JPH03505678A - カルボキシルエステラーゼの安定化 - Google Patents

カルボキシルエステラーゼの安定化

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JPH03505678A
JPH03505678A JP2507216A JP50721690A JPH03505678A JP H03505678 A JPH03505678 A JP H03505678A JP 2507216 A JP2507216 A JP 2507216A JP 50721690 A JP50721690 A JP 50721690A JP H03505678 A JPH03505678 A JP H03505678A
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ムツァエルス ヨハンナ ヘンリカ ヘルディナ マリア
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ギスト ブロカデス ナームローゼ フェンノートチャップ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 カルボキシルエステラーゼの安定化 及王立! 本発明はカルボキシルエステラーゼの安定化に関する。
!五反延皿迷文猷 米国特許第4886750は2−了り−ルプロピオン酸エステルの立体選択的加 水分解におけるエステラーゼの使用を開示する。
この文献において、(S)−ナプロキセン(naproxen)エステルの加水 分解に関与する該酵素が性格づけられている。対応するエステラーゼ遺伝子がバ チルス・ズブチリス・タイ (Thai)  1−8株(CBS 679.85 )から得られた。(R,S)−ナプロキセンエステルの立体選択的変換に関与す る酵素をコード化する遺伝子はE、コリ及びバチルス・ズブチリスにクローン化 された。いくつかのバチルス・ズブチリス〔例えば(a、o、)CBS673. 86)に多重遺伝子コピーを導入することによってエステラーゼ活性が改善され ることが見い出された。従って咳微生物及びそれから導かれる酵素のS−ナプロ キセンエステルの加水分解プロセスへの使用の適合性も改善された。
該米国特許では低い基質濃度(ナプロキセンまたはイブプロフェン)のみが用い られている。対照的に工業的応用にあたっては経済的に魅力ある成果を得るため 高い生産物濃度が必要とされる。
しかしながら、高基を濃度(工業的条件)でのテスト中に酵素の不可逆的活性化 が見い出された0例えば、バチルス・タイI−8から得られたカルボキシルエス テラーゼはナプロキセンエステル30 g/lを加えた場合、1時間以内で殆ど 完全に不活性化された(pH=9.7才40℃及びツイーン80(TM)培地) 、、このエステラーゼそのものはpH−9,T−40℃(ツイーン80(TM) の存在下又は不存在下)で数時間安定である。(R,S)−ナプロキセンエステ ルの工業的プロセスで適用されるエステル濃度での立体選択的加水分解中に、加 水分解によって生じたナプロキセンによって酵素が不活性化された。従ってナプ ロキセンの高収率は得られなかった。
工業的プロセスで通用されるエステル濃度とは10 g 712以上のエステル 濃度を意味する。
酵素カルボキシルエステラーゼはいくつかの他の立体特異的エステラーゼ加水分 解反応に用い得る。しかしながら、エステルの工業的に興味ある出発濃度で反応 を行う場合には、これらの反応の生産物(酸)がしばしば酵素を不活性化するこ とが見い出されている。
カルボキシルエステラーゼはジクロホップ(diclofop)エステルの立体 特異的加水分解による対応する純粋な鏡像体(S)−酸の生成に用いることがで き、このプロセスはヨーロッパ特許公開(EP−A)0299559に記述され ている。生成したジクロホップは工業的に魅力ある変換条件下で酵素を不活性化 するであろう。
該酵素を不活性化する他の化合物は例えば2−ナフトキシ酢酸、イブプロフェン 、2−ナフトール及びフェノールである。
文献によると酵素はそれらの低い熱安定性によって不活性化されることが知られ ている。高められた温度で酵素の折りたたみの展開(unfolding 、変 性、アンホールディング)が起こる。熱処理は特に水素結合の切断を引き起こす 〔例えば、R,D、 Sct+mid。
