JPH0350441Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0350441Y2 JPH0350441Y2 JP10465087U JP10465087U JPH0350441Y2 JP H0350441 Y2 JPH0350441 Y2 JP H0350441Y2 JP 10465087 U JP10465087 U JP 10465087U JP 10465087 U JP10465087 U JP 10465087U JP H0350441 Y2 JPH0350441 Y2 JP H0350441Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alarm
- abnormality
- lamp
- circuit
- buzzer
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 37
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
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- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 1
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 1
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- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Testing Of Engines (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、主として作業車両等に使用される
エンジンの異常警報装置に関する。
エンジンの異常警報装置に関する。
従来の技術
従来、この種のエンジンでは、例えば第5図に
示すように、バツテリ電源VBに接続された警報
ランプ1に、例えば油圧が異常低下すると閉成す
る油圧検出スイツチ2を直列に接続していた。こ
のものでは、正常油圧状態には、第5図Aに示す
ように、油圧検出スイツチ2が開かれた状態で保
持されるようになつている。それゆえ、正常油圧
状態には、警報ランプ1には通電されずに消燈状
態が維持されることになる。そして、油圧が低下
した異常油圧状態では、同図Bに示すように、前
記の油圧検出スイツチ2が動作して回路が閉成
し、それによつて上記の警報ランプ1が通電状態
となつて点燈して、油圧の異常をオペレータに警
告するようになつている。
示すように、バツテリ電源VBに接続された警報
ランプ1に、例えば油圧が異常低下すると閉成す
る油圧検出スイツチ2を直列に接続していた。こ
のものでは、正常油圧状態には、第5図Aに示す
ように、油圧検出スイツチ2が開かれた状態で保
持されるようになつている。それゆえ、正常油圧
状態には、警報ランプ1には通電されずに消燈状
態が維持されることになる。そして、油圧が低下
した異常油圧状態では、同図Bに示すように、前
記の油圧検出スイツチ2が動作して回路が閉成
し、それによつて上記の警報ランプ1が通電状態
となつて点燈して、油圧の異常をオペレータに警
告するようになつている。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら、油圧警告ランプ等の警報ランプ
を明滅させるための警報ランプ回路は、回路の断
線や警報ランプ自体の玉切れ等によつて通電不能
状態となるおそれがある。そのように警報ランプ
回路に通電不能状態が生じると、油圧スイツチ等
の異常検出スイツチが閉成しても、回路には電流
が流れず点燈することがない。そのため、エンジ
ンの異常状態によつて異常検出スイツチが作動し
ても、その情報がオペレータに確実に伝達されな
い場合があり、大きなダメージがエンジンに生起
するという問題点がある。また、警報ランプが消
燈していても、それが異常検出スイツチの開成状
態に起因するのか、玉切れ等によつて乗じる警報
ランプ回路の通電不能状態に起因するのか判別す
ることができないという難点がある。
を明滅させるための警報ランプ回路は、回路の断
線や警報ランプ自体の玉切れ等によつて通電不能
状態となるおそれがある。そのように警報ランプ
回路に通電不能状態が生じると、油圧スイツチ等
の異常検出スイツチが閉成しても、回路には電流
が流れず点燈することがない。そのため、エンジ
ンの異常状態によつて異常検出スイツチが作動し
