JPH03505140A - 調節自在スクリーンを有する携帯型情報処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 調節自在スクリーンを有する携帯型情報処理装置本発明は携帯ケースタイプの情 報処理装置に関し、一方において電源部及び処理回路を担持しかつベースを伴っ た本体を有し、他方においである角度位置に保持する手段を介して本体へ接続さ れたスクリーンの平坦箱体及びキーボードの対話手段を有しており、本体及び対 話手段は高さ及び角度について調節自在である。

一般的にかかる種類の装置においては、スクリーンが本体及びスクリーンに関節 結合した少なくとも１つのレバーを介して本体に接続されており、該レバーは各 々離れた２つの関節を有し互いに平行である。この場合、スクリーンは関節のレ ベルにおいて摩擦ライニング作用によって適当な位置に保持される。

この角度位置において保持される方法としては数々の欠点がある。

すなわち適当な位置への確実な保持を得ようとする場合、ライニングには高い摩 擦係数を有する部材を用いなければならない。ここで、調節を実行するために要 する力が高くなることが分かり、さらに運動摩擦係数に対して静止摩擦係数が大 きい故に、正確な調節をする事が実際には不可能となる。

さらに、スクリーンを最上位位置へ運はうとすると、所望の結果は得られずに本 体が持ち上がってしまうことにな本発明の目的は、特にこれらの欠点を克服する ことにある。

本発明は上記タイプの装置であって、 かかる構成によって、実質的な抵抗にあうことなくさらに本体が持ちあっがでし まう危険もなく、スクリーンの平坦箱体を持ち上げることができる。他方、平坦 箱体を下げるのに要する力は本体のベースの方向に生じて、それは作動表面にお いて休止する。この力は問題なく比較的高いものとなる。

本発明の実施例はこれに限定されることなく添付図面を参照しつつ以下に記載さ れる。

第１図はケースにおける情報処理装置の概略側面図である。

第２図はフリーホイール装置及び摩擦結合装置を備えた第１図に示す装置の関節 部分の軸方向の概略断面図である。

第３図は第２図に用いられたフリーホイール装置の軸方向の概略拡大断面図であ る。

第４図は変形例の１つがａ側に示され他の変形例がｂ側に示された第２図に示す 関節に用いられる摩擦ライニングの変形例の断面図である。

第５図は螺旋スプリングを用いたフリーホイール装置の部分概略斜視図である。

第６図及び第７図は関節の軸に直角に配置された摩擦表面を有する摩擦結合装置 の２つの変形例の軸方向の概略断面図である。

第８図は第５図に示したタイプのフリーホイール装置と円錐摩擦表面を備えた摩 擦結合装置とからなる組立体の軸方向の断面図である。

第９図はフリーホイール装置及び摩擦結合装置からなるアームスクリーン関節装 置の他の実施例の概略分解斜視図である。

第１図に示す例において、ケース１内部の情報処理装置は電源部３及び処理回路 ４を配置した本体２と、キーボード６及びスクリーン７などの末端器５と、これ ら末端器及び本体を機械的かつ電気的に接続する接続手段８及び９とからなる。

本体は、本体を移動させるためのハンドル１０と設置面１２上に置くためのベー ス１１とを有する。この例においては、可動性の接続手段８はスクリーン７を高 さＨの選択位置に設定でき、一方、本体へ接続する第１関節１４と第２関節１３ を備えるアーム１５の当該第２関節によって角度βで連結でき、かかるアーム１ ５は接続手段を形成する。

表示スクリーンには、特定の対話形式の必要性を考慮して別個のキーボードに配 置されるキーの機能のすべてまたは一部を付加してもよい。

第２図から特に分かるように、関節１４の近傍においては、アーム１５は軸線Ｘ Ｘ′を有するシャフト１６にしっかりと留められ、例えば止めねじ１７によって 留められ、一方このシャフト１６の端部１８は本体２のベアリング１９において 枢動する。

対向する端部２０はフリーホイール装置２１の中央孔を通過して嵌合し挾持され ており、摩擦結合装置２２がこのフリーホイール装置と同心である本体２の接続 孔２３との間に配置されている。

言い替えれば、２つの装置（フリーホイール装置及び摩擦結合装置）は互いに半 径方向に配置されており、フリーホイール装置の直径φ１は摩擦結合装置の直径 φ２より小である。

この例においては、摩擦結合装置２１としては、好ましくは半径方向において弾 性的に圧縮自在な摩擦リングが用いられ、この摩擦リングが孔２３とフリーホイ ール装置２１の外部円柱表面との間に配置され、この摩擦リングにおける孔２３ とフリーホイール装置２１の外部円柱表面との挾持力は、摩擦リングの円柱共軸 表面の各直径に与えられる適当な値によって得られる。

