JPH03503291A - アクリル系乳化重合体を含んだ着脱可能な感圧接着剤組成物 - Google Patents

アクリル系乳化重合体を含んだ着脱可能な感圧接着剤組成物

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JPH03503291A JP89500919A JP50091989A JPH03503291A JP H03503291 A JPH03503291 A JP H03503291A JP 89500919 A JP89500919 A JP 89500919A JP 50091989 A JP50091989 A JP 50091989A JP H03503291 A JPH03503291 A JP H03503291A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アクリル系乳化重合体を含んだ着脱可能な感圧接着剤組成物 発明の分野 この発明は感圧接着剤、さらに詳しく言えば、ゲル含有量が約70%から約90 %を示すアクリル系乳化重合体から成る着脱可能な感圧接着剤組成物に関する。
発明の背景 着脱可能の感圧接着剤は、標識、テープ等の各種の製品に使用し、製品と支持体 とを接着させ、使用後はとくに支障なく、さらに“しみ”または残留物を付着さ せずにこれを支持体から除去できるようにしたものである。
この種の用途に適合させるには、感圧接着剤はすぐれた接着力とともに低い剥離 抵抗を持つ必要があり、また経時的に接着力が強まるものであってはならない。
感圧接着剤は多種の支持体上で上記物理特性を発揮するのを理想とする。
実用的に利用できる着脱可能な感圧接着剤の一例としてアクリル系乳化重合体が あるが、これは、マンドレル操作性が劣る一方、経時的にある種の支持体の接着 効果が過度に発揮される。この種製品はまた18〜20g/n(の狭い塗布量の 範囲に性能が限定され、高価になり勝ちである。
他の利用し得る着脱可能感圧接着剤に配合ゴム組成物があるが、このものは時間 の経過とともに相分離傾向を示す。この結果、周縁浸出、表面にじみを生じ、支 持体によっては過度の接着高進傾向を示す。この配合物は低速条件でのみ被覆さ れかつ交換性能は劣る。
アクリルエマルジョンから成る着脱可能の感圧接着剤を改質する試みとしては、 二種の市販ポリマーに充填剤とイオン架橋剤とを混合配合する方式が挙げられる 。1゜かしこの配合処方では、異なる二種のガラス転移温度で示される不一致性 が認められ、さらに支持体によっては、この接着剤によりI−1みの残存傾向を 示す。
以上のことから、長期にわたり、また広範囲の支持体に対しすぐれた接着性と桧 説性能を示す、取外し可能の感圧接着剤が要求される。
発明の要約 本発明は着脱可能な感圧接着剤(p+essll+e−5enSIIiy6ad hesive、 P S A) 組成物を提供するものであり1.−の組成物を 支持体−Lにこの組成物を被覆すると、たとえば、光沢紙および電rデータ処理 機用紙等のラベル素材)−瞑二。
れを施す場合等に経時的に過度の接着力増進もなく種々の支持体上で低剥離効果 が得られる。
本発明の感圧接着剤組成物はアクリル系の乳化重合体から成り、この重合体のゲ ル含有率は約70%から約90%、膨潤率は約15から約20の値を示す。重合 体は約90から約99.5部のアルキルアクリレートモノマーから成り、このモ ノマーのアルキル鎖中の炭素原子数は1から約12、好ましくは約4から約8で ある。重合体はさらにメタアクリル酸のごとき極性モノマーを最大約2部、また 、多官能′rクリレ・−トモ、ツマ−を最大約1部含有する。
感圧接着剤組成物(jできれば一種以上の接着安定剤を含み、この安定剤には上 2ツマ−重員当り最大約1%量の保護コロイドと、モノマー重量当り最大約3% 量の可塑剤を含有させる。
重合体は好ま(7くは感圧接着剤組成物の一部を構成する陰イオンと非イオン乳 化剤または界面活性剤の組合わ!を物質の存在下で合成ケる。陰イオンお去び非 イオン乳化剤の全損はモノ7・−重量の約4.0%以下、好ましくは約3.7% 以Fとする。陰イオ〕7・乳化剤対非イオン乳化剤との比率は1以]−とオる1 、陰rオン乳化剤啜はモノマ・−重量に対し約1.5%から約;4Q6、非イオ ン乳化剤量はモノマー重量に対!、約0.!1%から約2%の範囲とする。、詳 細な説明 本発明によれば、アクリル系乳化重合体かr)成ン、石脱1jJ能の感FE接着 、Al! (P S 、A)組成物が得られろ。面素材上に被覆1.て標識等を 構成する場合に用いる着脱り1゛プの感圧接着剤組成物は5、低い接着剥離性、 できればスデンレススチール」−で約50から約30ON/rn程度の剥離性を 示(7、時間および、2′または温度とともに顕茗な接着剥離性の増進を示さな いものとする。