ても、その情報がオペレータに確実に伝達されな
い場合があり、大きなダメージがエンジンに生起
するという問題点がある。また、警報ランプが消
燈していても、それが異常検出スイツチの開成状
態に起因するのか、玉切れ等によつて乗じる警報
ランプ回路の通電不能状態に起因するのか判別す
ることができないという難点がある。
この考案は、このような問題点に鑑みて、警報
ランプの玉切れ等による警報ランプ回路の不具合
と、異常検出スイツチの開成状態とを確実に峻別
することのできる異常警報装置を実現することを
目的として成されたものである。
ランプの玉切れ等による警報ランプ回路の不具合
と、異常検出スイツチの開成状態とを確実に峻別
することのできる異常警報装置を実現することを
目的として成されたものである。
問題点を解決するための手段
この考案は、警報ランプ20aと警報ブザー1
9とを備え、異常検出手段21がエンジン15の
異常を検出すると、それら警報ランプ20aと警
報ブザー警報ブザー19を共に作動させるよう接
続された異常警報回路と、前記異常検出手段21
の異常検出時に表示状態となるか又は表示を変更
するよう接続された異常判別回路と、警報ランプ
20aの玉切れ状態において前記警報ブザー19
を作動させるよう接続された玉切れ警報回路とか
らなることを特徴とするものである。
9とを備え、異常検出手段21がエンジン15の
異常を検出すると、それら警報ランプ20aと警
報ブザー警報ブザー19を共に作動させるよう接
続された異常警報回路と、前記異常検出手段21
の異常検出時に表示状態となるか又は表示を変更
するよう接続された異常判別回路と、警報ランプ
20aの玉切れ状態において前記警報ブザー19
を作動させるよう接続された玉切れ警報回路とか
らなることを特徴とするものである。
作 用
警報ランプ20aに玉切れ等による無通電状態
がなく、かつ異常検出手段21によつてエンジン
15の異常が検出されないときには、警報ランプ
20a及び警報ブザー19が共に作動しない。警
報ランプ20aが玉切れ等により無通電状態にな
ると警報ブザー19が鳴るが、異常検出手段21
が作動しているのといないのとでは、異常判別回
路における表示状態が変化するから、警報ブザー
19からの警告ブザー音の原因を推定することが
できる。
がなく、かつ異常検出手段21によつてエンジン
15の異常が検出されないときには、警報ランプ
20a及び警報ブザー19が共に作動しない。警
報ランプ20aが玉切れ等により無通電状態にな
ると警報ブザー19が鳴るが、異常検出手段21
が作動しているのといないのとでは、異常判別回
路における表示状態が変化するから、警報ブザー
19からの警告ブザー音の原因を推定することが
できる。
実施例
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
第2図において、3は、走行用のクローラ4,
4を備えた下部走行体5と、この下部走行体5に
水平方向旋回自在に取り付けられた上部旋回体6
とからなるバツクホウを示している。一方の上部
旋回体6には、その機体フレーム7の前端側に、
ブーム8、アーム9及びバケツト10からなるバ
ツクホウアタツチメント11が装着されている。
なお、12a,12b,12cは、前記のブーム
8、ブーム9及びバケツト10を各々駆動するた
めの油圧シリンダを示している。また、機体フレ
ーム7の前後略中央には座席13が設置され、こ
の座席13と上記のバツクホウアタツチメント1
1との間には、同じく機体フレーム7に設置され
たコンソールボツクス14が設けられている。そ
して、機体フレーム7の後部側には、この考案に
係るエンジン15が搭載されている。16は、エ
ンジン15を覆うボンネツトを示している。
4を備えた下部走行体5と、この下部走行体5に
水平方向旋回自在に取り付けられた上部旋回体6
とからなるバツクホウを示している。一方の上部
旋回体6には、その機体フレーム7の前端側に、
ブーム8、アーム9及びバケツト10からなるバ
ツクホウアタツチメント11が装着されている。
なお、12a,12b,12cは、前記のブーム
8、ブーム9及びバケツト10を各々駆動するた
めの油圧シリンダを示している。また、機体フレ
ーム7の前後略中央には座席13が設置され、こ
の座席13と上記のバツクホウアタツチメント1
1との間には、同じく機体フレーム7に設置され
たコンソールボツクス14が設けられている。そ
して、機体フレーム7の後部側には、この考案に
係るエンジン15が搭載されている。16は、エ
ンジン15を覆うボンネツトを示している。
次に、第1図は、上記エンジン15の異常状態
を警報するための異常警報システムの電気回路図
