JPH0352118Y2 - - Google Patents

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JPH0352118Y2
JPH0352118Y2 JP4542086U JP4542086U JPH0352118Y2 JP H0352118 Y2 JPH0352118 Y2 JP H0352118Y2 JP 4542086 U JP4542086 U JP 4542086U JP 4542086 U JP4542086 U JP 4542086U JP H0352118 Y2 JPH0352118 Y2 JP H0352118Y2
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JP
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injection hole
injection
insect trap
hole
insect
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Description

【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本考案は、フロン系捕虫有効成分を容器から一
本の線状に集束した射出流として噴射せしめ、捕
虫対象の害虫、例えばゴキブリに附着させること
により、該害虫を仮死状態にせしめ捕虫する捕虫
装置に関する。 〔従来の技術〕 従来、蚊やハエ、ゴキブリ等の害虫に対して
は、エアゾール容器から殺虫剤を噴霧して殺す方
法が一般的に採用されている。しかし、これらの
方法に対してフロン系ガス等の捕虫有効成分を噴
射するのではなく一本の線状に集束した射出流と
して捕虫対象の害虫、例えばゴキブリに噴射し附
着させることにより、ゴキブリを一時的に仮死状
態にせしめ、それを各種器具で採虫したり、また
は紙等にくるんで放棄する等の方法が新たな処置
法として知見された。 〔考案が解決しようとする問題点〕 しかし、一本の線状に集束した射出流を作るに
は単に従来のエアゾール容器のうよに、噴霧孔か
ら噴霧せしめただけでは、捕虫剤を一本の線状に
集束した射出流として噴霧せしめるだけでは、困
難である。本考案は捕虫剤を一本の線状に集束し
た射出流として噴射せしめるだけでは、困難であ
る。本考案は捕虫剤を一本の線状に集束した射出
流として噴射せしめる装置を提供せんとするもの
である。 〔問題点を解決するための手段〕 前記本考案の目的を達成するために、 捕虫剤容器本体と、 前記容器本体に内蔵させるフロン系捕虫有効成
分と噴射剤からなる捕虫剤と、 噴口と基端部との間に少なくとも一つの屈曲部
を介して前方位置に直線状の前方噴射孔を配し、
後方位置に後方噴射孔を配して噴射部を作成する
とともにステムを介して噴射部を捕虫剤供給管に
連通連結してなる捕虫剤射出装置と、 よりなる捕虫装置を提供せんとするものである。 〔作用〕 本考案に係る捕虫装置は前記内容を要旨とする
ところから、その使用時には噴射孔がその内部
に、少なくとも一つの屈曲部を有してなることか
ら、容器内部から供給された捕虫剤が従来のエア
ゾール容器と同様に、噴霧せずに一本の線状に集
束した射出流として噴射させることを可能とした
ものである。 〔実施例〕 本考案の詳細を更に図示した実施例にもとづき
説明する。 第1図は本考案に係る捕虫装置の要部を示す説
明図であり、図中1が容器本体、2がその内部に
入れられている捕虫剤であり、3がその頭部に設
けた捕虫剤射出装置である。この装置の容器本体
1は従来の殺虫剤等におけるエアゾール容器と基
本的な構造は大差ない。即ち、図中の容器本体1
は従来のエアゾール容器と同様な容器が用いら
れ、その頭部には、射出装置3が捕虫剤供給管4
につながれたハウジング5に上下移動可能に内装
されてなるステム6を基端に連通連結し、ステム
6上方には第2図以下に示す如き噴射部7が設け
られている。該噴射部7には、該噴射部7を下方
へ、即ちステム6をハウジング5の中に押動せし
めるための押圧部8を上面に構成すると同時に、
その内部の噴射孔9は容器内の捕虫剤2を外部へ
射出流として噴射させる構成をとる。第2図以下
がこの噴射部7を示すための要部拡大断面図であ
り、図中9が噴射孔であつて、10がこの噴射孔
9の中間に設けた屈曲部で、少なくとも1つの屈
曲部10が設けられている。該屈曲部10の前方
側には前方噴射孔9′が設けられ、後方には後方
噴射孔9″が設けられている。後方噴射孔9″の基
端はステム6上端に外嵌して容器内部と連通しう
るような構成をとつている。これらの基本的構成
は、従来のエアゾール容器におけるアクチユエー
ター部分と同様な構造であり、ただ本考案におい
ては、その噴射孔9において一本の直線状噴射孔
9を用いるのではなく、その中間に屈曲部10を
形成することにより、ステムオリフイス11を介
して容器本体1から供給されてなる捕虫剤2を一
本の線状に集束した射出流として噴射せしめんと
するものである。第2図は、このような噴射部7
における第1実施例であり、図例の如く、噴射孔
9の中間には屈曲部10があり、この屈曲部10
の後方には後方噴射孔9″が設けられている。後
方噴射孔9″は第2図の第1実施例では、前方上
向きの傾斜直線状の孔として形成されている。こ
の屈曲部10を有する噴射孔9を用いて噴射をす
ると、全体が一本の直線状噴射孔9を用いた場合
に比べて、集束効果が著しいことが知見されてい
る。第3図のものは第2図の第1実施例における
後方噴射孔9″を、やや上方へ湾曲せしめて屈曲
部10における屈曲の度合を緩くした状態のもの
であり、このものにおいても第2図と同様な効果
が得られている。第4図のものは後方噴射孔9″
が第2図の第1実施例と異なり、前方下向きの傾
