JPH03503985A - ダイカスト金型における崩壊性中子用位置決めピン - Google Patents
ダイカスト金型における崩壊性中子用位置決めピンInfo
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- JPH03503985A JPH03503985A JP2503050A JP50305090A JPH03503985A JP H03503985 A JPH03503985 A JP H03503985A JP 2503050 A JP2503050 A JP 2503050A JP 50305090 A JP50305090 A JP 50305090A JP H03503985 A JPH03503985 A JP H03503985A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D17/00—Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
- B22D17/20—Accessories: Details
- B22D17/22—Dies; Die plates; Die supports; Cooling equipment for dies; Accessories for loosening and ejecting castings from dies
- B22D17/24—Accessories for locating and holding cores or inserts
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ダイカスト金型における崩壊性中子用位置決めビン7技術分野
本発明はダイカスト用分割型金型内の崩壊性中子用位置決めピンに関する。
背景技術
高圧ダイカスト機用ダイカスト金型のアンダーカット領域を形成するための崩壊
性中子は前記金型における中子の支持、配置及び位置決めに特別の手段か必要で
ある。
まず第1に、これらの崩壊性中子は鋳造品が金型内に形成された後、鋳造品から
の砂離れが容易であるように劣化しなければならない。従って、この種中子は従
来主として砂と特殊なバインダーと不浸透性でかっ離型性のある被覆とで構成さ
れており、このような中子及び被覆は本出願人が譲受人である、ページ発明の米
国特許4.298゜051号(1981年11月3日発行)1.同4.413.
666号(1983年11月8日発行)、同4.766.943号(1988年
8月20日発行)、ダイパラ外発明の米国特許4.529.028号(1985
年7月16日発行)及びダウニング発明の米国出願S、N。
07/173.558号(1988年3月23日出願)等に記載しである。
また、これらの被覆中子は溶融金属又はアルミニウムが鋳造品を形成するのに十
分に固化するまで、ダイカスト金型内で、溶融アルミニウムのような溶融金属の
高圧、高温に耐えなけれはならない。更に該中子の外表面は、分割型金型か閉じ
そして溶融金属か該金型中に圧入される前に、鋳造品又は中子の幅木部(pri
ntout portions:突出部)がその中に配設される金型の凹部(p
rintoutcavities:幅本設置部)又はソケットに付着しないよう
にしなければならない。
これらの崩壊性中子は1個又はそれ以上の金型部分、即ち、下型、上型又はカバ
ー、及び/又は摺動型内に配設されうる。通常、中子類は夫々を配設する金型部
分の分割ラインに沿って配設される。中子類は比較的脆い組成であるから、中子
類が幅木部内に余りに強く配設されると、金型の型合せ及び/又は溶融金属の高
圧注入が中子を破損させることになる。従って、中子の幅木部の外側表面と金型
の凹所間に空隙が設けられて、中子は金型の中子配設位置にゆるくとりつけ又は
