JPH03502624A - 電気スイッチ、特に自動車用ステアリングコラムスイッチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 電気スイッチ、特に自動車用ステアリングコラムスイッチ本発明は、請求の範囲 の請求項１の前提部分の特徴を含む電気スイッチに基づく。本発明は特に自動車 用のステアリングコラムスイッチに関する。

電気スイッチにおいて、スイッチング部材のスイッチング位置は、特にこのスイ ッチング部材が２つ以上のスイッチング位置を有する場合に、はとんどスイッチ カムおよび前記スイッチカム上にあるロックカムによって決定される。通常スイ ッチカムはハウジングに固定され、一方ロツクカムはスイッチング部材のレシー バにおいて案内され、弾性的にスイッチ部材上に支持される。このようなロック システムのために雑音のないスイッチングおよび遊びのないスイッチング部材の スイッチング位置を実現することは困難であり、雑音は直ぐにスイッチハウジン グに伝達され、遊びがなければスイッチング部材中のロックカムは案内されない 。

したがって、弾性手段の力に対してハウジング中に回動可能に設けられたロック レバ−によるロックシステムは時には使用される。スイッチカムまたはロックカ ムはロックレバ−上にあり、それと対向する部分はスイッチング部材上に固定的 に形成されている。ロックレバ−は、遊びなしにハウジング中にかなりの程度ま で位置されることができる。これは特に、固定セクションにロックレバ−の回動 可能なセクションを接続しているフィルムヒンジを含み、ロックレバ−の回動軸 を形成する場合に達成されることができる。ロックシステムに関して、上記の種 類のロックレバ−により小さい雑音をよる伴゛うスイッチングが可能である。

ＤＥ−ＰＳ３２１１６７２号明細書には、スイッチカムがスイッチング部材上に あり、ロックカムがロックレバ−上にある電気スイッチが記載されている。電気 スイッチのこの実施例において、スイッチカムの区域中のスイッチング部材に対 して多数の空間がスイッチングハウジングに必要とされることは欠点であり、そ の空間は常に与えられるとは限らない。

スイッチカムがロックレバ−上にあり、ロックカムがスイッチング部材上にある 請求の範囲の請求項１の前提部分の特徴を含む電気スイッチはＤＥ−ＯＳ３８０ ３８２０に示されている。この明細書によるスイッチに関して、ロックレバ−の 後部のある点はハウジングに固定されたり−フばね上に支持されている。このよ うな電気スイッチに関して、スイッチング部材上の小さい空間だけがロックカム のために必要とされる。

しかしながら、ロックシステムのスイッチング特性は特に暖かさの影響下で変化 することが経験から認められている。さらに、異なるスイッチング位置間におい て異なるスイッチングモーメントが得られることは明らかである。

本発明の目的はロックシステムに関して、請求の範囲の請求項１の前提部分の特 徴を含む電気スイッチを改善することである。

本発明によると、この目的は請求の範囲の請求項１の前提部分の特徴を含み、さ らに弾性手段がスイッチング部材のスイッチングの際にロックカムと共にロック レバ−に沿って移動されることができる電気スイッチによって達成される。した がって、この種の電気スイッチに関してスイッチングの際にロックカムおよび弾 性手段の両者がロックレバ−に関して移動され、異なるスイッチング位置間のス イッチングモーメントは容易に相互適応される。

本発明による電気スイッチの有効な発展形態は請求の範囲の請求項２乃至１４か ら得ることができる。

請求の範囲の請求項２による弾性手段はロックレバ−の回動軸からロックカムの 距離と少なくともほぼ同じ距離でロックレバ−上に作用するならば、特に有効で ある。したがって、“　異なるスイッチング位置において異なるレバー長はスイ ッチングモーメントに全く影響しないことが達成される。ロックレバ−はロック カムが圧力を与える点で支持されているため、ロックカムはロックレバ−が暖か さの影響下でもその形状を保持し、ロックシステムのスイッチング特性が同じで あるようにロックレバ−をそれ以上湾曲しない。

スイッチング部材をスイッチングした際に弾性手段がスイッチング部材と共に移 動されるように弾性手段がスイッチング部材上に保持されている実施例が好まし い。したがって、スイッチングのたびに移動されるスイッチング部材は弾性手段 を移動するために使用される。