Advances in Biochemical Engineering   (生化学工学の進歩)+ 2. Ghose、 Fiechler及びB]a ket+rough  ([) 、スプリンガー、ベルリン(1979)、41 〜115頁〕。しかしながら、酵素のアンホールディングは酵素の固定化または 架橋によって小さくすることができる。例えば、グルタルアルデヒドによる架橋 によってパパイン(Royerら、FEMS Lett 、  80 (197 7)  1)及びズブチロペプチダーゼ(Boudrantら、Biotecb nol、 Bioeng。
18 (1976)1719)の熱安定性が改善された。
実のところ熱安定化の機構はよく分っていない。E、 T、 Reese及びM 、 Manders (Biotechnol、 Bioeng、  22 ( 2)  1980.326−336頁)は架橋(グルタルアルデヒド処理)が熱 安定性及びセルラーゼ活性の増加をもたらさないことを示し、た。同様な結果が  N、  W、  Ugarova  (Biokhimiya  42  ( 7)  、 1 9 7 7 、1212−1220)によって見い出されてお り、グルタルアルデヒドによるバーオキンダーゼの修飾が熱安定性の2゜5倍の 減少を与えたことが報告されている。
先行技術は特定の問題に対する一般的に適用できない非常に特異的な解決策しか 提示していない。さらに、カルボキシルエステラーゼは通常の反応条件(45℃ まで)では熱的に不活性化されず、反応条件下で一定の化合物によってのみ不活 性化される。かかる種類の不活性化について先行技術の何も記述していない。
タンパク質の不活性化の原因となるアミノ酸残基が知られている場合、化学的修 飾への別のアプローチが可能となる。その場合に、例えばAu5ubelら[C urrent Pr0tocols in Mo1ecular Bioio− gy (分子生物学における最近のプロトコル)、ジョン・ウィリー−アンド・ サン社、1987、ニューヨーク)〕によって記述された部位特異的変異によっ て該残基を別のものに置き代えることができる。このようにして例えばB、アル カロフィラス (B。
alcalophilus>セリンプロテアーゼの酸化抵抗がメチオニン残基を セリン残基で置き代えることによって改善された(ヨーロツパ特許出願0328 229)。
既知の安定化技術は本酵素にそのまま通用できない。なぜなら、化学的化合物に よる不活性化が役割を演する場合不活性化の性質が異なるからである。
主所二皿! 本発明はナプロキセン等の化合物の不存在下で高められた安定を示し、かかる化 合物の立体特異的加水分解に用い得る修飾されたカルボキシルエステラーゼに関 する。従って、本発明は光学的に活性な物質を立体特異的に加水分解する方法で あって、(S)−ナプロキセン15mg/m1と40℃で1.5時間接触させた 場合に野性型に比べ高められた安定性を示すカルボキシルエステラーゼの存在下 に、該物質を加水分解することよりなる方法を提供する。この修飾されたカルボ キシルエステラーゼは野性型カルボキシルエステラーゼの少なくとも1つの塩基 性アミノ酸残基の位置で置換または修飾を行うことによって得ることができる。
盟皿皇里見鼠脱里 第1図はバチルス・ズブチリス・クイI −8(CB S 679.85)から のカルボキシルエステラーゼの遺伝子のコード領域のヌクレオチド配列を示す。
第2図は野性型カルボキシルエステラーゼ及びいくつかの変異方ルポキシルエス テラーゼの活性を示すニー・−野性型カルボキシルエステラーゼ”    Ly s 34 Glu  変異体”    Lys 81 Glu  変異体−Z  −Lys 217 Glu変異体第3図はカルボキシルエステラーゼの活性に対 するホルムアルデヒド処理の影響を示すニ ーe−ホルムアルデヒド処理後 −+−ホルムアルデヒド及びナプロキセン処理後第4図はカルボキシルエステラ ーゼ及び修飾したカルボキシルエステラーゼを用いるナプロキセンエステルの変 換を示す。
−・−未修飾酵素 −+−グルタルアルデヒド修飾 一*−コハク酸無水物修飾 一口−グリオキサール修飾 −X−グルタルアルデヒド修飾 −1−ホルムアルデヒド修飾 第5図はそれぞれカルボキシルエステラーゼ及び修飾したカルボキシルエステラ ーゼを用いる(R,S)−ジクロホンプエチルエステルの変換を示す。
