JPH0351575Y2 - - Google Patents

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JPH0351575Y2
JPH0351575Y2 JP1983081853U JP8185383U JPH0351575Y2 JP H0351575 Y2 JPH0351575 Y2 JP H0351575Y2 JP 1983081853 U JP1983081853 U JP 1983081853U JP 8185383 U JP8185383 U JP 8185383U JP H0351575 Y2 JPH0351575 Y2 JP H0351575Y2
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JP
Japan
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spring
groove
valve
adjuster
mainspring
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JP1983081853U
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JPS59188373U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転式流量制御弁に関するものであ
る。
従来特開昭和57−12103号公報で提案されてい
る制御型可変絞り弁は、1端をロータ軸に固定
し、他端をアクチユエータに固定したぜんまいば
ねを有し、その付勢力でコイル非通電時、弁を最
大開口位置とするアクチユエータであり、回転規
制手段としてストツパピンを弧溝に入れ、スライ
ドさせてそれをストツパとするものである。そし
て前記ぜんまいばねは、アクチユエータがステツ
プモータ式であり、アクチユエータの出力荷重
と、ぜんまいばねの荷重をつり合わせて弁開度を
制御するものではない。例えば、ソレノイド通電
時は、ソレノイドの吸引力により位置決めを行
い、ぜんまいばね荷重は、可動部の回転を防げな
い荷重以下であればよく、またソレノイド非通電
時は、ぜんまいばね荷重のみでリターンできる荷
重以上であればよい。よって前記従来例は微妙な
荷重調整を必要としないタイプのアクチユエータ
にすぎない。
また従来実公昭53−750号公報で提案されてい
る操作つまみ装置は、外殻と中子の回転により、
その端部にばねの端部をそれぞれ固定し、ばねの
圧縮を介在させるようにしたもので、ばねは巻数
が1巻以下である為、ばね本体の安定性が高く、
端部を折り曲げた固定が容易にできる。またばね
定数や、取り付け荷重が重要でストロークが長い
場合は、ばねの巻数を増す必要があり、その場合
はこの従来例のような固定には十分なガイドを設
けて、ばねの座屈等を防がなければならない。
本考案は前記従来例の欠点を解消した回転式流
量制御弁を得ることを目的とするものである。
即ち、本考案は、センタコアと、該コア上のボ
ビンに巻かれたソレノイドコイルと、外周ヨーク
とから磁気回路を構成して電磁力を発生するモー
タ部、前記磁気回路中に回転自在に配置された永
久磁石と、該磁石と一体に回転するバルブロータ
と、該バルブロータを回転可能に保持する軸受部
材と、入力ポートと、出力ポートを有するバルブ
ボデイとからなるバルブ部を備えた回転式流量制
御弁において、前記バルブロータの端部溝に一端
部が係止すると共に、回転方向に対向して付勢さ
れたぜんまいばねを設け、該ぜんまいばねの他端
部の位置固定のため、外周部と径方向に溝を有
し、該溝に該ばねの他端部を収納固定する樹脂ホ
ルダーと、該樹脂ホルダーと一体に結合され、外
周部にシールと回転防止用仮止め機能を有するO
リングを配設する溝及び前記結合部分と反対側に
調整時のドライバ溝を有するスプリングアジヤス
タを備え、かつ前記軸受部材より突出し、前記ぜ
んまいばねの付勢力調整時に該ばねの一端部が当
接して付勢力調整方向の回転防止となる突起を有
し、ぜんまいばねの一端をバルブロータに固定
し、他端を前記スプリングアジヤスタにばねの径
を変化させて固定させ、該アジヤスタの回転量仮
止めとしてOリングを使用したことを特徴とする
回転式流量制御弁である。
モータ部の出力荷重と、ばね荷重をつり合わせ
て、その弁開度を決定するタイプのアクチユエー
タは、そのばねの取付荷重調整手段が最も重要で
あり、これが不十分な場合は、特性の不安定とい
う結果となる。本考案の調整機構は、ドライバ等
によりアジヤスタを回転させて荷重を調整し、調
整直後からアジヤスタ固定の間、ばね力により回
転しないようにOリングで仮止めをしている。そ
の為調整位置がずれない為、安定した特牲が得ら
れる効果がある。
以下本考案の実施例を図面について説明する
と、第1図〜第3図は本考案の実施例を示すトー
シヨンスプリング調整機構を適用した電磁式流量
制御弁装置を示し、磁性体からなるセンタコア1
上に樹脂製のボビン2が嵌合され、該ボビン2上
には適宜電源に連結されたソレノイドコイル3が
巻かれており、該コイル3はコネクタ成形時に一
