JPH03500729A - いびきをかく人向けのベッド - Google Patents

いびきをかく人向けのベッド

Info

Publication number
JPH03500729A
JPH03500729A JP1507761A JP50776189A JPH03500729A JP H03500729 A JPH03500729 A JP H03500729A JP 1507761 A JP1507761 A JP 1507761A JP 50776189 A JP50776189 A JP 50776189A JP H03500729 A JPH03500729 A JP H03500729A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support member
bed
mattress support
longitudinal
pine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1507761A
Other languages
English (en)
Inventor
フックス・ジークリンダ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH03500729A publication Critical patent/JPH03500729A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C19/00Bedsteads
    • A47C19/04Extensible bedsteads, e.g. with adjustment of length, width, height
    • A47C19/045Extensible bedsteads, e.g. with adjustment of length, width, height with entire frame height or inclination adjustments
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/56Devices for preventing snoring
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G7/00Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
    • A61G7/002Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons having adjustable mattress frame
    • A61G7/008Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons having adjustable mattress frame tiltable around longitudinal axis, e.g. for rolling

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Nursing (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 いびきをかく人向けのベッド 本発明は、はぼ平らな寝床面を有するマツトレス支持部材が少なくとも1本の縦 軸の回りに揺動可能に形成され、かつ特に電気モータ式の揺動駆動装置に連結さ れ、この駆動装置が制御回路を介して給電部に接続されている、いびきに影響を 与えるためのベッドに関する。
睡眠中の人のいびきの防止は過去においているいろな方法で試みられた。なぜな ら、いびきによって生じる騒音が同じ部屋で一緒に寝ている人に多大の迷惑をか けるからである。この場合、いびきの騒音は時として、眠っている大自身が目を 覚ますような音量に達することがある。いびきをか(人を起こすと、いびきは確 かに止むが、当人の睡眠を妨げる。
はとんどの場合、睡眠後すぐにいびきを新たにかき始める。多(の場合、当該の 人が横向きに寝ているときには、いびきの音は生じないということが判った。横 向き姿勢を強制するために、西独国特許出願公告第1198005号公報により 、上体と同じ長さのクッション付き板からなる装置が知られている。この板は樅 軸内で傾くことができるように形成され、かつ上方へ傾動可能な部分を60°と 90”の間の角度に固定することができる固定装置を備えている。
この装置はその両端部分に、足と腕を通す止め輪を備えている。従って、眠って いる人は一部が上方へ傾くと、強制的に横向き姿勢となる。可撓性でない体支持 部材は別として、このような装置では、リラックスした睡眠は不可能である。な ぜなら、眠っている人が横向き姿勢に固定され、寝返りをうつことができないか らである。横向き姿勢での自由な動き、例えば頭を腕で支えることは、腕の止め 輪によって不可能である。公知の装置の他の欠点は、大腿部と肩の回りに取付け られた止め輪により、血液の循環が悪くなり得るということにある。
米国特許第3089130号明細書により、ベッドに取付けた装置が知られてい る。この装置の場合には、眠っている人の頭が、衝撃駆動装置を備えた揺動可能 な頭支持部材に支持される。いびきの音はマイクロホンで録音され、制御信号を 介して制御装置に送られる。それにより、この制御装置は衝撃駆動装置を働かせ る。眠っている人の頭は衝撃駆動装置によって上下に振り動かされるので、眠っ ている人は目を覚まし、いびきをかくのを止める。このような装置は確かにいび きを止めさせるには非常に有効であるが、いびきをかく人の睡眠を何度も中断す るので、非常に不健康である。
西独国特許出願公告第1151347号公報により、類似の装置が知られている 。この装置の場合にはしかし、水平方向に移動可能な支持板に載っている睡眠者 の頭が駆動装置を介して往復運動させられる。
この場合、駆動装置はマイクロホンを介してスイッチが入れられる。この装置の 場合には、往復運動する水平なコンベヤベルトまたは往復摺動可能な板を介して 、頭だけを側方へ曲げ、その他の姿勢は考慮しない。従って、力の作用を制限し ないと、頚椎を損傷する恐れがある。睡眠姿勢にとって不自然である、装置によ って強制される頭の側方傾斜により、睡眠が中断されることになり、この場合も 頚椎系の損傷の危険のほかに、睡眠が妨害されるという欠点がある。
PCT国際特許出願86103663号明細書により、縦方向に三分割されたマ ツトレスが知られている。このマツトレスの中央部分は跳ね上げ板上に弾性的に 支持されている。この場合、眠っている人が中央帯上で傾動ローラ上に正確に位 置するときにのみ、仰向は姿勢を取ることができる。傾動支持部材に対して側方 へ少し離れるように頭をずらすと、跳ね上げ板が側方へ傾動するので、中央部分 と、それに接続する同様に弾性支持された側方部分が、断面V字状に向く。眠っ ている人が仰向は姿勢で、マツトレスの中央部分と側方部分の間の継ぎ目上にほ ぼ位置すると、互いに接するこの画部分がほぼV字状に折れるので、マツトレス 全体は、擦り切れた古いマツトレスの評判の悪い“″窪み”の作用を有すること になる。いびきをかく人が中央部分と側方部分の間のV字状に折れた境界範囲上 に仰向けに寝ると、いびきを止める横向き姿勢へ回転したり、他の人によって回 転させてもらうことができない。なぜなら、跳ね上げ板の作用により、体を“這 い上がる”′ように動かさなければならないからである。これと同じ欠点が西独 間特許第560715号公報によって知られているベッド構造体にもある。この ベッド構造体はV字状に折れるマット支持部材を備えている。
