JPH0351346Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0351346Y2 JPH0351346Y2 JP1985199448U JP19944885U JPH0351346Y2 JP H0351346 Y2 JPH0351346 Y2 JP H0351346Y2 JP 1985199448 U JP1985199448 U JP 1985199448U JP 19944885 U JP19944885 U JP 19944885U JP H0351346 Y2 JPH0351346 Y2 JP H0351346Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- loom
- penalty
- point value
- points
- weaving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims description 13
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 12
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 claims description 6
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 claims description 3
- 238000009941 weaving Methods 0.000 description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
- Looms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は織機において製織される織布の布品位
を判定する自動検反装置に関する。
を判定する自動検反装置に関する。
〈従来の技術〉
従来の自動検反装置は、織機が停止すると織段
発生を避けられないものとして、織機の停止毎に
所定の罰点値を出力して、その罰点値を積算し、
所定の織上げ長における罰点値の積算値に基づい
て布品位を判定していた。
発生を避けられないものとして、織機の停止毎に
所定の罰点値を出力して、その罰点値を積算し、
所定の織上げ長における罰点値の積算値に基づい
て布品位を判定していた。
具体的には、例えばフイラメント織物の場合、
織機停止1回に対して2〜4点の罰点を課し、織
上げ長が例えば1疋(2反)内において罰点値を
積算し、その積算値が例えば18点以内であれば、
A反として作業者の目視による検反を行わせず、
それを超えていれば作業者の目視による検反を指
示するようにしていた。
織機停止1回に対して2〜4点の罰点を課し、織
上げ長が例えば1疋(2反)内において罰点値を
積算し、その積算値が例えば18点以内であれば、
A反として作業者の目視による検反を行わせず、
それを超えていれば作業者の目視による検反を指
示するようにしていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉
ところで、織機の停止が織布長において例えば
50cm以内に2回あつた場合、1回を2点として、
2回で4点ではなく、まとめて2点の罰点を与え
るのが合理的である。これは、織布は1つの罰点
の前後所定長さを不良とするため、織段が2ケ所
発生しても、その発生間隔が短い場合、1つの織
段とみなすことができるからである。
50cm以内に2回あつた場合、1回を2点として、
2回で4点ではなく、まとめて2点の罰点を与え
るのが合理的である。これは、織布は1つの罰点
の前後所定長さを不良とするため、織段が2ケ所
発生しても、その発生間隔が短い場合、1つの織
段とみなすことができるからである。
このため、従来のように単に停止回数のみから
罰点値を積算していく方式では、本来はA反とみ
なしてよいものが、B反として判定されてしま
い、自動検反装置による判定が実情にそぐわず、
信頼性に乏しいという問題点があつた。
罰点値を積算していく方式では、本来はA反とみ
なしてよいものが、B反として判定されてしま
い、自動検反装置による判定が実情にそぐわず、
信頼性に乏しいという問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に鑑み、自
動検反における罰点値の積算を作業者による検反
の場合と可及的に近づけて信頼性の向上を図るこ
とを目的とする。
動検反における罰点値の積算を作業者による検反
の場合と可及的に近づけて信頼性の向上を図るこ
とを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉
このため、本考案は、第1図に示すように、織
機の停止毎に所定の罰点値を出力する罰点値出力
手段と、その罰点値を積算する罰点値積算手段と
を設ける他、織機の再始動後所定時間内に織機が
停止したときにそのときの罰点値を積算しないよ
うにする積算停止手段を設けて、自動検反装置を
構成したものである。
機の停止毎に所定の罰点値を出力する罰点値出力
手段と、その罰点値を積算する罰点値積算手段と
を設ける他、織機の再始動後所定時間内に織機が
