JPH0350907Y2 - - Google Patents

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JPH0350907Y2
JPH0350907Y2 JP1989103306U JP10330689U JPH0350907Y2 JP H0350907 Y2 JPH0350907 Y2 JP H0350907Y2 JP 1989103306 U JP1989103306 U JP 1989103306U JP 10330689 U JP10330689 U JP 10330689U JP H0350907 Y2 JPH0350907 Y2 JP H0350907Y2
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JP
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box
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waste
opening
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JP1989103306U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば使い捨てタイプの注射器、空
きアンプル、消毒綿等の医療廃棄物を回収するた
めの回収容器に関する。
(従来の技術) 従来、病院等で発生する医療廃棄物は適当な容
器に回収され、それを回収業者が滅菌処理場まで
運搬し、焼却するなどして滅菌処理していた。し
かし紙袋等の一般的な容器では、注射針等の鋭利
な医療廃棄物がその容器を貫通して外部へ露出し
たり、消毒液等の液状医療廃棄物が容器外へ漏出
するおそれがあり、これがため医者等の医療関係
者や回収業者がその回収途上で危険な医療廃棄物
に触れるおそれがあつた。
本考案は上記問題点を解消した廃棄物回収容器
を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 前記問題点を解決するための手段を実施例に対
応する第1図〜第5図を用いて説明すると、本考
案は、廃棄物投入口7を開閉蓋8により閉塞する
ようにした外箱1と、該外箱1内に挿入される廃
棄物収納用内箱2と、上記外箱1と上記内箱2と
の間に挿入されて、上記内箱2を囲繞する防水袋
3とからなり、上記内箱2の外側面及び下面に、
その内箱2と上記外箱1との間に一定の間隙αを
形成するためのスペーサ15〜17を突設してな
る構成を採用するものである。
(実施例) 以下図面について本考案の実施例を説明する
と、1は段ボール箱等からなる外箱、2は該外箱
1内に挿入される同じく段ボール箱等からなる廃
棄物収納用内箱、3は外箱1と内箱2との間に挿
入されて、上記内箱2を囲繞するポリエチレン等
の合成樹脂製防水袋である。
上記外箱1は次のように構成されている。第1
図及び第5図に示すように、5は角筒状外箱本
体、6は該外箱本体5の前側上縁から折り返され
た上蓋であつて、その前縁及び両側縁から直角に
折曲した上蓋フラップ6aを外箱本体5内に差し
込むことによつて、該外箱本体5の上面開口部に
取付けられ、その中央部には廃棄物投入口7を開
設している。8は上記外箱本体5の後側上縁から
折り返された開閉蓋であつて、その外箱本体5寄
りに形成した谷折り線9を境にして蓋基端部8a
と開閉蓋本体8bとからなり、上記蓋基端部8a
は、第2図に示すように、両面接着テープ10に
より前記上蓋6の前端部6b及び外箱本体5の上
縁から折り返された一対の接続用フラツプ5a,
5aに一体的に接着され、その開閉蓋本体8bは
上記谷折り線9を中心に回動して前記廃棄物投入
口7を閉塞するようになつている。また上記開閉
蓋本体8bの両側縁から折り返された略扇状のガ
イドラツプ8c,8cを外箱本体5と上蓋6との
間に差し込むことによつて、その両者5,6との
摩擦力により開閉蓋本体8bを所望の傾斜角度に
保持し得る(第1図参照)。さらに開閉蓋本体8
bの前縁から折り返された前縁フラツプ8dに係
合突起部11を一体形成し、該係合突起部11を
外箱本体5の前壁部に貫設した係合用スリツト1
2に係合させることによつて(第2図参照)、開
閉蓋本体8bによる廃棄物投入口7の閉塞を確実
におこなうことができる。13は外箱本体5の下
縁から折り返された4片の底蓋フラツプであつ
て、該各底蓋フラツプ13を互いに係合すること
によつて、外箱本体5の下面を閉塞している。
前記内箱2は、第2図〜第4図に示すように、
角筒状内箱本体2aと、底蓋2bとからなり、上
記内箱本体2aの上縁から外側へ突出する一対の
L字状上側スペーサ15,15と、上記底蓋2b
から外側へ突出する一対の下側スペーサ16,1
6と、内箱本体2aの下縁から下側へ突出する底
側スペーサ17,17とにより、内箱2と外箱1
との間に一定の間隙αを形成し、内箱2内に収納
された注射針等の鋭利な医療廃棄物Aが該内箱2
を貫通しても、上記間隙αを設けることによつ
て、その鋭利な医療廃棄物Aが防水袋3に触れる
ことがなく、またその鋭利な医療廃棄物Aが外箱