米国特許第3013281号明細書、西独国実用新案登録第1837239号公 報、西独国特許出願公開第2636746号公報および西独国特許出願公開第2 408784号公報により、病院用ベッドが知られている。このベッドはほぼ櫓 状の寝床面を有し、マツトレスまたはマツトレス支持部材が縦軸回りに揺動可能 である。このようなベッドは先ず第1に、ベッドを移し換えるときに看護人を補 助するために役立つ。更に、個々の体の部分の負荷が変化する。この場合、揺動 によって患者の体は、例えば骨折等の場合に、医学的な理由から、その姿勢を寝 床面に対して相対的に変えることが許されない。寝たきりの人の場合、寝床面の 揺れによって、血行の補助が行われる(西独国実用新案登録第1837239号 公報および西独国特許出願公開第2408784号公報)。この公知のベッドは 、家庭での使用には通していない。なぜなら、いわゆる櫓状のベッドであるから である。この櫓状のベッドは横たわっている人を所定の姿勢に固定する。一方、 普通の住宅用ベッドでは、使用時に平らな寝床面によって動きが制限されないこ とが重要である。眠っている人も自由に動くことができるようにずべきである。
それによって、眠っている人は睡眠中、妨害されることなく他の姿勢を取ること ができる。例えば、一方の横向き姿勢から仰向は姿勢を経て他の横向き姿勢へ向 きを変えることができる。
要約すると、いびきを止めるために従来特別に開発された装置は、日常の使用に 適していないことが判る。マツトレスまたはマツトレス支持部材の少なくとも一 部によって縦軸回りに揺動可能に形成されているベッドが知られているが、この ベッドは病院用または寝たきりの人の看護のために作られており、家庭用の普通 のベッドとして使えるようになっていない。更に、このベッドは睡眠者の動きを 非常に妨げる。
本発明の根底をなす課題は、眠っている人の動きを妨げないかまたはほとんど妨 げないで、いびきを防止するかまたはいびきをかき始めてから短時間で止めさせ ることができる、冒頭に述べた種類のベッドを提供することである。この場合、 装置は住宅で使用可能にかつ住宅のすべての要件を満足するような形に形成すべ きである。
この課題は本発明に従って、傾斜位置または水平位置に達したときにその都度駆 動装置のスイッチを切る特に無接触作動のリミットスイッチがマツトレス支持部 材に付設されていることによって解決される。このように形成されたベッドは、 眠っている人が動きを妨害されずにベッドを使用することができ、かつ好みによ り仰向は姿勢や横向き姿勢を取り得るという利点がある。多くの場合、人は深い 眠りに入るときおよび仰向は姿勢のときにいびきをかき始める。同じ部屋で寝て いていびきの音で迷惑を受ける人は、適当なスイッチ、特に簡単な押しボタンス イッチを介して減速歯車付きモータを始動させることができる。これは寝ぼけた 状態でも可能である。それによって、マツトレス支持部材がマツトレスおよび眠 っている人と共に、所定の傾斜位置まで上方へ揺動する。10°と25°の間の 傾斜姿勢で、仰向けに眠っている人は目を覚まさずに短時間で一人でに横向き姿 勢になることが判った。ベッドが数分間の傾斜位置に保持されると、眠っている 人は自ら安定した横向き姿勢を取る。従って、ベッドを再び水平位置に手動で戻 すことができる。しかし、制御回路が自動タイマーに接続されていると非常に有 利である。このタイマーは所定の時間経過後、揺動駆動装置のスイッチを入れ、 水平位置に戻す。それによって、眠っている人が直ちに再び仰向は姿勢に回転せ ずに、ベッドはその普通の姿勢を取る。他方では、ベッドで寝ている人は、自由 に動くことができ、若干の時間の後で他の睡眠姿勢を取ることができる。
横向き姿勢で寝ている場合、若干の時間の後で他の横向き姿勢を選択するので、 寝床面が水平であるにもかかわらず、当該の睡眠者は直ちに再びいびきをかき始 めることはない。他方では、揺動運動を開始する人は、いびきが止んだ後、ベッ ドを再び普通の姿勢に戻す必要はない。これは自動的に行われる。
電気モータ、特に減速歯車付き電気モータを使用することにより、電気出力が小 さな小型のモータで揺動を行うことができ、運転騒音が邪魔になることがない。
この場合、マツトレス支持部材の揺動軸は簡単な形で一方の縦方向側面に設ける ことができるので、マツトレス支持部材は他方の縦方向側方縁によって、立脚底 部上に供される高さに応じて、水平姿勢から下方へまたは上方へ揺動させること により傾斜姿勢にもたらすことができる。
マツトレス支持部材が少なくとも1本の縦軸、特に中央縦軸の回りに水平姿勢か ら揺動可能に軸受されているベッドの場合には、本発明の好ましい実施形におい て、荷重を感知する方向切り換えスイッチが設けられる。この方向切り換えスイ ッチは、マツドレス支持部材上の片側の荷重によって決められた負荷モーメント に抗して、水平姿勢から出発する揺動運動の方向をその都度制御する。眠ってい る人がマツトレス支持部材またはマツトレスの中心縦軸の範囲に常に正確に仰向 は姿勢を取るとは限らず、マツトレスの両側半部で仰向は姿勢を取り得るので、 この実施形は、傾斜姿勢のためにマツトレス支持部材が寝ている人の側から上方 へ揺動させられるという利点がある。それによって、横向き姿勢を取るための充 分な動きスペースが存在する。荷重を感知する方向切り換えスイッチは揺動駆動 装置の構造に応じて、マツトレス支持部材と、ベッド箱枠上に揺動駆動装置を支 持する装置との間の範囲において、例えばベッド箱枠上にモータを固定する範囲 に設けることができる。なぜなら、この個所で、負荷モーメントを引張り力また は圧縮力として検出可能であるからである。方向切り換えはモータの負荷受は止 め部を検出することによっても行うことができるこの場合、マツトレス支持部材 は両縦縁部に設けることができ、それによって一方の側または他方の側へ高く揺 動可能であるかまたは中央縦軸口りに両側へ揺動可能に軸受することができる。
マツトレス支持部材は端面側で各々1本のジャーナルによってベッド箱枠にまた は特別な支持台に軸受可能である。この場合、駆動モータはジャーナルを介して 回転モーメントを直接伝えることができる。
この場合、適当な減速歯車装置を設けるべきである。
縦軸回りの揺動は、マツトレス支持部材を端面側で各々2個の揺動レバーを介し てベッド箱枠またはその支持台に連結することによっても行うことができる。こ の場合、両揺動レバーは平行に延びておらず、揺動平面内で互いに角度をなして いる。この場合、マツトレス支持部材は揺動レバーに゛懸吊”して、または揺動 レバーに“立設”して連結可能である。
この構造はそれぞれ端面側で、いわゆる四パーチェーンを形成する。従って、レ バーの曲がり位置の寸法により、レバーの長さと、マツトレス支持部材またはベ ット箱枠上のヒンジ間隔は、揺動角度と、例えば押し棒の駆動ストロークへの依 存関係に影響を与えることができる。一部材からなる剛性のマツトレス支持部材 の代わりに、このマツトレス支持部材は縦方向に分割可能である。従って、モー タの制御に対応して、負荷に依存する方向切り換えスイッチにより一方の縦方向 半分または他方の縦方向半分は上方へ揺動させられ、適当な時間経過後再び戻さ れる。
