JP2862598B2 - 全自動洗濯機 - Google Patents
全自動洗濯機Info
- Publication number
- JP2862598B2 JP2862598B2 JP1288996A JP28899689A JP2862598B2 JP 2862598 B2 JP2862598 B2 JP 2862598B2 JP 1288996 A JP1288996 A JP 1288996A JP 28899689 A JP28899689 A JP 28899689A JP 2862598 B2 JP2862598 B2 JP 2862598B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washing
- washing machine
- fully automatic
- load
- automatic washing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は、洗濯翼の回転負荷の検知結果に基づいて
給水位を決定する全自動洗濯機であって、洗濯翼の回転
負荷判定の基準値の補正制御装置に関するものである。
給水位を決定する全自動洗濯機であって、洗濯翼の回転
負荷判定の基準値の補正制御装置に関するものである。
（ロ）従来の技術 従来、全自動洗濯機において、洗濯物を入れた基準低
水位状態で洗濯翼を一定時間回転させ、このときの洗濯
翼の回転数からその負荷を検知し、その大小に応じて最
終給水料を決定するものが知られている（特公昭62−21
559号公報参照）。
水位状態で洗濯翼を一定時間回転させ、このときの洗濯
翼の回転数からその負荷を検知し、その大小に応じて最
終給水料を決定するものが知られている（特公昭62−21
559号公報参照）。
（ハ）発明が解決しようとする問題点 従来の全自動洗濯機にあっては、長期間洗濯機を使用
しているとベルトがゆるみ、同じ負荷でも翼の回転数が
変化してき、正確な負荷の判定ができなくなるという欠
点がある。
しているとベルトがゆるみ、同じ負荷でも翼の回転数が
変化してき、正確な負荷の判定ができなくなるという欠
点がある。
この発明は、ベルトの張力のゆるみを検知し、それに
よって負荷の判定の基準となるデータの補正を行い、正
確に負荷の判定をすることができるようにすることを目
的としている。
よって負荷の判定の基準となるデータの補正を行い、正
確に負荷の判定をすることができるようにすることを目
的としている。
（ニ）問題点を解決するための手段 この発明の全自動洗濯機は、洗濯翼の回転負荷の検知
結果に基づいて給水位等の洗濯動作状態を決定する全自
動洗濯機において、予め記憶された各水位別の脱水槽回
転数（rpm）と今回の洗濯時の脱水における脱水槽回転
数（rpm）との差を計算し、その差が所定数以上である
ときに、次回の洗濯時における洗濯翼の回転負荷判定の
基準値を補正する制御装置を設けたものである。
結果に基づいて給水位等の洗濯動作状態を決定する全自
動洗濯機において、予め記憶された各水位別の脱水槽回
転数（rpm）と今回の洗濯時の脱水における脱水槽回転
数（rpm）との差を計算し、その差が所定数以上である
ときに、次回の洗濯時における洗濯翼の回転負荷判定の
基準値を補正する制御装置を設けたものである。
（ホ）作 用 上記のように構成された全自動洗濯機は、予め記憶さ
れた各水位別の脱水槽回転数（rpm）と前回の洗濯時の
最終脱水における脱水槽回転数（rpm）との差が計算さ
れ、その差が所定数以上であると、ベルトがゆるんだと
判断され、次回の洗濯時における洗濯翼の回転負荷判定
の基準値が補正され、正確な負荷量判定ができるように
なる。
れた各水位別の脱水槽回転数（rpm）と前回の洗濯時の
最終脱水における脱水槽回転数（rpm）との差が計算さ
れ、その差が所定数以上であると、ベルトがゆるんだと
判断され、次回の洗濯時における洗濯翼の回転負荷判定
の基準値が補正され、正確な負荷量判定ができるように
なる。
（ヘ）実施例 図を参照して説明する。
第１図は、この発明において使用する全自動洗濯機の
概要を示す断面図であり、フレーム１内にバネ２、吊棒
３を介して外槽４を支持し、更にその中に洗濯翼５を有
する脱水槽６を設けたものである。７はコントロール部
であり、その部分で洗濯に必要な諸々の制御を行う。
概要を示す断面図であり、フレーム１内にバネ２、吊棒
３を介して外槽４を支持し、更にその中に洗濯翼５を有
する脱水槽６を設けたものである。７はコントロール部
であり、その部分で洗濯に必要な諸々の制御を行う。
負荷判定までの洗濯機の運転は、第２図に示すフロー
チャート図に従ってなされる。これによると、先ず、小
量水位まで給水して洗濯翼５の反転運転を開始する。そ
の反転パターンは、例えば、右0.4、休0.4、右0.2、休
0.6、左0.4、休0.4、左0.2、休0.6（秒）とする。そし
て、洗濯翼５、即ち、大プーリ８が78回転するまでの時
間を測定する。このときの回転数の測定は、第４図に示
されている回転数検知部によって行う。それは、大プー
リ８に取り付けられている磁石９及びその磁石の通過に