斜直線状の孔を用いた例である。第5図のもの
は、後方噴射孔9″を下方へやや湾曲せしめたも
のである。 而して、このような噴射部7を使用することに
より、噴射孔9の中間において屈曲部10を有す
るから、噴射される捕虫剤2は一本の直線状に集
束した射出流として噴射され、拡散噴霧すること
はないのである。尚、図示しないが、屈曲部10
の形成の仕方は、第2図並びに第4図で示したよ
うな上向きまたは下向きの傾斜した孔ばかりでな
く、側方からの傾斜等種々変化した屈曲部10も
採用しうる。 尚、捕虫剤2は、前記の如く、フロン系捕虫有
効成分と噴射剤からなるが、フロン系捕虫有効成
分としては、フロン11、フロン113、フロン114等
から選択された1または2以上のものが用いら
れ、噴射剤としてはフロン12、LPG、ジメチル
エーテル等から選んだ1または2以上のものが利
用される。捕虫すべき対象の害虫に対して前記フ
ロン系捕虫有効成分としての、例えばフロン11、
フロン113等には殺虫効果はないものの、これら
を害虫に直接接触させれば、この成分のもつ窒息
効果や冷却効果等により、これら害虫は一種の仮
死状態となつて捕虫することを可能な状態におく
ものである。次に、前記本考案における噴射部7
の前方噴射孔9′、後方噴射孔9″、屈曲部10の
あり方において、次の如き関係が知見された。即
ち、図中aは後方噴射孔9″の角度、b,c,d
は噴射孔内径の大きさ、eは後方噴射孔9″の長
さ、fは前方噴射孔9′の長さであつて、それぞ
れにおいて以下のような関係が知見された。 角度a……2゜〜60゜ 噴射孔の内径……b:c=2:1〜1:2 c:d=1:2〜2:1 屈曲部の位置……e:f=1:7〜7:1 の関係において前記直線状噴射孔9に屈曲部10
を設けたときに、一本の直線状に集束された射出
流を形成することができ、更にこの条件下におい
て次のような条件下においては、好ましい射出流
を得ることができた。 角度a……5゜〜45゜ 噴射孔の内径……b:c=1.5:1〜1:1.5 c:d=1.5:1〜1:1.5 屈曲部の位置……e:f=1:4〜4:1 次に、本考案に係る捕虫装置を用いて噴射した
ときの射出流の断面パターンについて試験した結
果は以下のとおりであつた。 1 異なる噴射孔を有するサンプル
〔考案の効果〕
本考案は以上の如き、捕虫剤用容器本体と捕虫
剤並びに捕虫剤射出装置からなることから、噴射
孔の途中で少なくとも1つの屈曲部を設けてなる
ものを利用しているから、噴射剤は一本の線状に
集束した射出流として噴射され、的確に捕虫対象
としての害虫に捕虫剤をかけることができる上
に、このような噴射孔を作成するには、該頭部を
合成樹脂等で一体成型しておけば、簡易にできる
ばかりでなく、その噴射孔は常に一定の角度をも
つて構成されているから、噴射部を押圧すれば常
に同じ太さの射出流を得て効果的な捕虫装置を提
供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る捕虫装置の断面説明図、
第2図から第5図は捕虫剤射出装置の噴射部実施
例拡大断面図である。 1:容器本体、2:捕虫剤、3:射出装置、
4:供給管、5:ハウジング、6:ステム、7:
噴射部、8:押圧部、9:噴射孔、9′:前方噴
射孔、9″:後方噴射孔、10:屈曲部、11:
ステムオリフイス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 捕虫剤容器本体と、 前記容器本体に内蔵させるフロン系捕虫有効
    成分と噴射剤からなる捕虫剤と、 噴口と基端部との間に少なくとも一つの屈曲
    部を介して前方位置に直線状の前方噴射孔を配
    し、後方位置に後方噴射孔を配して噴射部を作
    成するとともにステムを介して噴射部を捕虫剤
    供給管に連通連結してなる捕虫剤射出装置と、 よりなる捕虫装置。 2 前方噴射孔を水平直線状の孔とし、後方噴射
    孔を前方上向きの傾斜直線状の孔として互いに
    連通させてなる実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の捕虫装置。 3 後方噴射孔を上方へやや湾曲せしめてなる実
    用新案登録請求の範囲第2項記載の捕虫装置。 4 前方噴射孔を水平直線状の孔とし、後方噴射
    孔を前方下向きの傾斜直線状の孔として互いに
    連通させてなる実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の捕虫装置。 5 後方噴射孔を下方へやや湾曲せしめてなる実
    用新案登録請求の範囲第4項記載の捕虫装置。
JP4542086U 1986-03-26 1986-03-26 Expired JPH0352118Y2 (ja)

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JP4542086U JPH0352118Y2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26

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JP4542086U JPH0352118Y2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26

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JPS62156370U JPS62156370U (ja) 1987-10-05
JPH0352118Y2 true JPH0352118Y2 (ja) 1991-11-11

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