JPH035172A - 精蜜ロール - Google Patents

精蜜ロール

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JPH035172A
JPH035172A JP14069189A JP14069189A JPH035172A JP H035172 A JPH035172 A JP H035172A JP 14069189 A JP14069189 A JP 14069189A JP 14069189 A JP14069189 A JP 14069189A JP H035172 A JPH035172 A JP H035172A
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JP
Japan
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roll
roll body
dimensional accuracy
coating layer
main shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP14069189A
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English (en)
Inventor
Minoru Satoyoshi
里吉 実
Yukio Ando
幸夫 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Publication of JPH035172A publication Critical patent/JPH035172A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリンタや複写機等の紙送りロールなどに使
用される精密ロールに関する。
〔従来の技術〕
プリンタ、タイプライタ ファクシミリあるいは複写機
等の電子機器においては、被記録体である用紙やプラス
チックシートを搬送したり処理したりするため、紙送り
ロール、プラテンロールあるいばヒーI〜ロールなどの
各種の精密ロールが使また、印刷機においても、種々の
精密口〜ルが使用されている。
これらの精密ロールにあっては、ロール面の円筒度およ
び回忌度を高精度にするとともに、防音あるいは衝撃吸
収のためロール面をゴム状弾性材または合成樹脂の層で
形成することが行われている。
この種の精密ロールの従来構造としては、ゴム状弾性材
の円筒体または金属とゴム状弾性材の二重円筒体に、主
軸となるシャツ1へを圧入もしくは貝辿締結などで固定
し、寸法精度を出すために前記シャフトを基準としてロ
ール面を研摩性」−げしたものが採用されていた。
〔発明が解決しようとする技術的課題]しかし、上記従
来の精密ロールでは、寸法精度および表面粗度を高精度
にするために研磨工程が必要不可欠であり、コスト高に
なり、生産性も低かった。
本発明は、ごのよ・うな従来の技術的課題にPi ii
なされたものであり、研磨工程を必要とせず、同軸度、
円筒度および外径寸法を従来と同じ高い精度で形成し得
る精密ロールを提供することを目的とする。
〔課題解決のための手段〕
本発明は、剛性が高くかつ寸法精度が高いロル本体Qこ
、寸法精度の高い主軸部が同芯状態で組付けられ、前記
ロール本体の外周面に厚さ5μ■〜1000μmのゴム
状弾性祠または合成樹脂から成る被覆層が形成され、該
被覆層でロール面が形成されている構成の精密ロールに
より、研磨工程なしでも、充分高い精度を出しうる精密
ロールを提供するものである。
〔作 用〕
前記管体および前記主軸部で予め高い精度の円筒体(ロ
ール本体)を形成し、その円周面(ロール面)にコーテ
ィング法などてゴム状弾性材の薄膜層を形成するので、
表面仕」二のをせずとも、均一で寸法精度および表面粗
度にずくれた防音構造の精密ロールが得られる。
(実施例] 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図は、本発明による精密ロールの一実施例を示す縦
断面間であり、第2図および第3図はそれぞれ第1図中
のロール本体および左右の主軸部を示す単体斜視図であ
る。
第1図〜第3図において、ロール本体11はその両側の
中心部に同心の孔12A、12Bを有する円↑、<′1
体てあり、高い剛性の材質を高い精度で加工したもので
ある。
