JPH03502691A - 接合体ワクチンの担体分子としてのt細胞のエピトープ - Google Patents

接合体ワクチンの担体分子としてのt細胞のエピトープ

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
接合体ワクチンの担体分子としてのT細胞のエピトープこの出願は、1988年 2月1日提出の米国特許出願第07/150゜本発明は、担体分子に接合した、 抗原、抗原決定基またはハプテンからなるワクチン組成物に関する。さらに詳し くは、配合物は、バクテリアの産生物のT細胞のエピトープ接合した、抗原、抗 原決定基またはハプテンからなる。本発明の組成物は使用する免疫系に対する保 護の抗体の産生を効果的に誘発することができると同時に、より大きいタンパク 質担体分子の使用を回避する。 2・茜里Ω貢章 を椎動物において所定の感染因子に対する保護の免疫応答の生成は、宿主の免疫 系に対する適当な刺激の提供に最初に依存する。感染性有機体それ自体は、典型 的には、その細胞膜組成物のまさに性質によりか、多数の免疫刺激化合物まt; は抗原を提供する。これらの物質は、通常より大きい分子、例えば、リボ多糖ま たは糖タンパク賞は、免疫系により外米物質として認識され、そして侵略する有 機体を除去または不能にする努力において宿主から1または2以上の異なる型の 反応を引き出す。 抗原は細胞仲介免疫性を提供する、増感されたリンパ球(T細胞)を刺激するこ とができる。あるいは、抗原は、また、B−リンパ球を刺激して、遊離の抗体を 合成しそしてそれを血液または他の体液の中に分泌させる(体液の免疫性)こと ができ、モしてB−リンパ球とともに作用することができる。体の保護の免疫応 答の発生は、これらの系の一方または双方の刺激の限界レベル、すなわち、活性 化T細胞からの共同によりB細胞の活性化を達成することに依存する(下を参照 )。感染dこ対する一次的免疫性は、しばしば、同一またはDNA断片種の他の 個体から個々の予備形成された抗体を与えることによって提供されうる;これは 受動免疫性として知られている。このような免疫性の1例は、母由来の抗体胎盤 の転移ならびに乳を経る転移により、胎児または新生児へ与えられたfi#護で ある。他の例はプールされた大人のガンマグロブリンであり、これははしか、ニ ワトリのはしか、肝炎、ffl[および破傷風の作用を防止または変更するため に使用できる。これらの獲得した抗体は、究極的に、抗体との相互作用により特 性決定することができるか、あるいは体により物質代謝されることができ、こう して保護は究極的に失われる。 保護のより永久の形態は、ワクチン接種による活性免疫化により与えられ、この ワクチン接種はB−リンパ球またはT−リンパ球の活性化により宿主自身の免疫 系を刺激して保護の抗体を産生させる。藺単に述べると、ワクチン接種は、無害 またはビルレントの形態の抗原、例えば、殺したまたは遺伝子的に変更したバク テリア、微生物の細胞壁または莢膜から分離した多糖または糖タンパク質を、免 疫系に対する一次刺激として、使用することによって、活性の保護の免疫性を与 える。これは、ピークとなりそして低下する抗体の保護においてむしろ遅い応答 を誘発する。しかしながら、体は抗原の存在に対して変更されており、そして次 の暴露は、多分生きている、ビルレント有機体、第2応答で起こり、二次の応答 は、非常により急速な豊富な抗体の産生をもって、観測される。 この二次応答は、典型的には、微生物がフルーブラウン(full−b I o wn)感染を引き起こすのを予防するために十分であろう。 2.1.1.B細胞の活性化の機構 抗原が体に入るとき、その少なくともある部分は食作用のマクロファージにより 接種されそして消化されることができる:しかしながら、他の樹木状マクロファ ージ(抗原を提示する細胞またはAPC)はは、リンパ球の提示および活性化の 目的で抗原をそれらの表面膜の中に組み込む。カタル球菌(Branhamel la  catarrhalis)の発育において早期に、各細胞は特定の抗原 の結合の特異性と同時に発育し、そしてその細胞表面上の抗原に対して特異性を もつ抗体を産生する。抗原特異的B細胞への抗原の第1の提示は、通常1gMが 支配する、抗原のゆっくり起こる合成を生ずる。これは−次応答であり、これは 典型的にはワクチン接種により刺激される応答の型である;それは抗体の産生に ついて高度に特殊化される血漿細胞にB−リンパ球を成熟させる。 一般に抗原を有する生きている微生物による対抗の形態で、同一抗原に第2回目 に直面すると、この系は抗原を認識することを学習しおり、そしてIgGが支配 する、非常により急速なより大きい応答(二次応答)が起こる。この「学習(l earning)Jは、抗原への第1暴露後に循環し続ける、長く生きるメモリ ー細胞に基づく:それらのメモリーB細胞はそれらの表面上に免疫グロブリンを 有し、これらは免疫グロブリンは再侵攻性抗原、急速に産生ずる新しい抗体と強 く結合し、そして、最良の環境において、感染因子が病気を引き起こすのを防止 する。 2.1.2.B細胞およびT細胞の共同前の説明は、非常に一般的方法で、B細 胞の刺激および抗体の産生についての機構を表す。しかしながら、最近、B細胞 は保護の応答の発生において完全に独立に機能しない。T細胞それら自体は抗体 を分泌しないが、T細胞の1つの型、すなわち、ヘルパーT細胞は、しばしば、 B細胞の刺激の促進に必要である。なぜなら、ある抗原と表面結合した抗体との 間の相互作用は単独では、可溶性抗体のB細胞の増殖および分泌を刺激するため に不十分であるからである。ヘルパーT細胞は、また、抗原を提示するマクロフ ァージの表面上の抗原と相互作用しかつそれを認識し、そして抗原の認識を発生 する。次いで、T細胞はマクロ7アージの表面上の抗原を認識し、そして反応す るB細胞の活性化および分化を仲介する。可溶性因子の分泌を通して、B細胞の 増殖因子はそれらの表面のレセプターとの相互作用により増加し、成熟因子は増 殖を停止し、そして抗体分泌性血漿細胞への分化を刺激する。 抗原のある種の特定の型は、T細胞からの適当な応答を誘発することにおいて、 T細胞の助けを約束しなくてはならない。一般に、決定基が分子当たり1同視れ る抗原、例えば、非対称タンパク質は、T細胞の相互作用に高度に依存し、モし てT細胞により認識されるべき分子上のその他の決定基またはT細胞のエピトー プに頼らなくてはならない。次いで、T細胞はB細胞へのアクセサリ−シグナル を送り、そしてこのシグナルはB細胞の抗原の刺激をより効果的にすることを促 進する。 2.2.担体の作用 分子のある種の型、例えば、小さいペプチドまたはハプテンは、固有に免疫原性 まt;は弱く免疫原性であり、いかなる環境下にも抗原の応答を生成することが できない、他の分子、例えば、ある種のバクテリアの莢膜多糖(CP)は、大人 において高度に免疫原性であることができるが、発生が劣った乳児の免疫系にお いて、適切な保護の応答を生成することができない。 弱く免疫原性の分子、例えば、小さいペプチド、ハプテン、CPなどで免疫応答 を誘発するとき直面する問題を排除するために、それらを「担体」分子に結合す ることによって、それらの免疫原性を増大する試みがなされた。これらの担体は 最も普通に大きい免疫原タンパク質である;これらの接合体の意図する作用は、 天然に産出する分子で起こるT細胞が共同する作用をまねることである。換言す ると、担体に共有結合した多糖は、担体上の決定基の存在へのT細胞の応答によ る抗体の産生へのT細胞の参加を誘発であろう。次いで、T細胞およびB細胞の 相互作用は、大きい免疫原性タンパク質に関して上に概説したように、観察され る通常の方法で進行するであろう、T細胞を担体の決定基とかみ合わせることに よって、B細胞は担体それ自体に対するばかりでなく、かつまた結合した多糖分 子に対する抗体の産生を開始するであろう。小さいか、あるいは劣った免疫原性 分子の免疫原性を増加するためのこのアプローチは、数十年の間首尾よく利用さ れてきており[参照、例えば、ゲーベル(Goebel)  et  al、、 ジャーナル・オブ・イクスペリメンタル・メディシン(J、Exp、Med、)  、69 : 53.1939]、そして多数のワクチン組成物が記載されてき ており、ここで精製された莢膜のポリマーは担体タンパク質に、この「担体の作 用」を利用することによって、接合されてより効果的なワクチン組成物を生成し ている。 例えば、シュネーソン(Shneerson)et  al。 菌(Haemophi lus  inf 1uenzae)bのポリマーを記 載しており、このポリマーはその微生物により引き起こされる侵攻性病気に対す る免疫性を与える。接合体の意図は、乳児における莢膜のポリ!−の年令に関係 する免疫学的挙動を克服するこ七であった。ポリマーはある数の異なるタンパク 質、例えば、血清アルブミン、リムルス・ボリフェムス(Limuluspol yphemus)のヘモシアニン、おりジフテリアの機素に結合因子、例えば、 アジピン酸ジヒドラジドにより接合された。 PRP(ポリリボシルリヒトルホスフエート、インフルエンザ薗(Hoinf  1uenzae)bの莢膜のポリマー]は、多糖単独にに基づくワクチンにより 有効であることが示された[チュー(Chu)  et遊離の多糖で免疫化した とき、乳児において通常観測末端劣った抗体の応答をバイパスすることが示され た
【アンダーソン(Anderson)et  alo、ジャーナル・オブ・ペ リアドリクス(J、Pedri土土工、1.165,346.1985;インセ ル(Insel)ゲイアー(Geyer)  et  al、[メディカル・マ イクロバイオロジー・アンド・イムノロジー(Med、Mic rob io  1.1mmuno 1.)、上65 : l 71−288.1979)は、ニ トロフェニルエチルアミンのりンカーへ結合した、ある種の肺炎杆菌(K le  bsiella  pneumoniae)の莢膜多糖の断片を、還元性アミ ノ化により調製し、次いで誘導化された糖をタンパク質にアゾカップリングによ り取り付けた。 2.2.1.担体タンパク質 担体の原理の使用が莢膜のポリマーを含有するワクチンを改良する有効な方法を 構成することは、広く受は入れられている。しかしながら、これらのタンパク質 接合体は、とくにヒトの使用について、欠点をもたないわけではない。例えば、 ヒトの投与のための潜在的な担体としての使用に正しく許容されるタンパク質の 数は比較的制限される。現在入手可能な2つの主なタンパク質は、破傷風のトキ ソイドおよびジフテリアのトキソイドである。他の価値ある担体タンパク質はC RM+syであり、これは自然のジフテリアの毒素からの単一のアミノ酸の交換 を有するタンパク質であるが、固有に無毒であり、そして自然タンパク質に実質 的に同一の免疫原性を保持する。多数の考察は、また、これらは既知の担体タン パク質の日常の使用に影響を与える。例えば、制限された数の入手可能なタンパ ク質は、多数のワクチン生成物がこれらはタンパク質の1つに基づくであろうこ とを意味する:この限定された数の担体と接合した物質を使用する複数のワクチ ン接種は、これらのタンパク質に対する望ましくない反応が反復した免疫化後に 起こりうる可能性を増加する。 前に存在する抗体の存在は、また、悪い局所的または全身の免疫学的感受性の反 応を誘発しうる。さらに、また、接合体中に含有されるタンパク質が正常の宿主 の組織を交差反応し、これにより自己免疫型の現象の現象を発生するという可能 性が存在する。エピトープの抑制の現象は、接合体のワクチンの使用で起こるこ とがある。簡潔的には、この現象は、最初にキーホールリンベットのヘモシアニ ン(keyhole  limpet  hemocyanin)の接合体につ いてハーゼンバーブ(Hより記載され、そしてデータが破傷風のトキソイドの接 合体についてジ1(Schulte)ら[ジャーナル・オプ・イムノロジー(J 、ImmunOl)、上35:2319.1985]により報告されたが、接合 体中に含有末端タンパク質に対する免疫性がワクチン中に既に存在したとき、観 測され、そして共有結合でカップリングした多糖に対する応答の発生を妨害する 。まだヒトにおいて報告されていないが、この抑制(起こる場合)は接合体のワ クチンの開発における重大な関連性を潜在的に有しうる。 最後に、タンパク質は生物学的プロセスの産生物であるので、いくつかの固有の 困難が存在する。第1に、生物学的産生物として、避は得られないロフト毎の変 動が存在するであろう;この変動はタンパク質のT細胞依存性特性またはその全 体の抗原性を潜在的に変更することがある。 こうして、産生のより厳格な監視が要求され、これ関連してコストは増加する。 第2に、生物学的産生物の調製および精製に含まれるコストは明らかに増加する 。 明らかなように、これらのワクチンの使用のとき付随する免疫学的困難を回避し 、しかも既知の有効なワクチンと同一の免疫原性を実質的に保持する、現在入手 可能な接合体ワクチンの代替物が必要である。われわれは、今回、抗原、抗原決 定基またはハプテンをバクテリアの産生物のT細胞のエピトープと接合すること によって、このようなワクチンを得ることができることを示した。 2.3.7細胞の決定基 現在、T細胞がタンパク質をどのようにして認識するか、あるいはT細胞が免疫 原性決定基として何を認識するかはまだ明らかでない。 数年間、タンパク質の抗原性抗体結合決定基が2つの明確な構造を示すことが一 般に認められた。タンパク質の決定基は、ペプチド結合により直接結合されたア ミノ酸を含有する一次配列の短いセグメントとして存在することができる。この ような決定基は、「順次の(3equential)」または「連続の」決定基 と名付けられた。あるいは、決定基はアミノ酸から構成され、それらのアミノ酸 は一次配列において離れているが、二次フォルディングのために空間的に、密に 近接している。 この構成を示す決定基は、「トポグラフィ−的」と、あるいはそれほど不明瞭で はないが「不連続の」決定基と呼ばれてきた。さらに、抗体はコンフォメーショ ン的に依存性でありかつ5〜7アミノ酸残基の最小長さを有するタンパク質の接 近可能な表面を認識することが一般に受は入れられている。 タンパク質のT細胞の認識は、抗体の結合より複雑なプロセスであり、結局それ ほど明瞭に理解されていない。T細胞は一般に認識する連続の決定基として見な されて来ている。多年以前に、T細胞は自然および変性した両者の形態のタンパ ク質を認識することができるが、抗体はそれをすることができないことが立証さ れた[マイゼルス(Ma i ze l s)J、ImmunOl、)、j O : 509.1980]、この発見は、T細胞による順次の決定基の独占的な認 識を示しそしてタンパク質のTm胞およびB細胞の認識の間の二分を実証するも のとして解釈された[マイゼルス(Maizels)  et  al−5su pra]o しかしながら、解決されていないが、T細胞およびB細胞は基本的 に異なる構造を認識するという考えがなお存続している[ベンジャミン(Bsn jamin)  et  al、、Ann、Rev、Immunol、、2:6 7.1984]。 T細胞により決定基として何が認識されるということについての論争は、T細胞 がタンパク質を知覚する方法に及んだ。免疫系が遺伝子的に制限された方法でタ ンパク質を認識すること、およびTm胞が抗原を提示する細胞の表面上のIa分 子に関してタンパク質を知覚することは非常によく確立されている。APCはま ずタンパク質に直面し、それを内部化し、そしてタンパク質をより小さい断片に 消化することが示唆された。次いで、もとのタンパク質の小さい断片は、それが T細胞により認識されうる、APCの表面上のIaに関して発現される。したが って、Tm胞は「処理された」ペプチド断片のみを見るであろう。 T細胞は何を知覚するかまだ明らかではないが、種々のモデルを使用するいくつ かのグループの間で、7〜17アミノ酸残基の領域が認識に必要であることは一 致している。1972程度に早い時期t:、、7残基のポリーL−リジンポリマ ーはモルモットにおいて遅延された型の過敏症を誘発することが実証された[シ ュロスマン(Scho I s sman)、Transplant、Rev、 、10:97.1972]、フイブリノペズチド、インフルエンザ赤血球凝集、 チトクロム、リゾチーム、オバルブミンおよびミオグロブリンを包含する種々の 自然タンパク質は、7〜17アミノ酸残基のT細胞の刺激について最小ペプチド 大きさを示した。既知の特異性のT細胞のクローンを使用して、10〜143! !基の大きさはT細胞の応答に要求されることが発見された[アタシ(Ataい ペプチド大きさは、抗体の結合に要求される5〜7残基に比較して、1m分子に 関して決定基の発現に要求される追加の残基を反映する。 事実、Iaおよび合成ペプチドの相互作用はいくつかのモデルにおいて実証され た。raの結合に含まれる領域のアグレトープ(agretんだ平らな膜は、合 成ペプチドをT細胞に提示するために使用された[ワッツ(Watts)  e t  al、、PNAS% 8土: 7564 :1984]。より最近の研究 はIa分子への合成ペプチドの直接の結合て遺伝子的に制限された方法で提示さ れた[ブロイレット(Groillet)  et  al、、サイエンス(S cience  、235:865.1987]、大きくこれらの研究のために 、T細胞のエピトープはT細胞のレセプターと相互作用する親水性領域およびI a分子に結合する疎水性アグレトープから成るであろうことが推定された。さら に、連続の決定基を表すこれらの断片は、もとのタンパク質のタンパク質分解処 理により発生するであろう。 抗体の結合またはT細胞の決定基の位置を予測する試みにおいて、いくつかの異 なるアプローチが使用されてきている。数年前、ホップ(Hopp)およびウッ ズ(Woods)[PNAS、乙8 : 3824 ;欧州特許出願第0056 249号;南アフリカ特許第823952号]は、数の親木性/疎水性指数をア ミノ酸の各々に割り当て、そしてこの指数に関していくつかのタンパク質の一次 配列を検査した。彼らの分析に従い、検査したタンパク質の既知の抗体結合部位 を親水性領域に相関関係づけた。