JPH0351328A - 紡機のボットムローラのクリヤラー - Google Patents
紡機のボットムローラのクリヤラーInfo
- Publication number
- JPH0351328A JPH0351328A JP1186526A JP18652689A JPH0351328A JP H0351328 A JPH0351328 A JP H0351328A JP 1186526 A JP1186526 A JP 1186526A JP 18652689 A JP18652689 A JP 18652689A JP H0351328 A JPH0351328 A JP H0351328A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clearer
- bottom roller
- scraping blade
- roller
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000009987 spinning Methods 0.000 title claims description 15
- 238000007790 scraping Methods 0.000 claims abstract description 39
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 abstract description 8
- 239000000835 fiber Substances 0.000 abstract description 5
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 abstract description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 abstract description 4
- 239000002699 waste material Substances 0.000 abstract description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 2
- 230000009191 jumping Effects 0.000 abstract 1
- 229920002803 thermoplastic polyurethane Polymers 0.000 description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 4
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000002783 friction material Substances 0.000 description 1
- 238000011086 high cleaning Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H11/00—Arrangements for confining or removing dust, fly or the like
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H5/00—Drafting machines or arrangements ; Threading of roving into drafting machine
- D01H5/18—Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars
- D01H5/60—Arrangements maintaining drafting elements free of fibre accumulations
- D01H5/64—Rollers or aprons with cleaning surfaces
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は紡機のボットムローラのクリヤラーの改良に関
するものである。
するものである。
紡機、特に粗紡機や精紡機等の後紡機のトラフハトパー
トには、風綿やクリヤラー綿の掻取り部材として九ロー
ラの表面に植毛布や起毛布等の摩擦部材を貼付けた回転
式クリヤラーが装着されている。
トには、風綿やクリヤラー綿の掻取り部材として九ロー
ラの表面に植毛布や起毛布等の摩擦部材を貼付けた回転
式クリヤラーが装着されている。
従来の回転式クリヤラー装置に於いては、紡機のボット