浮かしである。しかしながら、他方では、この空隙又は間隙か余りに大きい場合
、中子は抜は落ち及び/鋳造品内に適正に配置されず、従って、鋳造品は一方側
が他方側よりより薄い壁となる。従って、中子も金型の凹所の中心に置かなけれ
ばならない。
従来、鋳造品にアンダーカット領域を形成するため、金型又は鋳型内の中子類の
位置を調整する手段をも含めて、鋳造品に中子類を多数支持していた。ダイカス
ト用金型では、しはしは“レロイ (leroy)“ピンと呼ばれる、平坦端面
を存するピンか配設されており、このレロイビンは分割型金型の引抜き又は相対
的移動方向における中子の移動を制限するため、金型凹所と中子の幅木部間の空
隙の半分に亘って装架しである。ついで、池の方向への移動を阻止するために、
中子の幅木部のソケット又はポケットに設けた、傾斜端部を有する心出しビンが
用いられている。これら傾斜端部の表面はこれらポケットの調整したかつ予しめ
形成した傾斜表面と平行であり、それによっ°C1これら心出しビンは前記レロ
イビンの方向に直交する直線方向における中子の移動を制限する。この事実は、
金型の型閉めにより中子が破損されつるように硬く中子を配設することなく、中
子の幅木部のポケットの調整した平行表面に嵌挿し又は接触させることはできず
、またこれら平行表面間に空隙を備えていなければならない。これらの特別の傾
斜面を存するこれら心出しビンと中子の幅木部に相当する傾斜面を有する対応す
るポケットの形成は、金型及び中子の双方の調整及び製作を事実上複雑とする。
金型の凹所における中子のゆるみ(“かたパ)によって、溶融金属もこの凹所と
中子の幅木部間の空隙に充填し、中子の幅木部上にフィルム又はスカル(薄肉部
)を形成する。このフィルムはまた中子の幅木部を強化すると共に、金型内の中
子の位置を保持する傾向がある。この後者に関連して、中子の幅木部と凹所間の
空隙及び溝に溶融アルミニウムで形成された、リブを有するスカルを更に補強す
るため、溝か該凹所又は中子の幅木部の表面、又は双方に設けられている。
更に、金型の分割ラインに配設された中子の幅木部のネックに隆起か設けてあり
、この隆起は破断リングを形成するためにそのネックにおけるスカルの厚さを減
少する。これによって中子の除去を容易にしやすくする、中子の幅木部の除去を
容易とする。
かくて、ダイカスト機の金型の崩壊性中子の配設用の多くの公知装置は諸欠点が
あり、本発明の目的は少なくともこれら諸欠点を克服するものである。
発明の開示
一般的に、本発明は溶融アルミニウム及び他の金属から部品類を鋳造する高圧ダ
イカスト装置のダイカスト金型中に崩壊性中子を保持し、位置決め及び/又は配
設する手段に関する。これらの崩壊性中子は中子ピンでは形成することかできな
い、鋳造品のアンダーカット及び他の部分又は領域を形成するのに用いることが
できる。この種中子は大量生産用として採用されるので、これら中子は金型が型
開きされた時でかつ先に形成された鋳造品が押出された後の金型内に容易に配設
されなければならない。中子又は中子群を金型内に配設するために、少なくとも
1個および好ましくは2個又はそれ以上の凹所又はソケット群が金型に設けてあ
り、その凹所には各中子上に相応する大きさと形状をした幅木部がその中子を支
持するために形成しである。しかしながら、さきに指摘した如く、中子類に脆さ
が必要で、これら中子は崩壊性としなければならないので、該中子群を浮遊させ
るように、金型内の突出ソケット及び中子群上の幅木部を囲んでiu*又は空隙
を備えていなければならない。この中子の幅木部と金型の凹所間のこの空隙又は
間隙は通常約4/1000〜200/1000インチ(又は約0.1〜5 +n
m) 、好ましくは10/ 1000〜60/ 1000インチ(又は約0.2
5〜1.5mm )と変化する。中子の幅木部と金型の凹所間のこの間隙は、ダ
イの閉鎖および/又は高圧下の・溶融金属の熱間圧入で中子の破損を生じないよ