よりオン、オフするスイッチ10よりなり、そのスイッチ
10のオン又はオフ回数を計数するものである。
チャート図に従ってなされる。これによると、先ず、小
量水位まで給水して洗濯翼５の反転運転を開始する。そ
の反転パターンは、例えば、右0.4、休0.4、右0.2、休
0.6、左0.4、休0.4、左0.2、休0.6（秒）とする。そし
て、洗濯翼５、即ち、大プーリ８が78回転するまでの時
間を測定する。このときの回転数の測定は、第４図に示
されている回転数検知部によって行う。それは、大プー
リ８に取り付けられている磁石９及びその磁石の通過に
よりオン、オフするスイッチ10よりなり、そのスイッチ
10のオン又はオフ回数を計数するものである。
第１表の負荷判定データは、大プーリが78回転するま
での時間の長短を洗濯翼の負荷、即ち、洗濯物量の目安
とし、それに対する適切な給水位を示したものである。
での時間の長短を洗濯翼の負荷、即ち、洗濯物量の目安
とし、それに対する適切な給水位を示したものである。
この第１表の負荷判定データに従って洗濯槽中に給水
し、第２表の予め記憶された脱水回転の基準データに従
ってそれぞれの水位に応じた脱水槽回転数（rpm）で運
転を行う。
し、第２表の予め記憶された脱水回転の基準データに従
ってそれぞれの水位に応じた脱水槽回転数（rpm）で運
転を行う。
負荷量判定後の洗濯機の運転は、第３図に示すフロー
チャート図に従って行われる。それによると、洗濯機の
運転が進んで最終脱水に入ると、その終了２分前から１
分間、大プーリの回転数を測定し、これを記憶してお
く。そして、脱水運転が終了した後に、その測定した脱
水槽回転数と、前記の判定水位に対応して選択された基
準値とを比較し、その差が15回転以上であれば、駆動ベ
ルトの張力がゆるんでいると判断する。これにもとづい
て、次回の洗濯時における負荷判定データ（表１の全デ
ータ）を前記脱水槽回転数の差に見合った長めの時間に
補正し、これを記憶しておく。その補正をどの程度にす
るかは、実験等によって決めることができる。
チャート図に従って行われる。それによると、洗濯機の
運転が進んで最終脱水に入ると、その終了２分前から１
分間、大プーリの回転数を測定し、これを記憶してお
く。そして、脱水運転が終了した後に、その測定した脱
水槽回転数と、前記の判定水位に対応して選択された基
準値とを比較し、その差が15回転以上であれば、駆動ベ
ルトの張力がゆるんでいると判断する。これにもとづい
て、次回の洗濯時における負荷判定データ（表１の全デ
ータ）を前記脱水槽回転数の差に見合った長めの時間に
補正し、これを記憶しておく。その補正をどの程度にす
るかは、実験等によって決めることができる。
なお、参考のために、全自動洗濯機のブロック回路図
を第５図に示しておく。
を第５図に示しておく。
（ト）発明の効果 この発明は、以上説明したように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
で、以下に記載するような効果を奏する。
即ち、脱水運転時におけるベルト張力の変動を検知
し、それによって洗濯翼の負荷判定の基準値を自動補正
するので、それに基づいた負荷の判定は、常に正確であ
る。しかも、従来の全自動洗濯機に若干の手を加えるだ
けですむのでコストもあまりかからない。
し、それによって洗濯翼の負荷判定の基準値を自動補正
するので、それに基づいた負荷の判定は、常に正確であ
る。しかも、従来の全自動洗濯機に若干の手を加えるだ
けですむのでコストもあまりかからない。
第１図は、全自動洗濯機の概要を示す断面図、第２図
は、負荷判定までの洗濯機の運転状態を示すフローチャ
ート図、第３図は、負荷判定後の洗濯機の運転状態を示
すフローチャート図、第４図は、負荷判定のための回点
数検知部における磁石とスイッチの取付け概要図、第５
図は、全自動洗濯機のブロック回路図である。 ５……洗濯翼、８……大プーリ、９……磁石、 10……スイッチ
は、負荷判定までの洗濯機の運転状態を示すフローチャ
ート図、第３図は、負荷判定後の洗濯機の運転状態を示
すフローチャート図、第４図は、負荷判定のための回点
数検知部における磁石とスイッチの取付け概要図、第５
図は、全自動洗濯機のブロック回路図である。 ５……洗濯翼、８……大プーリ、９……磁石、 10……スイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】洗濯翼の回転負荷の検知結果に基づいて給
水位等の洗濯動作状態を決定する全自動洗濯機におい
て、予め記憶された各水位別の脱水槽回転数（rpm）と
今回の洗濯時の脱水における脱水槽回転数（rpm）との
差を計算し、その差が所定数以上であるときに、次回の
洗濯時における洗濯翼の回転負荷判定の基準値を補正す