股立企工盪皇豆里 本出願で用いられる用語「カルボキシルエステラーゼ」はバチルス株から得られ 、立体特異的にS−ナプロキセンを加水分解することができるエステラーゼを指 称する。
カルボキシルエステラーゼは45℃までの温度で安定である。
ナプロキセン等の化合物の存在下に本酵素は急速に不活性化される。本酵素は4 0℃で(S)−ナプロキセン151I1g/m1の存在下に1.5時間以内で活 性を実質的に失う、酵素の不活性化は酵素の凝集によって伴われる。この不活性 化または不安定化は熱不活性化によるものではなく、本酵素へのナプロキセン等 の化合物の化学的作用に関与することが見い出されている0本発明はカルボキシ ルエステラーゼ中の正に荷電したアミノ酸残基が不安定化に関与するという発見 に基づいている。ナプロキセン酸が酵素表面の遊離アミノ酸と反応して、ナプロ キセン酸の疎水性張出部分が酵素の折りたたみ(folding)を妨害するの を可能にしているのかも知れない。このアンホールディングはナプロキセンの存 在下でのタンパク質分解に対する酵素の増加した感受性として感知される。これ らの塩基性残基を置き代える(タンパク質工学的手法に付す)か化学的に修飾す ることによって、これらのアミノ酸の正電荷を除去するかまたは逆にし得る。こ れによって酵素へのナプロキセン酸の結合が防止される。この点に関し、はんの わずかなかつあまり親水性でない化学基を用いて酵素を修飾できることが注目さ れるべきである。例えばベンズアルデヒドは本酵素の安定性について前向きの作 用(positive effect)を有さない。また、正に荷電した残基の 化学修飾に対する感受性がより小さい正電荷を有する他の残基への取変え、例え ばリジンのアルギニンへの置き代え〔例えばR,D、 Schmid 、生化学 工学の進歩12、Ghose。
F 1ech ler及びBlakebrough編、スブリンガー、ベルリン (1979)、41−115つが酵素の安定化を起こさせるかも知れない。
かくのごとく、さらなる−面において本発明は野性型カルボキシルエステラーゼ を該カルボキシルエステラーゼ中の正に荷電した塩基性アミノ酸残基と反応し得 る少なくとも1つの基を有する化合物で処理することによって生産した修飾カル ボキシルエステラーゼを提供する。これによってより高い生産物濃度及びより高 い収率が可能となる。ホルムアルデヒド、グルタルアルデヒド、グリオキサール 等のアルデヒド(モノ−もしくはジアルデヒド)及びグルタル酸無水物、コハク 酸無水物等の無水物がカルボキシルエステラーゼを処理するのに用い得る化合物 の例である。
一般に0.05−10V/V%(反応混合物に基づいて計算)の化合物(安定化 剤)を野性型カルボキシルエステラーゼを含有する反応混合物に加える。代表的 にはこの剤を0.1−5V/V%加える1本酵素の安定化中poは少なくともp H−7、代表的にはpH7−10に維持する。
アルデヒド、無水物等の化合物の添加によって実質上すべてのカルボキシルエス テラーゼが安定化されることが見い出されている。ホルムアルデヒド、モノアル デヒドまたは無水物を用いて安定化が起こる事実は酵素が分子内架橋ではなくホ ルムアルデヒドや無水物によって化学的に修飾されることを示している。
本発明のさらなる一面によれば、その酵素をコード化する遺伝子の発現によって 得ることができ、その野性型エステラーゼと存在する少なくとも1つの塩基性ア ミノ酸残基において異なり、かつ運用中改善された性質を示す新規酵素、特に修 飾カルボキシルエステラーゼが提供される。一定のリジン、アルギン(argi ne)及びヒスチジン残基がカルボキシルエステラーゼの不活性化に関与するこ とが驚くべきことに見い出された。
かくして本発明は安定化されたまたは修飾された酵素、特に安定化されたまたは 修飾されたカルボキシルエステラーゼであって、対応する野性型酵素中の少なく とも1つの塩基性アミノ酸残基を置き代え、ついで該変異遺伝子を発現すること によって生産した該酵素、または該塩基性アミノ酸をある種の化学化合物の作用 によって修飾した該酵素に関する。