アクリル系乳化重合体は約90から約99.5部、よt、−it tjM社%、 好ましくは約98部のアルキルアクリレ−l−、Eツマ−を含む。重合体中約9 0部以下のアルキルアクリレート量ではゲル含有量を低め、)7かもガラス転移 温度(Tg)を高め、着脱性を低める結果となる。7約99.5部具りのアルキ ルアクリレート含有の重合体は、接着力が不十分であるとともに、ある種類の支 持体から剥がす場合しみまたは残留物が残存し勝ちである。
アルキルアクリレ・−トモツマ−は好ましくはアルキル鎖内に1から約12個の 炭素原子数を、さらに好ましくは大部のアルキルアクリレートモノマーがアルキ ル鎖内申約4から約8個の炭素原子数を含むことにある。低級アルキルアクリシ ノー・−ト、・つJ、リアルキル鎖中1〜3個の炭素原子数を持−)ものは、感 圧接着剤組成物の接着性に影響をtj、7する傾向があり、J、のため結屍に1 少なくとも支持体(、二よっては接着性・5゛・低めすぎる悪影響を示号゛。ア ルキル鎖中12測量」−の炭素原子を含むアルギノトT′、Tリレ〜トのホモポ リマーは結品態傾向を示〔好ましいとはいズない。(2か16.アルキル鎖中1 2個以上の炭素原子数を持つアルキ月こ〈クリμ−1・を含む非結晶ヤー1ポリ マーは要求よこかなうものとし、て使用できる。
1゜7たか−〕で、少なくとも入部分のアルキルアクリレ・−・トモ、ツマ−が アルキノ1.鎖中約4個から約8個の炭素原子数を示すポリマーは、現在、硬度 、接着性、着脱性の最適バランスを維持する上で好ま(−2い。
本発明の使用に好適なTルキルアクリレートとし、ては、2−エチル・\キシル アクリレー)・、ブチルアクリレ−1・。
ヘプチルアクリ1ノ〜 l・、オクヂルアクリし・−ト、イソオクチルアクリレ =−1・、およびイソブチルアクリレートが挙げられ、この中現在好ましいとさ れるのが2 エチルへキシルアクリ1ノートである。
ポリマ・−巾約97または98部以下のアルキルアクリレ・−トモツマ・−を含 む場合は、、さらに酢酸ビニル等のその他任意の七ツマ−を最大約10部まで含 有させると好都合である。
アルキルアクリレートモノマーの他に、アクリル系乳化重合体にはメタアクリル 酸、アクリル酸、イタコン酸。
マレイン酸またはアクリルアミド等の一種以上の極性モノマーを最大約2部まで を包含させる。この極性モノマーはこの重合体に機械的安定性と接着力とを与え る。
本発明のポリマーは、さらに少なくとも多官能アクリレートモノマーの最大約1 部まで、好ましくは約0,1部から約0,3部を含む。この多官能アクリレート モノマーを含有させることにより、ポリマー中好適なゲル含有量が得られる。す なわち、多官能アクリレートモノマーが含まれない場合、ポリマーのゲル含有量 は低すぎる傾向を示す。ポリマー配合体大部についての多官能アクリレートモノ マーは要求ゲル含有量を得るためには最低的0.1%量を保持しなければならな い。
多官能アクリレートモノマー量は約1%を超過すべきでないことが分かっている が、その理由はこの程度の量ではポリマーの得られるアクリル系のエマルジョン の安定性が低下し、調製操作中エマルジョン粒子が凝結するためである。上記的 0.3%の多官能アクリレートモノマー量は、付加的利点が一切見られぬこと、 つまり、ゲル含有量の増加利点が一般に見られぬため好ましいとはいえない。好 適な多官能アクリレートの実例としては、ポリエチレングリコールジアクリレー ト、ヘキサンジオールジアクリレート、エトキシル化トリメチルプロパントリア クリレートペンタエリスリトールトリアクリレートおよびポリプロピレングリコ ールジアクリレート等が挙げられる。現在好適とされるのはヘキサンジオールジ アクリレートである。
モノマーの重合には一種の反応開始剤が用いられる。
適当な開始剤であれば種類に関係なく使用できる。好適開始剤としては過酸化物 および過酸化二硫酸塩が挙げられる。開始剤の適正使用量はモノマー重量に対し 約0.1%から約0.2%である。現在好適とされる反応開始剤は過硫酸カリウ ムおよびt−ブチルヒドロパーオキサイドであり、とくにこのものを相互に約1 :1から約1:3の比率で配合したものが用いられる。この配合物が好ましい理 由は、反応開始速度および転化率すなわち一定時間に生成されるポリマー量を最 適制御できるためである。
本発明によるアクリル系乳化重合体のゲル含有量は約70から約90重量%、好 ましくは約75から約83重量%の範囲とする。ここで用いる“ゲル含有量”は 、テトラヒドロフラン、トルエンまたはその他類似の有機溶剤中の不溶の重合体 の重量%で示す。