を示している。図において、18は、バツテリ電
源VBに接続されたキースイツチを示し、このキ
ースイツチ18には、内部抵抗を有する警報ブザ
ー19及び4個の警報ランプ20a,20b,2
0c,20dが並列に接続されている。そして、
そのうちの1個の警報ランプ20aには、この考
案に係る異常検出スイツチとしての油圧検出スイ
ツチ21が接続線22を介して直列に接続されて
いる。23は、この実施例における異常判別回路
を構成するアワーメータを示している。このアワ
ーメータ23は、通電されると表示部24に積算
稼働時間を表示されるようになつている。このア
ワーメータ23の入力側は上記の接続線22に接
続されている。すなわち、このアワーメータ23
と油圧検出スイツチ21とは互いに並列状態にな
つている。
を警報するための異常警報システムの電気回路図
を示している。図において、18は、バツテリ電
源VBに接続されたキースイツチを示し、このキ
ースイツチ18には、内部抵抗を有する警報ブザ
ー19及び4個の警報ランプ20a,20b,2
0c,20dが並列に接続されている。そして、
そのうちの1個の警報ランプ20aには、この考
案に係る異常検出スイツチとしての油圧検出スイ
ツチ21が接続線22を介して直列に接続されて
いる。23は、この実施例における異常判別回路
を構成するアワーメータを示している。このアワ
ーメータ23は、通電されると表示部24に積算
稼働時間を表示されるようになつている。このア
ワーメータ23の入力側は上記の接続線22に接
続されている。すなわち、このアワーメータ23
と油圧検出スイツチ21とは互いに並列状態にな
つている。
また、残り3個の警報ランプ20b,20c,
20dには、互いに並列するエアクリーナダスト
検出スイツチ25、水温検出スイツチ26及びバ
ツテリー液面検出スイツチ27が、各々接続線2
2,22,22を介して直列に接続されている。
20dには、互いに並列するエアクリーナダスト
検出スイツチ25、水温検出スイツチ26及びバ
ツテリー液面検出スイツチ27が、各々接続線2
2,22,22を介して直列に接続されている。
28a,28b,28c,28dは、互いに並
列配置された4個のダイオードを示し、これら4
個のダイオード28a,28b,28c,28d
の総てのアノード側は前記の警報ブザー19の出
力側に各々接続される一方、第1のダイオード2
8aのカソード側は油圧検出スイツチ21の入力
側へ、第2のダイオード28bのカソード側はエ
アクリーナダクト検出スイツチ25の入力側へ、
また第3のダイオード28cのカソード側は水温
検出スイツチ26の入力側へ、そして第4のダイ
オード28dのカソード側は残るバツテリー液面
検出スイツチ27の入力側へ各々接続されてい
る。
列配置された4個のダイオードを示し、これら4
個のダイオード28a,28b,28c,28d
の総てのアノード側は前記の警報ブザー19の出
力側に各々接続される一方、第1のダイオード2
8aのカソード側は油圧検出スイツチ21の入力
側へ、第2のダイオード28bのカソード側はエ
アクリーナダクト検出スイツチ25の入力側へ、
また第3のダイオード28cのカソード側は水温
検出スイツチ26の入力側へ、そして第4のダイ
オード28dのカソード側は残るバツテリー液面
検出スイツチ27の入力側へ各々接続されてい
る。
次に、29は、接続線30を介してチヤージラ
ンプ31に接続されたチヤージランプ回路を示し
ている。このチヤージランプ回路29は、電源電
圧が規定値以下のときにチヤージランプ31に通
電して点燈させるようになつている。そのチヤー
ジランプ31の入力側には、エミツタ側がボデー
アースされたトランジスタ32のベース側が接続
されている。このトランジスタ32のコレクタ側
には、前記の警報ブザー19の出力側が接続され
ている。このトランジスタ32は、前記のチヤー
ジランプ回路20からチヤージランプ31へ通電
されたときに、コレクタ側からエミツタ側へ電流
が流れるようにスイツチング定数が設定されてい
る。したがつて、チヤージランプ回路29が働く
と、チヤージランプ31が点燈するだけでなく、
それと同時に上記の警報ブザー19からも警報ブ
ザー音が発生するようになつている。
ンプ31に接続されたチヤージランプ回路を示し
ている。このチヤージランプ回路29は、電源電
圧が規定値以下のときにチヤージランプ31に通
電して点燈させるようになつている。そのチヤー
ジランプ31の入力側には、エミツタ側がボデー
アースされたトランジスタ32のベース側が接続
されている。このトランジスタ32のコレクタ側
には、前記の警報ブザー19の出力側が接続され
ている。このトランジスタ32は、前記のチヤー
