6にドラム7
を回転可能に装着してドラム7を側板5の外側に
配置させると共に渦巻ばね2の他端をドラム7に
係止し、ケーシング1の中央ボス部6に螺着する
ねじ8及び座金9によつてドラム7をケーシング
1の中央ボス部6から軸線方向外方へ離脱不能に
保持し、ドラム7の周方向外方に開いた深い周溝
10内にロープ11が渦巻状に巻込まれており、
ロープ11の内方端をドラム7に固定し、ドラム
7の環状ボス部12に設けた係合部13を内燃機
関のクランク軸等に係脱自在に連結して構成され
ている。
一側部が開いているケーシング1内に渦巻ばね2
を配置し、渦巻ばね2の一端をケーシング1に係
止し、渦巻ばね2の両側部を側板4,5で押えて
ケーシング1との間に渦巻ばね2を浮出し不能に
保持し、ケーシング1の中央ボス部6にドラム7
を回転可能に装着してドラム7を側板5の外側に
配置させると共に渦巻ばね2の他端をドラム7に
係止し、ケーシング1の中央ボス部6に螺着する
ねじ8及び座金9によつてドラム7をケーシング
1の中央ボス部6から軸線方向外方へ離脱不能に
保持し、ドラム7の周方向外方に開いた深い周溝
10内にロープ11が渦巻状に巻込まれており、
ロープ11の内方端をドラム7に固定し、ドラム
7の環状ボス部12に設けた係合部13を内燃機
関のクランク軸等に係脱自在に連結して構成され
ている。
考案が解決しようとする問題点
前記した従来のリコイル装置では、リコイルロ
ープの摩耗や切断の際ドラム7をケーシング1か
ら取外すと、渦巻ばね2のドラム7との係止端が
軸線方向外方へ浮出して来て渦巻ばね2がその弾
性力によつて瞬時にして巻き解けてしまい、リコ
イル装置の組立及び分解に困難をきたし、また渦
巻ばね2の端部を係止するケーシング1の係止部
が摩耗し、このため装置の寿命が短いなどの欠点
がある。
ープの摩耗や切断の際ドラム7をケーシング1か
ら取外すと、渦巻ばね2のドラム7との係止端が
軸線方向外方へ浮出して来て渦巻ばね2がその弾
性力によつて瞬時にして巻き解けてしまい、リコ
イル装置の組立及び分解に困難をきたし、また渦
巻ばね2の端部を係止するケーシング1の係止部
が摩耗し、このため装置の寿命が短いなどの欠点
がある。
本考案は前記したような従来のリコイル装置の
欠点を取除くと共に構造が簡単でありかつ製作が
容易であるリコイル装置を提供することを目的と
する。
欠点を取除くと共に構造が簡単でありかつ製作が
容易であるリコイル装置を提供することを目的と
する。
問題点を解決するための手段
本考案によれば、リコイル装置は、周壁部と、
ドラム取付ボス部及び係止用突起を一体に内側に
向け形成した底壁部を有する椀状のケーシング
と、該ケーシングの底壁部の内側と向い合せに配
設され該底壁部の係止用突起に嵌合する係止孔を
形成した環状突起と周辺に壁部を一体に有し、中
央部にボス部挿通孔とを設けた側板と、該側板の
環状突起に一端を係止し壁部内に巻回保持した渦
巻ばねとを有する構成を特徴とする。
ドラム取付ボス部及び係止用突起を一体に内側に
向け形成した底壁部を有する椀状のケーシング
と、該ケーシングの底壁部の内側と向い合せに配
設され該底壁部の係止用突起に嵌合する係止孔を
形成した環状突起と周辺に壁部を一体に有し、中
央部にボス部挿通孔とを設けた側板と、該側板の
環状突起に一端を係止し壁部内に巻回保持した渦
巻ばねとを有する構成を特徴とする。
作 用
前記した本考案の構成により、渦巻ばねは側板
に取付けてから側板と共にケーシング内に装着す
ることができ、またドラムをケーシングから取外
しても側板はケーシングに嵌合したままで残り、
渦巻ばねを側板内に確実に保持して渦巻きばねの
浮出しを防止し、更に渦巻ばね収納部への塵埃の
侵入を効果的に防止することができる。
に取付けてから側板と共にケーシング内に装着す
ることができ、またドラムをケーシングから取外
しても側板はケーシングに嵌合したままで残り、
渦巻ばねを側板内に確実に保持して渦巻きばねの
浮出しを防止し、更に渦巻ばね収納部への塵埃の
侵入を効果的に防止することができる。
実施例
本考案の構成を図面の実施例に基づいて説明す
る。
る。
本考案によるリコイル装置の一実施例が第1図
及び第2図に示されており、このリコイル装置は
一側部が開いている椀状のケーシング20を有
し、ケーシング20の底壁部39の中央部にはド
ラム取付ボス部21と、ケーシング20の周壁部
22の近くに配設された係止用突起23とをケー
シング内側に向け一体に形成している。ケーシン
グ20内に側板24が底壁部39と向い合せに配
置されている。側板24はその周辺部の全部又は
一部に一体に形成されたばね保持用の壁部25を
有し、ケーシング20の周壁部22の内側に嵌合
してケーシング20内に配置されている。更に、
側板24には係止孔40を形成した環状突起26
を一体に形成しており、この環状突起26の係止
孔40内にケーシング20の係止用突起23が嵌
合して位置決めされている。
及び第2図に示されており、このリコイル装置は
一側部が開いている椀状のケーシング20を有