ゲル含有量が約70%以下のアクリル系乳化重合体は、とくに経時変化による接 着性が強すぎること、したがって、着脱可能接着剤を必要とする用途には不適で あることが分かった。約90%以上のゲル含有度を示す重合体は接着性か弱すぎ る結果、多くの用途について接着性が勝ち過ぎる。
ゲル含有量が約75%以下および約83%以上を示すアクリル系乳化重合体は好 適と見なせない。その理由はこの重合体は支持体によっては接着性が強すぎたり または弱すぎる傾向を示すためである。現状ではゲル含有量が約75%から約8 3%を示すアクリル系乳化重合体が好ましいとされるが、その理由は極性、非極 性および多孔性支持体を含む大部分の支持体でのぞましい接着性と着脱性を示す からである。この支持体の使用例としては、ポリエチ1ノン、ポリプロピレン、 ガラス繊維、電化用エナメル。
ガラス、フオルミ力、マニラタグ、再生段ボールが挙げられる。
アクリル系乳化重合体はさらに約15から約25、好ましくは約18から約23 までの膨潤比を持たせる。ここで用いる「膨潤比」は有機溶剤量、とくに溶解作 用がなく重合体が吸収し得るテトラヒドロフランの量をあられす。たとえば膨潤 比15は、重合体1グラムが溶解することなく溶剤の15グラムを吸収できる数 値を示す。
膨潤比は重合体の架橋密度の間接的判定基準となる。
膨潤比が約25以上を示すことは好ましくない。その理由は、この場合架橋が不 十分なため、少なくとも支持体によっては重合体の接着性が強すぎる結果を生む ためである。膨潤比が約15以下の場合も同様好ましくない。この場合は架橋作 用が強ずぎる結果少なくとも支持体のある種のものに対し重合体の接着性が弱く なり過ぎるためである。
とくに必須条件ではないが、重合体のガラス転移温度(Tg )は約−30℃か ら約−60℃、好ましくは約−50℃から約−・55℃の範囲にあることがのぞ ましい。Tgが約−30℃から約−60℃、とくに約−50℃から約−55℃を 示す感圧接着剤組成物は要求粘着性、すなわち初期接着性を発揮する。
重合体の可溶部分の平均分子量もまたそれほど決定条件ではないが、少なくとも 約200.0部0程度が好ましい。
約200.000以下の可溶部分平均分子量を示す重合体は接着性が強過ぎ凝集 強さが不足する結果、感圧接着剤組成物を除去した後残留物が支持体上に残るこ とが知られている。
アクリル系エマルジョンポリマーに加えて、さらに着脱可能の感圧接着剤組成物 に一種以上の接着安定剤を加え、経時的および/または温度上昇時点で接着剥離 性の増進極力少くすることがのぞまれる。好適な接着安定剤としては一種以上の 可塑剤および一種以上の保護コロイドが挙げられる。
可塑剤の量はモノマー全重量に対し約3%まで添加することができ、できればそ の量を約1%から約3%までとする。
約1%以下の量では好ましくない。その理由は支持体によってはたとえばポリプ ロピレン、フォルミ力等の支持体上で、と(に経時変化を受けた場合、感圧接着 剤組成物の着脱性能が十分発揮されないことによる。しかし1、ガラスのごとき 、支持体では可塑剤を必要としない場合もある。可塑剤量は約3%以上でないこ とがのぞましいが、その理由は重合体の剪断特性が低下することと、ガラス等の 支持体層上への感圧接着剤組成物の接着性能が十分でなくこの結果、この支持体 層からの着脱性が大きくなり過ぎることによる。
適当な可塑剤であれば種類にかか1らず使用してよい。
好ましい可塑剤としては、フタル酸ジオクチル、アゼライン酸ジオクチル等の二 塩基酸ジアルキルエステルを含むモノマー可塑剤が挙げられる。現在好ましいと される可塑剤はアゼライン酸ジオクチルである。
当業者間で立体安定剤として知られる保護コロイドは感圧接着剤組成物中、モノ マー重量当り約1%を限度とし、好ましくはモノマー重量当り約0.5%から約 1%までの量の添加がのぞましい。保護コロイド添加量が0.5重量%以下の組 成物は、この組成物が支持体によっては、これに対する接着性が高まり過ぎる傾 向を示すことから好まシ、<ない。ガラス等のある種の支持体では、組成物中へ の保護コロイド添加は必要でない。添加の場合には、その量は約1重量%を越さ ないことがのぞましい。その理由は、このタイプの組成物は接着性が低過ぎる結 果、支持体の種類によっては着脱性が過大となり勝ぢのためである。
適当な保護コロイドであればどのものでも使用できる。
現在好適とされる保護コロイドはVinol 540の商品名でエアー プロダ クツ(^ir Productg)社が販売する高分子量のポリビニルアルコー ル組成物である。この製品の加水分鮮度は約87〜89%である。すなわち、ポ リ酢酸ビニルが約89%加水分解してポリビニルアルコールを与える。製造メー カーによればその分子量は約105,000から約110.000とされている 。その他好適の保護コロイドとしてはポリ酸化エチレンおよびヒドロキシエチル セルローズ等が挙げられる。