本発明の好ましい実施形では、揺動駆動装置として、減速歯車付き電気モータが 設けられ、このモータが押し棒に作用する。このような揺動駆動装置によって、 揺動のために必要な回転モーメントを小型の揺動装置によって生じることができ る。この場合、揺動過程が比較的に短い時間で終了するので、眠っている人は所 望の横向き姿勢を早(取る。押し棒はラックとしであるいはねしスピンドルとし て形成可能である。ねじスピンドルによる駆動装置は、動きが非常にスムーズで 、減速比が大きいので、小型のモータによっても大きな回転モーメントを押し棒 を介して加えることができる。
本発明の好ましい実施形では、減速歯車付きモータがマツトレス支持部材の端面 側下方において、揺動軸から離して設けられている。この配置構造は、ベッドの 普通の構造長さを上回らないという利点がある。なぜなら、減速歯車付きモータ の配置のために、マツトレス支持部材下方にある自由空間が利用されるからであ る。減速歯車付きモータと揺動軸の間隔を適当に選択することにより、加えるべ き回転モーメントを非常に小さくすることができる。モータは揺動輪からできる だけ大きな間隔をおいて取付けるべきである。
本発明の好ましい実施形では、特に、マツトレス支持部材が中央縦軸の回りに揺 動可能に軸受されている場合に、押し棒が、負荷モーメントの方向に設けられた 、制御回路の負荷を感知する方向切り換えスイッチに連結されている。この実施 形の場合には、中央に軸受された、天秤の竿のようなマツトレス支持部材が横方 向に作用するので、揺動駆動装置はマツトレスのどちらの半分に睡眠者が載って いるかを°゛感知する。いびきをかき始めると、揺動駆動装置のスイッチが入れ られ、負荷されたマツトレス半分が上方へ揺動するように揺動駆動装置が回転す る。
従って、睡眠者が空いたベッド半分の方へ横向き姿勢まで回転することが保証さ れる。この作用は、マツトレス支持部材がそれぞれ縦縁部に自在軸受を備え、縦 方向側面が昇降駆動装置に連結されているときにも利用可能である。その際、揺 動のために、最大負荷モーメントが作用する駆動装置にスイッチが入れられる。
本発明の非常に有利な実施形では、電気音響センサが制御回路に接続され、いび きの音によって揺動駆動装置のスイッチを入れる。静かな住宅では、この電気音 響センサは簡単なマイクロホンによって形成可能である。このマイクロホンには 適当な制御回路が付設されている。この制御回路は所定の騒音を超えたときに揺 動駆動装置のスイッチを入れる。電気音響センサ回路は、所定の音量を有する、 所定の周波数帯、すなわちいびきの場合通常低い周波数帯内の騒音を、成る時間 にわたって検出するときに初めて、揺動駆動装置のスイッチを入れるように形成 可能である。この装置は、揺動駆動装置のスイッチがいびき騒音によって入れら れるという利点がある。
これにより、同じ部屋で寝ている人は、スイッチを操作する必要がなくなる。特 に、いびきをかく人が一人で寝ている場合に、いびきが短時間で終了するときに 有利である。これは重要である。なぜなら、最近の医学調査によれば、いびきを かくことはいびきをかく人にとっても健康上良くないことが判ったからである。
好ましい実施形では、マツトレス支持部材の両縦方向側面に、マツトレスの縁部 のための動かぬ保持要素が設けられている。この構造は、可動の付加的な部品な しに、その都度下方へ揺動する側において、マツトレスの縁範囲が保持要素を介 してその元の姿勢に保持され、横向き姿勢に体を支持するためにほぼ水平な残り の面が存在するという利点がある。最近のマツトレスの可撓性は、傾斜した弁か らほぼ水平な縁部面への穏やかな移動部を形成するのに充分である。この場合、 保持要素は両縦方向側面に沿ってベッドの固定部分に櫛状に固定されている。
本発明の実施形では特に、マツトレス支持部材が公知のごとく、すのことして形 成され、このすのこが縦軸に対して横方向に互いに間隔をおいて設けられた細い 板を備え、マツトレス支持部材の縦縁部に付設された保持要素がベッドに設けら れ、この保持要素がそれぞれ、2本の細い板の間の中間室内に下側から挿入され 、マツトレス支持部材が水平位置にあるときに、保持要素の上端がほぼすのこの 平面内にある。この実施形は、すのこ自体がその元の姿勢に止まり、マツトレス が適当に形成され駆動装置に連結された保持要素だけによって縁から持ち上げら れ、充分な幅にわたって必要な傾斜姿勢にもたらされ、それによって睡眠者の体 が横向き姿勢まで転がり得るようにすることにより、変形可能である。この場合 も、それぞれの駆動装置に、負荷を感知するセンサが付設されているので、いび き騒音の発生時に°正しい”側からマツトレスが持ち上げられる。
この構造の場合、保持要素がその駆動装置を介して部屋の床またはベッド箱枠の 底に直接支持され、適当な高さ変更によってマツトレスの一方の側が上方へ揺動 させられる。本発明の範囲内で、前記構造を次のように変形することができる。
すなわち、駆動装置によって高さを変更可能な少なくとも2本の立脚でマツトレ ス支持部材自体を支持し、この立脚によって揺動を行うことができるように変形 することができる。高さ調節可能な4本の立脚を設け、そのうちそれぞれ一方の 縦側に設けた立脚を同期させて駆動する場合には、構造に応じて、マツトレス支 持部材のための特別な揺動軸受部を省略することができる。
本発明の実施形では更に、マツトレス支持部材が、揺動時に水平平面を越える範 囲の縁部に、下方へ向かってベッド箱枠内に達する被覆スカートを備えている。
少なくとも縦側に設けられたこのような被覆スカートにより、上方へ揺動した状 態で、マツトレス支持部材とベッド箱枠の縁部の間の開放した隙間に手を挟むこ とがなくなり、下方への揺動時に負傷しなくなる。
本発明では、冒頭に述べた種類のベッドのために改装キットが提案される。この 改装キットでは2本の端部材が設けられ、この端部材がそれぞれマツトレス支持 部材のための自在軸受を備え、かつ高さ調節可能な立脚を備えている。ベッド製 作時に、マツトレス支持部材の揺動軸承と揺動駆動装置の固定が容易に可能であ るが、既存のベッドへの後からの組み込みは非常に問題がある。一方では、マツ トレスの寸法を除いてベッドの寸法が規格化されていないため、いろいろな高さ を考慮しなければならないからである。他方では、使用材料または構造のため、 例えばベニア板製または布張りのベッド箱枠の場合に、自在軸受を後から組み込 むことが不可能であるからである。なぜなら、従来のようにベッド箱枠の縦桟を 介してではなく、端面側の両自在軸受を介して睡眠者の全体重を受け止めなけれ ばならないからである。そのために、ベッド箱枠のために使用される材料の寸法 と強度はほとんど不充分である。本発明による構造では、自在軸受を備えかつマ ツトレス支持部材を支持する両端部材を、改装キットの形で既存のベッド箱枠に 装着することが可能である。特に既存のマツトレスの厚さを考慮して立脚の高さ を適当に調節することにより、マツトレス支持部材の載置面を既存のベッド箱枠 の高さに正確に調節することができる。マツトレス支持部材が中央で軸受されて いる場合には、このマツトレス支持部材は元のマツトレス支持部材よりも幅が狭 いので、ベッド箱枠載置桟に沿って自由に移動させることができる。
この場合、高さ調節は、揺動の角度範囲内で、載置されたマツトレスと共に揺動 運動が妨害されずに達成されるように行われる。