し、ケーシング20の底壁部39の中央部にはド
ラム取付ボス部21と、ケーシング20の周壁部
22の近くに配設された係止用突起23とをケー
シング内側に向け一体に形成している。ケーシン
グ20内に側板24が底壁部39と向い合せに配
置されている。側板24はその周辺部の全部又は
一部に一体に形成されたばね保持用の壁部25を
有し、ケーシング20の周壁部22の内側に嵌合
してケーシング20内に配置されている。更に、
側板24には係止孔40を形成した環状突起26
を一体に形成しており、この環状突起26の係止
孔40内にケーシング20の係止用突起23が嵌
合して位置決めされている。
リコイル用渦巻ばね27はその一端を前記側板
24の環状突起26の外周に嵌合・係止して側板
24の周辺に設けた壁部25内に渦巻状に巻回さ
れて配置されており、渦巻ばね27の他端は側板
24の中央部に設けたボス部挿通孔35に挿通さ
れたリコイルロープドラム29のボス部30の先
端部31に係止されている。
24の環状突起26の外周に嵌合・係止して側板
24の周辺に設けた壁部25内に渦巻状に巻回さ
れて配置されており、渦巻ばね27の他端は側板
24の中央部に設けたボス部挿通孔35に挿通さ
れたリコイルロープドラム29のボス部30の先
端部31に係止されている。
ドラム29はボス部30に形成された中心孔3
2をケーシング20のドラム取付ボス部21に嵌
合することによつてケーシング20に対して回転
可能に支持され、ケーシング20のドラム取付ボ
ス部21の先端に螺着するねじ33及び座金34
によつて軸線方向外方へ離脱下能に保持されてい
る。ドラム29のボス部30の先端部31が側板
24のボス部挿通孔35にわずかな隙間をもつて
貫通している。ドラム29は周方向外方に開いた
深い周溝36を形成しており、この周溝36内に
リコイルロープ37が渦巻状に巻回されており、
ロープ37の内方端がドラム29に固定されてい
る。更に、ドラム29はその外側面に係止爪38
を一体に形成しており、この係止爪38は内燃機
関のクランク軸等に係脱自在に連結されている。
2をケーシング20のドラム取付ボス部21に嵌
合することによつてケーシング20に対して回転
可能に支持され、ケーシング20のドラム取付ボ
ス部21の先端に螺着するねじ33及び座金34
によつて軸線方向外方へ離脱下能に保持されてい
る。ドラム29のボス部30の先端部31が側板
24のボス部挿通孔35にわずかな隙間をもつて
貫通している。ドラム29は周方向外方に開いた
深い周溝36を形成しており、この周溝36内に
リコイルロープ37が渦巻状に巻回されており、
ロープ37の内方端がドラム29に固定されてい
る。更に、ドラム29はその外側面に係止爪38
を一体に形成しており、この係止爪38は内燃機
関のクランク軸等に係脱自在に連結されている。
考案の効果
以上説明した本考案の構成により、本考案は渦
巻ばねを側板の環状突起に一端を係止し、側板の
周辺に設けた壁部内に渦巻状に巻回収納し、従来
の渦巻きばねと押え板をすべて一体にユニツト化
したので装置の組立及び分解が容易であり、また
側板がケーシングに嵌合されているので分解時に
渦巻ばねの浮出しを生じることがなく、装置の保
守及び点検が容易であり、また防塵効果が高く、
円滑な作動を長期にわたつて維持することがで
き、かつ部品数を減らして構造を簡単化しかつ安
価な製作を可能にするなどの効果を奏する。
巻ばねを側板の環状突起に一端を係止し、側板の
周辺に設けた壁部内に渦巻状に巻回収納し、従来
の渦巻きばねと押え板をすべて一体にユニツト化
したので装置の組立及び分解が容易であり、また
側板がケーシングに嵌合されているので分解時に
渦巻ばねの浮出しを生じることがなく、装置の保
守及び点検が容易であり、また防塵効果が高く、
円滑な作動を長期にわたつて維持することがで
き、かつ部品数を減らして構造を簡単化しかつ安
価な製作を可能にするなどの効果を奏する。
第1図は本考案によるリコイル装置の一実施例
の破断側面図であり、第2図は第1図の−部
矢視断面図であり、第3図は従来のリコイル装置
の側面断面図である。 20……ケーシング、21……ドラム取付ボス
部、22……周壁部、23……係止用突起、24
……側板、25……壁部、26……環状突起、2
7……渦巻ばね、29……ドラム、35……ボス
部挿通孔、39……底壁部、40……係止孔。
の破断側面図であり、第2図は第1図の−部
矢視断面図であり、第3図は従来のリコイル装置
の側面断面図である。 20……ケーシング、21……ドラム取付ボス
部、22……周壁部、23……係止用突起、24
……側板、25……壁部、26……環状突起、2
7……渦巻ばね、29……ドラム、35……ボス
部挿通孔、39……底壁部、40……係止孔。
Claims (1)
- 周壁部と、ドラム取付ボス部及び係止用突起を
一体に内側に向け形成した底壁部を有する椀状の
ケーシングと、該ケーシングの前記底壁部の内側
と向い合せに配設され該底壁部の前記係止用突起
に嵌合する係止孔を形成した環状突起と周辺に壁
部を一体に有し、中央部にボス部挿通孔を設けた