上記成分構成の乳化重合体を得るには、ポリマー合成の原料であるアクリル系エ マルジョンの粒子径は約210nm以下とすべきことが分かっている。この粒径 であれば重合生成物のゲル含有量を低めることなくエマルジョンを安定化できる 。
さらに明確にされた点は、希望の接着剥離性を示し、約70から約90%のゲル 含有量を占めるアクリル系乳化重合体の調製には陰イオン性と非イオン性の乳化 剤または界面活性剤の配合物の存在下で、モノマーを重合させる必要のあること であった。
陰イオン乳化剤単味で重合体を合成すると凝集しない高ゲル含有の重合体が得ら れるが、同時に好ましくない高い接着剥離状態を示し、その結果、希望する用途 に対し、着脱性能の劣る重合体が得られる。さらに、陰イオン乳化剤と非イオン 乳化剤を配合添加することにより、重合体を好ましい程度にまで接着させた場合 に剥離性が弱まることも分かった。しかし、非イオン乳化剤の添加により、エマ ルジョンの粒子径は増大傾向を示す。
したがって、要求条件を維持するためには、陰イオンおよび非イオン性乳化剤の 全量は、好ましくはモノマー重量を基準とした、約4.0%以下、さらに好まし くは約3.7%以下に維持する必要がある。約3.7重量%以上およびと(に約 4.0重量%以上の乳化剤を含むエマルジョンは安定度が低下する傾向、すなわ ち凝集する傾向を示すため、使用は好ましくない。
陰イオン乳化剤の添加量はモノマー重量当り約1.5から約3.0%、および好 ましくは約1.8から約2.1%とすべきである。約1.5重量%以下の陰イオ ン乳化剤を使用すると、エマルジョンは安定性を欠き乳濁液粒子の凝集を生じ勝 ちである。
非イオン乳化剤量はモノマー重量当り約0.5から約2.0重量%、好ましくは 約1.3から約−1,7重量%とずべきである。この場合もまた、非イオン乳化 剤の添加量を約0.5%以下とすると、エマルジョンの安定性は失われる傾向を 示す。
さらに陰イオン乳化剤が非イオン乳化剤に対する重量比は1以上とすべきことが 分かっている。すなわち、陰イオン乳化剤量は非イオン乳化剤量より大とする必 要がある。この比率が1以下となると、ゲル含有量が低下傾向を示し5、乳濁液 中の粒径は大きくなる。現在好ましいとされる陰イオン乳化剤と非イオン乳化剤 との重量比率は21から15である。
現在採用の好適な陰イオン乳化剤は、TritonX−200の商品名でo−L −アンド・ハース(Rohm & Haas )1社販売のエトキシルオクチル フェノールスルホン酸ソーダであり、この乳化剤はニドキシルオクチルフェノー ル1モル当り約20モルの酸化エチレユ/を含む。その他適当な陰、イオン乳化 剤と17では、スルホ琥珀酸アノ1.キルポリエーテル、スルホ琥珀酸γルギル アリールボリJ、−デル。
スルボン酸アルキルポリJ=・デルおよびスルホン酸アルキルアリーノ1ノポリ エー・デルが挙げられる9゜現I′E好適と見られ6非−イ1 >、乳化剤はT  t i ton N −111の商、情名でD−ム、7二5ド、・\−ス(R ob+* & 1ita8 )社販売(ハj″トギジルノー題トフコノール−を 二ある3つこの乳化剤1ごはエトギうル!二フルフ;−ノー刀、の1モルi、゛ 対し酸仕エチレンの約10モルが含まれる。その他の好適な非イオン乳化剤とし てアルキルアリールポリエーテルがあげられる。
陰イオンおよび非イオン乳化剤の他に、ゲル含有量および粒子径はできれば、ピ ロリン酸四ソーダまたはジもしくはモノ塩基性りん酸アンモニウム等のエマルジ ョン態のごどき電解質を少量添加して調整する。現在採用される好ましい添加物 質はピロリン酸四ソーダである。電解質の適正量はモノマー重量当り約0.15 %から約0.3%の範囲とする。約0.15%以下の添加量では重合体中のゲル 含有量が低すぎる理由から好ましくない。また電解質的OJ重量%以上の使用は 、エマルジ3ンの安定性に悪い効果を与えることと、粒子径が大きくなり過ぎる 理由からすすめられない。
上記各種の要因に加え、感圧接着剤組成物にカーボンブラック、二酸化チタン、 有機染料等の着色剤および濃縮剤のごとき別種充填剤を少量加えでもよい。
本発明によるアクリル系乳化重合体の好ましい調製方法は、まず触媒の供給およ び了備乳濁液供給の調製確保にある。触謀供給匝刺は水と触媒とから成り、適当 な触媒であればすべτ利JT4できる。現在使用される好適物質はスルフオキシ ル酸すl・す1゛ツムポル1、アルデヒドである。
予備乳濁液にはアル4′−ルア′クリL−1−千)Y−・、可塑剤促進剤、陰、 イオ二ノおJ、び非イズシ乳化〜:および水力\1)マれる。