ムローラのフリュート加工面に支持スプリングによる弾
性押圧力の作用下にクリヤラーの本体を圧接させ、摩擦
接触によってボットムローラとクリヤラー本体とを同速
回転させることによってフリュート加工面に付着した風
綿やクリヤラー綿を除去していた。
ムローラのフリュート加工面に支持スプリングによる弾
性押圧力の作用下にクリヤラーの本体を圧接させ、摩擦
接触によってボットムローラとクリヤラー本体とを同速
回転させることによってフリュート加工面に付着した風
綿やクリヤラー綿を除去していた。
上記の従来型の回転式クリヤラー装置では、ボットムロ
ーラのフリュート加工面とクリヤラーの本体とが同一の
周速で接触回転しているため、クリヤラーの表面に風綿
やクリヤラー綿の掻取りに必要な周速差が与えられず、
充分なりリーニング効果が得られなかった。このため、
運転時間の経過と共にボットムローラのフリュート加工
面への風綿や繊維屑の付着量が増大し篠切れや糸切れ等
のトラブルを発生させていた。
ーラのフリュート加工面とクリヤラーの本体とが同一の
周速で接触回転しているため、クリヤラーの表面に風綿
やクリヤラー綿の掻取りに必要な周速差が与えられず、
充分なりリーニング効果が得られなかった。このため、
運転時間の経過と共にボットムローラのフリュート加工
面への風綿や繊維屑の付着量が増大し篠切れや糸切れ等
のトラブルを発生させていた。
上記課題の解決手段として本発明は、
（１）ボットムローラの表面に付着した風綿やクリヤラ
ー綿を除去するための回転式クリヤラーに於いて、当該
回転式クリヤラーの本体を細幅の掻取り刃を具えた軸状
回転部材から形成したことを特徴とする紡機のボットム
ローラのクリヤラー。及び、 （２）前記細幅の掻取り刃を具えた軸状回転部材への回
転駆動力の伝達部材を、前記ボットムローラの小径ネッ
ク部分に押圧付勢される弾性ローラから形成したことを
特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の紡機のボット
ムローラのクリヤラー を提供するものである。
ー綿を除去するための回転式クリヤラーに於いて、当該
回転式クリヤラーの本体を細幅の掻取り刃を具えた軸状
回転部材から形成したことを特徴とする紡機のボットム
ローラのクリヤラー。及び、 （２）前記細幅の掻取り刃を具えた軸状回転部材への回
転駆動力の伝達部材を、前記ボットムローラの小径ネッ
ク部分に押圧付勢される弾性ローラから形成したことを
特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の紡機のボット
ムローラのクリヤラー を提供するものである。
クリヤラー本体の回転駆動力を弾性ローラの押圧付勢を
介してボットムローラの小径ネック部分から伝達するこ
とによって、ボットムローラのフリュート加工面とクリ
ヤラー本体の掻取り刃の先端部分との間に所定の周速差
を発生させ、これによってフリュート加工面に付着した
風綿やクリヤラー綿を積極的に掻取る。
介してボットムローラの小径ネック部分から伝達するこ
とによって、ボットムローラのフリュート加工面とクリ
ヤラー本体の掻取り刃の先端部分との間に所定の周速差
を発生させ、これによってフリュート加工面に付着した
風綿やクリヤラー綿を積極的に掻取る。
また、前記クリヤラー本体を、細幅の掻取り刃を具えた
軸状回転部材から形成することによって、風綿やクリヤ
ラー綿の剥取り機能を助長する。これによって前記周速
差によるボットムローラのフリュート加工面のクリーニ
ング効果は一層助長される。
軸状回転部材から形成することによって、風綿やクリヤ
ラー綿の剥取り機能を助長する。これによって前記周速
差によるボットムローラのフリュート加工面のクリーニ
ング効果は一層助長される。
第１図は本発明の第１の具体例を示す精紡機のドラフト
パートの正面図、第２図↓よ本発明の第２の具体例の略
示側面図、第３図は第２図に示すクリヤラー装置の部分
拡大側面図、第４図は平面状の細幅掻取り刃の横断面形
状を例示する側面図、第５図は第１図に例示するクリヤ
ラー本体の分解斜視図である。
パートの正面図、第２図↓よ本発明の第２の具体例の略
示側面図、第３図は第２図に示すクリヤラー装置の部分
拡大側面図、第４図は平面状の細幅掻取り刃の横断面形
状を例示する側面図、第５図は第１図に例示するクリヤ
ラー本体の分解斜視図である。
第１図及び第５図に於いて（１）はフロントボットムロ
ーラ、（２）はセカンドボットムローラ、（３）はバッ
クボットムローラ、（４）はエプロン、（５）は前記エ
プロン（４）及びテンサーバー（６）によってフロント
ボットムローラ（１）とセカンドボットムローラ（２）
の間に形成されたエプロンドラフト装置である。また、