同様なアプローチは、カイト(Kyte)およ びドーリトル(Doolittle)[ジャーナル・オブ・モレキュラー・バイ オロジー(J、Mo1.Biol−)、上旦ヱ:105−132.1982]に よりわずかに異なる誘導の数の指数を使用して適応された。 より最近、抗体結合の領域をもつ高い柔軟性またはセグメントの移動度を有する タンパク質の領域を相関関係づける試みがなされた【タイナ−(Tainsr)   et  al−、ネイチャー(Nature)、3上5 : 327.19 85;  at  al、、Ann、Rev、Immunol、、3:501% 1985;ウェストラフ(Westhoff)et  al、、ネイチ+−(N ature)、3上土:123.19841、このアプローチにおいて、X線ま たはニュートロンから誘導されたデータは、原子温度ファクターとして表された 残基の相対的コン7オメーシ薦ンの変動の推定を提供する。原子温度ファクタ一 対残基の数のグラフは、所定のタンパク質についてポリペプチド鎖に沿った相対 的移動度を示す。高い移動度の領域は既知の抗体結合部位相関関係づけられるを 考えられた[タイナー(Tainer)et  at、、5upra]*T細胞 の決定基は、あるグループにより、両親媒性の構造を示すとして見られた、すな わち、決定基はT細胞レセプターに結合するセイヨウワサビペルオキシダーゼ領 域およびまた18分子に結合する疎水性領域から構成されと考えられる。リゾチ ームの16残基のT細胞の決定基は、短い、連続する系列の親木性残基から構成 されることが発見された[アレン(AIlen)  et  al、、PNAS 、8土2489.1984]。しかしながら、他の者はT細胞の決定基が安定な らせんの構造を形成する傾向を有することを示唆し、ここで親木性残基はらせん の1つの表面上で整列し、一方線水性領域は反対の表面上で整列している[デリ シ(DeLisi)およびベロシフスキー(Berzofsky)、する傾向を もつ領域について、所定のタンパク質の配列をサーチするアルゴリズムは開発さ れ[デリシ(DeLisi)およびベロシフスキー(Berzofsky)、5 upralそしていくつかのモデルに適用された。対照的に、ある研究者らは、 T細胞の決定基はタンパク質的のベータの回転に関連することを支持する[カッ ツ(katz)  etal、、ジャーナル・オブ・イムノロジー(J、Imm unol)、135:1386.1985]。どの因子がT細胞の決定基の予測 に重要であるという明瞭な映像をなお出現すべきである。 いくつかのグループは、合成ワクチンの一部分としてT細胞の決定基を包含する 重要性を認識した。ミルチ(Milch)  et  al、[米国特許第4. 599,230号および米国特許第4.599,231号]は、B型肝炎ウィル スの表面抗原のT細胞およびB細胞の決定基から構成されペプチドのワクチンを 合成した。同様に、サーカムスポロゾイト(circumsporozoite )のタンパク質のT細胞のエピトープから構成されたマラリアのワクチンを、こ のタンパク質のB細胞のには、Tヘルパーの決定基は、デリシ(DeLisi) およびベロシアスキー(Berzofsky)、1見し工土のアルゴリズムによ り予測された。これらの報告の両者は、同一のタンパク質的からのT細胞および B細胞の決定基を使用してワクチンを構成した。対照的に、レクレルク(Lec lerc)  et  al、(ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・イムノロジ ー(Eur、J、Immunol、)、上ヱ:269.1987]は、その配列 内にT細胞およびB細胞の決定基を含有する、連鎖球菌属(Streptoco ccus)のペプチドの共重合によりワクチンを構成し、ここでウィルスのペプ チドはB型肝炎ウィルスからのB細胞の決定基を表す。T細胞の決定基、これは この場合において自然ペプチドに実質的に相当する、は、ウィルスのペプチドに 免疫性を与え、これにより担体分子として機能した。 3、及盟Ω!致 本発明は、バクテリアの産生物の新規な分離したまたは合成のT細胞のエピトー プを提供する;このようなエピトープは、担体タンパク質を利用して抗体の産生 を増強する従来知られているワクチンにそれらの実用性が類似する、ワクチン組 成物の調製において有用である。これらのエピトープには、バクテリアの毒素、 詳しくはジフテリアの毒素または交差反応性物質(CRM)および破傷風の毒素 から分離したものがある。 ここで、および請求の範囲において使用するとき、本発明のT細胞のエピトープ はT細胞のエピトープそれ自体を呼ぶ。 T細胞のエピトープは無関係のB細胞の決定基と組み合わせて使用して、T#胞 のエピトープに対する抗体を産生じないで、B細胞の決定基に対する抗体を有意 な量で産生ずることができる。今回、驚くべきことには、このような組み合わせ は、現在普通に使用されているB細胞の決定基−担体タンパク質の組み合わせと 実質的に同程度に有効なレベルで抗体を産生ずることができることが発見されt ;。こうして、このような組み合わせの入手可能性および実証された実用性は、 担体−タンパク質に基づくワクチンの使用に関連させうる、潜在的に望ましくな い免疫学的結果を回避することができる。さらに、TIIaI胞のエピトープそ れ自体の使用は、そのエピトープを含有するより大きいペプチドと反対に、それ が容易に合成されことにおいて経済的利点ならびに全タンパク質の使用を回避す ることにおける安全性の利点を提供する。 本発明は、また、抗原、抗原決定基まt;はハプテンに接合した、分離しにまた は合成のT細胞のエピトープからなる、新規な接合体を提供する。ワクチン組成 物中の2つの要素の接合は、抗原に対するより効率よいレベルの抗原の応答を可 能とする。これらのワクチンは任意の型の抗原に対する抗体の産主において有用 であり、この抗原は病原性有機体(バクテリア、ウィルス、寄生体)に関する抗 原ばかりでなく、かつまたアレルゲン、および癌に関係する抗原などを包含する 。しかしながら、接合体は、はんの弱く免疫原性である抗原、すなわち、伝統的 に担体のタンパク質に接合して満足すべきレベルの抗体の産生を達成しなくては ならなかった抗原、を利用するワクチン組成物の配合においてとくに有用である 。 これらの接合体の入手可能性は、また、バクテリアの産生物のT細胞のエピトー プに接合体した問題の抗原の免疫原的に有効量を、温血動物に投与することから なる、温血動物において免疫応答を刺激する方法を提供する。この方法は、伝統 的な意味における保護の免疫性、すなわち、特定の微生物の病原体に対する接種 を包含するが、また、抗体の産生を望む、任意の他のタイプの処置を包含するこ とを意図し、例えば、本発明の方法は腫瘍特異的または腫瘍に関連する抗原に対 する抗体の刺激において、あるいは普通のアレルゲンに対する抗体の産生におい て使用することができる。この方法は、また、治療および予防の両者において使 用することができる。 4、図面の説明 第1図は、標準の単一の文字のコードにおいてCRMの一次配列を示す。両親媒 性のらせん構造を形成する傾向を有する領域は数字lにより表示し、そして潜在 的T細胞のエピトープの活性を有する配列は下線を付されている。 第2図は、ペプチド6のHPLC分析を示す。A、粗製ペプチド6のクロマトグ ラム。B、ペプチド6(上から得られたプールした分画)の再クロマトグラム。 合成ペプチドはこのテキストに記載されているように溶離した。 第3図は、合成ペプチド6のPTH誘導体の選択したクロマトグラムを示す。ペ プチドはこのテキストに記載されているように配列決定した。 数はエドマン(Edman)サイクルを示す。ビークaおよびbは、内部のマー カーとして働き、それぞれ、N、N’ −ジメチル−N′−7エニルチオ尿素お よびN、N″ −ジフェニルチオ深索を表す。サイクル2はチロシンの存在を示 す;サイクル5はバリン;サイクル9、インロイシン;サイクル17、アスパラ ギン;サイクル22、プロリン、そしてサイクル28、グリシン。 第4図は、PRPに対するモノクローナル抗体で検出された、選択しI;ペプチ ド接合体のウェスタンプロット分析を示す。左から右に、レーンは分子量の標準 (LMW)、PRP (ペプチド357−380)、PRP(ペプチド306− 334)、PRP−CRM、PRE’およびPRPの短い(ペプチド366−3 83)を含有する。 wC5図は、担体DTへの暴露前の、PRP−(306−334) に対する免 疫応答への、作用の線図的表示を示す。 第6図は、呼吸系のシンシチウムのウィルス(R3V)Fタンパク質接合への抗 体の応答の線図的表示を示す。 本発明の種々の実施態様は、バクテリアの産生物の分離したまたは合成のT細胞 のエピトープが免疫化の目的で抗原のための担体のタンパク質硫酸アンモニウム 効果的に働くすることができるという発見の基づく。 バクテリアの産生物のT細胞の決定基は、抗原に結合したとき、同−抗原に接合 した全自然タンパク質と同・−の方法で機能することができるということは、従 来実証されてきていない。バクテリアの産生物のT細胞のエピトープは抗体の応 答を促進するとき担体のタンパク質と同程度に効果的に機能できるという知識は 、Bm胞の決定基または全抗原と組み合わせて分離しt;T細胞のエピトープの 使用に基づくワクチンの完全に新しいクラスに対する扉を開いた。次の論考は、 本発明において使用するための適当なTm胞のエピトープの同定および分離の手 段の詳細な説明を提供する。同様な性質を有することに加えて、エピトープの使 用(完全な自然タンパク質の使用と反対に)は、過敏症、自己免疫、および経費 のかかる精製の潜在的問題を、有効性を犠牲にしないで、排除する。 5.1.1.T細胞のエピトープの同定の技術バクテリアの産生物のT細胞のエ ピトープは従来同定されてきていないが、問題のバクテリアの産生物内の1また は2以上のT細胞のエピトープの同定に適用できる複数の方法は文献に記載され ている。例えば、デリシ(Delisi)ら[PNAS、82ニア048.19 85;参照、また、マルガライト(margalite)  at  al、、 ジャー+Jいオブ・イム)ロジー(J、Immunol)、上主旦:2213. 1987]は、潜在的にエピトープの領域は分子中の潜在的な両親媒性のアルフ ァらせん領域の同定により位置決定することができることを示唆した。ロスバー ド(Rothbard)ら[ヒトの白血病VIIにおける現代の傾向(Mode rn  Trends  in  )(umanLeukemia  VI ! )、1986]は、また、タンパク質の一次配列を疎水性、電荷、極性およびグ リシンまたはプロリン残基の存在に関して検査することによって、T細胞のエピ トープを同定する実験的アプローチを記載している。電荷またはグリシンの次ぎ に2つの疎水性残基が存在する配列は、潜在的T細胞のエピトープを示唆した。 ビクスラ−(Bixler)ら(Immuno 1.Comm、、上1593. 1983);J、Immunogenet、、11:245;1984;J、I mmunogenet、、11 : 339 ; 1984)は、T細胞のエピ トープを描写するために全体のタンパク質分子を含むオーバーラッピングする合 成ペプチドを合成する方法を記載している。ギセン(Gysen)[チバ・ファ ンディジョン・シンポジウム(Ciba  F。 undation   Symposium)、 Iに9;130、 l 98 6コに記載されている新しい合成方法は、種々の潜在的結合部位をまねることを 可能とし、次いで分子の急速な走査を可能とする、少量の大きい種類のタンパク 質をの合成することができる。より伝統的な方法、例えば、タンパク質の酵素的 または化学的消化は、T細胞の活性について容易に試験することができるタンパ ク質の断片を与える。例えば、酵素、例えば、キモトリプシン、エラスターゼ、 フィチン、パパイン、ベグシン、またはトリ/シンは、特定したアミノ酸結合の 切断により制限したかつ予測可能な断片を提供する。同様に、化合物、例えば、 N−クロロスクシンイミドBPMS−スカトール、臭化シアン、ギ酸、またはヒ ドロキシルアミンは、また、タンパク質へのそれらの作用により定義可能な断片 を生成する。いずれの所定の断片における所望のT細胞刺激活性の存在は、精製 した断片を標準のT細胞増殖に付すか、あるいは未精製の断片をT細胞のウェス タンアッセイ 〔ヤング(Young)e t  a 1.、疫学(Immun ol、)、5旦:167、l 986]で分析することによって、容易に決定す ることができる。 5.1.2.7細胞のエピトープ源 担体のタンパク質として自然親分子を利用することによって、潜在的に有用なT 細胞のエビドーグの便利な源を提供するある数のバクテリアの産生物が存在する 。例えば、種々のダラム陰性バクテリアからの外膜タンパク質、例えば、インフ ルエンザ菌(Haamophilus  1nfluenzae)からのOMF を使用することができる。ピリ線毛(fimbriae)、多数のグラム陰性バ クテリア上に見いだされるフィラメント状の非鞭毛の付属器、ならびに7ラゲリ ン、バクテリアの鞭毛のタンパク質成分のタンパク質は、TJal胞の決定基の 潜在的源を表す。ある種のバクテリアのフィラメント状赤血球凝集(FHA)、 例えば、百日咳は、また、T細胞の決定基源として考えられる。 本発明の目的について最も価値あるバクテリアのタンパク質には、伝統的ワクチ ン組成物において担体のタンパク質として首尾よく使用されてきている、よく知 られたバクテリアの毒素である。前述のバクテリアの毒素およびトキソイドはヒ トを免疫化するために数年間使用されてきているが、免疫系によるそれらの認識 についてほとんど知られていない。 文献にほとんど記載されていないものは決定的ではない。トリーベル(Trie bel)ら【ヨーロピアン・ジャーナJし・オブ・イムノロジー  Eur、J 、Immunol、)、1旦:47、l 986]は、臭化シアンの切断により 発生したジフテリア毒素の断片に対するT細胞の反応性についてのヒト末梢白血 球を検査した。しかしながら、制限された組の大きい断片のみが考慮され、そし てTJI胞の決定基の正確な描写は不可能であった。したがって、バクテリアの 宿主の正確なT細胞の決定基はまだ同定されてきていない。 バクテリアの毒素のT細胞の決定基の接合体の現在の調製は、弱く免然の形態に おいて有用である任意の既知の毒素に基づく。既知のバクテリアの毒素のうちで 、CRMまt;はトキソイドはシュードモナス属(Pseudomonas)s  ブドウ球菌属(Staphylococcus)、連鎖球菌属(Strept ococcus)sペルツシス属(Pertussis)のもの、および腸性毒 発生バクテリア、例えば、E、coliである。しかしながら、最も広く受は入 れられている担体のタンパク質は、確立された安全の歴史を有する、破傷風およ びジフテリアのトキソイドである。きくに好ましいTJIIInのエピトープは 、CRM 、 g y、すなわち、ジフテリアの毒素の無毒の突然変異体から分 離される。 5.1.3.旦RMユ週l了上二ノ 「交差反応性材料」またはCRMSは、自然タンパク質の毒素に抗原的に類似し 、そしてしかも無毒である、遺伝子的に変更されている。ジフテリアの毒素は、 バクテリアの莢膜のポリマーに対する抗体の応答を増強するとき有効であること が既に証明されている〔アンダーソン(Anderson)  et  al、 、ジャーナル・オブ・ペジアトリクス(J、 Fed i a t r、)、上 旦ヱ:346、l 9 s sl−CRM+stとして知られている交差反応性 材料は、単一のアミノ酸交換を有し、そして自然ジフテリアの毒素と免疫学的に 区別不可能であることは、注目に値する。CRM+*yタンパク質を産生ずる、 コリネバクテリウム・ジフテリアエ(Corynebacterium  di phtheriae)菌株C7(β197)の培養物は、アメリカン・タイプ・ カルチャー−コレクシ菅ン(the  American  Type  Cu 1ture  Co11ection、米国マリイランド州ロックビレ)に受は 入れNo、ATCC53281で受託されている。 CRM内の潜在的T細胞の決定基を局在化するために、デVシ(DeLisi) およびベルシフスキー(Bezofsky)(PNAS、82:2489.19 85)に従い、タンパク質のらせんの両親媒性の領域に注意が集中された。デリ シ(DeLisi)およびベルシフスキー(Bezofsky)、5upra、 に記載されているような、パーソナルコンピューターのアルゴリズムにより決定 され、そして精子クジラミオグロブリンの分析について得られた結果の比較によ り確認された局在化。次いで、プログラムをCRM 、* tの既知の配列に適 用した【コリア−(Collier)、Bacteriol、Rev、、3旦: 54.1975;ドラジン(Drazin)  et  al、、ジャーナル− オした。これらの領域は、漂準段階的同相のメリフィールド(Merrifie ld)の合成により合成された。 いったんCRMの所定の領域がT細胞の決定基またはその一部分を含有するとし て評価されたとき、決定基の正確な境界をマツピングすることができた。これは 、問題の領域を系統的に切断する合成ペプチドのいくつかの異なる組を使用する ことによって達成される。ペプチドの*1のilj:おいて、固定したC末端を 維持しながら一度に3〜5の自然配列残基をペプチドのN末端を連続的に添加こ とによって、ペプチドのN末端を変えた。これによりN末端の境界をおおまかに 決めることができる。 境界の位置をさらに洗練するために、この領域を切断した二次系列のペプチドを N末端への自然配列残基の単一工程の付加により合成した。第3組のペプチドに おいて、固定したN末端の境界を維持しなからC末端の残基を1〜3残基の工程 で連続的に欠失した。これはそれらの認識に悪影響を及ぼしうる漸進的に短いペ プチドを生ずるので、タンパク質の自然配列に無関係の追加の残基のN末端への 付加により、減少する大きさについて補償することが必要であっl;。マツピン グした決定基のN末端およびC末端の両者で、描写した領域の領域に相当するペ プチドを合成し、モしてT細胞の決定基として評価した。 