カルボキシルエステラーゼのDNA配列の決定(実施例1参照)後、該エステラ ーゼを部位特異的変異CAu5ubel ら、1987、サン社、ニューヨーク 〕の技術で変異させることによって該エステラーゼのリジン、アルギニン及びヒ スチジン残基を置き代えることができる。この様にして例えば正に荷電した塩基 性リジン及び/またはアルギニン残基を中性(非荷電)または負に荷電した残基 (例えばグルタミン、セリンまたはグルタミン酸)によって置き代えることがで きる。同様にカルボキシルエステラーゼの不安定化に関与する他の残基(例えば ヒスチジン)を他の残基に置き代えることができる。
修飾された酵素は工業的通用中、例えばナプロキセンエステルの加水分解中改善 された性質を示す、ここに用いた改善された性質とは、対応する野性型酵素〆比 べて改善された安定性に由来する高い変換性能、及び特にある種の化学化合物に 対する改善された安定性を意味する。
ここに用いられた「カルボキシルエステラーゼ」はバチルス株から得られる、S −ナプロキセンエステルを立体特異的に加水分解し得るエステラーゼを意味する 。好ましくは、該酵素はバチルス・ズブチリス株、より好ましくはバチルス・ズ ブチリス・タイニー8株(CBS679.85)から得られるエステラーゼに実 質上等しいか、等しい。
バチルス・ズブチリス・タイI−8株から得られるエステラーゼに実質上等しい 、酵素とはエステラーゼをコード化するDNA配列がバチルス・ズブチリス・タ イI−8株からのエステラーゼをコード化するDNA配列とヌクレオチド配列に おいて少なくとも70%の相同性を有することを意味する。
ハイブリッドの安定性に対する異なる因子の影響を分析して導かれた以下の式を 検出し得る相同性を決定するために用いた:T+*−81+16.6 (log  10 Ci ) +0.4 (%G+C)−600/n−1,5(%不適当な 組合せ(mismatch)CAusubel らによって編集された「分子生 物学における最近のプロトコル」、1987−1988)n   プローブの最 短鎖長 Ci    イオン強度(M) G+C塩基組成 Tm   ハイブリッド形成温度 300塩基のプローブ長さを想定した場合、300塩基以上の断片内で少なくと も67%の相同性を示す相同遺伝子を検出することができた。相同性パーセンテ ージの決定においてはバチルスのGC含量は50%と想定した[Normore  、 1973、La5kin及びLechovalier編、Handboo k of Microbiology (微生物学ハンドブック) 、IIS、 CRC出版社、ポカレイトン、フロリダ〕。このことはバチルス・ズブチリス・ タイI−8カルボキシルエステラーゼと少なくとも70%の相同性を有する修飾 カルボキシルエステラーゼは本発明に包含されることを意味する。
この明細書に引用されたすべての刊行物及び特許出願はあたかも個々の刊行物ま たは特許出願が参考に加入されて示されているかのようにここに加入する。
以上の本発明を明瞭さと理解のため例示説明と実施例によっていくらか詳細に記 述したが、後述の請求の範囲の精神及び範囲を逸脱することなくこれにある種の 変化及び修飾を加えることができることは本発明の教示に照らし当業者に容易に 理解されよう。
以下の実施例は本発明をさらに例示する。
実施例1 バチルス・ズブチリス・1−85/ pNART−7(CB5673.86)の カルボキシルエステラーゼのアミノ酸配列の決定 米国特許4886750に記載されたバチルス・ズブチリス1−85/ pNA RT−7(CBS673.86)に由来するカルボキシルエステラーゼのアミノ 酸配列を以下のようにして決定したO3angerら(Proc、  Natl 、 Acad、 Sci、USA 75  (1977)、5463)によって 記述されたジデオキシ連鎖終止反応法によってPNART−7の2,2旧ndD I−)1indIII挿入断片のヌクレオチド配列を決定した。該配列内に30 kDのタンパク質をコード化し得る唯一つの大きな読取り枠を検出できた。この 読取り枠のヌクレオチド配列からこのカルボキシルエステラーゼのアミノ酸配列 が導かれた。第1図はこのカルボキシルエステラーゼのDNA&列及び導かれた アミノ酸配列を示す。