本1)“法では、触媒とr備!7t@液供給IiI料を同時に適合反応器に添加 する。触媒および予備乳濁液1頓料の供給割合は、約1≧時間から約4時間か+ 1で、反応器仁、(・ツマ−と触媒とが添加されるように調節する。約2091 1から約60%、好まシ<(よ約40%の予備乳濁液および触媒を添加(7たの ち、生成ユ、フルジー3ン(乳濁液)のp Hを重炭酸ナトリウム等を加え、約 6,3から約65に調節する。この時点で、触媒原料と保護ニア側1イドとを混 合する。再度反応器に触媒および予備乳濁液原料を約1一時間から約2時間か目 で同時に充填L1.ごtrにより原料供給を同時にrl“ち切るい 現状では重合開始nj!にモ・′マーに対し保護−jLlイドを加えるこJ=は 粒子の凝集を生じやずい理由からtずめられない。また、重合がすべて進行17 切−)た後に保護コ。
イドを加えることも好ましくない。その理由は保護コ[jイドが重合体全般に不 均一分散されるかまたは配分され、この結果重合体の初期接着性を弱め、接着剤 の総合性能を低下させる)−―めで、島る3゜ 重合の結果、通常約2500から約3500センデポアズ粘度を小ずし・う′ツ クスが得られる。特殊二トーア2イング技術が求められる場合i!、増粘剤を加 えて粘度を増すことができる1、さく7当っ〔好適とされる増粘剤は「1−ム・ アンド・ハース(Rot+n+ & Haas )社販売の高分丁電解質 AS E60(商品名)である。
帖バrを希望値に調節したのち必要にLト4;じ、L7ごき塗りおよびロール塗 装゛等の従来技術を用い標示面素材またはその他裏地材車i−6ご二のラー戸ツ クス4−塗布14でもよい。塗布速度!オ約600フィ〜・ト・7分まで許容さ れる。好ま1−2い塗装量(J約15から約25g/′nfである1、面素材− 1の感圧接着剤の定着力を高めるには、まず面素材」−に通常1・−6g /  iぜ稈度の1・゛塗薄暦を施ず、−、下塗剤と17では。約30 ON 7口ず 以トの接着剰離性を示す市販の永久または半永久感圧接着剤ち;、<は丁子レン 酢酸ビニル重合体配合物が好適である。
本発明による感圧接着剤組成物にJ−れば、多種の支持体ベース上で安定した長 期間接着効果が得られる。標準的接着性はステンレススチー・−ルーにで約50 から約30ON/m程度である。その配合物はすぐれた耐熱性と、最高100℃ および好ましくは!、 30℃以−ヒまでの温度条件下で安定性を示し、すぐれ た着脱性とマンドレル操作性を発揮する。マンドレル操作性とは、たとえば0. 5〜10インチの小径に施工する際の接着剤組成物の接着性能をさす。
実施例1 サーモカップル、還流冷却器、ステンレススチール羽根振盪器、窒素導入管を備 えた11の四頚ジャケット付反応装置に、脱イオン水90g1ビロリン酸四ソー ダ(TSPP)  l、jg、およびエーロゾルMAiO(アメリカン シアナ ミド Ame目can C7anamid社販売の陰イオン界面活性剤)Q、1 gを充填した。2−エチルへキシルアクリレート 240 g 、ブチルアクリ レート 152g、メタアクリル酸8g1アゼライン酸ジオクチル8g1ヘキサ ンジオールジアクリレート0.8g、およびt−ブチルヒドロパーオキサイド0 .4gから成るモノマー混合体を、130gの+1ton X−200と6gの T tilon N−l1lを含む水130gに添加し、安定な予備乳濁液供給 原料が得られるまで十分時間をかけて撹拌した。反応器用原料中に上記予備乳濁 液29gを加え、フラスコ内容物を撹拌し、一方15〜20分間窒素掃気したの ち40℃まで加熱した。40℃温度下で6g水中に溶解の過硫酸カリウム0.2 gおよびFe EDTA  0.03g含有の反応開始剤溶液を加えた。
約2分後、スルフオキシル酸ナトリウムホルムアルデヒド0,4gを加えて調製 j7た触媒供給!1.6gを水80gに加えた。約4分後発熱ピークが認められ た時点で、予備乳濁液供給原*1と触媒Bとをそれぞれ15g/分および0.4 7g/分の割合で加えた。10分後に、予備乳濁液の供給比率を3g/′分に高 めた。第二の触媒供給溶液は、Vino! 540の10%溶液量30gを第一 触媒の40%に加えて調製した。モノマー供給原料の約60%を導入し7たのち 、第二の触媒供給原料をIg/分の割合で添加した。同時に、12gの水中に1 gの重炭酸ソーダ溶解溶液を10〜15分間滴々添加した。撹拌速度を徐々に高 め適当な混合状態とした。全部の供給原料が導入されたのち、温度を60℃まで 高め0.5時間この状態を保持した。ついで組成物を冷却後、100メツシユナ イロンシーブを用い濾過した。
生成組成物の固形物含有量は54%、凝塊物は0.01%以下、B +ookf ield粘度計測定による粘度は約3600センチポア実施例1の操作をくりか えしたが以下の点が異なる。
