JPH03504711A - 特に飲物用のビンを収容するための、プラスチックまたは これに類似したものから製作された、２部分から成るケース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 特に飲物用のビンを収容するための、プラスチックまたはこれに類似したものか ら製作された、２部分から成るケース 本発明は、プラスチックまたはこれに類似したものから製作された、２部分から 成るケースであって、特に飲物用のビンを収容するためのものであり、ケースを 構成する、同一の構成のケース部材を互いに保持し、かつ係止するための手段を 有する形式のものに関する。

このようなケースはＥＰ−ＰＳＯＯ４８００６から公知であり、このケースは特 に持運びのために消費者によってその構成部材に分解され、次いで再び例えば供 給者側の輸送のため、かつスクッキングのために組立てることができる。そのた めにはケース構成部材からその都度他方のケース構成部材内へ差込まれるフック と、ケース構成部材に配属された、フックと交互作用を行なうスライド部材とが 設けられている。この解決手段は構造上きわめて面倒である。

本発明の課題は、一方において容易かつ簡単に、組立てられ、かつ構成部材に分 解され、他方においてコスト上有利に製作することが可能である、上記の形式の ケースを製作することである。

この課題を解決するための本発明の手段は、両ケース構成部材に分離面に隣接し て鉛直方向に延びた連結板が配置されており、これらの連結板が組合わされた状 態のケース構成部材でケース構成部材を互いに掛は合うように互いに係合し、し かも側方向にずらすことにより互いに分離可能であり、かつ係止部材が設けらイ ドを阻止することができることである。

ケース構成部材に一体形成された連結板および組合わされたケース構成部材をこ の状態で互いに固定する係止部材は竪固な構成で、しかも製作技術上容易に実施 することができる。この新規の分離可能なビンケースの取扱いは以下のように行 なわれる、すなわち組立てられたケース構成部材から構成されたケースを分解す るためには先ずケース構成部材の側方向の移動を阻止する係止が解除され、次い でケース構成部材を一緒にまとめている連結がケース構成部材の、分離面に沿っ たスライドにより解かれる。これでケース構成部材は債別に運ぶことができ、ま たこのようなケースの取扱い者は一方の手と他方の手で運ぶことができる。逆の 手順でケース構成部材の連結およびケースに組合わされたケース構成部材の係止 を、例えばスクッキングのために、ないしはびん詰め工場から販売所までの輸送 およびこの逆の輸送のために再びケースをケース構成部材から形成することがで きる。

連結板を、分離面からケース構成部材のフランクへの移行範囲内に付加すること 、かつこの範囲内には係止部材も存在していることが提案される。優れた実施形 によれば連結板が横断面でみて対向して爪状に構成サレテオリ、この場合に隣接 のフランクよりも後方へ引込んでいて、しかも分離面よりも内側へ切欠かれて形 成された一方の爪が外側から接近可能であり、かつ隣接するフランクと面一であ って、しかも分離面よりも突出した他方の爪が内側から接近可能である。この構 成では底部へ向かって先細になるボロとこれに対応して自由端へ向かって先細に なる爪突起とが設けられている。

別の構成では有利には連結板の範囲内に一方に分離面に対する垂直の方向から接 近可能な凹部および他方にこの凹部内に突入する、分離面よりも突出しｔ；付加 部が設けられており、これらは互いに係合してケース構成部材相互の鉛直方向の ずれを阻止する。

ケースに組合わされたケース構成部材を係止するためのきわめて簡単な手段は、 ケース構成部材から分離面を越えて隣りのケース構成部材内の整列しＩ；凹所内 へ移動可能なスライダである。優れた構成によればケース構成部材はフランクに 旋回可能に支承された支持湾曲部材を備え、この湾曲部材脚の少なくとも１つは ケース構成部材へのヒンジ点から延びた突出部を有し、この突出部の自由端は、 湾曲部材がケース構成部材に対して相対的に旋回せしめられた状態において前方 にある連結板を通過して隣りのケース構成部材の対応する凹所内へ保合している 。突出部のＺ状の構成カラ有利には係上部材はケース上縁から離れて位置する。

