JPH0350074Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0350074Y2 JPH0350074Y2 JP1984025624U JP2562484U JPH0350074Y2 JP H0350074 Y2 JPH0350074 Y2 JP H0350074Y2 JP 1984025624 U JP1984025624 U JP 1984025624U JP 2562484 U JP2562484 U JP 2562484U JP H0350074 Y2 JPH0350074 Y2 JP H0350074Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corner
- edge
- side wall
- connecting member
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は組立式貯液槽に関し、詳しくは、複数
枚の単位パネルを順次連結して槽の側壁や蓋体を
構成する組立式貯液槽に関し、その目的とすると
ころは、側壁または蓋体の断面略L字状に折曲す
るコーナー部分を容易に構成することができ、し
かも、液圧等によつて側壁等が変形したり破壊し
ないようにした組立式貯液槽を提供するにある。
枚の単位パネルを順次連結して槽の側壁や蓋体を
構成する組立式貯液槽に関し、その目的とすると
ころは、側壁または蓋体の断面略L字状に折曲す
るコーナー部分を容易に構成することができ、し
かも、液圧等によつて側壁等が変形したり破壊し
ないようにした組立式貯液槽を提供するにある。
複数枚の単位パネルを順次連結して槽の側壁や
蓋体を構成する組立式貯液槽において、側壁等の
断面略L字状に折曲するコーナー部分を構成する
場合、従来は、第5図に示す如く、断面略L字状
に折曲し、かつ、周側縁部に直立する接合縁を設
けたパネルを使用していた。しかしながら、この
ような形状のパネルは嵩張り輸送や保管するのが
不便であつた。また、それを成形するには特殊な
専用型が必要であつた。
蓋体を構成する組立式貯液槽において、側壁等の
断面略L字状に折曲するコーナー部分を構成する
場合、従来は、第5図に示す如く、断面略L字状
に折曲し、かつ、周側縁部に直立する接合縁を設
けたパネルを使用していた。しかしながら、この
ような形状のパネルは嵩張り輸送や保管するのが
不便であつた。また、それを成形するには特殊な
専用型が必要であつた。
本考案は、側壁や蓋体の断面略L字状に折曲す
るコーナー部分を構成する際、側壁や蓋体の他の
大部分を構成する単位パネルとほぼ同一形状のコ
ーナー用パネルを使用することによつて、上述の
ような従来の欠点を解消すると共に、槽内に連結
材を底壁または側壁に固着した取付座に固定して
立設または横架し、この連結材に上記コーナー用
パネルを当接し固着することによつて、側壁や蓋
体の断面略L字状に折曲するコーナー部分を容易
に構成することができ、しかも、側壁等が変形し
たり、破壊しないようにした組立式貯液槽であ
る。
るコーナー部分を構成する際、側壁や蓋体の他の
大部分を構成する単位パネルとほぼ同一形状のコ
ーナー用パネルを使用することによつて、上述の
ような従来の欠点を解消すると共に、槽内に連結
材を底壁または側壁に固着した取付座に固定して
立設または横架し、この連結材に上記コーナー用
パネルを当接し固着することによつて、側壁や蓋
体の断面略L字状に折曲するコーナー部分を容易
に構成することができ、しかも、側壁等が変形し
たり、破壊しないようにした組立式貯液槽であ
る。
次に、本考案の一実施例を添附の図面において
説明する。
説明する。
第1図は一部分を切除した斜視図、第2図は主
要部分の拡大斜視図、第3図は第2図−線に
沿う断面図、第4図は一部分を切除したコーナー
用パネルの斜視図、第5図は一部分を切除した従
来のパネルの斜視図である。
要部分の拡大斜視図、第3図は第2図−線に
沿う断面図、第4図は一部分を切除したコーナー
用パネルの斜視図、第5図は一部分を切除した従
来のパネルの斜視図である。
本考案の組立式貯液槽は、第1図に示す如く、
側壁1と底壁2と蓋体3とからなり、接合縁を有
する複数枚の単位パネル4を順次連結することに
よつて側壁1と蓋体3とを構成してある。これら
の単位パネル4は直角四辺形で、その四側縁部に
直立する接合縁を設け、左右及び上下に隣接して
いる単位パネル4の接合縁を密着し連結して、側