触媒供給原料の後の部分ではポリビニルアルコール、すなわちVinol 54 0は加えない。反応型中添加量は水120gとTSPP 1.2gを含み、触媒 供給原料には水]00gを用いた。生成組成物の固形物含有量は51.4%、凝 塊物は0,01%以下、粘度は300センチポアズを示した。
実施例3 実施例1に準じて操作したが、モノマー混合物にはアゼライン酸ジオクチルを含 まずまた反応器用原料は実施例2と同じである点が異なる。生成組成物の固形物 含有量は51%、凝塊物は0.01%以下、粘度は2700センチボア実施例1 の操作を反復したが、ポリビニルアルコール(V 1nol 540)すなわち アゼライン酸ジオクチルを加えない点が異なる。
実施例5 実施例1で示す同一生成物に水90g5TSPP 1.2g。
Fe EDTA  0.04g、 アメリカン シアナミドAmetican  C7anamid社販売の陰イオン界面活性剤MA、−110の0.4gを添加 した。水150g中に30gのT+1ton X−200を溶解し、このものに 2−エチルへキシルアクリレ−) 240g、ブチルアクリレート 152 g  、メタアクリル酸8g1ヘキサンジオールジアクリレー)0.8g、およびt −ブチルヒドロパーオキサイド0,8gから成るモノマー混合物を静かに撹拌し ながら加え、モノマー予備乳濁液供給原料を調製した。0.5時間撹拌したのち 、予備乳濁液物29gを反応器原料中に加え40℃に加熱した。この温度条件で 、75gの水中にθ、64gのスルフオキシル酸ナトリウムホルムアルデヒドを 溶解し2て得た触媒材料物質2gを加えた。温度を45℃まで高めた時点で予備 乳濁液および触媒供給原料を3時間かけて加え、混合が適当であるかを確かめた 。供給終了時点で温度を60℃まで高め0.5時間維持したのち冷却した。組成 物を100メ・ソシュナイロンシーブを用い濾過した。組成物の固形分は50% 、凝塊物は0.01%以下であった。
寒檄餞l ヘキサンジオールジアクリレート0.4gおよび予備乳濁液を一定供給比率で3 時間加え、実施例1の操作を反復した。生成組成物は54%の一定固形分を示し た。
寒嵐豊ユ 予備乳濁液供給原料中、t−ブチルヒドロパーオキサイド0.2g、ヘキサンジ オ・−ルジアクリレート1.Og。
およびメタアクリル酸4gを用いて、実施例1の操作をくりかえした。触媒供給 物の全量中のスルフオキシル酸ナトリウムホルムアルデヒドは0.2gとし、予 備乳濁液原料の40%を添加後、この触媒原料を0.67g/分の一定割合で加 えた。
実施例8 実施例1〜7で得た組成物の着脱性を、当初および二週までの期間は室温のもと に定間隔で、また−週までは50℃温度条件で90°の接着剥離値を測定して判 定した。
まず初めに高光沢紙に被覆性、定着性改良用の充填剤を含むAitfiex 4 00配合物(エア プロダクツ Ait Produels社製ニレチン酢酸ビ ニル重合体)の丁塗剤を用い1.5〜3g/′nfの塗布量となるごとく塗布し た。実施例1〜7の組成物をシリコン製剥離ライナー上に15〜・25g/耐塗 布量となるごと(塗布し7.70’Cの温度下で1o分間乾燥させた。ここで、 接着剤組成物を下塗面素材に移行させた。標準サンプルサイズを切りとり、PS TCN(12、第五版仕様に従い20分の保圧時間をかけ家電用エナメルについ て9θ0接着剥離性を試験した。その試験結果は下記表1のとおりである。
実施例9 実施例1および3の組成物の着脱性と種々の支持体について求めた。その試験手 順は実施例8記載のものと変りがない。試験結果を下記表2に示す。
L記説明には好まし、い組成物と調製方法を(71記した。
本発明に関連した技法と技術を扱う当業者であ才1ば、本発明の原理、趣旨、範 囲をことさら逸脱することなく記載組成物および方法に変灯、修正を行い得るこ とは理解し、得るはずである。
したがって、十紀説明は記載の組成物および操作7tj法の正確性のみを目的と したものと解すべきでなく、むしろ、正しい適用範囲を余すところなく示す以下 の請求範囲に適合しかつその補足説明をなすものとりなすべきである。
手続補正書(方式) 平成3年4月30日 特許庁長官  植 松   敏  殿 1、事件の表示 PCT/US 88104558 2、発明の名称 アクリル系乳化重合体を含んだ着脱可能な感圧接着剤組成物 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 アメリカ合衆国、 91103  カリフォルニア州。
バサデナ、ノース オレンジ グローブブールバード +5(1 名称 ニーブリー インターナショナル コーポレイション代表者  サマーズ 、ニドウィン シー。