ジランプ回路20からチヤージランプ31へ通電
されたときに、コレクタ側からエミツタ側へ電流
が流れるようにスイツチング定数が設定されてい
る。したがつて、チヤージランプ回路29が働く
と、チヤージランプ31が点燈するだけでなく、
それと同時に上記の警報ブザー19からも警報ブ
ザー音が発生するようになつている。
ところで、第1図に示した異常警報回路におい
て、油圧検出スイツチ21に接続された警報ラン
プ20aの内部抵抗をrLとし、同じく油圧検出
スイツチ21に並列するアワーメータ23の内部
抵抗をrHとし、上記の警報ランプ20aに並列
する警報ブザー19の内部抵抗をrBとすると、
この異常警報回路の主要部分は、油圧検出スイツ
チ21が作動しない状態、すなわち正常油圧時に
は、第3図Aに示すような等価回路図に置き換え
ることができる。その場合の総抵抗R1は、 R1=rH+rBrL/rB+rL …(1) となる。そして、キースイツチ17を閉成したと
きに回路を流れる電流は、キースイツチ17を経
て二手に分かれ、その一方が警報ランプ20aを
通り、他方が警報ブザー19を通つ再び合流し、
合流した総電流がアワーメータ23に入力するこ
とになる。
て、油圧検出スイツチ21に接続された警報ラン
プ20aの内部抵抗をrLとし、同じく油圧検出
スイツチ21に並列するアワーメータ23の内部
抵抗をrHとし、上記の警報ランプ20aに並列
する警報ブザー19の内部抵抗をrBとすると、
この異常警報回路の主要部分は、油圧検出スイツ
チ21が作動しない状態、すなわち正常油圧時に
は、第3図Aに示すような等価回路図に置き換え
ることができる。その場合の総抵抗R1は、 R1=rH+rBrL/rB+rL …(1) となる。そして、キースイツチ17を閉成したと
きに回路を流れる電流は、キースイツチ17を経
て二手に分かれ、その一方が警報ランプ20aを
通り、他方が警報ブザー19を通つ再び合流し、
合流した総電流がアワーメータ23に入力するこ
とになる。
その際、上記の警報ブザー19を流れる電流値
I1Bは、簡単な計算により次式となる。
I1Bは、簡単な計算により次式となる。
I1B=VB/rBrH/rL+(rB+rH) …(2)
また、異常油圧時には、油圧検出スイツチ21
が閉成するから、第3図Bに示すような等価回路
に置き換えることができる。なお、油圧検出スイ
ツチ21の抵抗は非常に小さいから、警報ランプ
20a及び警報ブザー19からの電流は、その殆
ど総てが油圧検出スイツチ21を流れることにな
る。それゆえ、総抵抗R2は、アワーメータ23
の抵抗rHを無視して、次式で表される。
が閉成するから、第3図Bに示すような等価回路
に置き換えることができる。なお、油圧検出スイ
ツチ21の抵抗は非常に小さいから、警報ランプ
20a及び警報ブザー19からの電流は、その殆
ど総てが油圧検出スイツチ21を流れることにな
る。それゆえ、総抵抗R2は、アワーメータ23
の抵抗rHを無視して、次式で表される。
R2=rBrL/rB+rL …(3)
その際に、警報ブザー19を流れる電流値I2
Bは、次式で示される。
Bは、次式で示される。
I2B=VB/rB …(4)
一方、玉切れ等による警報ランプ20aへの無
通電状態における正常油圧時には、キースイツチ
17を経た電流の総てが警報ブザー19を通り、
アワーメータ23へ流入するから、第4図Aに示
すような等価回路に置き換えることができる。し
たがつて、総抵抗R3は、 R3=rB+rH …(5) となる。そして、警報ブザー19を流れる電流値
I3Bは、次式で表される。
通電状態における正常油圧時には、キースイツチ
17を経た電流の総てが警報ブザー19を通り、
アワーメータ23へ流入するから、第4図Aに示
すような等価回路に置き換えることができる。し
たがつて、総抵抗R3は、 R3=rB+rH …(5) となる。そして、警報ブザー19を流れる電流値
I3Bは、次式で表される。
I3B=VB/rB+rH …(6)
同じく玉切れ等による無通電状態における油圧
異常時には、警報ブザー19を経た電流の総てが
油圧検出スイツチ21を通る。それゆえ、総抵抗
R4は、この場合においてもアワーメータ23の
抵抗値rHを無視して、 R4=rB …(7) となる。また、警報ブザー19を流れる電流値I
4Bは、次式で表される。
異常時には、警報ブザー19を経た電流の総てが
油圧検出スイツチ21を通る。それゆえ、総抵抗
R4は、この場合においてもアワーメータ23の
抵抗値rHを無視して、 R4=rB …(7) となる。また、警報ブザー19を流れる電流値I
4Bは、次式で表される。
I4B=VB/rB …(8)
したがつて、前記の(2)式、(4)式、(6)式及び(8)式