立脚を備えた端部材は、その完璧な支持と配向を保証するために、例えばボルト 止めによってベッド箱枠の対応する端部材に固定連結可能である。しかし多くの 場合、既存のベッド箱枠の材料が適切でなく、ボルトをねじ込むのに大きな負荷 が必要であるので、本発明の有利な実施形では、両端部材が少なくとも一本の紺 支材を介して互いに連結されている。
これにより、ベッド箱枠とは無関係の自己支持作用のあるインサートが形成され る。特に、揺動軸が中央縦軸内にあるマツトレス支持部材の場合には、縦支材が 自在軸受の下方で端部材に連結されていることが好ましい。これにより、両側へ のマツトレス支持部材の自由な揺動が保証される。このような改装キットを既存 のベッド箱枠に合わせることができるようにするために、更に、縦支材はその長 さが変更可能に形成されている。これは例えば分割された縦支材によって達成可 能である。この縦支材は分割範囲内でオーバーラツプするように形成され、かつ この範囲に列をなした孔とねじボルトによるボルト止め部を備えている。本発明 の他の実施形では更に、マツトレス支持部材がフレームを備え、このフレームの 縦梁と横梁が長さを変更可能に形成されている。
これにより、マツトレス支持部材を所定の範囲内で既存のベッド箱枠の寸法に合 わせることができる。
本発明の好ましい実施形では更に、縦梁と横梁が管状成形品として形成され、縦 梁と横梁が、伸縮筒状に挿入可能で取り外し可能な連結部材を介して互いに固定 連結されている。縦梁と横梁の長さの平衡は好ましくは、角範囲を形成するアン グル部材によって行われる。このアングル部材は横梁と所属の縦梁の各々の端部 に挿入可能に、かつ梁に固定可能に形成されている。この場合にも、連結は、梁 の当該の端部とアングル部材の挿入端部に列をなして設けた孔と、差し込み可能 なねじボルトによって行うことができる。
本発明の好ましい実施形では更に、端部材が、その幅、特に立脚の幅方向間隔を 変更可能に形成されている。この構造は、端面をベッド箱枠の幅に正確に合わせ ることができるという利点がある。この正確な合わせにより、改装キットを弛く 装着したときに端面がベッド箱枠に側方から支持され、それによって側方へずれ ないように改装キットが固定される。
本発明の好ましい実施形では更に、マツトレス支持部材のフレームがすのこを備 え、このすのこが保持手段を介してフレームに連結されている。すのこは整形外 科の観点からマツトレスのための理想の支持部材であるだけでなく、本発明の種 類のベッドにとって次のような利点がある。すなわち、マツトレスのフレームに よって形成された平面がすのこの下方で完全に露出しているので、下方への揺動 運動のために必要な自由空間が存在するという利点がある。
本発明の好ましい実施形では、自在軸受として、心合せ軸受が支柱部分に設けら れ、この軸受に、フレームに連結可能なジャーナルが軸受されている。
心合せ軸受の配置は特に、インサートを既存のベッド箱枠に後から挿入すること によって形成される本発明による種類のベッドの場合には、組立誤差や床の凸凹 によって生じる心合せエラーや、負荷下でのマツトレス支持部材の変形によって 生じる曲げを補償し、常に申し分のない揺動運動を可能にするという利点がある 。
実施例の概略図に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図は改装キットを装着した普通のベッドの箱枠の平面図、 第2図は端部分を第1図の■−■線に沿って切断した、マツトレス支持部材を図 示していない断面図、第3図は長さと幅を変更可能なマツトレス支持部材の実施 例の角部の拡大図、 第4図は揺動駆動装置を備えたマノトレス支持部材の正面図、 第5図は回路装置の概略図、 第6図はマツトレスに作用する保持要素を備えた実施例を縦方向から見た部分図 、 第7図は高さ調節可能な立脚を介してマツトレス支持部材を揺動支持した状態を 示す概略図である。
実施例として、いわゆる改装キットについて説明する。この改装キットは、既存 のベッドをいびきをかく人向けのベッドに改装することを可能にする。
これは特に、貴重な家具の場合に所望される。以下、ベッドの一部を、それぞれ のベッド形状と無1関係に、ベッド箱枠1と呼ぶ。見やすいように図示するため に、ベッド箱枠1は破線で示しである。
改装は、既存のマツトレス支持部材、例えばばね付き枠をベッドから取り外し、 そして改装キットをベッド箱枠に装着することによって行われる。この場合改装 キットは、自己支持作用のある閉じ、たユニットとなるように形成されている。
組立と、ベッド箱枠1の寸法に対する寸法合せのほかには、例えばベッド箱枠1 に対する改装キットの部品の連結のような付加的な組立作業は不必要である。寸 法合せについては後で詳しく説明する。
改装キットは実質的に、端部材2,3によって形成されている。この端部材はそ れぞれ立脚4(第2図)を備えている。両端部材2,3は縦支材5によって互い に固定連結されている。この場合、縦支材5は縦中心軸線の下方で延びている。
両端部材2゜3にはそれぞれ、自在軸受6が装着されている。この自在軸受は心 合せ軸受として形成され、そしてフレームとして形成されたマツトレス支持部材 8のジャーナル7を収容する。ジャーナル7がマツトレス支持部材8の縦中心軸 線上に位置しているので、このマツトレス支持部材は両側へ揺動可能である。ジ ャーナル7を介して軸受する代わりに、それぞれ2木のヒンジレバーを介してマ ツトレス支持部材8の端部を支持してもよい。各端側のヒンジレバーは互いに角 度をなしており、第7図に略示するように、それぞれ四パーチェーンを形成して いる。水平に対するヒンジレバー32の傾斜と、ヒンジ個所33゜34または3 5.36の相互間隔は、レバーの揺動ストロークの比と、マツトレス支持部材の 傾斜を決定する。
マツトレス支持部材8は・揺動駆動装置9、例えば減速歯車付き電気モータと、 例えばランクとして形成された押し棒10とを介して、水平位置から両側へ向か って傾斜位置まで揺動可能である。押し棒は端部材3に枢着されている。
マツトレスの大きさにいろいろな段階があることは別として、既存のベッド箱枠 の内側寸法が、マツトレス支持部材の支台の構造に応じて異なるので、改装キッ トは、幅と長さと高さを調節できるように構成されている。この場合、減速歯車 付きモータ9を端部材またはベッド箱枠に設け、押し棒10をマツトレス支持部 材に枢着する構造でもよい。押し棒はラックの代わりに、ねじスピンドルとして 形成してもよい、このねじスピンドルには対応するスピンドルナツトが付設され ている。駆動装置の構造に応じて、スピンドルまたはスピンドルナツトが回転可 能であり、かつモータを介して駆動可能である。ヒンジレバーを介してマツトレ ス支持部材を軸受する場合には、押し棒はヒンジレバーの一つに作用してもよい (第7図の矢印37参照)。
第2図に示すように、端部材2.3の幅は、端部材を市販のベッド箱枠の最も狭 いものに装着できるように定められている。そのために、それぞれ角範囲におい て、多数の貫通孔11が端部材に設けられている。この貫通孔は立脚4の貫通孔 12と対応させて設けられている。これによって、端部材2,3に対して立脚4 の高さを適当にずらすことにより、自在軸受6によって決まる装置の縦中心軸線 の高さを、立脚底部に対してまたは既存のベッド箱枠lに対して調節することが できる。この場合、立脚4は同時に幅を調節することができる。この調節は、立 脚の外面をベッド箱枠1の内面に接触させ、挿入された部分をベッド箱枠1内で 側方へ摺動しないように固定することによって行われる。