（７）はフロントボットムローラ（１）の前方下部に配
設されたニューマフリヱート、（８）は回転式クリヤラ
ーの本体（１ｏ）の回転支持部材として設けられた板バ
ネ、（９）は紡出糸条の走行経路を示す。
ーラ、（２）はセカンドボットムローラ、（３）はバッ
クボットムローラ、（４）はエプロン、（５）は前記エ
プロン（４）及びテンサーバー（６）によってフロント
ボットムローラ（１）とセカンドボットムローラ（２）
の間に形成されたエプロンドラフト装置である。また、
（７）はフロントボットムローラ（１）の前方下部に配
設されたニューマフリヱート、（８）は回転式クリヤラ
ーの本体（１ｏ）の回転支持部材として設けられた板バ
ネ、（９）は紡出糸条の走行経路を示す。
クリヤラーの本体（１０）は、弾性変形能を有する合成
樹脂材料、例えばウレタン樹脂から成形されており、第
１図及び第５図に例示するように、フロントボットムロ
ーラ（１）の軸線方向に対して所定の傾斜角（θ）を形
成する螺旋翼状の細幅掻取り刃（１１）を具えた軸状回
転部材として形成されている。（１２）は前記クリヤラ
ーの本体（１０）に回転駆動力を伝達する弾性ローラで
、フロントボットムローラ（１）の小径ネック部分（１
５）に対して吸着保持され回転機能を発揮する円筒状の
ウレタン樹脂層（１３）とこのウレタン樹脂層（１３）
内に装填されたマグネット（１４）から形成されている
。クリヤラーの本体（１０）は、摩擦係数の大きな高弾
性の合成樹脂、例えばウレタン樹脂から成形されており
、ボットムローラ（１）のフリュート加工面とクリヤラ
ー本体（１０）の掻取り刃の先端部分との間に所定の周
速差を発生させるため、フロントボットムローラ（１）
の溝（フリュート）加工面（１６）の軸線方向全域に亘
って細幅掻取り刃（１１）の先端稜線部分を弾性的な押
圧力の作用下に当接させるようにその長さ寸法と細幅掻
取り刃（１１）の高さ寸法が規制されている。
樹脂材料、例えばウレタン樹脂から成形されており、第
１図及び第５図に例示するように、フロントボットムロ
ーラ（１）の軸線方向に対して所定の傾斜角（θ）を形
成する螺旋翼状の細幅掻取り刃（１１）を具えた軸状回
転部材として形成されている。（１２）は前記クリヤラ
ーの本体（１０）に回転駆動力を伝達する弾性ローラで
、フロントボットムローラ（１）の小径ネック部分（１
５）に対して吸着保持され回転機能を発揮する円筒状の
ウレタン樹脂層（１３）とこのウレタン樹脂層（１３）
内に装填されたマグネット（１４）から形成されている
。クリヤラーの本体（１０）は、摩擦係数の大きな高弾
性の合成樹脂、例えばウレタン樹脂から成形されており
、ボットムローラ（１）のフリュート加工面とクリヤラ
ー本体（１０）の掻取り刃の先端部分との間に所定の周
速差を発生させるため、フロントボットムローラ（１）
の溝（フリュート）加工面（１６）の軸線方向全域に亘
って細幅掻取り刃（１１）の先端稜線部分を弾性的な押
圧力の作用下に当接させるようにその長さ寸法と細幅掻
取り刃（１１）の高さ寸法が規制されている。
細幅掻取り刃（１１）の刃幅（１）は、ＩＷ以下に設定
することが好ましい、また、細幅掻取り刃としては、第
１図及び第５図に示す螺旋翼状の掻取り刃（１１）の外
、第２図乃至第４図に例示するようにフロントボットム
ローラ（１）の軸線方向に対して平行に延びる平面翼状
の掻取り刃（ＩＩＡ）を使用することもできる。細幅掻
取り刃は、１枚だけ配設してもよいが、別法として螺旋
翼状掻取り刃（１１）或いは平面翼状掻取り刃（ＩＩＡ
）の何れの場合に於いても、軸状回転部材の本体の回り
に所定の位相角形成下に複数枚固設してもよい。例えば
、第４図Ａに示すクリヤラーの本体（１０）には、１枚
の平面翼状掻取り刃（ＩＩＡ）が軸線方向を指向して固
設されており、同図Ｂに示すクリヤラーの本体（１０）
に於いては、３枚の平面翼状掻取り刃（ＩＩＡ）（ＩＩ
Ａ）（ＩＩＡ）が相互間に１２０°の位相角を維持し、
かつ、軸線方向を指向して固設されている。また、第４
図Ｃに示すクリヤラーの本体（１０）に於いては、２枚
の平面翼状掻取り刃（ＩＩＡ）（ＩＩＡ）が相互間に１
８０°の位相角を維持し、かつ、軸線方向を指向して固
設されている。掻取り刃（１１）又は（ＩＩＡ）の固設
枚数は、紡機の運転条件に応じて選定される。クリヤラ
ーの本体（１０）が２枚以上の螺旋翼状掻取り刃（１１
） （１１）・・・を具えた軸状回転部材から構成さ
れている場合には、これらの螺旋翼状掻取り刃（１１）
（１１）・・・は軸状回転部材の周りに多重ネジ構
造を形成して固設される。
することが好ましい、また、細幅掻取り刃としては、第
１図及び第５図に示す螺旋翼状の掻取り刃（１１）の外