組合わされたケース構成部材をケース構成部材に対して相対的に旋回せしめられ た状態において係止し、かつケース構成部材から上方へ旋回せしめられた状態に おいて係止の解離下にケース構成部材を個々に搬送するｔ；めの取扱いを可能に する支持湾曲部材は理想的な係止機構を成し、これと同時にケース構成部材の取 扱い性を改蓄する。この優れた実施形の構成では支持湾曲部材の両脚はケース構 成部材へのヒンジ点から突出した突出部を有している。ここで第２の湾曲部材脚 の突出部は、これが組合わされたケース構成部材に対して相対的に湾曲部材が旋 回せしめられた状態において隣りのケース構成部材から延びた第１の湾曲部材脚 の自由端を支持するように構成されている。

別の構成では支持湾曲部材がケース構成部材の内側に支承され、かつケース構成 部材に対して相対的に旋回せしめられた状態においてケース壁の内側に当接して いる。有利にはこのことからケースの平らな外壁が得られる。

図面において本発明が１実施例を基に詳しく説明されている。

第１図は新規のビンケースの図、第２図は係止部材が持上げられた状態のケース を第１図の矢印Ａで示された方向でみた図、第３図は係止されたケース構成部材 を１部分破断して示しｔ；第２図に相当する図、第４図は係止部材の範囲を破断 して断面図で示した、第３図に対する平面図である６ ケースは同一のケース構成部材１．、ｌ’から構成されており、ケース構成部材 は長手外面１１．ケース構成部材の組立状態でケースの幅側を形成するフランク １２．１２’、フランク１２．１２’間に延びた補助壁１３を有し、これらの壁 部材１１，１２．１２’　。

１３で囲まれた範囲は長手ウェブおよび横ウェブ１３’もしくは１４によって例 えばビンを収容するだめの隔室１６に分割されている。各ケース構成部材ｌ、１ ′はＵ形の支持湾曲部材１７を備えており、支持湾曲部材はフランク１２．１２ ’にヒンジ結合１８されていて、ケース構成部材に対して相対的に第１図の矢印 Ｂによって示される方向にケース構成部材から離れる方向に旋回せしめられて持 運び位置へもたらされ、次いでまた再びこの持運び位置からケース構成部材に対 して相対的に第１図の矢印Ｂ′によって示される方向に、支持湾曲部材が肩１７ ４でもってケース壁１１．１２．１２’上へ支持されるまで戻り旋回せしめるこ とができる。フランク１２．１２’から補助壁１３への移行範囲内では鉛直方向 に延びた連結板１９もしくは２１がケース構成部材に一体形成されており、これ らの連結板は対向して爪状に構成されて互いに係合し、かつ第１図の矢印Ｃによ って示される方向にケース構成部材１．ｌ’をスライドさせるとケース構成部材 の、矢印りによって示される方向での分離を阻止するような仕方で互いに掛かり 合う。このようにして組合わされたケース構成部材が第１図の矢印Ｃ′の方向に 意図せずに分離するのも阻止するためには更に係止ｍ１７３が設けられており、 係上部はケース構成部材１９１／の連結板１９を貫通して隣りの、対応するケー ス構成部材１′もしくはｌの連結板２１内の凹所２２内に突入し、かつこのよう にしてケース構成部材１．１′をケースにまとめることを保証する。

図示の例では係止部は１つの支持湾曲部柱脚１７１の、ケース構成部材１．１’ への湾曲部材ヒンジ点１８を纏えて２字状に突出した突出部１７２の自由端１７ ３によって形成されており、この自由端は支持湾曲部材１７がケース構成部材１ ．１’に対して相対的に旋回せしめられた際に旋回して連結板１９内の貫通口２ ３を通って隣りの連結板２１の凹所２２内へ突入する。係止部材２２／ｌ　７３ の下方に設けられ、連結板１９と２１に一体形成もしくは形成された連結部材が 、組合わされたケース構成部材１．１’が鉛直方向にずれないようにするための 付加的な安全装置を形成しており、連結部材は一方は連結板２１の内面の、接近 可能な凹部２４の形状、および他方は連結板１９の外面から延びており、凹部２ ４内に突入してこの凹部２４を埋める付加部２６の形状をしている。ケース構成 部材１．ｌ／から構成されたケースを分離するためには、支持湾曲部材１７が矢 印Ｂによって示される方向に上方へ旋回せしめられ、これにより係止部１７３が それぞれ他方のケース構成部材の連結板２１との保合から外され、次いでケース 構成部材は第１図の矢印Ｃ′によって示された方向に移動させることにより互い に分離することができる。ケース構成部材１．ｌ’は支持湾曲部材を用いること によって簡単に、例えば客によって販売所から軍まで、そしてその後にはまたエ レベータまで、かつエレベータで住まいまで運ぶことができる。