壁1と底壁2と蓋体3とをそれぞれ構成したもの
を例示してあるが、これに限定されない。図示し
ていないが、側壁及び蓋体、或はそれらのいずれ
か一方を複数枚の単位パネルで構成したものであ
つてもよい。上記側壁1または底壁3の断面略L
字状に折曲するコーナー部分を構成するに当り、
第4図に示すようなコーナー用パネル5を形成す
る。コーナー用パネル5は、直角四辺形の四側縁
部のうち一側縁部6を除いて他の側縁部に直立す
る接合縁7を設け、かつ、該接合縁7の一側縁部
6側の端部8を斜めに切欠してある。このコーナ
ー用パネル5は、上記単位パネル4の一側縁部の
接合縁を取除いたものと略同一形状であつて、こ
のような形状であると特殊な成形型を必要とせ
ず、単位パネル4の成形型と同じような成形型に
より成形することができるものである。また、接
合縁7の一側縁部6側の端部を斜めに切欠してあ
るのは、相隣るコーナー用パネル5を密着状態に
突き合せるためで、45度の角度に切欠したものを
例示してある。一方、槽内には上記コーナー用パ
ネル5の側縁部の内側、即ち、接合縁7が存在し
ない側が当接し得る連結材9を立設してある。連
結材9は断面略L字形を呈し、その両片にコーナ
ー用パネル5の一側縁部6の内側が当接し得るよ
うになつているものを例示してある。また、この
連結材9は底壁2に固着した取付座10に固定
し、側壁に沿つて立設してある。このように連結
材9を取付座10を使用して立設してあるので、
コーナー用パネル5を強固に連結することができ
る他、その連結施工が容易になる。この連結材9
に、第2図及び第3図に示す如く、相隣るコーナ
ー用パネル5の一側縁部6を突き合せると共にそ
れらの内側を当接する。そうすると、接合縁7の
一側縁部6側の端部8を斜めに切欠してあるか
ら、相隣るコーナー用パネル5の一側縁部6及び
接合縁7の端部8が密着して外観が良好となる
他、コーナー用パネル5も連結材9に密着するよ
うになる。また、各コーナー用パネル5の一側縁
部6を連結材9に固着して側壁1の断面略L字状
に折曲するコーナー部分を構成するものである。
コーナー用パネル5と連結材9は、それらの間に
パツキン11を介装し、ボルト12により固着し
たものを例示してあるが、これに限定されない。
図示していないが、パツキンを介装しなくともよ
く、また他の手段によつてコーナー用パネルと連
結材を固着してもよい。しかし、例示したよう
に、パツキン11を介装し、ボルト12でそれら
を固着してあると、一層水密になるので、特に側
壁1を構成する場合は好適である。
側壁1と底壁2と蓋体3とからなり、接合縁を有
する複数枚の単位パネル4を順次連結することに
よつて側壁1と蓋体3とを構成してある。これら
の単位パネル4は直角四辺形で、その四側縁部に
直立する接合縁を設け、左右及び上下に隣接して
いる単位パネル4の接合縁を密着し連結して、側
壁1と底壁2と蓋体3とをそれぞれ構成したもの
を例示してあるが、これに限定されない。図示し
ていないが、側壁及び蓋体、或はそれらのいずれ
か一方を複数枚の単位パネルで構成したものであ
つてもよい。上記側壁1または底壁3の断面略L
字状に折曲するコーナー部分を構成するに当り、
第4図に示すようなコーナー用パネル5を形成す
る。コーナー用パネル5は、直角四辺形の四側縁
部のうち一側縁部6を除いて他の側縁部に直立す
る接合縁7を設け、かつ、該接合縁7の一側縁部
6側の端部8を斜めに切欠してある。このコーナ
ー用パネル5は、上記単位パネル4の一側縁部の
接合縁を取除いたものと略同一形状であつて、こ
のような形状であると特殊な成形型を必要とせ
ず、単位パネル4の成形型と同じような成形型に
より成形することができるものである。また、接
合縁7の一側縁部6側の端部を斜めに切欠してあ
るのは、相隣るコーナー用パネル5を密着状態に
突き合せるためで、45度の角度に切欠したものを
例示してある。一方、槽内には上記コーナー用パ
ネル5の側縁部の内側、即ち、接合縁7が存在し
ない側が当接し得る連結材9を立設してある。連
結材9は断面略L字形を呈し、その両片にコーナ
ー用パネル5の一側縁部6の内側が当接し得るよ
うになつているものを例示してある。また、この
連結材9は底壁2に固着した取付座10に固定
し、側壁に沿つて立設してある。このように連結
材9を取付座10を使用して立設してあるので、
コーナー用パネル5を強固に連結することができ
る他、その連結施工が容易になる。この連結材9
に、第2図及び第3図に示す如く、相隣るコーナ
