JPH03502102A - 活性セリンを有するプロテアーゼに関して選択的インヒビターとして使用できるシクロペプチド誘導体 - Google Patents

活性セリンを有するプロテアーゼに関して選択的インヒビターとして使用できるシクロペプチド誘導体

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JPH03502102A JP1509620A JP50962089A JPH03502102A JP H03502102 A JPH03502102 A JP H03502102A JP 1509620 A JP1509620 A JP 1509620A JP 50962089 A JP50962089 A JP 50962089A JP H03502102 A JPH03502102 A JP H03502102A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 活性セリンを有するプロテアーゼに関して選択的インヒビターとして使用できる シクロベブチト誘導体本願発明はプロテアーゼインヒビターとして使用できる新 規なシクロペブチド誘導体に関するものである。
本発明は更に詳細には、血液凝固囚子IXa,Xa,Xla、XIIaおよび■ a,}ロンビン、血漿カリクレイン、活性タンパク質C、補体中の活性化因子C lr s Cls ,DおよびB,C3コンベルターゼ、トリプシン、キモトリ ブシン、エラスターゼ、エンテロキナーゼ、プラスミン、ブラスミノーゲンアク チベーター(ウロキナーゼ、tpA)、アクロシン、カテブシンG1チマーゼ、 トリプターゼ並びにATP依存性プロテアーゼのような活性システインまたはセ リンを有するプロテアーゼに適用される.更に詳細には、本発明は所定のプロテ アーゼのインヒビターとして選択的に作用する新規なシクロペブチド誘導体に関 するものである。
活性システインまたはセリンブロテアーゼは多数の生物学的過程に関与している ことが知られている。プロテアーゼと天然の巨大分子インヒビター間に平衡がな いときに病的状態が生じる。この非一平衡を除去するために合成インヒビターが 使用可能であり、そしてその結果、例えば以下の病変の治療に非常な利点を有し ている: 一肺気腫、リウマチ性関節炎、皮膚老化および炎症、これらの場合活性プロテア ーゼは白血球エラスターゼであり、カテブシンGも関係している; −ブラスミノーゲンアクチベーターまたはプラスミンのようなプロテアーゼの存 在と関連した腫瘍浸潤および転移;−抗血栓症作用並びに脳梗塞および冠梗塞の 防止、これらの場合原因のプロテアーゼはトロンビンである;−ブラスミノーゲ ンアクチベーターおよびプラスミンと関係がある血栓崩壊および繁殖の制御; −成る種のウィルスが活性システィンプロテアーゼを生じさせるので、寄生中お よびウィルスの制御。
プロテアーゼの不可逆的インヒビターを合成するために数年間研究が行われてき た。それらの中では、3.4−ジヒドロ−3,4−ジブロモ−6−ブロモメチル クマリンのようなりマリン誘導体形態の合成インヒビターが特に知られている。
このものはシスティンおよびセリンプロテアーゼの非常に有効な、不可逆的な不 活性化因子またはインヒビターであるが、残念乍ら選択性を欠いている。これら クマリン誘導体は、A、J、パレット (Barrell)およびG3ザルベセ ン(Salνesen)による単行本「ブロティナーゼインヒビター」、エルセ ヴイア(Elsevier)、1986年、119〜]、、21頁に詳細に記載 されている。
所定のプロテアーゼに関して特異性であり、そして類似するプロテアーゼに対し ては作用することなく、所定のプロテアーゼの不活性化を可能にする他のプロテ アーゼインヒビターを合成することも非常に重要であろう。
本願発明は、上記の結果を達成できるようにする新規なシクロペプチド誘導体に 特に関するものである。
本発明によれば、シクロペプチド誘導体は次式に対応する:R+は、塩素、フッ 素、臭素およびヨウ素原子並びに基0502R’、UP(0)R’z、 QC( 0)R’およびS”R’J’、、 (R’はアルキル、パーフルオロアルキルま たは了り−ル基を表わし、その際R4は異なることができそしてχ−はV価の陰 イオンを表わす)から選択され; RZは水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、Now、 C0OR’。
CF、 、CNまたはSO,!?’ (R’はアルキル基またはアリール基を表 わす)であり: R3は酸素原子、イオウ原子または−NH−を表わし;−Zはアミノ酸または同 −若しくは異なる類似体のペプチド配列Z1および末端が芳香族分子に結合した −(CHz)−1−O(C1,)n−またはC0−(nは1から8までの整数で ある)の中から選択される基からなり; (式中、R6は−N−または−C)I−を表わし、R7はHl−cns、CH2 CL  C0OH,CHz  CHz  CONHz、(CL)n  NHz、 CH2CJs、  CHz  CJ−OH,(CH2)3NIC(=NH)   NHt 。
−C)l□−COO)I、−C)10)[−CHff  、および−CH(CH 3)zの中から選択される基を表わす)し、R9は基−(C)12)3−または −CL  CHOHCHIを表わす)のアミノ酸またはアミノ酸類似体に由来す る基である。
本発明はまた、シクロペプチド誘導体の製薬的に受容可能な酸の付加塩にも関係 する。例えば、R?がアミノ基NH2からなるとき、上記の塩を使用することが できる。製薬的に受容可能な酸は、例えばHCl、、HRr 、 POaHz  、R’C00)I、 5OaHz 、R’5O3H(1?’は上記で示された意 味を有する)であることができる。
上記式中2.使用されるアルキル基は一般に1から5個の炭素原子を有しそして 直鎖または分枝であることができる。アリール基は6から24個の炭素原子を有 することができる。このような基の例は、メチル、エチル、フェニルおよびナフ チル基である。
本発明によるシクロペプチド誘導体においては、CLR’基がプロテアーゼの不 活性化を可能にし、そしてペプチド配列Z、並びにアミノ酸C(0)−AAの選 択によって所定のプロテアーゼに関して所望の選択性をもたらすことが可能にな る。好ましくは、ペプチド配列Z、は、同一または異なることができる、2〜8 個のアミノ酸またはアミノ酸類似体からなる。
使用可能なアミノ酸およびアミン類似体は、例えば式する)を充足するものであ る。
好ましくは、本発明においては、R3はZに対してオルトまたはメタ位にあり、 R’)1.cに対してオルトまたはパラ位にある。
かくして、この配位によって、プロテアーゼを不活性化するCH,R’基の能力 および不活性化されるプロテアーゼに選択的に適合すべきシクロペプチド鎖の能 力に関して最良の結果を得ることが可能になる。
不活性化メカニズムは第1にはR3とアミノ酸C(0)−AAとの間のシクロペ プチドを開裂させ、基C(Co)−AAによってプロテアーゼの活性セリンにシ クロペプチドを固定させ、その結果アシル酵素を形成させることによる。このシ クロペプチド開裂は、R3がNHを意味するとき、メチレンキノンイミンタイプ の中間誘導体の形成によって高い可動性をR1に与え、そして該誘導体はメチレ ンアニリンに変換され、その際このものはメチレン基によって酵素の活性部位に 固定化され、その結果酵素の不活性化が確実にもたらされる。
好ましくはR1はCI、Br、05O2R’または好ましくは54R42x′: /vである。X〜は製薬的に受容可能な酸から誘導される陰イオン、例えばcr 、CICh−1Br\BP、\PF6\R’COO−1ll’SO,(R’は上 記の意味を有する、例えばChCOO−、)であることができる。
s’R’2X−において、2つのR4は同一または異なることができそして好ま しくはアルキル基または了り−ル基である。
本発明によるシクロペプチドにおいて、ZおよびAAC(0)は不活性化すべき プロテアーゼの相関的要素とし選択される。
−AA−C(0)−は標的プロテアーゼクラスの第一の特異性に相当するアミノ 酸から誘導される。
キモトリプシンタイプのプロテアーゼの不活性化を希望する場合には、−AA− C(0)−は、好ましくはフェニルアラニン、チロシン、トリプトファンまたは メチオニンから誘導され、そして式 (式中、R″はC)IでありそしてR7はCH,−C,R5、CH,−C,H, OB。
に相当する。阻害すべきプロテアーゼがトリプシン群に属する場合、−AA−C (0)−は、好ましくはリジンまたはアルギニンから誘導されそして式 %式% (式中、R6はCI(でありそしてR7は−(CHz) aNHzまたは(CH z)3NHC(・NH) −NH,である)に相当する。