可能なT細胞のエピトープとして第1図に描写した領域のうちで、領域357− 383におけるペプチドはジフテリア(D T)−プライムド(primed) リンパ節細胞の刺激において実質的な応答を示した。 それ以上の研究は、エピトープをCRM、、、の366−383に局在化した。 この配列はCRM+*y8よびジフテリアの毒素のT細胞のエピトープを表す。 このペプチドは、莢膜のポリマーのPRPに共有結合すると、生体内でPRPへ の所望の抗体の応答を誘発するとき有効であることが示され、そしてまた、全体 のCRMまたはDT毒素と交差反応しない抗体を誘発しない。こうして、このペ プチドはバクテリアの毒性の接合体において望ましい特性を有する。他のT細胞 のエピトープはCRMの306−334に局在化された。 5.1.4.CRMのT細胞のエピトープ調製下の実施例を参照して説明するよ うに、ペプチドの長さ上のある数の変動をT細胞の応答の活性に影響な及ぼさな いで行うことができ、そして本発明は刺激活性を保持するが、自然タンパク質に より誘発されうる悪い免疫学的反応を引き起こさないペプチドの任意の断片を包 含することが考えられる。また、本発明は、ペプチドの活性に影響を与えないで 、−次配列においてアミノ酸が置換されている活性なペプチドにおける変動を包 含することが考えられる。このような置換はこの分野においてよく知られている 。例えば、置換は、含まれる残基の極性、電荷、溶解度、疎水性、親水性および /または両親媒性に8ける類似性に基づいてなすことができる。陰性に帯電した アミノ酸は、アスパラギン酸およびグルタミン酸を包含する;陽性に??Ftし たアミノ酸はリジンおよびアルギニンを包含する;類似する親水性値を有する、 帯電しない極性のヘッド基または非極性のヘッド基をもつアミノ酸は、次のもの を包含する:ロイシン、インロイシン、グルタミン、セリン、スレオニン、フェ ニルアラニン、チロシン。 調製の方法は、ペプチドの合成についてこの分野において知られているものいず れからも選択することができる。より普通に使用されている2986−2983 、+964] を経るカップリングであり、ここで保護されたアミノ酸を樹脂粒 子に結合する。官能基を有するアミノ酸、例えば、チロシンは、一般に、除去容 易なブロッキング基で保護される。 これらの技術の各々は、本発明の目的に対して等しく適当である。 5.1.5.破傷風の毒素のエピトープCRM、、、のT細胞のエピトープの同 定に加えて、破傷風の毒素の分子を、まf;、T細胞のエピトープについて検査 した。このようなエピトープを局在化するために、破傷風の毒素の分子を種々の プロテアーゼを使用して大きさ決定可能な断片に切断した。この方法において発 生した断片は、最初に、不ズミのT細胞の増殖を刺激するそれらの能力について 試験した。活性断片を包含する1組のオーバーラッピングするペプチドを合成し 、モしてT細胞の活性について試験しt;。好ましいエピトープは、破傷風の毒 素のペプチド961−980および1021−104本発明のT細胞のエピトー プは、免疫原性の増加が望ましい、医学または獣医学において興味ある、事実上 任意の抗原、抗原決定基、まI;はハプテンと価値あるように組み合わせること ができる。例えば、これらの抗原は、バクテリア、ウィルス、寄生体または菌・ かび由来の感染因子に関連させることができる;例は次のものを包含する:肺炎 球菌の多糖、淋菌の外膜タンパク質、肺炎マイコプラズマ(Mycoplasm a  pneumoniae)の付着タンパク質、またはダラム陰性バクテリア のリポ多糖に関連する表面サツカリド。このタイプの追加の抗原を、当業者は容 易に認識するであろう。 免疫原性接合体のB細胞部分として使用することができる抗原材料の他のグルー プは、任意の既知のアレルゲンである。本発明において有用であることが証明さ れるであろうタイプのアレルゲンの例は、次の通りである:ブタフサ(アタシ( Atassi)  et  al、、FEBSレターズ(Letters)、1 88 : 96.1985]、ライグラ83:96.1987]のB細胞の決定 基;ダニのタンパク質のDerp+およびDerf[チャプマン(Chapma n)e t  a 1.、ジャーナル・オブ・イムノロジー(J、Immuno り、139:1479.1987)  ;ミツバチの毒液のホスホリゼートA、 の炭水化物のエピトープ[ウニパー(Webber)  et  al、、アレ ルギーまた、腫瘍l;関連する抗原は本発明の範囲内に入る。よりよく特性決定 される抗原には、次のものがある:癌胚の抗原[クロキ(Kuroki)45: 305,1985]、および胃腸/膵臓に関連する抗原[マグナニ(Magna ni)et  al、、Cancer  Res、、43:5489.1983 ]。 また、潜在的に興味あるものは、自己免疫病、例えば、慢性関節リウマチおよび エリテマトーデスに関連する種々の抗原である。 上の説明から、用語抗原の使用は、全抗原またはその決定基の1つを含むことを 意味し、そして、また、バクテリアのT細胞のエピトープとの接合とともに起こ る免疫応答の増加により利益を受けるハシテン分子を包含することを意味するこ とを理解すべきである。抗原の上の列挙は、例示のみを目的とし、そして追加の 有用な抗原は当業者により容易に認識されるであろう。 5.2.1.莢膜のポリマー 前に説明したように、ワクチンにおいて潜在的に有効であるが、若いヒトにおい て弱くのみ免疫原性である抗原のグループの中にはバクテリアの莢膜のポリマー 存在する。この出願において使用とき、用語[莢膜のポリマー(capsula r  polymer)Jは糖を含有するポリマー、例えば、糖、糖の酸、アミ ノ糖、多価アルコールおよび糖のホスフェートのこのようなポリマーを呼び、そ してアミノ酸を含有するポリマーを呼ばない。これらの「莢膜のポリマー」は、 医学の文献においてしばしば「莢膜の多糖」と呼ばれているが、グリコシドの結 合以外の結合および上に列挙したおうな糖以外の構成成分を含有することができ る。 莢膜のポリマー(CP)は、多数の異なるタイプのバクテリアから誘導すること ができる。これらのタイプは、次のものを包含する:インフルエンザ薗(Hae mophilus  1nfluenzae)、連鎖球菌属(St repto coccus)種、例えば、肺炎連鎖球菌(Streptococcus  p neumoniae)(とくに血清型1,4.5.6A、6B、9V% 14. 18C,19Fまたは23F)化1M3[111#ll菌C3treptoco ccus  pyogenes)およびストレプトコッカス・アグラクチアエ( Streptococcusaglactiae)、髄膜炎菌(Neisser ia  meningitidis)、肺炎杆菌(Klebsiella  p neumoniae)、緑膿菌(Pseudomonas  aerugino sa)および黄色ブドウ球菌(Staphylococcus  aureus )。 異なるバクテリアのCPは、ヒトの寿命の第1年において免疫原性が広く変化す る。あるもの、例えば、肺炎連鎖球菌(Streptoc。 ccus  pneumonias)血清型3および髄膜炎菌(Neisser ia  meningitidis)血清をAは適度に活性である。 莢膜をもつバクテリアによる全身の感染に対する感受性は、寿命の第1年におい てより大きい。子供における多くの莢膜のポリマーに対する免疫原性応答は年令 に依存する、すなわち、CPに対する免疫能は年令の約6オで大人のレベルに増 加する。 不活性のCPには、インフルエンザ菌(H,1nfluenzae)Hb、肺炎 連鎖球菌(Streptococcus  pneumoniae)血清型6お よび12、および髄膜炎菌(Neisseriameningitidis)血 清型Cのそれらがある。乳児において中程度の応答を刺激するCPの例は、肺炎 連鎖球菌(Streptoc。 ccus  pneumoniae)血清型19および51である・また、有機 体、例えば、髄膜炎菌(Neisseria  meningitidis)血 清ff1Bにおいて見いだされる多糖類が存在し、これらはいずれの年令におい ても免疫原性ではない。 非バクテリアのポリマーは酵母菌および菌・かび、例えば、クトコッ力ス拳ネオ 7オルマンス(Crytococcus  neoforman s ) 、ま たは癌細胞上に独特に見いだされるサツカリド単位またはアレルゲンに関連して 見いだされるものから誘導することができる。 免疫原性構成体の調製において有用な他の抗原は、微生物の抗原、ウィルスの抗 原、腫瘍の抗原、アレルゲン、および自己免疫に関する抗原から成る群より選択 される抗原を包含する。微生物の抗原の例は、他の膜のタンパク質[例えば、イ ンフルエンザ菌(Haemoph i 1usinIIuenzae)またはカ タル球菌(Branhamellacatarrhalis)から]および表面 のタンパク質[例えば、化膿連鎖球菌(Streptococcus  pyo genes)からのMタンパク質]を包含する。ウィルスのタンパク質の例は、 呼吸系のシンシチウムのウィルス(RS V)のFおよびGタンパク質を包含す る。 5.2.3.抗原−エピトープの接合体の調製本発明の抗原−エピトープの接合 体は、抗原を担体にカップリングするためにこの分野において知られている生物 学的に許容されうる方法のいずれによっても調製することができる。本発明の接 合体の最も効率よい利用を確実にするために、カップリングの方法は最も好まし くは共有結合のカップリングである。多くのこのような方法は、多糖またはオリ ゴ糖、タンパク質、およびペプチドをペプチドの担体にカップリングするために 現在利用可能である。はとんどの方法は、アミンまたはアミドの結合、またはあ る場合においてチオ−エステルをつくる。 カップリングの化学は、ある程度まで、Tm胞のエピトープの修飾された類似体 の合成により、変更することができる。このような修飾は、例えば、スペーサー 要素を使用しであるいは使用しないで、ペプチドのN末端にリジンまたはシステ ィンを付加することを包含する。T細胞を刺激するこのような類似体の能力は、 非修飾ペプチドのそれと比較した。 (a)多糖またはオリゴ糖対ペプチド サツカリドのカップリングのための1つの有用な方法は、還元的アミド化である 。多Mおよびオリゴ糖は遊離の還元性末端基を有し、これの基はN末端アミノ酸 またはペプチドのリジンのε−アミノ基の窒素に還元的にアミン化することがで きる。形成する結合は第二アミンである。 あるいは、多糖またはオリゴ糖は、例えば、過ヨウ素酸のイオンにより酸化して 、内部および/または末端のアルデヒド官能を生成することができる。アルデヒ ド基は、まf:、、N末端のアミノ酸にあるいはペプチド中のリジンの茗−アミ ノ基に還元的にアミン化することができる。 一方の末端にアミノ基および他方の末端に活性基、例えば、アミノ、マスクした アルデヒド、カルボン酸または活性エステルまたはチオ基を有する、短い二官能 性スペーサー基は、還元的にアミン化してサツカリドにし、次いでスペーサーの 他の末端基を通してペプチドにカップリングすることができる。a−アミノカプ ロン酸4−アミノブチルジメチルアセタールはこのようなスペーサー基の例であ る。 末端の還元性糖を0−フ二二レンジアミンおよびニトロフェニルヒドラジンと反 応させると、置換された1−7エニルフラバゾールが生成する。官能化したサツ カリドのペプチドへのカップリングは、ニトロ基をジアゾ官能に転化することに よる。 サツカリドのヒドロキシル基の活性化は変更された方法である。サツカリドのヒ ドロキシル基は、ハロゲン化シアン(通常臭化シアン)またはカルボニルジイミ ダゾールを使用して活性化して誘導化されたヒドロキシルを生成し、これをペプ チドのN末端アミノまたはC−アミノ基にカップリングすることができる。形成 した結合はイソ尿素またはカルバメートである。 追加の方法として、カルボン酸官能基、例えば、ウロン酸基またはアルドン酸の 官能を有するサツカリドは、ペプチドのリジンのN末端のアミノまt:はt−ア ミノ基に、カーポジイミドまたはインブチルクロロカーボネートを使用して活性 エステルの形成によりカルボキシル基を活性化することによってカップリングす ることができる。生ずる結合はアミド結合である。 また、遊離アミン基を有する多糖は、カルボキシル末端またはN末端のアミノ酸 を通してペプチドにカップリングすることができる。カルボキシル末端またはア ミノ酸、例えば、グルタミン酸へのカップリングは、前述のカーポジイミドによ りカルボキシル官能の活性化による。N末端の窒素またはリジンへのカップリン グは、二官能性基、例えば、各末端においてアミノ官能と反応するジスクンニミ ジル基質を使用することによって達成される。 (b)タンパク質またはペプチド対ベプチドカルボキフル官能は、カーポジイミ ドまたはタロロカーポネートにより活性化して、ぺ/チド上のアミン基と反応す ることができる活性エステルを生成することによって、活性化することができる 。形成する生ずる結合はアミドである。 ペプチドをペプチドにカップリングするより一般的方法は、二官能性架橋試薬を 使用することによる。これらは各末端1こ活性基を有する小さい分子である。ス ペーサー分子は、各末端に同一であるか、あるいは異なる活性基を有する。最も 普通の活性な官能性、カップリング基および形成される結合は、次の通りである 。 1、アルデヒド−アミノ−第二アミン 2、マレイミノ−スルフヒドリル−チオエーテル3、スクシンイミド−アミノ− アミド 4、イミデートエステル−アミノ−アミド5、フェニルアジド−アミノ−7二二 ルアミン6、アシルハライド−スル7ヒドリルーチオエーテル7、ピリジルサル ファイド〜スルフヒドリルージサルファイド8、インシアネート−アミノ−イソ チオ塚素5.3.ワクチンの配合および投与 本発明の接合体は、微生物の感染の任意の型の処置のためのワクチン組成物の調 製において有用である。接合体は任意の普通に使用されている製剤学的に許容さ れうる担体、例えば、水、生理的塩類溶液、エタノール、ポリオール(例えば、 グリセロールまたはプロピレングリコール)、または植物注油、ならびにこの分 野において知られている任意のワクチンアジュバントと組み合わせることができ る。それらは、また、リポソーム中に組み込むことができる。ここで使用すると き、「製剤学的に許容されうる担体」は、任意のおよびすべての溶媒、分散媒質 、抗生物質、抗菌・かび剤、等張および吸収遅延剤などを包含する。補助的に活 性な成分を、また、使用することができる。 投与のモードは、典型的には、非経口的、すなわち、静脈内、筋肉内、腹腔内ま たは皮下である。経口的投与は、また、可能である。このようなワクチンにおけ る使用量は、使用する抗原の同一性に依存する。本発明の接合体のワクチンへの 適合のために伝統的な担体の接合体とともに使用する確立された投与量の範囲の 調節および操作は、当業者の技量の範囲内である。例えば、PRPおよびCRM からなる既知の担体の接合体の典型的な投与量は、はぼ1〜25μgのペプチド である。本発明のワクチンおよび方法は、また、とくに有用である。なぜなら、 はとんどの乳児は、生まれてすぐ後に、ジフテリアおよび破傷風のワクチンの投 与により既に[プライムド(primed)Jされているからである。 本発明の接合体は、未熟および大人の両者の温血動物、とくにヒトの処置におけ る使用に意図されている。有効な予防を本発明の方法により達成することができ る病気は、この開示を読むと、当業者にとって明らかであろう。また、本発明の 方法8よび接合体の使用は、予防の適用に制限されない:治療の適用も考えられ る。 好ましい実施態様において、接合体は、ジフテリアの毒素のT細胞のエピトープ に接合した、バクテリアの莢膜の抗原、またはその抗原の断片からなる。この組 み合わせは、髄膜炎の処置において有用である。この状態は、最も普通にインフ ルエンザ菌(H,inf Iuenzae)bにより引き起こされれ、6オ以下 のの年令の子供において起こり、この場合の60%は2才以下の年令の子供にお いて起こる。この病気に対する保護は、伝統的ワクチン組成物を使用して18力 月の乳児において達成することは困難であった。しかしながら、本発明の組成物 は、T細胞のレクリートメントのために実質的なレベルの抗体の産生を生成する 。 次の非制限的実施例は、本発明のTJal胞のエピトープの接合体の調製および 有効性を実証する。 アプライド・バイオシステムス(Applied  Biosystems)4 30A型ペプチド合戊装置でメリフィールド(MerifieId)(i963 )の段階的固相アプローチを使用して、合成ペプチドを合成した。すべての合成 ペプチドは、スチレンおよびジビニルベンゼンから成る不溶性コポリマーの樹脂 上でアセンブリングした。これらのペプチドのアセンブリーにおいて使用したす べてのアミノ酸は、t−BOC(t−ブチル10オキシカルボニル)部分により 保護【7たa−アミノ基で供給した。ペプチド鎖はrPAMJ  (フェニルア セタミド)リンカ−を通して樹脂Iこ取り付けた。 固相合成の原理を下に簡単に述べる。個々のバイアル中に乾燥粉末として貯蔵し たt−BOC#i!アミノ酸の1当量を、ジクロロメタン(DCM)で溶解し、 アクチベーター容器に移し、ここでそれを0.5当量のジシクロへキシルカーポ ジイミド(DCC)で活性化して、(α−アミノ保護、t−BOC)アミノ酸対 称無水物を生成し、これをアシル化種として利用する。対称無水物誘導体を濃縮 容器中に移し、その間不溶性副生物、ジシクロヘキシル尿素をメタノール−DC Mで溶解し、そしてアクチベーター容器からフラッシュする。濃縮容器にむいて 、DCMを除去し、モしてN、N−ジメチルホルムアミド(DMF)で置換し、 これは対称無水物と装入したPAM−樹脂上でアセンブリングしたペプチドとの 間のカップリング反応の効率を増加するために使用する。溶媒の除去後、対称無 水物を反応器も添加する。DMF中で対称無水物を供給するまえに、反応器中の ペプチド−樹脂をTFA/DMC混合物でN−(アルファ)−脱保護し、DCM で洗浄し、モしてN、N−ジイソプロピルエチルアミン/DMF溶液で中和する 。対称無水物を反応器に添加した後、カップリング反応を実施し、樹脂結合した ペプチドの脱保護したα−アミノ基にt−BOCアミノ酸の活性化カルボキシル は共有結合する。