アミノ酸の1文字コードを以下の表に示すコ 八 アラニン       し ロイシンRアルギニン      K リジン N アスパラギン     M メチオニンD アスパラギン酸    F フ ェニルアラニンCシスティン      P プロリンQ グルタミン       S セリンE グルタミン酸     T トレオニンG グリシン        W トリプトフアンHヒスチジン      Y チロシン■ イソロ イシン     V バリン実施例2 カルボキシルエステラーゼ中のりジン残基の変異バチルス・ズブチリス・タイI −8(CBS679.85)中のカルボキシルエステラーゼをコード化するDN A断片(pNART−2に由来する2、 OKbのB11I−Hi口dm断片、 E P −A −233656参照)をベクターpTZ18R中にクローン化し た。供給者〔ファーマシア(Pharmacia ) ]の指示に従って一本鎖 DNAを用意した。この一本!1 D N Aを記述された(Ausubel  ら、前出)ようなオリゴヌクレオチド特異的突然変異誘発に服せしめた。カルボ キシルエステラーゼの11のりジン残基をグルタミン残基で一度に1つ置き代え るために11の異なる変異誘発反応を行った。さらに、各異なるリジン−グルタ ミン突然変異をコード化するIIの異なるオリゴヌクレオチドの混合物を突然変 異誘発プロトコルに含めた12番目の反応を行った0反応】−11からの変異エ ステラーゼをヨー・ロフパ特許公開(EP−A)233656に記述されたよう にして(もっともpUN121の代りにベクターpTZ18Rを用いた)E、コ リDHI  (ATCC33849)中で生産させ、(S)−ナプロキセン存在 下での安定性についてテストした(実施例3に記述)。変異エステラーゼの残基 活性を決定するために、反応12からの変異体の混合物を微量力価プレート(m icrotiter plates )に分配し、β−ナフトール及び堅牢な青 (fast−blue )に基づくカラーアッセイを用いてナプロキセンの存在 下での安定性についてテストした。20000の候補変異体をスクリーニングす るために自動ピベフティングロボットを用いた。12の異なる変異誘発反応に由 来するより安定な変異酵素を選択し、さらなる性格づけのために用いた。
実施例3 変異カルボキシルエステラーゼの安定性実施例2に記載したよ・うにして構築し た変異カルボキシルエステラーゼの安定性を以下のようにしてテストした。(S )−ナプロキセン0.10 gを含有する9mAの溶液を24Uのカルボキシル エステラーゼを含有する1m、6の添加に先立って40℃で15分インキュベー トした。最終的な混合物はナプロキセン10g/j!、MOP31mM、グリシ ン20mM、カルボキシルエステラーゼ2、4 LJ / mρ、pH8,75 であった。酵素溶液の添加及び混合の直後に第1回目の50μlのサンプルを採 取した(0分サンプル)。
0115.30.45.60.90.120.180及び240分のインキュベ ーション時点で50μβずつのサンプルを採取し、B S A 0.2%を含有 する1 00mMM0 P S緩衝液p)18.75で直ちに5mlに希釈した 。これらのサンプル中のカルボキシルエステラーゼ活性を以下に示すごとき「分 析方法」に従ってアッセイした。
ナプロキセンの存在下で増加した安定性を有するいくつかの変異酵素、例えばリ ジン34、リジン81またはりジン217がグルタミンによって置き代えられた 変異体が得られた。
構築した変異体の大部分は予想された如く減少した安定性または減少した活性を 示した。しかしながら、11の可能なリジンから3つの位置の各々の変異が酵素 の活性を保持しつつ増加した安定性を生じさせることができるという観察は部位 特異的突然変異誘発の可能性を示している。さらに、この実験ではグルタミンへ の変異体のみを構築した。リジンの他の残基による置き代えも良好なまたはより 良好な結果を与えることができた。この点に関し、リジンのアルギニンによる置 き代えが以下の理由から好ましい。
1、 アルギニンはリジンと同じ正の電荷を有する。
2、 アルギニンのε−7ミノ基はリジンのそれよりアルキルくはカルホキノル 基による修飾を受けにくい。
現在利用し得る変異体に基づいて組合せによってより良い変異体を構築すること も可能である。上述したナプロキセン10g/lと共の該酵素のインキュベーシ ョンの増加する期間後の酵素活性をアッセイすることによって決定した不活性化 プロフィールを3つのりジン−グルタミン変異体及び野性型酵素について第1表 に示す。