図示実施例の場合に簡単なフレームとして形成したマツトレス支持部材は特に、 成形管によって作られている。この場合にも、幅と長さの必要な合わせを行うた めに、それぞれ角範囲に、アングル部材が連結部材として設けられている。この アングル部材は所定の間隔をおいて横孔14を備えている。このアングル部材は 端面側がそれぞれ、フレームを形成する縦梁15と横梁16内に挿入されている 。この縦梁と横梁は少なくとも2個の横孔を備えている。
連結部材13は要求される長さ寸法に対応して、必要な寸法が得られるまで、縦 梁15およびまたは横梁16に伸縮筒状に挿入される。そして、アングル部材1 3は例えばねじボルト17によって横梁16と縦梁15に固定連結される。縦支 材5は同様に、第1図に略示するように、支材部分に対して伸縮筒状に摺動可能 な連結部材18を備えている。
第4図には揺動駆動装置の配置構造と作用が略示しである。これについて詳しく 説明する。図示実施例の場合には、揺動駆動装置は減速歯車付き電気モータ9に よって形成されている。このモータの駆動軸はビニオン19を備えている。この ビニオンはラック10に噛み合っている。この場合、減速歯車付′きモータ9は 好ましくは、既存のベッド箱枠のできる大きな空間利用を達成するために、マツ トレス支持部材8の下面に設けられている。ラックとして形成された押し棒10 は付設の端部材2または3に枢着され、通常のごとく減速歯車付きモータ9に設 けた適当な保持器によってとニオン19に保合保持される。第4図は水平位置に ある装置を示している。
減速歯車付きモータ9の回転方向に応じて、マントレス支持部材8が水平に対し てそれぞれ上方または下方へ10°〜25°の角度だけ揺動可能である。
端部材2または3における押し棒10の枢着部は、荷重を感知する方向切り換え スイッチ20を備えている。このスイッチは、時計回りの負荷モーメントによる 荷重を押し棒10が受けたときに切り換えられるように形成され、それによって スイッチが入ると、マツトレス支持部材が反時計回りに上方へ揺動する。反時計 回りに作用する負荷モーメントによる荷重を押し棒10が受けると、回転方向が 方向切り換えスイッチ29を介して切り換えられ、それによってマツトレス支持 部材が時計回りに揺動する。
電気的な制御回路は更に、リミットスイッチを備えている。このリミットスイッ チは、その都度傾斜位置が達成されたときに、更にマツトレス支持部材が傾斜位 置から再び水平位置へ揺動して戻るときに、操作されてその都度減速歯車付きモ ータのスイッチを切る。そのために、3個のリミットスイッチが設けられている 。このリミットスイッチは好ましくは、無接触で作動するリミットスイッチとし て形成されている。これは普通のリミットスイッチと比べて、整備が不要で、か つ寝室内の避けられない塵埃発生による故障がないという利点がある。更に、カ プセルに入れたリミットスイッチを使用することができる。第4図には、3個の リミットスイッチ21.22.23が示しである。そのために、切り換え要素の 一部が一方の端部材に設けられ、付設の切り換え要素がマツトレス支持部材に設 けられている。この場合、普通の構造のリミットスイッチであるので、リミット スイッチは概略的に示しである。
第5図には、制御回路の枠の中での個々の切り換え要素の付設が概略的に示しで ある。適当に形成された制御回路24に、3個のリミットスイッチ21゜22. 23が次のように接続されている。すなわち、リミットスイッチによって決めら れた位置に達したときに各リミットスイッチがモータのスイッチを切るように接 続されている。しかし同時に、通常は、反対の方向へのモータの再始動を可能に する、制御回路の1個の所属のスイッチが操作される。
押し棒10の枢着部に設けた荷重を感知するスイッチ20は同様に制御回路に接 続され、次のように切り換えられる。すなわち、眠っている人のその都度の位置 に依存して変化し得る、マツトレス支持部材の負荷によって定められた荷重モー メントに応じて、モータ9にスイッチが入れられるや否や、荷重モーメントと反 対方向ヘモータが回転するように切り換えられる。
この場合、モータはスイッチ25、特に押しボタンスイッチで運転を開始するこ とが可能である。図示の実施例の場合には更に、例えば小型のマイクロホンの形 をした電気音響センサ26が設けられている。このマイクロホンは測定回路27 に接続されている。測定回路の信号出力は制御回路24に伝えられる。この場合 、測定回路27は、電気音響センサによって所定の音量を超える音がとらえられ るときに、切り換え信号を発生するように形成されている。
しかし、所定の周波数およびまたは所定の音量の騒音が電気音響センサ26によ ってとらえられるときにのみ、制御信号を発するように、測定回路を設計するこ とが好ましい。いびきの音が非常に低い周波数を有するので、この周波数帯を濾 過し、残りのすべの音が制御信号を発しないようにすることができる。
同様に適当な回路装置を介して制御回路24に接続されている機械的または電気 的な短時間自動タイマーにより、例えば5〜1o分間の所定の時間経過後、マツ トレス支持部材を傾斜位置から再び水平位置へ揺動させて戻すことができる。そ れによって、横向きの姿勢で眠っている人を妨害しないでそのまま続けて眠らせ ることができる。これは次のような理由から重要である。すなわち、長い時間に わたって傾斜位置にマント1/ス支持部材を保持すると、普通でない姿勢のため 、およびマツトレス上にリラックスして横たわっている体が′°上下方”転がる 傾向があるため、眠りが中断されるので重要である。しかし、短時間の場合には 筋肉反応で眠りの深さが浅くなるだけである。
マツトレス支持部材にリミットスイッチを付設するために、リミットスイッチは 駆動機構に一体化してもよい。その都度の傾斜位置は、駆動モータに対する押し 棒またはラックの位置によってもとらえることができる。
第6図の部分図に示すように、動かぬように櫛状に配置された保持要素3oの形 状に対応して、すのことして形成されたマツトレス支持部材の両縦縁部を付設す ることができる。個々の保持要素3oは下側から、各々2本の細い板31の間の 空間内に突出し、マツトレス支持部材が水平位置にある場合には、保持要素の上 端部は特に、すのこの載置面の幾分下方に位置している。
マツトレス支持部材8が第6図において破線で示すように揺動すると、その上に 載っているマツトレスの縁部は保持要素30によって元の高さに保持される。従 って、マツトレスはその縁範囲が容易に樋状に変形する。そのとき、縁範囲がマ ツトレスの載置面に対してやや上方に曲がるので、横向き姿勢の体が充分に支持 される。これにより、眠っている人にとって揺動位置で、ベッドから落ちる心配 が無くなる。
第6図から判るように、運動を逆に行うことができる。特にすのこの場合には、 保持要素30は、すのこを普通のようにベッド箱枠に入れ、保持要素を駆動装置 に連結することを可能にする。それによって、制御装置の応答時に、保持要素は マツトレスの縁側を持ち上げる。柔らかいマツトレスの場合には、体の姿勢を変 更するようマツトレスの充分に広い範囲を傾斜させるために、適当な強度の支持 部材を設けなければならない。この支持部材は他方の縦方向側面にまたはその近 くに枢着することが好ましい。