合成が完結したとき、反応器を排液し、DMCで洗浄し、こう して合成の他のサイクルのためのペプチド−樹脂を調製する。 対称無水物誘導体は、アスパラギン、グルタミンおよびアルギニンを除外するほ とんどのアミノ酸のためのアシル化種として使用した。これらの3つのアミノ酸 はl−ヒドロキシベンゾトリアゾールエステルとしてカップリングした。アミノ 酸の反応性側鎖は、ペプチド鎖の合成の間保護した。使用した保護基は次の通り であった:A3psGluについて0−ベンジル;Ser、Thrについてベン ジル;Cysについて4−メチル−ベンジルHArg、Hisについてトシル; Lysについて2−CI−カーボベンゾイルカルポニル;TyrについてO−( p−ブロモペンシルオキシカルボニル);Trpについてホルミル。各工程にお けるカップリングの完結は、定量的ニンヒドリンのアッセイ [V、K。 サリン(Sarin)  at  at、、19811により監視し、このアッ セイはペプチド−制限酵素上の残留するα−アミノ基を測定した。 典型的には、99.5%より大きいカップリングの効率が達成された。 カップリングの効率が許容されえないとき、合成を異なる残基の「二重カップリ ング」サイクルを使用して反復した。 合成後、各ペプチドをl0m12のの無水液体HFで樹脂から伽々に切断し、こ のHFには1mQのジメチルサルファイド、およびアニソールおよびp−チオク レゾールのl:o、2モル混合物を添加した。これらの切断反応は一8℃におい て50分間実施した。いったん切断されると、樹脂を3〜25mQの部分の無水 ジエチルエーテル残留しうる有機不純物を除去する。最後に、粗製ペプチド材料 を、水中の氷酢酸の希溶液(30ν/v)の3〜10mQの洗浄液で樹脂から抽 出した。抽出液を100m12のセイヨウナシのをのフラスコ中で一緒にし、そ して酢酸/水溶液を回転蒸発により除去した。残留する乾燥した残留物を0.1 %のTFA/H!Oの最小体積にし、150m12の凍結乾燥フラスコに移し、 液体窒素中で急速に凍結し、そして−夜凍結乾燥した。 6.20合成ペプチドの化学的特性決定合成ペプチドの純度を、まず、逆相HP LCにより、好ましくは2つの異なる勾配の条件を使用してアッセイした。HI ’LCのクロマトグラム中で合計面積の95%より大きい面積をもつ単一の均質 なピークとして溶離するペプチドを、それ以上の分析のために直接アミノ酸配列 決定した。 A、HPLC分析。切断した粗製のペプチド材料を、バイダク(Vydac)C a−分析力ラム<4−6mmX250mm)のHPLCにより0%〜60%のア セトニトリルの勾配を使用して30分かけて分析した。勾配が不適切な場合、そ れをそれじ応じて変えて、粗製混合物中のピークの分解を最適にした。また、他 のクロマトグラフィーの因子、例えば、カラムの大きさ、充填材料の充填効率、 粒子大きさ、結合の化学、およびベグチドn合物の溶解特性をHPLCの精製プ ロセスを通じて考慮する。いったん適当な分離のプロトコルが各ペプチドについ て得られたら、これらの実験の条件をバイダク(V y d a c) Ca− 分析力ラム(l 0mmX250mm)を使用して半調製のモードに移して、ミ リグラムルブラムの量の精製された生成物を得I;。引き続いて、精製された材 料を分析実験条件下に再クロマトグラフィーにかけて、生成物の最終の純度を決 定し、許容されうるレベルは95%であった。 B、アミノ酸分析。配列決定の前に、凍結乾燥したペプチドを0.1%のTFA /水中に溶解した。はぼ500ピコモルをポリプレン被覆したガラス繊維の紙上 でスポツティングした後、オン−ラインの120A型PTH−分析装置を装備し たアプライド・バイオシステニス4フフAパルスト液体装ンパク質/ペプチド配 列決定装置を使用して、自動化反復エドマン分解を開始した。各エドマン分解後 、各アミノ酸から形成したフェニルチアゾリノン誘導体を、より安定なフェニル チオヒダントイン(PTH)誘導体に25%のTFAで64℃において20から 処理して転化した。 PTH誘導体を、ブラウンリー(Brown 1ee)C−18カラム(220 mmX2−1mm)の逆相HPLCにより、次の溶媒を使用して分離した:溶媒 A C10当たり)=3モルの酢酸ナトリウム緩衝液を含有する5%のテトラヒ ドロフラン(27,0mNのpH3,8および6.2mff1のpH4,6)お よび溶媒B (14当たり):500ナノモルのオキシダントのスカベンジャー 、N、N’ −ジメチル−N′−フェニルチオ尿素(DMPTLI)を含有する アセトニトリル。クロマトグラフィーのピークの形状およびPTH−ヒスチジン およびPTH−アルギニンの分解を改良するために、0.5mgの12.5%の トリメチルアミンを溶媒AJ二添加した。公称HPLCのパラメーターは次の通 りであった=200μQ/分の流速;254nmにおける検出器の波長;および 55℃のカラムの温度。PTH誘導体の最適な分離は、次の直線の勾配を使用し て達成した212%のB、0分;38%のB、18分;38%のB125分;9 0%のB、25.1分;90%のB、29分。各サイクルのPTHはPTH−ア ミノ酸の混合物(アプライド・バイオシステムス)の標準のクロマトグラムと比 較することによって同定した。 6.3.T細胞の活性化 A、ネズミのT細胞の増殖。完全70インドアジユバント中の乳化した(1 :  l v/v)の最適な投与量の抗原で前以て免疫化したマウスから、鼠径およ び大動脈肩囲のリンパ節を無菌的に収穫した。単一の細胞懸濁液を10%の胎児 ウシ血清を含有するRPMI中で調製した。単一の洗浄後、細胞を血清を含有し ないRPMI中に再懸濁し、そして位相差顕微鏡でトリバンブルー排除により計 数しt;。細胞の数を、2%の正常マウス血清を含有するRPMI中の3X10 @細胞/mαの濃度に調節した。種々の濃度の抗原、ミトゲンまたは他の対照材 料を、血清を含有しないRPMI中で調製し、そして三重反復実験で96ウエル の平らな底の組織培養処理した平板にアリコートCO−1mQ)を取った。広い 範囲の投与量を日常的にすべての抗原について使用した。これらの平板に、Q、 1m12の細胞懸濁液を添加した。こうして、最終細胞濃度は、1%のマウス血 清を含有する培地中で3XlO’細胞/ウエルであった。 細胞の添加後、培養物を加湿した5%のco、のインキュベーター中に37℃に おいて配置した。30間インキュベージBンした後、培養物を18時間1μC4 /ウエルの[”HF −チミジンでパルスし、そして液体シンチレーシ」ンによ る計数のために収穫した。チミジンの組み込みを、反復実験の値の平均−反復実 験の非刺激(バックグラウンド)の値の平均として表す。 B、ヒトT細胞の増殖。血液をボランティアからヘパリン処理しt;管に集め、 次いで血清を含有しない加温した(37℃)RPMIで希釈(1: l)した。 末梢血液の白血球を、希釈した血液(25m!2)を15mQのフィコール(F icoll)ヒストバーク(S I gma)の上に層状にすることによって分 Cした。室温において遠心(1500rpm、5分)vi、フィコール−血液界 面における細胞を吸引し、そして10%の胎児つ/血清を含有するRPMIで洗 浄(3X)した。最後の洗浄後、細胞を血清を含有しないRPMI中に再懸濁し 、そして位相差顕微鏡を使用してトリバンプルーの排除により計数した。細胞数 は、20%のプールしたヒト血清を含有するRPMI中の0.75X]、O’細 胞/mQに調節した。種々の濃度の抗原、ミトゲンまたは他の対照材料を血清を 含有しないRPMI中で調製し、そして三重反復実験において96ウエルの丸底 組織培養処理した平板中にアリコート(0,1m12)で添加した。広い範囲の 投与量をすべての抗原について田常的に使用した。 これらの平板に、0.1mQの細胞懸濁液を添加した。こうして、達成された最 終細胞濃度は10%のヒト血清を含有する培地中で0.75X10“細胞/mQ であった。細胞の添加後、培養物を加湿した5%のCOlのインキュベーター中 に37℃において配置した。6日間インキュベーションした後、培養物を6〜8 時間11tCi/ウエルの[3H] −チミジンでパルスし、そして液体シンチ レーシ2ン4こよる計数のために収穫した。チミジンの組み込みを、反復実験の 値の平均−反復実験の非刺激(バックグラウンド)の値の平均きして表す。 中に溶解し、そして十分な量のリン酸ナトリウム緩衝液(2モル、pH7,0) を添加して最終溶液を0.2モルにする。ナトリウムメタバーイオデート(0, 2XモルのPRP)を、急速に撹拌しながらすべて一度に添加する。この溶液を 4℃に一夜放置する。粗製オリゴ糖をまず3o、ooo分子量のカットオフ膜で 限外濾過して、より大きいオリゴ糖を除去し、モして濾液10.000分子量の カットオフの膜で限外濾過して、より小さい分子量のオリゴ糖を除去してリチン ティト(reten t a t e)を節約する。リチンティトを生理的塩類 溶液中のバイオゲル(Bioge 1)P−100カラムのクロマトグラフィー にかけ、そして分画を、それぞれ、オルシノール(Orcinol)およびバー クージ璽ンソン(plrl<−Johnson)アッセイにより、リボースおよ び還元性基について分析する。典型的には、オリゴ糖は20の平均Dpを有する 。次いで、精製したオリゴ糖を凍結乾燥し、そして−20℃において貯蔵する。 B、Hbo−ペプチド接合体の合成。ペプチどを無水DMSO中に5mg/m4 の濃度で溶解する。次いで、この溶液を2Xモルの量の凍結乾燥したHboに添 加する。反応lごおいて使用したHboの量は合成すべきペプチド接合体の型に 依存してl×〜2×で変化させることができる:二重まt:は−重の末端。反応 混合物を37℃に8いて24時間インギュベーションし、次いで小さい体積のD MSO中に溶解したIOXモル(Hboに基づいて)のホウ水素化ナトリウムを 添加する。この溶液をさらに244時間インキュページタン、次いでDMSOの 体積6二等しい水を添加する。過剰のホウ水素化ナトリウムを少量の酢酸と反応 させ、そして生成物を水または生理的塩類溶液中に溶解する。未反応のペプチド を大きさ排除クロマトグラフィーまたは6〜8,000分子量のカットオフ膜を 使用する透析により除去することができる。ペプチドへのHboの接合はウェス タンプロット分析により評価しt二重6.4.1.、ポリアクリル−ミドゲルの 1笈炊勢ニーPAG旦とPRP−ペプチド接合体を100μgの試料緩衝液(5 %のSDS、0.025%のブロモフェノールブルー、10′□1モルの2−M Eおよび20%のグリセロールを含有する、0.2モルのトリス緩衝液)中に溶 解し、そして100℃において5分間加熱する。はとんどの日常の分析をバイオ −ラド(Bio−Rad)プロティン・ゲル系(カリフォルニア州しドモンド) を使用して実施した。ゲルは1.5mmの厚さであり、そして分離ゲルは15% のアクリルアミド、30:0.8のアクリルアミド対ビスの比、0.375モル のトリス−HCl  pH8,8および0.1%のSDSを含有した。スタッキ ング(stacking)ゲルは4.8%のアクリルアミド、同一の比のアクリ ルアミド対ビス、125ミリモルのトリス−HCl  pH7,0および0.1 %のSDSを含有した。 1−10μgの試料を含有するlO〜15μaを各レーンに適用した。 電気泳動後、ゲルをエタノール:酢酸:水(5: l : 5)中で0.125 %のクーマツシイブルーで少なくとも1時間染色し、次いで色素を含有しない同 一溶媒系中で脱染色した。染色前の分子量標準(ホスホリラーゼb、92.00 0;ウシ血清アルブミン、69,000;オバルプミン、43.000;および 炭酸アンヒドラーゼ30,000)を使用して、相対的分子量のタンパク質の決 定を促進した。染色しない二重反復実験のゲルをウェスタン分析に使用した。 6.4.2.ウェスタンプロット分析 PAGEで分離した試料を、ヘファー・トアンス7オール(Hoeffer   Transphor)装置で0.45ミリアンペアにおいて9o分間25ミリモ ルのトリス−383ミリモルのグリシンpH8,8中の室温において、ニトロセ ルロースの膜上に電気泳動的に移した。いったんタンパク質の移送が完結すると 、ニトロセルロースの膜をプロット(BLOTTO)(リン酸塩緩衝液中の5% の非油脂ドライミルク)中で37℃において1時間ソーキングした。膜を前以て 決定した濃度のPRPまたはCRM lsアに対する抗体で37℃において1時 間プロービングし、そしてプロットで37℃において20分間洗浄した。結合し た抗原をセイヨウワサビペルオキシダーゼ接合ヤギ抗マウス(Kirkegaa dおよびperry、マリイランド州)で、プロット中の1=250希釈で37 ℃において1時間で検出した。プロットをPBSで洗浄(3X)L、そしてメタ ノール中の0.01%の過酸化水素、0.06%の4−クロロ−1−ナフトール (Sigma  ChemicalCo、、 ミゾリー州)を含有するPBSで 室温において展開した。反応はフィルターを蒸留水に移すことによって停止し、 そしてフィルターをプロッティングにより乾燥した。 6.4.2.久区狽 ネズミT細胞のプライミングのために、ジフテリアのトキソイド、CRMまたは CRMペプチドをリン酸塩緩衝化生理的塩類溶液中に溶解し、そして等しい体積 のフロイント完全アジュバント中で乳化した。マウスに最適な濃度の抗原を含有 する0、1m(2の乳濁液を尾の基部に皮下投与した。最大のT細胞の応答は1 週後日常的に観測された。 抗体の応答のために免疫化するために、リン酸塩緩衝化生理的塩類溶液中に懸濁 しf:、2.5μgのPRP−CRM接合体または5μgのPRp−ペプチド接 合体を日常的にマウスに与えた。接合体を、アジュバントを使用しないで、0. 1m12の体積で筋肉内に投与した。引き続く免疫化は、同一の投与量またはル ートを使用して2週の間隔で投与した。 6.4.4.FARRアッセイ PRPに対する抗体を標準化したFarrラジオイムノアッセイにより決定した 。血清、血清の標準およびアッセイの対照の種々の希釈物を胎児ウシ血清中で制 振し、そして25μQのアリコートを、二重反復において、1.5mQのエッペ ンドルフ管に移した。 [3H] −PRP(50μQ)および[”CI)−) レーサーをすべての管に添加した。 試料を撹拌し、そして4℃I:おいて一夜インキュベーシ3ンした。飽和した硫 酸アンモニウム(75μQ)をすべての試料に添加し、次いで試料を撹拌し、そ して4℃において40分間インキユペーシーンした。上澄み液を注意して吸引し 、そして400μgの蒸留水をすべての沈澱に添加した。撹拌後、バイアルの内 容物全体およびバイアルそれ自体を10m12のシンチレーシ璽ン流体を含有す るシンチレーシ覆ンバイアル中に入れた。激しく撹拌した後、バイアルを液体シ ンチレーシコンカウンターで計数した。PRPに結合した抗原の濃度を、既知の 標準と比較して、CPMおよび血清の希釈のプロットから計算した。 6.4.5.ELISAアッセイ CRMに対する抗体を標準のEL I SAアッセイにより決定した。アッセイ を実施するために、96ウエルのポリスチレン平板を37℃において加湿したイ ンキュベーター内で100μa/ウエルのCRM+sy(炭酸化緩衝液、pH9 ,6)で−夜被覆した。ウェルを0.05%のツイーン20を含有するリン酸塩 緩衝化生理的塩類溶液(P B S)で洗浄(3X)L、そして0.1%のゼラ チンを含有する200μQ/ウエルのPBSで室温において455分間ブロッキ ングた。PBS−ツイーンで洗浄(2×)後、希釈剤(0,05%のツイーン2 0および0.1%のゼラチンを含有するPBS)で希釈した100μa/ウエル の血清を添加した。平板を室温において90分間インキュベージ1ンし、次いで PBS−ツイーンで洗浄(3X)した、希釈剤中の二次抗体(100μm2/ウ エルのヤギ−マウスアルカリ性ホスファターゼ接合体のl:1000希釈物)を 添加し、室温において60分間インキユベーシーンし、そしてPBS−ツイーン で洗浄(3X)した。基質(100μQ/ウエルのp−ニトロ7ニニルホスフエ ー)、MgCl□X6H□ot−含有するジェタノールアミンpH9,8)を添 加し、そして室温において60分間インキュベージ■ンし、次いで反応を150 μm2/ウエルの2モルの水酸化ナトリウムの添加により停止した。410nm および690nmにおける光学密度を、Bio−Tek310オートリーダーで 読んだ。 6.4.6.免疫グロブリンのクラスおよびサブクラスの決定PRPに対して特 異的な抗体のクラスおよびサブクラスをEL I SAアッセイにより決定した 。ポリスチレンの96ウエルの平板をPBS中のPRP−チラミンの1/200 0希釈物で被覆した。抗原(100μa/ウエノリを37℃において90分間イ ンキュベーションし、そして室温において60分間200μQ/ウエルの0.1 %のゼラチンを含有するPBSとともにインキュベーションしてブロッキングし た。PBSで洗浄(2X)後、希釈剤(0,05%のツイーン20および0.1 %のゼラチンを含有するPBS)中で希釈した50μaの試験血清を添加し、平 板を2時間室温においてインキュベーションし、次いで0.1%のツイーン20 を含有するPBSで自動的に洗浄した。ウェルに、100pQ/ウエルのヤギま t;はウサギ抗マウス免疫グロブリン(特異的クラスまたはサブクラス)アルカ リ性ホスファターゼ接合体を室温I:おいて2時間添加した。平板を前述のよう に自動的に洗浄した。ウェルに、200μQの基質(p−二トロフェニルホスフ ェート、MgC1,X6H20を含有するジェタノールアミン中のpH9,81 mg/mQ)を添加し、そして室温において60分間インキュベージコンした。 (しかしながら、抗血清接合体の入手可能性に依存して、他の酵素−基質の組み 合わせを使用することができる。)反応を50pQ/ウエルの2モルの水酸化ナ トリウムの添加より停止した。410nm8よび690nmにおける光学密度を 、Bio−Tek310オートリーダーで読んだ。 6.5.破傷風の毒素の断片の 生 破傷風のエキソトキシンを、0.1モルのDTTおよび2%のSDSを含有する 試料緩衝液中で、100℃に5分間加熱し、次いで5DS−PAGEにかけた。 