JPH03503746A - 格子溶接機に縦方向エレメントを供給する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 格子溶接機に縦方向エレメントを供給する装置本発明は、格子溶接機に縦方向エ レメントを供給する装置であって、送り平面において送り方向に対して直角に旋 回可能な複数の供給通路に縦方向エレメントを導入する機構が、送り平面におい で送り方向に対して直角に一定の相互間隔をおいて配置されている形式のものに 関する。

ＡＴ−ＰＳ３４８．３１４に基づいて、互いに平行に立っている一群の扁平鉄ベ ルトを格子溶接機に供給する装置が公知である。溶接機において前記ベルトの間 隔を自由に選択するために、相互間隔を変えることのできないガイド管セットと 溶接機との間に、１セツトの分配管が配置されており、これらの分配管の入口側 端部は、ガイド管の間隔に相当する不動の相互間隔をおいて配置されていて、分 配管は旋回可能に支承されており、この結果分配管の進出側端部の相互間隔は自 由に選択可能であり、この場合これらの管は選択された位置において固定可能で ある。公知の装置では、分配管は、不動に所定された不変の幅で供給管を規定し ていて、それぞれユニット全体としてしか旋回することができない。このような 構成に基づいて、各分配管の旋回範囲はそれぞれ、隣接した分配管の旋回範囲に よって制限されている。さらに、分配管の一定の幅によって、縦方向エレメント の相互間隔のための一定の下側の制限値が所定される。

本発明の課題は、可変の供給通路を用いて、縦方向エレメントの数並びに相互間 隔を自由に選択することができる供給装置を提供することである。

この課題を解決するために本発明の構成では、各供給通路が側部において、導入 機構と堅く結合されていてそれぞれ送り方向に対して直角に旋回可能なガイドエ レメントによって制限されており、該ガイドエレメントの自由端部が、溶接機の 後置された供給機構の進入側において、該供給機構に固定されたガイド装置を用 いて解離可能に取り付けられており、この場合、送り方向に対して直角にシフト 可能な供給機構が自由に選択可能な横方向間隔に調節可能であり、この場合各供 給機構がガイドエレメントを介して単数又は複数の供給通路と結合可能であるよ うにした。

供給機構を送り方向に対してシフトすることは、ＡＴ−ＰＳ２２８．０２８に基 づいて別の形式の装置において公知である。

本発明の有利な実施例によれば、ホッパによって形成された導入機構がそのガイ ドエレメントで、縦方向エレメントの送り平面に対して垂直な方向において旋回 可能に軸に取り付けられている。

ガイドエレメントが、耐摩耗性のばね鋼ベルトから成っていると有利である。本 発明の別の特徴によれば、ガイド装置が、縦方向エレメントの送り平面に対して 垂直方向に旋回可能な閉鎖フラップによって形成されている。

本発明の別の構成では、供給機構が、送り方向に対して直角に延びた軸を中心に して回転可能でがっ周面にガイド溝を分配配置されたピッチリボルバによって、 支持可能であり、かつこれらのガイド溝に固定可能であり、ガイド溝のうちの１ つが、供給機構の任意に選択可能な間隔を可能にしており、残りのガイド溝が、 ピッチリボルバの長手方向軸線に沿って、供給機構の所定の基準間隔に相応して 配置されている。

本発明による装置では、供給通路の側壁の相互の位置並びに供給通路の幅を、ガ イドエレメントの運動及び位置に応じて種々様々に構成することが可能である。

特に、供給通路のすべての側壁の運動幅は、隣接した供給通路の側壁と協働して 、つまり隣接した各供給通路の幅を変化させながら、拡大可能であり、種々異な った縦方向エレメント直径及び縦方向エレメントピッチに最適に適合可能である 。従って本発明によれば、縦方向エレメントを、固定された不変の横方向間隔を 有する供給位置から、任意に調節可能な横方向間隔を有する供給機構に引き渡す ことができ、このような供給機構は例えば、任意に選択可能な縦方向ワイヤピッ チを有する格子マットを製造するために用いられる。縦方向エレメントは任意の 横断面形状を有することができ、つまり格子マットを製造するためには円形横断 面ワイヤから成っていて、火格子を製造するためには扁平ベルトから成っている 。同時に本発明による装置を用いることによって、溶接機の供給機構に、縦方向 エレメントをシングルエレメントの形及びダブルエレメントの形で供給すること ができる。

本発明の別の特徴については以下において、図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明による装置を概略的に示す側面図、第２図は第１図に示した装置 の平面図、第３図は本発明による装置の一部を示す斜視図である。