、第２図乃至第４図に例示するようにフロントボットム
ローラ（１）の軸線方向に対して平行に延びる平面翼状
の掻取り刃（ＩＩＡ）を使用することもできる。細幅掻
取り刃は、１枚だけ配設してもよいが、別法として螺旋
翼状掻取り刃（１１）或いは平面翼状掻取り刃（ＩＩＡ
）の何れの場合に於いても、軸状回転部材の本体の回り
に所定の位相角形成下に複数枚固設してもよい。例えば
、第４図Ａに示すクリヤラーの本体（１０）には、１枚
の平面翼状掻取り刃（ＩＩＡ）が軸線方向を指向して固
設されており、同図Ｂに示すクリヤラーの本体（１０）
に於いては、３枚の平面翼状掻取り刃（ＩＩＡ）（ＩＩ
Ａ）（ＩＩＡ）が相互間に１２０°の位相角を維持し、
かつ、軸線方向を指向して固設されている。また、第４
図Ｃに示すクリヤラーの本体（１０）に於いては、２枚
の平面翼状掻取り刃（ＩＩＡ）（ＩＩＡ）が相互間に１
８０°の位相角を維持し、かつ、軸線方向を指向して固
設されている。掻取り刃（１１）又は（ＩＩＡ）の固設
枚数は、紡機の運転条件に応じて選定される。クリヤラ
ーの本体（１０）が２枚以上の螺旋翼状掻取り刃（１１
） （１１）・・・を具えた軸状回転部材から構成さ
れている場合には、これらの螺旋翼状掻取り刃（１１）
（１１）・・・は軸状回転部材の周りに多重ネジ構
造を形成して固設される。
第１図及び第５図に示す弾性ローラ（１２）が円筒状の
ウレタン樹脂層（１３）とマグネット（１４）との同心
嵌込み構造体から形成されているのに対し、第２図乃至
第４図に示す弾性ローラ（１２）は摩擦係数の大きな円
筒状ウレタン樹脂（１３）のみによって形成されている
。フロントボットムローラ（１）の溝（フリュート）加
工面（１６）の直径が２５ｍ＋ａ、当該フロントボット
ムローラの小径ネック部分（１５）の直径が２３ｍｍの
場合、フロントボットムローラ（１）の溝加工面（１６
）とクリヤラー本体（１０）の掻取り刃（１１）又は（
ＩＩＡ）との間に所定の周速差を発生させるため、第１
図乃至第５図に示す弾性ローラ（１２）に於いては、円
筒状のウレタン樹脂層（１３）が２１ｍの外径寸法を持
つようにそれぞれの寸法諸元が選定されている。この場
合、弾性ローラ（１２）の軸心から測った螺旋翼状掻取
り刃（１１）及び平面翼状掻取り刃（ＩＩＡ）半径は、
当該掻取り刃の先端稜線部分が弾性変形しながら周速差
維持下にフロントボットムローラ（１）の溝（フリュー
ト）加工面（１６）に押圧付勢されクリーニング機能を
発現し得るようにするため、約１１ｍｍに設定されてい
る。
ウレタン樹脂層（１３）とマグネット（１４）との同心
嵌込み構造体から形成されているのに対し、第２図乃至
第４図に示す弾性ローラ（１２）は摩擦係数の大きな円
筒状ウレタン樹脂（１３）のみによって形成されている
。フロントボットムローラ（１）の溝（フリュート）加
工面（１６）の直径が２５ｍ＋ａ、当該フロントボット
ムローラの小径ネック部分（１５）の直径が２３ｍｍの
場合、フロントボットムローラ（１）の溝加工面（１６
）とクリヤラー本体（１０）の掻取り刃（１１）又は（
ＩＩＡ）との間に所定の周速差を発生させるため、第１
図乃至第５図に示す弾性ローラ（１２）に於いては、円
筒状のウレタン樹脂層（１３）が２１ｍの外径寸法を持
つようにそれぞれの寸法諸元が選定されている。この場
合、弾性ローラ（１２）の軸心から測った螺旋翼状掻取
り刃（１１）及び平面翼状掻取り刃（ＩＩＡ）半径は、
当該掻取り刃の先端稜線部分が弾性変形しながら周速差
維持下にフロントボットムローラ（１）の溝（フリュー
ト）加工面（１６）に押圧付勢されクリーニング機能を
発現し得るようにするため、約１１ｍｍに設定されてい
る。
弾性ローラ（１２）が第１図及び第５図に示すようにウ
レタン樹脂層（１３）及びその内部に装填されたマグネ
ット（１４）から形成されている場合には、ウレタン樹
脂層（１３）を介して作用するマグネッｌ−（１４）の
吸着機能−を利用してフロントボットムローラ（１）と
弾性ローラ（１２）との間に、滑りの少ない回転駆動力
の伝達系を構成することができる。一方、弾性ローラ（
１２）が第２図乃至第４図に示すようにウレタン樹脂（
１３）のみによって形成されている場合には、弾性ロー
ラ（１２）の支持部材として板バネ（８）を使用する。
レタン樹脂層（１３）及びその内部に装填されたマグネ
ット（１４）から形成されている場合には、ウレタン樹
脂層（１３）を介して作用するマグネッｌ−（１４）の
吸着機能−を利用してフロントボットムローラ（１）と
弾性ローラ（１２）との間に、滑りの少ない回転駆動力
の伝達系を構成することができる。一方、弾性ローラ（
１２）が第２図乃至第４図に示すようにウレタン樹脂（
１３）のみによって形成されている場合には、弾性ロー
