JPH0351630B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0351630B2 JPH0351630B2 JP59175250A JP17525084A JPH0351630B2 JP H0351630 B2 JPH0351630 B2 JP H0351630B2 JP 59175250 A JP59175250 A JP 59175250A JP 17525084 A JP17525084 A JP 17525084A JP H0351630 B2 JPH0351630 B2 JP H0351630B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hoisting
- mother ship
- platform
- vehicle
- crane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000008092 positive effect Effects 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Jib Cranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、水中または水面を航走する航走体
を母船から水面に吊降したり、あるいは水中また
は水面から母船に収容するための航走体の揚収装
置に関するものである。
を母船から水面に吊降したり、あるいは水中また
は水面から母船に収容するための航走体の揚収装
置に関するものである。
一般に水中または水面を航走する小型の自航式
航走体は、動力源、速力等に制約があるため、作
業水域まで母船に搭載して運搬され、作業水域に
到着後母船上から水面に降されて、その後潜水し
て所要の作業を行ない、作業終了後浮上して母船
に揚収される。航走体を母船から降し、また母船
に収容する手段としては従来、母船に装備された
クレーン等の吊上げ装置を用い、これによつて航
走体を母船から水面に吊降したり、水面から母船
上に収容していた。
航走体は、動力源、速力等に制約があるため、作
業水域まで母船に搭載して運搬され、作業水域に
到着後母船上から水面に降されて、その後潜水し
て所要の作業を行ない、作業終了後浮上して母船
に揚収される。航走体を母船から降し、また母船
に収容する手段としては従来、母船に装備された
クレーン等の吊上げ装置を用い、これによつて航
走体を母船から水面に吊降したり、水面から母船
上に収容していた。
上述のような従来方法は、航走体に設けた吊上
げ金物に、クレーンのフツクを引掛けることが、
航走体および母船の動揺によつて容易ではなく、
特に荒天時には上記作業が極めて困難である上、
吊上げ途中の航走体が母船に衝突して損傷した
り、作業者の危険性も大きい問題がある。
げ金物に、クレーンのフツクを引掛けることが、
航走体および母船の動揺によつて容易ではなく、
特に荒天時には上記作業が極めて困難である上、
吊上げ途中の航走体が母船に衝突して損傷した
り、作業者の危険性も大きい問題がある。
従つて、この発明の目的は、上述の諸問題を解
決し、天候に殆んど左右されることなく簡便に、
安全に、かつ確実に航走体を母船から吊降し、ま
た、母船に収容することができる航走体の揚収装
置を提供することにある。
決し、天候に殆んど左右されることなく簡便に、
安全に、かつ確実に航走体を母船から吊降し、ま
た、母船に収容することができる航走体の揚収装
置を提供することにある。
この発明は、母船の船尾または船側に設けられ
た、進入する航走体を収容するための、一端がフ
リーで、その一端に前記航走体が出入可能な開口
部を有し、他端が水平軸によつて上下方向に回動
可能に船体に軸着された、母船に向けて、前記航
走体が乗り上げ可能な上り勾配の傾斜を有する床
板と、前記航走体の進入方向両側に設けられた航
走体案内部材とを有する揚収台と、前記母船上に
設けられた、一端が前記揚収台に取り付けられた
ワイヤを巻取りまたは巻戻して、前記航走体が乗
り上げた前記揚収台を水面よりも上方に位置自在
とさせるための揚収台昇降用クレーン、および、
水面よりも上方に位置させた前記揚収台上の前記
航走体を吊上げて前記母船内に収容するための航
走体懸吊用クレーンとからなることに特徴を有す
るものである。
た、進入する航走体を収容するための、一端がフ
リーで、その一端に前記航走体が出入可能な開口
部を有し、他端が水平軸によつて上下方向に回動
可能に船体に軸着された、母船に向けて、前記航
走体が乗り上げ可能な上り勾配の傾斜を有する床
板と、前記航走体の進入方向両側に設けられた航
走体案内部材とを有する揚収台と、前記母船上に
設けられた、一端が前記揚収台に取り付けられた
ワイヤを巻取りまたは巻戻して、前記航走体が乗
り上げた前記揚収台を水面よりも上方に位置自在
とさせるための揚収台昇降用クレーン、および、
水面よりも上方に位置させた前記揚収台上の前記
航走体を吊上げて前記母船内に収容するための航
走体懸吊用クレーンとからなることに特徴を有す
るものである。
次に、この発明を、図面を参照しながら説明す
る。
る。
第１図はこの発明の装置の１つの実施態様を示
す概略側面図、第２図は概略平面図である。図面
