JPH0350419Y2 - - Google Patents

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JPH0350419Y2
JPH0350419Y2 JP1983063773U JP6377383U JPH0350419Y2 JP H0350419 Y2 JPH0350419 Y2 JP H0350419Y2 JP 1983063773 U JP1983063773 U JP 1983063773U JP 6377383 U JP6377383 U JP 6377383U JP H0350419 Y2 JPH0350419 Y2 JP H0350419Y2
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cylindrical
cylindrical part
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cylindrical body
guide
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JP1983063773U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車・オートバイなどの計器の照
明装置、あるいは計器に装備された警告表示器の
照明装置に関するものである。
この種の照明装置はハウジングに装着された照
明灯により文字板、表示レンズなどの表示部を照
明表示するものであり、上記照明灯と上記文字板
との間に反射板を配設し、その照明灯の照射光線
を反射導光して上記文字板を照明する場合、ある
いは上記照明灯と表示レンズとの間に案内導光筒
を介在し、この案内導光筒により照明灯の照射光
線を案内導光して上記表示レンズの表示部を照明
表示する場合などがある。この際一般的に形成が
容易なため合成樹脂によりハウジングと反射板あ
るいは案内導光筒を一体的に形成することが考え
られる。
しかしながらハウジングと一体的に成形された
反射板あるいは案内導光筒が照明灯と近接配置さ
れているため照明灯から放熱される熱によつて熱
変形を来たす虞がある。
この様な不都合を解消するため上記反射板ある
いは案内導光筒を耐熱性材料例えば金属製材料に
より形成し、上記反射板あるいは案内導光筒を接
着剤によつてハウジングに固定する方法が用いら
れている。しかし、この方法では接着剤が乾燥す
るまでの間に接着剤が流れてしまい、その取り付
け強度が弱くなり、時として振動等の外乱要因に
よつて外れてしまう虞れがある。
また、実開昭51−146789号公報には反射器を横
長で前面が開口した略U字形状に形成し、ランプ
を装着したダイヤル板の後面上下に一対の相互に
平行な突出壁を突設し、上記反射器の上、下側板
間を幅方向に押し縮めるようにして上記一対の突
出壁間に圧入し反射器をダイヤル板に固定するも
のが開示されているが、上記反射器を突出壁間に
組み付ける際組み付け位置が左右長手方向にずれ
易く、この反射板の位置ずれにより、安定した照
明効果が得られないという問題があり、また、上
記反射器をハウジングに装着された縦向きのラン
プソケツトと照明灯を覆うように縦長に形成した
場合、上記反射器はその上、下側板のみが圧着固
定される構造のため、左右横方向に傾き易く振動
等の外乱要因により外れてしまう虞れがある。
この考案は上記問題を解消することを目的とす
るものであり、その目的を達成するための特徴と
なる構成はハウジングに形成した装着孔に照明灯
を配したランプソケツトを装着し、上記照明灯の
照明光線の少なくとも一部を反射導光する反射板
を備えた筒状部、あるいは照明灯の照明光線を案
内導光する案内筒を備えた筒状部を形成し、この
筒状部をハウジングに形成した筒体に固定するよ
うにした照明装置において、上記装着孔を取り巻
きこの装着孔と同芯上に上記ハウジングから円筒
状の筒体を突設し、上記筒状部を円筒形状に巻き
込み形成し、この巻き込み形成した筒状部の自己
弾性復元力により上記円筒状の筒体に圧着保持可
能とし、この円筒形状に巻き込み形成した筒状部
の端部あるいは上記筒体の端部の少なくとも一方
に傾斜状の圧着案内部を形成したことにある。
次に上記特徴に基づく実施例を第1図〜第7図
により説明する。
ハウジング1に形成した装着孔2に照明灯3を
配したランプソケツト4を装着し、その照明灯3
の照明光線の少なくとも一部を反射導光する反射
板5aを備えた筒状部5、あるいは案内筒5bを
備えた筒状部5を形成し、この筒状部5をハウジ
ング1の装着孔2を取り巻いて同芯状に形成した
円筒状の筒体6に固定するようにしたものであ
り、上記筒状部5を、金属板あるいは非金属板の
耐熱性をもつ弾性材料を円筒形状に巻き込み形成
して制作し、この円筒形状に巻き込み形成した筒
状部5の自己弾性復元力により上記筒体6に圧着
保持可能とし、この円筒形状に巻き込み形成した
筒状部5の端部あるいは上記筒体6の端部の少な
くとも一方に傾斜状圧着案内部7を形成してなる
ものである。
その場合、筒状部5の筒体6に対する圧着保持
状態は、第2図および第3図のように二重筒体6
間の間隙部6aに若干巻き込み方向にしぼり込ん
だ筒状部5を嵌入し、外方へ拡がろうとする自己
弾性復元力により圧着保持するもの、あるいは第
4図、第6図及び第7図のように一重筒体6の内
面に沿わせて筒状部5を若干巻き込み方向にしぼ
り込んで嵌入し、その筒状部5の外方へ拡がろう
とする弾性復元力により圧着保持するもの、ある
いは第5図のように二重筒体6の外面に沿わせて
筒状部5を若干広げながら外嵌装し、その筒状部
5の内方へ撓もうとする弾性復元力により圧着保
持するもの等適宜実施できるが、そのいずれの場
合にも筒状部5を巻き込み方向にしぼり込んだり
あるいは拡げたりして筒体6に圧着するようにし
ている。またこの場合には筒状部5の端部あるい
は筒体6の端部の少なくとも一方に形成された傾
斜状圧着案内部7により案内されているため、そ
の組付けを容易にすることができる。
また、第2図、第4図および第5図はこの考案
の照明装置を文字板8の照明を均一にするための
反射板5aを備えた筒状部5に用いた場合を示し
ており、筒状部5内を上方に導かれる照明灯3か
らの照明光線は、その筒状部5の上方に配設され
た反射板5aにより遮られてハウジング1の内面