弾性手段は一方でロックレバ−上に作用し、他方ではスイッチング部材上に支持 されていることが有効である。弾性手段はロックカムに対してロックレバ−を押 付けて、最終的にスイッチング部材の両側で支持されるため、それ以上スイッチ ング部材の支持点上に圧力を与えない。請求の範囲の請求項６にしたがって、ス イッチカムがスイッチング部材の支持点から離れるロックレバ−の−側にある場 合、スイッチング部材がロックカムによってロックレバ−を把持する場合、並び に弾性手段がスイッチング部材の支持点に対向するロックレバ−側に配置される 場合、それは好ましい。したがって、弾性手段は非常に小さい空間を得るように 配置される。

請求の範囲の請求項８にしたがって、弾性手段によって一方のスイッチング位置 から他方に与えられる力を変化しないために、弾性手段がロックレバ−上に作用 する点は、少なくとも２つの隣接したスイッチング位置間でスイッチング部材を 回動したときに円上を移動し、その円の中心は２つのスイッチング位置における スイッチング部材の回転軸上にある。

ロックレバ−はまたスイッチング部材を回動したときに回動されることから、円 の中心は回動運動中にスイッチング部材の回転軸に関して移動される。ロックレ バ−は弾性手段のための円筒形の接触区域を含んでいることが好ましい。２つの スイッチング位置において、この円筒形の接触区域の軸はスイッチング部材の回 転軸と同一である。

弾性手段はスイッチング部材の底部ボア中にあるらせん状のばねによって形成さ れていることが有効である。

本発明による電気スイッチの２つの実施例は図面に示されている。これらの図面 によって本発明をさらに説明する。

第１図はロックレバ−がスイッチング部材上に固定されたリーフばね上に支持さ れる第１の実施例である。

第２図は、ロックレバ−とスイッチング部材の支持点との間のスイッチジグ部材 中に配置されたらせん状の圧力ばね上にロックレバ−が支持されている第２の実 施例である。

第３図は第２図の矢印Ａの方向から見た図である。

図面に示されたスイッチは、スイッチング部材１１が第１図および第２図による 図平面においてスイッチングレバー１８によって回動されるように支持ピン１２ を介して設けられるハウジング１０を含む。第２図および第３図による実施例の ようにスイッチングレバー１３はスイッチング部材１１と一体に形成されること ができる。しかしながら、第１図の実施例におけるようにそれは垂直方向に支持 ピン１２の軸１４を通る軸１５を中心にしてスイッチング部材に関して回動され ることができる第２の素子でも′可能である。このために第１図による実施例に 関してスイッチングレバー１３は２つの支持ピン１６によってスイッチング部材 １１の２つの支持レシーバ１７中に位置される。

軸１４に関して、示されたスイッチのスイッチング部材１１は４つのロック位置 、すなわちスイッチング部材が外力の影響下でのみ切替えられる４つの安定した スイッチング位置を占有することができる。４つのスイッチング位置は、４つの とがった凹部２１を含むスイッチカム２０およびスイッチング部材１１と一体に 形成されたロックカム２２によって決定され、ロックカム２２は各スイッチング 位置において凹部２１の１つの凹部２１の１つと結合し、スイッチングの際に各 凹部２１中に次々に入り、一方スイッチカム２０に沿って移動する。スイッチカ ム２０は実質的に３つのセクションから成るロックレバ−２３上にある。ロック レバ−の第１のセクション２４はハウジング１０のレシーバ２５に固定的に埋設 されている。第２のセクション２６はスイッチカム２０を具備し、第３のセクシ ョンと考えられるフィルムヒンジ２７を介して固定された第１のセクション２４ と接続されている。したがって、フィルムヒンジ２７によりセクション２６は固 定セクション２４に関して回動されることができる。さらに正確にはロックレバ −２３はそのセクション２６がスイッチング部材１１の軸１４に垂直な平面で回 動されることができるように配置されている。

第１図による実施例に関して、ロックレバ−２３の回動可能なセクション２Ｂは リーフばね３５によってスイッチング部材１１のロックカム２２に対して押付け られ、第２図および第３図による実施例に関してそれはらせんばね３６によって 押付けられる。