に示すように、母体１の船尾１ａには、進入する
自航式の航走体をランデイングさせて収容するた
めの揚収台２が、水平軸３によつて上下方向に回
動可能に軸着されている。
す概略側面図、第２図は概略平面図である。図面
に示すように、母体１の船尾１ａには、進入する
自航式の航走体をランデイングさせて収容するた
めの揚収台２が、水平軸３によつて上下方向に回
動可能に軸着されている。
揚収台２の、水平軸３による軸着部分とは反対
側の一端２ａは開口されていて、航走体４が出入
可能となつている。揚収台２の床板５は、母船１
側に向けて上り勾配となつている。揚収台２の、
航走体４の進入方向両側には、その長さ方向に１
対の弾性を有する航走体案内部材６が設けられて
いる。
側の一端２ａは開口されていて、航走体４が出入
可能となつている。揚収台２の床板５は、母船１
側に向けて上り勾配となつている。揚収台２の、
航走体４の進入方向両側には、その長さ方向に１
対の弾性を有する航走体案内部材６が設けられて
いる。
１対の弾性を有する航走体案内部材６は、揚収
台２の一端２ａから母船１側に向けて、次第にそ
の間隔が狭くなるように配置されており、航走体
４の位置決めおよびストツパーの働きをする。
台２の一端２ａから母船１側に向けて、次第にそ
の間隔が狭くなるように配置されており、航走体
４の位置決めおよびストツパーの働きをする。
７は母船１に設けられた、航走体４をワイヤ８
で吊上げ母船１に収容するためのクレーン、９は
同じく母船１に設けられた、揚収台２をワイヤ１
０より水平軸３を中心として上下方向に回動させ
るためのクレーンで、ワイヤ１０の端部は、揚収
台２の後端部に取付けられている。
で吊上げ母船１に収容するためのクレーン、９は
同じく母船１に設けられた、揚収台２をワイヤ１
０より水平軸３を中心として上下方向に回動させ
るためのクレーンで、ワイヤ１０の端部は、揚収
台２の後端部に取付けられている。
次に、上述した装置の作動について説明する。
揚収台２を、クレーン９によつてその端部２ａが
水中に没入するように位置せしめ、航走体４を揚
収台２内に進入せしめて、床板５上にランデイン
グさせる。次いでクレーン９を作動させて、揚収
台２を、水平軸３を中心として上方に回動させ、
その後端部を水面から上方に引き上げることによ
り、航走体４の浮力を減じ、航走体４を動かない
ようにする。
揚収台２を、クレーン９によつてその端部２ａが
水中に没入するように位置せしめ、航走体４を揚
収台２内に進入せしめて、床板５上にランデイン
グさせる。次いでクレーン９を作動させて、揚収
台２を、水平軸３を中心として上方に回動させ、
その後端部を水面から上方に引き上げることによ
り、航走体４の浮力を減じ、航走体４を動かない
ようにする。
次いで、航走体４にクレーン７からワイヤ８を
取付け、前記クレーン７により航走体４を吊上げ
て、母船１の所定位置に収容する。
取付け、前記クレーン７により航走体４を吊上げ
て、母船１の所定位置に収容する。
航走体４を母船１から吊降すときは、上記と逆
の動作を行なわせることにより、航走体４を容易
に且つ安全に、海面上に吊降すことができる。
の動作を行なわせることにより、航走体４を容易
に且つ安全に、海面上に吊降すことができる。
揚収台２の航走体４と接する床板５および航走
体案内部材６の表面には、必要に応じて軟質材を
張り付けてもよい。また揚収台２は必ずしも上下
方向に回動させる必要はなく、母船１に対して固
定させてもよい。
体案内部材６の表面には、必要に応じて軟質材を
張り付けてもよい。また揚収台２は必ずしも上下
方向に回動させる必要はなく、母船１に対して固
定させてもよい。
以上詳述したように、この発明の装置によれ
ば、荒天時や波浪の高いときでも、航走体を母船
から安全確実に且つ簡便に吊降し、また、母船に
収容することができる優れた効果がもたらされ
る。
ば、荒天時や波浪の高いときでも、航走体を母船
から安全確実に且つ簡便に吊降し、また、母船に
収容することができる優れた効果がもたらされ
る。
第１図はこの発明の装置の１つの実施態様を示
す概略側面図、第２図は概略平面図である。図面
において、 １……母船、２……揚収台、３……水平軸、４
……航走体、５……床板、６……航走体案内部
材、７，９……クレーン、８，１０……ワイヤ。
す概略側面図、第２図は概略平面図である。図面
において、 １……母船、２……揚収台、３……水平軸、４
……航走体、５……床板、６……航走体案内部
材、７，９……クレーン、８，１０……ワイヤ。
Claims (1)
- １ 母船の船尾または船側に設けられた、進入す
る航走体を収容するための、一端がフリーで、そ
の一端に前記航走体が出入可能な開口部を有し、
他端が水平軸によつて上下方向に回動可能に船体
に軸着された、母船に向けて、前記航走体が乗り
上げ可能な上り勾配の傾斜を有する床板と、前記
航走体の進入方向両側に設けられた航走体案内部
材とを有する揚収台と、前記母船上に設けられ
た、一端が前記揚収台に取り付けられたワイヤを
巻取りまたは巻戻して、前記航走体が乗り上げた
前記揚収台を水面よりも上方に位置自在とさせる
ための揚収台昇降用クレーン、および、水面より
も上方に位置させた前記揚収台上の前記航走体を
吊上げて前記母船内に収容するための航走体懸吊
用クレーンとからなることを特徴とする航走体の