破傷風の毒素のHおよびL鎖を表す、タンパク質の2つの主なバンドをSDSゲ ルから切断し、そして50mmのNH+COs、0.2%のSDSおよび1mm のDTT  pH8,2中で25ボルトで3時間電気溶離することによって抽出 した。電気溶離後、材料を凍結乾燥し、次いでT細胞増殖アッセイ直前に再構成 した。C断片はカルバイオケム(ca I b Iochemsカリフォルニア 州)から商業的に入手した。 ネズミT細胞の誘発にとくに活性であることが発見されたタンパク質断片を、T 細胞のエピトープをさらに定めるために、タンパク質分解消化シタ。0.125 モルのトリス−HCl、0 、05 モ4ノDTT、  0 。 5%のSDSおよび10%のグリセロールから構成された消化系pH7゜0を使 用して、タンパク質断片を、37℃において30分間、67μg/m(lのキモ トリプシン、5μg/mllのプロナーゼ、3μg/m(lのフィチン、0,4 μg/m(lのスブチリシンまたは62.5μg / m Qのプロテアーゼv 8のいずれかとともにインキュページ鯉ンした。この方法において発生したペプ チドを、逆相HPLCによりバイダク(Vydac)C4カラムを使用して分離 することができる。次いで、分離した断片をTeaを刺激する能力について試験 することができる。 潜在的両親媒性領域の突起のためのデリシ(DeLisi)およびベルシフスキ ー(Berzofski)のアルゴリズム(PNAS、82 ニア848.19 85)を、第1の概算としてCRMの一次配列に適用した0分子のコンピュータ ーの分析は、第1図に示すように、タンパク質的に6つの領域を明らかにし、こ れは可能なT細胞のエピトープについての基準を満足する。これらの領域は残基 1−17.112−135.229−256.306−334.357−380 および386−408として同定された。これらの領域の各々は最小7の連続す る残基から構成されており、これらは、タンパク質の一次配列に関して検査する と、アルファらせん構造を形成する。さらに、領域158−173は、また、陰 性の対照材料として選択した。なぜなら、コンピュータープログラムから、アル ファらせん構造を形成することが期待されなかったからである。したがって、こ れらのペプチドはCRM内のT細胞のエピトープを描写するt;めの最初の研究 の焦点であった。 6.6.2.合成ペプチドの分析 それらのアミノ酸配列をもつ合成CRMペプチドは表1に列挙されている。前述 しl;ように、オーバーラッピングするペプチドの異なる組は固相のアプローチ による余分のアミノ酸残基のN末端の末端への付加により発生した。 表1は、まI;、各合成ペプチドについての平均の段階的カップリングの効率を 提供する。すべての場合において、平均の効率は99%を越えた。段階的カップ リングび効率に基づいて、合成の累積理論的収率をまた計算しI;;この理論的 値の収率%は合成の完結時の正しいアミノ酸配列を有するペプチドの収率%を示 す。表1の最後の欄は、逆相HPLC分析により決定した粗製ペプチド混合物の 純度を示す。粗製の合成材料(ペプチド6)の典型的なHPLC分析を、第2A 図に示す。ペプチドは25.8分における主要なピークとして溶離され、そして 合計区域の66%の量であった。この材料の分画を集め、濃縮し、そして第2B 図に描写するようlこ再クロマトグラフィーにかけた。生ずるクロマトグラムは 95%またはそれより大きい純度を示しt;。すべての場合において、95%よ り小さい純度を有する粗製ペプチド材料(表1)は、lまたは2以上の追加のH PLC展開にかけて、最終の均質な生成物を得た。 合成ペプチドの正しい配列は、表1に示すように、直接のアミノ酸配列決定によ り評価した。実施例に例示するように、第3図はTFA処理したガラス繊維のデ ィスク上にスポツティングした0、5ナノモルのHPLC精製したペプチド6か ら、単一の文字の略字で、PTH−誘導体の選択したクロマトグラムを示す。数 字はエドマンサイクルに相当する;ピークaおよびbは、それぞれ、N、N″− ジメチル−N′−フェニルチオメ素8よびN、N’−ジフェニルチオ深索であり 、これらはエドマン反応から生ずる副生物である。PTHのクロマトグラムの各 々は、最大の同定されt;アミノ酸ピークに対して一定の割合で決定した。期待 するように、バックグラウンドの「ノイズ」のレベルはより高いサイクル数に8 いて増加しf−、それにもかかわらず、示しt;サイクルについてのアミノ酸ピ ークの割り当ては既知の配列と一致したく表1)。各サイクルについての「ブレ ビz−(preview)J残基(Kent酢酸エチル、1982)の検査は、 また、欠失ペプチドの不存在を示唆した;こうして、最終生成物の均質性を支持 する。 6.6.3.PRP−ペプチド接合体のウェスタンプロット分析種々のペプチド へのPRPの共有結合のカップリングを、PRPについて特異的な七ツクローナ ル抗体を使用するウェスタンプロット分析により定性的に評価した。第4図に示 すように、検査したすべてのペプチド接合体(P RP、ペプチド357−38 0);PRP、ペプチド306−334 ;およびPRP短い、ペプチド366 −383)は、明白な、分子量の広い連続の範囲から成ることが発見された。あ る材料は積み重なったゲル中に保持される。ペプチド接合体のパターンは、PR P−CRMのそれに非常に類似する。対照的lこ、転移の時ニトロセルロースに 付着することが期待されない、PRP単独は検出することができなかった。した がって、これが示唆するように、検出されたバンドは、ニトロセルロースへ結合 したタンパク質またはペプチドに共有結合でカップリングしたF’RPを表す。 これらの接合体の広いバンドは、種々のオリゴ糖種によるペプチドのグリコジル 化のためでありうる。 6.6.4゜ネズミT細胞についての免疫原性ペプチドCRMの予測した領域が 、事実、Tm胞の増殖の応答を誘発することができるかどうかを実験的に評価す る!こめに、これらのペプチドに対するDTプライムドリンパ節細胞の応答を検 査した。表2に示すように、DT−免疫マウスから得られたリンパ節細胞は、期 待するように、DTおよびCRMに対して特異的に応答したが、TTに対して応 答しなかった。さらに、これらの細胞は、また、推定上のTwi胞のエピトープ の1つ、詳しくは領域357−380による生体外対抗に対して実質的な応答を 発生した。領域306−334および386−408に対する限界の応答は、ま た、観測された。領域158−173、陰性の対照のペプチド、まt;は無関係 のR5Vペプチドに対する応答は認められなかった。 さらに、細胞は両者のT細胞のミトゲンに対して適当に応答した。 表2 DT           64.055±4.572     10CRM            51.258±1.262    100CRM(100 CR274±2850 CRM(112−135)         0        5CRM(1 58−173)         47±6      100CRM(229 100CR833±113     100CRM(306100CR1、10 0±1971CRM(357−380)       12.232±231      100CRM(386100CR2,478±33      1Co n^         59,092±2.344     1LPS            60.529±5.135    100バツクグラウンド(C PMとして)  1.319第269“ マウスをフロイント完全アジュバント 中で乳化した50μgのDTの最適な濃度で免疫化した。 1 培養物を広い範囲(0,05〜100μg / mα)のタンパク質または ペプチドで対抗した。最大の観測された応答のみを示す。 Con  AおよびB細胞ミトゲン、リポ多糖(L P S)。したがって、コ ンピューター分析により同定された6つの潜在的T細胞エピトープのうち、領域 357−380のみが使用したネズミのモデルにおいてT細胞の応答を刺激する ことができた。 別のカップリングの化学の可能性を検査するために、CRMT細胞エピトープ3 66−383の修飾した類似体を調製した。修飾は、スペーサー要素を使用しで あるいは使用しないで、ペプチドのN末端へのりジンまt;はシスティンの付加 を包含した。次いで、ネズミT細胞を刺激する類似体の能力を、非修飾ペプチド のそれと比較した。 Tm胞刺激のアッセイの結果を表3に示す。この研究において、CRMペプチド 366−383の類似体は、366−383それ自体と比較して、DTまたはC RM+*tプライムドT細胞を刺激する能力の大部分を保持したことが示された 。こうして、T細胞エピトープに、T細胞活性を刺激するその能力を障害しない で、有意の変化を行うことができる。 実証するように、これらの修飾は、改良されたカップリングの目的(示した例は より効率よいカップリングのために6−アミノ基を提供する)、異なるカップリ ングの技術へのアクセスを提供する目的(示した例はシスティン残基を提供する )、あるいは反応性を改良するため(示さず)であることができる。これらの修 飾は、B細胞エピトープの広い範囲の接合を可能とすることによって、ペプチド の実用性を拡張する。 表3 T細胞の認識へのCRMペプチド366−383の修飾の効果DT               81.825     31.348CRM              63.348     88.009TT                804        0CRMペプチド 157−173           1.935      1.14735 7−383           23.047     16,009366 −383           43.263     22.722369− 383           40.489      28.198修飾CR Mペプチド L−(366−383)         35,202     26.70 5LG−(366−383)         33.354     22. 852CG−(366−383)         46.241     2 6.337R5Vペプチド          1.726        0 ミトゲン Con A             42.017      34.117 LPS              57.143      40.520パ ツクグラウンド 培地(cpmとして)        1,537      1.2106. 6.6.ヒトT細胞についての免疫原性ペプチドのプロフィル推定上のTNi胞 エピトープに対するネズミT細胞の応答を検査することに加えて、ペプチドの応 答のプロフィルまたは焼入かのヒトのボランティアからの末梢血液の白血球を検 査した。個体を不規則に選択し、そしてアッセイの前に故意に免疫化しなかった 。したがって、DTに対する応答は、個体の歴史の結果としておよびそれらの独 特の遺伝子組成に基づいて変化することが期待された。4つの個体のうちの2つ はDTまたはCRMに対して非常に低い応答を生成し、そしてまた、いずれのペ プチドに対しても応答せず(データは示されていない)、ペプチドはミトゲン、 非抗原特異的活性を欠くことが実証された。表4に示すように、残りの個体はD t、CRMI;よびTTI:対して実質的に応答し、モして01Mペプチドの各 々による生体外対抗に対する応答を変化する程度で生成した。両者の個体におけ る一定した陽性の応答は、ペプチド306−334.357−383および38 6−408で認められた。フィトヘマグルチニン(PHA)、ヒトT細胞ミトゲ ンに対する陽性の応答は、また、認められた。 CRMのコンピューター投影した両極性領域に対するヒト末梢血液白血球の応答 群         [3H]−チミジン組み込み、IcPM±SDとしてDT          244,776±2,889(10)     88.59 5±8.635 (10)CRM         186,076±21,2 08(5)    100,938±12.805 (5)TT                    38,9+7±6,911  (5)         143.955±13.502(20j ペプチド CRM(1−17)           18.329±403   (to o)         6,932±278    (toj CRM(112−135)       10,990±1,895(100)         8.505±214    (10)CRIJ(158−17 3)         1,324±83    (100)          5,346±2,052   (T) CRM(229−256)        6,803±1,753  (50 )        6.111±379    (10)CRM(306−33 4)    7.974±1,194(100)    18.023±733   (10)CRM(357−380)       10,351±1,07 7(100)       13,004±881    (100)CRM( 386−408)    14,160±653  (100)    23, 337±3.531  (10)R5Vペプチド      0     (5 )     5.201±1.079  (5)ミトゲン PHA 、               161.956±9,267    (5)       37,881±3.293    (T) パックグラウンド 2.024±79        L694土1,778( 廿M上りr、>、、−一、、、  −、、、−一、、−−−−、−、−−一、  、、−−−−−−−、−一−、−−、−° 培養物はタンパク質またはペプチド の広い範囲(0,05〜100μg/mQ)で対抗しI;。最大の観測された応 答のみを示す。 6.6.7.抗ペプチドT細胞の応等 CRMの領域357−380は子細胞エピトープとしてDt−プライムドT細胞 により認識されることが実証されたので、ペプチドそれ自体が有効なミトゲンで あるか否かを決定することは不必要であった。したがって、SJLマウスを10 0μgのCRM (357−380)または50μgのDTまたはCRMで免疫 化した。追加の群のマウスに、別のペプチドとして100μgのCRM (30 6−334)を与えて、応答の特異性を実証した。表5に示すように、DTで免 疫化したマウスからの子細胞はDT、CRMおよびペプチドCRM (357− 380)に対して期待するように応答した。反応性の同様なパターンはCRMで 免疫化したマウスからの細胞を使用して観測されたが、CRMおよびペプチドに 対する応答は実質的により高かった。興味あることには、CRM (357−3 80)プライムド細胞は、CRMによる対抗に対して特異的に応答し、ならびに CRMタンパク質と交差反応した。対照的に、CRM(357−380)プライ ムド細胞は、検査したタンパク質のいずれによる生体外対抗に対する有意の応答 を生成せず、そして免疫化ペプチド306−334それ自体による対抗に対して 弱くのみ応答性であった。 しかしながら、細胞のすべては、事実、ConAおよびLPSの両者に対して適 当に応答した。明らかなように、領域357−380は自然タンパク質でプライ ミングされた細胞により認識されるのでCRMの子細胞決定基であるばかりでな く、かつまた自然タンパク質を認識することができる抗ペプチドT細胞を誘発す ることができる。 SJLマウスにおいてペプチドまたはタンパク質のプライミング後の子細胞の応 答 [3H1−チミジン組み込み、ΔCPIJ±SDとして生体外対抗 プライミング抗原 培地       1,048±236   570±13   1,333± 671   2.058±306タンパク質 DT       51.136±4.844   0    1.857±4 86  38.166±3.701CRM       48,033±2.9 90   0    11.460±924  144.401±12,688 TT          O00434±72ペプチド CRM(306−334)     0    1,051±183    0        0CRM(357−380)   5.206±697     0    25.140±2.582 17.856±35CRM(158−1 73)       386±66          0              0          1.3R5±387 RSVペプチド     0      0      0      0ミト ゲン Con A      66.315t5,491 69.851±2.786  69.762±1.255 49.371±3,564LPS              70,018±2.034  53,236±1.633  55 .989±3.133  66.17V±1.888 “ マウスは、70インド完全アジユバント中で乳化した、50μgのタンパク 質、DTまたはCRM、あるいは100μgのペプチド、CRM (306−3 37)またはCRM (357−380)で免疫化した。 1 培養物はタンパク質またはペプチドの広い範囲(0,05〜1100p/m R)で対抗した。最大の観測された応答のみを示す。 6.6.8.子細胞の境界の細分 子細胞の応答を引き出すために必要な領域357−380内の最小配列を定める ために、N末端が変化する1組のペプチドを合成した。さらに、完全な子細胞エ ピトープはこの組のペプチド内に存在することを確証するために、C末端を活性 ペプチド357−380の境界を4残基越えた残基384において確立した。し たがって、次のペプチドを調製し、そして子細胞の活性についてアッセイした: 357−383.382−383.366−383.372−383および37 3−383゜表6に示すように、DTまたはCRMでプライミングしたマウスは 同様にペプチド357−380またはペプチド357−383に対して応答した が、357−383に対する応答はわずかにより高かった。より短いペプチド3 62−383はDTプライムドT細胞の刺激において同等であったが、CRMプ ライムドT細胞の刺激においてより長いペプチドより有効であった。興味あるこ とには、4つの残基を除去すると、ペプチド366−383は′r細胞の認識に ついて劇的な効果を有した。両者のDTおよびCRMプライムドT細胞では、大 きく増加した応答がこのペプチドによる生体外対抗の時観測された。