JPH0352266Y2 - - Google Patents

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JPH0352266Y2
JPH0352266Y2 JP15260885U JP15260885U JPH0352266Y2 JP H0352266 Y2 JPH0352266 Y2 JP H0352266Y2 JP 15260885 U JP15260885 U JP 15260885U JP 15260885 U JP15260885 U JP 15260885U JP H0352266 Y2 JPH0352266 Y2 JP H0352266Y2
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JP
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hole
pin
bracket
hydraulic cylinder
pin hole
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は油圧シヨベルの上部旋回体の旋回半
径縮小装置に関する。
従来の技術 第6図は、従来技術旋回縮小装置をそなえた油
圧シヨベルの側面図である。第7図は、第6図の
D−D断面図である。図において、1′は従来技
術旋回縮小装置の旋回縮小アダプタ、4′は油圧
シヨベル用上部旋回体のメインフレーム前部に設
けられているブラケツト、6′,6′,7′はそれ
ぞれピンである。第8図は、第7図のEより見た
旋回縮小アダプタ1′の側面図である。図におい
て、a′,a′,d′はそれぞれピン穴であるが、ピン
穴a′とピン穴d′の直径寸法は同径である。なお仮
想線で示されている5は、ブーム(第6図に示す
符号イ)を上下方向に回動作動させる油圧シリン
ダである。
次に、従来技術旋回縮小装置の構成および機能
を第6図〜第8図について述べる。油圧シヨベル
の従来技術旋回縮小装置では、上部旋回体用メイ
ンフレームの前部にブラケツト4′を設け、その
ブラケツト4′には前後に2個所のピン穴を設け
ている。それで油圧シリンダを標準仕様で使用す
るときには、上記2個所のピン穴のうち1個所の
ピン穴に油圧シリンダ5の下端部をピン7′で取
付けている。また旋回縮小仕様で使用するときに
は、第7図、第8図に示すように3個のピン穴
a′,a′,d′を有する旋回縮小アダプタ1′をその
2個の穴a′,a′と上記ブラケツト4′の2個の穴
とを合わせて、6′,6′を挿通することにより固
定し、残りのピン穴d′に油圧シリンダ5の下端部
をピン7′により取付けている。
この考案が解決しようとする課題 旋回縮小装置は従来の方式のものでは、これを
旋回体のブラケツトに固定する方法として、2本
のピンを使用するので、ピンを挿通するときの穴
の位置合わせが難しく標準仕様、旋回縮小仕様へ
の変更作業に手間がかかつていた。
更に構造的には、旋回縮小仕様のときブーム作
動用油圧シリンダの下端部は前方に位置するので
当然ブラケツトに大きな曲げ力が働くが、このブ
ラケツトには2個のピン穴を設けてあるので強度
上外形を大きくしたり、補強部材を旋すなど複雑
な構造となる上に旋回縮小仕様用の部品点数も多
くなる。また標準仕様の油圧シヨベルを旋回縮小
能力のある仕様に改善するには精密な穴明け加工
を必要とするため、一定の機械加工設備のある場
所以外では困難であつた。
この考案は上記の課題を解決し、油圧シヨベル
の標準機に容易に装備でき、かつ標準仕様−旋回
縮小仕様の変更が容易にできる旋回縮小装置を提
供することを目的とす。
課題を解決するための手段 イ 標準油圧シヨベルのブームを作動させる油圧
シリンダの下端部を軸支するピン穴を有する上
部旋回体のブラケツトの奥部に、テーパ穴付き
ブロツクを溶着し、 ロ 一端は上記テーパ穴付きブロツクのテーパ穴
と同一テーパの円形断面の突起部と、他端には
上記油圧シリンダの下端部を軸支するピン穴
と、また、中間部には上記テーパ穴付きブロツ
クのテーパ穴に突起部を接合させたときに上部
旋回体のブラケツトに設けられたピン穴と一致
する同径のピン穴とを設けた旋回縮小アダプタ
により、旋回縮小装置を構成した。
作 用 イ 上部旋回体のブーム用油圧シリンダ下端部を
取付けるブラケツトの奥部に溶着したテーパ穴
付ブロツクのテーパ穴に、旋回縮小アダプタの
突起部を接合し、かつ上記ブラケツトのピン穴
と旋回縮小アダプタのピン穴に対し1本のピン
を嵌挿することにより、旋回縮小アダプタを上
部旋回体前部に固定することができる。
ロ 上記イ項の状態に固定した旋回縮小アダプタ
の油圧シリンダ取付用ピン穴の部分に、ブーム
用油圧シリンダ下端部を枢着する。この場合
に、油圧シリンダ取付用ピン穴は標準仕様の油
圧シリンダ下端部取付ピン穴の位置よりも斜め
上方に位置するので、油圧シリンダを最も伸長
させたときに、ブーム角度(θ)は標準仕様に
比し大きくなり、従つて最小旋回半径(G)は
小さくなる。
実施例 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。第1図は、この考案にかかる旋回縮
小装置を装備した油圧シヨベルの側面図、図にお
いて、4は上部旋回体用メインフレームの前部に
設けられているブラケツト、5はブーム用油圧シ