図面において、ハイドロリック式、ニューマチック式、電磁式、又は手動式に操 作可能な自体公知の駆動兼移動調節装置は、図面を見易くするために省かれてい る。

第１図及び第２図から分かるように、例えば縦方向ワイヤのような縦方向エレメ ントＬは、図示されていない供給台車から、格子マット又はこれに類したものを 製造するために必要な数並びに、格子マット構造に相当する横方向間隔を矢印Ｐ の方向において、導入ホッパ１に供給される。縦方向エレメントＬの供給軌道は 、導入ホッパ１の開口と整合している。各導入ホッパには、ただ１つの縦方向エ レメントＬしか供給されない。

導入ホッパ１は溶接機の溶接ラインＳに対して平行に互いに並んで、縦方向エレ メント群の供給軌道によって規定される送り平面Ｅ−Ｅに位置している。導入ホ ッパ１の数は有利には、後置された溶接機によって処理され得る縦方向エレメン トＬの最大数に相当している。導入ホッパ１の相互間隔は、それぞれ一定であり 、有利には、格子溶接機の電極の可能な最小の基本ピッチと合致している。導入 ホッパ１は、軸２を中心にして矢印Ｐ１の方向で送り平面に対して垂直に旋回可 能に、フレーム３と結合されており、このフレームは、矢印Ｐ２の方向で長手方 向シフト可能にかつ矢印Ｐ３の方向で高さ調節可能に、矢印Ｐ４の方向で長手方 向シフト可能なベースフレーム４に配置されている各導入ホッパ１の、溶接機に 向いた側の端部には、側部に２つのガイドエレメント５が取り付けられており、 両ガイドエレメントは送り平面Ｅ−Ｅに対して垂直に縦に位置していて、各１つ の縦方向エレメントＬのための供給通路Ｋを制限している。ガイドエレメント５ は、例えば耐摩耗性のばね鋼ベルトから成っており、その自由端部において送り 平面Ｅ−Ｅにおいて矢印Ｐ５の方向で送り方向Ｐに対して直角に旋回可能である 。ガイドエレメント５の長さは次のように選択されている。すなわち、ガイドエ レメントの極端な側方旋回時に、後置された溶接機において処理可能な最大寸法 を有する縦方向エレメントでさえも、持続的な変形なしに供給通路に内を滑動す ることができ、しかもこの場合あまり大きな摩擦損失が生じないようになってい る。フレーム３に固定された金属薄板製の閉鎖プレート６は、供給通路Ｋを下方 に向かりて制限していて、ひいては通路からの縦方向エレメントＬの落下を阻止 している。

各供給通路には管状の供給エレメント７に開口しており、この供給エレメントは それぞれ、後置の溶接機の溶接電極８に向かって方向付けられていて、昇降ビー ム９に矢印Ｐ６の方向で長手方向シフト可能にかつ矢印Ｐ７の方向で横方向シフ ト可能に固定されている。供給通路にはさらに、軸１０を中心にして矢印Ｐ８の 方向で旋回可能な閉鎖カバー１１によって覆われている。

供給管７の数は有利には、溶接機において処理可能な縦方向エレメントの最大数 と合致している。昇降ビーム９における供給管７の固定は、解離可能なりランプ 装置１２を用いて行われる。昇降ビーム９は矢印Ｐ９の方向で高さ調節可能にベ ースフレーム４に取り付けられており、これによって供給管７の位置を、縦方向 エレメントの種々異なった直径に調節することができる。供給管７はさらに、矢 印ＰＩＯの方向で送り方向に対して直角に延びた軸を中心にして回転可能なピッ チリボルバ１３に支持されている。ピッチリボルバ１３は、その全周に分配配置 された複数のセンタリング溝１４．１４’　を有しており、これらのセンタリン グ溝はピッチリボルバ１３の長手方向に対して平行な列に配置されている。この ようにして、供給管７の不動に所定された複数のスタンダード間隔ひいては縦方 向エレメントＬのスタンダードピッチを迅速かつ再現可能に調節することができ る。さらに、ピッチリポルバ１３の全長にわたって延在する連続したガイド溝１ ４′が設けられており、このガイド溝によって、供給管７の無段階式の横方向シ フトひいては縦方向エレメントピッチの無段階式の調節を行うことができる。

供給管７の、ガイドエレメント５に向いた側の端部には、供給管の両側にガイド ブレート１５が固定されており、これらのガイドブレートは、供給管７をガイド エレメント５に向かって相応に延長し、これらのガイドエレメントを作業位置に おいて取り囲んでいる。