うに充分に該中子を浮上させる。
他方において、中子により形成される領域に沿う壁が余りに厚く及び/又は余り
に薄い鋳造品を形成しないように、適当に中心に配置するためのある種の手段を
とらなければならない。
本発明による新規な中子位置決めビンは少なくとも2つの直交する方向における
中子の移動を同時に制限するように、金型の凹所又は凹所群の外側コーナー中に
密着する鈍角の刻み目をつけた端部を存する。多数のこれらのビンは一つの直交
する方向以外で中子を同時に位置決めするために同一中子において同−凹所又は
間隔をおいた凹所の間隔を置いたかつ好ましくは対向する側面に設けるのかよい
。従って、中子を位置決めするために要する他のレロイ(Leroy)ビン及び
/又は心出しビンの数は事実上域することができる。これらビンの端部上の刻み
目付表面は90°より大でかつ好ましくは135″′より小さいものであり、そ
れによって中子の幅木部は金型が容易に取り外される。この新規なピン配置にお
ける中子の幅木部のコーナー縁部は同様な角度であって、それによって中子の移
動を制限する隣接する角度の表面を提供する。
レロイビン及び心出しビンのような、他の及び公知のビンも、同時の又は他の中
子類用の同様の金型の、同様の又は好適な他の凹所に、本発明の新規なビンと組
み合せて用いうることも理解すべきである。公知のレロイビンは、空隙中に半分
程突出しかつ金型の分割方向にのみ中子の移動を制限する、平坦な直交端部を通
常存している。心出しビンは中子の幅木部のポケットの傾斜表面に相当する傾斜
表面からなっており、従って通常金型の分割方向に直交するラインに沿う対向す
る方向への移動を制限するが、心出しビンの付近のみの中子の位置決め及び移動
の制限に限定される。
中子は金型の凹所内に浮かしておかなければならないので、すべてのビンの端部
は、約0.002〜0.16インチ(または約0.05〜4rnm)、好ましく
は約0.025インチ(又は約0.6mm)中子幅木部との間隙を僅かに減らし
である。
用いられるビンのすべては、これらビンが所望の適正な間隙を最早保持てきない
点を超えて摩耗した場合に交換できる。しかじなが゛ら、これらピン類の組成は
工具鋼、セラミックス類及び類似材料のような高耐久性材料製とするのが好まし
い。
金型の凹所と中子の幅木部間に゛空隙かあるので、この空隙は溶融金属で充填さ
れて中子の幅木部上にスキン又はスカルを形成し、かつまた金型中に圧入される
溶融金属の液圧力を平衡させる。このことは中子を補強するのみてなく、金型内
の中子の位置決め又は配設の助けともなる。更に、中子又は溶融アルミニウムて
更に充填される凹所の何れかに溝を備えていると、中子の幅木部の周りに又は沿
って補強リブを形成する。これらのリブ類を以下盛り上り部(“ブーラストララ
プス”:bootstraps又は“ブーツストラッピング” bootst
rapping)と言う。
中子の幅木部と中子自体、即ち金型の分割ライン上に配設された中子間の接合に
当っては、中子自体がら中子の幅木部の破断を助ける溝を具備していてもよい。
この溝はこの接合部におけるスカルの厚さを減少するために、幅木部の口部又は
首部又は金型凹所を包囲する隆起又はリングとして形成される。
目的及び長所
本発明の目的は、崩壊性中子を位置決めする複数のピン装置を有する、簡単、育
効、効率的かつ経済的ダイカスト用金型を提供するにある。
他の目的は、鋳物の中子部分の均一な壁厚の鋳造品を製造する、崩壊性中子の位
置決め用複数のビン装置を提供するためにある。
他の目的は、中子が金型がら容易に除去されがっ金型に付着しない、崩壊性中子
を金型内に保持するビンを製作することである。
他の目的は、中子の破損を防ぐのに中子をゆるくとりつけるか、更に製造された
鋳造品において適正な配置のために中子の移動を制限する手段を有する、崩壊性
中子用の金型における凹所を提供するにある。