体的に樹脂モールドされている。また磁性体から
なる外周ヨーク4,5,33と、前記コア1とコ
イル3とによりモータ部6が構成されて磁気回路
が形成され、該モータ部6のバルブボデイ7への
結合は外周ヨーク4,5,33を介してなされ
る。
バルブボデイ7には第2図に示す如く、入力ポ
ート8と第1出力ポート9及び第2出力ポート1
0が形成されている。入力ポート8はエンジンの
エアクリーナ(図示しない)に連結されてエアの
供給を受け、第1、第2出力ポート9,10はエ
ンジンのキヤブレタのメインエアブリードとスロ
ーエアブリードに夫々連結される。
またバルブボデイ7の左方には、前記モータ部
6による磁気回路の空隙中に回転自在に永久磁石
11が配置されており、該磁石11の外周面とバ
ルブボデイ7に圧入されたヨーク4との間には隙
間13が形成されている。永久磁石11はバルブ
ロータ14にスラストベアリングを兼ねた樹脂製
のブツシユ15を介して固定されて、一体回転で
きるようになつている。
バルブロータ14には2個の貫通孔16,17
が形成され、またバルブロータ14の一端には一
方向に付勢するぜんまいばね18が配設されてお
り、該ばね18の荷重はスプリングホルダー19
により所定範囲内で任意に設定できるようになつ
ている。
更にバルブボデイ7内には、バルブロータ14
を回転可能に保持する軸受部材20が挿入固定さ
れ、該軸受部材には第1、第2出力ポート9及び
10に夫々連通可能な開口20a,20bが形成
されると共に、入力ポート8に連通した大気室2
1に夫々連通可能な開口20c,20dが形成さ
れている。この軸受部材20とバルブロータ14
とにより、バルブ機構が形成される。なお、22
はブツシユ15と共にバルブロータ14上に永久
磁石11を固定するための鋼球、23はバルブボ
デイ7内に圧入され、シール機能とバルブロータ
14の軸方向のストツパを兼ねたメタルカバーで
ある。
24はバルブボデイ7に挿入され、外周がOリ
ング25でシールされたスプリングアジヤスタ
で、該アジヤスタ24は前記スプリングホルダー
19の溝部27に突起部がセツトされて該ホルダ
ー19と一体に結合されている。
ぜんまいばね18は、前記樹脂製の前記スプリ
ングホルダー19の溝26内に外端部が挿入され
て固定され、内端部はバルブロータ14の一端の
溝28に係止されると共に、その先端部29は該
ばね18の付勢力方向に突出している軸受部材2
0の突起30に当接して、その位置より付勢力方
向には移動できないようになつている。31はス
プリングアジヤスタ24の外面に設けられたドラ
イバー溝で、組付け時ドライバー溝を該溝31に
係合させてスプリングアジヤスタ24及びスプリ
ングホルダー19を回転させることにより、ぜん
まいばね18の捩り力を調整した後は、シリコン
ゴム32を詰めることにより該アジヤスタ24を
ヨーク5に固定して、アジヤスタ24とホルダー
19が回転できないようにする。
次に作用を説明すると、組付け後のぜんまいば
ね18の捩り力を調整するために、シリコンゴム
32が充填される前のドライバー溝31にドライ
バーを入れてアジヤスタ24を該スプリング18
の付勢力を増す方向に回転させると、スプリング
ホルダー19も同方向に同時に回転する。このた
めぜんまいばね18は径が小さくなる方向に回さ
れるが、該スプリング18の他端の先端部29は
軸受部材20の突起30に当つていて移動できな
いので、正確な付勢力の調整ができる。その後ア
ジヤスタ24のドライバー溝31にヨーク5の溝
と一体にシリコンゴム32を充填して、アジヤス
タ24の回転位置を固定する。
そして以上の如くぜんまいばね18の付勢力の
調整ができた第1図に示す装置のソレノイドコイ
ル3に電流が流れると、該コイル3とセンタコア
1と外周ヨーク4,5,33とにより磁気回路が
構成され、この磁気回路の有効空隙中におかれた
永久磁石11に回転力が加わる。そして永久磁石
11が回転すると、バルブロータ14がぜんまい
ばね18の付勢力に抗して回動する。
第2図に示された位置にバルブロータ14があ
る場合には、貫通孔17の両端は軸受部材20の
開口20b,20dに夫々連通し、従つて入力ポ
ート8と第2出力ポート10間が完全に連通し、
該ポート8より孔径に応じた大気がポート10に
供給される。一方バルブロータ14の貫通孔16
は、軸受部材20の開口20a,20cとは所定
の位相差で連通しているので、入力ポート8と第
1出力ポート9間は有効面積に応じた大気が供給
される。このようにしてバルブロータ14の回転
により、入力ポート8と出力ポート9,10間の
連通度合が制御される。次にソレノイドコイル1
3への通電が止まると、ぜんまいばね18の付勢
力によりバルブロータ14は、元の調整位置に戻
る。
モータ部の出力荷重と、ばね荷重をつり合わせ
て、その弁開度を決定するタイプのアクチユエー
タは、そのばねの取付荷重調整手段が最も重要で
あり、これが不十分な場合は、特性の不安定とい
う結果となる。本考案の調整機構は、ドライバ等
によりアジヤスタを回転させて荷重を調整し、調
整直後からアジヤスタ固定の間、ばね力により回
転しないようにOリングで仮止めをしている。そ
の為調整位置がずれない為、安定した特性が得ら
れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す調整装置を備え
た電磁式流量制御弁の平面断面図、第2図は第1
図のA〜A断面図、第3図は第2図のB矢視図で
ある。 図の主要部分の説明、1……センタコア、2…
…ボビン、3……ソレノイド、4,5,33……
外周ヨーク、6……モータ部、7……ボデイ、8
……入力ポート、9……第1出力ポート、10…
…第2出力ポート、11……永久磁石、14……
バルブロータ、16,17……貫通孔、18……
ぜんまいばね、19……スプリングホルダー、2
0……軸受部材、24……スプリングアジヤス
タ、25……Oリング、27……溝部、28……
溝、29……先端部、30……突起、31……ド
ライバー溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. センタコアと、該コア上のボビンに巻かれたソ
    レノイドコイルと、外周ヨークとから磁気回路を
    構成して電磁力を発生するモータ部、前記磁気回
    路中に回転自在に配置された永久磁石と、該磁石
    と一体に回転するバルブロータと、該バルブロー
    タを回転可能に保持する軸受部材と、入力ポート
    と、出力ポートを有するバルブボデイとからなる
    バルブ部を備えた回転式流量制御弁において、前
    記バルブロータの端部溝に一端部が係止すると共
    に、回転方向に対向して付勢されたぜんまいばね
    を設け、該ぜんまいばねの他端部の位置固定のた
    め、外周部と径方向に溝を有し、該溝に該ばねの
    他端部を収納固定する樹脂ホルダーと、該樹脂ホ
    ルダーと一体に結合され、外周部にシールと回転
    防止用仮止め機能を有するOリングを配設する溝
    及び前記結合部分と反対側に調整時のドライバ溝
    を有するスプリングアジヤスタを備え、かつ前記
    軸受部材より突出し、前記ぜんまいばねの付勢力
    調整時に該ばねの一端部が当接して付勢力調整方
    向の回転防止となる突起を有し、ぜんまいばねの
    一端をバルブロータに固定し、他端を前記スプリ
    ングアジヤスタにばねの径を変化させて固定さ
    せ、該アジヤスタの回転量仮止めとしてOリング
    を使用したことを特徴とする回転式流量制御弁。
JP8185383U 1983-06-01 1983-06-01 回転式流量制御弁 Granted JPS59188373U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8185383U JPS59188373U (ja) 1983-06-01 1983-06-01 回転式流量制御弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8185383U JPS59188373U (ja) 1983-06-01 1983-06-01 回転式流量制御弁

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Publication Number Publication Date
JPS59188373U JPS59188373U (ja) 1984-12-13
JPH0351575Y2 true JPH0351575Y2 (ja) 1991-11-06

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ID=30211809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8185383U Granted JPS59188373U (ja) 1983-06-01 1983-06-01 回転式流量制御弁

Country Status (1)

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JP (1) JPS59188373U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53750U (ja) * 1976-06-23 1978-01-06
JPS5712103A (en) * 1980-06-24 1982-01-22 Koyo Seiko Co Ltd Control type variable throttle valve

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53750U (ja) * 1976-06-23 1978-01-06
JPS5712103A (en) * 1980-06-24 1982-01-22 Koyo Seiko Co Ltd Control type variable throttle valve

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JPS59188373U (ja) 1984-12-13

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