を比較してもあきらかなように、 I4B=I2B>I3B>I1B …(9) となる。それゆえ、警報ブザー19の作動開始電
流値Iが、 I3B≧I>I1B …(10) となるように回路パラメータを設定すれば、警報
ランプ20aに玉切れもなく、かつ油圧も正常域
にあるときには、警報ブザー19が作動せず警報
ブザー音が発生することがない。なお、この場合
において、アワーメータ23の抵抗値rHは、警
報ブザー19及び警報ランプ20aの双方が作動
せず、それらを経て合流した電流によつてアワー
メータ23が作動し続けるように設定される。
を比較してもあきらかなように、 I4B=I2B>I3B>I1B …(9) となる。それゆえ、警報ブザー19の作動開始電
流値Iが、 I3B≧I>I1B …(10) となるように回路パラメータを設定すれば、警報
ランプ20aに玉切れもなく、かつ油圧も正常域
にあるときには、警報ブザー19が作動せず警報
ブザー音が発生することがない。なお、この場合
において、アワーメータ23の抵抗値rHは、警
報ブザー19及び警報ランプ20aの双方が作動
せず、それらを経て合流した電流によつてアワー
メータ23が作動し続けるように設定される。
そして、異常油圧時には油圧検出スイツチ21
が閉成するから、警報ブザー19を流れる電流が
作動開始電流値Iを越え、警告ブザー音が警報ブ
ザー19から発せられるとともに、警報ランプ2
0aも点燈することになる。
が閉成するから、警報ブザー19を流れる電流が
作動開始電流値Iを越え、警告ブザー音が警報ブ
ザー19から発せられるとともに、警報ランプ2
0aも点燈することになる。
また、玉切れ等により警報ランプ20aが無通
電状態になると、この場合においても警報ブザー
19には作動開始電流値Iを越える電流が流れる
から、警告ブザー音が警報ブザー19から発せら
れることになる。その場合に、正常油圧時には油
圧検出スイツチ21が閉成しないから、アワーメ
ータ23が作動し続けることになる。なお、油圧
検出スイツチ21が閉成すると、アワーメータ2
3が停止して、警告ブザー音が警報ブザー19か
ら発せられることになる。したがつて、アワーメ
ータ23の動きから、警報ランプ20aの玉切れ
だけで警報ランプ20aが鳴つたのか、玉切れだ
けでなく油圧異常も生じたから警報ランプ20a
が鳴つたのかを確実に判断することができること
になる。
電状態になると、この場合においても警報ブザー
19には作動開始電流値Iを越える電流が流れる
から、警告ブザー音が警報ブザー19から発せら
れることになる。その場合に、正常油圧時には油
圧検出スイツチ21が閉成しないから、アワーメ
ータ23が作動し続けることになる。なお、油圧
検出スイツチ21が閉成すると、アワーメータ2
3が停止して、警告ブザー音が警報ブザー19か
ら発せられることになる。したがつて、アワーメ
ータ23の動きから、警報ランプ20aの玉切れ
だけで警報ランプ20aが鳴つたのか、玉切れだ
けでなく油圧異常も生じたから警報ランプ20a
が鳴つたのかを確実に判断することができること
になる。
なお、この実施例では、アワーメータ23を異
常判別回路に使用しているが、アワーメータ23
に限定されるものでない。要するに、異常検出時
に表示を変更するようなものであれば何でもよ
い。また、異常検出時に表示状態となるようなも
のでもよい。
常判別回路に使用しているが、アワーメータ23
に限定されるものでない。要するに、異常検出時
に表示を変更するようなものであれば何でもよ
い。また、異常検出時に表示状態となるようなも
のでもよい。
考案の効果
以上のように、この考案では、エンジンの異常
警報装置が、警報ランプと警報ブザーとを備え、
異常検出手段がエンジンの異常を検出すると、そ
れら警報ランプと警報ブザーを共に作動させるよ
う接続された異常警報回路と、前記異常検出手段
の異常検出時に表示状態となるか又は表示を変更
するよう接続された異常判別回路と、警報ランプ
の玉切れ状態において前記警報ブザーを作動させ
るよう接続された玉切れ警報回路とによつて構成
されているから、玉切れ等がなく警報ランプが通
電可能状態となつているときに異常検出手段が異
常を検出したときには、警報ランプに加えて警報
ブザーもなる一方、玉切れ等により警報ランプが
無通電状態となつたときには警報ブザーだけが鳴
るから、両者の違いを識別することが可能とな
る。しかも、玉切れ等だけによつて警報ブザーが
鳴つた場合と、玉切れに加えて異常検出手段が異
常を検出して警報ブザーが鳴つた場合とでは、異
常判別回路の表示状態が異なるから、警報ブザー
から発生する警告ブザー音の原因を容易に推定す