不活性化すべきプロテアーゼがエラスターゼタイプに属する場合、−AA −C (0)−は、好ましくはアラニンまたはバリンから誘導されそして式 %式% (式中、R6はCHでありそしてR7は−CH2または−CH(CHz)zであ る)に相当する。
本発明によれば、共有結合鎖Zもまた不活性化すべきプロテアーゼの相関的要素 として選択される。この鎖によって不活性化すべきプロテアーゼの天然基質の固 定化サブサイトの親和性が考慮される。かくして、プロテアーゼは広範な活性中 心を有しており、そして固定化サブユニットの特異性条件を満たす共有結合鎖Z を選択することによってインヒビターの有効性および特異性を高めることができ る。
プロテアーゼがトリプシン、キモトリプシンまたはエラスターゼタイプである場 合、Zが式 (式中、mは4.5または6であり、そしてR6およびR1は上記の意味を有す る)を充足することによって上記特異性条件を満たすことができる。
本発明によるシクロペプチドでは、シクロペプチドの1部を形成するベンゼン核 は、基CH2によるプロテアーゼの不活性化メカニズムを変更しない置換基R1 を有することもできる。この置換基のR2は水素原子、ハロゲン原子または上述 したような種々の基であることができる。
本願発明はまた、所定のプロテアーゼを阻害する特性を有する薬剤組成物にも関 するものであり、これには本発明によるシクロペプチド誘導体の製薬的に受容可 能な量が含まれる。
これらの薬剤組成物は非毒性の支持体、アジュバントおよび賦形剤を含有する投 与形態の溶液、懸濁液、粉末または溶解可能な顆粒、シロップまたはエリキシル 剤、耳、 鼻若しくは目の滴下液、錠剤、ゼラチンカプセル、エアゾール、オイ ントメント、外皮適用剤または坐剤の形態が可能である。注射剤は、例えば静脈 内、筋肉内、皮下、皮肉、胸骨内、関節内のタイプが可能であり、また潅流また は点滴注入法(例えば気管内)を使用することができる。
経口投与用の製剤は1つまたはそれ以上の甘味剤、矯味剤または保存剤を含有す ることができる。錠剤は非毒性で製薬的に受容可能な賦形剤と混合したシクロペ プチド誘導体の活性分子を含有する。賦形剤としては、例えば不活性稀釈剤、例 えば炭酸カルシウム若しくは炭酸ナトリウム、りん酸カルシウム若しくはりん酸 ナトリウムおよび乳糖;顆粒化および崩壊を可能にする剤、例えばコーンスター チ、固定化剤、例えばゼラチンおよび澱粉;滑沢剤、例えばタルクまたはステア リン酸マグネシウム等を挙げることができる。錠剤は崩壊および吸収を遅らすた めに(例えばジステアリン酸またはモノステアリン酸グリセリンで)被覆するこ とができまたは被覆しなくても良い。
ゼラチンカプセルは不活性固体(カオリン、炭酸カルシウム)と混合した活性分 子を含有する硬カプセルはシクロペプチド誘導体と水または脂肪物質(例えば流 動パラフィン)を混合した軟カプセルの形態が可能である。
シクロペプチド誘導体および適当な賦形剤を、任意の1つまたはそれ以上の保存 剤(例えばP−ヒドロキシ安息香酸エチル)、着色剤、甘味剤および矯味剤と共 に含有する水性懸濁液を製造することができる。賦形剤としては、懸濁化剤(例 えばメチルセルロースおよびアカシアゴム)、分散または湿潤化剤、例えば天然 ホスファチド(例えばレシチン)または脂肪酸または脂肪族アルコールの種々の 部分エステルとエチレンオキシドとを縮合化する製品を挙げることができる。活 性分子の油性懸濁剤は、任意に、上記したような甘味剤および矯味剤、並びに保 存剤(特に抗酸化剤)の存在下、植物油(例えはオリーブ油)またはKhI油( 例えば流動パラフィン)を使用して製造することができる。
シロップおよびエリキシル剤は甘味剤(例えば蔗糖およびソルビトール)、1つ またはそれ以上の保存剤および矯味剤を含有することができる。水中に懸濁でき る顆粒または粉末はシクロペプチド誘導体を湿潤化剤または分散化剤、1つまた はそれ以上の保存剤および種々の賦形剤と混合して得ることができる。
シクロペプチド誘導体の水中エマルジョンは鉱物油または植物油および種々の乳 化剤、例えば天然ゴム、天然ホスファチドおよび種々のエステル化脂肪酸を使用 して製造することができる。
シクロペプチド誘導体はまた、上記した懸濁化剤または湿潤化剤を使用した水性 または油性の滅菌注入可能懸濁剤の形態で存在することも可能である。溶媒、稀 釈剤または賦形剤は、例えば1.3−ブタンジオール、等張塩化ナトリウム溶液 、水等であることができる。活性本体を含有する坐剤は、ポリエチレングリコー ルまたはココナンツバターのような、この分野で慣用の賦形剤を用いて調製する ことができる。局部用途には活性本体を含有するオイントメント、クリーム、ゲ ル、懸濁液、溶液等を調製することができる。
所定の患者の投与量は、例えば問題のシクロペプチド誘導体の効力、年令、体重 、投与方法、食餌、薬誘発性の相互作用および病気の危険性のような一定数のフ ァクターに依存していることを考慮に入れて、体重1kgおよび1日当たり0. 1から40■の投与量を提案できる。
これらの組成物は上記した病変に使用することができる。本発明によるシクロペ プチド誘導体は慣用の方法によって製造することができる。
かくして、R3がNHを表わすシクロペプチド誘導体は式(It)の誘導体から 次の連続的な工程を実施することによって製造することが可能である: a)式(IT)の化合物をH7’0CJsと反応させて下記式(III)の化合 物を得る: b) 式(I[[)の化合物を水素と反応させて下記式(IV)の化合物を得る : C) 式(IV)の化合物を、例えば下記式によるAA−C(0)に相当する保 護されたアミノ酸と反応させる:(式中、Bocはt−ブチロキシカルボニル保 護基を表わす)。
この反応はジシクロへキシルカルボジイミド(DCC)を使用して実施すること ができそして下記式(V)の化合物に至る:d)式Vの化合物をメタノールのよ うな溶媒中でヒドラジンヒトラードと反応させて式(Vl)の化合物を得る:e ) 式(Vl)の化合物をトリフルオロ酢酸と反応させて下記式(■)の化合物 を得る: f)式(■)の化合物を亜硝酸または亜硝酸アルキルと反応させて下記式(■) の化合物を得る: g) 式(■)の化合物をジイソプロピルエチルアミンのような第3級アミンと 反応させ゛ζ下記式(IX)のシクロペプチド誘導体を得る: +11 OR’ 弐(■)の化合物から、使用される基「の性質の相関的要素として選択される適 当な試1.!と反応させることに5よって式(I)の化合物を得ることができる 。
R1がBrである場合には、式(IX)の化合物は臭化水素酸および酢酸と反応 させ、これにより下記式(X)の化合物を得ることができる; 式(1)でR1が塩素を表わすシクロペプチド誘導体の取得を希望する場合には 、式(X)の臭素誘導体をジメチルホルトアミド(DMF)中で酢酸ナトリウム と反応させて下記式(XI)の誘導体: を生しさせ、次いでこれをメタノールおよびトリエチルアミンとの反応によって 下記式(X n )の誘導体に変換する:I 1 OR’ 次いで、式(XI[)の誘導体を塩化チオニルと反応させて、下記式(Xln) の塩素誘導体を得る:式(1)でR1がosozR’を表わすシクロペプチド誘 導体の取得を所望するときには、式(X)の臭素誘導体をスルホン酸R’5O3 Hの銀塩と反応させて下記式(XrV)の誘導体を得ることができる: 同様にして、りん化水素酸の銀塩によって、R’ =OP(0)[1’□(式I )である誘導体が生じる。臭素誘導体とジアルキルスルフィドとの反応によって 対応するスルホニウム塩(1;R’=S″R4□)が生じる。
しかし乍ら、R1がS″R4□X−を表わすシクロペプチド誘導体は、式(IX )の対応する誘導体とSR’□および式xHvの酸を反応させることによって下 記反応式に従って式(IX)の対応する誘導体から有利に製造される: 例えば、SR’□はチオアニソールC)I3SCJsまたはジメチルスルフィド C)1.5c11.を表わすことができる。
式(II)の出発物質は対応するメチル化ニトロ安息香酸から、酸機能のエステ ル化に続いて、弐(XV):の誘導体を形成させるためにN−ブロモコハク酸イ ミドと反応させ、次いでこれを下記反応式に従ってナトリウムフェノラート、次 いでカリウム、次いでジメチルホルムアミドの存在下5OC1Nと反応させて式 (II)の化合物を形成させて得ることが本発明は、説明的で且つ非限定的態様 で示される以下の実施例を研究することによって一層良く理解されよう。
tfLL 下記式のシクロペプチド誘導体の製造:この式は式(I)のシクロペプチド誘導 体に相当し、その際R1は臭素を表わし、Rtは水素原子を表わし、ZはCo( GIy)4を表わし、R4はN)Iを表わしそしてC(0)−AAはリジンから 誘導される。