ラ（１２）の支持部材として板バネ（８）を使用する。
第１及び第５図に例示する回転式クリャラ−（２０）に
於いては、クリヤラーの本体（１０）及び弾性ローラ（
１２）の回転支持部材として、マグネッ） （１４）の
磁力の減少防止に好適なアルミニウム又はステンレス鋼
製の枢軸（２１）を使用している。これに対し第２図乃
至第４図に例示する回転式クリャラ−（２０）に於いて
は、ウレタン樹脂層（１３）からなる弾性ローラ（１２
）を使用しているため、鉄製の枢軸（２１）を使用して
いる。何れの場合にも、上記枢軸（２１）に、合成樹脂
製の端面ナツト（１７） 、クリヤラーの本体（１０）
及び弾性ローラ（１２） 、丸ナツト（１９） 、短か
目の第１のカラー（１８） 、並びに長目の第２のカラ
ー（２２）を所定の順序に従って嵌挿固着することによ
ってカイテン式クリヤラー（２０）を形成する。
於いては、クリヤラーの本体（１０）及び弾性ローラ（
１２）の回転支持部材として、マグネッ） （１４）の
磁力の減少防止に好適なアルミニウム又はステンレス鋼
製の枢軸（２１）を使用している。これに対し第２図乃
至第４図に例示する回転式クリャラ−（２０）に於いて
は、ウレタン樹脂層（１３）からなる弾性ローラ（１２
）を使用しているため、鉄製の枢軸（２１）を使用して
いる。何れの場合にも、上記枢軸（２１）に、合成樹脂
製の端面ナツト（１７） 、クリヤラーの本体（１０）
及び弾性ローラ（１２） 、丸ナツト（１９） 、短か
目の第１のカラー（１８） 、並びに長目の第２のカラ
ー（２２）を所定の順序に従って嵌挿固着することによ
ってカイテン式クリヤラー（２０）を形成する。
第１図に示す右半分を省略した具体例に於いては、図示
しないローラスタンド間に６錘分の溝（フリュート）加
工面（１６） （１６）を具えたフロントボットムロ
ーラ（１）が回転自在に支持されており、これに対応し
て螺旋翼状の掻取り刃（１１）を具えた６個のクリラヤ
ー本体（１０）（１０）・・・がそれぞれの溝（フリュ
ート）加工面（１６） （１６）・・・に対向状態で
配設されている。
しないローラスタンド間に６錘分の溝（フリュート）加
工面（１６） （１６）を具えたフロントボットムロ
ーラ（１）が回転自在に支持されており、これに対応し
て螺旋翼状の掻取り刃（１１）を具えた６個のクリラヤ
ー本体（１０）（１０）・・・がそれぞれの溝（フリュ
ート）加工面（１６） （１６）・・・に対向状態で
配設されている。
この場合、クリヤラー本体（１０）と溝（フリュート）
加工面（１６）との間に軸線方向に沿う相対位置のずれ
が発生することを防止するため、ローラスタンド間で左
側に位置する３個のクリヤラー本体（１０） （１０
） （１０）の螺旋翼状掻取り刃（１１） （１１
） （１１）は右ネジ状とし、ローラスタンド間で右
側に位置する３個のクリヤラー本体（何れも図示省略）
の螺旋状掻取り刃は左ネジ状とすることが望ましい。
加工面（１６）との間に軸線方向に沿う相対位置のずれ
が発生することを防止するため、ローラスタンド間で左
側に位置する３個のクリヤラー本体（１０） （１０
） （１０）の螺旋翼状掻取り刃（１１） （１１
） （１１）は右ネジ状とし、ローラスタンド間で右
側に位置する３個のクリヤラー本体（何れも図示省略）
の螺旋状掻取り刃は左ネジ状とすることが望ましい。
以上の例示説明から理解されるように、クリヤラー本体
（１０）の回転駆動力を弾性ローラ（１２）の押圧付勢
を介してフロントボットムローラ（１）の小径ネック部
分（１５）から伝達することによって、フロントボット
ムローラ（１）の溝（フリュート）加工面（１６）とク
リヤラー本体（１０）の掻取り刃（１１）又は（ＩＩＡ
）の先端部分との間には所定の周速差が発生し、これに
よって前記溝（フリュート）加工面（１６）が強くこす
られる。従って、溝（フリュート）加工面（１６）に付
着した風綿やクリヤラー綿等の繊維屑は掻取り刃（１１
）又は（ＩＩＡ）の擦過によって積極的に掻取られる。
（１０）の回転駆動力を弾性ローラ（１２）の押圧付勢
を介してフロントボットムローラ（１）の小径ネック部
分（１５）から伝達することによって、フロントボット
ムローラ（１）の溝（フリュート）加工面（１６）とク
リヤラー本体（１０）の掻取り刃（１１）又は（ＩＩＡ
）の先端部分との間には所定の周速差が発生し、これに
よって前記溝（フリュート）加工面（１６）が強くこす
られる。従って、溝（フリュート）加工面（１６）に付
着した風綿やクリヤラー綿等の繊維屑は掻取り刃（１１
）又は（ＩＩＡ）の擦過によって積極的に掻取られる。
また、クリヤラーの本体（１０）を細幅の掻取り刃（１
１）又は（ＩＩＡ）を固設してなる軸状回転部材から形