供給管７には、■字形の長手方向溝並びに適当なばねエレメントが設けられてお り、これらのばねエレメントは、縦方向エレメントＬを長手方向溝内に押圧し、 ひいては溶接機への送り時に、縦方向エレメントの正確に再現可能でかつ正確に 固定された位置を保証する生産開始時並びに、溶接ラインＳにおける溶接電極８ の移動調節が必要になる縦方向エレメントピッチの変化時に、以下に記載のステ ップが実施される：フレーム３は、矢印Ｐ２の方向で縦方向エレメントＬの送り 方向Ｐとは逆向きに作業位置から引き戻される。この引戻し動作は、ガイドエレ メント５が供給管７のガイドブレート１５から解離され、その出発位置において 送り方向Ｐに対して平行にばね弾性的に戻され得るまで続けられる。次いでベー スフレーム４は矢印Ｐ４の方向で同様に縦方向エレメントの送り方向Ｐとは逆向 きに引き戻され、この結果供給管７は、溶接機の溶接電極８から離されて、次に 行われる所望の縦方向エレメントピッチへの溶接電極８の移動調節が可能になる 。次に、クランプ装置１２が解離されて、場合によっては供給管７が矢印Ｐ６の 方向で送り方向Ｐとは逆向きに引き戻される。溶接電極８の移動調節後に、ベー スプレート４は矢印Ｐ４の方向でその出発位置に押し戻される。

供給管７は、ピッチリボルバ１３のガイド溝１４゜１４′から持ち上げられ、ピ ッチリボルバは、製造される格子における縦方向エレメント所望のピッチに応じ て、矢印ＰＩＯの方向で回転させられ、ガイド溝１４．１４’の適当な列又は無 端のガイド溝１４が、上に位置する作業位置にもたらされる。

次いで、供給管７が二重矢印Ｐ７の方向における適当な横方向シフト並びに、次 いで行われる矢印Ｐ６の方向における長手方向シフトによって、図示されていな いセンタリング補助装置を用いて、溶接電極８に同かって中心位置決めされ、ク ランプ装置１２を用いて固定される。不必要な供給管７は場合によっては、製造 平面の縁部に沿っていわゆる停留位置にシフトされる。

次に、閉鎖カバー１１が矢印Ｐ８の方向における旋回によって、一点鎖線で示さ れた開放位置に移動させられ、フレーム３は矢印Ｐ２の方向で、その本来の出発 位置に押し戻される。溶接機制御装置からは、有利は導入ホッパ１に取り付けら れている図示されていない信号表示装置に適当な信号が、操作員のために与えら れ、これによって操作員は、製造される格子マットタイプのためにどの導入ホッ パ１に供給台車（図示せず）から縦方向エレメントＬが供給されるのが並びに、 供給通路Ｋにどの供給管７が配属されねばならないかを、知ることができる。

このような配属関係は次のことによって、すなわち、対応する導入ホッパ１の両 ガイドエレメント５が、矢印Ｐ１の方向で一点鎖線で示された位置に上方旋回さ せられ、次いで矢印Ｐ５の方向における側方旋回によって、対応する供給管７の ガイドブレート１５の間に挿入されることによって、生ぜしめられる。この場合 、位置りにおいて示されているように、２つの縦方向エレメントＬが横方向間隔 なしに一緒に横方向エレメント例えば横方向ワイヤと溶接されるいわゆるダブル 溶接の場合には、２つの供給通路Ｋが一緒に供給管７のガイドブレート１５の間 に挿入される。

第２図には、ただ１つの縦方向エレメントＬしが供給されない供給管が７′で示 されており、第２図にはまた、直径の異なった縦方向エレメントが供給され得る ことも示されている。多くの場合、所望の格子マットタイプに関連してすべての 導入ホッパ１が必要とはならないので、この導入ホッパ１は供給管７に配属され ず、かつ供給台車からも縦方向エレメントＬは供給されない。最後に、供給通路 には矢印Ｐ８の方向における閉鎖カバー１１の下方旋回によって上から閉鎖され 、これによって、この方向における縦方向エレメントの進出が阻止されている。

供給管７への縦方向エレメントの供給を供給台車がら直接行いたい場合には、す べての供給通路Ｋを送り平面Ｅ−Ｅから矢印Ｐ３の方向でフレーム３を下降させ ることによって、機能しないようにすることができる。

第２図に示された、本発明による装置の変化実施例では、導入ホッパ１及びガイ ドエレメント５は、縦方向エレメント群の送り平面に対して垂直な方向において 旋回不能である。ガイドエレメント１５の代わりに、軸１７を中心にして矢印ｐ Ｈの方向に旋回可能でＵ字形に構成された下方に向かつて開放した閉鎖フラップ １６が、各供給管７の入口に固定されている。