この支持部材はすのこの細い板によって形成してもよい。この場合、細い個々の 板は枠の一方と他方の縦梁に交互に枢着保持されている。他端はそれぞれ他方の 縦方向側面の範囲において、持ち上げおよび揺動可能な保持要素に支持されてい る。この場合、保持要素は中間空間を通過しない。各々の縦方向側面上の保持要 素30には、それぞれ駆動装置が付設されている。この駆動装置は例えば、前述 の構造の押し棒駆動装置によって形成可能である。この場合にも、制御回路内の 対応する荷重感知センサにより、°“正しい”側、すなわち大きな重量の載って いる側が上方へ揺動させられるようにしなければならない。
マツトレス支持部材が異なるように形成されている・場合には、保持要素の通過 を可能にする適当な切、 り欠きを設けなければならない。保持要素は、マツト レス支持部材の自由な揺動に悪影響を与えないように、しかもマツトレスの縁部 を確実に保持するように、配置しなければならない。
負傷を防ぐために、上方へ揺動可能なマツトレス支持部材8の部分には、下向き の被覆スカート38が周囲に配置されている。マツトレス支持部材の縁部がベッ ド箱枠1の端縁39を越えて上方に揺動しても、不意に手を挟む隙間が形成され ない。
第1図に示すように、ジャーナルを介してマツトレス支持部材を揺動軸受する場 合には、被覆スカート38は硬い材料、例えば合成樹脂から作ることができる。
ヒンジレバーを介して揺動軸受する場合には、端面側の縁部にのみ、硬い成形品 を配置することができる。なぜなら、揺動運動が水平方向摺動成分を含んでいる からである。その際、被覆スカートとしては縦縁部が曲がりやすい材料からなる もの、例えば充分にぴんと張ったブラインド状の繊維スカートを設けることがで きる。
第7図に示すように、例えば垂直方向に向いた押し棒の形をした駆動装置9を、 常に横桁32に作用させることができる。この横桁には保持要素30が連結され ている。保持要素には、すのこの細い板31が交互に支持されているので、制御 装置による制御に応じて、図示のように細い板の一方の半部が右側へ、そして他 方の半部が左側へ持ち上げ揺動可能である。フレーム8はベッド箱枠1に動かぬ よう載っている。
個々の細い板の代わりに、フレーム8全体を右側または左側へ持ち上げて揺動さ せることができる。
この場合、駆動装置の押し棒を同時のフレームの立脚として設けることができる 。横桁32は揺動駆動装置によって昇降させることが可能である。
\Dさ\ へ 国際調査報告 国際調査報告 5,8.。。84゜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ほぼ平らな寝床面を有するマットレス支持部材(8)が少なくとも1本の縦 軸の回りに揺動可能に形成され、かつ特に電気モータ式の揺動駆動装置(9)に 連結され、この駆動装置が制御回路(24)を介して給電部に接続されている、 いびきに影響を与えるためのベッドにおいて、傾斜位置または水平位置に達した ときにその都度駆動装置(9)のスイッチを切る特に無接触作動のリミットスイ ッチ(21,22,23)がマットレス支持部材(8)に付設されていることを 特徴とするベッド。 2.マットレス支持部材が少なくとも1本の縦軸、特に中央縦軸の回りに水平姿 勢から揺動可能に軸受されている、請求の範囲第1項記載のベッドにおいて、荷 重を感知する、駆動装置(9)用の方向切り換えスイッチ(20)が設けられ、 この方向切り換えスイッチが、マットレス支持部材(8)上の片側の荷重によっ て決定された負荷モーメントに抗して、水平姿勢から出発する揺動運動の方向を その都度制御することを特徴とするベッド。 3.揺動駆動装置として、減速歯車付き電気モータ(9)が設けられ、このモー タが押し棒(10)に作用し、この押し棒がマットレス支持部材に連結されてい ることを特徴とする、請求の範囲第1項または第2項記載のベッド。 4.減速歯車付きモータ(9)がマットレス支持部材(8)の端面倒下方におい て、揺動軸から離して設けられていることを特徴とする、請求の範囲第1項、第 2項または第3項記載のベッド。 5.特に、マットレス支持部材(8)が中央縦軸の回りに揺動可能に軸受されて いる場合に、押し棒(10)が、負荷モーメントの方向に設けられた、制御回路 (24)の負荷を感知する方向切り換えスイッチ(20)に連結されていること を特徴とする、請求の範囲第4項記載のベッド。 6.短時間自動タイマー(28)が設けられ、このタイマーが揺動駆動装置の制 御回路(24)に接続され、マットレス支持部材(8)が水平位置から傾斜位置 へ揺動するときに、タイマーが切り換えられ、所定の時間経過後に、タイマーが 水平位置に戻す方向に揺動駆動装置を切り換えることを特徴とする、請求の範囲 第1項から第5項までのいずれか一つに記載のベッド。 7.電気音響センサ(26)が制御回路(24)に接続され、いびきの音によっ て揺動駆動装置のスイッチを入れることを特徴とする、請求の範囲第1項から第 6項までのいずれか一つに記載のベッド。 8.マットレス支持部材(8)の両縦方向側面に、マットレスの縁部のための動 かぬ保持要素(30)が設けられていることを特徴とする、請求の範囲第1項か ら第7項までのいずれか一つに記載のベッド。 9.マットレス支持部材が公知のごとく、すのことして形成され、このすのこが 縦軸に対して横方向に互いに間隔をおいて設けられた細い板を備え、マットレス 支持部材(8)の縦縁部に付設された保持要素(30)がベッドに設けられ、こ の保持要素がそれぞれ、2本の細い板(31)の間の中間室内に下側から挿入さ れ、マットレス支持部材(8)が水平位置にあるときに、保持要素の上端がほぼ すのこの平面内にあることを特徴とする、請求の範囲第1項から第8項までのい ずれか一つに記載のベッド。 10.既存のベッドのための改装キットの形をした、いびきをかく人向けのベッ ド、特に請求の範囲第1項から第9項までのいずれか一つに記載のベッドにおい て、2本の端部材(2,3)が設けられ、この端部材がそれぞれマットレス支持 部材(8)のための自在軸受(6)を備え、かつ高さ調節可能な立脚(4)を備 えていることを特徴とするベッド。 11.両端部材(2,3)が少なくとも一本の縦支材(5)を介して互いに連結 されていることを特徴とする、請求の範囲第10項記載のベッド。 12.縦支材(5)がそれぞれ自在軸受(6)の下方で端部材(2,3)に連結 されていることを特徴とする、請求の範囲第10項または第11項記載のベッド 。 13.縦支材(5)がその長さを変更できるように形成されていることを特徴と する、請求の範囲第11項または第12項記載のベッド。 14.マットレス支持部材(8)がフレームを備え、このフレームの縦梁(15 )と横梁(16)が長さを変更可能に形成されていることを特徴とする、請求の 範囲第10項から第13項まそのいずれか一つに記載のベッド。 15.縦梁(15)と横梁(16)が管状成形品として形成され、縦梁(15) と横梁(16)が、伸縮筒状に挿入可能で取り外し可能な連結部材(13)を介 して互いに固定連結されていることを特徴とする、請求の範囲第10項から第1 4項までのいずれか一つに記載のベッド。 16.横梁(16)の少なくとも長さ調節のために、横梁(16)に伸縮筒状に 挿入可能でありかつ角範囲を形成するアングル部材(13)が設けられているこ とを特徴とする、請求の範囲第15項記載のベッド。 17.