1) 式(n)のR”= H; C0CZがNO□に対してメタ位であり、C6 850CI’+2がNO7に対してバラ位である化合物の製造:HzO/CHz CZz 3−ニトロ−6−メチル安息香酸11.7g (63,6ミリモル)は還流下メ タノール中過剰の塩化アセチルによって対応するメチルエステルにエステル化す る。得られたエステルはCCl4150d中に溶解させN−ブロモコハク酸イミ ド(NBS) 12.5g (70ミリモル)および過酸化ベンゾイル0.11 gで還流下24時間処理する。
反応混合物はフリットで濾過し、濾液は減圧上蒸発乾固させる。
得られた式(BrCHt) (NOx)CJs−COOCH:+の粗生成物は、 前原って精製することなく 、CHz(Jz 250d中フ工ノール12g(1 27ミリモル)および1部量のトリカプリルメチルアンモニウムクロライド2. 50 g (6,2ミリモル)にベレット状のソーダ5.08 g (127ミ リモル)を水250mに溶解して加えたもので直接処理する。反応混合物は周囲 温度で5時間激しく攪拌する。次いで、有機相を分離し、水400−で洗浄し、 Mg5Oaで乾燥し、濾過して約150dに濃縮した後、シリカゲルカラム(M erckシリカゲル60)上でクロマトグラフィーに付し、塩化メチレン(CH z(Jz)で溶出させる。約600 dのフラクションを集め、蒸発乾固する。
得られた残渣はCHz(Jz 150−に溶解させる。約200−〇メタノール をを加えて還流する。CH2(J、が全て蒸発したときに、沸とう溶液中で結晶 化が観察される。混合物は150戚に濃縮し、周囲温度で一夜放置する。白色結 晶はブフナーフィルターで濾過し、メタノールで十分に洗浄して風乾させる。こ れによって誘導体(C6H5OCH2) (NOt)C6Hi−COOCHzに 相当する結晶11.1gが得られる。収量は出発酸(CH3) (Not)C6 H5−COOHに基づいて60%である。
融点:114°C,NMR’Hスペクトル(CDCZ 3/TMS) :8.9 3、d (J=2Hz)、IH(ArH+); 8.45. dd(J =2H zおよび8Hz)、 LH(ArHz); 8.0?、 d(J=8Hz)、   IH(八r’ds”)7 6.8〜7.5.*+5H(CJsO);  5. 58.s、2H(ArCHzO);4.00.s、3)1(COOCHs)   。
元」じ辷L           旦    且   N計算値(Ci 581 3NO5として)  62.71  4.56  4.88実測値          62.92  4.31  4.98前記エステル3.59g (12, 5ミリモル)はメタノール100d中4N水性KO825d(100ミリモル) でけん化する。混合物は周囲温度で4時間攪拌する。水150−を加え、そして メタノールを減圧下35°Cで蒸発させる。水性溶液はCH,C12で抽出し、 次いで過剰の濃塩酸で酸性にする。得られた沈殿物はCHtCZz4001dに 溶解する6有機相を分離し、水200dで洗浄し、Mg5Oaで乾燥し、濾過し そして蒸発乾固して、淡黄色結晶形態の式(CJsOCHz)(No□)CJ* −COOHの酸2.79gが得られる。収量は82%である。融点=170°C ,NMR’Hスペクトル(アセトンda): 8.93. d(J=2Hz)。
LH(ArH+); 8.55. dd(J=2tLzおよび8Hz)、 1B (ArHz); 8.15.d(J=8Hz)、LH(ArL); 6.8〜7 .7. m、 5H(CJsO−);5.71.s、 2)1(ArCH2O)  。
立粟分扼          、CHN。
計算値(CzHzNOsとして>  61.54  4.06  5.12実測 値         61.9B   3.84  5.12前記の酸2.79 g (10,2ミリモル)は5OC1z 50d、およびジメチルホルムアミド (DIIF) 10滴で処理する。得られた澄明な溶液は周囲温度で2時間攪拌 し、次いで減圧下40°Cで蒸発乾固させる。
得られた残渣は式(n )  ” (Cb)IsOC)tz) (No□)Ct h)lz−Co−Cfの酸クロライドに相当し、そして精製することなく次の工 程(2)で直接使用する。
2) 下記式(X■)の化合物の製造:化合物H−Gl)In−OCJs HB r 3.57g (10ミリモル)およびDMF50idを攪拌して0゛Cに冷 却する。トリエチルアミン3j11!(21ミリモル)を加える。混合物は10 分間攪拌し、次いで(1)で得られた、R”=H,COC,lカNo、 ニ対し ”’C) 夕位Tニア’)ソl、CCbHsO−CI(、がNO2に対してバラ 位である酸クロライド(II)10.2ミリモルのDMF 40d溶液を0°C で約30分間で滴下して加える。添加後、周囲温度で一夜攪拌し続ける。混合物 を減圧下50℃で蒸発乾固する。得られた残渣は水20〇−中で粉砕し、そして 得られた沈殿物はブフナーフィルターで濾過し、Hzo 200IIIi、0. 5N HCl200Ijdl、Hzo 100m、5%NaHCOx 200− およびHzo 200mで連続的に洗浄し、風乾し、次いでメタノール50d中 で粉砕し、ブフナーフィルターで濾過し、メタノール、次いで水で洗浄し、風乾 し、そして化合物(X■)3.83g(収量72%)を得る。このものの融点は 197から200”Cで、そのまま次の工程(3)で使用する。
分析用試料は前記試料52■をDMFldに溶解した後水性メタノ−・ルを添加 して再結晶させて調製する。結晶34■が得られ、199から203°Cの融点 を有する。 NMR’Hによる分析で次の結果が得られる: (DMSO−di ): 9.09. t(J=5.6Hz)、IH(NHGIy); 8.42゜ d(J=2Hz)、 IH(ArH); 8.36. dd(J=2)1zおよ び8.6Hz)、 IH(ArHz);L34. t(陰画された>、 1)1 (N)lGly); 8.2B、 t(J=5.8Hz)。
1N(NHGly); 8.23.t(J=5.8Hz)、  LH(NHGl y); 7.88.  d(J=8.61(z)。
1)1(八rHt);  7.3.  L  2H(C611SO−);  7 .0.  m、  3H(C6)ts−0−):  5.3X゜ s、2B(Ci、HsO−CLAr); 4.06.q(J=7.1t4z)、   2H(0−CHzCHi); 3.96゜cl(J=5.5)1z)、   2H(CHzGIy); 3.81.  d(J=5.5Hz)、  48(2 C)IzGly);3.75.  d(J=5.6Hz)、  2H(CHzG Iy);  1.1?、  t(J=7.1Hz)、  38(OCHzCl( :l)。
又棗先梶                −C−且   N計算値(C,、! (□JsO* 0,5LOとして) 53.52 5.24 13.00実測値               53.4B  5.09 12.503) αN H,基がt−ブチロキシカルボニル基Bocで保護されそしてεNH,基がベン ジロキシカルボニル基CBZで保護されているリジンを有する下記式cxix) の化合物の製造:(Roc= (CH3) 3C−0−CO−)(CRZ−C, )!5−CHz−0−CO−)最初に、式(X■)のべ1千ド1..06g(2 ミリモル)を温DMF 25a+fに溶解させる。次いでこれにメタノ・−ルア 5dおよびPtO21!5o■(0,7ミリモル)を加える。混合物はバール( Parr)装置を使用し2て3気圧下周囲温度で2時間水素化する。触媒を濾過 し、溶媒を残圧上留去シ2.て下記式(X■)の化合物が得られこのもののクロ マトグラフィー分析で0.46のRfが示される(支持体ニジリカ、展開溶媒C )lz(Jz 85%−MeOH15%)、芳香族アミン官能が存在するとクロ マトグラフィースポット9366nmでの蛍光紫外線吸収が得られる。この化合 物は溶液中ではそれ程安定でないので、更に精製することなく、製造後直ちに化 合物(XiX)の合成に使用される。
かくして、先に得られた式(X■)の芳香族アミンをDMF 1−に溶解し、C ToCZz 25IRIlを加えそして溶液は一5℃に冷却する。次いで、これ にN cx−Boa−N t−CBZ−L−リジン0.9L2 g (2,4ミ リモル)を加え、次いでCHzJ 25dに入れたジシクロへキシルカルボジイ ミド(DCC) 0.495g(2,4ミリモル)を加える。混合物は一5°C で20時間、次いで周囲温度で一夜攪拌する。次いで、形成されたジシクロヘキ シル尿素沈殿物を濾過しそして溶媒を留去する。残渣を酢酸エチル400dに溶 解し、有機相を5%NaHCOs 200m1!、 HzO200d、0.5% HCI 200rd、HzO200dで連続的に抽出し、Mg5Oaで乾燥し、 濾過しそして蒸発乾固させる。