ることができるという利点がある。
警報装置が、警報ランプと警報ブザーとを備え、
異常検出手段がエンジンの異常を検出すると、そ
れら警報ランプと警報ブザーを共に作動させるよ
う接続された異常警報回路と、前記異常検出手段
の異常検出時に表示状態となるか又は表示を変更
するよう接続された異常判別回路と、警報ランプ
の玉切れ状態において前記警報ブザーを作動させ
るよう接続された玉切れ警報回路とによつて構成
されているから、玉切れ等がなく警報ランプが通
電可能状態となつているときに異常検出手段が異
常を検出したときには、警報ランプに加えて警報
ブザーもなる一方、玉切れ等により警報ランプが
無通電状態となつたときには警報ブザーだけが鳴
るから、両者の違いを識別することが可能とな
る。しかも、玉切れ等だけによつて警報ブザーが
鳴つた場合と、玉切れに加えて異常検出手段が異
常を検出して警報ブザーが鳴つた場合とでは、異
常判別回路の表示状態が異なるから、警報ブザー
から発生する警告ブザー音の原因を容易に推定す
ることができるという利点がある。
第1図は、この考案に係る異常警報回路の一実
施例を示す回路図、第2図は、この考案を適用し
たエンジンを搭載したバツクホウの全体側面図、
第3図Aは、警報ランプが玉切れを起こさない状
態における異常警報回路の正常油圧時の等価回路
図、同図Bは、同じく異常警報回路の異常油圧時
の等価回路図、第4図Aは、警報ランプが玉切れ
を起こした状態における異常警報回路の正常油圧
時の等価回路図、同図Bは同じく異常警報回路の
異常油圧時の等価回路図、第5図A,Bは、従来
における異常警報回路の回路図である。 19……警報ブザー、20a……警報ランプ、
21……油圧検出スイツチ、23……アワーメー
タ。
施例を示す回路図、第2図は、この考案を適用し
たエンジンを搭載したバツクホウの全体側面図、
第3図Aは、警報ランプが玉切れを起こさない状
態における異常警報回路の正常油圧時の等価回路
図、同図Bは、同じく異常警報回路の異常油圧時
の等価回路図、第4図Aは、警報ランプが玉切れ
を起こした状態における異常警報回路の正常油圧
時の等価回路図、同図Bは同じく異常警報回路の
異常油圧時の等価回路図、第5図A,Bは、従来
における異常警報回路の回路図である。 19……警報ブザー、20a……警報ランプ、
21……油圧検出スイツチ、23……アワーメー
タ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 警報ランプと警報ブザーとを備え、異常検出手
段がエンジンの異常を検出すると、それら警報ラ
ンプと警報ブザーを共に作動させるよう接続され
た異常警報回路と、 前記異常検出手段の異常検出時に表示状態とな
るか又は表示を変更するよう接続された異常判別
回路と、 警報ランプの玉切れ状態において前記警報ブザ
ーを作動させるよう接続された玉切れ警報回路と
からなることを特徴とするエンジンの異常警報装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10465087U JPH0350441Y2 (ja) | 1987-07-07 | 1987-07-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10465087U JPH0350441Y2 (ja) | 1987-07-07 | 1987-07-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS648653U JPS648653U (ja) | 1989-01-18 |
JPH0350441Y2 true JPH0350441Y2 (ja) | 1991-10-28 |
Family
ID=31336561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10465087U Expired JPH0350441Y2 (ja) | 1987-07-07 | 1987-07-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0350441Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-07-07 JP JP10465087U patent/JPH0350441Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS648653U (ja) | 1989-01-18 |
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