端部材(2,3)が、その幅、特に立脚(4)の幅方向間隔を変更可能に 形成されていることを特徴とする、請求の範囲第10項から第16項までのいず れか一つに記載のベッド。 18.マットレス支持部材(8)を形成するフレームがすのこを備え、このすの こが保持手段を介してフレームに連結されていることを特徴とする、請求の範囲 第10項から第17項までのいずれか一つに記載のベッド。 19.自在軸受(6)として、心合せ軸受が端部材(2,3)に設けられ、この 軸受に、マットレス支持部材(8)に連結可能なジャーナル(7)が軸受されて いることを特徴とする、請求の範囲第10項から第18項までのいずれか一つに 記載のベッド。 20.ジャーナル(7)によって形成された揺動軸がマットレス支持部材(8) の縦中心軸内にあることを特徴とする、請求の範囲第10項から第19項までの いずれか一つに記載のベッド。 21.ジャーナルによって形成された、マットレス支持部材(8)の揺動軸が、 マットレス支持部材(8)の縦中心軸に対して平行にかつ側方へ離して設けられ ていることを特徴とする、請求の範囲第10項から第19項までのいずれか一つ に記載のベッド。 22.マットレス支持部材(8)が、揺動時に水平平面から突出する範囲の縁部 に、下方へ向かってベッド箱枠(1)内に達する被覆スカート(38)を備えて いることを特徴とする、請求の範囲第1項から第21項までのいずれか一つに記 載のベッド。
JP1507761A 1988-08-17 1989-07-19 いびきをかく人向けのベッド Pending JPH03500729A (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3827878.2 1988-08-17
DE3827878 1988-08-17
DE3831699.4 1988-09-17
DE3831699 1988-09-17
DE3836292A DE3836292A1 (de) 1988-08-17 1988-10-25 Bett fuer schnarcher
DE3836292.9 1988-10-25

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03500729A true JPH03500729A (ja) 1991-02-21

Family

ID=27198119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1507761A Pending JPH03500729A (ja) 1988-08-17 1989-07-19 いびきをかく人向けのベッド

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5042097A (ja)
EP (1) EP0355397A1 (ja)
JP (1) JPH03500729A (ja)
AU (1) AU3978889A (ja)
DE (1) DE3836292A1 (ja)
DK (1) DK94590D0 (ja)
WO (1) WO1990001912A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002300938A (ja) * 2001-04-06 2002-10-15 Kazuo Oba いびき防止用安眠ベッド
JP2003010259A (ja) * 2001-07-03 2003-01-14 Kazuo Oba いびき防止用安眠ベッド

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5688664A (en) * 1990-12-07 1997-11-18 British Bio-Technology Ltd. Thrombin activatable plasminogen analogues
US5301661A (en) * 1991-07-09 1994-04-12 Lloyd Bruce C Rotary motion bed apparatus
US5410768A (en) * 1993-01-21 1995-05-02 Manson; Lewis A. Method and apparatus useful for the maintenance of blood circulation
WO2001032112A1 (en) * 1999-11-04 2001-05-10 Paulus Stephanus Botha Anti-snoring device
US7568247B2 (en) * 2002-12-26 2009-08-04 Gendron, Inc. Bariatric patient management system
US7281284B2 (en) 2005-10-31 2007-10-16 Sims Jr Dewey M Variable motion rocking bed
US8782827B2 (en) 2006-06-05 2014-07-22 Richard Shane Infant soothing device having an actuator
US11583103B2 (en) 2006-06-05 2023-02-21 Richard Shane Infant soothing device and method
US7513003B2 (en) * 2006-11-14 2009-04-07 L & P Property Management Company Anti-snore bed having inflatable members
US7522062B2 (en) * 2006-12-29 2009-04-21 L&P Property Managment Company Anti-snore bedding having adjustable portions
KR100854062B1 (ko) * 2007-01-17 2008-08-26 바이오슬립메드 주식회사 코골이 방지 장치 및 이를 이용한 코골이 방지 방법
US8410942B2 (en) * 2009-05-29 2013-04-02 L&P Property Management Company Systems and methods to adjust an adjustable bed
EP2263620A1 (en) * 2009-06-16 2010-12-22 Koninklijke Philips Electronics N.V. Snoring reduction apparatus
GB0911005D0 (en) * 2009-06-25 2009-08-12 Gnjatovic Ljubomir Bed systems
TW201300092A (zh) 2011-06-27 2013-01-01 Seda Chemical Products Co Ltd 自動化止鼾床具系統
US8832887B2 (en) 2012-08-20 2014-09-16 L&P Property Management Company Anti-snore bed having inflatable members