得られたペプチドは、溶出液として10%=90%の割合のメタノールとCHz Clzの混合物を使用してシリカゲルカラム(シリカゲル60)で精製する。
上記によって式(XIX)の誘導体が71%の収量で得られる。
シリカゲルによるクロマトグラフィー分析で0.70のRf (展開溶媒コメタ ノール15%−CLCJz 85%)または0.29のRf(展開溶媒:メタノ ール10%−GHzClz 90%)が示される。融点は72から76°Cであ る。旋光度は(α) :承、=  9.1@(c O,5; 11eOH)であ る。
NMR’Hによる分析は次の結果を示している: (CDJD): 8.07゜ s、 IH(ArH+); 7.81. d(J=8.3Hz)、 1B(Ar Hz); 7.71. d(J=8.31(z)。
1.8(八rH3);  7.51.m、5H’(CBZ  のArH):   7.44.rn、2H(CbHsO−):  7.13゜m、 3)+(C6I SO−); 5.42.s、2H(CJsO−CHz−Ar); 5.23.s 、2H(CBZのCHz); 4.35.+w、18(CHαLys); 4. 29.q(J=7.1Hz)、 2H(OEtのCJ):4.24.s、28( CHzGIy);4.09.s、21((CHtGIy); 4.08.s、2 H(CFItGly);4.07.s、2)1(CHzGly); 3.31. m、2H(CHlg Lys); 1.91.m、2B(CHlgLys);  1.70.m、4H(LysのcozTおよびCI!δ); 1.63.s、9 )1(Bocの3CHs); 1..40.t(J=7.1Hz)、 3H(O EtのCL)。
元素豆梶            旦   且   五計算値CCa5HSsN rO+ zとして)  59.92  6.43  11.38実測値           59.77  6.55  1.1.214)下記式(XX)の誘 導体の製造 H−CBZ 弐(XIX)のエステル3.2g(3,7ミリモル)のメタノール150m1’ R液はヒドラジンヒトラードH2NNHt−Hzo 5.25d(108ミリモ ル)の存在下周囲温度で12時間攪拌する。溶液は減圧下40°Cで蒸発させる 。残渣はメタノールを用いて数回取り出し、そしてヒドラジンが完全に除去され るまで蒸発乾固させる。固体残渣をエーテル中で粉砕し、上澄液を除去する。乾 燥後、誘導体(X X ) 3.109gが白色粉末の形態で得られる。収量は 98%である。融点は100から110°Cである。シリカゲル支持体上のクロ マトグラフィー分析によって0.46のRfが示される(展開溶媒:メタノール 20%−[:)[z(Jz 8部%)。旋光度は〔α):=−8,4@(c O ,6; MeOH)である。
NMR’H分析によって次の結果が示される: (CDsOD/TMS)ニア、 88゜d(J=1.8Hz)、II((八rH+): 7.62. dd(J= 1.8Hzおよび8.411z>、 IH(ArHz); 7.53. d(J =8.4Hz)、 1.H(ArHx); 7.30.m、5H(CBZのAr H) ;7.24111.2HCC6)150−); 6.94.m、3H(C JsO−)i 5.22.S、2H(CJsOCHz4r); 5.04.s、 2H(CBZのCut): 4.15.m、IH(Lys 0)CH(r>:  4.06. s。
2H(GlyのCHz):3.88.s、2B(GlyのCHz); 3.87 .s、2B(GlyのCHz);3.84.s、2H(GlyのCHz); 3 .12.m、2H(LysのCHz a ); 1.75.+m、28(Lys のC)12β); 1.51.m、4H(1、ysのCHlgおよびC11tδ ); 1.43゜s 、 9H(Bocの3CH3)。
土足               −q−且   凡計算値(C4+)IsJ J+ I’ 0.5)+20として) 57.46 6.35 14..71実 測値              57.36 6.37 14.465) 下 記式(XXI)の誘導体の製造:弐(XX)の化合物3.109g (3,7ミ リモル)を氷酢酸80dに溶解し、そして2Mの塩化水素酸溶液20mを加える 。30分間攪拌した後、エチルエーテル150dを加える。沈殿物を沈ませて、 上澄液を除去する。残渣をエチルエーテルで3回洗い、毎回沈殿させた後上澄液 を除去する。残渣沈殿物をメタノール100mに溶解し、そして溶液は減圧下4 0℃で蒸発乾固させる。この操作を2回繰り返す。残渣は均質な白色粉末が得ら れるまでエチルエーテル中で粉砕する。エーテル上澄液を除き、残渣固形物を真 空下で乾燥する。これにより弐(XXI)の誘導体2.94”1gが白色粉末の 形態で得られる。
収量は98%であり、融点は84から88°C(分解)である、シリカゲル支持 体上でのクロマトグラフィー分析によって0.07のRf(展開溶媒: MeO H20%−GHzClz 80%)または0.62のl?f (展開溶媒:l: l:l:lの割合の酢酸エチル/n−ブタノール/酢酸/水)が示される。
旋光度はCα) :=+23.0(c O,5; MeOH)である。
NMI? ’)Iによる分析は次の結果を示している:(CD30D/TMS) ニア、93.d(J=2.1.Hz)、 IH(ArL); 7.71. dd (J=2.11(zおよび8.4Hz)、IH(ArHt); 7.56、d( J=8.4Hz)、 1)1(ArHs); 7.31゜m、5H(CBZのA r)り; 7.25.m、2H(C6H1O−); 6.94. m、3B(C JsO−);5.24.s、2H(CbHsO−CHt−Ar): 5.0!、  s、 2H(CBZのCHz); 4.07.s。
2H(G I yのCHz); 4.03.+m、LH(LysのCHcr);  3.95.s、2H(GlyのC)lz);3.91.、 s、 2H(Gl yのCHz); 3.89. s、2H(GlyのCHz); 3.14. v g。
21((LysのCHt e ): 1.97. m、 2)t(Lysl17 )CHlg); 1.53.11.4H(LysのCH,7およびCH,δ)。
6)下記式(XXn)のシクロペプチドの製造:式(XXI)の化合物0.82 0g (1ミリモル)を約−30から一40°CでD?IF 20dに加えて溶 液とする。次いで、5.5Mの塩化水素酸テトラヒドロフラン(T)IF)溶液 1.45ae(8ミリモル)を加えて酸性化し、次いで硝酸イソアミル0.20 0〆(1,5ミリモル)を加える。溶液は約−35°Cで30分間攪拌し、次い で冷DMF200mを加えて稀釈する。溶液はジイソプロピルエチルアミン2. 1cd(12ミリモル)を加えてpl+8から9のアルカリ性にし、−35°C で10分間攪拌し、次いで冷蔵庫(+4”C)中で24時間放置する。
これらの操作は全部で3.13g (3,82ミリモル)の式(X)1)の化合 物を処理するために、数回繰り返す。
次いで反応混合物を合わせ、そして5%に、C6水性溶液20〇−を加える。ジ イソプロピルエチルアミン、水およびDMFの1部を除去するために、減圧下4 0°Cで約150−に濃縮する。次いで、混合物をフリットで濾過して不溶の鉱 物塩を除去し、そして濾液を減圧下40℃で蒸発乾固する。残渣は結晶化する油 である。メタノール50mを加えると、白色結晶が得られる、これをブフナーフ ィルターで濾過し、メタノールで洗い、そして乾燥する(得られた重量1.79 8g)。濾液を蒸発乾固し、残渣をシリカゲルカラム(シリカゲル60)のクロ マトグラフィーに付し、溶出液として15%=85%の割合のメタノール/ G Hz C1zの溶液を使用する。生成物を含有するフラクシッンを合わせ、溶媒 を留去する。残渣は上記のようにしてメタノール中で結晶化させる。
かくして、0.076gの結晶を得る。即ち、全部で1.874gの式cxxn )のシクロペプチドを得る。
収量は68%でそして融点は270から280°C(分解)である。
シリカゲル支持体上のクロマトグラフィー分析によって0.55のRf (展開 溶媒: Men)120%−GHzClt 80%)または0.78のRf ( 展開溶媒:EtOAc:nBuOH:Ac0)1:HzO= 1 : 1 :  1 : 1 )が示される。相当するスポットはニンヒドリン陰性である。旋光 度は〔α:+H=−4o、s″’ (c O,5; DMF) T:ある。