ペプチド3 72−383および373−383で示すように、追加の残基を除去すると、D TおよびCRMプライムド細胞の両者における子細胞の応答は減少した。さらに 、細胞の両者の群はDT、CRMおよびミトゲンに対して適当に応答した。 この領域内のエピトープをさらに定めるために、2組のペプチドを合成した。ペ プチドの1組は残基383で固定したC末端をもつl系列のペプチドから成って いたが、N末端は残基357から残基373へ段階的に変化しI;。第2組のペ プチドは残基366においてN末端を維持したが、C末端は残基375から38 3に段階的に変化した。両者の組のペプチドはT細胞の増殖によりアッセイした 。 3つの個々の実験を実施して、同様な結果が得られた。代表的な実験は表7に表 されている。N末端のマツピングにおいて、匹敵するT細胞の活性は、両者のD TおよびCRMプライムド群において内包的ペプチドのサブセット357−38 3〜370−383で見られた。N末端残基371,372または373の欠失 は、T細胞の活性を顕著に減少させた。この観察が強く示唆するように、T細胞 エビドーグのN末端の境界は残基369または370である。C末端を解明する 試みにおいて、結果は最大のT細胞の活性はペプチド366−383で得られる ことを示した。C末端残基のいずれの欠失もT細胞の活性を減少した。この発見 が示唆するように、エピトープのC末端は残基383またはそれを越えたところ に存在する。これらの残基によりマツピングするとさ、T細胞エピトープはCR M r *アの369 (370)−383に局在化される。 表6 CRMの領域357−383内のペプチドのネステッド(nested)組に対 するタンパク質−プライムドSJLマウスのT細胞の応答[”H]−チミジン組 み込み、ΔCPM±SDとして(投与量、μg/d) 生体外対抗 プライミング:    DT          CRMタンパク質 DT           46.701±1.439 (10)  34,0 27±3.659  (to)CRM           99,933±2 .581(200)  177.440±4,278 (100)PRP−CR M                  54.644±885   (100 )   126.700±10.402(20O) TT              O(200)    405±31     (5)ペプチド CRM(357−380)               2.885±89      (50)    10.401±622    (Q00) CRM(357−383)               6.637土202     (50)    13.411±451     i50) CRMC362−383>               6.222±1.4 32(0,1)    19.673±249     (P0) C12M(366−383)            32.154±1.61 5(200)    36,732±580     (5O) CRM(372−383)        3 、996±931   (5)   10.661±707  (200)CRM(373−383)                   876土66      (5)     8.6 37±1.644  @(50) CRM(306−334)         674±8   (0,1)    4.838±547   (5)CRM(1513−173)          421±9   (100)   5.007±1,016 (200)R SVペプチド          0    (100)   4.557+3 14   (5)ミトゲン Con A           41.989±3,206  (1)  4 8.819±3.323  (1)LPS            61.27 7±4.477 (50)  59.705±1,207  (50)パックグ ラウンド    1.661±419  −   696±57CCPMとして ) 1 マウスは、70インド完全アジユバント中で乳化した、最適な濃度の50μ gのDTまたはCRMで免疫化しt;。 ゝ 培養物を広い範囲(0,1〜200μg/mQ)のタンパク質またはペプチ ドで対抗した。最大の観測された応答のみを示す。 素ヱ ジフテリアトキソイドまたはCRM−プライムドからのリンパ節細胞を使用する CRMの領域357−383内のTmFI!J決定基のN末端およびC末端の境 界のマツピング [”H]−チミジン組み込み、ΔCPIJ4SDとして生体外対抗 DT−プライムド CRM−プライムド対照として使用したタンパク質 ジフテリアトキソイド       109,534    51.632CR M                97.002    159.663破傷 風の青票              0     1.347N末端のマツピ ングのために使用したCRMペプチド:CRM(357−383)              43.577     41.641CRM(362−383)              35.785     46.637CRM(36 6−383)             57,081     44.403 CRM(367−383)             55.624      48.589CRM(368−383)             50,54 3     63.718CRM(369−383)              54.354     61.941CRM(370−383)              73.461     64.320CRM(371−383)              30.980     47.411CRM(37 2−383)             ] 7.460     24.34 3CRM(373−383)             4.178      2.598表7 続き C末端のマツピングのt;めに使用したCRMペプチド:CRM(36δ−38 1)−Gly         43,429     39.983cRM( 366−379)−G ly         31.265     36  、370CRM(366−377)−Gly         15,073      20.023CRM(366−375)−Gly           6,333      6.326対照として使用したCRMペプチド= CRM(158−173)             590       7 33CRM(306−334)            3.435       1.151対照として使用した無関係のペプチド:RSV                    0      1,409ミトゲン CON A               32.952      45,7 71LPS                65.765      67. 100バツクグラウンド(CPMとして)     2.501      2 .0076.7.ペプチド接合により誘発された抗PRPおよび抗CRMの応C RM内にT細胞認識の決定基が予備的に局在化されると、輪郭を描写されt;領 域がPRPについて有効な担体分子として働くか否かを決定することは必要であ った。さらに、担体タンパク質へのタンパク質、DTlへの予備暴露がPRP接 合体の認識を変更するかどうかを決定することは、また、興味あることである。 したがって、マウスを70インド化した。1週後、動物の群をPRP接合体で免 疫化した。!2接合体の免疫化は、2週の間隔後、投与した。これらの動物にお いて誘発されたPRPに対する抗体の応答は、表8に描写されている。DTまt ;は生理的塩類溶液で前置て処置された、それらの動物の両者のPRP−CRM および、有意に、PRP−(357−380)の免疫化後、PRPに対する予備 的(第21日に示された)を検出した。調製に対する抗体がこれらの群の両者に おいて明らかであったので、DTへの予備暴露は抗体の応答の発生基=明らかに 影響を及ぼさなかった。むしろ、PRP−(357−380)は、それ自体、大 きさがPRP−CRMにより誘発される応答に非常に類似する一次の応答を誘発 するために十分であった。PRPに対する二次応答は、また、PRP−CRMお よびPRP−(357−380)の免疫化後、検出された。これらの結果が明瞭 に示すように、PRPおよび合成ペプチドから構成された接合体ワクチンはPR Pに対する抗体を誘発することができる。 表8 ジフテリアトキソイドプライムドマウスにおけるPRP−CRM接合体ワクチン またはPRP−CRMペプチド接合体に対する抗体の応答免疫化の日 PRPに 対する抗体(μg/IIIa)、日1DTPRP−CRM       PRP −CRM       <0.10   2,94   8.40   8.7 2   4.58DT  PRP−(357−383)PPP−(357−38 3)<0.10   3.29   1.39   6.49   8.43D T  PRP−(306−334)  PPP−(306−334)  <0. 10   <0.10   5.95   <0.10 @ <0.10 DT  PPP−(229−256)PPP−(229−256)  <0.1 0   <0.10   <0.10   <0.10  @<0.10 DTPRP−RSV        PRP−RSV        <0.1 0   <0.10   <0.10   <0.10  @<0.10 TTPRP−CRM        PRP−CRM        <0.1 0   0.43   5.02   4.05   1.O3 TT PRP−(357−383) PPP−(357−383) <0.10   <0.10 2.08 2.87 3.45TT  P11?P−(306 −334)PPP−(306−334)  <0.10   <0.10    <0.10   <0.10@  <0.10 TT  PRP−(229−256)PPP−(229−256)  <0.1 0   <0.10   0.16   <0.10   モO.10 TT  PRP−RSV        PRP−1?sV        < 0.10   (0,10<0.10   <0.10  @<0.11 05APRP−CRPRP−CRM     O,243,8511,469, 3210,77SA PRP−(357−383) PPP−(357−383 ) <0.10 2.32 3.89 3.85 4.17SA  PRP−( 306−334)PPP−(306−334)<0.10   <0.10    <0.10   <0.10   <O.10 SA  PRP−(229−256)PPP−(229−256)  <0.1 0   <0.10   0.31   0.21   0D29 SAPRP−RSV        PRP−RSV        <0.1 0<0.10   0.22   0.22   0.28“ マウスは、フロ イント完全アジュバント中で乳化しI;、最適な濃度の50μgのDTで免疫化 し、引き統いて週1および週3において生理的塩類溶液中のペプチド(5μg) またはタンパク質(2,5μg)接合体ワクチンで対抗した。 ゝ DTで免疫化後、7.2L 32,42および49日において個々のマウス から血清を集めた。次いで、所定の領域内の血清試料を放射能イムノアッセイの ためにプールした。 PRPに対する二次応答を、また、PRP−(306−334)で免疫化後、観 測した。この領域はコンピューター分析によりT細胞エピトープを含有すること が投影されたことを思い起こすと、なお、ジフテリアトキソイドまたはCRM、 、、でブライミングした動物から得られたT細胞を刺激する最小の能力が実証さ れた。さらに、このペプチドは抗ペプチド応答のためのプライミングにおいて有 効ではなかった。互換的に、第5図に示すように、PRP−(306−334) で免疫化後の応答はトキソイド、DTへの予備暴露した動物において誘発された 。集合的に、CRMペプチド306−334はPPPのための担体分子として有 用であることが実証された。標準の増殖のアッセイはこの領域がT細胞エピトー プであることを説得的に示さなかったが、完全なタンパク質への暴露前の陽性の 影響を示すこれらの実験は、この領域が事実T細胞のエピトープであることを支 持する。 また、ペプチドの接合体が全体のCRMタンパク質と交差反応する抗体を誘発す るかどうかを決定することは重要である。したがって。これらの血清は、また、 抗CRM抗体についてEL I SAによりスクリーニングした。表9に示すよ うに、CRMに対する結合活性は、PRP−CRMで免疫化したか、あるいはD Tで予備処置した動物においてのみ検出された。ペプチド接合体のいずれも、T Tまたは生理的塩類溶液で予備処置した群に注射したとき、CRMに対する抗体 を誘発しなかった。 PRP−CRMの接種について上に概説した手順に従い、マウスをまた種々の型 の特異的肺炎の多糖類およびCRMの接合体で免疫化した。 これらの接種の結果を表10に示す。再び、これらのデータが示すように、バク テリアのT細胞エピトープを含有するB細胞決定基は、接種した被検体において 免疫応答を効果的に誘発することができる。 ワクチンとしてのPRP−ペプチド接合体の実用性の独立の確証は、誘発された 機能的分析により得られた。T細胞の刺激に必要な最小配列の密接に近似するこ とが期待されるCRMペプチド369−383への還元的アミン化により、PR Pをカップリングした。PRP−ペプチドまたはPRP−CRMを、アジュバン トを使用しないで、使用してOおよび2週にSJLマウスを免疫化した。血清を 表11に示すように集め、そして2つのインフルエンザ菌(H,inf 1ue nzae)菌株、Eaganまたは臨床的分離物Hst54のいずれかに対する 生体外バクテリア活性についてアッセイした。力価の4倍の上昇は、免疫学的に 意味があると考えられれる。 表11に示すように、PRP−CRMまたはPRP−ペプチドで免疫化した後、 誘発される抗体は第0週と第2週との間の力価の4倍の上昇から明らかなように 、両者の菌株に対して有意な活性を有した。さらに、PRP−ペプチドおよびP RP−CRMで免疫化した動物の間で達成されたピークの差は、有意に異ならな かった。ペプチド接合体により誘発された抗体は、自然タンパク質で免疫化後得 られたものに機能的に等しい。 ジフテリアトキンイドプライムドマウスにおけるPRP−CRM接合体ワクチン またはPRP−CRMペプチドに接合体対する抗体の応答免疫化の日 血清希釈 の逆数としてのPPPに対する抗体(μg/rnの、日ゝDT PRP−CRM     PRP−C12M     200  >51.200  >51.2 00  >51.200  >51.Q00 DTPI?P−(357−383) PPP−(357−383)  400   >51.200  >51.200  >51.200 @>5L200 +:+rpRp−(3oa−a3;5)pRP−(3oa−334)200   >51.200  >51.200  >51.200  рT1.200 DT PRP−(229−256) PPP−(229−256) 1.600   >51,200  >51.200  >51.200@ >51,200 DTPRP−R5V    PRP−R5V     800  >51,20 0  >51.200  >51.200  >5L200TTPRP−CRM     PRP−CRM     <20 25.600  >51.200   >51.200 25,600TT  PRP−(357−383)PRP− (357−383)     20       <20       <20       @<20       <20 TT PRP−(306−334) PPP−(306−334)  <20     <20    <20    <20    <20TT  PRP−( 229−256)PPP−(229−256)    <20       < 20       <20      @<20       <20 TTPRP−R3V        PRP−R5V          <2 0       <20       <20      @<20        <20 SAPRP−(J?M    FRF(J2M     100 25.600   )51.200  >51.200  >51.200SA  PRP−( 357−383)PPP−(357−383)     20       < 20       <20      @(20<20 sApRp−(306−334)pRp−(306−334)  <20    20   40   20   20SA  PRP−C229−256ン P l?P−(229−256)    <20       <20        <20    @  <20       <20 SAPRP−R5V        PRP−R5V          <2 0       <20       20       モQ0        <20 ° マウスは、70インド完全アジユバント中で乳化した、最適な濃度の50日 gのDTで免疫化し、引き続いて週1および週3において生理的塩類溶液中のペ プチド(5μg)またはタンパク質(2,5μg)接合体ワクチンで対抗した。 ゝ DTで免疫化後、7.21.32.42および49日において個々のマウス から血清を集めた。次いで、所定の領域内の血清試料をELISAのためにプー ルした。 嚢上旦 合成ペプチド担体分子上の投与した型特異的肺炎多糖類に対する抗体の応答 疫化       次の週における型特異的抗体、μg/mQオリゴ糖  担体   アジュバント  0  2 4 6型14   ペプチド         <0.10 0.19 2.67  NAペプチド   +    <0.10  0.41 3.74  NACRM            <0.10 0 .39 0.55  NAAlO2ペプチド         <(LIO<0 .10 0.20  NAペプチド    +     <0.10  <0. 10 0.73  NACRM                         <0.10   <0.10   NA      NACRM r *  rまにはCRMペプチド357−383にカップリングした型持異的肺炎オリゴ 糖で、マウスを免疫化した。