フリーホイール特性は第１図において方向αに向いており、正の結合特性はその 反対方向に向いているので、スクリーン７は本体の反動に連動せずレバー１５の 動作によって上昇しうる。所望の高さＨがスクリーンに与えられるとすぐに、ス クリーンはその位置に止まる。なぜなら摩擦結合装置によって保持トルクが生じ ているからである。装置がセットされたとき、または方向Ｆへ力がスクリーン７ 上に及はされる二とによってその高さが調節されるとき、フリーホイールは係止 されたままとなり摩擦結合の摺動が観察される。この作用では、ベース１１か作 動表面１２上で休止しているので、本体の移動を生しさせない。

第３図に示す好適な実施例においてはフリーホイール装置２１は２つの内部ゲー ジ２４及び２５によって形成されており、これらの間においてローラとしてのニ ードル２６が配されている。これら２つのゲージ２４及び２５は、すなわち平滑 な円柱内部表面２４ｉを有する内部の内部ゲージ２４と、平滑な円柱外部表面２ ５ｅを有する外部ゲージニードルへ接線方向力を及しており、内部ゲージ２４の 傾斜した内部表面に関してかかる力は単向角度方向への係合を生せしめる。内部 ゲージ２４は強制的にシャフト１６に嵌合され、外部ゲージ２５は金属リング２ ７の内部に嵌合されて、これら２つの態様は第４図に示されている（ａ側とｂ側 ）。巳の金属リング２７は少なくともその軸方向に伸長する弾性的なコルゲーシ ョン２８．２９の摩擦部を有しており、コルゲーションが内部ゲージ２５と本体 の接続孔２３との間における弾性的変形によって特定の挾持トルクを発生させる 。この２つの密接なる装置は例えば商標ｒｌＮＡ−ＨＦＪ及びｒｓＴＡＲＪを付 されて販売されている。　この実施例の代りに、２つの装置をシャフト１６と本 体２との間の直径方向に並列し７たものかあり、実施例３０の関節が用いられて 単一方向結合効果が平滑部３２及び螺旋スプリング形態の巻部分３３を有する管 状部分３１を介して得られる（第５図参照）。シャフトユ６の周囲を多少強く回 したとき、もしシャフト１６が巻き方向に回転して反対方向にずれれば故障が生 じる。好ましくは、２つの装置の直径ｄ１及びｄ２は略同−であることが良い。

平滑部３２は直接接続孔２３へ摩擦を伴って嵌合でき、または金属リング２７も 用いられ得る。先の実施例の外部ゲージ２５も適当な直径の接続孔２３中に摩擦 を伴って直接嵌合できる。

第６図及び第７図は他の変形例を示し、摩擦結合装置４０及び５０は表面４１． ４２並びに表面５１．５２からなり、これら表面は軸ＸＸ′に直角である。第６ 図において２つのフリーホイール装置４３．５３及び摩擦結合装置４４．５４は 該軸に平行に並列して載置されており、一方、第７図においてはそれは半径法に 載置されている。これら両者の場合、調節自在手段４３．４４及び５３．５４は 摺動トルクに関して適当な選択値を与えられている。

これらの例においては、２つの装置（摩擦結合装置及びフリーホイール装置）は 異なる直径ｄ、、Ｄ２を有している。第７図に示した例においては次の点に注意 されたい。

摩擦結合装置５４の直径Ｄ２はフリーホイール装置の直径ｄ１よりも大であるこ とである。

第８図において、実施例６０が示されており、摩擦結合装置は、円錐表面６２を 伴った金属管状部６１と、上述の巻部分３３と同様な螺旋巻部分６４とからなり 、金属管状部６１は軸スプリング６６及び６６ａの作用の下で本体６５の対応表 面６３と協働する。

もちろん、本発明は上記した実施例に限定されるもので一ベアリング端部１８， １９は第１関節１４の左に配されても良い。

ｍ：のベアリング関節１８．１９は、もしフリーホイール装置２１．２２がカン チレバーのように支持された負荷を伴った互換性のある軸長を与えられているな らば、省略することもてきる。

一ベアリング端部１８，１９を省略する場合においては、長さの増加が２つのフ リーホイール装置２１．２２を第１関節１４に平行に配することによって得られ る。

第９図を参照すると、本体上のアーム９０の関節はアーム９０の縁部９３に固定 された従来からの共軸ヒンジ部材９１．９２によって達成される。

アーム９０をスクリーンのに関節結合するためには、その縁部９４及び９３のレ ベルにおいて、共軸ヒンジ部材９１．９２の関節軸に平行な方向に向けた円柱孔 ９５を有することがよい。

この孔の内部においては、フリーホイール装置９６に各々縁部が設けられており 、例えば第３図に示されたタイプのものであり、ベアリング９７も同様である。

このベアリング９７を通して関節軸シャフト９８は貫通してアームの各側方から 突出して２つのジャーナル９８’　、９８”　を形成する。もちろん、関節軸シ ャフト９８はベアリング９７中を自由に枢動し、一方、それはフリーホイール装 置９６の内部ゲージに固定される。