NMR’Hによる分析は次の結果を示している:(DMSOd6): 9.03 .s、LH(ArNl(CO); 8.89. t(J=5.7)1z)、LH (NHGly)噌8.75. t、(J=4.7Hz)、 18(NHGay) ; 8.58.d(J=7.4Hz)、 1t((NHLys); 8.20.  dd(J=1.6)1zおよび8.4Hz)、 LH(Ar)Iz); 8. 16゜t(J=6.0Hz)、 LH(N)I Gly); 7.75. t( J=5.6Hz)、 IH(NOGly);7.71.、 D(J=2.0Hz )、 1)1(ArH,): 7.50. d(J=8.5Hz)、 LH(A rHs);1.34. ea、 5B(CBZのArH); 7.29. m、  2H(C6HsO−); 6.94. m、 3H(C6H5O); 5.2 1. S、 2H(CJsOCHz−Ar); 5.00. S、 2H(CB ZのCH,);4.20. ts、 1.H(LysのCHcr); 4.10 〜3.60. m、 811(Glyの4C)IZ) ;3.00. m、 2 t+(LysのC)12 t ) ; 1.93+ Llおよび1.67、 m 、 IH(LysのCH,β); 1.41. ta、 4H(LysのC)1 .TおよびCH,δ)。
元皇盆捉            旦   且   凡計算値(C36H41N 709として)  60.41  5.77  13.70実測値            60.40  5.70  13.43?)  式(XVI)のシク ロペプチドの製造:式(XX11)のシクロペプチドO,145g(0,2ミリ モル)と酢酸20.4dの混合物を澄明な溶液が得られるまで加熱し、その後周 囲温度に冷却する。次いで、これに33%のHBr酢酸溶液3.6C1!を加え る。この混合物を周囲温度で1時間攪拌する。次いで、エチルエーテル25C1 !を加え、臭化シクロペプチドの沈殿が得られる。沈殿させた後上澄液を除去す る。次いで沈殿物をエーテル中で攪拌し、その後遠心し、次いで上澄液を除去す る。全ての酸を媒体から除去するために上記操作を数回繰り返す。次いで沈殿物 を真空下で乾燥する。これにより式(XVI)のシクロペプチド0.131gが 白色粉末の形態で得られる。収量は99%で、融点は190から200°C(分 解)である。
シリカゲル支持体上でのクロマトグラフィー分析により0.43のRfが示され る(展開溶媒: EtOAc:nBuOH:AcOH:HzO= 1 : 1  :1 : 1)、このスポットはニンヒドリン陰性である。旋光度は〔α):= 35.5°(CO,2; MeOH)である。
NMI’! ’Hによる分析は次の結果を示している:(CD30D): 8. 27. dd(J=2.2Hzおよび8.4Hz) 、IH(ArHz) ;  7.93゜d(J=2.2Hz)、 LH(ArH,); 7.66、 d(J =8.4Hz): IH(ArHs); 5.03゜d (J=10.1Hz) および4.9B、d(J=8.1Hz)、 2)1(BrCHzAr); 4. 59゜dd (J=4.4Hzおよび9.7Hz)、 18(LysのCHcr ); 4.38. d(J=16.911z)および4.13. d(J=16 .9Hz)、 2H(GlyのCHz) ; 4.30. s、 2B(Gly のCHz); 4.24. d(J=16.9Hz)および4.13. d(J =16.9Hz)、 2H(GlyのCHz) ; 4.]、5. d(J=1 5.8Hz)および4.01. d(J=15.3Hz)。
2H(GlyのCHz); 3.15.  t(J=7.5Hz)、 2H(L ysのCHz t ): 2.25. ta。
1Hおよび2.03. ta、 IH(LysのCH2β); 1.89. m 、 2H(LysのCHtδ); 1..74. m、 2H(LysのCHz r)。
元」づ辷L                旦   且   −N−計算値C CztHs+N、0bBrzとして>    40.69  4.81  15 .10実測値            40.8B   5.01  13.6 4マススペクトル(FAB>O) : 578(79BrのMW”″)570( ”BrのM)I” ) 実】I津1 式(XVI)のシクロペプチド誘導体の特性、特にウシトリプシンまたはヒトウ ロキナーゼを不活性化する能力を、キック(litz)およびウィルソン(Wi lson)の方法(トリプシンおよびウロキナーゼ用)並びにハート()lar t)およびオブライエン(0’ Br−1en)の方法(トリプシン用)  ( Bioche+1listry  12.2940〜2945.1973に発表 )を使用して検査する。
この例では、見かけ上の不活性化定数ki/Kiはニーウシトリプシンに対して は53M−’s−’、そして−ヒトウロキナーゼに対しては4.2M”’s−’ 、である。
しかし乍ら、このシクロペプチド誘導体はエラスターゼに対しては作用を有さな い。
実1圀1 下記式(XXI)のシクロペプチド誘導体の製造:衿H この式は式(1)のシクロペプチド誘導体に相当し、その際P−は臭素を表わし 、RZは水素原子を表わし、ZがCo(Gly)4を表わし、R3はNHを表わ し、そしてC0−AAはアルギニンに由来している。
上記シクロペプチド誘導体の製造は実施例1に類似した方法に従うが、第3工程 では、式(X■)の化合物はαNH,基がブチロキシカルボニル基Bocで保護 されているアルギニンと反応させる。これによって式cxxm>のシクロペプチ ドが得られ、このものは次の特徴を有する: Rf=0.52 (支持体ニジリカゲル:展開溶媒: EtOAc:nBuOH :AcOH:HzO= 1 : 1 : 1 : 1 ) −融点=205〜2 15°C(分解)。
旋光度: (cr) :=  210”C(c O,2; MeOH>。
核磁気共鳴による分析: (CDsOD): 8.25. dd(J=2.0H zおよび8.4Hz)、 LH(ArHz); 7.96. d(J=2.0H z)、 IH(ArH,); 7.66、 d(J=8.4.)Iz)、 IH (Ar)is); 5.01. s、 2H(BrCHzAr); 4.61.  dd(J=4.7Hzおよび9.2Hz)、 LH(ArgのCHα); 3 .9〜4.5. @、 8B(Glyの4CHz) :3.45. m、 21 +(ArgのCHzδ); 2.28. wr、 IHおよび2.06. as 、 1[1(ArgのCH2β); 1.93. ta、 2)1(ArgのC H2T )。
マススペクトル(FAB > O)  : 596(”BrのM)I’ )   および598 (” ’ BrのMl” )  。
側H殊を 式(XXIII)のシクロペプチド誘導体の特性、特にウシトリプシンまたはヒ トウロキナーゼを不活性化する能力は、実施例2と同一の方法を使用しそして2 5°Cで0.025Mりん酸ナトリウム緩衝液、0.1MNaCf、0.05% (v/v)  ) ウィーン80およびヒトウロキナーゼではp)17.5で実 施して検査する。見かけ上の不活性化定数ki/Ki はウシトリプシンに対し て150M−’s−’′である。
見かけ上の不活性化定数ki/Kiはヒトウロキナーゼに対しては165M−’ s−’である。上記誘導体のヒ) t−PAに関する不活性化または阻止効果特 性は25°Cで0.05MF−リス緩衝液、0.038MNaC1,0,01% (v/v)  ) ウィーン80中、pH8,3で検査する。この場合のki/ Kiは0.3M−’s−’である。
しかし乍ら、このシクロペプチド誘導体はエラスターゼに対しては作用を有して いない。
夫差韮」− 下記式(XXTV)のシクロペプチド誘導体の製造:、CH2 bHs このシクロペプチド誘導体は式(1)の誘導体に相当し、その際R1は臭素を表 わし、R2は水素原子を表わし、ZはCo(Guy)4を表わし、R3はNHを 表わし、そしてCo−AAはフェニルアラニンに由来している。
上記シクロペプチド誘導体を製造するために、実施例1に類似した操作方法に従 うが、第3工程では、NH,基がブチロキシカルボニル基で保護されているフェ ニルアラニンを使用する。
これによって式(XXIV)のシクロペプチド誘導体が得られるゆこの誘導体の 特徴は次のとおりである: Rf−0,50(展開溶媒:MeOH20χ−C) IzCZz 80χ’): 0.69 (展開溶媒: EtOAc:nRuOH :^cO)1:LO=1 : 1 : 1. : i)。
核磁気共鳴による分析: (CD30D): 8.15. dd(J=2.1H zおよび8.5Hz)、 IH(ArHz); 7.92.d(J=2.2)1 z)、 LH(ArH+); 7.66、 d(J=8.5Hz)、 IH(A r)lz); 7.4.7. va、 5H(PheのArH); 5.00.  s、 2H(BrCHzAr); 4.86. m、 IH(CHαPhe) ; 3.7〜4.2. m、 811C4CHtGly); 3.59. Il +、 1Bおよび3.20. m、 IH(PheのC)I、)。