第1表 240   4   38   8   Bこれらの結果を第2図にも表す。
芳丘直魚 カルボキシルエステラーゼは0.1M  MOPS (3− (N−モルホリノ 〕プロパンスルホンM)pH7.5中25℃で(S)−ナプロキセンメチルエス テル0. 3 ml1g/ m j! 、、ツイーン80 (TM)2%、BS A (ウシ血清アルブミン)lIIIg/mj!の存在下にアッセイする.用い たHPLC系はアセトニトリル:0.03Nリン酸塩(3 4 : 6 6)  pH3.2、流量1. 5 m !! /a+inで溶出した逆相カラム(Wa tersからのNovapak CN Radial Pakカートリッジ)で ある。
見い出された保持時間はメチルエステルについて6.9分、ナプロキセンについ て4.6分であった。1単位(U)は下記条件下で1分間にI X 1 0−’ molの(S)−ナプロキセンメチルエステルを加水分解する酵素の量として定 義される。
実施例4 バチルス・ズブチリス1−8 5/ pNAPT−7及びバチルス・リケニホル ミスT9からのカルボキシルエステラーゼの製造ヨーロッパ特許出願EP−A− 233656に記述したようにしてバチルス・ズブチリスI−8 5/ pNA PT−7 (CBS673、86)を増殖させた.該出願の実施例14と同様に して該酵素を単離した.限外濾過濃縮物を凍結乾燥した.該乾燥物の活性は約2 40OLI/gであワた。
別の実験ではEP”A−2 5 s 4 s sに記述されたプロトコルを用い てpNAPT−7をバチルス・リケニホルミス1゛9中に形質転換した。プロテ アーゼ陰性、αーアミラーゼ陰性及.び胞子形成陰性であるこの菌株はカルボキ シルエステラーゼの醗酵及び回収に有利である.該酵素はバチルス・ズブチリス 1  85/pNAPT−7からのエステラーゼとして同様に得られ、同様の活 性を示した.活性は実施例3の「分析方法jに従って決定した。
実施例5 ホルムアルデヒドによるカルボキシルエステラーゼの修飾凍結乾燥酵素40mg /mffi、MOPS (3− (N−モルホリノ〕プロパンスルホン酸)25 0+oM、PH7.5及び増加する濃度(0.01− 1. 0%)のホルムア ルデヒドを含有するカルボキシルエステラーゼ(バチルス・ズブチリス1−85 / pNAPT−7 (CBS673、86)由来)溶液を潴製した。該修飾剤 の濃度は反応混合物のv / v%として与えた。溶液を20℃で1時間放置し た。ついで該サンプルの一部を直接酵素活性測定に用い、また該サンプルの一部 を酵素活性測定に先立って(S)−ナプロキセン15mg/m1と共に40℃で 1.5時間まずインキエベートした。結果を第2表に示す。
残存活性は一定の化学処理後に残存する活性であって化学処理なしの活性に相対 させた活性を意味する.該活性は実施例3の「分析方法jに従って測定する。
第2表 0、01         105             70、025         99             70、05        1 00             80、1          95             200、25         93             450、5         87            601、0          64            612、5         47             455、03641 10、0         11            1にの結果は第3図 にも示す.未処理酵素はナプロキセンと共の40℃で1.5時間のインキュベー う・四ンで完全に不活性化されることが分る.エステラーゼのホルムアルデヒド 処理により活性の部分的損失が起こる.しかしながら、1%以上のホルムアルデ ヒド濃度で処理した修飾酵素はナプロキセン( 1 5mg/m 1 )と共の 40℃で1.5時間のインキュベーションで完全に安定である。
