JPH0351195A - フォトクロミック色素含有記録材料 - Google Patents

フォトクロミック色素含有記録材料

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JPH0351195A
JPH0351195A JP18805589A JP18805589A JPH0351195A JP H0351195 A JPH0351195 A JP H0351195A JP 18805589 A JP18805589 A JP 18805589A JP 18805589 A JP18805589 A JP 18805589A JP H0351195 A JPH0351195 A JP H0351195A
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JP
Japan
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photochromic
photochromic dye
compound
dye
forming
Prior art date
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Pending
Application number
JP18805589A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Ota
充 太田
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、フォトクロミック色素を用いた記録材料に関
するものである。
[従来技術] 従来、フォトクロミック色素は、実用的にサングラスに
使われており、紫外線の照射によって無色透明なガラス
が有色になる。例えば、米国特許第75−596433
号明細書、米国特許第82−353199号明細書等に
記載の発明は、酸化シリコン、酸化アルミニウムを含む
ガラス組成物の中にハロゲン化銀を混入させて光感光性
を得たものであった。
最近、有機フォトクロミック色素の開発が行われ、特開
昭63−30487号公報に見られるようなフォトクロ
ミック性感光材料が開発され、調光材料、光学フィルタ
ー、マスキング材料、光量計等の用途に使われようとし
ている。また、赤外光レーザーに感応する材料とし、光
可逆性レーザー記録媒体や、レーザー光による書き換え
可能な高密度メモリー材料として有用性が高まっている
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、これらフォトクロミック色素は光や、熱
に対して不安定である。また、フォトクロミック色素の
液体、粉体の場合、樹脂やガラスへの相溶性、分散性に
制限があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、フォトクロミック色素をマイクロカプセル中
に含aすることによって、可逆的記録をも可能とする画
像を形成するための記録媒体を提供することにある。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために本発明のフォトクロミック含
有記録材料は、光または熱の作用によって発色または消
色する様なフォトクロミック色素が、マイクロカプセル
の内包物として含まれていることから構成されている。
[作用] 上記の構成をHする本発明は、尿素−ホルムアルデヒド
等の壁体形成物質で、溶剤に溶解されたフォトクロミッ
ク色素を内包する様に構成されている。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を説明する。
微粒子となった粉体状、または溶液状になったフォトク
ロミック色素を均一に油中に混合する。
この時、油はフォトクロミック色素の溶解性に優れ、か
つ空気酸化や変色や悪臭のないものが用いられ、耐酸、
耐アルカリ性のあるものが良い。例えば、オリーブ油、
ひまし油等の植物油、パラフィン油、塩素化ジフェニル
、塩素化パラフィン、ジオクチルフタレート、リン酸ト
リクレジル、ジイソアミルフタレート、トリクロルベン
ゼン、アルキル化ビフェニル、多塩素化ビフェニル、ひ
まし油、鉱油、脱臭灯油、ナフテン族鉱油、フマル酸ジ
ブチル、フマル酸ジブチル、臭素化パラフィ及びその混
合物等が用いられる。油中に溶解または分散されたフォ
トクロミック色素は、水系溶液の中に微粒子として分散
されることになる。
油を分散させるためには乳化剤としての界面活性剤を使
用することになるが、これに保護コロイドを併用して機
械的破断力で水系溶媒中に分散、乳化させる。保護コロ