他の目的は、金型の凹所と中子の幅木部間の空間に、金型内の中子の回転、回動
、横方向、水平及び垂直移動を制御するための、特別のビン装置を提供するもの
である。
更に別の目的は、金型の幅木部と中子そね自体間に容易に崩壊する接合部を崩壊
性中子に提供するものである。
図面の簡単な説明
前述した及び他の特徴、本発明で達成される目的、長所および手段は添付図面に
示される本発明の以下の具体的数例に基いてより詳細に記述する。
第1図は、他の型式のビンと同゛様に、本発明の好ましい具体例による、多数の
ビンて支持、配設及び/又は位置決めされた崩壊性中子を存するダイカスト金型
の概略断面図。
第2図は本発明による新規な位置決めビンの端部を示す第1図2−28jlに沿
った拡大断面図。
第2図Aは第1図、第2図及び第3図に示す本発明の新規な位置決めビンの端部
の斜視図。
第3図は十分な逃げと鈍角の刻み目をつけた位置決め表面のビンを示す第2図3
−3線に沿った断面図。
第4図は第1図に示すものと類似であるが、中子幅木部の外側縁部のみを保持す
る、下金型及びカバー金型の両者の、本発明の多数の新規な位置決めビンのみを
図示した断面図。
第5図は第1図図示の他の幅木部分のポケット中に突5線に沿った拡大断面図。
第6図は、第1図図示の中子の第3の幅木部と、金型における円錐形位置決めビ
ン及び、レロイ型ビンの突出の双方を示す第】図の6−6線に沿った断面図。
第7図は、中子の幅木部における円錐状ポケット内の円錐形位置決めビンを示す
第6図の7−7線に沿った拡大断面図。
第8図は、第6図図示のものと類似であるか、レロイビンを有するカバー金型の
一部及び第6図及び第7図に示す位置決めビンの代りに第1図、第2図、第2図
A。
第3図及び第4図図示の多数の新規な位置決めビンを示す拡大図。
第9図は、金型の円筒状に傾斜した幅木部を囲んだ3個の同一角度に間隔をおい
た新規な位置決めビンと、各ビン間の金型中の凹所の表面における補強溝をも存
するものを示す第8図の9−9線に沿った断面図。
第10図は、第1図図示の凹所以外の中子の幅木部に形成された、分離(bre
ak−of f )用ネック及びリブの一具体例である。
第1+図は、中子の幅木部に補強溝を有する第10図の11−11線の矢印方向
の断面図である。
発明を実施するための最良の形態
まず、第1図及び第4図には2個の金型間の分割線22に沿って型合せられる下
金型20と上金型30の概略断面か図示しである。該下金型20は鋳造空所24
及び3個の凹所26、27及び28を夫々存し、それら凹所中に異なる型式の位
置決めビン50.60.70及び80を具えている(第6図及び第7図参照)。
上金型又はカバー金型30はまた鋳造部分用空隙34を備えており、それらの左
右端部には、中子40の幅木部分46及び48用の空所を充足する凹所36及び
38の部分かある。第4図及び第8図において、上金型もそれぞれ位置決めビン
50及び60を有してしることが示しである。
分割型金型20及び30間に図示される凹所24及び34には、離型用コーティ
ング42を存する崩壊性中子40が断面で示してあり、かつ相当する3個の別個
の幅木部46.47及び48夫々が金型凹所26.36.27及び28.38に
ある。
第2図、第2A図及び第3図には本発明の新規な位置決めビンがより詳細に示し
てあり、第2A図及び第3図には、90°より大きいか互に約135°より小さ
く、かつ中子40の幅木部の外側コーナー縁部に沿う側面及び底面の角度の表面
に相当する、2個の表面角度を備えたこれらビンの上端部に鈍角状の切り欠きを
設けることが示しである。ピン50夫々の切り欠き面52及び54は中子の幅木
部46の外側角表面と凹所26の相当する角度表面間の空間51のはマ半分に部
分的かつ好適にまたかっている。ビン50の切り欠き面52及び54には、金型
内の中子の移動のよりよい配設とよりよい限定のために、中子の幅木部46と前