一方、フリーホイール装置９６の外部ゲージはアーム９０にしっかり固着されて いる。

円柱形状のジャーナル９８′はスクリーンに固定された関節ブラケット９９中に おいて自由に枢動する。他方において、ジャーナル９８″はアーム９０から離れ るように巻かれた突出円錐台形状を有している。このジャーナル９８″はスクリ ーンに固定された部分１０２中に形成された円錐台形状を有する凹部１０１中に 係合され、この凹部１０１の円錐部１０１′の円錐面はジャーナル９８″の円錐 台形状と略同−であるので、２つの円錐台形状は互いに当接し合い摩擦結合を形 成する。

円錐台形状の凹部１０１は対向するアーム９０の側面から外部へ開放しており、 例えばネジ止めによって部分１０２に固定されるリッド１０３によりこの側面上 を閉鎖する。

凹部１０１の円錐部１０１′上のジャーナル９８″の円錐台形状における当接力 は、スプリング１０４によって生じ、スプリング１０４は一方において、ジャー ナル９８″の放射端面１０５上で保持されたワッシャ１０６を介して担持され、 他方において、リッド１０３によって保持されている。

もちろん、本発明は、この装置の異なる実施例にも関しており、例えば、関節軸 シャフト９８を用いる代りに、２つのジャーナル９８’、９８″を用いることも できる。しかし、これらジャーナルは互いに離れることなく、これらジャーナル はアーム中に形成された２つの隠れ凹部中に係合される（アームの全幅に亘って 伸長する孔の代りである）国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．保持手段（１４）は、本体（２）の少なくとも１つの支持アーム（１５）の 枢動軸ＸＸ′に共軸に配されかつ平坦箱体（７）の上昇の方向αに向かうフリー ホイール装置（２１）と、ある角度で機械的に並列載置された摩擦結合装置（２ ２）とからなり、これら２つの装置は互いに共軸であることを特徴とする情報処 理装置。 ２．前記２つの装置（２１，２２）（３１，３２）は他方の側面において一方が 軸上に配されていることを特徴とする請求項１記載の情報処理装置。 ３．前記２つの表面（３１，３２）は略同一の直径（ｄ１，ｄ２）を有している ことを特徴とする請求項２記載の情報処理装置。 ４．前記２つの装置（５３，５４）は異なる直径（ｄ１，Ｄ２）を有し、摩擦結 合装置（５４）の直径（Ｄ２）はフリーホイール装置の直径（ｄ１）より大であ ることを特徴とする請求項２記載の情報処理装置。 ５．前記摩擦結合装置（５４）は、その挟持が回転軸ＸＸ′に平行となりかつ調 節自在となるように回転軸ＸＸ′に直角な表面（５１，５２）を有していること を特徴とする請求項４記載の情報処理装置。 ６．２つの装置（２１，２２）は互いに半径方向に配置されており、フリーホイ ール装置の直径φ１は摩擦結合装置の直径φ２よりも小あることを特徴とする請 求項２記載の情報処理装置。 ７．摩擦結合装置（２１）は共軸円柱表面（２２ａ）（２２ｂ）を有し、これら 表面の挾持力は夫々の直径を適当に設定することにより得られることを特徴とす る請求項１記載の情報処理装置。 ８．前記摩擦結合装置（２２，３２）は半径方向から弾性的圧縮自在な中間リン グ（２７）からなり、該中間リングは前記本体（２）の前記フリーホイール装置 （２１）び前記接続孔（２３）の間に配され、前記本体に対して角度摺動するこ とを特徴とする請求項７記載の情報処理装置。 ９．前記中間リングは金属リング（２７）であり、該金属リングは軸方向に伸長 して互いに離れたコルゲーション（２９，２８）をその表面の全体に亘って有し ていることを特徴とする請求項８記載の情報処理装置。 １０．２つの略環状ゲージ（２４，２５）の間に配されたニードル（２６）を有 する前記フリーホイール装置は平滑な円柱状内部及び外部表面を有していること を特徴とする請求項１記載の情報処理装置。 １１．前記フリーホイール装置（２１）及び摩擦結合装置（２２）は前記アーム （１５）に固定されたシャフト（１６）のベアリング（１４）の一方を形成する ことを特徴とする請求項１０記載の情報処理装置。 １２．前記フリーホイール装置（３３）は螺旋状の巻装管状表面を有しているこ とを特徴とする請求項１記載の情報処理装置。 １３．前記アーム（９０）上のスクリーンの関節は、回転のための関節軸シャフ ト（９８）をフリーホイール装置（９６）の一方端に設けられ、他端において摩 擦結合装置（９８′′，１０１から１０６）を介してスクリーン上に設けられて いることを特徴とする請求項１記載の情報処理装置。 １４．前記摩擦結合は関節軸シャフト（９８）に設けられた凸部円錐形状部（９ ８′′）とこれに協働する部分（１０２）に設けられた凹部円錐形状部（１０１ ）とによって達成され、これら２つの円錐形状部は関節軸シャフト（９８）の端 部に作用するスプリング（１０４）によって互いに当接付勢し合っていることを 特徴とする請求項１１記載の情報処理装置。