接合体は第0週および第2週に、アジュバントとし て100μgの四重を使用しであるいは使用しないで、接合体を投与した。抗体 の値を標準のファル(F a r r)アッセ1により決定した。 表11 PRP−ペプチドまたはPRP−CRM接合体による免疫化により誘発された抗 体のバクテリア活性 免疫原      免疫化後火の週におけるバクテリア活性Eaganに対する 活性 PRP−CRM                   (1151/20     1/20PRP−CRM(369−383)       <115  1 /10   ]/1083t54に対する活性 PRP−CRM            115  1/80  1/10PP P−CRM(369−383)           <115   1/40     1/106.8.修飾されたペプチド類似体を包含する接合体により誘 発されCRMのT細胞エピトープ366−383の修飾された類似体はネズミT 細胞増殖を刺激することが決定されると、このような類似体は有効な担体分子と して機能することができるかどうかを決定することが必要テアった。PRPはC −アミノ基を経るCRMペプチドのリジン類似体への還元的アミン化によりカッ プリングした。接合後、種々の投与量のPRP−[Lysl−CRM(366− 383)を使用して、アジュバントを使用しないでSJLマウスを免疫化しt; 。動物を第0週および第4週に促進した。血清を表12に示す間隔で集め、モし てPRPに対する抗体の特異性についてアッセイしt;。 表12に示すように、種々の投与量の特異性のペプチド接合体PRP−[Lys l−CRM(366−383)は、lpg/mQの濃度を越えるPRPに対して 特異性の抗体を誘発した。したがって、この研究はCRMペプチド366−38 3のリジン類似体が担体分子として実用性を有することを実証する。 表12 SJLマウスにおいてCRM担体ペプチド366−383へのN末端リジンの付 加を検査する最初の研究 次の免疫化後の週におけるPPPに対する抗体(μg/mQ)免疫原           投与量  0  2  4  6PPP−[Lys]−CRM(36 6−383)      10      <0.10   <0.10    <0.10   <0.P0 5      <0.10   0.16   0.77   2.432.5   0.28 0,31 0,34 1.101.0  <0.10 0.20  1.71 1.850.5    <0.10   0.10   0.98    1.300.1    <0.10   0.75   2.22    2−64PRP                          2.5     <[110<0.10   <0.10   0.34PRP−CRM                       2.5    <0.10    1.06   2.37   9.606.9.破傷風の毒素のエピトープ 破傷風の毒素HSLおよびCの断片を、ネズミT細胞の増殖を刺激するそれらの 能力について試験した。すべての3つの断片は実質的なT細胞の活性を誘発した が、表13に示すように、C断片は明らかによりすぐれていた。刺激活性は、ま た、ヒト末梢血液の単核細胞のアッセイにおいて観測された。表14に示すよう に、主要なTm胞活性はこの個体における破傷風の毒素の重鎮に関連した。 断片Cは、ネズミT細胞の増殖の刺激において非常に活性であることが発見され 、プロナーゼ、フィシン、スブチリシンまたはV8によるタンパク質分解消化に 付した。破傷風の毒素の断片Cの粗製酵素消化物の5DS−PAGEは、上に列 挙する4つの酵素で消化後、検出可能な完全な断片Cを示さなかった。次いで、 消化物をネズミTm胞を刺激する能力について試験した。プロテアーゼ消化混合 物のうちの3つ(プロナーゼ、スブチリシンおよびV8)は、表15に示すよう に実質的なT細胞活性を保持しt;。表15に記載されているデータは、プロナ ーゼまt;は■8プロテアーゼ消化のいずれもT細胞エピトープのマツピングに おいてとくに有用であるペプチド断片を生ずることを示唆する。 V8の消化により発生した断片内の潜在的Tm#lエピトープをさらに定めるた めに、これらの断片は逆相HPLCにより分離した。5つの断片を集め、モして 5DS−PAGEにより分析した。5つの分画のうちの4つは主要なペプチドを 含有することが発見され、そしてすべてをネズミT細胞の増殖のアッセイにおい て試験した。表16に示すように、分画3.4および5は有意なT細胞の応答を 誘発した。分画3はIOKの分子量を有する主要なバンドを含有し、そして分画 4および5は、それぞれ、はぼ22におよび17の主要なバンドを含有する。 ■8消化断片をさらに分析するために、分画l〜5は5DS−PAGEにより分 離し、インモビロン(immobilon)(Millipore)に移し、そ して直接配列決定した。2つの断片の部分的配列、分画4からの22にのバンド および分画Sからの17にのバンドが決定され、そして破傷風の毒素の既知の配 列と比較した〔エイセル(E i 5el)ee  at、、EMBOジャーナ ル(J、)5 : 2495−2502.1986]。5DS−PAGEからの 分子量および配列決定のデータに基づいて、22にの断片は破傷風の毒素の残基 1128−1309に相当し、そして17にの断片は残基974−1116から のものであることが結論された。 C断片内でT細胞エビドーグをより密接に局在化するために、オーバーラッピン グする合成ペプチドを使用する方法を使用した。この方法は、長さが19〜20 残基でありモして7残基がオーバーラツプする37のペプチドを合成して、C断 片の全体の一次配列を検査することを要求した。プロテアーゼ消化の研究はT細 胞活性が17におよび22にの断片に潜在的に関連することを示唆したので、最 初の努力はこれらの2つの領域のほとんどの効力に集中されt;。表17に示す ように、残基97で始まりそして領域974−1116の一部分にまたがるオー バーラッピング合成ペプチドをT細胞の活性について検査した。検査したものの うちで、C断片内に入る破傷風の毒素のペプチド961−980および1021 −1040は、破傷風の毒素プライムドネズミリンパ球による有意のT細胞増殖 の応答を引き出した。こうして、破傷風の毒素の断片Cの2つの潜在的T細胞エ ビドーグはこれらの技術の適用により局在化されt二。 表13 破傷風の毒素の断片に対する破傷風トキソイドプライムドSJLマウスのT細胞 の応答 3H]の組み込み(CPM) 対抗             試験#l      試験#2ジフテリア              oOC断片              22.180       44.328Hg                18,629       29.870L鎖             26.655       12.543Con A             23.354       40.588LPS              39,946       42.578バツクグラウンド 培地(cpmとして)           655       1.011 12表14 破傷風トキソイドおよび破傷風の毒素の断片に対するヒト増殖の応答抗原[’H ]−チミジンの組み込み  投与量ΔCPM         μgl頂QCo n A              14.539PHA                17.110PHA÷緩衝液の対照        25,621L P5               5,053破傷風の毒素           90.271        10重鎮             78. 830        1軽鎖              64,290         100C断片              41.306          50ジフテリアトキソイド       7.973         100衆よ】 破傷風の毒素のC断片の酵素の消化−子細胞の増殖の研究*酵素 投与量C’g /mρ)’  E”HJ−チミジンの組み込みΔCPMプロナーゼ  1     45,254  27.681  702    0フイシン    0.1     4.357   4,179 2.243   332スビチリシ7  1    45,254  19,884  702    0vs        O,521,90330,2648,1870* ΔCPMとしての対照の 応答(最大における応答):TT102.730 (5);C断片12CIS  126 (100);Can  A31.343 (+)8.1:びLPs39 .750 (50)、 バックブラウントノ応答は1.334cpmであった。 1 酵素消化における断片Cの投与量。「なし」は、最大の応答が消化において 得られた投与量における、断片C単独に対する応答を呼ぶ。 表16 断片Cおよび断片Cのペグチドへの破傷風のトキソイドープライムドT細胞の増 殖の応答 最大 CPM±SD(投与量μg/m4)培地                    945土234CA 1.0μg/m(137,758±687LPS  50.0μg/mQ61.390±2.662破傷風のトキソイド           149.578±10.581ジフテリアのトキソイド           879土26C断片                  140,0 25±10.156プロテア一ゼ断片1           1,270±8 プロテア一ゼ断片2           1,828±240グロテア一ゼ断 片3           5.15計372グロテア一ゼ断片4            14 、772±1.308グロテア一ゼ断片5           23,065±1.181表17 破傷風の断片Cの選択した領域からなるオ ーバーラッピング合成ペプチドへの破傷風のトキソイドープライムドリンパ節細 胞のT細胞の応答 生体外対抗    [3H]−チミジンの組み込み(ΔCPM)  投与量(μ g/mQ)タンパク質 破傷風トキソイド       242.421         5破傷風断 片C296,801100 ジフテリアトキソイド      3.892         1破傷風の毒 素のペプチド 961−980            32.276        100 973−992            10.457        100 997−1016            6.347        100 985−1004            3.600        501 009−1028           5.130        1001 021−1040          100.332        501 273−1292           11.230        50ミ トゲン Can A               44.077           1LPS                86.740         5 0パツクグラウンド 培地(cpmとして)         3,6397.0.非炭水化物ハプテ ン接合体に対する抗体の応答呼吸系のシンンチウムのウィルス(R5V)タンパ ク質Fを、CRMのT細胞エピトープ369−383または完全な自然タンパク 質にカップリングした。SJLマウスを、明嚢と混合しI;ペプチド369−3 83の5μg重量当量で、第0週および第2週に免疫化した。血清を集めた。第 6図に示すように、R5VのFタンパク質に対する抗体は、全CRMまたはCR Mペプチド369−383のいずれかにカップリングしたR5V (283−3 15)のB細胞エピトープで免疫化後、誘発された。この実験において、炭水化 物以外の材料のための担体分子として働<CRMペプチド369−383の実用 性が実証される。この場合において、特定の実施例はウィルスのタンパク質のB 細胞エピトープを表すペプチドである。 らせん両極性領域についての CRMタンパク質の分析 LFFEIKS oooo*★★ *この分析は■と記す位置においてGを使用して本来実施した:この位置におけ るEは分析を変化させない。 時間(分) 時間(分) 時間(分) 時間(分) 時間(分) 時間(分) 担体への存在する免疫性の効果 ペプチドの接合体の免疫化後の週の数 吸収 0 0  o  0 0  )−11−11−123、リジンまたはシスティン の残基はグリシン残基を通してアミノ補正書の写しく翻訳文)提出書 (特許法 第184条の8)平成2年7月31日 特許庁長官 植 松   敏 殿 1、特許出願の表示 PCT/US89100388 2、発明の名称 接合体ワクチンの担体分子としてのT細胞のエピトープ3、特許出願人 住 所 アメリカ合衆国ニューヨーク州146230チェスター・スィート30 0・コーポレートウッズ30〆名 称 プラクシス・バイオロジクス・インコー ホレーテッド4、代理人 〒107 電話 585−2256 5、補正書の提出年月日 1990年1月12日 6、添付書類の目録 (1)  補正書の写しく翻訳文)         1通7、補正の説明 補正書翻訳文Ml〜2頁は請求の範囲第23〜34項の差し替えであります。 補正書翻訳文第3〜4頁は請求の範囲第66〜76項の差し替えであります。 補正書翻訳文第5頁は請求の範囲第105〜107項の差し替えであります。 載の接合体。 末端またはカルボキシ末端に結合されている、上記第22項記載のオリゴペプチ ド。 24、バクテリアの少なくとも1つのT細胞のエピトープに相当するオリゴペプ チドに結合した抗原からなる免疫原性接合体。 25、抗原およびエピトープは共有結合している、上記第24項記載の接合体。 26、産生物はバクテリアの毒素、CRMまたはトキソイドである、上記第24 項記載の接合体。 27、バクテリアの産生物はジフテリア、破傷風または百日咳の毒素、CRMま たはトキソイドである、上記第26項記載の接合体。 28、ジフテリアの毒素はCRM + * yである、上記第24項記載の接合 体。 29、エビドーグはCRM + *アのペプチド357−383、抗原の断片、 その相同体または類似体のアミノ酸配列を有する、上記第28項記載の接合体。 30、エビドーグはCRM + * yのペプチド366−383、抗原の断片 、その相同体または類似体のアミノ酸配列を有する、上記第28項記載の接合体 。 31、エピトープはCRM+srのペプチド369−383、抗原の断片、その 相同体または類似体のアミノ酸配列を有する、上記第28項記載の接合体。 32、エピトープはCRM l* 7のペプチド306−334、抗原の断片、 その相同体または類似体のアミノ酸配列を有する、上記第28項記33、トキソ イドは破傷風のトキソイドである、上記第24項記載の接合体。 34、エピトープは破傷風の毒素のペプチド961−980、抗原の断片、その 相同体または類似体のアミノ酸配列を有する、上記第33項記載の接合体。 66、ポリマーは肺炎連鎖球菌(S、pneumon 1ae)の血清型l、4 .5.6A、6B、9V% 14.18C,19Fまたハ23 Fである、上記 第65項記載の接合体。 67、T細胞のエピトープに結合したポリリポシルリビトルホスフェートからな る免疫原性接合体。 68、T細胞のエピトープはCRM r * yのペプチド369−383のア ミノ酸配列を有する、上記第67項記載の免疫原性接合体。 69、製剤学的に許容されうるベヒクル中のバクテリアの産生物の少なくとも1 つのT細胞のエピトープに相当するオリゴペプチドに結合した少なくとも1つの 抗原からなる免疫原性接合体からなるワクチン組成物。 70、さらに、アジュバントを含有する、上記第69項記載のワクチン組成物。 7■、バクテリアの産生物はバクテリアの毒素、CRMまたはトキソイドである 、上記第69項記載のワクチン組成物。 72、バクテリアの産生物はCRM、、、である、上記第69項記載のワクチン 組成物。 73、エビドーグはCRM+szのペプチド369−383、抗原の断片、その 相同体または類似体のアミノ酸を有する、上記第79項記載のワクチン組成物。 74、バクテリアの産生物は破傷風の毒素である、上記第71項記載のワクチン 組成物。 75、エピトープは破傷風の毒素のペプチド961−980または1021−1 040のアミノ酸配列を有する、上記第74項記載のワタチン組成物。 76、製剤学的に許容されうるベヒクル中の少なくとも1つのT細胞のエビドー グに相当するオリゴペプチドに結合したサツカリドからなる免疫原性接合体から なるワクチン組成物。 105、ウィルスは呼吸系のンンシチウムのウィルス(RS V)であり、そし てウィルスの抗原はR5VのFタンパク質である、上記第103項記載の方法。 106、ウィルスの抗原はFタンパク質のペプチド283−315である、上記 第105項記載の方法。 +07、異なる分子のB細胞のエピトープに相当するオリゴペプチドに接合した T細胞のエピトープからなる免疫原性接合体。 補正音の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の8)平成2年7月31日 特許庁長官 植 松   敏 殿 1、特許出願の表示 PCT/US 89100388 2、発明の名称 接合体ワクチンの担体分子としてのT細胞のエピトープ3、特許出願人 名 称 プラクシス・バイオロジクス・インコーホレーテッド4、代理人 〒1 07 電話 585−2256 5、補正音の提出年月日 1990年3月14日 6、添付書類の目録 (1)  補正音の写しく翻訳文)         1通7、補正の説明 補正書翻訳文第1〜2頁は請求の範囲第1−1を項の差し替え請求の範囲 l、バクテリアの産生物のT細胞のオリゴペプチド。 2、産生物はバクテリアの毒素、CRMまたはトキソイドである、上記第1項記 載のオリゴペプチド。 3、産生物はジフテリア、破傷風または百日咳の毒素、CRMまたはトキソイド である、上記第2項記載のオリゴペプチド。 4、ジフテリアの毒素はCRM ls rである、上記第3項記載のオリゴペプ チド。 5、CRMl*tのペプチド357−383、抗原の断片、その相同体または類 似体のアミノ酸配列を有する、上記第4項記載のオリゴペプチド。 6、CRM II 7のペプチド366−383、抗原の断片、その相同体また は類似体のアミノ酸配列を有する、上記第5項記載のオリゴペプチド。 7、CRM ls yのペプチド369−383、抗原の断片、その相同体また は類似体のアミノ酸配列を有する、上記第4項記載のオリゴペプチド。 8、CRM+srのペプチド306−334、抗原の断片、その相同体または類 似体のアミノ酸配列を有する、上記第4項記載のオリゴペプチド。 9、毒素、CRMまたはトキソイドは破傷風の毒素またはトキソイドである、上 記第3項記載のオリゴペプチド。 10、破傷風の毒素のペプチド961−980、抗原の断片、その相同体または 類似体のアミノ酸配列を有する、上記第9項記載のオリゴペプチド。 IL破傷風の毒素のペプチド1021−1040、抗原の断片、その相同体また は類似体のアミノ酸配列を有する、上記第9項記載のオリゴペプチド。 国際調査報告 PCT/US 89100388 いIIIIIIJII@11111 、、*工、ニー   2PCT/US   89100388 −齢−−幻崗―噌胸 3 PCT/US 8910038B lPldmM−^・−tca−肯+is4国際調査報告 p−岬町1防【−一嘗「倒C1−1−庸一判−1哩神伽−噛−dぜ一贈喝は一一 一―軒−−−軸一一搦l龍−一け−6゜Therr−C111be+yanme *++ni++a4ia+mE−1r1−蓼−−1−1−Ps+e++*Orr m、EΩPf11e■{3111611? Tbe fzepew Pm+smOmen wwawwyl+dk1w−pn ls+v−wellI?mF−1w呻−e1mar+*a+奄■=B