ー用パネル5の一側縁部6を突き合せると共にそ
れらの内側を当接する。そうすると、接合縁7の
一側縁部6側の端部8を斜めに切欠してあるか
ら、相隣るコーナー用パネル5の一側縁部6及び
接合縁7の端部8が密着して外観が良好となる
他、コーナー用パネル5も連結材9に密着するよ
うになる。また、各コーナー用パネル5の一側縁
部6を連結材9に固着して側壁1の断面略L字状
に折曲するコーナー部分を構成するものである。
コーナー用パネル5と連結材9は、それらの間に
パツキン11を介装し、ボルト12により固着し
たものを例示してあるが、これに限定されない。
図示していないが、パツキンを介装しなくともよ
く、また他の手段によつてコーナー用パネルと連
結材を固着してもよい。しかし、例示したよう
に、パツキン11を介装し、ボルト12でそれら
を固着してあると、一層水密になるので、特に側
壁1を構成する場合は好適である。
本考案は、上述のようなものに限定されない。
図示していないが、連結材はコーナー用パネルの
側縁部の内側が当接し得る形状であれば、断面T
字状や断面十字状、その他の断面形状のものであ
つてもよいし、これにステーを固着してもよい。
連結材にステーを固着してあると、側壁の断面略
L字状に折曲するコーナー部分が一層強堅にな
り、更に変形したり破壊しないようになるので好
ましい。また、本考案は、図示していないが蓋体
の断面略L字状に折曲するコーナー部分を構成す
る場合にも実施できるものである。この場合は、
連結材を相対向する側壁の上端部に差渡し蓋体に
沿つて横架し、この連結材に上述と同じようにし
てコーナー用パネルを固着すればよい。このよう
に連結材を横架してあると、ステーの役割をも果
すものである。
図示していないが、連結材はコーナー用パネルの
側縁部の内側が当接し得る形状であれば、断面T
字状や断面十字状、その他の断面形状のものであ
つてもよいし、これにステーを固着してもよい。
連結材にステーを固着してあると、側壁の断面略
L字状に折曲するコーナー部分が一層強堅にな
り、更に変形したり破壊しないようになるので好
ましい。また、本考案は、図示していないが蓋体
の断面略L字状に折曲するコーナー部分を構成す
る場合にも実施できるものである。この場合は、
連結材を相対向する側壁の上端部に差渡し蓋体に
沿つて横架し、この連結材に上述と同じようにし
てコーナー用パネルを固着すればよい。このよう
に連結材を横架してあると、ステーの役割をも果
すものである。
以上のように本考案は、側壁や蓋体の断面略L
字状に折曲するコーナー部分を構成するためのコ
ーナー用パネルを形成する。このコーナー用パネ
ルは、直角四辺形の四側縁部のうち一側縁部を除
いて他の側縁部に直立する接合縁を設け、かつ、
該接合縁の一側縁部側の端部を斜めに切欠したも
のであり、ほぼ平板状であるから、それを成形す
るために特殊な成形型を必要とせず、しかも、嵩
張らないので保管や施工現場等への輸送が便利で
ある。また、コーナー用パネルを当接し得る連結
部材を底壁または側壁に固着した取付座に固定し
て槽内に立設または横架してあり、この連結材に
相隣るコーナー用パネルを突き合せると共に当接
して連結材に固着してあるから、コーナー用パネ
ル同志及びコーナー用パネルと連結材とを強固に
連結でき、また、その連結施工が容易であり、し
かも、連結材が補強材の役割をも果すので、側壁
等が変形したり、破壊することのない組立式貯液
槽である。更に、コーナー用パネルは、接合縁の
一側縁部側の端部を斜めに切欠してあるから、コ
ーナー用パネルを連結材に当接したり、相隣るコ
ーナー用パネルの一側縁部及び接合縁の端部を密
着し易く、側壁または蓋体の断面略L字状に折曲
するコーナー部分を構成するのが容易である他、
外観も良好な組立式貯液槽である。
字状に折曲するコーナー部分を構成するためのコ
ーナー用パネルを形成する。このコーナー用パネ
ルは、直角四辺形の四側縁部のうち一側縁部を除
いて他の側縁部に直立する接合縁を設け、かつ、
該接合縁の一側縁部側の端部を斜めに切欠したも
のであり、ほぼ平板状であるから、それを成形す
るために特殊な成形型を必要とせず、しかも、嵩
張らないので保管や施工現場等への輸送が便利で
ある。また、コーナー用パネルを当接し得る連結
部材を底壁または側壁に固着した取付座に固定し
て槽内に立設または横架してあり、この連結材に
相隣るコーナー用パネルを突き合せると共に当接
して連結材に固着してあるから、コーナー用パネ