ごのロール本体11の月質としては、例えば、次のよう
なものから選定することができる。
1)金   属ニ アルミニウム、鉄、鉛、錫またはこれらの合金。
11)熱硬化性樹脂: メラミン樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹脂、ポリウレ
タン、キシレン樹脂、ソアリルフタレーI・樹脂、ポリ
エステル、エポキシ樹脂、ポリブタジェン、フラン樹脂
、アルキルヘンセン樹脂、グアナミン樹脂。
iii )熱可塑性樹脂: ポリエチレン、ポリプロピレン、4メチルペンテン−1
樹脂、ポリスチレンおよびその共重合樹脂、メタクリル
酸メチル樹脂、塩化ビニール樹脂およびその共重合樹脂
、塩化ヒニリデン樹脂、酢酸ビニール系樹脂、セルロー
ス系樹脂、エンジニアリングプラスチソクス。
iv)合成木材: 前記ロール本体11の寸法精度は、例えば、円筒度で2
0μm以下、外径寸法差で10/7m以下の高い精度を
存しており、前記中心孔12A、12Bと外径との同軸
度も充分高い精度(例えば前記外径寸法差と同程度の1
0μm以下)で出されている。
なお、前記ロール本体11の寸法は、JAltえば、長
さが100mm〜3000mmであり、外行へく]、O
mm−100mmの範囲のものである。
以上説明した剛性が高くか一つ寸法精度が高いI」−ル
本体11に対し、左右の中心孔12A、1213を利用
して、寸法精度が高い左右の主軸部13A、1313が
同芯状態で圧入等て組伺りられる。
前記主軸部13Aは支軸14A、フランジ15△お、L
び圧入軸17Aから成り、+ii前記主軸部13Bも同
ヰ・Rに支軸14B、フランジ15Bおよび圧入軸17
13で構成されている。
前記支軸1.IA、1.IBと圧入軸17A、17Bは
、フランジ15△、15I3を挟んで同軸に形成されて
いる。
図示の構造では、支軸14A、14I3と圧入軸17Δ
、]、7Bを形成するシャフトとフランジ15A、15
Bとを別体で作り、圧入て一体化して主軸部1.3A、
13Bが構成されているが、ごれは全体を一体部品で構
成することもてきる。
また、前記ロール本体11の中心孔12A、12Bは、
図示のような盲孔ではなく、該ロール本体11を貫通ず
る孔で形成すること羊・てきる。
前記左右の主軸部13A、1:)Bの材質も、剛性の高
いものが選はれ、前述のロール本体11として使用可能
な材質の中から自由に選定することができる。
なお、ロール本体11の外径と左右のフランジ15A、
15Bの外径は、略同−寸法ムこされている。
こうして、剛性が高くかつ寸法精度が高いロール本体1
1(第2図)に、寸法精度が高い主軸部13A、13B
(第3図)を同芯状態に圧入等で一体化した後、第1図
に示すように、前記ロール本体11の外周面に厚さ5μ
m〜]、OOO/7mのゴム状弾性材または合成樹脂か
ら成る被覆層16を形成することにより、該被覆層1G
のままでロール面が形成される。
前記被覆層16は5μm〜1000μmの薄い層であり
、その材質は、ロールの製品として要求される各種の特
性、すなわち、寸法精度、紙送り性、耐衝撃性、耐摩耗
性、温度変化に対する寸法安定性などの要求特性を考慮
して次のような材質の中から選定される。
)ゴム状弾性高分子: 天然ゴJ5、ブタジェン系合成コム、オレフィン系合成
ゴム、多硫化系合成ゴム、クロロスルフォン化ポリエチ
レン、塩化ヒニール系エラストマー、ポリオレフィン系
エラストマー、ポリスチレン・ポリブクジュン共重合エ
ラストマー、塩素化ポリスチレンエラスI・マー、ポリ
ウレタンゴム。
11)熱硬化性樹脂: 前述のロール本体11に使用可能な熱硬化性樹脂の場合
と同し。
1!1)熱可塑性樹脂: 前述のロール本体11に使用可能な熱可塑性樹脂の場合
と同じ。
前記ロール本体11の外周面に対する前記被覆層16の
製法としては、液状の材料をコーティングして被膜を形
成するコータ一方式、並びに、押出し方式、カレンダ一
方式など種々の被覆層形成方式を採用することができる
ネ波覆層1Gが41¥密でンWい層であることがら、−
γ投的には、上記コータ一方式が採用される。
このコータ一方式は、種々の態様で実施するごとができ
、それを列挙すると次のとおりである。
ナイフ式、ギス式、ロフト式、スフイス式、リバースロ
ール式、グラヒア式、ブレード弐、キャスI・式、含浸
式、エアーナイフ式、i〜ランスファロール式、カーテ
ン式、メルトロール式、ブラシ式、スプレー式、静電式
第4図〜第6図は、それぞれロール本体11の外周面に