(CDsCOOD): 8.03. d(J=8.3Hz)、 1M(Ar)I t); 7.79. s、 1)1(ArH+);7.56. d(J=8.5 )1x)、 IH(ArHx); 7.36. m、 5H(Pheの^rH) ; 4.93゜dd (J=5H2および10Hz) 、 IH(PheのCH α)、 4−86+ S+ 28(BrCllzAr);4.43. d(J= 16.4Hz)、 01および4.35. d(J=16.4Hz)、 IH( GlyのCL); 4.34. d(J=16.5Hz)、 18および4.1 7. d(J=16.4Hz)、 1B(GlyのCHz); 4.27. d (J=16.6Hz)、 1Bおよび4.10. d(J=16.5Hz)。
1B(GlyのCHz); 4.09. d(J=16.0Hz)、 IHおよ び3.92. d(J=16.1Hz)、 LH(GlyのCHz) ; 3. 47. dd(J=5Hzおよび15Hz)、 LHおよび3.17. dd( J=1Of(zおよび15Hz)、 IH(PheのCL)。
融点:180〜200’C(分解) 旋光度:  Ca:l :=−46,7’ (c O,12; IIMF)元1 づ月i                 CHN−df算イ直(CzsHzJ J6Br  3.5H20として)   46.16   5.26   12 .92実測値             46.23 4.71 11.78マ ススペクトル(FAB<0) : 586(”BrのMQ)および588 (”  ’ BrのMO)。
実施例1則 式(XXrV)のシクロペプチド誘導体の特性、特にウシキモトリプシンの不活 性化能を、実施例2と同一の方法を使用して検査する。この化合物の見かけ7L の不活性化定数ki/にiは7 M−’s−’である。
尖施七ユ 下記式(XXV)のシクロペプチド誘導体の製造:C11□ bHS この誘導体は式(1)のシクロペプチド誘導体に相当し、その際R1はCIを表 わし、R2は水素原子を表わし、ZはCo−Guyを表わし、R1′はNHを表 わし、そしてCo−AAはフェールアラニンに由来している。
出発物は式(XXIV)のシクロペプチド誘導体であり5.そしてジメチルホル ムアミド(DMF)中詐酸ナトリうムで、次いでメタノール中トリエチルアミン で、そして最後に塩化チオニルによって連続的に処理する。
最後に、弐(XXIV)のシクロペプチド0.025g (0,04ミリモル) を酢酸カリウム0.300g (3ミリモル)およびDMFad中周囲温度で激 しく撹拌する12次いで混合物は減圧下で蒸発乾固させる。次いで、これに20  : 80のメタノール/塩化メチレン混合物25証を加え、2.3分間攪拌し 、濾過し7て溶媒を留去する。残渣をシリカゲルカラム(シリカゲル60)のク ロ゛ントグラフィー1、:付し、メタノール(20χ)およびCHzClz(8 0χ)の混合物で溶出させる。フラクションを合わせ、溶媒を留去する。残渣は メタノール2dに熔解させる。エーテルを加え沈殿を生じさせる。
沈殿物を遠心し2、エーテルで洗い、再び遠心し、そして乾燥する。これによ7 って下記式(XXV[)に相当するアセテート0.018gが得られる= □ Cう1(。
この方法で収量759もで得られノーー代(XXVI)の化合物は次の特徴を有 する:融点190〜210°C(分解);Rf(シリカ) =0.5(展開溶媒 : Meoll 20!  C1hC/z 80%): 5.5(N開溶媒:  EtOAe:nRuOH:AcOH:)IgO= 1 : i : 1 : 1  )。
核磁気共鳴による分析: (CDIOD):8.20. dd(J=2.1Hz および8.4.Hz)、  IH(ArL):  7.93.  d(J=2. 2Hz)、  IH(八rH,)、 7.64.  d(J=8.4Hz)、  1B(ArH3); 7.47. m、 5H(PheのAr)I); 5.4 9. d(J=12.9Hz)および5.43. d(J=12.9Hz)、  2H(AcOCHzAr); 4.85. dd(J=4.6Hzおよび10. 1Hz)、 1)1(PheのCHα); 4.32. d(J=16.7Hz )、 1Bおよび4.09. d(J=16.9Hz)、 18(GlyのCH z); 4.25. s、 2H(GlyのCHz); 4.24. d(J□ 17.1)1z)、1Bおよび4.09. d(J=16.9Hz)、 18( G]31のCH2); 4.01. d(J=15.6)1z)、 IHおよび 3.82. d(J=15.7Hz)。
LH(GlyのCTo) ; 3.60. dd(J=4.5Hzおよび14. 0Hz)、 1)1および3.1B、 dd(J=10.3Hzおよび14.0 Hz)、 LH(PheのCHz) ; 2.25. s。
3H(CHzCOO−)  。
旋光度: Ccx〕:=  36.9’ (c O,13; DMF)。
マススペクトル(FAB<0) : 566(M” ); 600(M−H−C H3COO)1)一式(XXVI)の誘導体0.066g (0,12ミリモル )をメタノール18戚に溶解し、次いでトリエチルアミン2dを加え、そして溶 液を周囲温度で48時間攪拌する。次いで、混合物は減圧下40゛Cで蒸発乾固 させ、残渣はシリカゲルカラム(シリカゲル60)でクロマトグラフィーに付し 、MeOH20χ/CHzCJz 80χの混合物で溶出する。適当なフラクシ ョンを合わせ、溶液を約2mに濃縮する。エチルエーテル15−を加えて沈殿を 生じさせる。沈殿物を遠心し、エーテル中で粉砕し、再び遠心し、次いで真空下 で乾燥する。これによって下記式(XX■)の誘導体0.043gが70%の収 量で得られる: 式(XX■)の誘導体は次の特徴を有する:融点=200〜220℃(分解); Rf(シリカ)=0.50(展開溶媒: MeOH20χ−cHzctt 80 %);旋光度: Cα〕’::= −80,0” (c O,2; DMF)。
核磁気共鳴による分析: (CD30D): 8.23. dd(J=2.2H 2および8.3)1z)、 LH(ArHz); 8.00. d(J=2.2 Hz)、 IH(ArH+); 7.63. d(J=8.3)1z)、 18 (ArHz); 7.49. m、 5H(PheのArH); 4.87.  s、 2[1(OCHzAr) ; 4.85. dd 1部陰画U=4.4[ zおよび推定10.6Hz)、 IH(PheのCHcr); 4.38. d (J=16.8Hz)、 LHおよび4.11. d(J=16.8)1z)。
IH(GlyのCHz); 4.30. d(J=16.3Hz)、 1Bおよ び4.23. d(J=16.3Hz>、 IH(GlyのCHz)i 4.2 8.d(J=17.1Hz)、 LHおよび4.00. d(J=17.1Hz )、 ]、IHGlyのCHI): 4.03. d(J=15.4Hz)、  IHおよび3.78. d(J=15.4Hz>、 IH(CHzGly);  3.65.dd(J=4.3!lzおよび14.2Hz)、 IHおよび3.1 ?、 dd(J=10.6Hzおよび14.2Hz)、 IH(PheのC)l x)。
最後に、式(XX■)の誘導体0.0157g(0,03ミリモル)をDMF  O,511i!に溶解させる。溶液をO′Cで攪拌し、そしてこれに、DMF5 d!中塩化チオニル0.17mの新たに調製した溶液0.25mを0°Cに維持 して加える。混合物をO′Cで1分間、次いで周囲温度で3分間攪拌し、そして 直ちに減圧下で蒸発乾固する。これらの操作は全部で0.0443g(0,08 ミリモル)の式(XX■)の誘導体を処理するために数回繰り返す。溶媒留去後 に得られた残渣は一緒にする。
精製はシリカゲルカラムクロマトグラフィーで行い、MeOH15%−CH,C Z□85%の混合物で溶出する。適当なフラクションを合し、溶液を蒸発乾固す る。残渣はメタノール2dに溶解させ、エチルエーテルを加えて沈殿させる。沈 殿物を遠心し、エーテル中で粉砕し、再び遠心して真空下で乾燥する。これによ って式(XXV)の塩化物0.0268gが得られ収量は58%である。式(X XV)の誘導体は次の特徴を有する:融点:170〜230°C(固体状態で分 解);Rf (シリカ):0.67(展開溶媒: MeOH20X  CHzC Zz 80%);0.74 (展開溶媒: EtOAc:nBuOH:Ac0) 1:HrO(1: 1 : 1 : 1 )。
旋光度コ [α) :=−31,8°(c O,8: MeOH)。
核磁気共鳴による分析: (CD:+OD): 8.17. dd(J=2.1 Hzおよび8.4)1z)、 IH(ArHz); 7.94. d(J=2. 1Hz)、 IH(ArH+); 7.6B、 d(J=8.4Hz)、 IH (ArHs); 7.48. tg、 5H(PheのArH); 4.86.  dd(J=4.7Hzおよび10.0Hz)、 IH(PheのCHα);  4.83. s、 2H((lJcHlAr);4.32. d(J=i7.0 )lz)、 IHおよび4.12. d(J=17.0Hz)、 IH(Gly のCHz); 4.29. s、 2H(GlyのCL); 4.23. d( J=1.6.9Hz)、18および4.09. dU=16.8)1z)、 L H(GlyのCHz) ; 4.01. d(J=15.811z) 。