実施例6 カルボキシルエステラーゼのホルムアルデヒドによる修飾凍結乾燥酵素10mg /mn、MOPS250w+M、pi(7.5及びホルムアルデヒド2%を含有 するカルボキシルエステラーゼ(バチルス・ズブチリス1−8 5/pNAPT −7  (CBS6 73.8 6))溶液を20℃で1時間攪拌した。該サン プルをMOPSpH7,51001に対して透析した。実施例3の「分析方法」 に従ってエステラーゼ活性を測定した。残存活性は60%であった。
実施例7 グルタルアルデヒドによるカルボキシルエステラーゼの修飾凍結乾燥酵素10m g/m1、MOP3250mM、pH7,5及びグルタルアルデヒド2%を含有 するカルボキシルエステラーゼ(バチルス・ズブチリス1−85/ pNAPT −7(CBS673.86)に由来)溶液を20℃で1時間攪拌した。該サンプ ルをMOP3100mM、pH7,5に対して透析した。実施例3の「分析方法 」に従ってエステラーゼ活性を測定したところ残存活性は68%であった。
実施例日 グリオキサールによるカルボキシルエステラーゼの修飾凍結乾燥酵素20mg/ mj!、炭酸塩250+nMSpH9,2及びグリオキサール0.8%を含有す るカルボキシルエステラーゼ(バチルス・ズブチリス1−85/ pNAPT− 7(CBS673.86)に由来)溶液を20℃で1時間攪拌した。該サンプル を炭酸塩250mM、p)19.2に対して透析した。実施例3の「分析方法」 に従って、該物質のエステラーゼ活性を測定したところ、残存活性は45%であ った。
実施例9 コハク酸無水物によるカルボキシルエステラーゼの修飾凍結乾燥酵素10mg/ mlXMOP30.5M、pH8゜0及びコハク酸無水物O13%を含有するカ ルボキシルエステラーゼ(バチルス・ズブチリス1−85/ pNAPT−7( CBS673.86)に由来)溶液を20℃で1時間攪拌した。実施例3の「分 析方法」に従ってエステラーゼ活性を測定したところ、残存活性は62%であっ た。
実施例10 グルタル酸無水物によるカルボキシルエステラーゼの修飾凍結乾燥酵素10mg /m!2、MOP30.5M、pH8,0及びグルタル酸無水物0.3%を含有 するカルボキシルエステラーゼ(バチルス・ズブチリス1−85/ pNART −7(CBS673.86)に由来)溶液を20℃で1時間撹拌した。実施例3 の「分析方法」に従ってエステラーゼ活性を測定したところ、残存活性は72% であった。
実施例11 修飾カルボキシルエステラーゼを用いる(R,S)−ナプロキセンメチルエステ ルの変換 (R,S)−ナプロキセンメチルエステル300mgを2%ツイーン80  ( TM)10ml1に加えた。pHを9.0に調節した。ついで実施例6−10に 記述した如くして調製した修飾酵素5.5Uを加えた。2.5M水酸化ア〉′モ ニウムを用いる滴定によってpHを9.0に維持した。反応を40℃で行った。
その間HPLCによって変換の程度を追跡した。未修飾酵素を用いる変換を基準 として用いた。第4図に示した結果は修飾酵素が未処理酵素よりはるかに高い変 換を達成することを示している。
実施例12 一グルタルアルデヒド修飾カルボキシルエステラーゼを用いる(R,S)−ジク ロホップエチルエステルの変換(R,S)−ジクロホップエチルエステル750 mgを1%ツイーン80  (TM)25mlに加えた。pHを9.0に調節し た。つ、いで修飾酵素10Uを加えた。修飾酵素はわずか0.15%のグルタル アルデヒドを加えた以外実施例7に記載されたようにして得た。
0、1 M NaOHを用いる滴定によってpI(を9.0に維持した。温度は 20℃であった。その間HPLCによって変換の程度を追跡した。
未修飾酵素を用いる変換を基準として用いた。第5図に示した結果は修飾酵素が 未処理酵素よりはるかに高い変換を達成することを示している。
活  性  % 時間(分)     Fig、 ’1 +/I、Aア7.T、い、、、      Fig、3国際:A査報告 Imxa+mmムs+i&u+msm PCT/NL 901000!、R国際 調査報告

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.野性型カルボキシルエステラーゼに関して修飾された修飾カルボキシルエス テラーゼであって、立体特異的エステラーゼが加水分解反応において工業的プロ セスで適用されるエステル濃度で野性型カルボキシルエステラーゼに比較して改 善された安定性を示す修飾カルボキシルエステラーゼ。
