JP2506015Y2 - ロッドアンテナの支持装置 - Google Patents

ロッドアンテナの支持装置

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JP2506015Y2
JP2506015Y2 JP8104290U JP8104290U JP2506015Y2 JP 2506015 Y2 JP2506015 Y2 JP 2506015Y2 JP 8104290 U JP8104290 U JP 8104290U JP 8104290 U JP8104290 U JP 8104290U JP 2506015 Y2 JP2506015 Y2 JP 2506015Y2
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徹 荒蒔
秀和 酒向
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Yokowo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ロッドアンテナを、受信機等のアンテナ装
着機器に屈折,回動自在に取付けるための支持装置の改
良に関する。
〔従来の技術〕
この種の従来のアンテナ支持装置を、第4図に示す。
この支持装置は、アンテナポール1の基部に固着された
基底金具2と、アンテナ装着機器に取付けられた装着金
具4との間に、台金具3を介して連結されている。
台金具3には、その上部軸方向に枢着凹溝3aが切り込
まれて二叉状に形成した軸支部3b,3bが設けてあり、こ
の軸支部3b,3bの各側面にねじ孔が開口されている。ま
た基底金具2にはその下部に上記台金具3の枢着凹溝3a
へ挿入される平板状の中央凸部2aが設けられ、これには
通孔が貫通されている。そして基底金具2の中央凸部2a
を台金具3の枢着凹溝3aに対し二枚の平ワッシャ5,5を
介在させて挿入し、止めねじ6を、前記ねじ孔から通孔
を貫通するよう締付けることにより所要の屈折トルクを
生起させた状態でアンテナ基底金具2を台金具3に対
し、所要の角度傾けることができるように屈折自在に連
結されている。
また台金具3には上記軸支部3b,3bと反対側に回動軸
部3cが突出され、この回動軸部3cが、装着金具4のガイ
ドパイプ4a内に固定されている挿入筒部4b内に圧入され
て、その締付け力により回動軸部3cと挿入筒部4bとの間
の摩擦面に所要の回転トルクを生起させた状態で台金具
3が装着金具4に対し回動自在に軸支している。なおガ
イドパイプ12は、その先端に形成した絞り部により台金
具3の抜け止め機能と、回動部に供給される油の流出防
止機能とを兼用させている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述のような従来の支持装置にあっては、アンテナ
を、その装着機器に対し屈折動作,回動動作させるため
の屈折機構,回動機構が別々の2個所に離れた構成とな
る。
このため、部品点数として、基底金具2,台金具3,装着
金具4の他に,2個の平ワッシャ5および止めねじ6,挿入
筒部4b,等の7点が必要となり、部品の点数を多く必要
とする。
また支持装置は、その屈折部と回動部とが別々の2個
所に離れた構成となることより装置全体の構成寸法が長
くなる上に、回動部は軸方向の摺接面により回動トルク
を生じさせる構成であることから、軸方向の寸法を小さ
くできず、装置の小形化を図ることができない。
また屈折部は、基底金具2の下部に突設した平板状の
中央凸部2aを、台金具3の枢着凹溝3aに挿入して止めね
じ6により屈折自在に連結した構成であるので、傾動方
向への“こじり”に対する強度が弱く、屈折部のトルク
低下を起こし易い等の種々な欠点があった。
本考案は、かかる欠点を除去するものであって屈折動
作と回動動作とを一個所で行なえる構成にして部品点数
を減らし、かつ屈折部および回動部の強度と寿命の向上
を図ったロッドアンテナの支持装置を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため本考案によるロッドアンテ
ナの支持装置は、 アンテナ装着機器に取付けられた取付具の端面に首部
を介して球状の回転玉を突出して設け、 一方、アンテナポールの基部に、先端部分が半球状に
形成されてその内部に上記回転玉が収容され且つ回転玉
の首部が所定の屈折方向へ移動できるスリットが形成さ
れた筒状の玉受筒を設け、 該玉受筒の内部に、回転玉との摩擦凹面を有する圧接
部材と、この圧接部材の摩擦凹面を回転玉に対して所要
の摩擦回転力が生じるよう押圧する圧入部材とを備えて
なることを特徴とする。
〔作用〕
このような構成では、アンテナ装着機器に取付けられ
た取付具と、アンテナポールの基部に設けられた玉受筒
とは、回転玉を介して相対的に可動可能に連結された構
成となり、回転玉の首部をスリットに沿って移動させる
ことでアンテナポールを任意の角度位置に屈折動作で
き、またその屈折した角度位置において、回転玉の球中
心を支点として玉受筒を360度の範囲で回転可能である
からアンテナポールを自由に回転動作できる。
そしてこれらの屈折およびに回転動作において回転玉
は、圧接部材の摩擦凹面を介して所要の摩擦回転力が生
じる構成となることより、所要の屈折トルクならびに回
転トルクが得られる。
この結果、屈折動作ならび回転動作が一個所の回転玉
支持部で達成される構成となり、共通の摩擦接触により
所要の屈折トルク,回転トルクが得られる構成となる。
〔実施例〕
以下、図面の第1図ないし第3図を参照して本考案の
実施例を説明する。
図において、10は、取付用のねじ孔11を介して受信機
等のアンテナ装着機器(図示省略)に取付けられた取付
具であり、この取付具10の上端面には首部12を介して回
転玉13が突設されている。
14はアンテナポールで、このアンテナポールの基部に
は、先端部分15が半球状に形成されて内部に上記回転玉