第１図および第２図においてロックカム２２はスイッチカム２０の凹部２１に見 ることができる。従って、スイッチング部材１１およびスイッチングレバー１３ は軸１４に関して安定したスイッチング位置を占有する。スイッチングの際にロ ックカム２２はスイッチカム２０に沿って移動し、それによって２つの凹部２１ の間の頂点を越えるまでばね３５または３６の力に対してロックレバ−を押付け る。次にロックカム２２はばね３５または３６の力のために自動的に次の凹部２ １に入り、それによってスイッチング部材１１を導く。

第１図および第２図において示されるように、実施例のばね３５または３６はス イッチカム２ｏと反対側のロックレバ−２３の後部３７上にあり、ロックカム２ ２に対向する。したがって、ロックカム２２およびばね３５または３６が作用す る点はフィルムヒンジ２７、よってロックレバ−２３の回動軸から等距離にある 。

したがって、フィルムヒンジ２７および固定セクション２４は力を受けない。ロ ックカム２２とばね３５または３６との間の各割当ては、ばね３５または３Ｂが スイッチング部材１１上に配置されて保持されており、スイッチングの際にロッ クレバ−２３の後部３７に沿ってロックカム２２と共に移動されるため、スイッ チング部材１１をスイッチングしたときでも変化されない。

スイッチング部材１１の異なるスイッチング位置において、ロックレバ−２３は 常にハウジング１０において同じ位置を占有する。ロックレバ−２３の後部３７ は、ばね３５または３６がその上で案内されるセクションにおける円筒形区域に よって形成される。スイッチング部材１１の異なるスイッチング位置において、 前記円筒形区域の軸はロックレバ−２３によって占有される位置におけるスイッ チング部材１１の回転軸１４と同一である。

したがって、ばね３５または３Ｂはスイッチング部材１１の各スイッチング位置 において同程度に引張られる。

第１図による実施例に関して、スイッチカム２０はスイッチング部材１１の回動 軸１４に面しているロックレバ−２３の側面上にある。ロックカム２２は回転軸 １４から離される。スイッチング部材１１は、ロックレバ−２３を越えて延在し 、ロックレバ−２３によって貫通された凹部３９を備えたスタッド３８を有する 。

回転軸１４から見た場合、リーフばね３５の一方の端部はロックレバ−２３を越 えた位置でスタッド３８中に挿入されている。す−フばね３５は、それがロック レバ−２３の後部３７上に位置する点までロックレバ−２３に沿って固定点から 延在する。

第２図および第３図による実施例に関して、スイッチカム２０はスイッチング部 材１１の回転軸１４から離れるロックレバ−２３の側上にある。スイッチング部 材１１はロックレバ−２３のための凹部３９を備えたスタッド３８を有している が、しかしながらこのスタッドは回転軸１４の方向を向いたロックカム２２を支 持する。支持ビン■２と四部３９との間の区域において、凹部３９に向かって、 したがってロックレバ−２３の後部３７に向かって開いた底部ボア４０はスイッ チング部材１１中に形成される。この底部ボアにはらせんばね３６がある。した がって、このらせんばねは、第１図による実施例に関するリーフばね３５と反対 に、スイッチング部材１１の支持点に面するロックレバ−２３の側に配置されて いる。らせんばね３６は底部ボア４０の底部に支持され、ロックレバ−２３の後 部３７に対して中間部材としてピン４１を押込む。らせんばね３６がクロスして 配置された２つのリブ４２まで挿入されビン４１は底部ボア４０中を可動的に縦 方向に案内されることができ、ロックレバ−２３の後部３７と同様に湾曲された その底部４３は延在的にロックレバ−２３の後部３７上に位置する。底部ボア４ ０の縦方向は、らせんばね３６が回転軸１４に対して放射状の平面中に存在し、 特に回転軸１４に対して放射方向に延在するようにスイッチング部材１１の軸１ ４に沿って走る。第２図において明らかにされるように、このような構造はかな り狭いスイッチング部材を構成することを可能にする。

リーフばねもまたスイッチング部材１１の回転軸１４に対して、かなりの程度ま で放射状である平面中に位置するように配置されることができる。これは、例え ばリーフばねがかなりの程度まで第１図による図平面に対して垂直方向に延在す る場合である。