イドあ性質としては、乳化系を安定させることにあり、
界面活性剤で乳化された油滴は疎水基が油滴中に親水基
が水相側にあって、その周りに保護コロイドが集まって
、油滴を安定化させている。保護コロイドとしての壁体
形成物質の例としては、ゼラチン−アラビアゴム、ガゼ
イン酸ソーダ、アラビアゴム、ポリビニルアルコール、
カルボキシ−メチルセルローズ等の親水性壁体形成物質
、スチレン−マレイン酸無水物、スチレン−マレイン酸
アミド、スルホン化ポリスチレン、ポリビニルピロリジ
ン、セルロースエーテル、アルギン酸ソーダ、レゾルシ
ノール−ホルムアルデヒド、イソシアネート、インシア
ネート−ポリオール、尿素−ホルムアルデヒド等が用い
られる。こうして水相中に乳化された/I11滴に波膜
を形成されたフォトクロミック色素は、安定化するため
に保護コロイド表面を硬化させてマイクロカプセルとす
る。この時の硬化剤としては、カルボニル化合物、エポ
キシ樹脂、無機塩類が使われる。中でもカルボニル化合
物が良好な結果が得られ、ホルムアルデヒド、グリオキ
ザール、フェニルグリオキザール、マロン酸ジアルデヒ
ド、プロピオンアルデヒド、グリセリンアルデヒド、ジ
アセチルアセトン、メチルフェニルケトン等が用いられ
る。
以下にその製造法を説明する。
フォトクロミック色素の保護コロイドとしての22.6
gの20.4%イソブチレンと、54゜5gの水と、3
0.8gのアラビアゴムとの混合物を60℃まで撹拌し
ながら加熱し、2096硫酸を添加することによりpH
4,0まで調整した。
そののち、硬化性樹脂、カプセル壁材としての8゜3g
の尿素と0.8gのレゾルシノールを添加し、この溶液
を60℃に保持して連続層溶液を作った。
この連続層溶液をワーリングブレンダーの中に配置し、
ジオクチルフタレート油中に分散した1gのフォトクロ
ミック色素を60℃で撹拌しながら添加した。その後ブ
レンダの速度を低下させ、21.4m7の37%ホルム
アルデヒドを添加した。
撹拌は2時間、60℃で継続された。次に12゜2gの
エマルジョンを金ノ属ビーカに移し、0.6g ノrr
A 酸アンモニウム溶液を添加した。このエマルジョン
をオーバーヘッドミキサーで更に1時間、60℃で撹拌
し、水酸化ナトリウムの10%溶ifにをもって、pH
を9.0に、2J整した。最後に2゜8gの重亜硫酸ナ
トリウムを混合物中に撹拌しながら混合した。
前記のようにして作られたマイクロカプセルバッチを水
で1:1に希釈して支持体ll上に塗布することによっ
てフォトクロミック記録媒体を形成した。
フォトクロミック有機色素としては、スピロピラン化合
物、フルギド類の化合物等が知られている。中でも、フ
ルギド類の化合物は、ベンゾピラン環の置換基を選択す
ることによって反応波長が長波長側にシフトし、レーザ
ー光にも感応する様なフォトクロミック色素となり得る
前記内包物以外に、添加剤として反応性希釈剤、塩素化
樹脂、塩素化パラフィンとが含まれることがある。
これらの物質を内包するためのマイクロカプセル化方法
は、コアセルベーション法、界面型合法、1種又は曳数
の単量体の油中重合法、及び各種の融解法、分散法又は
冷却法で製造される。
[発明の効果] 以上詳述したことから明らかなように、本発明のフォト
クロミック色素含有マイクロカプセルによれば、可逆的
画像形成を行うことができ、回度も繰り返し一つの記録
材料を使うことができる。
又、フォトクロミック色素の酸化による不安定性を取り
除き、液状フォトクロミック色素をも乾式%式%
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を具体化したフォトクロミック色素含有記
録材料の実施例を示している。 図中、1はフォトクロミック色素内包物、2はマイクロ
カプセル壁である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、光または熱の作用によって発色または消色するフォ
    トクロミック色素が内包されるマイクロカプセルが支持
    体上に表層塗布されてなることを特徴とするフォトクロ
    ミック色素含有記録材料。
JP18805589A 1989-07-19 1989-07-19 フォトクロミック色素含有記録材料 Pending JPH0351195A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1997044196A1 (en) * 1996-05-23 1997-11-27 Sls Biophile Limited Image production
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