側板と、該側板の前記環状突起に一端を係止し前
記壁部内に巻回保持した渦巻ばねとを有すること
を特徴とするリコイル装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986042737U JPH03522Y2 (ja) | 1986-03-24 | 1986-03-24 | |
US07/025,726 US4732121A (en) | 1986-03-24 | 1987-03-13 | Recoil starter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986042737U JPH03522Y2 (ja) | 1986-03-24 | 1986-03-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62154273U JPS62154273U (ja) | 1987-09-30 |
JPH03522Y2 true JPH03522Y2 (ja) | 1991-01-10 |
Family
ID=12644342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986042737U Expired JPH03522Y2 (ja) | 1986-03-24 | 1986-03-24 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4732121A (ja) |
JP (1) | JPH03522Y2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2501583B2 (ja) * | 1987-06-05 | 1996-05-29 | 株式会社共立 | リコイル装置 |
US5329896A (en) * | 1993-01-06 | 1994-07-19 | Ryobi Outdoor Products, Inc. | Replaceable recoil starter |
US6253722B1 (en) | 1998-11-06 | 2001-07-03 | Alliedsignal Inc. | Starting apparatus for internal combustion engines |
US6536396B1 (en) | 1999-06-09 | 2003-03-25 | Honeywell International Inc. | Starting device for internal combustion engines |
US6792908B1 (en) | 2003-06-25 | 2004-09-21 | Starting Industrial Co., Ltd. | Recoil assembly for a pull starter |
US8061759B2 (en) * | 2008-08-13 | 2011-11-22 | Aero Industries, Inc. | Actuation mechanism for a tarping system |
DE202008015755U1 (de) * | 2008-11-27 | 2010-04-15 | Dolmar Gmbh | Startervorrichtung |
JP7495055B2 (ja) * | 2020-06-29 | 2024-06-04 | スターテング工業株式会社 | エンジンの始動装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3782355A (en) * | 1971-07-29 | 1974-01-01 | Eaton Stamping Co | Recoil starter |
US4261437A (en) * | 1978-11-06 | 1981-04-14 | Barnes Group Inc. | Spring operated pull cord re-wind mechanism for engine starters |
US4480605A (en) * | 1983-05-09 | 1984-11-06 | Brunswick Corporation | Recoil starter |
-
1986
- 1986-03-24 JP JP1986042737U patent/JPH03522Y2/ja not_active Expired
-
1987
- 1987-03-13 US US07/025,726 patent/US4732121A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62154273U (ja) | 1987-09-30 |
US4732121A (en) | 1988-03-22 |
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