13が収容され、且つ、回転玉13の首部12が所定の屈折方
向へ移動できるスリット16が形成された筒状の玉受筒17
が設けられている。
そして玉受筒17の内部には、その先端部分15の内部に
収容された回転玉13に対して、該回転玉13と接触する圧
接部材18と、この圧接部材18を介して回転玉13に所要の
摩擦回転力を作用させるよう押圧する圧入部材19とが内
装されている。
上記圧接部材18は、図示の実施例の場合、弾性を有す
る樹脂製のブッシュで形成され、このブッシュには回転
玉13と接する端面に摩擦凹面20が形成され、その反対側
の端面には凹穴21が形成されている。そして回転玉13
は、半球状に形成された玉受筒5の先端部分15と圧接部
材18(樹脂製ブッシュ)の摩擦凹面20との間で保持され
る構成としてあり、また圧接部材18は、その反対側の端
面が圧入部材19に接して常時,押圧される構成としてあ
る。
このように構成された実施例では、回転玉13の首部12
をスリット16に沿って移動させることでアンテナポール
14を任意の角度位置(例えば第1図の一点鎖線で示す90
度傾けた位置)に屈折動作させることができ、また、そ
の屈折した角度位置において、回転玉13の球中心を支点
として玉受筒17を360度の範囲で回転可能であるからア
ンテナポール14を自由に回転動作できる。
そして、これらの屈折動作,回転動作において回転玉
13は、圧入部材19による押圧作用により玉受筒17の先端
部分15(半球状の端部)と圧接部材18の摩擦凹面20との
間で所要の摩擦回転力が生起する構成となることによ
り、所要の屈折トルクならびに回転トルクが得られる。
なお、この場合、圧接部材18を、図示の実施例のよう
に弾性を有する樹脂製のブッシュにより形成し、その摩
擦凹面20と反対側(圧入部材19と接する側)の端面に凹
穴21を穿設した構成としている場合には、ブッシュの摩
擦凹面20と回転玉13との接触面に第3図で示すような押
圧力Fが作用すると、ブッシュの反対側端面(圧入部材
19と接する側の端面)は、凹穴21の形成により矢印のよ
うに伸縮作用が生じ、これにより摩擦凹面20の曲率が変
形して回転玉13に対する面接触が一層緊密になる作用が
得られる。従って、回転玉13の球面とブッシュの曲面と
が多少ラフであっても、回転玉13に充分な摩擦回転トル
クを生じさせることができる。
なお、本考案の実施において、圧接部材18は上述の弾
性を有する樹脂製ブッシュに代えてコイルスプリング等
の弾性体を用いてもよく、また圧入部材19は、ポール自
体の基部を玉受筒17内に圧入しスペーサを介して圧接部
材18を押圧する構成としてもよい。
〔考案の効果〕
以上に説明したように本考案によるロッドアンテナの
支持装置によれば、アンテナポールの屈折動作と回動動
作とが一個所の回転玉13の摩擦支持部のおいて達成さ
れ、共通の摩擦接触により所要の屈折トルク,回転トル
クが得られる構成となるから、従来のものに比して構成
が大巾に簡単となり、部品点数も、従来のもは7点の部
品を要したが本考案によれば回転玉13,玉受筒17,圧接部
材18,圧入部材19の4点に減らすことができ、これに伴
ない組立て工数も減少し、構成寸法も小さくできるとい
う利点が得られる。
また屈折トルク,回動トルクは全て単一の回転玉13に
よる摩擦接触部で得られる構成であり、ヒンジ結合によ
る部分がないから全体として構造が簡単で強度も増し、
寿命も永くなり、強度は従来の装置と比べて1.5倍に、
寿命も2倍以上伸びるという結果が得られた。
また圧接部材18として、弾性を有する樹脂製のブッシ
ュで形成する場合は、回転玉13とブッシュの摩擦凹面20
との面接触が一層緊密になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を一部断面して示す側面図、
第2図はA−A線での断面図、第3図は圧接部材として
樹脂製のブッシュで形成した場合の作用説明図、第4図
は従来の装置を一部断面して示す側面図である。 10……取付具、12……首部、13……回転玉、14……アン
テナポール、15……先端部分、16……スリット、17……
玉受筒、18……圧接部材(樹脂製ブッシュ)、19……圧
入部材、20……摩擦凹面、21……凹穴。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナ装着機器に取付けられた取付具
    (10)の端面に首部(12)を介して球状の回転玉(13)
    を突出して設け、 一方、アンテナポール(14)の基部に、先端部分(15)
    が半球状に形成されてその内部に上記回転玉(13)が収
    容され且つ回転玉の首部(12)が所定の屈折方向へ移動
    できるスリット(16)が形成された筒状の玉受筒(17)
    を設け、 該玉受筒(17)の内部に、回転玉(13)との摩擦凹面
    (20)を有する圧接部材(18)と、該圧接部材(18)の
    摩擦凹面(20)を回転玉(13)に対して所要の摩擦回転
    力が生じるよう押圧する圧入部材(19)とを備えてなる
    ことを特徴とするロッドアンテナの支持装置。
  2. 【請求項2】上記圧接部材(18)は、弾性を有する樹脂
    製のブッシュで形成され、該ブッシュには上記圧入部材
    (19)と接する側の端面に凹穴(21)を形成しているこ
    とを特徴とする請求項(1)記載のロッドアンテナの支
    持装置。
JP8104290U 1990-07-30 1990-07-30 ロッドアンテナの支持装置 Expired - Lifetime JP2506015Y2 (ja)

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JPH0439708U JPH0439708U (ja) 1992-04-03
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