BE1021385B1 (nl) * 2013-04-03 2015-11-12 Osmana, Besloten Vennootschap Met Beperkte Aansprakelijkheid Inrichting voor het veranderen van de hoek van minimaal een deel van een slaapoppervlak en werkwijze om snurken door een persoon te verminderen
DE102013006180B3 (de) * 2013-04-10 2014-07-03 Aissa Zouhri Vorrichtung zur Unterdrückung von Schnarchgeräuschen
CN105963065B (zh) * 2016-07-15 2018-08-24 北京博智卓康科技有限公司 一种抑制鼾声的床

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3056145A (en) * 1962-10-02 mckinley etal
DE8200020U1 (de) * 1982-05-19 Wittmer, geb. Wönnemann, Ilse, 5600 Wuppertal Krankenbett
GB380477A (en) * 1930-06-20 1932-09-12 Joseph Hubertus Pilates Improvements in beds or couches
US2433548A (en) * 1945-08-31 1947-12-30 Ecks John Exerciser
CH269940A (de) * 1949-05-21 1950-07-31 Bischoff Gustav Wiegenbett mit automatischem Antrieb.
DE1837239U (de) * 1959-02-06 1961-09-07 Gerhard Lohs Liege.
DE1151347B (de) * 1960-10-24 1963-07-11 Emil Anders Verfahren und Vorrichtung zur Unterbrechung des Schnarchens
US3089130A (en) * 1962-02-02 1963-05-07 George J Wilson Snore alarm
DE1198005B (de) * 1964-01-17 1965-08-05 Elia Mielnik Geraet zur Schnarchverhinderung
US3590812A (en) * 1969-01-30 1971-07-06 Alvin Charles Larson Therapeutic table for relaxation and attitude therapy
GB1350915A (en) * 1970-08-06 1974-04-24 Seng K C Beds
CA1021502A (en) * 1976-03-16 1977-11-29 Gim Wong Automatic baby crib rocker
GB1554107A (en) * 1976-07-27 1979-10-17 Steeper Ltd H Rocking bed
DE2636746C3 (de) * 1976-08-14 1979-07-26 Maleski-Mayska Geb. Baecker, Hannegret, 4050 Moenchengladbach Einrichtung zum Ausgleichen von Strukturschädigungen
US4114209A (en) * 1977-05-31 1978-09-19 Sandlin Joseph P Tilting attachment for a bed
US4175550A (en) * 1978-03-27 1979-11-27 Leininger James R Therapeutic bed
WO1986003663A1 (en) * 1984-12-18 1986-07-03 Menzel-Leuchten Gmbh & Co Kg Mattress for beds
US4776047A (en) * 1985-05-07 1988-10-11 Med Bed Technologies, Inc. Multiple function invalid bed arrangement
DE3723306A1 (de) * 1987-06-09 1988-12-22 Linda Fuchs Bett fuer schnarcher

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002300938A (ja) * 2001-04-06 2002-10-15 Kazuo Oba いびき防止用安眠ベッド
JP2003010259A (ja) * 2001-07-03 2003-01-14 Kazuo Oba いびき防止用安眠ベッド

Also Published As

Publication number Publication date
AU3978889A (en) 1990-03-23
US5042097A (en) 1991-08-27
EP0355397A1 (de) 1990-02-28
DK94590A (da) 1990-04-17
DK94590D0 (da) 1990-04-17
DE3836292A1 (de) 1990-02-22
WO1990001912A1 (de) 1990-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03500729A (ja) いびきをかく人向けのベッド
US4183109A (en) Sectional bed
US7134158B2 (en) Portable, adjustable, inflatable bed
US8789220B2 (en) Powered rocking bed device
US8707477B1 (en) Powered rocking bed device
US3608103A (en) Device for use with a bed
US6216295B1 (en) Adjustable bed
US6685605B1 (en) Exercise apparatus for the limbs and joints
JP2001112582A (ja) ベッド
KR100661870B1 (ko) 밀림방지구조를 갖는 각도 조절식 환자용 침대
CN208989431U (zh) 一种可升降折起的病床
JP4965946B2 (ja) ベッド
KR200483182Y1 (ko) 전동식 목재 침대
CN2376286Y (zh) 一种多功能医用床
JP3610451B2 (ja) ベッド
CN112076045A (zh) 具有翻身功能的护理床
JP3022761U (ja) 寝返りベッド
JP2003245313A (ja) 身体位置変換形寝台装置
KR200346120Y1 (ko) 각도가 조절되는 침대
CN2737339Y (zh) 病床方便器
JPH07303674A (ja) 床ずれ防止用ベッド
CN209285973U (zh) 一种多功能护理床
KR200307360Y1 (ko) 다기능 침대
JP2006000233A (ja) 介護用ベッド
JPH0742425Y2 (ja) 介護用ベッド