IHおよび3.85. d(J=15.8Hz)、 1B(GlyのCHz);  3.59. da(J=4.7Hzおよび14.0Hz)、 IHおよび3. 19. dd(J=10.1Hzおよび14.0Hz)。
18(Pt+eのCHz)。
□    旦且 計算値(CzsHzJbO7CZ、1.5H20として  52.68  5. 31実測値                52,43  4.69マススペ クトル(DCI) : 542(”(J〕M’ )544C7CIのM’) 実JtJ生班 式(XXV)のシクロペプチド誘導体の特性、特にウシキモトリプシンを不活性 化する能力を実施例2と同一の方法を使用して検査する。この化合物の見かけ上 の不活性化定数ki/Kiは2.8M−’s−’である。
実施例2,4.6および8の結果を表1に要約する。
夫施斑主 下記式(XX■)のシクロペプチドの製造:NH:+、CFsCOO一 式(XXn)のシクロペプチド0.100g (0,14ミリモル)およびチオ アニソール1.412 d (14ミリモル)のトリフルオロ酢酸(TFA)5 .6C111溶液を周囲温度で24時間攪拌する。次いでこれにエチルエーテル 50cdを加えて、白色沈殿物を形成させる。沈殿物を傾瀉して上澄液を除去す る。沈殿物をエーテルで数回洗い、遠心して集め、真空下で乾燥し、そしてシリ カゲルカラムクロマドグラフィー(シリカゲル60)により、EtOAc/nB uoI(/AcOH/HzO=l:l:l:l溶液で溶出して精製する。適当な フラクションを合し、溶液を減圧下で蒸発乾固する。得られた残渣をトリフルオ ロ酢酸2dに溶解し、次いでエーテルで沈殿させる。
沈殿物をエーテルで数回洗い、遠心して集めて乾燥する。これをメタノール2c 11Yに溶解し、エーテルで再び沈殿させ、エーテルで数回洗い、遠心して集め て乾燥する。次いでこれを水10cnに溶解する。溶液を濾過した後凍結乾燥す る。これによって式(XX■)のシクロペプチド0.056gが白色粉末の形態 で得られる。収量は48%であり、そして融点は135°C(分解)である。
シリカゲル支持体上でのクロマトグラフィー分析によって、0.12のRf ( 展開溶媒: EtOAc/nBuOH/AcOH/HzO= 1 : 1 :  1 : 1 )が得られる。旋光度は〔α) zso(546nm)=−25, 8°(c o、2:R20)である。NMR’Hによる分析によって次の結果が 得られる:(口zO):  7.8〜7.3. m、  3B(ArH’H”R 3)  ;7.60. m、  5H(C6H5S”):5.13. m、 2 H(ArCHzS”″); 4.26. J IH(CHa Lys); 3. 94. m。
8H(4CHz Gay); 3.29. s、 3)1(CH3S”); 2 .96. m、 2H((JlzεLys);1.9〜1.4. m、 6H( CHzβ761.、、ys)。
XIJU殊刊 下記式(XXIX)のシクロペプチドの製造:この式の化合物は式(I)のシク ロペプチド誘導体に相当し、その際R1はC6H55’(CH3)−1CF3C OO−を表わし、R2は水素原子を表わし、ZはC0(GlyJaを表わし、R 2はNHを表わし、そしてC(0)−AAはアルギニンに由来している。実施例 1(工程1がら6)および実施例9に類似した操作方法に従うが、実施例1の第 3工程では、式(X■)の化合物を、αNH,基がブチロキシカルボニル基Bo cで保護されているアルギニンと反応させる。
これによって式(XXIX)のシクロペプチドが得られ、これは次の特徴を有す る: Rf=0.14 (シリカゲル支持体;展開溶媒EtOAc/nBuOH /AcOH/HzO= 1 : 1 : 1 : 1 ) 、融点は125〜1 30″C(分解)である。旋光度は〔α) ”’ (546ni)= −4°( c O,1;R20)である。核磁気共鳴による分析: ’H(DzO): 7 .8〜7.3. ai。
3H(Arl(’I(”!(3); 7.61. m、 5H(C6H5S”) ; 5.10. m、 2N(ArCHzS”);4.28. m、 1B(C HaArg); 3.95. m、 8H(4CH,Gly); 3.30.  s。
3H(CHsS”); 3.20. m、 2H(CHzδArg) i 2. 0〜1.6. m、 4H(CH,R7Arg)。
実皇貫U 下記式(XXIX’ )のシクロペプチドの製造:Ht C,11B NH3,CF3CO0− この化合物は化合物(XXIX)の位置異性体である。その式は式(1)のシク ロペプチド誘導体に相当し、その際R′はC,ll5S’(CI!、)−、CF 3CO0−を表わし、R2は水素原子を表わし、Zは!?3に対してオルト位( メタ位の代わりに)のCo(Guy)aを表わし、R3はN)Iを表わし、そし てC(0)−AAはアルギニンに由来する。実施例10に類似する方法に従うが 、但し、αNH,基がBoc基によって保護されているアルギニンを、(n)と 同一であって2−ニトロ−5−メチル−安息香酸から得られる化合物(R′)か ら(X\1)と同じよう番こして得られた弐(X■′)の化合物とカップリング さ→!る。
(II’ )            (X■′)これによって弐(XXIX’  )のシクロペプチドが得られ、これは次の特徴を有する: Rf−0,12( シリカゲル支持体;展開溶媒EtOAc/nBuOH/Ac0)I/Hz0 1  : 1 : 1 : 1 ) 、融点140〜150″C(分解)。旋光度C ff ”’ (546nm)=+7.37°(c O−1;HzO)。
核磁気共鳴による分析: ’H(DzO): 7.7〜7.1+ III 8H (ArH’H”H’およびC,HsS”″); 4.60. m、 2H(Ar C)IzSつ; 4.30. m、 II((CHaArg)R3,90,m+  8H(4CH2Gly); 3.30. s、および3.19.s、3H(C H3S”″);3.20. m、  2B(CHz6Arg); 2.1〜1. 5.  m、  4H(CH2βγArg)。
実遣割12 下記式<XXX)のシクロペプチドの製造: H C=N)1 NH3,CFiCOO− この式は式(+)のシクロペプチドに相当し、その際R1は(C1!3)zS’ 、ChCOO−を表わし、R′は水素原子を表わし、ZはC0(Gly)aを表 わし5、R3はIIHを表わし1、そしテC(0)−AAは7Bvギ、2′ンに 由来する。実施例1Oと類似する操作方法に従うが、最終rh程ではチオアニソ ールの代わりにジメチルスルフィドを使用する。これによって式(XXX)のシ クロペプチドが得られ、これは次の特徴を有する: pr=o、oq cシリカ ゲル支持体;展開溶媒EtOAc/nBuo)I/AcOH/HzO= 1 :  1 : 1 : 1 ) 、融点130〜1.50”C(分解)6旋光度(t x ) 1 So(546nm) = −25,7°(c O,25;HzO) 。
核磁気共鳴による分析: ’H(DzO); 7.75. dd(J=2.1H zおよび8.3Hz>、  IH(ArH”);  7.63.  d(J=2 .1Hz)、  IH(ArH’);  7.54.  d(J=8.3Hz) 、  IH(ArH”);  4.68.  s、  28(ArCH,S”  );  4.27.  ts、  II((Cg αArg);  4.2〜3.8.  m、  8H(4GHz Gly);   3.19.  t(J=6.6Hz)、  2H(CH,δArg); 2. 80.  s、  61(([CHsltS” ); 2.0〜1.5.  m 、  4H(CHzβTArg)。
実11江U 下記式(XXXI)のシクロペプチドの製造:この式は式(1)のシクロペプチ ド誘導体に相当し、その際R1は臭素を表わし、R1はHを表わし、ZはCo− Gly2−Pro−Glyを表わし、R3はN)lを表わしそしてC0−AAは アルギニンに由来する。
操作方法は実施例3と同一であるが、第2工程では式(n)の化合物は化合物H −G1y、−Pro−Gly−OC,R5と反応させて下記式の化合物を得る: 最終工程の終了時に、式(XXXI)のシクロペプチドが得られる。
旋光度は〔α) :’、、=  31.1(c O,54; 1ho)である。
NMR’ Hによる分析によって次の結果が得られる: (R20)ニア、54 ゜d(J=1.6Hz)、 IH(ArH+); 7.51. d(J=8Hz )、 IH(ArH:+); 7.48. dd(J=8tlzおよび1.6H z)、 1B(ArHz); 4.65. s、 2B(CFIJr)。