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、バクテリアの産生物の分離したT細胞のエピトープ。 2、産生物はバクテリアの毒素、CRMまたはトキソイドである、上記第1項記 載のエピトープ。 3、産生物はジフテリア、破傷風または百日咳の毒素、CRMまたはトキソイド である、上記第2項記載のエピトープ。 4、ジフテリアの毒素はCRM197である、上記第3項記載のエピトープ。 5、CRM197のペプチド357−383、抗原の断片、その相同体または類 似体のアミノ酸配列を有する、上記第4項記載のエピトープ。 6、CRM197のペプチド366−383、抗原の断片、その相同体または類 似体のアミノ酸配列を有する、上記第5項記載のエピトープ。 7、CRM197のペプチド369−383、抗原の断片、その相同体または類 似体のアミノ酸配列を有する、上記第4項記載のエピトープ。 8、CRM197のペプチド306−334、抗原の断片、その相同体または類 似体のアミノ酸配列を有する、上記第4項記載のエピトープ。 9、毒素、CRMまたはトキソイドは破傷風の毒素またはトキソイドである、上 記第3項記載のエピトープ。 10、破傷風の毒素のペプチド961−980、抗原の断片、その相同体または 類似体のアミノ酸配列を有する、上記第9項記載のエピトープ。 11、破傷風の毒素のペプチド1021−1040、抗原の断片、その相同体ま たは類似体のアミノ酸配列を有する、上記第9項記載のエピトープ。 12、アミノ酸配列QVVHNSYNRPAYSPGを有するオリゴペプチド。 13、リジンまたはシステインの残基はアミノ末端、カルボキシ末端、または両 者に結合している、上記第12項記載のオリゴペプチド。 14、リジンまたはシステインの残基はグリシン残基を通してアミノ末端または カルボキシ末端に結合されている、上記第13項記載のオリゴペプチド。 15、アミノ酸配列NLFQVVHNSYNPAYSPG、AYNFVE(また はG)SIINLFQVVHNSYNRPAYSPGまたはILPGIGSVM GIADGAVHHNTEEIVAQSIAを有するオリゴペプチド。 16、リジンまたはシステインの残基はアミノ末端、カルボキシ末端、または両 者に結合している、上記第15項記載のオリゴペプチド。 17、リジンまたはシステインの残基はグリシン残基を通してアミノ末端または カルボキシ末端に結合されている、上記第16項記載のオリゴペプチド。 18、アミノ酸配列VSASHLEQYGTNEYSIISSMを有するオリゴ ペプチド。 19、リジンまたはシステインの残基はアミノ末端、カルボキシ末端、または両 者に結合している、上記第18項記載のオリゴペプチド。 20、リジンまたはシステインの残基はグリシン残基を通してアミノ末端または カルボキシ末端に結合されている、上記第19項記載のオリゴペプチド。 21、アミノ酸配列DKFNAYLANKWVFITITNDRを有するオリゴ ペプチド。 22、リジンまたはシステインの残基はアミノ末端、カルボキシ末端、または両 者に結合している、上記第21項記載のオリゴペプチド。 23、リジンまたはシステインの残基はグリシン残基を通してアミノ末端または カルボキシ末端に結合されている、上記第22項記載のオリゴペプチド。 24、バクテリアの少なくとも1つのT細胞のエピトープに結合した抗原からな る免疫原性接合体。 25、抗原およびエピトープは共有結合している、上記第24項記載の接合体。 26、産生物はバクテリアの毒素、CRMまたはトキソイドである、上記第24 項記載の接合体。 27、バクテリアの産生物はジフテリア、破傷風または百日咳の毒素、CRMま たはトキソイドである、上記第26項記載の接合体。 28、ジフテリアの毒素はCRM197である、上記第24項記載の接合体。 29、エピトープはCRM197のペプチド357−383、抗原の断片、その 相同体または類似体のアミノ酸配列を有する、上記第28項記載の接合体。 30、エピトープはCRM197のペプチド366−383、抗原の断片、その 相同体または類似体のアミノ酸配列を有する、上記第28項記載の接合体。 31、エピトープはCRM197のペプチド369−383、抗原の断片、その 相同体または類似体のアミノ酸配列を有する、上記第28項記載の接合体。 32、エピトープはCRM197のペプチド306−334、抗原の断片、その 相同体または類似体のアミノ酸配列を有する、上記第28項記載の接合体。 33、トキソイドは破傷風のトキソイドである、上記第24項記載の接合体。 34、エピトープは破傷風の毒素のペプチド961−980、抗原の断片、その 相同体または類似体のアミノ酸配列を有する、上記第33項記載の接合体。 35、エピトープは破傷風の毒素のペプチド1021−1040、抗原の断片、 その相同体または類似体のアミノ酸配列を有する、上記第33項記載の接合体。 36、抗原は微生物の抗原、ウイルスの抗原、寄生体の抗原、腫瘍の抗原、アレ ルゲン、および自己免疫に関係する抗原から成る群より選択される、上記第24 項記載の接合体。 37、抗原は莢膜のポリマー、オリゴマーまたはその断片である、上記第36項 記載の接合体。 38、抗原はバクテリアである、上記第37項記載の接合体。 39、ポリマーまたはオリゴマーは、インフルエンザ菌(Haemophilu s influenzae)、肺炎連鎖球菌(Streptococcus p neumoniae)、髄膜炎菌(Neisseria meningitid is)または肺炎連鎖球菌(Streptococcus pneumonia e)から誘導される、上記第38項記載の接合体。 40、ポリマーはインフルエンザ菌(H、influenzae)のポリリボシ ルリビトルホスフェートである、上記第39項記載の接合体。 41、ポリマーは肺炎連鎖球菌(Streptococcus pneumon iae)から誘導される、上記第39項記載の接合体。 42、ポリマーは肺炎連鎖球菌(S.pneumoniae)の血清型1、4、 5、6A、6B、9V、14、18C、19Fまたは23Fである、上記第41 項記載の接合体。 43、抗原はバクテリアの外膜タンパク質である、上記第36項記載の接合体。 44、抗原はインフルエンザ菌(Haemophilus influenza e)、髄膜炎菌(Neisseria meningitidis)、カタル球 菌(Branhamella catarrhalis)、淋菌(Neisse ria gonorrhaeae)または大腸菌(Escherichia c oli)のバクテリアの外膜タンパク質である、上記第43項記載の接合体。 45、抗原はバクテリアの表面タンパク質である、上記第36項記載の接合体。 46、バクテリアの表面タンパク質は化膿連鎖球菌(Streptococcu s pyogenes)のMタンパク質である、上記第45項記載の接合体。 47、抗原はバクテリアの表面または細胞壁のサッカリドである、上記第36項 記載の接合体。 48、抗原はグラム陰性バクテリアのリボ多糖である、上記第47項記載の接合 体。 49、抗原はウイルスの抗原である、上記第36項記載の免疫原性接合体。 50、抗原は呼吸系のシンシチウムのウイルスのFまたはGタンパク質である、 上記第49項記載の免疫原性接合体。 51、抗原は呼吸系のシンシチウムのウイルスのタンパク質Fのペプチド283 −315である、上記第50項記載の免疫原性接合体。 52、アミノ酸配列QVVHNSYNRPAYSPGを有するオリゴペプチドに 結合した抗原からなる免疫原性接合体。 53、抗原はオリゴペプチドの末端に結合したリジンまたはシステインの残基を 通してオリゴペプチドに結合している、上記第52項記載の免疫原性接合体。 54、リジンまたはシステインの残基はグリシン残基を通してオリゴペプチドの 末端に結合している、上記第53項記載の免疫原性接台体。 55、アミノ酸配列NLFQVVHNSYNRPAYSPG、AYNFVE(ま たはG)SIINLFQVVHNSYNRPAYSPGまたはILPGIGSV MGIADGAVHHNTEEIVAQSIAを有するオリゴペプチドに結合し た抗原からなる免疫原性接合体。 56、抗原はオリゴペプチドの末端に結合したリジンまたはシステインの残基を 通してオリゴペプチドに結合している、上記第55項記載の免疫原性接合体。 57、リジンまたはシステインの残基はグリシン残基を通してオリゴペプチドの 末端に結合している、上記第56項記載の免疫原性接合体。 58、アミノ酸配列VSASHLEQYGTNEYSIISSMまたはDKFN AYLANKWVFITITNDRを有するオリゴペプチドに結合した抗原から なる免疫原性接合体。 59、抗原はオリゴペプチドの末端に結合したリジンまたはシステインの残基を 通してオリゴペプチドに結合している、上記第58項記載の免疫原性接合体。 60、リジンまたはシステインの残基はグリシン残基を通してオリゴペプチドの 末端に結合している、上記第59項記載の免疫原性接合体。 61、少なくとも1つのT細胞のエピトープに相当するオリゴペプチドに結合し た、莢膜のポリマー、オリゴマーまたはその断片からなる免疫原性接合体。 62、莢膜のポリマー、オリゴマーまたはその断片はバクテリアのものである、 上記第61項記載の接合体。 63、ポリマーまたはオリゴマーは、インフルエンザ菌(Haemophilu s influenzae)、肺炎連鎖球菌(Streptococcus p neumoniae)、髄膜炎菌(Neisseria meningitid is)または肺炎連鎖球菌(Streptococcus pneumonia e)から誘導される、上記第62項記載の接合体。 64、ポリマーはインフルエンザ菌(H.influenzae)のポリリボシ ルリビトルホスフェートである、上記第63項記載の接合体。 65、ポリマーは肺炎連鎖球菌(Streptococcus pneumon iae)から誘導される、上記第63項記載の接合体。 66、ポリマーは肺炎連鎖球菌(S.pneumoniae)の血清型1、4、 5、6A、6B、9V、14、18C、19Fまたは23Fである、上記第65 項記載の接合体。 67、T細胞のエピトープに結合したポリリボシルリビトルホスフェートからな る免疫原性接合体。 68、T細胞のエピトープはCRM197のペプチド369−383のアミノ酸 配列を有する、上記第67項記載の免疫原性接合体。 69、製剤学的に許容されうるベヒクル中のバクテリアの産生物の少なくとも1 つのT細胞のエピトープに結合した少なくとも1つの抗原からなる免疫原性接合 体からなるワクチン組成物。 70、さらに、アジユバントを含有する、上記第69項記載のワクチン組成物。 71、バクテリアの産生物はバクテリアの毒素、CRMまたはトキソイドである 、上記第69項記載のワクチン組成物。 72、バクテリアの産生物はCRM197である、上記第69項記載のワクチン 組成物。 73、エピトープはCRM197のペプチド369−383、抗原の断片、その 相同体または類似体のアミノ酸を有する、上記第79項記載のワクチン組成物。 74、バクテリアの産生物は破傷風の毒素である、上記第71項記載のワクチン 組成物。 75、エピトープは破傷風の毒素のペプチド961−980または1021−1 040のアミノ酸配列を有する、上記第74項記載のワクチン組成物。 76、製剤学的に許容されうるベヒクル中の少なくとも1つのT細胞のエピトー プに結合したサッカリドからなる免疫原性接合体からなるワクチン組成物。 77、さらに、アジュバントを含有する、上記第76項記載のワクチン組成物。 78、サッカリドの抗原はインフルエンザ菌(H.influenzae)のポ リリボシルリビトルホスフェートである、上記第76項記載のワクチン組成物。 79、バクテリアの産生物の少なくとも1つのT細胞のエピトープに結合した少 なくとも1つの抗原からなる免疫原性接合体からなるワクチン組成物の有効量を 哺乳動物の宿主に投与することからなる、抗原に対する免疫応答を誘発する方法 。 80、抗原は、微生物の感染、ウイルスの感染、アレルギー、自己免疫または癌 から成る群より選択される状態の予防または処置するために投与される、上記第 79項記載の方法。 81、宿主はヒトである、上記第79項記載の方法。 82、バクテリアの産生物はバクテリアの毒素、CRMまたはトキソイドである 、上記第79項記載の方法。 83、バクテリアの産生物はジフテリア、破傷風または百日咳の毒素、CRMま たはトキソイドである、上記第82項記載の方法。 84、ジフテリアの毒素はCRM197である、上記第83項記載の方法。 85、エピトープはCRM197のペプチド369−383、366−383ま たは3576−383、抗原の断片、その相同体または類似体である、上記第8 3項記載の方法。 86、エピトープはCRM197のペプチド306−334、抗原の断片、その 相同体または類似体である、上記第83項記載の方法。 87、エピトープは破傷風の毒素のペプチド961−980、抗原の断片、その 相同体または類似体のアミノ酸配列を有する、上記第84項記載の方法。 88、エピトープは破傷風の毒素のペプチド1021−1040、抗原の断片、 その相同体または類似体のアミノ酸配列を有する、上記第84項記載の方法。 89、製剤学的に許容されうるベヒクル中のバクテリアの産生物の少なくとも1 つのT細胞のエピトープに接合した微生物の抗原またはそのエピトープからなる 免疫原性接合体の有効量からなワクチン組成物を、哺乳動物の宿主に投与するこ とからなる、微生物の感染を予防または処置する方法。 90、ワクチン組成物は、さらに、アジュバントを含有する、上記第89項記載 の方法。 91、抗原はバクテリアの莢膜のポリマー、オリゴマーまたはその断片である、 上記第89項記載の方法。 92、ポリマーまたはオリゴマーはインフルエンザ菌(Haemophilus  influenzae)、肺炎連鎖球菌(Streptococcus pn eumoniae)、髄膜炎菌(Neisseria meningitidi s)またはチフス菌(Salmonella typhi)から誘導される、上 記第91項記載の方法。 93、ポリマーはインフルエンザ菌(H.influenzae)のポリリボシ ルリビトルホスフェートである、上記第92項記載の方法。 94、ポリマーまたはオリゴマーは肺炎連鎖球菌(Streptococcus  pneumoniae)から誘導される、上記第92項記載の方法。 95、ポリマーは肺炎連鎖球菌(S.pneumoniae)の血清型1、4、 5、6A、6B、9V、14、18C、19Fまたは23Fである、上記第94 項記載の方法。 96、抗原はバクテリアの外膜タンパク質である、上記第89項記載の方法。 97、外膜タンパク質はインフルエンザ菌(H.influenzae)、髄膜 炎菌(Neisseria meningitidis)、カタル球菌(Bra nhamella catarrhalis)、淋菌(Neisseria g onorrhaeae)または大腸菌(Escherichia coli)か ら誘導される、上記第96項記載の方法。 98、感染は髄膜炎、中耳炎または血流の感染である、上記第89項記載の方法 。 99、製剤学的に許容されうるベヒクル中の少なくとも1つのT細胞のエピトー プに結合したサッカリド抗原からなる接合体の有効量を哺乳動物の宿主に投与す ることからなる、感染性有機体のサッカリドの抗原に対する免疫応答を誘発する 方法。 100、ワクチン組成物は、さらに、アジュバントからなる、上記第99項記載 の方法。 101、サッカリドの抗原はインフルエンザ菌(H.influenzae)の ポリリボシルリビトルホスフェートである、上記第99項記載の方法。 102、T細胞のエビトープはジフテリアの毒素のCRM197から誘導される 、上記第99項記載の方法。 103、製剤学的に許容されうるベヒクル中の少なくとも1つのT細胞のエピト ープに結合したウイルスの抗原またはそのエピトープからなる接合体の有効量を 哺乳動物の宿主に投与することからなる、ウイルスに対する免疫応答を誘発する 方法。 104、ワクチンの組成物は、さらに、アジュバントからなる、上記第103項 記載の方法。 105、ウイルスは呼吸系のシンシチウムのウイルス(RSV)であり、そして ウイルスの抗原はRSVのFタンパク質である、上記第103項記載の方法。 106、ウイルスの抗原はFタンパク質のペプチド283−315である、上記 第105項記載の方法。 107、異なる分子のB細胞のエピトープに接合したT細胞のエピトープからな る免疫原性接合体。
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