鴫−−−−−一− 国際調査報告 国際調査報告 ＯＥ　９０００１９８ ＳＡ　　　　３５１３２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．特に飲物用のビンを収容するための、プラスチックまたはこれに類似したも のから製作された、２部分から成るケースであって、ケースに組立て可能である 、同一に構成された２つのケース構成部材を互いに保持し、かつ係止するための 手段を備えた形式のものにおいて、両ケース構成部材に分離壁面に隣接して鉛直 方向に延びた連結板が配置されており、これらの連結板が組合わされた状態のケ ース構成部材（１，１′）でケース構成部材（１，１′）を互いに掛け合うよう に互いに係合し、しかも側方向にずらすことにより互いに分離可能であり、かつ 係止部材（例えば２２，１７３）が設けられており、係止部材がケース構成部材 （１，１′）の側方向のスライドを阻止することができるようになっていること を特徴とする、特に飲物用のビンを収容するための、プラスチックまたはこれに 類似したものから製作された、２部分から成るケース。 ２．連結板（１９，２１）が分離面（１３）からケース構成部材（１，１′）の フランク（１２，１２′）への移行範囲内に付加されており、この範囲内に係止 部材（例えば２２，１７３）も存在している、請求項１記載のケース。 ３．連結板（１９，２１）が横断面でみて対向して爪状に構成されており、これ らのうちの一方の、フランク（１２）よりも後方へ引込んでいて、しかも分離面 （１３）よりも内側へ切欠かれて形成された爪（１９１）が外側から接近可能で あり、かつ他方の、フランク（１２）と面一であって、しかも分離面（１３）よ りも突出した爪（２１１）が内側から接近可能である、請求項２記載のケース。 ４．底部へ向かって先細になる爪ロとこれに対応して自由端へ向かって先細にな る爪突起とを備えている、請求項３記載のケース。 ５．有利には連結板（１９，２１）の範囲内に一方に分離面（１３）に対する垂 直の方向から接近可能な凹部（２４）および他方にこの凹部（２４）内へ突入す る、分離面（１３）よりも突出した付加部（２６）が設けられており、これらが 互いに係合してケース構成部材（１，１′）相互の鉛直方向のずれを阻止するよ うになっている、請求項１から４までのいずれか１項記載のケース。 ６．各ケース構成部材（１，１′）にそれぞれ少なくとも１つの、分離面（１３ ）を越えて移動可能な係止部材（例えば１７３）が設けられており、この係止部 材が別のケース構成部材（１′もしくは１）内の両側で制限された凹所（２２） 内へ突入可能である、請求項１から５までのいずれか１項記載のケース。 ７．ケース構成部材のフランクに旋回可能に支承された支持湾曲部材を備えてお り、少なくとも１つの湾曲部材脚（１７１）がケース構成部材（１もしくは１′ ）へのヒンジ点（１８）よりも延びた突出部（１７２）を有しており、この突出 部の自由端（１７３）が、湾曲部材（１７）がケース構成部材（１もしくは１′ ）に対して相対的に旋回せしめられた状態で前方にある連結板（１９）を通過し て、別のケース構成部材（１′もしくは１）の対応する凹所（２２）内へ係合し ている、請求項１から６までのいずれか１項記載のケース。 ８．湾曲部材脚（１７１）のヒンジ点（１８）よりも突出した突出部の自由端（ １７３）が、湾曲部材（１７）がケース構成部材（１もしくは１′）に対して相 対的に旋回せしめられた状態において他のケース構成部材（１′もしくは１）に ケースの上縁から距離を置いた所に設けられた凹所（２２）内に係合するように 湾曲部材脚（１７１）の突出部がＺ字状に構成されている、請求項７記載のケー ス。 ９．湾曲部材（１７）の両脚（１７１）がケース構成部材（１もしくは１′）へ のヒンジ点（１８）よりも突出した突出部（１７２）を有しており、第２の湾曲 部材脚の突出部が、湾曲部材（１７）が組合わされたケース構成部材（１，１′ ）に対して相対的に旋回せしめられた状態において第１の湾曲部材脚（１７１） の自由端（１７３）を支持している、請求項７または８記載のケース。 １０．支持湾曲部材（１７）がケース構成部材（１，１′）の内側に支承され、 かつケース構成部材に対して相対的に旋回せしめられた状態においてケース壁（ １１，１２，１２′）の内側に当接している、請求項７から９までのいずれか１ 項記載のケース。