停止したときにそのときの罰点値を積算しないよ
うにする積算停止手段を設けて、自動検反装置を
構成したものである。
〈作用〉
上記の構成においては、織機が再始動した後、
所定時間内に再び停止したときは、罰点値の積算
値にこの停止による罰点値が積算されず、実質的
に1回の停止と見なすことで、実情に即した罰点
値の積算ができる。
所定時間内に再び停止したときは、罰点値の積算
値にこの停止による罰点値が積算されず、実質的
に1回の停止と見なすことで、実情に即した罰点
値の積算ができる。
〈実施例〉
以下に本考案の一実施例を説明する。
第2図において、1は織機であり、運転スイツ
チ2の閉結によりメインモータ3に給電され、こ
のメインモータ3により主軸4が回転して織機の
各部が駆動され、これにより作動を開始する。そ
して、各種検知装置(図示せず)からの異常信号
により停止信号発生器6から停止信号が出力され
ると、メインモータ3への給電が停止されると共
に、ブレーキ装置(図示せず)が作動せしめられ
て織機が停止する。尚、かかる制御は図示しない
制御回路により第3図のフローチヤートに従つて
処理される。
チ2の閉結によりメインモータ3に給電され、こ
のメインモータ3により主軸4が回転して織機の
各部が駆動され、これにより作動を開始する。そ
して、各種検知装置(図示せず)からの異常信号
により停止信号発生器6から停止信号が出力され
ると、メインモータ3への給電が停止されると共
に、ブレーキ装置(図示せず)が作動せしめられ
て織機が停止する。尚、かかる制御は図示しない
制御回路により第3図のフローチヤートに従つて
処理される。
自動検反装置は、マイクロコンピユータ内蔵の
演算回路8を含んで構成され、この演算回路8に
は、運転スイツチ2の閉結により運転信号を出力
する運転信号発生器5と、前述の停止信号発生器
6と、主軸4の回転数を検出するなどして織布が
所定の織上げ長製織される毎に織上がり信号を発
生する織上がり信号発生器7とからの信号が入力
されるようになつている。また、演算回路8には
クロツク9からの信号も入力されるようになつて
いる。そして、演算回路8は例えばデイスプレイ
などの出力部10に接続してある。
演算回路8を含んで構成され、この演算回路8に
は、運転スイツチ2の閉結により運転信号を出力
する運転信号発生器5と、前述の停止信号発生器
6と、主軸4の回転数を検出するなどして織布が
所定の織上げ長製織される毎に織上がり信号を発
生する織上がり信号発生器7とからの信号が入力
されるようになつている。また、演算回路8には
クロツク9からの信号も入力されるようになつて
いる。そして、演算回路8は例えばデイスプレイ
などの出力部10に接続してある。
第4図には演算回路8により実行される処理を
フローチヤートとして示してあり、以下これに基
づいて説明する。
フローチヤートとして示してあり、以下これに基
づいて説明する。
ステツプ1(図にはS1と記してある。以下同
様)では織上がり信号発生器7からの所定長(例
えば1疋)の織上がり信号の有無を判定し、無し
の場合はステツプ2へ進んで停止信号発生器6か
らの停止信号の有無を判定し、無しの場合はステ
ツプ1へ戻つて、このループを繰返す。
様)では織上がり信号発生器7からの所定長(例
えば1疋)の織上がり信号の有無を判定し、無し
の場合はステツプ2へ進んで停止信号発生器6か
らの停止信号の有無を判定し、無しの場合はステ
ツプ1へ戻つて、このループを繰返す。
停止信号が発生した場合は、ステツプ2からス
テツプ3へ進み、前回の再始動時(タイマースタ
ート)から今回の停止までのクロツク9信号に基
づくタイマーの時間が所定時間(例えば1分)内
であるか否かを判定し、所定時間経過していれ
ば、ステツプ4へ進んで1回の停止に設定された
罰点値X(例えばX=2)を出力し、次のステツ
プ5で罰点値の積算(ΣX←ΣX+X)を行う。次
はステツプ6で運転信号発生器5からの運転信号
の入力まで待機し、入力があると、ステツプ7で
計時用のタイマーをリセツトして再スタートさ
せ、ステツプ1,2のループへ戻る。
テツプ3へ進み、前回の再始動時(タイマースタ
ート)から今回の停止までのクロツク9信号に基
づくタイマーの時間が所定時間(例えば1分)内
であるか否かを判定し、所定時間経過していれ
ば、ステツプ4へ進んで1回の停止に設定された
罰点値X(例えばX=2)を出力し、次のステツ
プ5で罰点値の積算(ΣX←ΣX+X)を行う。次
はステツプ6で運転信号発生器5からの運転信号
の入力まで待機し、入力があると、ステツプ7で
計時用のタイマーをリセツトして再スタートさ
せ、ステツプ1,2のループへ戻る。
ここで、ステツプ2及び4の部分が罰点値出力
手段に相当し、ステツプ5の部分が罰点値演算手
段に相当する。
手段に相当し、ステツプ5の部分が罰点値演算手
段に相当する。
ステツプ3での判定で再始動後所定時間内に停
止した場合は、ステツプ3からステツプ6へ進
み、罰点値の出力並びに積算は行わない。したが
つて、このステツプ3の部分が積算停止手段に相
当する。
止した場合は、ステツプ3からステツプ6へ進
み、罰点値の出力並びに積算は行わない。したが
つて、このステツプ3の部分が積算停止手段に相
当する。
織上がり信号が発生した場合は、ステツプ1か
らステツプ8へ進み、それまでの罰点値の積算値
ΣXを基準値と比較し、基準値以上であればステ