記凹所26間の空間をせばめる僅かに上方部分56を備えていてもよいか、中子
の幅木部46上にスカル又は薄肉部を形成するため、該空間を溶融金属又はアル
ミニウムで充填してビン50夫々の切り欠き部に更に空間を設けてもよい。第2
図及び第3図に示す如く、ビン50の対向する対の傾斜側面54は引抜き方向の
運動に対して直交するラインに沿って両方向に中子40の斜めの移動を制限し、
後者の運動は切欠き部の底部52により同時に制限される。
従って、中子の移動は2つの直交方向で同時に制限されかつ、金型への中子の位
置決めは大量生産時により均一な鋳造品の生産をより正確に保証される。
また、所望ならは、第3の直交方向に中子の移動を制限するために、付加的な新
規のビン50群を凹所26.27.28゜36及び38(例えば第4図、第8図
及び第9図参照)の各々又は異なる1つの外側端部及び/又は側面に配設しても
よい。移動に対するこれらの制限は、第4図及び第8図に示しである如く、カバ
ー金型30に新規なビン群50を追加することによりX、Y及びZの各軸(互に
す/\て直交する)においてそれぞれの方向とじつる。更に、第4図には、より
一層確実に中子を位置決めする、中子の幅木部の最外側に係合するためのビン5
0群の配設は、第1図、第5図、第6図及び第7図に図示するように、ソケット
内にビン70及び80を中心におくことにより得ることかてきる
再び第1図には、凹所28と中子40の中子幅木部48の底部間の隙間61を部
分的に装架する平坦端部のみを有するレロイ型ピン60が凹所28の右に示して
あり、それによって、金型群の引っ張り方向、即ち、上金型30図示の矢印35
の方向にのみ中子40の動きを限定する。
第1図及び第5図には、凹所28と中子幅木部48において、その中に心出しビ
ン70の傾斜端部70を配設したポケット49も示しである。該心出しビン70
の傾斜表面74はポケット49の傾斜側面と接してなく、またこれら傾斜表面に
空間71か設けである。従って、この心出しビン70は中子40の中子幅木部4
8のポケット・19中に押し込み又は密着していない。しかしながら、空間71
は間隙51及び61に設けである、その空間又は間隙の対向する及び隣接する傾
斜表面間の間隔の約半分である。
第6図及び第7図には、心出しビン80の円錐形端部を固定するための中心ポケ
ット45をそこに有していることが示しである、中子40の円筒状幅木部47の
断面が示しである。、該円錐形6出しビン80と該ポケット45の円錐状壁間の
間隙は、第5図の間隙と同様でありかつ間隙51及び61より小さく、該ポケッ
ト45内に′溶融アルミニウムの薄いフィルムを形成する。第6図にはまた心出
しビン支持体84と一体に形成された、変形レロイ型ビン85が示しである。
第8図及び第9図には、第6図に図示しであるようなポケットを存していないが
、第1図、第2図、第2A図。
第3図及び第4図に示しであるものの如く、テーパー付円柱状幅木部47′か多
数、即ち3個の新規な位置決めビン50より位置決めされている、変形円柱状幅
木部47′を有する中子40の拡大断面が図示しである。これらのビン群50は
該幅木部47′の円柱状下方端部を包囲して、相互に約120°の等しい角度の
間隔としてあって、2つの直交する水平及び垂直又は引っ張る方向に同時にビン
の移動を制限する。従って、第6図に示しであるポケット49、円錐状センタリ
ングビン80及びエキストラレロイ型ピン85は3個の新規なビン50により置
き換えてもよい。更に、第8図には、他方引っ張り方向(第1図及び第4図の矢
印35参照)に中子の運動を制限す゛る。レロイピン60を有する上金型又はカ
バー金型30の一部も示しである。従って、第8図では、該幅木部47′が、金
型部分20及び30か閉じられた時、すべての3つのX、Y及びZの直交する軸
方向の両方向に位置決めビン50及び60により制限される。