揚収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17525084A JPS6154390A (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | 航走体の揚収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17525084A JPS6154390A (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | 航走体の揚収装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6154390A JPS6154390A (ja) | 1986-03-18 |
| JPH0351630B2 true JPH0351630B2 (ja) | 1991-08-07 |
Family
ID=15992880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17525084A Granted JPS6154390A (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | 航走体の揚収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6154390A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100948272B1 (ko) | 2007-12-05 | 2010-03-18 | 삼성중공업 주식회사 | 구명 보트의 입수 가이드 장치 |
| CN106005269B (zh) * | 2016-08-04 | 2019-01-29 | 福建省马尾造船股份有限公司 | 一种船舶 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4977377A (ja) * | 1972-11-11 | 1974-07-25 | ||
| JPS5124713U (ja) * | 1974-08-15 | 1976-02-23 | ||
| JPS5139318U (ja) * | 1975-05-06 | 1976-03-24 |
-
1984
- 1984-08-24 JP JP17525084A patent/JPS6154390A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4977377A (ja) * | 1972-11-11 | 1974-07-25 | ||
| JPS5124713U (ja) * | 1974-08-15 | 1976-02-23 | ||
| JPS5139318U (ja) * | 1975-05-06 | 1976-03-24 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6154390A (ja) | 1986-03-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3889621A (en) | Anchor handling vessel | |
| JPH0351630B2 (ja) | ||
| JPS6124690A (ja) | 水中航走体の揚収装置 | |
| KR200436987Y1 (ko) | 선박후방경사면으로의 보트 인양 및 하강장치 | |
| JPH02183055A (ja) | 小型船舶の陸揚げ装置 | |
| JPS595675Y2 (ja) | 船舶上架装置 | |
| JPH0115448B2 (ja) | ||
| JPH03194013A (ja) | ダム等における係船設備及び係船方法 | |
| JPS6340515Y2 (ja) | ||
| US4100871A (en) | Rescue apparatus for submerged vessels | |
| JPH026058Y2 (ja) | ||
| JPS58105894A (ja) | 小型船の進水方法 | |
| JPS5815275Y2 (ja) | 潜水体の回収装置 | |
| JPS6136477Y2 (ja) | ||
| JPS5839588A (ja) | 一点係留ブイ用係船索吊揚装置 | |
| JP2577990B2 (ja) | 立体艇庫 | |
| US3348702A (en) | Multipurpose crane | |
| JPH0444476Y2 (ja) | ||
| JPS5858278B2 (ja) | 進水時における船体回頭装置 | |
| JPS6312184Y2 (ja) | ||
| JPS6027755Y2 (ja) | 一点係留ブイの係留装置 | |
| JPS5855038B2 (ja) | 船舶の入出渠装置 | |
| JPS5843515Y2 (ja) | 水中作動器材の入水装置 | |
| JPS61294012A (ja) | 係船装置 | |
| JPH02204221A (ja) | 小型船舶の搬送装置 |