4、代理人 東京都新宿区下落合二丁目14番1号 5、補正命令の日付  自発補正 6、補正の対象  明細書の全文 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少くとも一つのアルキルアクリレートモノマーの約90から約99.5部、 少くとも一つの極性モノマーの約2部以下、少くとも一つの多官能アクリレート モノマーの約1部以下、から成る約70%から約90%のゲル含有量を示すアク リル系乳化重合体と、 モノマー重量当り約1.5重量%から約2.0重量%を示す陰イオン乳化剤と、 モノマー重量当り約0.5重量%から約2.0重量%を示す非イオン乳化剤と から構成され、 陰イオンおよび非イオン乳化剤の全量がモノマー重量当り約4.0重量%以下で あり、および、非イオン乳化剤に対する陰イオン乳化剤の重量比を少くとも約1 とする着脱可能の感圧接着剤組成物。 2.さらに少くとも一つの接着安定剤を含む請求項1に記載の着脱可能な感圧接 着剤組成物。 3.接着安定剤が、モノマー重量当り最大約3重量%を示す一種の可塑剤である 請求項2に記載の着脱可能な感圧接着剤組成物。 4.接着安定剤が、モノマー重量当り最大約1重量%を示す一種の保護コロイド である請求項2に記載の着脱可能な感圧接着剤組成物。 5.さらにモノマー重量当り最大約0.3重量%を示す少くとも一種の電解質か ら成る請求項1に記載の着脱可能な感圧接着剤組成物。 6.アクリル系乳化重合体のゲル含有量が約75から約83%である請求項1に 記載の着脱可能な感圧接着剤組成物。 7.アクリル系乳化重合体の膨潤比が約15から約25を示す請求項1に記載の 着脱可能な感圧接着剤組成物。 8.アクリル系乳化重合体の膨潤比が約18から約23を示す請求項7に記載の 着脱可能な感圧接着剤組成物。 9.ガラス転移温度が約−30℃から約−60℃を示す請求項1に記載の着脱可 能な感圧接着剤組成物。 10.ガラス転移温度が約−50℃から約−55℃を示す請求項1に記載の着脱 可能な感圧接着剤組成物。 11.陰イオン乳化剤の量がモノマー重量当り約1.8%から約2.1%を示す 請求項1に記載の着脱可能な感圧接着剤組成物。 12.非イオン乳化剤量がモノマー重量当り約1.3%から約1.7%を示す請 求項1に記載の着脱可能な感圧接着剤組成物。 13.陰イオンおよび非イオン乳化剤の合計量がモノマー重量当り約3.7%以 下である請求項1に記載の着脱可能な感圧接着剤組成物。 14.アクリル系乳化重合体が約98部のアルキルアクリレートモノマーを含有 する請求項1に記載の着脱可能な感圧接着剤組成物。 15.アクリル系乳化重合体中のアルキルアクリレートモノマーの少くとも大半 がアルキル鎖中約4から約8個の炭素原子を含む請求項1に記載の着脱可能な感 圧接着剤組成物。 16.ステンレススチール上での接着剥離力が約50から約360N/m2程度 を示す請求項1に記載の着脱可能な感圧接着剤組成物。 17.アルキル鎖中の炭素原子数が約1から約12であるアルキルアクリレート モノマーの少くとも約90から約99.5部、少くとも一つの極性モノマーの最 大約2部、および少くとも一つの多官能アクリレートモノマーの約0.1から約 0.3部、から成り、その分子最が少くとも約200,000、ゲル含有量が約 70%から約90%、膨潤比が約15から約25、およびガラス転移温度が約− 50℃から約−30℃を示すアクリル系乳化重合体と、モノマー重量当り約3% 量の可塑剤と、モノマー重量当り約1%量の保護コロイドと、モノマー重量当り 約1.5%から約3.0%量の陰イオン乳化剤と、 モノマー重量当り約0.5%から約2.0%量の非イオン乳化剤と から構成され、 陰イオンと非イオン乳化剤の全量がモノマー重量当り約4%以下であり、また、 非イオン乳化剤に対する陰イオン乳化剤の重量比が少くとも約1である、ステン レススチール上で約50から約300N/m2の接着剥離力を示す着脱可能の感 圧接着剤組成物。 18.モノマー重量当りさらに少くとも約0.3%の一種の電解質を含む請求項 17に記載の着脱可能な感圧接着剤組成物。 19.アクリル系乳化重合体のゲル含有量を約75から約83%とする請求項1 7に記載の着脱可能な感圧接着剤組成物。 20.アクリル系乳化重合体の膨潤比が約18から約23である請求項17に記 載の着脱可能な感圧接着剤組成物。 21.ガラス移転温度が約−50℃から約−55℃の範囲を示す請求項17に記 載の着脱可能な感圧接着剤組成物。 22.モノマー重量当りの陰イオン乳化剤の含有比率が約1.8%から約2.1 %を示す請求項17に記載の着脱可能な感圧接着剤組成物。 23.モノマー重量当りの非イオン乳化剤の含有比率が約1.3%から約1.7 %を示す請求項17に記載の着脱可能な感圧接着剤組成物。 24.陰イオンおよび非イオン乳化剤の合計量がモノマー重量当り約3.7%以 下である請求項1に記載の着脱可能な感圧接着剤組成物。 