中子類の凹所及び/又は幅木部に用いられる形状については、溶融金属又はアル
ミニウムのスキン又はスカルにおいて容易に破断する溝を形成するための狭い空
間群91及び93を形成する、限定された領域又は内方に延在するリブ又はリン
グ部90及び92及び94及び96か、第1図及び第4図の金型部分20及び3
0の割面22上の凹所26.36及び28.38の入口又はネックに示しである
。所望ならば、このような破断溝は、金型部分20及び30のリブ群の代りに、
第10図及び第11図の具体例に示す如く、分離する凹所26′及び36′のネ
ックにおいて崩壊性中子の円周状の隆起として形成してもよい。
更に、中子の幅木部の全外表面上に形成する溶融金属又はアルミニウムのスカル
又はシェルを更に補強するために中子の幅木部上に沿って及び/又は包囲して金
属のリブ又は“ブーツストラップ(ブーツの盛上り部)”を形成する溝95を、
第8図及び第9図に示す如く、備えていてもよい。崩壊性中子の幅木部上の溶融
金属又はアルミニウムのこの薄膜も金型の凹所に突き出る中子の幅木部を阻止す
ることを助けると共に金型内の該中子の位置決めと保持と金型中に圧入される溶
融金属の液圧力の釣合いを助ける。同様に、第10図及び第11図に示す中子4
0′の幅木部46′ も、第8図及び第9図に示す金型部20における溝90の
代りに、中子40′の幅木部46′内及び包囲するリブ又はより厚いスキン部を
形成するために、溝99を備えていてもよい。
崩壊性中子40及び40′の幅木部46.47.47’及び48の被覆外表面と
その中に中子か適合される金型部分20及び30の凹所26.36.27.27
’ 、28及び38の表面との間に設けられた空隙又は間隙は通常、約4/10
00乃至200/ 1000インチ(又は0.1〜5 mm)の範囲内にあり、
好ましいこの空間は約10/ 1000〜60/ 1000インチ(又は0.2
5〜1.5mm)である。位置決めビンの隣接する角度の表面間の間隙は、この
空間か約2 / 1000インチ、及び16/ 1000インチ(又は0.05
及び4mn+)、かつ好ましくは約2s、−′+oooイ〉チ(又は約0.6m
m)に減少される。このことは、本発明の位置決めピンか金型内の中子の移動を
制限するにも拘らず、尚、金型内の中子の若干の動きを許容し、か一つ主だ中子
の幅木部を囲む充分な空間をも許容し、金型の幅木部上に金属又はアルミニウム
の適切な薄膜、スキン又はスカルを提供する。
特殊な装置について本発明の原理を前述の如く記述したが、単に実施例として記
述したちのてあり、本発明の要旨を限定するものでないことを理解すべきである
。
FIG 、 1
FIG 、 5
FIG、7
FIG 、 8
FIG 、 9
FIG、10
FIG 、 11
国際調査報告
Claims (30)
- (1)ダイカスト用金型が崩壊性中子の幅木部に相当する凹所を有し、該凹所の 内表面と該幅木部の外表面間が約5mmより少ない連続した空間であり、前記中 子を前記凹所に位置決めする部材は、中子の幅木部を前記空間と同様の角度に部 分的に装架するため互に90°より大きい隣接する2つの表面を有しかつその一 方は金型の分割方向であり他方は分割面に直交する方向である、同時に少なくと も2方向に前記金型内に前記中子を位置決めする、該凹所内に少なくとも1個の ピン装置からなることを特徴とする、ダイカスト用分割型金型の崩壊性中子用位 置決め部材。
- (2)多数の前記ピン装置と前記中子の幅木部の間隔をあけた側面とからなる請 求項1記載の位置決め部材。
- (3)前記幅木部と前記凹所間の前記空間が通常約1/10〜5mmの範囲内で ある請求項1記載の位置決め部材。
- (4)前記空間が通常約1/4〜1/2mmの範囲内である請求項3記載の位置 決め部材。
- (5)前記中子が多数の幅木部と前記金型に対応する多数の凹所を有する請求項 1記載の位置決め部材。