災胤桝■ 表2に要約した実施例9〜13の式XX■、XX■、XX■′、XXXおよびX XX Iの官能化されたシクロペプチドの不活性化および阻止特性を一定数の酵 素:ウシトリプシン、ヒトウロキナーゼ、ヒトt−Ar、ヒトプラスミンおよび ブタ膵臓エラスターゼに関して試験した。動力学的測定は次の緩衝液:0.1M )リス、0.OIM CaCZz 、pH7,2(ウシトリプシン)  ;0. 025Mりん酸ナトリウム、0.LM NaC1,0,05χ(v/v) トウ ィーン80. pH7,5(ヒトウロキナーゼ)  ;0.05M  )リス、 0.038M NaC!、 0.01χ(v/v)トウイーン80、pH8,3 (ヒトt −PA)  ; 0.IM Fリス(ブタ膵臓エラスターゼ);0. IMりん酸ナトリウム、25χ(ν/v)グリセロール(ヒトプラスミン)中2 5゛Cで実施した。aと記載したハートおよびオブライエンの方法(Bioch emistry、 12.2940〜2945.1973)かまたはbと記載し たキックおよびウィルソンの方法(J、Bio、Chem、、237 32.3 245〜4249.1962)のいずれかを使用して、無限基質濃度の不活性化 を示す第1定数kiおよび酵素−インヒビターコンプレックスの解離定数Kiを 測定し、ki/KiO比は不活性化剤の効果を示す見かけ上の第2定数である。
得られた結果は表2に示す。
表1および2の結果に基づいて、実施例9から13のシクロペプチド誘導体が実 施例1および3の式XVIおよびXX■の対応する臭化物より良好なインヒビタ ーであることがわかる。
更に、実施例9から12のシクロペプチド誘導体は水溶液中では実施例1および 3の臭素誘導体より安定である。
かくして、本発明によるシクロペプチド誘導体は特定のプロテアーゼの選択的イ ンヒビターであり、そして前述した病変での治療的適用に使用可能な製薬組成物 の活性物質として使用することができる。
表−土 官能化したシクロペプチドによるセリンプロテアーゼの不活性化を表わす動力学 的パラメータ(25°C)実施例5の化合物(XXIV)  ウシキモトリプシ ン  7実施例1の化合物(XVI)   ウシトリプシン    53ヒトウ ロキナーゼ   4.2 実施例3の化合物(XXI[[)  ウシトリプシン   150ヒトウロキナ ーゼ  165 ヒトt−PAO,3 1−呈 官能化したシクロペプチドによるセリンプロテアーゼの不活性化を表わす動力学 的パラメータ(25°C)実施例9の誘導体(XX■)  トリプシン  49 0aウロキナーゼ 145b プラスミン   53    b エラスターゼ  0 実施例10の誘導体(XXIX)   )リプシン  824aウロキナーゼ  1967  aおよびbt−PA    1.4    b エラスターゼ  Ob 実施例11の誘導体(XX■′)トリプシ7  16.7    aウロキナー ゼ  14    a エラスターゼ  ob 実施例12の誘導体(XXX)  トリプシン   7bウロキナーゼ 108     b エラスターゼ  ob t−PA      Ob 実施例13の誘導体(XXXI))リブシン  2016    al)ILJ L: トリブシン:ウシトリプシン ウロキナーゼ:ヒトウロキナーゼ t−PA :ヒトプラスミノーゲンの組織アクチベーターブラスミン:ヒトプラ スミン エラスターゼ:ブタ膵臓エラスターゼ 2)方−広: aニハードおよびオブライエンの方法。
b:キンクおよびウィルソンの方法。
手続補正書動心 平成3年2月26日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(I)式中、 −R1は、塩素、フッ素、臭素およびヨウ素原子並びに基OSO2R4、OP( O)R42、OC(O)R4およびS+X■(式中、R4はアルキル、バーフル オロアルキルまたはアリール基を表わし、その際R4は異なることができそして X−はV価の陰イオンを表わす)から選択され; −R2は水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、NO2、COOR5、CF3C NまたはSO2R5(式中、R5はアルキル基またはアリール基を表わす)であ り; −R3は酸素原子、硫黄原子または−NH−を表わし;−Zはアミノ酸または同 一若しくは異なる類似体のペプチド配列Z1と末端が芳香核に結合した−(CH 2)n、−O(CH2)n−または−CO−(式中、nは1から8までの整数で ある)から選択される基からなり; −▲数式、化学式、表等があります▼は式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、 R6は−N−または−CH−を表わし、そしてR7はH、−CH3、−CH2C H(CH3)2、▲数式、化学式、表等があります▼、−CH2−CO−NH2 、−CH2−CH2−COOH、−CH2−CH2−CO−NH2、(CH2) 4−NH2−CH2OH、−CH2−SH、▲数式、化学式、表等があります▼ 、−CH2−C6H5、−CH2−C6H4OH、−(CH2)3NHC(=N H)−NH2、−CH2−COOH、−CHOH−CH3、▲数式、化学式、表 等があります▼、−(CH2)SCH3、▲数式、化学式、表等があります▼お よび−CH(CH3)2の中から選択される基を表わす)または式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R8はNまたはCHを表わし、そしてR9は基−(CH2)3−または −CH2−CHOH−CH2を表わす)のアミノ酸またはアミノ酸類似体に由来 する基である、を充足することを特徴とするプロテアーゼインヒビターとして使 用可能なシクロペプチド誘導体並びにその製薬的に受容可能な酸付加塩。 2)ペプチド配列Z1が同一または異なることができる2から8個のアミノ酸ま たはアミノ酸類似体からなることを特徴とする請求項1に記載のシクロペプチド 誘導体。 3)R3がZに対してオルトまたはメタ位でありそしてR1H2Cに対してオル トまたはパラ位であることを特徴とする請求項1および2のいずれか1項に記載 のシクロペプチド誘導体。 4)▲数式、化学式、表等があります▼が式:▲数式、化学式、表等があります ▼ (式中、R6はCHでありそしてR7はCH2−C6H5、CH2−C6H4O H、(CH2)2SCH3または ▲数式、化学式、表等があります▼である)を充足することを特徴とし、キモト リプシンインヒビターとして使用可能な、請求項1から3のいずれか1項に記載 のシクロペプチド誘導体。 5)−AA−C−(O)−が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R6はCHでありそしてR7は−(CH2)4NH2または−(CH2 )3NH−C(=NH)−である)を充足することを特徴とし、トリプシンイン ヒビターとして使用可能な、請求項1から3のいずれか1項に記載のシクロペプ チド誘導体。 6)−AA−C(O)−が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R6はCHでありそしてR7は−CH3または−CH(CH3)2であ る) を充足することを特徴とし、エラスターゼインヒビターとして使用可能な、請求 項1から3のいずれか1項に記載のシクロペプチド誘導体。 7)R1がCl、BrまたはOSO2R4であることを特徴とする請求項4から 6のいずれか1項に記載のシクロペプチド誘導体。 8)R1がS+R42X■を表わすことを特徴とする請求項1から6のいずれか 1項に記載のシクロペプチド誘導体。 9)R1がC6H5−S+−CH3またはCH3−S+−CH3を表わすことを 特徴とする請求項8に記載のシクロペプチド誘導体。 10)R2が水素原子であることを特徴とする請求項4から9のいずれか1項に 記載のシクロペプチド誘導体。 11)Zが式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、mは4、5または6でありそしてR6およびR7は請求項1に記載の意 味を有する) を充足することを特徴とする請求項2から10のいずれか1項に記載のシクロペ プチド誘導体。 12)請求項1から11のいずれか1項に記載され、製薬的に受容可能な量のシ クロペプチド誘導体からなることを特徴とする、所定のプロテアーゼを阻害する 特性を有する製薬組成物。 13)プロテアーゼがトリプシン、キモトリプシン、エラスターゼまたは活性の システインプロテアーゼからなる群に属することを特徴とする請求項12に記載 の組成物。
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