25.アクリル系乳化重合体が約98部のアルキルアクリレートモノマーを含む 請求項17に記載の着脱可能な感圧接着剤組成物。 26.アクリル系乳化重合体中の少くとも大半のアルキルアクリレートモノマー のアルキル鎖の炭素原子数が約4から約8である請求項17に記載の着脱可能な 感圧接着剤組成物。 27.アルキル鎖中の炭素原子数が約1から約12である少くとも一つのアルキ ルアクリレートの約90から約99.5部と、 少くとも一つの極性モノマーの最高含有分約2部と、少くとも一つの多官能アル キレートモノマーの最高含有分約1部と から構成されるゲル含有量が約70%から約90%を示すアクリル系乳化重合体 。 28.ゲル含有量が約75%から約83%までを示す請求項27に記載のアクリ ル系乳化重合体。 29.約98部のアルキルアクリレートモノマーを含む請求項27に記載のアク リル系乳化重合体。 30.少くともアルキルアルキレートモノマーの大半のアルキル鎖中の炭素原子 数が約4から約8までである請求項27に記載のアクリル系乳化重合体。 31.約2部の極性モノマーを食む請求項27に記載のアクリル系乳化重合体。 32.約0.1から約0.3部までの多官能アクリレートモノマーを含む請求項 27に記載のアクリル系乳化重合体。 33.膨潤比が約15から約25までを示す請求項27に記載のアクリル系乳化 重合体。 34.膨潤比が約18から約23までを示す請求項33に記載のアクリル系乳化 重合体。 35.ガラス転移温度が約−30℃から約−60℃の温度範囲を示す請求項27 に記載のアクリル系乳化重合体。 36.ガラス転移温度が約−50℃かち約−55℃の温度範囲を示す請求項35 に記載のアクリル系乳化重合体。 37.面素材と、ステンレススチール上で少くとも約300N/m2の接着剤剥 離性を示す接着剤を含む下塗地と、着脱可能な感圧接着剤を含む下塗地上に施し た着脱可能な接着被覆層からなり、 前記感圧接着剤層が、 アルキル鎖中の炭素原子数が約1から約12である少くとも一つのアルキルアク リレートモノマーを約90部から約99.5部まで、少くとも一つの極性モノマ ーを約2部まで、および少くとも一つの多官能モノマーの約1部までを含む、約 70%から約90%までのゲル含有分を示すアクリル系乳化重合体と、 モノマー重量当り約1.5%から約3.0%までの含有分を示す陰イオン乳化剤 と、 モノマー重量当り約0.5%から約2.0%までの含有分を示す非イオン乳化剤 と で構成され、陰イオンおよび非イオン乳化剤の全量がモノマー重量当り約4%以 下であり、非イオン乳化剤に対する陰イオン乳化剤の重量比が少くとも約1を示 すものである ことを特徴とする着脱可能な感圧接着剤構造。 38.下塗地の塗布量が約1から約6g/m2までとする請求項37に記載の着 脱可能な感圧接着剤構造。 39.着脱可能な接着被覆層の塗布量を約15から約25g/m2までとする請 求項37に記載の着脱可能な感圧接着剤構造。 40.下塗地に永久もしくは半永久感圧接着剤またはエチレン酢酸ビニル重合体 を配合する請求項37に記載の着脱可能な感圧接着剤構造。 41.触媒と水とから成る触媒供給原料の調製と、水、およびアルキル鎖中約1 から約12個の炭素原子数を持つ少くとも一つのアルキルアクリレートモノマー の約90から約99.5部まで、および少くとも一つの極性モノマー最大約2部 および少くとも一つの多官能アクリレートモノマーの最大約1部、および反応開 始剤約0.1部から約0.2部まで、およびモノマー重量当り約I.5%から約 3.0%までの量の陰イオン乳化剤、およびモノマー重量当り約0.5%から約 2.0%までの量の非イオン乳化剤とから構成される予備乳濁液の調製とを行い 、この場合陰イオンおよび非イオン乳化剤の合計量をモノマー重量当り約4%以 下とし、非イオン乳化剤に対する陰イオン乳化剤の重量比を少くとも約1に保ち 、さらに同時に触媒供給原料と予備乳濁液供給原料とを予備設定割合で反応器に 導入しアクリル系乳化ポリマーを生成する段階とから成る着脱可能な感圧接着剤 組成物の製造方法。 42.予備乳濁液供給原料中にモノマー全重量当り、さらに最大約3%量の可塑 剤を添加する請求項41に記載の方法。 43.予備乳濁液供給原料中にさらにモノマー全重量当り最大約0.3%量の電 解質を加える請求項41に記載の方法。 44.さらに、約20%から約60%までの触媒と、予備乳濁液の供給原料とを 反応器中に加えたのち、モノマー全重量当り最大約1%量の保護コロイドを触媒 供給原料中に導入し、引きつづき触媒および予備乳濁液の供給原料を反応装置中 に添加する段階を含む請求項41に記載の方法。
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