被覆層16を形成するコータ一方式のうちのスクイズ式
、スプレー式およびトランスファーl−ル式の工程を例
示する模式図である。
第4図のスフ ズ式においては、治具21の円形断面の
貫通孔22の両端(入口、出口)部に封止部)Aとして
の可撓性材質(ウレタンまたはゴムなど)のコーン23
.24を装着しておき、図示のようにロール本体11を
貫通させた時に形成される円筒状密閉室25ヘディスペ
ンザ−26からの液状の被覆材料27を補填し、ロール
本体11を一方向へ移動させながらその周面に被覆層1
6を形成してい(よ・うに構成されている。
被覆層16の厚さは、前記コーン23.24の孔径およ
び材質を選択することにより言周節することができる。
第5図のスプレー式においては、Iコール本体11に主
軸部1.3A、13I3を固定した後、該主軸部13Δ
、13Bをチャック31A、31Bで掴んで回転させな
がら、スプレー32によってロール本体11の外周面に
被覆材料33を塗布していくように構成されている。
第6図のトランスファーlコール式においては、容器4
1内に溜められた液状の被覆材料42に一部浸漬された
第1の転写ロール43と該第1の転写ロール43に接触
する第2の転写ロール44を設ジノ、本体ロール1]を
第2の転写ロール44に接触させておき、これらを回転
駆動することにより、前記被覆+J料42を各転写ロー
ル43.44の周面を介してロール本体11の外周面に
塗布していくよ・うに構成されている。
次に、第1図に示した構造の精密ロールを実際に製造し
た実施例について説明する。
ロール本体11としてフェノール樹脂の押出し成形品を
使用し、その両端に主軸部13A、13Bを圧入固定し
た後、該ロール本体11の外周面にナイフコーター式で
ポリウレタンの100μm厚さの被覆層托を形成した。
なお、前記主軸部13A、13Bの材質としては、支軸
14A、14Bおよび圧入軸17A、17Bを形成する
シャフト部をSUS (ステンレス)材とし、フランジ
15A、15BをABS樹脂とし、予め圧入固定して主
軸部13A、13Bを準備した。
こうして、プリンタ用の精密ロールを製作した。
こうして製作した精密ロールは、表面(ロール面)の粗
度が5S以下であり、寸法精度は円筒度が10μmで外
径寸法差が20μmであり、精密ロールとしての仕様を
完全に満たずものであった。
プリンタで使用した結果でも、紙送り性、耐久性、耐摩
耗性および印字性などの要求性能および製品特性を充分
に満足することが確認された。
[発明の効果] 以」二の説明から明らかなどと(、本発明の精密ロール
によれば、剛性が高くかつ寸法精度が高いロール本体に
、寸法精度の高い主軸部が間怠状態1 で絹付けられ、前記ロール本体の外周面にIVさ5μm
〜1000μmのゴム状弾性材または合成樹脂から成る
被覆層が形成され、該被覆層でロール面が形成されてい
るので、従来技術では必要であったロール面の研磨工程
を省くことができ、生産性の向上およびコスト低減を図
ることができた。
さらに被覆層の材質を製品特性に応して種々に変更する
ことが容易であり、各種の精密ロールに簡単に適用でき
るという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による精密ロールを示す縦断
面図、第2図は第1図中のローラ本体の斜視図、第3図
は第1図中の主軸部の斜視図、第4図〜第6図はそれぞ
れ本発明による精密ロールを製造する際の各種の製造方
法を模式的に示す図であり、第4図はスクイズ式を示す
縦断面図、第5図はスプレー式を示す縦断面図、第6図
はトランスファーロール弐を示す斜視図である。 11−−−−−−ロール本体、13A、13 B −一
−−−−−−−−主軸部、14A、14 B−−−−−
一皮軸、16−−−−−−− 被覆層。 2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)剛性が高くかつ寸法精度が高いロール本体に、寸
    法精度の高い主軸部が同芯状態で組付けられ、前記ロー
    ル本体の外周面に厚さ5μm〜1000μmのゴム状弾
    性材または合成樹脂から成る被覆層が形成され、該被覆
    層でロール面が形成されていることを特徴とする精密ロ
    ール。
JP14069189A 1989-06-02 1989-06-02 精蜜ロール Pending JPH035172A (ja)

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