供給管７に対する供給通路にの配属関係を変化させるために、上述のステップの 後で、ガイドエレメント５の上方旋回及びガイドブレート１５内へのガイドエレ メントの挿入の代わりに、まず初め閉鎖フラップ１６が矢印ｐＨの方向に上方旋 回させられ、ガイドエレメント５が、所望の配属関係に応じて、横方向に矢印Ｐ ５の方向に旋回させられ、次いで矢印ｐＨの方向における閉鎮フラップ１６の戻 し旋回によってその位置を固定される。この後で再びすべての供給通路には、矢 印Ｐ８の方向における閉鎮カバー１１の下方旋回によって上方に向かって閉鎖さ れる。

もちろん上述の実施例は、本発明の思想の枠を逸脱することなしに、種々様々に 変化可能である。例えば、ばね鋼ベルトの代わりに弾性的なプラスチック製のベ ルトを使用することも可能であり、供給エレメントが、図示の形状とは異なった 形状を有していてもよい国際調査報告 国際調査報告

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．格子溶接機に縦方向エレメントを供給する装置であって、送り平面において 送り方向に対して直角に旋回可能な複数の供給通路に縦方向エレメントを導入す る機構が、送り平面において送り方向に対して直角に一定の相互間隔をおいて配 置されている形式のものにおいて、各供給通路（Ｋ）が側部において、導入機構 （１）と堅く結合されていてそれぞれ送り方向に対して直角に旋回可能なガイド エレメント（５）によって制限されており、該ガイドエレメントの自由端部が、 溶接機の後置された供給機構（７）の進入側において、該供給機構に固定された ガイド装置（１５，１６）を用いて解離可能に取り付けられており、この場合、 送り方向に対して直角にシフト可能な供給機構（７）が、自由に選択可能な横方 向間隔に調節可能であり、この場合各供給機構（７）がガイドエレメント（５） を介して単数又は複数の供給通路（Ｋ）と結合可能であることを特徴とする、格 子溶接機に縦方向エレメントを供給する装置。
2. ２．ホッパによって形成された導入機構（１）がそのガイドエレメント（５）で 、縦方向エレメント（Ｌ）の送り平面（Ｅ−Ｅ）に対して垂直な方向において旋 回可能に軸（２）に取り付けられている、請求項１記載の装置。
3. ３．ガイドエレメントが、耐摩耗性のばね鋼ベルト（５）から成っている、請求 項１又は２記載の装置。
4. ４．ガイド装置が、縦方向エレメント（Ｌ）の送り平面（Ｅ−Ｅ）に対して垂直 方向に旋回可能な閉鎖フラップ（１６）によって形成されている、請求項１から ３までのいずれか１項記載の装置。
5. ５．有利には管状に構成された供給機構（７）が、長手方向シフト可能なベース フレーム（４）に取り付けられた高さ調節可能な昇降ビーム（９）に、長手方向 シフト可能にかつ横方向シフト可能に配置されていて、クランプ装置（１２）を 用いて固定可能である、請求項１から４までのいずれか１項記載の装置。
6. ６．供給機構（７）が、送り方向に対して直角に延びた軸を中心にして回転可能 でかつ周面にガイド溝（１４，１４′，１４′′）を分配配置されたピッチリボ ルバ（１３）によって、支持可能であり、かつこれらのガイド溝（１４，１４′ ，１４′′）に固定可能であり、ガイド溝のうちの１つ（１４′′）が、供給機 溝（７）の任意に選択可能な間隔を可能にしており、残りのガイド溝（１４，１ ４′）が、ピッチリポルバの長手方向軸線に沿って、供給機構（７）の所定の基 準間隔に相応して配置されている、請求項１から５までのいずれか１項記載の装 置。
7. ７．供給通路（Ｋ）が下方に向かっては共通のカバープレート（６）によって、 かつ上方に向かっては、縦方向エレメント（Ｌ）の送り平面（Ｅ−Ｅ）に対して 垂直に旋回可能な閉鎖カバー（１１）によって被覆可能である、請求項１から６ までのいずれか１項記載の装置。
8. ８．供給ホッパ（１）及び該供給ホッパのガイドエレメント（５）とカバープレ ート（６）と閉鎖カバー（１１）とが、ベースフレーム（４）に長手方向シフト 可能に配置された下降可能なフレーム（３）に取り付けられている、請求項２か ら７までのいずれか１項記載の装置。