成することによって、フロントボットムローラ（１）の
溝（フリュート）加工面（１６）に擦過圧力が集中負荷
状態で伝達される。このため、従来の丸ローラからなる
回転式クリヤラー装置を使用した場合に比較して、少な
い消費動力で高いクリーニング作用が発揮される。
１）又は（ＩＩＡ）を固設してなる軸状回転部材から形
成することによって、フロントボットムローラ（１）の
溝（フリュート）加工面（１６）に擦過圧力が集中負荷
状態で伝達される。このため、従来の丸ローラからなる
回転式クリヤラー装置を使用した場合に比較して、少な
い消費動力で高いクリーニング作用が発揮される。
また、クリヤラーの本体（１０）への回転駆動力の伝達
部材として摩擦係数の大きなウレタン樹脂製の弾性ロー
ラ（１２）を使用することによって、マグネジ） （１
４）の係数機能も向上する。
部材として摩擦係数の大きなウレタン樹脂製の弾性ロー
ラ（１２）を使用することによって、マグネジ） （１
４）の係数機能も向上する。
尚、上記実施例ではエプロン式のドラフト機構を具えた
精紡機のフロントボットムローラ（１）に回転式クリャ
ラ−（２０）を装着した具体例を説明したが、第２図に
参照番号（ＩＯＡ）で示すようにバックボットムローラ
（３）及びセカンドボットムローラ（２）に巻回された
エプロン（４）に対して共通のクリーニング手段を構成
するように本発明に係るクリヤラー装置を装着すること
も可能である。また、本発明装置は、精紡機のみならず
、捲糸機や粗紡機等の後紡機の回転式クリヤラー（２０
）としても使用することができる。
精紡機のフロントボットムローラ（１）に回転式クリャ
ラ−（２０）を装着した具体例を説明したが、第２図に
参照番号（ＩＯＡ）で示すようにバックボットムローラ
（３）及びセカンドボットムローラ（２）に巻回された
エプロン（４）に対して共通のクリーニング手段を構成
するように本発明に係るクリヤラー装置を装着すること
も可能である。また、本発明装置は、精紡機のみならず
、捲糸機や粗紡機等の後紡機の回転式クリヤラー（２０
）としても使用することができる。
〔発明の効果］
クリヤラーの本体とボットムローラの間に所定の速度差
が発生する本発明装置を使用することによってボットム
ローラの表面に付着した風綿やクリヤラー綿が効率よく
除去される。ボットムローラの表面から剥取られた風綿
やクリヤラー綿は、螺旋翼状掻取り刃又は平面翼状掻取
り刃によって跳ね飛ばされ、ボットムローラの溝加工面
は特別の掃除を施さなくても清浄な状態に維持される。
が発生する本発明装置を使用することによってボットム
ローラの表面に付着した風綿やクリヤラー綿が効率よく
除去される。ボットムローラの表面から剥取られた風綿
やクリヤラー綿は、螺旋翼状掻取り刃又は平面翼状掻取
り刃によって跳ね飛ばされ、ボットムローラの溝加工面
は特別の掃除を施さなくても清浄な状態に維持される。
この結果 紡出糸条の走行経路への繊維屑の飛込みが防
止され、糸切れや節糸の発生が大幅に減少する。
止され、糸切れや節糸の発生が大幅に減少する。
第１図は本発明の第１の具体例を示す精紡機のドラフト
パートの正面図、第２図は本発明の第２の具体例の略示
側面図、第３図は第２図に示すクリヤラー装置の部分拡
大側面図、第４図ＣＡＸＩ’５）（Ｌ”１は平面状の細
幅掻取り刃の横断面形状を例示する側面図、第５図は第
１図に例示するクリヤラー本体の分解斜視図である。 （１）・−・ボットムローラ （フロントボットムローラ）、 （１０）−−・・クリヤラーの本体、 （１１） （ＩＩＡ）、−ｍ−・細幅の掻取り刃、（
１２）−・−弾性ローラ、 （１５）−・−ボットムローラの小径ネック部分、（２
０） −・回転式クリヤラー。
パートの正面図、第２図は本発明の第２の具体例の略示
側面図、第３図は第２図に示すクリヤラー装置の部分拡
大側面図、第４図ＣＡＸＩ’５）（Ｌ”１は平面状の細
幅掻取り刃の横断面形状を例示する側面図、第５図は第
１図に例示するクリヤラー本体の分解斜視図である。 （１）・−・ボットムローラ （フロントボットムローラ）、 （１０）−−・・クリヤラーの本体、 （１１） （ＩＩＡ）、−ｍ−・細幅の掻取り刃、（
１２）−・−弾性ローラ、 （１５）−・−ボットムローラの小径ネック部分、（２
０） −・回転式クリヤラー。
Claims (2)
- （１）ボットムローラの表面に付着した風綿やクリヤラ
ー綿を除去するための回転式クリヤラーに於いて、 当該回転式クリヤラーの本体を細幅の掻取り刃を具えた
軸状回転部材から形成したことを特徴とする紡機のボッ
トムローラのクリヤラー。 - （２）前記細幅の掻取り刃を具えた軸状回転部材への回
転駆動力の伝達部材を、前記ボットムローラの小径ネッ