ツプ9へ進んで要検反信号を出力して、出力部1
0のデイスプレイに表示、あるいは織布上にマー
キングする。基準値未満の場合はステツプ10へ
進んで検反不要信号を出力し、前述のように表示
する。その後、ステツプ11で罰点値の積算値
ΣXをクリアする。
らステツプ8へ進み、それまでの罰点値の積算値
ΣXを基準値と比較し、基準値以上であればステ
ツプ9へ進んで要検反信号を出力して、出力部1
0のデイスプレイに表示、あるいは織布上にマー
キングする。基準値未満の場合はステツプ10へ
進んで検反不要信号を出力し、前述のように表示
する。その後、ステツプ11で罰点値の積算値
ΣXをクリアする。
尚、再始動後の時間を検出する方法としては実
時間を測定する代わりに、製織長あるいは織機の
回転数などから間接的に検出するようにしてもよ
い。
時間を測定する代わりに、製織長あるいは織機の
回転数などから間接的に検出するようにしてもよ
い。
〈考案の効果〉
以上説明したように本考案によれば、再始動
後、所定時間内に停止した際は、そのときの罰点
値を積算しないようにしたから、実際の織布上の
疵とほぼ対応した検反を行うことができるという
効果が得られる。また、所定長の製織の途中でも
その時点の罰点値の積算値から最終的に格落ちに
なることなどを予想できるので、格落ちになる前
に設定の調整を行つて、格落ちになるのを防止で
きるという利点がある。さらに、罰点値の積算値
のみを記憶しておけばよく、膨大な記憶部を設け
なくてもよいので、安価にできるという利点があ
る。
後、所定時間内に停止した際は、そのときの罰点
値を積算しないようにしたから、実際の織布上の
疵とほぼ対応した検反を行うことができるという
効果が得られる。また、所定長の製織の途中でも
その時点の罰点値の積算値から最終的に格落ちに
なることなどを予想できるので、格落ちになる前
に設定の調整を行つて、格落ちになるのを防止で
きるという利点がある。さらに、罰点値の積算値
のみを記憶しておけばよく、膨大な記憶部を設け
なくてもよいので、安価にできるという利点があ
る。
第1図は本考案の構成を示すブロツク図、第2
図は本考案の一実施例を示すシステム図、第3図
は織機の作動制御のフローチヤート、第4図は自
動検反のフローチヤートである。 1……織機、5……運転信号発生器、6……停
止信号発生器、7……織上がり信号発生器、8…
…演算回路、9……クロツク。
図は本考案の一実施例を示すシステム図、第3図
は織機の作動制御のフローチヤート、第4図は自
動検反のフローチヤートである。 1……織機、5……運転信号発生器、6……停
止信号発生器、7……織上がり信号発生器、8…
…演算回路、9……クロツク。
Claims (1)
- 織機の停止毎に所定の罰点値を出力する罰点値
出力手段と、その罰点値を積算する罰点値積算手
段とを備えて、その積算値に基づいて織布の格付
けを行う織機における自動検反装置において、織
機の再始動後所定時間内に織機が停止したときに
そのときの罰点値を積算しないようにする積算停
止手段を設けたことを特徴とする織機における自
動検反装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985199448U JPH0351346Y2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985199448U JPH0351346Y2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62110298U JPS62110298U (ja) | 1987-07-14 |
JPH0351346Y2 true JPH0351346Y2 (ja) | 1991-11-01 |
Family
ID=31161082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985199448U Expired JPH0351346Y2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0351346Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5442461A (en) * | 1977-09-01 | 1979-04-04 | Toray Industries | Production management in loom |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP1985199448U patent/JPH0351346Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5442461A (en) * | 1977-09-01 | 1979-04-04 | Toray Industries | Production management in loom |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62110298U (ja) | 1987-07-14 |
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