リンダ、θはブーム角度、Gは最小旋回半径であ
る。第2図は、第1図のA−Aより見た一部断面
図である。図において、1はこの考案の旋回縮小
装置の旋回縮小アダプタ、aは旋回縮小アダプタ
1の中間部に穿設されたピン穴、cは旋回縮小ア
ダプタ1の後部に形成された円形断面を有するテ
ーパ付突起部、Pは旋回縮小アダプタ1の前端部
に穿設された油圧シリンダ5下端部を枢着するた
めのピン穴、2は標準仕様油圧シヨベルの油圧シ
リンダ5取付用ブラケツト4のピン穴、3はブラ
ケツト4の二又奥部に溶着したテーパ穴付ブロツ
クである。第3図は、第2図のB−Bより見た断
面図である。第4図は、旋回縮小アダプタ1の側
面図である。第5図は、第4図のCより見た図で
ある。
なお旋回縮小アダプタ1後部に形成した突起部
cのテーパ部は、テーパ穴付ブロツク3のテーパ
穴と同一テーパ形状であるので、互いに嵌合い接
合させることができる。
次に、この考案にかかる旋回縮小装置の構成を
第1図〜第5図について述べる。上部旋回体のブ
ラケツト4の奥部に、テーパ穴付ブロツク3を溶
着した。また、一端は上記テーパ穴付ブロツク3
のテーパ穴と同一テーパの円形断面の突起部c
と、他端にはブーム用油圧シリンダ5の下端部を
軸支するピン穴dと、また、中間部にはテーパ穴
付ブロツク3のテーパ穴に上記突起部cを接合さ
せたときに上部旋回体のブラケツト4に設けられ
たピン穴2と一致する同径のピン穴aを設けた旋
回縮小アダプタ1により、旋回縮小装置を構成し
た。
次に油圧シヨベル使用に当たつて標準仕様、旋
回縮小仕様に切替えるときに手順について説明す
る。先ず標準仕様から、旋回縮小仕様にするとき
は、油圧シリンダ5の下端部取付のピン6を一旦
引抜き、旋回縮小アダプタ1の突起部cをテーパ
穴付ブロツク3のテーパ穴に挿入し、ピン穴aと
ブラケツト4のピン穴2とを合わせて再びピン6
を挿通する。次にブーム作動用油圧シリンダ5の
下端部を旋回縮小アダプタ1の穴dに合わせピン
7で軸着する。また、標準仕様に戻す場合はピン
6,7を引抜き、旋回縮小アダプタ1を取外し油
圧シリンダ5の下端部穴を、上部旋回体ブラケツ
ト4のピン穴2に合わせ、ピン7を挿入する。
考案の効果 本考案では旋回縮小装置のテーパ付き円形断面
の突起部を上部旋回体ブラケツト側に溶着された
テーパ穴付きブロツクのテーパ穴に挿入し1本の
ピンで固定するだけの作業で、旋回縮小装置の脱
着が可能であり、その作業時間は僅少であると共
に、標準仕様の上部旋回体ブラケツトは通常のま
まにしておいて、テーパ穴付ブロツクを溶着する
のみで旋回縮小仕様に変更することができ、従来
方式のようにピン穴を追加工したり、ブラケツト
を補強したりする必要がなく標準機を現場で容易
に改造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる旋回縮小装置を装備
した油圧シヨベルの側面図、第2図は第1図のA
−Aより見た一部断面図、第3図は第2図のB−
Bより見た断面図、第4図はこの考案の旋回縮小
アダプタの側面図、第5図は第4図のCより見た
図、第6図は従来技術旋回縮小装置をそなえた油
圧シヨベルの側面図、第7図は第6図のD−D断
面図、第8図は第7図のEより見た側面図であ
る。 1,1′……旋回縮小アダプタ、2,a,a′,
d,d′……ピン穴、3……テーパ穴付ブロツク、
4′,4……ブラケツト、5……油圧シリンダ、
6,6′,7,7′……ピン、c……突起部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 標準油圧シヨベルのブームを作動させる油圧シ
    リンダの下端部を軸支するピン穴を有する上部旋
    回体のブラケツトの奥部にテーパ穴付きブロツク
    を溶着し、一端は上記テーパ穴付きブロツクのテ
    ーパ穴と同一テーパの円形断面の突起部と、他端
    には上記油圧シリンダの下端部を軸支するピン穴
    と、また、中間部には上記テーパ穴付きブロツク
    のテーパ穴に突起部を接合させたときに上部旋回
    体のブラケツトに設けられたピン穴と一致する同
    径のピン穴とを設けた旋回縮小アダプタからなる
    油圧シヨベルの旋回縮小装置。
JP15260885U 1985-10-04 1985-10-04 Expired JPH0352266Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15260885U JPH0352266Y2 (ja) 1985-10-04 1985-10-04

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JP15260885U JPH0352266Y2 (ja) 1985-10-04 1985-10-04

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Publication Number Publication Date
JPS6272354U JPS6272354U (ja) 1987-05-09
JPH0352266Y2 true JPH0352266Y2 (ja) 1991-11-12

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