ク部分に押圧付勢される弾性ローラから形成したことを
特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の紡機のボット
ムローラのクリヤラー。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1186526A JPH0674533B2 (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 紡機のボットムローラのクリヤラー |
| EP90307442A EP0409457A1 (en) | 1989-07-18 | 1990-07-06 | Clearer for bottom rollers in textile machine |
| KR1019900010771A KR910003175A (ko) | 1989-07-18 | 1990-07-16 | 방적기의 보텀로울러의 크리어러 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1186526A JPH0674533B2 (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 紡機のボットムローラのクリヤラー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0351328A true JPH0351328A (ja) | 1991-03-05 |
| JPH0674533B2 JPH0674533B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=16190037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1186526A Expired - Lifetime JPH0674533B2 (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 紡機のボットムローラのクリヤラー |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0409457A1 (ja) |
| JP (1) | JPH0674533B2 (ja) |
| KR (1) | KR910003175A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1039169A1 (en) | 1999-03-25 | 2000-09-27 | Nissan Motor Company, Limited | Balance weight |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0625923A (ja) * | 1992-04-30 | 1994-02-01 | Murata Mach Ltd | 風綿清掃台車 |
| DE102004039621A1 (de) * | 2004-08-09 | 2006-02-23 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Schleif-Reinigungseinrichtung für Oberwalzen eines Streckwerks |
| CN113445167B (zh) * | 2021-07-14 | 2023-09-29 | 浙江坤洲工贸有限公司 | 一种纺织生产用纺织机内部引导罗拉的毛絮自清理机构 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4730593U (ja) * | 1971-04-15 | 1972-12-06 | ||
| JPS5669676U (ja) * | 1979-11-02 | 1981-06-09 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE688237C (de) * | 1937-01-20 | 1940-02-15 | Hermann Kluftinger Dipl Ing | Putzwalze fuer Streckwerke |
| DE1079513B (de) * | 1958-05-16 | 1960-04-07 | Ermen & Engels | Putzvorrichtung fuer Streckwerke an Spinnereimaschinen |