２つの実施例のばね３５および３６の一方の端部はロックレバ−２３および間接 的にはロックカム２２上にあり、したがってスイッチング部材１１上に位置する 。他方の端部は直接スイッチング部材１１上に支持されている。したがって、ば ね３５および３Ｂは、ハウジングＩＯ中のスイッチング部材１１の支持ビン１２ および対応したレシーバを押付けないように１つの素子内すなわちスイッチング 部材１１内においてのみ効果的である。したがって、ロックレバ−を押付ける弾 性手段のこの種の支持は、ロックカムがロックレバ−上にあり、スイッチカムが スイッチング部材上にある場合非常に有効である。

さらに第１図に関して、第２図および第３図による実施例は、スイッチング部材 の支持点に関してロックレバ−上の外側に位置するスイッチカムのために、スイ ッチング部材の同じ回動角度を想定すると、スイッチカムを形成するために使用 されることができる方法はスイッチカムが内部に位置した場合よりも大きいため 有効である。したがって、少なくともスイッチカムは少なくともその頂点におい てもっと離して図示されることができ、さらに正確に調節されることができる。

他方において、ロック点の距離に関して外部に位置するスイッチカムが内部に位 置するスイッチカムとして形成された場国際調査報告

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. （１）ハウジング中の複数のスイッチング位置の間に可動的に、好ましくは回転 可能に設けられたスイッチング部材と、弾性手段の力に対して回動されることが できるロックレバーと、スイッチング部材のスイッチング位置を決定するロック 素子としてスイッチカムおよび前記スイッチカム上にあるロックカムとを具備し 、一方のロック素子、特にスイッチカムがロックレバー上にあり、他方のものが スイッチング部材上にある電気スイッチにおいて、 スイッチング部材をスイッチングする際の弾性手段はスイッチング部材上のロッ ク素子と共にロックレバーに沿って移動されることができる電気スイッチ、特に 自動車用のステアリングコラムスイッチ。
2. （２）弾性手段は、ロックレバーの回動軸から少なくともロックカムとほぼ同じ 距離でロックレバー上に作用する請求項１記載の電気スイッチ。
3. （３）弾性手段は、スイッチング部材をスイッチングする際にそれらが前記スイ ッチング部材によって導かれるようにスイッチング部材上に保持されている請求 項１または２記載の電気スイッチ。
4. （４）弾性手段は一方ではロックレバー上に作用し、他方でスイッチング部材上 で支持されている請求項３記載の電気スイッチ。
5. （５）ロックレバーはスイッチング部材の凹部を通過する請求項４記載の電気ス イッチ。
6. （６）スイッチカムはスイッチング部材の支持点から離れるロックレバーの一側 上にあり、スイッチング部材はロックカムによってロックレバーを把持し、弾性 手段はスイッチング部材の支持点に対向するロックレバー側に設けられている請 求項３、４または５記載の電気スイッチ。
7. （７）弾性手段はスイッチング部材の少なくとも２つのスイッチング位置におい て同じ程度に引張られる請求項１乃至６のいずれか１項記載の電気スイッチ。
8. （８）少なくとも２つの隣接したスイッチング位置間でスイッチング部材を回動 した際、弾性手段がロックレバー上に作用する点は円上を移動し、その中心は２ つのスイッチング位置においてスイッチング部材の回転軸上にある請求項７記載 の電気スイッチ。
9. （９）ロックレバーは弾性手段のための円筒形の接触区域を含み、２つのスイッ チング位置において円筒形の接触区域の軸はスイッチング部材の回転軸と同一で ある請求項８記載の電気スイッチ。
10. （１０）弾性手段はスイッチング部材の回転軸に関して実質的に放射平面中にあ る請求項１乃至９のいずれか１項記載の電気スイッチ。
11. （１１）弾性手段はスイッチング部材の回転軸に関して実質的に放射状である方 向に延在する請求項１０記載の電気スイッチ。
12. （１２）弾性手段はらせんばね、特にらせん状の圧力ばねによって形成される請 求項１乃至１１のいずれか１項記載の電気スイッチ。
13. （１３）らせんばねはスイッチング部材の底部ボア中にある請求項１２記載の電 気スイッチ。
14. （１４）弾性手段およびロックレバーは好ましくは中間部材を介してスイッチン グ部材の少なくとも１つのスイッチング位置において延在するように重なってい る請求項１乃至１３のいずれか１項記載の電気スイッチ。