ル同志及びコーナー用パネルと連結材とを強固に
連結でき、また、その連結施工が容易であり、し
かも、連結材が補強材の役割をも果すので、側壁
等が変形したり、破壊することのない組立式貯液
槽である。更に、コーナー用パネルは、接合縁の
一側縁部側の端部を斜めに切欠してあるから、コ
ーナー用パネルを連結材に当接したり、相隣るコ
ーナー用パネルの一側縁部及び接合縁の端部を密
着し易く、側壁または蓋体の断面略L字状に折曲
するコーナー部分を構成するのが容易である他、
外観も良好な組立式貯液槽である。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は一部
分を切除した斜視図、第2図は主要部分の拡大斜
視図、第3図は第2図−線に沿う断面図、第
4図は一部分を切除したコーナー用パネルの斜視
図、第5図は一部分を切除した従来のパネルを示
す斜視図である。 図中1は側壁、2は底壁、3は蓋体、4は単位
パネル、5はコーナー用パネル、6はコーナー用
パネルの一側縁部、7は接合縁、8は接合縁の端
部、9は連結材を示す。
分を切除した斜視図、第2図は主要部分の拡大斜
視図、第3図は第2図−線に沿う断面図、第
4図は一部分を切除したコーナー用パネルの斜視
図、第5図は一部分を切除した従来のパネルを示
す斜視図である。 図中1は側壁、2は底壁、3は蓋体、4は単位
パネル、5はコーナー用パネル、6はコーナー用
パネルの一側縁部、7は接合縁、8は接合縁の端
部、9は連結材を示す。
Claims (1)
- 側壁と底壁と蓋体とからなり、直角四辺形の側
縁部に直立する接合縁を設けた複数枚の単位パネ
ルを順次連結して槽の側壁または蓋体を構成する
組立式貯液槽において、直角四辺形の四側縁部の
うち一側縁部を除いて他の側縁部に直立する接合
縁を設け、かつ、接合縁の上記一側縁部側の端部
を斜めに切欠した複数枚のコーナー用パネルを形
成し、コーナー用パネルの側縁部の内側を当接し
得る連結材を底壁または側壁に固着した取付座に
固定して槽内に立設または横架し、該連結材に相
隣るコーナー用パネルの一側縁部を突き合ると共
にそれらの内側を当接し、各コーナー用パネルの
一側縁部を連結材に固着して側壁または蓋体の断
面略L字状に折曲するコーナー部分を構成したこ
とを特徴とする組立式貯液槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2562484U JPS60136996U (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 組立式貯液槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2562484U JPS60136996U (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 組立式貯液槽 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60136996U JPS60136996U (ja) | 1985-09-11 |
JPH0350074Y2 true JPH0350074Y2 (ja) | 1991-10-25 |
Family
ID=30520858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2562484U Granted JPS60136996U (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 組立式貯液槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60136996U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5924713Y2 (ja) * | 1980-12-17 | 1984-07-21 | 日立化成工業株式会社 | タンク組立用単位体パネル |
-
1984
- 1984-02-24 JP JP2562484U patent/JPS60136996U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60136996U (ja) | 1985-09-11 |
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