JPH0350191Y2 - - Google Patents

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JPH0350191Y2
JPH0350191Y2 JP19133285U JP19133285U JPH0350191Y2 JP H0350191 Y2 JPH0350191 Y2 JP H0350191Y2 JP 19133285 U JP19133285 U JP 19133285U JP 19133285 U JP19133285 U JP 19133285U JP H0350191 Y2 JPH0350191 Y2 JP H0350191Y2
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JP
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holder
bolt
elastic body
support
support bolt
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、体育館等の床板を下面で支承する
支持装置の改良に関するものであり、特に大引の
取付けを容易にした大引取付装置に係わる考案で
ある。
<従来の技術> 強い衝撃を受けることの多い床板には、緩衝
性・弾性性が要求され、このため床板支持装置の
改良が図られている。実公昭57−14278号公報に
開示された装置もその一つであり、この技術は、
第4図示のように支持脚1に支持ボルト2を縦設
し、支持ボルト上端に取付けたU字形のホルダー
3の内面に弾性体4を固着し、この弾性体に大引
5を支承せしめてあり、前記支持ボルト2はホル
ダー3の底部下面に溶着したナツト6に係合し、
またホルダー3の左右側壁延長部3a,3aに穿
つた挿孔4,4に締付ボルト7を挿通するように
構成したものであつて、大引5はホルダー3の上
方から嵌合することによつて取付けを容易とし、
また弾性体4にきしみ音の発生防止と緩衝作用を
兼ねるように所期せしめてある。
<考案が解決しようとする問題点> 上述の従来技術によると、大引5を取付けるホ
ルダー3は、支持ボルト2と係合するナツト6を
底部下面に固着しているが、ナツトの固着には溶
接作業を必要とするため熟練と手数を要し従つて
製品を高価とする問題がある。また大引5をホル
ダー3に固定するための締付ボルト7は、片方の
挿孔4から他方の挿孔4に向けて串通し端部にナ
ツト8を螺合するもので、このように締付ボルト
7を、離間した挿孔4,4に串通するのは少なか
らぬ手間を要するとともに、他方の挿孔に突出し
たボルト端部にはナツト8をあてがつて螺合する
のでこの点でも手数がかゝるのは避けられない。
<問題点を解決するための手段> この考案は従来技術の不都合に鑑みなされたも
ので、すなわちコンクリート基礎面1に固定した
支持脚2の中央に支持ボルト4を縦設し、支持ボ
ルト4の上端に設けたU字形のホルダー5内側に
弾性体11を固着し且つ弾性体11に大引15を
支承するようにした床板支持装置において、弾性
体11底部に穿つた中央孔12に、支持ボルト4
を固着する角形ナツト13を嵌合するとともに、
ホルダー5底部の相対する2ヶ所を打抜いて形成
した起立片6,6が上記角形ナツト13の側壁に
密着し、而してホルダー5の左右側壁に連なる延
長片7,7に、締付ボルト9を係合する凹溝8を
形成した大引取付装置を提供したものである。
<実施例> コンクリート基礎面1上に釘着された支持脚2
は、上端部中央に上下のナツト3,3で高さ調整
可能とした支持ボルト4を縦設してあり、支持ボ
ルト4の上端にU字形の金属製ホルダー5を設け
且つホルダー内側にゴム製のU字形弾性体11が
固着され、弾性体11の内側に、根太16を受け
る大引15が支承されている。また弾性体11の
底部には円形の中央12が穿たれ、該中央孔に支
持ボルト4の上端を固着する六角状の角形ナツト
13を嵌合してある。角形ナツト13の下面は支
持ボルト4が介入するホルダー5底部に接してあ
り、ホルダー底部は前後2ヶ所を内方に打抜いて
起立片6,6が形成され、この起立片6,6の内
側が角形ナツト13の側壁に密着され、またホル
ダー5の底部下面には支持ボルト4の緩み防止ナ
ツト14が圧接してある。而してU字形ホルダー
5の左右側壁は大引15の上方まで延設され、こ
の延長片7,7に、上部を傾斜状とした凹溝8を
形成し、該凹溝に頭部付き締付ボルト9を係合し
ボルト端部にナツト10を螺合せしめたもので左
右の凹溝8は傾斜状の上部が逆向きとなつてい
る。
<考案の効果> 本案装置によると、支持ボルト4を固着する角
形ナツト13は、弾性体11の中央孔12内に嵌
合され且つホルダー5底部の起立片6,6によつ
て側壁が密着されているので、支持ボルト4を回
動して高さ調節する場合に横方向への可動が抑止
される。このように角形ナツト13をホルダー5
底部に設けたことにより、従来のような溶接作業
を必要とせずその分手数が省けて製品を安価に提
供できる。
而して大引15は弾性体11を介してホルダー
5に固定されるが、ホルダー5の上部は開放され
ているため左右延長片7,7が締付ボルト9で緊
締される。ところで延長片7,7には凹溝8が形
成されているので締付ボルト9は凹溝8に上方よ
りワンタツチで介入させることができるとともに
締付ボルト端部にあらかじめナツト10を緩く螺
合させておくことによつてナツトの締付けも容易
になされ組立作業が能率よく行われる。なお図示
のように凹溝8上部を左右が逆向きの傾斜状にす
ると、たとえ締付ボルト9が衝撃や震動を受けて
も緩みを生じることはなく大引15が安定的に保
持される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置の正面図、第2図は同上の一
部を切断した側面図、第3図はホルダーの延長片
に締付ボルトを係合した部分斜視図、第4図は従
来装置を示す正面図である。 1……コンクリート基礎面、2……支持脚、4
……支持ボルト、5……ホルダー、6……起立
片、7……延長片、8……凹溝、9……締付ボル
ト、11……弾性体、12……中央孔、13……
角形ナツト、15……大引。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリート基礎面1に固定した支持脚2の中
    央に支持ボルト4を縦設し、支持ボルト4の上端
    に設けたU字形のホルダー5内側に弾性体11を
    固着し且つ弾性体に大引15を支承するようにし
    た床板支持装置において、弾性体11底部に穿っ
    た中央孔12に、支持ボルト4を固着する角形ナ
    ツト13を嵌合するとともに、ホルダー5底部の
    相対する2ヶ所を打抜いて形成した起立片6,6
    が上記角形ナツト13の側壁に密着し、而してホ
    ルダー5の左右側壁に連なる延長片7,7に、締
    付ボルト9を係合する凹溝8を形成した大引取付
    装置。
JP19133285U 1985-12-12 1985-12-12 Expired JPH0350191Y2 (ja)

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JP19133285U JPH0350191Y2 (ja) 1985-12-12 1985-12-12

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JP19133285U JPH0350191Y2 (ja) 1985-12-12 1985-12-12

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JPS6299747U JPS6299747U (ja) 1987-06-25
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JP19133285U Expired JPH0350191Y2 (ja) 1985-12-12 1985-12-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0723473Y2 (ja) * 1989-03-23 1995-05-31 オイレス工業株式会社 床緩衝用ユニット
JP4712484B2 (ja) * 2005-08-23 2011-06-29 三洋工業株式会社 床緩衝構造

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Publication number Publication date
JPS6299747U (ja) 1987-06-25

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