- (6)前記中子の位置決め用の前記金型の第2の凹所中に突出する第2のピン装 置からなる請求項5記載の位置決め部材。
- (7)前記第2のピン装置が分割型金型の引抜き方向への前記中子の移動を制限 する請求項6記載の位置決め部材。
- (8)前記第2のピン装置が前記ダイの凹所と一体部分である請求項7記載の位 置決め部材。
- (9)前記第2のピン装置が心出しピンでありかつ前記幅木部が該心出しピン用 の凹所を有する請求項6記載の位置決め部材。
- (10)前記心出しピンの端部が傾斜側面を有しかつ前記凹所が対応する傾斜側 面を有する請求項9記載の位置決め部材。
- (11)前記第2ピン装置の前記傾斜側面と前記凹所間に空隙があり、該空隙は 約0.05〜4mmの範囲内である請求項10記載の位置決め部材。
- (12)前記幅木部が金型の分割ラインにありかつそこが前記中子の幅木部のネ ックを囲む破断部である請求項1記載の位置決め部材。
- (13)前記空間内の該中子の幅木部を包囲する溶融金属にリブを形成し、補強 するため、溶融金属用の前記空間に溝を有する請求項1記載の位置決め部材。
- (14)前記ピン装置が前記分割型金型の引抜き方向に縦に延びている請求項1 記載の位置決め部材。
- (15)前記ピン装置が前記金型において交換可能である請求項1記載の位置決 め部材。
- (16)凹所と該凹所内に崩壊性中子を有し、該金型凹所が前記中子の幅木部を 受ける凹所を有するダイカスト用分割型金型において、 A)前記中子を位置決めするために前記凹所中に突出するピンで、該ピンは前記 幅木部の2つの鈍角な隣接する側面と協働するため互に2つの隣接する鈍角の外 表面をピンの端部に有し、 B)前記金型の該凹所と前記中子の該幅木部間の間隙によって、溶融金属を該中 子の前記幅木部上に薄膜を形成できる、 ことからなるダイカスト用分割型金型。
- (17)該中子の前記幅木部の間隔をおいた側面上に多数の前記ピンを有する請 求項16記載のダイカスト用金型。
- (18)前記突出ソケットと前記中子の幅木部間の間隙が通常約1/10〜5m m間の範囲内にある請求項16記載のダイカスト用ダイ。
- (19)前記間隙が約1/4〜1/2mmの範囲内にある請求項18記載のダイ カスト用金型。
- (20)前記中子が多数の幅木部を有しかつ前記金型に対応する多数の凹所があ る請求項16記載のダイカスト用金型。
- (21)前記中子を位置決めするための第2の凹所中に突出する第2のピンを有 する請求項20記載のダイカスト用金型。
- (22)前記の第2のピンが分割型金型の引抜き方向への該中子の移動を制限す る請求項21記載のダイカスト用金型。
- (23)前記第2のピンが前記凹所と一体部分である請求項22記載のダイカス ト用金型。
- (24)前記第2のピンが心出しピンであり、かつ前記幅木部が該心出しピン用 の凹所を有する請求項21記載のダイカスト用金型。
- (25)前記心出しピンの端部が傾斜側面を有し、かつ該凹所が共働する傾斜側 面を有する請求項24記載のダイカスト用金型。
- (26)前記第2のピンの該傾斜側面と前記凹所間に間隙があり、該間隙が約0 .05〜4mmの範囲内である、請求項25記載のダイカスト用金型。
- (27)前記幅木部が金型の分離ライン内にあり、前記中子の該幅木部のネック を包囲する破断部がそこにある請求項16記載のダイカスト用金型。
- (28)前記中子の該幅木部上の該薄膜を補強するリブを形成するため溶融金属 用の前記間隙に溝を有する請求項16記載のダイカスト用金型。
- (29)前記ピンが前記分割型金型の引抜き方向に縦に延在している請求項16 記載のダイカスト用金型。
- (30)前記ピンが前記金型内で交換可能である、請求項16記載のダイカスト 用金型。
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