| US2858576A (en) * | 1958-07-09 | 1958-11-04 | Eddie F Rose | Top clearer roll construction |
| DE1510515A1 (de) * | 1962-01-10 | 1969-08-07 | Brizzi Rovaro Umberto | Putzwalze insbesondere fuer die Reinigung von Streckwerken in Spinnereien |
-
1989
- 1989-07-18 JP JP1186526A patent/JPH0674533B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-07-06 EP EP90307442A patent/EP0409457A1/en not_active Withdrawn
- 1990-07-16 KR KR1019900010771A patent/KR910003175A/ko not_active Application Discontinuation
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4730593U (ja) * | 1971-04-15 | 1972-12-06 | ||
| JPS5669676U (ja) * | 1979-11-02 | 1981-06-09 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1039169A1 (en) | 1999-03-25 | 2000-09-27 | Nissan Motor Company, Limited | Balance weight |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR910003175A (ko) | 1991-02-27 |
| JPH0674533B2 (ja) | 1994-09-21 |
| EP0409457A1 (en) | 1991-01-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0351328A (ja) | 紡機のボットムローラのクリヤラー | |
| US5879455A (en) | Device for paraffin waxing a running yarn | |
| JP2537865B2 (ja) | 精紡機のコアフィラメント用ガイドロ−ラ装置 | |
| GB2032475A (en) | Thread storage feeder | |
| US3777467A (en) | Apparatus for false-twisting multifilament threads and the like | |
| JPH11140726A (ja) | 結合された紡績及び撚糸工程において撚糸を製造するための装置 | |
| JP3568144B2 (ja) | 精紡糸の製造方法、精紡機及び精紡機用の毛羽制御装置 | |
| US3718050A (en) | Apparatus for rotating spindle at high speed | |
| JP3389264B2 (ja) | 走行線状部材の研磨装置 | |
| JPH04228624A (ja) | 繊維材料を案内する装置 | |
| GB2253216A (en) | Thread feed device | |
| JPH0262377A (ja) | スライバガイド | |
| KR840001603Y1 (ko) | 니들 직기등의 위사 이송장치 | |
| JPH11240673A (ja) | トラバース装置 | |
| US882931A (en) | Drawing-roll cleaner for spinning-frames. | |
| JPH0545688B2 (ja) | ||
| JPH0133655Y2 (ja) | ||
| JP2001048461A (ja) | 乗客コンベアの手摺りベルト清掃装置 | |
| JP2562599B2 (ja) | タフテツド機のパイル糸送回転体 | |
| JP2006083475A (ja) | ドラフトローラのクリーニング装置 | |
| JPS6233022Y2 (ja) | ||
| JPH11323680A (ja) | 紡機におけるスピンドルの残糸処理装置 | |
| JPS6253475A (ja) | 毛さばき装置 | |
| JP2001322769A (ja) | ワキシング装置 | |
| CN1008192B (zh) | 上石蜡装置的拖动机构 |