  2. 2.野性型カルボキシルエステラーゼに関して修飾された修飾カルボキシルエス テラーゼであって、(S)−ナプロキセン15mg/mlと40℃で1.5時間 接触させた場合、野性型カルボキシルエステラーゼに比べて高められた安定性を 示す修飾カルボキシルエステラーゼ。
  3. 3.野性型カルボキシルエステラーゼが第1図のDNAに少なくとも70%相同 なDNAによってコード化されているか、または野性型カルボキシルエステラー ゼがバチルス・ズブチリス・タイ1−8カルボキシルエステラーゼに少なくとも 70%相同であり、また修飾カルボキシルエステラーゼが野性型カルボキシルエ ステラーゼ中に存在する少なくとも1つの塩基性アミノ酸残基において野性型エ ステラーゼと異なる請求の範囲1または2の修飾カルボキシルエステラーゼ。
  4. 4.塩基性アミノ酸残基が野性型カルボキシルエステラーゼを少なくとも1つの アルデヒド基または無水物基を有する化合物で処理することによって改変されて いる請求の範囲1−3のいずれか1つの修飾カルボキシルエステラーゼ。
  5. 5.該化合物が好ましくはホルムアルデヒド、グルタルアルデヒド、ダリオキサ −ル、グルタル酸無水物及びコハク酸無水物よりなる群から選ばれるアルデヒド または無水物である請求の範囲4の修飾カルボキシルエステラーゼ。
  6. 6.塩基性アミノ酸残基が別のアミノ酸残基によって置き代えられている請求の 範囲1−3のいずれか1つの修飾カルボキシルエステラーゼ。
  7. 7.塩基性アミノ酸残基がリジン、アルギニンまたはヒスチジン残基である請求 の範囲3または6の修飾カルボキシルエステラーゼ。
  8. 8.塩基性アミノ酸残基がLys34、Lys81またはLys217である請 求の範囲了の修飾カルボキシルエステラーゼ。
  9. 9.塩基性アミノ酸残基がグルタミンまたはアルギニンによって置き代えられて いる請求の範囲6−8のいずれか1つの修飾カルボキシルエステラーゼ。
  10. 10.野性型カルボキシルエステラーゼがバチルス・ズブチリス株、好ましくは バチルス・ズブチリス・タイ1−8(CBS679.85)株から得られるカル ボキシルエステラーゼに等しいか実質上等しい請求の範囲1−9のいずれか1つ の修飾カルボキシルエステラーゼ。
  11. 11.野性型カルボキシルエステラーゼの少なくとも1つの塩基性アミノ酸残基 を修飾するか置き代えることを特徴とする野性型カルボキシルエステラーゼを安 定化する方法。
  12. 12.野性型エステラーゼを塩基性アミノ酸残基を中和し得る試薬で処理するこ とを特徴とする野性型カルボキシルエステラーゼを安定化する方法。
  13. 13.試薬がアルデヒドまたは無水物である請求の範囲12の方法。
  14. 14.アルデヒドがホルムアルデヒド、グルタルアルデヒド及びグリオキサ−ル よりなる群から選ばれる請求の範囲13の方法。
  15. 15.無水物がグルタル酸無水物またはコハク酸無水物である請求の範囲13の 方法。
  16. 16.請求の範囲11−15のいずれか1つの方法によって製造した修飾カルボ キシルエステラーゼ。
  17. 17.野性型カルボキシルエステラーぜに関して修飾されたカルボキシルエステ ラーゼを生産する方法であって、該野性型エステラーゼをコード化する遺伝子を 修飾して少なくとも1つの塩基性アミノ酸残基についてのコドンを別のアミノ酸 残基についてのコドンと置き代えて修飾された遺伝子を得、ついで 得られた修飾遺伝子を発現させて該修飾カルボキシルエステラーゼを生産するこ とよりなる方法。
  18. 18.請求の範囲17の方法によって製造された修飾カルボキシルエステラーゼ 。
  19. 19.カルボキシルエステラーゼを用いて立体特異的加水分解を行う方法であっ て、該立体特異的加水分解を起こすのに有効な量の請求の範囲1−10、16ま たは18のいずれか1つの修飾カルボキシルエステラーゼとエステルとを接触さ せることよりなる方法。
  20. 20.(R,S)−2−置換プロピオン酸エステル、好ましくはナプロキセン、 イブプロフェンもしくはジクロホップエステルを立体特異的に加水分解して対応 する鏡像体(S)−酸を主として与える請求の範囲19の方法。
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