る制御装置を設けた全自動洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1288996A JP2862598B2 (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | 全自動洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1288996A JP2862598B2 (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | 全自動洗濯機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03149093A JPH03149093A (ja) | 1991-06-25 |
| JP2862598B2 true JP2862598B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=17737497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1288996A Expired - Lifetime JP2862598B2 (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | 全自動洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2862598B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100480707B1 (ko) * | 2002-07-08 | 2005-04-06 | 엘지전자 주식회사 | 세탁기의 탈수행정 제어방법 |
| CN110344209B (zh) * | 2018-04-04 | 2024-01-02 | 佛山市顺德海尔电器有限公司 | 一种洗衣机的控制方法及洗衣机 |
| CN110344208B (zh) * | 2018-04-04 | 2023-09-05 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种洗衣机的控制方法及洗衣机 |
| CN108842371A (zh) * | 2018-08-24 | 2018-11-20 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种洗衣机控制方法 |
-
1989
- 1989-11-07 JP JP1288996A patent/JP2862598B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03149093A (ja) | 1991-06-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| RU94038773A (ru) | Способ определения массы влажного белья в барабане стиральной машины | |
| JP2002530169A (ja) | 洗濯槽のアンバランスを検出する方法及び装置 | |
| JPH10501442A (ja) | 慣性に基づく負荷決定方式を備えたエネルギ効率の良い洗濯機 | |
| US7287292B2 (en) | Washing machine control method | |
| US7446500B2 (en) | Method for operating a programmable washing machine | |
| JP2862598B2 (ja) | 全自動洗濯機 | |
| US20080222819A1 (en) | Washing machine and control method thereof | |
| JP3005125B2 (ja) | 全自動洗濯機 | |
| KR100519325B1 (ko) | 세탁기의 포량감지방법 | |
| JP2000014982A (ja) | 全自動洗濯機の制御方法 | |
| JP2574305B2 (ja) | 洗濯機の負荷量検知装置 | |
| JPH07185180A (ja) | 洗濯機 | |
| JP2532522B2 (ja) | 洗濯機の布負荷量検知装置 | |
| JPH0790077B2 (ja) | 全自動洗濯機 | |
| JPH05253384A (ja) | 洗濯機の制御装置 | |
| JPH11123295A (ja) | 脱水機のアンバランス補正装置 | |
| KR100211558B1 (ko) | 드럼세탁기의 탈수시 진동량 저감 제어방법 | |
| JP3691282B2 (ja) | 洗濯機 | |
| KR0130377B1 (ko) | 세탁기의 구동제어방법 | |
| JP2005034224A (ja) | 洗濯乾燥機、洗濯乾燥機の乾燥方法 | |
| JPH0728984B2 (ja) | 洗濯機の洗濯物量検知装置 | |
| KR100493289B1 (ko) | 드럼세탁기의 제어방법 | |
| JP2815677B2 (ja) | 洗濯機の運転制御方法 | |
| JPH057688A (ja) | 洗濯機の制御装置 | |
| JPS63164996A (ja) | 洗濯機の洗濯物量検知方法 |