に反射し、その反射光線により文字板8を直接透
過して目盛や数値等を照明すると共に、ハウジン
グ1の内周面と文字板8の外周面との間から上記
反射光線を導光して文字板8上をほぼ均一な光量
で照らし出すようにしている。その場合第2図は
筒状部5の下端部に外方へ拡がるように傾斜した
圧着案内部7aが形成されているもの、第4図は
筒状部5の下端部に内方へ挟まるように傾斜した
圧着案内部7bが形成されているもの、第5図は
筒状部5の下端部に外方へ拡がるように傾斜した
圧着案内部7bが形成されていると共に筒体6の
上端外面に傾斜状圧着案内部7cが形成されてい
るものが夫々示されている。
また第3図、第6図および第7図はこの考案の
照明装置を方向指示器の確認表示器やエンジンの
油圧検出表示器、あるいは前照灯ビームの上向き
確認灯等の表示レンズ9を照明表示するための案
内筒5bに用いた場合を示しており、この案内筒
5bによつて照明灯3とハウジング1の上面との
間の空間部分を結んで包囲し、そのハウジング1
の上面筒所に表示レンズ9を配設し、照明灯3の
照明光線が案内筒5bにより導光されて表示レン
ズ9に集光し照明表示するようにしている。この
場合第3図は筒状部5の下端部に外方へ拡がるよ
うに傾斜した圧着案内部7aが形成されているも
の、第6図は筒状部5の下端部に内方へ挟まるよ
うに傾斜した圧着案内部7bが形成されているも
の、第7図は筒状部5の下端部に内方へ挟まるよ
うに傾斜した圧着案内部7bが形成されていると
共に筒体6の上端内面に傾斜状圧着案内部7bが
形成されているものが夫々示されている。
また上記実施例においては筒状部5の下端部の
全周に圧着案内部7を設けたが、筒状部5の下端
部の一部に圧着案内部7を設けてもよい。
なお図示しないが圧着案内部を筒状部側に設け
ない筒体側のみに設けてもよい。また筒状部5は
自己弾性復元力により筒体6に圧着保持されるが
必要に応じて接着剤を塗布してその取付け強度を
さらに高めるようにしてもよい。
この考案は上記の通りハウジングに形成した装
着孔に照明灯を配したランプソケツトを装着し、
上記照明灯の照明光線の少なくとも一部を反射導
光する反射板を備えた筒状部、あるいは照明灯の
照明光線を案内導光する案内筒を備えた筒状部を
形成し、この筒状部をハウジングに形成した筒体
に固定するようにした照明装置において、上記装
着孔を取り巻きこの装着孔と同芯上に上記ハウジ
ングから円筒状の筒体を突設し、上記筒状部を円
筒形状に巻き込み形成し、この巻き込み形成した
筒状部の自己弾性復元力により上記円筒状の筒体
に圧着保持可能とし、この円筒形状に巻き込み形
成した筒状部の端部あるいは上記筒体の端部の少
なくとも一方に傾斜状の圧着案内部を形成してな
るから圧着案内部により筒状部は容易に筒体に挿
し込むことができしかも筒状部の自己弾性復元力
によつて圧着保持されるから組付作業が容易であ
る。また、筒状部の両側縁が重なり合うため筒体
の寸法に応じて筒状部を適合させることができる
等の実用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案装置を用いた計器の分解斜視
図、第2図〜第7図は同上組立状態の各実施例を
示した要部断面図である。 1……ハウジング、2……装着孔、3……照明
灯、4……ランプソケツト、5……筒状部、5a
……反射板、5b……案内筒、6……筒体、7…
…圧着案内部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジングに形成した装着孔に照明灯を配した
    ランプソケツトを装着し、上記照明灯の照明光線
    の少なくとも一部を反射導光する反射板を備えた
    筒状部、あるいは照明灯の照明光線を案内導光す
    る案内筒を備えた筒状部を形成し、この筒状部を
    ハウジングに形成した筒体に固定するようにした
    照明装置において、上記装着孔を取り巻きこの装
    着孔と同芯上に上記ハウジングから円筒状の筒体
    を突設し、上記筒状部を円筒形状に巻き込み形成
    し、この巻き込み形成した筒状部の自己弾性復元
    力により上記円筒状の筒体に圧着保持可能とし、
    この円筒形状に巻き込み形成した筒状部の端部あ
    るいは上記筒体の端部の少なくとも一方に傾斜状
    の圧着案内部を形成したことを特徴とする照明装
    置。
JP6377383U 1983-04-27 1983-04-27 照明装置 Granted JPS59170225U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6377383U JPS59170225U (ja) 1983-04-27 1983-04-27 照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6377383U JPS59170225U (ja) 1983-04-27 1983-04-27 照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59170225U JPS59170225U (ja) 1984-11-14
JPH0350419Y2 true JPH0350419Y2 (ja) 1991-10-28

Family

ID=30193954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6377383U Granted JPS59170225U (ja) 1983-04-27 1983-04-27 照明装置

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JP (1) JPS59170225U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51146789U (ja) * 1975-05-19 1976-11-25

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Publication number Publication date
JPS59170225U (ja) 1984-11-14

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