1を貫通して外部へ露出することがない。
上記内箱2は、一枚の紙材により形成されてお
り、第6図に示す状態から、先端側底蓋2bを矢
印イ方向へ折り返して基端側底蓋2b上に重ね合
わせた後、その両底蓋2b,2bを矢印ロ方向へ
折り返し、且つ該両底蓋2b,2bに一体形成さ
れている係合突起部18,18を内箱本体2aに
貫設した係合用スリツト19に係合させることに
よつて組立てられる。また内箱2には適宜防水剤
を含浸させてあるので、該内箱2が雨水や液状廃
棄物を吸収して変形するおそれがない。さらに底
蓋2b,2b及び底側スペーサ17,17を適宜
二重構造にしてあるので、内箱2内に収納する廃
棄物A,Bの重量に充分に耐え得る。
本考案の廃棄物回収容器を組立てる場合には、
第5図に示す状態から、内箱2を防水袋3内に挿
入した後、その防水袋3および内箱2を外箱1内
に挿入し、続いて上蓋6を内側へ折り返すと共
に、該上蓋6の前端部6b、外箱5の接続用フラ
ツプ5a,5aおよび開閉蓋8の蓋基端部8aを
両面接着テープ10により接着し、次に開閉蓋8
のガイドフラツプ8c,8cを外箱本体5と上蓋
6との間に差し込んで、第1図状態にすればよ
い。
(考案の効果) 本考案によれば、内箱の外周面及び下面にスペ
ーサを突設することにより、内外両箱の側壁間は
もとより、その底蓋間にも一定の間隙を形成して
いるから、注射針等の鋭利な廃棄物が内箱の側壁
及び底蓋を貫通したとしても、それが外箱を貫通
して回収容器外へ露出することがなく、これがた
め危険な医療廃棄物でも安全に回収することがで
き、その回収途上で危険な医療廃棄物に医療関係
者や回収業者が不測に触れる恐れがない。
また内箱を囲繞する防水袋も上記スペーサによ
り内箱から一定の間隙をおいて離されているか
ら、その防水袋が内箱を貫通した注射針等の鋭利
な廃棄物により損傷されることがなく、回収した
液状廃棄物が回収容器外に漏出する恐れもない。
また本考案の実施例によれば、外箱及び内箱が
紙材により形成されているため、折り畳みが容易
で嵩ばらず、運搬しやすい。また発泡スチロール
等の合成樹脂材に比べて焼却処分も容易であると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例たる廃棄物回収容器
の斜視図、第2図は同縦断面図、第3図は第2図
の−矢視図、第4図は第2図の−矢視
図、第5図は同分解斜視図、第6図は同回収容器
の内箱の分解斜視図である。 1……外箱、2……内箱、3……防水袋、7…
…廃棄物投入口、8……開閉蓋、15〜17……
スペーサ、α……間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 廃棄物投入口を開閉蓋により閉塞するようにし
    た外箱と、該外箱内に挿入される廃棄物収納用内
    箱と、上記外箱と内箱との間に挿入されて、上記
    内箱を囲繞する防水袋とからなり、上記内箱の外
    側面及び下面に、その内箱と外箱との間に一定の
    間隙を形成するためのスペーサを突設してなる廃
    棄物回収容器。
JP1989103306U 1989-09-01 1989-09-01 Expired JPH0350907Y2 (ja)

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JP1989103306U JPH0350907Y2 (ja) 1989-09-01 1989-09-01

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JP1989103306U JPH0350907Y2 (ja) 1989-09-01 1989-09-01

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JPH0341436U JPH0341436U (ja) 1991-04-19
JPH0350907Y2 true JPH0350907Y2 (ja) 1991-10-30

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01299101A (ja) * 1988-05-25 1989-12-01 Mitsuboshi Medical Japan:Kk 用済み医療関係用具の廃棄函

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0232281Y2 (ja) * 1987-12-10 1990-09-03
JPH0246890Y2 (ja) * 1987-12-19 1990-12-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01299101A (ja) * 1988-05-25 1989-12-01 Mitsuboshi Medical Japan:Kk 用済み医療関係用具の廃棄函

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JPH0341436U (ja) 1991-04-19

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